JP6803279B2 - 車載装置、地図更新システム - Google Patents

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Description

本発明は、車載装置、および地図更新システムに関する。
カーナビゲーションシステム(以降、カーナビ)は、ストレージに格納された地図データを参照してドライバーに案内情報を提供する装置である。カーナビが最新の地図データを参照して案内を行うためには、スマートフォンや通信ユニット等を介してカーナビと地図配信サーバを接続し、通信経由で最新の地図データを配信できることが望ましい。そのため、通信データ量を削減するための技術が考案されている。
特許文献1には、地図データベースの差分更新用の更新データファイルを区画毎にバージョン管理すると共に、区画毎に各バージョンの前記更新データファイルを格納する更新用地図データベースと、前記ナビゲーション装置からの更新要求に基づき、差分更新を行う区画である要求更新区画を抽出し、当該要求更新区画のそれぞれについて前記ナビゲーション装置へ供給する最新バージョンまでの前記更新データファイルを抽出する要求更新データ抽出手段と、全ての前記要求更新区画を最新バージョンまで更新した場合に、隣接する区画間の道路ネットワークの繋がりを保障するために更新する必要がある区画である保障更新区画を抽出すると共に、当該保障更新区画のそれぞれについて、前記道路ネットワークの繋がりを保障するために更新する必要があるバージョンである更新保障バージョンまでの前記更新データファイルを抽出する保障更新データ抽出手段と、前記要求更新データ抽出手段により抽出された前記要求更新区画のそれぞれについての最新バージョンまでの全ての前記更新データファイルを、前記要求更新区画毎に1つに統合して1回の差分更新用のデータファイルとした要求更新用統合データファイルを生成すると共に、前記保障更新データ抽出手段により抽出された前記保障更新区画のそれぞれについての前記更新保障バージョンまでの前記更新データファイルを、前記保障更新区画毎に1つに統合して1回の差分更新用のデータファイルとした保障更新用統合データファイルを生成する統合データ生成手段と、前記統合データ生成手段により生成された前記要求更新用統合データファイル及び前記保障更新用統合データファイルを前記ナビゲーション装置に供給する統合データ供給手段と、を備える地図更新データ供給装置が開示されている。
特開2011−158339号公報
特許文献1に記載されている発明では、地図の更新が完了するまえに地図を使用することが考慮されていない。
本発明の第1の態様による車載装置は、区画ごとに区切られた少なくとも画面表示に用いられる地図情報が格納される記憶部と、前記地図情報を用いて画面情報を生成する地図描画部と、前記区画における前記地図情報の更新前後での差異の大きさを差異評価値として算出する差異検出部と、前記差異評価値の大きさに基づき前記区画の順番を決定して前記記憶部に格納される前記地図情報を前記区画ごとに更新する地図更新部とを備える。
本発明の第2の態様による地図更新システムは、車両に搭載されるナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装置に情報を配信する配信サーバとを備える地図更新システムであって、前記ナビゲーション装置は、区画ごとに区切られた少なくとも画面表示に用いられる地図情報が格納される現行地図記憶部と、前記地図情報を用いて画面情報を生成する地図描画部と、前記現行地図記憶部に格納される前記地図情報を前記区画ごとに更新する地図更新部とを備え、前記配信サーバは、前記地図情報を更新するための最新地図情報が格納される最新地図記憶部を備え、前記地図更新部が前記地図情報を更新する際の前記区画の順番は、前記地図情報の更新前後での差異の大きさを示す差異評価値に基づき決定される。
本発明によれば、更新前後での差異が大きい区画から先に地図データを更新することによって、更新が完了する前に画面情報を生成する際に更新が完了していない影響を低減することができる。
第1の実施の形態の地図更新システム1の概要を示す図 ナビゲーション装置100の構成図 地図配信サーバ200の構成図 第一の主要地図データ500、および第一の経路計算データ700に含まれる情報を示す概念図 第一の主要地図データ500および第一の経路計算データの構成を示す図 第二の主要地図データ600、および第二の経路計算データ800の収録内容を説明する図 第二の主要地図データ600および第二の経路計算データ800の構成を示す図 バージョン管理テーブル900の構成を示す図 経路データ410の一例を示す図 表示部103に表示される地図を説明する図 ナビゲーション装置100の起動時における動作シーケンス図 ナビゲーション動作の全体シーケンスを示す図 差異検出部150の差異検出処理を示すフローチャート 差異データ420の算出過程を示す図 第1の実施の形態における主要地図データ更新部170による主要地図データのバックグラウンド更新処理を示すフローチャート 地図描画部120の動作を示すフローチャート 変形例3における主要地図データ更新部170による主要地図データのバックグラウンド更新処理を示すフローチャート 第2の実施の形態における地図更新システム1Aの全体構成図 第2の実施の形態におけるナビゲーション装置100Aの構成図 第2の実施の形態における地図配信サーバ200Aの構成図 第2の実施の形態におけるバージョン管理テーブル910の構成を示す図 地図配信サーバ200Aの動作シーケンス図 第3の実施の形態における第一の経路計算データ700Aの一例を示す図
―第1の実施の形態―
以下、図1〜図16を参照して、地図更新システムの第1の実施の形態を説明する。
図1は、第1の実施の形態の地図更新システム1の概要を示す図である。地図更新システム1は、ナビゲーション装置100、および地図配信サーバ200を備え、両者が通信網300を介して接続されている。本実施の形態では、ナビゲーション装置100を操作する者を「ユーザ」と呼ぶ。ナビゲーション装置100は、車両に搭載されるカーナビゲーション装置であり、ユーザの操作に基づき目的地までの走行経路を後述する表示部に表示する。またナビゲーション装置100が搭載される車両を「自車両」または「自車」と呼ぶ。図1ではナビゲーション装置100は1台しか表示されていないが、地図配信サーバ200は複数のナビゲーション装置100と接続可能である。ただし地図配信サーバ200はいずれのナビゲーション装置100に対しても同様に処理を行うので、本実施の形態では1台のナビゲーション装置100が接続されている場合を説明する。
ナビゲーション装置100は、目的地までの走行経路を算出し所定範囲の地図、特に自車両の周辺の地図を描画して後述する表示部に表示する。走行経路の算出に用いる経路計算データおよび地図の描画に用いられる主要地図データは、地図配信サーバ200から配信される情報により更新される。すなわち同一種類のデータに新旧が存在するため便宜的に「第一の」、「第二の」を付加して区別する。すなわちナビゲーション装置100は第一の主要地図データ500と第一の経路計算データ700とを備え、地図配信サーバ200は第二の主要地図データ600と第二の経路計算データ800とを備える。以下では第一の主要地図データ500と第二の主要地図データ600とをまとめて主要地図データ56と呼ぶ。以下では第一の経路計算データ700および第二の経路計算データ800をまとめて経路計算データ78と呼ぶ。
主要地図データ56および経路計算データ78はいずれも所定の区画に分割されており、本実施の形態ではそれぞれの区画は地理的に一致する。第一の主要地図データ500は分割データ510、520、530などから構成され、第一の経路計算データ700は分割データ710,720,730などから構成され、第二の主要地図データ600は分割データ610、620、630などから構成され、第二の経路計算データ800は分割データ810、820、830などから構成される。このとき、分割データ510、分割データ610、分割データ710、分割データ810には同一の地理的範囲の情報が格納される。また、分割データ510は分割データ610により更新され、分割データ710は分割データ810により更新される。
第一の主要地図データ500および第二の主要地図データ600は、走行経路の地図を表示するためなどに用いられるデータである。第二の主要地図データ600の方が第一の主要地図データ500よりも最新の情報を反映している。そのため第一の主要地図データ500が第二の主要地図データ600に上書きされることによりナビゲーション装置100の主要地図データが更新される。また、後述するように主要地図データは区画ごとに個別に更新される。
第一の経路計算データ700および第二の経路計算データ800は経路の計算などに用いられるデータである。第二の経路計算データ800の方が第一の経路計算データ700よりも最新の情報を反映している。そのため第一の経路計算データ700が第二の経路計算データ800に上書きされることによりナビゲーション装置100の経路計算データが更新される。ただし経路計算データは区画ごとの更新はされず一括して更新される。
主要地図データ56および経路計算データ78はいずれも所定の区画に分割されており、本実施の形態ではそれぞれの区画は地理的に一致する。具体的には、第一の主要地図データ500の分割データ510、第一の経路計算データ700の分割データ710、第二の主要地図データ600の分割データ610、および第二の経路計算データ800の分割データ810には同一の地理的範囲に関する情報が格納される。たとえば図1に示すように地図配信サーバ200からナビゲーション装置100に第二の主要地図データ600の分割データ630が送信されると、第一の主要地図データ500の分割データ530が更新される。ただし前述のとおり経路計算データ78は区画ごとではなく全体が一括して更新される。
図2は、ナビゲーション装置100の構成図である。ナビゲーション装置100は、ナビゲーションに関する一連の処理を実行するナビ制御部101、第一の経路計算データ700、第一の主要地図データ500、およびバージョン管理テーブル900を格納しているナビ記憶部102、ナビゲーション画面を表示してユーザに提示する表示部103、ユーザによる目的地等の入力を受け付ける操作部104、地図配信サーバ200と通信を行うためのナビ通信部105、自車位置を推定する自車位置推定部110、および自車位置周辺の地図等を描画する地図描画部120を備える。ナビゲーション装置100はさらに、自車周辺の情報や経路沿いの情報を案内する誘導部130、自車位置から目的地までの経路を計算して経路データ410を出力する経路計算部140、経路データ410と第一の主要地図データ500を比較して差異を検出する差異検出部150、地図配信サーバ200から第二の経路計算データ800を取得してナビ記憶部102に保存する経路計算データ更新部160、地図配信サーバ200から第二の主要地図データ600を区画単位で取得してナビ記憶部102に保存する主要地図データ更新部170を備える。
ナビ制御部101は、不図示のCPU,ROM,およびRAMを備え、CPUがROMに格納されたプログラムをRAMに展開して実行することにより後述する動作を実現する。ナビ記憶部102は不揮発性で書き換え可能な記憶領域、たとえばフラッシュメモリやハードディスクである。表示部103は、たとえば液晶ディスプレイである。操作部104はたとえば複数のボタンである。ただし表示部103と操作部104がタッチパネルとして一体に構成されてもよい。自車位置推定部110、地図描画部120、誘導部130、経路計算部140、差異検出部150、経路計算データ更新部160、主要地図データ更新部170は、専用のハードウェアとして実現する構成としても良いし、ナビ制御部101が実行するソフトウェアモジュールとして実現する構成としても良い。
バージョン管理テーブル900について詳しくは後述するが、主要地図データ56および経路計算データ78は、更新管理のためにバージョン情報を用いており、バージョン管理テーブル900には第一の主要地図データ500および第一の経路計算データ700のバージョン番号が格納される。主要地図データ56および経路計算データ78は密接に関連しており、両者のバージョン番号はリンクしている。たとえば、更新前の第一の主要地図データ500および第一の経路計算データ700のバージョンはともに「1」であり、両者の更新がすべて完了すると両者のバージョンはともに「2」となる。
図3は、地図配信サーバ200の構成図である。地図配信サーバ200は、地図データを配信する一連の処理を行うサーバ制御部201、第二の経路計算データ800、第二の主要地図データ600を格納しているサーバ記憶部202、ナビゲーション装置100と通信を行うためのサーバ通信部203、第二の経路計算データ800をナビゲーション装置100に配信する経路計算データ配信部260、第二の主要地図データを区画単位でナビゲーション装置100に配信する主要地図データ配信部270とを備える。
サーバ制御部201は、不図示のCPU,ROM,およびRAMを備え、CPUがROMに格納されたプログラムをRAMに展開して実行することにより後述する動作を実現する。サーバ記憶部202は不揮発性で書き換え可能な記憶領域、たとえばフラッシュメモリやハードディスクである。経路計算データ配信部260、および主要地図データ配信部270は、専用のハードウェアとして実現する構成としても良いし、サーバ制御部201が実行するソフトウェアモジュールとして実現する構成としても良い。
図4は、ナビゲーション装置100に格納されている第一の主要地図データ500、および第一の経路計算データ700に含まれる情報を示す概念図である。なおこれらに対応するデータ構成は後述する図5を用いて説明する。図4は、第一の主要地図データ500および第一の経路計算データ700を構成する3つの区画T1〜T3を示しており、いずれの地図データであるかを示すために「M」と「C」を付加して区別している。すなわち図4は、第一の主要地図データ500に含まれる3つの区画T1M510、T2M520、T3M530、および第一の経路計算データ700を構成する3つの区画T1C710、T2C720、T3C730を示している。図示している内容のうち、実線はリンクを示し、黒丸はノードを示し、白丸は補間点を示している。ここでノードとは属性情報を含む点データであり、同一バージョンの主要地図データ56と経路計算データ78の場合、一方のデータに存在するノードは他方のデータにも存在する。
図4においてノードの上に記載している符号はそのノードを識別する名称であり、区画名に区画内での通し番号を付加している。なお本実施の形態では、区画の境界に存在するノードは右側の区画に属することとする。一方、補間点とは、座標のみを含む点データであり、道路の形状(曲線等)を示すために使用されるものである。主要地図データ56には、地図の描画や自車位置の推定を行うために補間点が収録されている。一方、経路計算データ78には、経路計算を行ううえで道路の形状は必ずしも必須ではないため、補間点は収録されていない。
図5は、図4に示した第一の主要地図データ500および第一の経路計算データの構成を示す図である。第一の主要地図データ500には、区画ごとのリンクの情報が格納される。例えば区画T1Mのデータ510は、区画T1Mには1本のリンク、すなわちリンク1のみが含まれることを示している。各リンクは、始点ノード、終点ノード、属性、および連続する複数の補間点の情報を含む。始点ノードおよび終点ノードは、ノードの名称、および座標を格納している。座標は「(X座標、Y座標)」の形式で表記している。座標の値は、たとえば区画の左下座標を(0,0)とし、区画の右上の座標は(2048、2048)とする。
属性とは、リンクに対応する道路の制限速度や、その道路に関して案内すべき情報、たとえば、分岐路の行先を示す文字や音声の情報、道路に掲示されている案内標識の画像などである。第一の主要地図データ500を構成する各リンクの属性は、本実施例の説明においては不要であるため省略している。補間点は、前述したようにリンクの形状を示すための座標である。区画T1のリンク1の形状は、始点ノードの座標(0、1050)、補間点(780、800)、補間点(1510、700)、終点ノードの座標(0、770)で示される折線となる。ただし終点ノードは隣接する区画T2Mの座標なので、区画T1Mの座標では(2048,770)に相当する。
第一の経路計算データ700には、区画ごとのノードの情報が格納される。例えば区画T1のデータ710は、区画T1には1つのノード、すなわちノードT1C1のみが含まれることを示している。各ノードは、ノードの区画内の座標および一以上の隣接ノードの情報を含む。ノードの座標の表記およびその定義は前述のとおりである。
隣接ノードは、そのノードから到達可能な隣のノードを示すものである。区画T1CのノードT1C1の場合、区画T2CのノードT2C1に接続していることを示している。なお、最短経路の計算を行うためには隣接ノードに到達するためのコストも経路計算データに含むが、本実施例を説明する上では不要なため省略している。ここでいうコストとは、通常、移動時間等を考慮して決められるものである。
図6は、地図配信サーバ200に格納されている第二の主要地図データ600、および第二の経路計算データ800の収録内容を説明する図である。ノードやリンク等、図の記載内容については、図4において説明した内容と同様であるため省略する。図4に記載した第一の主要地図データ500と比較して、区画T2Mにおいてノードが追加されるとともに道路が図示下側にずれている。そしてこの影響によりノードT3M1の座標が(0,680)から(0,390)に変更されている。また区画T3MにはノードT3M2から図示上方に延びる道路が追加されている。主要地図データの変化に応じて、第二の経路計算データ800も図4に示した第一の経路計算データ700から変化している。
図7は、図6に示した第二の主要地図データ600および第二の経路計算データ800の構成を示す図である。第二の主要地図データ600と第二の経路計算データ800の構成については、図5において説明した内容と同様であるため省略する。格納情報についても基本的に図6で説明した内容と同様であるため省略するが、区画T3Cのリンク1には、属性として「行き先看板」が設定される。この「行き先看板」は、リンク1の終点ノードが示す交差点に分岐後の行き先を記載した看板が存在することを意味し、図7では示していないがその看板が示す情報、たとえば看板の画像情報もあわせて格納される。
図8は、ナビゲーション装置100に格納されているバージョン管理テーブル900の構成を示す図である。バージョン管理テーブル900には、第一の主要地図データ500の各区画のバージョン番号および第一の経路計算データ700のバージョン番号が格納される。バージョン管理テーブル900は複数のレコードから構成され、各レコードはデータ種別901、区画902、バージョン903のフィールドから構成される。バージョン管理テーブル900を構成するレコードは、第一の経路計算データ700に対応する1つのレコードと、第一の主要地図データ500の各区画に対応する複数のレコードである。
たとえば第一の主要地図データ500が10の区画から構成される場合は、バージョン管理テーブル900は11のレコードを有する。区画902のフィールドには、データ種別901が経路計算データの場合は何も格納されず、データ種別902が主要地図データの場合は区画の名称が格納される。第一の経路計算データ700も複数の区画から構成されるが、第一の経路計算データ700は全ての区画が一度に更新されるので、区画ごとに管理する必要がないからである。バージョン903のフィールドには、バージョン番号が格納される。バージョン番号は、たとえば1から始まる数字であり数値が大きいほど新しいことを表す。バージョン管理テーブル900は、経路計算データ更新部160および主要地図データ更新部170により更新される。
(経路データ)
図9は、経路計算部140が生成する経路データ410の一例を示す図である。経路データ410は、区画411、ノード412、座標413から構成されている。経路データ410には、自車両が走行する経路を構成する各ノードを走行する順番で格納される。図9に示す例では経路の始まりが区画T1のノードT1C1、経路の終わりが区画T4のノードT4C1である経路を示している。
(画面表示)
図10を参照して、第一の主要地図データ500の一部が更新されていない状況において、地図描画部120により表示部103に表示される地図を説明する。地図描画部120は主に、第一の主要地図データ500を用いて道路の形状を描画し、経路データ410を用いて走行経路を描画する。以下に説明する例では、第一の主要地図データ500は区画T3Mのみが更新されており、第一の経路計算データ700は全区分の更新が完了している。換言すると、第一の主要地図データ500の区画T1Mおよび区画T2Mには図5に示した情報が格納され、第一の主要地図データ500の区画T3Mおよび第一の経路計算データ700の全体は図7に示した情報が格納された状態である。そして、通信や地図配信サーバ200の不具合により第一の主要地図データ500の更新が中断したまま自車両が走行した際に、以下のそれぞれの地点で表示される画面表示を説明する。なお第一の主要地図データ500の区画の更新順番を決定する手法は後に詳述する。
図10の上段は、上述した状況における第一の経路計算データ700、および走行経路を示す。前述のとおり、図10における第一の経路計算データ700は更新済みなので、図7に示した第二の主要地図データ600と同一である。図10の上段において太線が走行経路を示しており、図示左端のT1C1からT2C1,T2C2、・・、T3C2、T4C1へと走行する。図10の中段は上述した状況における第一の主要地図データ500を示す。前述のとおり、区画T1Mおよび区画T2Mには図5に示した情報が格納され、区画T3Mには図7に示した情報が格納される。また図10の中段における3つの四角は、表示部103への表示が行われた地点を示す。
図10の下段に示す画面103A〜103Cは、図10の中段に示す3つの地点において進行方向、すなわち図示右側の地図を示している。画面103Aには区画T1M内の道路が表示されており、前述のとおり更新がまだ行われていないので、地図描画部120は更新前の第一の主要地図データ500を用いて道路を描画し、経路データ410を用いて走行経路を描画する。地図描画部120は第一の主要地図データ500に含まれるリンクの補間点の情報を用いて道路の詳細な形状を描画する。また地図描画部120は、後述する手法により描画されている範囲内の第一の主要地図データ500に未更新の区画が含まれることを検出し、更新が行われている最中であることを示す表示、たとえば「更新中」という文字を表示する。
画面103Bには区画T2M内の道路が表示されている。地図描画部120は更新前の第一の主要地図データ500を用いて画面103Bの略中央を上下に結ぶ道路を描画する。また地図描画部120は、後述する理由により、経路データ410を用いて画面103Bの右上に延びる道路を追加し、追加した道路に経路を描画する。この追加された道路は、図10上段の区画T2CにおけるノードT2C2,T2C3,T3C1を結ぶ線分に相当する。追加された道路は形状点を用いずに描画しているので概形しか表されないが、車両の進行方向と画面103Bにおける進行方向を一致させることができるので、画面103Bにその道路が描画されることでユーザの利便性を高めることができる。さらに地図描画部120は、描画されている範囲内の第一の主要地図データ500に未更新の区画が含まれることを検出し、更新が行われている最中であることを示す表示、たとえば「更新中」という文字を表示する。
画面103Cには区画T3M内の道路が表示されている。地図描画部120は更新後の第一の主要地図データ500を用いて道路を描画し、さらに区画T3Mのリンク1の属性である行先看板を描画する。また地図描画部120は、経路データ410を用いて経路を描画する。区画T3Mの第一の主要地図データ500は更新の前後で大きく変化しているが、後述するように区画T1Mや区画T2Mに先駆けて更新されるので、区画T3Mは更新後のデータを用いて描画される。
(動作シーケンス)
図11は、ナビゲーション装置100の起動時における動作シーケンスを示した図である。ナビゲーション装置100は、自車両のイグニッションスイッチONなどにより起動すると、経路計算データ更新部160が地図配信サーバの経路計算データ配信部260に対して、経路計算データの更新があるか問合せを行う(ステップS1601)。具体的には、たとえば第一の経路計算データ700の現在のバージョン番号を送信する。この問い合わせを受けた経路計算データ配信部260は、バージョンが新しい第二の経路計算データ800がある場合、それをナビゲーション装置100に配信する(ステップS1602)。経路計算データ更新部160は、受信した第二の経路計算データ800をナビ記憶部102に書き込むことで第一の経路計算データ700を更新し、バージョン管理テーブル900における経路計算データのバージョンを更新する(ステップS1603)。
経路計算データ更新部160はその後、主要地図データ更新部170に対して、主要地図データの更新開始を指示する(ステップS1604)。この更新開始指示を受けて、主要地図データ更新部170は、地図配信サーバ200の主要地図データ配信部270に対して、主要地図データの更新があるか問合せを行う(ステップS1701)。次に、主要地図データ配信部270は、更新データ(第二の主要地図データ600)がある場合、ナビゲーションの実行に必要となる一部の区画、たとえばユーザの自宅が含まれる区画のデータをナビゲーション装置100に配信する(ステップS1702)。次に主要地図データ更新部170は、受信した第二の主要地図データ600をナビ記憶部102に書き込むことで第一の主要地図データ500を更新するとともに、バージョン管理テーブル900における更新した区画のバージョンを更新する(ステップS1703)。このようにナビゲーションの実行に必要となる最低限のデータを更新した後、ナビゲーション装置100は地図の描画を含むナビゲーション動作が実行可能となり、ユーザにより設定された目的地へのナビゲーション動作が開始される。
ナビゲーション動作と並行して、バックグラウンドで残りの主要地図データの更新処理(以下、「主要地図データのバックグラウンド更新」と呼ぶ)を継続する(ステップS1710)。後述するように、ナビゲーション動作は主要地図データの更新処理に影響を与える。ナビゲーション動作を図12を参照して説明し、主要地図データのバックグラウンド更新を図15を参照して説明する。なお目的地が設定されない場合も主要地図データの更新処理が継続される。
図12は、ナビゲーション動作の全体シーケンスを示す図である。図10を参照して説明したように、ナビゲーション動作が開始する前に第一の経路計算データ700の更新は完了している。ユーザがナビゲーション装置100の操作部104等を使用して目的地が設定すると、経路計算部140は、自車位置から目的地までの経路計算を行い、経路データ410を生成する(ステップS1401)。次に経路計算部140は、差異検出部150にステップS1401において生成した経路データ410を通知する(ステップS1402)。この通知を受けた差異検出部150は、通知された経路データ410と、第一の主要地図データ500とを比較して差異データ420を生成する(ステップS1403)。なお差異データ420を生成する処理は、後に図13を参照して詳細を説明する。
次に差異検出部150は、経路データ410と生成した差異データ420とを、自車位置推定部110、地図描画部120、誘導部130、および主要地図データ更新部170に通知する(ステップS1404)。なお主要地図データ更新部170は、後述するように差異検出部150からの通知の影響を受けるが、差異検出部150からの通知がなくてもバックグラウンド更新(ステップS1710)は行われる。
自車位置推定部110は自車位置を推定して地図描画部120および誘導部130に通知する(ステップS1102)。詳しくは後に図16を参照して説明するが、地図描画部120は通知された自車位置に応じて、画面に表示する地図を描画する(ステップS1103)。誘導部130は、自車位置において案内すべき情報、たとえば右折する交差点までの距離の情報などがあればそれを表示して目的地まで誘導する(ステップS1104)。また誘導部130は、自車位置が目的地に略一致することなどにより目的地に到着したと判断すると、誘導が終了したことを主要地図データ更新部170に通知する。
(差異検出部)
図13は、差異検出部150が差異データ420を生成する差異検出処理を示すフローチャートである。図13に示す処理の実行主体はナビ制御部101のCPUである。以下に説明するように差異検出部150は、経路データ410および第一の主要地図データ500を用いて第一の主要地図データ500の更新前後の差異を検出する。この処理は、経路データ410はすでに更新が行われた第一の経路計算データ700に基づいて作成されているので、経路データ410に含まれる情報は更新された第一の主要地図データ500のデータと同視できる点に着目して行われている。
差異検出部150は、まず、変数Iに1を、変数Mに経路データ410に含まれる区画の数を格納する(ステップS1501)。次に差異検出部150は、変数Jに1を、変数Nに経路上に存在するI番目の区画(以下、区画(I)と呼ぶ)に含まれるノード数を格納する(ステップS1502)。次に差異検出部150は、区画(I)のJ番目のノードを処理ノードPとして一時的に記憶する(ステップS1503)。すなわち処理ノードPは、経路上のノードなので第一の経路計算データ700上のノードである。
次に差異検出部150は、処理ノードPから最も近い距離にある第一の主要地図データ500上のノードを選択し、近傍ノードQとして一時的に記憶する(ステップS1505)。このとき、第一の主要地図データ500の区画T1Mの左下の座標が、第一の経路計算データ700の区画T1Cの左下の座標に対応する、すなわち両者の距離がゼロであるとして、第一の主要地図データ500上のノードと第一の経路計算データ700上のノードとの距離を算出する。
次に差異検出部150は、処理ノードPと、近傍ノードQの距離および分岐数の差をノード差異として後に図14を用いて説明するように計算する(ステップS1505)。次に差異検出部150は、変数Jに1を加算する(ステップS1506)。次に差異検出部150は、変数Jが変数Nを超える値になったか判断する(ステップS1507)。差異検出部150は、変数Jが変数Nを超えないと判断する場合は、ステップS1503に戻って処理を繰り返し、変数Jが変数Nを超えると判断する場合は、後述するように区画(I)の差異評価値を計算する(ステップS1508)。次に差異検出部150は、変数Iに1を加算する(ステップS1509)。次に差異検出部150は、変数Iが変数Mを超える値になったか判断する(ステップS1510)。差異検出部150は、変数Iが変数Mを超えないと判断する場合はステップS1502に戻って処理を繰り返し、変数Iが変数Mの値を超えると判断する場合は差異検出処理を修了する。
以上説明した処理により得られる、区画ごとの差異評価値が差異データ420である。
(差異データの算出例)
図14は、図4〜図5に示した第一の主要地図データ500と、図6〜図7に示した第二の経路計算データ800を用いて、図13で示したフローチャートに従って計算される差異データ420の算出過程を示す図である。すなわち図6〜図7に示した第二の経路計算データ800を用いて経路データ410が算出された場合の例である。図14に示す表は、経路データ410に含まれる各ノードに対応する複数のレコードから構成される。それぞれのレコードは、区画421、ノード422、近傍ノード423、距離424、分岐差425、ノード差異426、および差異評価値427のフィールドから構成される。区画421およびノード422のフィールドには、経路データ410と同一の値が格納される。近傍ノード423のフィールドには、処理ノードPから最も近い距離にある第一の主要地図データ500上のノードが格納される。区画を跨ぐ距離の算出をするために、たとえば区画T1Cや区画T1Mの左下の座標を(0,0)、区画T3Cや区画T3Mの右上の座標を(6144,2048)とする第一の主要地図データ500と第一の経路計算データ700とに共通の座標系を設定する。距離424の値をLで表すと、Lはユークリッド距離として次の式(1)のように算出される。
L=SQRT((X_P−X_Q)^2+(Y_P−Y_Q)^2) ・・・式(1)
ただし、X_Pは処理ノードPのX座標、X_Qは近傍ノードQのX座標、Y_Pは処理ノードPのY座標、Y_Qは近傍ノードQのY座標である。またSQRTは平方根を算出することを示す。たとえば処理ノードPがノードT1C1の場合に近傍ノードQは同一の座標に存在するノードT1M1になるので、距離424の値はゼロである。また処理ノードPがノードT3C2の場合は、図4に示すように第一の主要地図データ500ではノードT3M1よりもノードT4M1の方が距離が近いのでノードT4M1が近傍ノードQとなり、その距離Lが「655」と算出される。
分岐差425は、処理ノードPに隣接するノードの数と近傍ノードQに隣接するノードの数の差である。分岐差425の値をBで表すと、Bは次の式(2)により表される。
B=ABS(NUM_P−NUM_Q) ・・・式(2)
ただし、NUM_Pは処理ノードPに隣接するノードの数、NUM_Qは近傍ノードQに隣接するノードの数である。またABSは絶対値を算出することを示す。たとえばノードT3C2は、NUM_Pが3、NUM_Qが1なのでB=2である。
ノード差異426は、距離424の値と分岐差425の値との重みづけにより算出される。たとえばノード差異426の値をDで表すと、Dは次の式(3)により表される。
D=L+W*B ・・・式(3)
ただしWは所定の重み係数であり、図14ではW=200としている。
差異評価値427は、区画ごとの差異の評価値であり、区画に含まれるノードのノード差異426の値の和である。差異評価値427の値をEVALで表すと、EVALは次の式(4)により表される。
EVAL=Σ(D) ・・・式(4)
ただしΣは、区画に含まれるすべてのノードについての和を評価することを示す。
図15は、主要地図データ更新部170による主要地図データのバックグラウンド更新処理を示すフローチャートである。以下に説明する各ステップの実行主体は、ナビ制御部101のCPUである。主要地図データ更新部170は、まず、バージョン管理テーブル900を参照して、主要地図データ内に未更新の区画があるか否かを判断する(ステップS1711)。具体的には、バージョン管理テーブル900において経路計算データのバージョンと異なるバージョン番号を有する区画があれば未更新の区画があると判断する。主要地図データ更新部170は未更新の区画がないと判断するとバックグラウンド更新を終了し、未更新の区画があると判断するとステップS1712に進んでバックグラウンド更新を継続する。
次に主要地図データ更新部170は、未更新の区画において差異データ420が存在するか否かを判断する(ステップS1712)。前述のとおり、差異データ420は経路データ410に含まれる区画しか計算されない。また、経路データ410に含まれる区画であっても誘導が完了すると差異データ420は存在しないものとして扱われる。未更新の区画において差異データ420が存在すると判断する場合は、未更新の区画から、差異が最も大きい区画を選択する(ステップS1713)。なお、ここで差異が最も大きいとは、差異データ420の差異評価値427の値が最も大きいことを意味する。ステップS1712において未更新の区画に差異データ420が存在しないと判断する場合は、未更新の区画から、自宅に最も近い区画を選択する(ステップS1714)。なお、自宅に近い区画を選ぶのではなく、単純に任意の一区画を選択する等でも良い。
ステップS1713またはステップS1714の実行が完了すると、主要地図データ更新部170は、ステップS1713またはステップS1714において選択した区画の第二の主要地図データ600を地図配信サーバ200の主要地図データ配信部270から取得し、ナビ記憶部102内の第一の主要地図データ500を更新する(ステップS1715)。次に主要地図データ更新部170は、バージョン管理テーブル900における主要地図データの更新した区画のバージョンを更新し、ステップS1711に戻る(ステップS1716)。主要地図データ更新部170は、未更新の区画がなくなるまで、以上の処理を繰り返す。
図16は、地図描画部120の動作を示すフローチャートである。地図描画部120は、自車位置推定部110から通知された自車位置に基づき描画対象範囲を決定し、第一の主要地図データ500を参照して地図を描画する(ステップS1201)。次に地図描画部120は、経路計算部140によって計算された経路データ410に含まれるノードが描画対象範囲に含まれるか否かを判断する(ステップS1202)。地図描画部120は、経路データ410が描画範囲に含まれないと判断する場合は描画処理を終了する。地図描画部120は、経路データ410が描画範囲に含まれると判断する場合は、描画対象区画の第一の主要地図データ500のバージョンと、第一の経路計算データ700のバージョンが一致するか否かを判断する(ステップS1203)。この判断は、バージョン管理テーブル900を参照して行われる。地図描画部120は、両者のバージョンが一致すると判断する場合は、経路データ410のノードに対応する主要地図データのリンクを経路として選択する(ステップS1204)。
ステップS1203において両者のバージョンが一致しないと判断する場合は、差異データ420における描画対象区画の差異評価値427が所定の値、たとえば100未満か否かを判断する(ステップS1205)。差異評価値427が所定の値未満であると判断する場合は、経路データ410を構成するノードを差異データ420における処理ノードPとし、これに対応する近傍ノードQを選択する(ステップS1206)。ステップS1205において差異評価値427が所定の値未満ではないと判断する場合は、地図描画部120は、経路データ410の座標413を使用して道路を追加し、経路として選択する(ステップS1207)。この道路を追加する場合の例は後述する。次に地図描画部120は、ステップS1204、ステップS1206、ステップS1207のいずれかで選択した経路を描画して(ステップS1208)描画処理を終了する。
図16に示すフローチャートの動作例を図10を参照して説明する。この動作例の前提として、第一の経路計算データ700の全体および第一の主要地図データ500の区画T3Mが更新され、第一の主要地図データ500の区画T1Mおよび区画T2Mは更新されていないとする。また、経路データ410は図9に示すものであり、差異データ420は図14に示すものであるとする。この前提において地図描画部120は、区画T3Mの描画においては、第一の経路計算データ700のバージョンと区画T3Mの第一の主要地図データ500のバージョンが一致するのでステップS1204に進む。また地図描画部120は、区画T1Mおよび区画T2Mの描画においては、両者のバージョンが一致しないのでステップS1205の判断を行い、区画T1Mでは肯定判断を行ってステップS1206に進み、区画T2Mでは否定判断を行ってステップS1207に進む。
地図描画部120はステップS1207では、経路の座標である(0,770)、(310,790)、(1220,340)、(0,390)を用いて道路を追加する。ただし最後の座標(0,390)は区画T4Mにおける座標なので区画T3Mとの位置関係に基づき(2048,390)に換算してから処理が行われる。そして地図描画部120は、追加した道路に経路を描画する。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)区画ごとに区切られた少なくとも画面表示に用いられる第一の主要地図データ500が格納されるナビ記憶部102と、第一の主要地図データ500を用いて画面情報を生成する地図描画部120と、区画における第一の主要地図データ500の更新前後での差異の大きさを差異評価値として算出する差異検出部150と、差異評価値の大きさに基づき区画の順番を決定して記憶部に格納される地図情報を区画ごとに更新する主要地図データ更新部170とを備える。
更新前後での差異が大きい区画から先に第一の主要地図データ500を更新することによって、更新が完了する前に画面情報を生成する際に更新が完了していない影響を低減することができる。
(2)ナビ記憶部102には区画ごとの更新状況を示すバージョン情報管理テーブル900が格納される。地図描画部120は、第一の主要地図データ500およびバージョン情報管理テーブル900を用いて画面情報を生成する。
そのため、描画対象となる区画の更新状況に応じて地図の描画を変化させ、更新が完了していない区画を描画する場合にその影響を低減することができる。
(3)地図描画部120は、バージョン情報管理テーブル900を参照して画面情報の生成に用いる区画のうち1つでも更新されていないと判断すると、図10の符号103A、符号103Bで示すように画面情報に更新中である旨の情報を追加する。
表示部103に「更新中」と表示されているので、ユーザは表示部103の表示と現実の周囲の状況が異なることが想定できる。そのためユーザの混乱を防止することができる。
(4)地図描画部120は、バージョン情報管理テーブル900を参照して画面情報の生成に用いる区画が更新されていないと判断すると、その区画について差異評価値の大きさに基づき画面情報を生成する。すなわち図16に示すように、差異評価値が100以上か100未満かで異なる手法により画面情報を生成する。そのため、差異評価値の大きさに基づき違和感のない画面情報を生成することができる。
(5)ナビゲーション装置100は、第一の経路計算データ700を用いて目的地への走行経路を算出する経路計算部140を備える。差異検出部150は、経路計算部が算出した走行経路を含む区画の差異評価値を算出する。
そのためユーザにとって閲覧の重要性が高い地図の情報、すなわち走行経路を含む区画の地図情報を差異が大きい区画から更新することができる。
(6)地図更新システム1は、車両に搭載されるナビゲーション装置100と、およびナビゲーション装置100に情報を配信する配信サーバ200とを備える。ナビゲーション装置100は、区画ごとに区切られた少なくとも画面表示に用いられる第一の主要地図データ500が格納されるナビ記憶部102と、第一の主要地図データ500を用いて画面情報を生成する地図描画部120と、ナビ記憶部102に格納される地図情報を更新する主要地図データ更新部170とを備える。配信サーバ200は、地図情報を更新するための最新地図情報が格納されるサーバ記憶部202を備え、主要地図データ更新部170が地図情報を更新する際の区画の順番は、地図情報の更新前後での差異の大きさを示す差異評価値に基づき決定される。
(7)ナビゲーション装置100は、差異評価値を算出する差異検出部150を備える。ナビゲーション装置100の主要地図データ更新部170は、差異評価値の大きさに基づき更新する区画の順番を決定して、更新対象とする区画を示す更新区画情報を配信サーバ200に送信し、配信サーバ200から受信する区画の最新地図情報に基づき地図情報を更新する。配信サーバ200は、最新地図記憶部から更新区画情報により特定される区画の最新地図情報を抽出しナビゲーション装置100に送信する主要地図地図データ配信部270を備える。
(変形例1)
主要地図データ更新部170が第一の主要地図データ500を更新する前にナビゲーションを開始してもよい。すなわち図11においてステップS1603が完了するとナビゲーション部107がナビゲーションを開始してもよい。
(変形例2)
主要地図データ更新部170がナビゲーション開始前に更新するデータは、ユーザの自宅が含まれる区画以外の情報であってもよい。たとえば高速道路の料金情報など、経路の計算には必ずしも必要ではないが多様な経路検索に対応するために必要となる情報をナビゲーション開始前に更新してもよい。
(変形例3)
主要地図データ更新部170は、経路計算データ410に含まれる区画が全て更新済みか、または自車両が目的地に到着して誘導が終了したことにより、未更新区画に差異データ420が存在しない場合はバックグラウンド更新を終了してもよい。
図17は、変形例3における主要地図データ更新部170による主要地図データのバックグラウンド更新処理を示すフローチャートである。図17は、図15に示すフローチャートを以下のように変更している。すなわち、ステップS1712を否定判定する場合はステップS1714に進む代わりに処理を終了している。ナビ通信部105による通信が通信量に応じた利用料の支払いが必要な契約、いわゆる従量課金の場合には、走行経路以外の地図データを更新することの費用対効果が低いことがあるためである。
この変形例によれば、次の作用効果が得られる。
(1)ナビゲーション装置100は、目的地への到着を検出する誘導部130を備える。主要地図データ更新部170は、差異評価値が算出された区画について差異評価値が大きい区画から第一の主要地図データ500を更新する。主要地図データ更新部170は、誘導部130が目的地への到着を検出すると、図12のS1104に示すようにその旨を通知するので、図15のステップS1712において否定判定をして地図情報の更新を終了する。そのため、第一の主要地図データ500のうち経路の誘導に必要な区画のみを更新することができる。
(変形例4)
差異検出部150が第一の主要地図データ500と第一の経路計算データ700との差異を検出する手法は上述する手法に限定されない。たとえばOpenLRやAGORA−Cなどの既知の手法を用いてもよい。
(変形例5)
差異検出部150は、更新前の第一の経路計算データ700と更新後の第一の経路計算データ700とを比較することにより、更新前後の差異を検出してもよい。差異検出部150の動作は上述した第1の実施の形態と同様である。この場合は、経路計算データ更新部160はナビ記憶部102に既存の第一の経路計算データ700とは異なる記憶領域に地図配信サーバ200から取得した第二の経路計算データ800を格納する。
(変形例6)
地図描画部120は、「更新中」に代えて「アップデート中」、「地図情報取得中」、「未更新」、「最新ではない地図情報を使用中」、「合成処理により地図を作製」などを表示部103に表示してもよい。
―第2の実施の形態―
図18〜図22を参照して、地図更新システムの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、第1の実施の形態においてナビゲーション装置が実行する機能の一部を地図配信サーバが実行する点で、第1の実施の形態と異なる。
図18は、第2の実施の形態における地図更新システム1Aの全体構成図である。地図更新システム1Aは、ナビゲーション装置100Aと、ナビゲーション装置100Bと、地図配信サーバ200Aとが通信網300を介して接続されている。ナビゲーション装置100Aには、第一の主要地図データ500が格納される。地図配信サーバ200には、第二の主要地図データ600と第二の経路計算データ800に加えて、第一の主要地図データ500が格納されている。主要地図データおよび経路計算データの内容は、第1の実施の形態と同様である。図18ではナビゲーション装置は2台しか表示されていないが、地図更新システム1Aは3台以上のナビゲーション装置を含んでもよいし、1台のみのナビゲーション装置を含んでもよい。ナビゲーション装置100Aおよびナビゲーション装置100Bは、格納される第一の主要地図データ500のバージョン以外は同一なので、以下ではナビゲーション装置100Aの構成および動作のみを説明する。
図19は、第2の実施の形態におけるナビゲーション装置100Aの構成図である。ナビゲーション装置100Aは、第1の実施の形態におけるナビゲーション装置100の構成から経路計算部140、差異検出部150、経路計算データ更新部160、および主要地図データ更新部170が削除され、経路データ受信部180、主要地図データ受信部190が追加されている。経路データ受信部180は、地図配信サーバ200Aから経路データ410および差異データ420を受信し、自車位置推定部110、地図描画部120、誘導部130に通知する。主要地図データ受信部190は、地図配信サーバ200Aから受信した第二の主要地図データ600を第一の主要地図データ500としてナビ記憶部102に保存するものである。その他の構成要素については第1の実施の形態のナビゲーション装置と同様である。
図20は、第2の実施の形態における地図配信サーバ200Aの構成図である。地図配信サーバ200Aは、第1の実施の形態における地図配信サーバ200と比較して、経路計算データ配信部260および主要地図データ配信部270が削除され、経路計算部240、差異検出部250、経路データ配信部280、主要地図データプッシュ配信部290が追加されている。経路計算部240および差異検出部250の動作は第1の実施の形態と同様である。経路データ配信部280は、ナビゲーション装置100Aの経路データ受信部180から要求があった際に、経路計算部240から経路データ410を、差異検出部250から差異データ420を取得し、ナビゲーション装置100Aの経路データ受信部180に送信する。
主要地図データプッシュ配信部290は、ナビゲーション装置100Aに対して、第二の主要地図データ600を区画ごとに配信する。これを受信したナビゲーション装置100Aは、第一の主要地図データ500を更新する。また、第2の実施の形態の地図配信サーバ200Aは、ナビ記憶部102にバージョン管理テーブル910がさらに格納される。バージョン管理テーブル910は、地図配信サーバ200Aに格納される第二の経路計算データ800のバージョン、ナビゲーション装置100Aに格納される第一の主要地図データ500のバージョン、およびナビゲーション装置100Bに格納される第一の主要地図データ500のバージョンを管理する。個々の地図データの構成および格納内容については、第1の実施の形態と同様である。
図21は、第2の実施の形態の地図配信サーバ200Aのナビ記憶部102に格納されるバージョン管理テーブル910の構成を示す図である。バージョン管理テーブル910の構成は複数のレコードから構成され、各レコードは装置911、区画912、バージョン913のフィールドから構成される。装置911のフィールドには、装置の名称が格納され、そのフィールドが対象とする情報を特定する。たとえば装置911のフィールドに「地図配信サーバ200A」が格納されるレコードは、地図配信サーバ200Aの第二の経路計算データ800のバージョンを示す。また装置911のフィールドに「ナビゲーション装置100A」、「ナビゲーション装置100B」が格納されるレコードは、それぞれナビゲーション装置100A、ナビゲーション装置100Bの第一の主要地図データ500のバージョンを示す。区画912、およびバージョン913のフィールドは、第1の実施の形態における区画902およびバージョン903と同様である。
図22は、地図配信サーバ200Aから主要地図データを配信する動作の全体シーケンスを説明する図である。ナビゲーション装置100Aが起動すると、主要地図データ受信部190は、地図配信サーバ200Aの主要地図データプッシュ配信部290に、起動した旨の通知である起動通知を送信する(ステップS1901)。主要地図データプッシュ配信部290はこの起動通知を受けると、後述する処理を行い第二の主要地図データ600を区画単位でナビゲーション装置100Aに送信する(ステップS1902)。この処理は、第1の実施の形態において図15を参照して説明した主要地図データ更新部170の動作と同様であり、図15のステップS1715において選択した区画を更新する処理が、選択した区画の主要地図データを主要地図データ受信部190に送信する処理に置き換えられた処理である。
以上、図18から図22を用いて説明した処理により、地図更新の課程で通信が切断されても第1の実施の形態と同様にナビゲーションを継続することが可能であり、かつ、ナビゲーション装置100A側で必要とする機能や、ナビ記憶部102の容量を削減することが可能となる。
上述した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)配信サーバ200Aは、第一の主要地図データ500を格納するサーバ記憶部202、差異評価値を算出する差異検出部250、および差異評価値の大きさに基づく順番で最新地図情報を区画ごとにナビゲーション装置100Aへ送信する地図配信部、すなわち主要地図データプッシュ配信部290を備える。ナビゲーション装置100の主要地図データ受信部190は、主要地図データプッシュ配信部290が送信する区画ごとの最新地図情報を用いてナビ記憶部102に格納された地図情報を更新する。そのため、ナビゲーション装置100Aの構成を簡素化し、ナビゲーション装置100Aの処理を軽減できる。
―第3の実施の形態―
図23を参照して、地図更新システムの第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、主要地図データおよび経路計算データに交通属性情報が付加されており差異評価に交通属性情報が考慮される点で、第1の実施の形態と異なる。
第3の実施の形態における地図更新システム1の構成は第1の実施の形態と同様である。第一の経路計算データ700および第二の経路計算データ800に格納される情報、および差異検出部150による差異評価値の算出方法が第1の実施の形態と異なる。
図22は、第3の実施の形態における第一の経路計算データ700Aの一例を示す図である。第一の経路計算データ700Aには、ノードごとにそのノードの区画内の座標および一以上の隣接ノードの情報に加えて、そのノードの交通属性が格納される。交通属性とは、経路計算に用いることができる交通に関する情報であり、たとえば道路種別、制限速度、通行許可などである。道路種別は、たとえば国道、県道、高速道路など道路の種別を示す属性である。制限速度は、たとえば時速40km、徐行など車両の最高速度の制限を示す属性である。通行許可は、直進のみ、右折禁止など車両がノードを通過できる方向を示す属性である。なお以下では特に説明しないが、第一の主要地図データ500にも同様に交通属性が追加されている。
差異検出部150は、差異評価値の算出において交通属性の異同も評価する。たとえば図13のステップS1505において、処理ノードPと近傍ノードQの交通属性を比較し、異なる場合には所定の値をノード差異426に加算する。たとえば道路種別が異なる場合には所定値F1を加算し、制限速度が異なる場合は所定値F2を加算し、通行許可が異なる場合は所定値F3を加算する。F1〜F3は同一の値でもよいが、車両の運転へ与える影響の大きさを考慮してF3>F2>F1の大小関係が望ましい。
上述した第3の実施の形態によれば、交通属性も考慮した区画の差異評価値を算出できるので、たとえば交通規制の変更により新たに右折禁止になったノードを含む区画を優先的に更新できる。
プログラムは不図示のROMに格納されるとしたが、プログラムはナビ記憶部102に格納されていてもよい。また、ナビゲーション装置100が不図示の入出力インタフェースを備え、必要なときに入出力インタフェースとナビゲーション装置100が利用可能な媒体を介して、他の装置からプログラムが読み込まれてもよい。ここで媒体とは、例えば入出力インタフェースに着脱可能な記憶媒体、または通信媒体、すなわち有線、無線、光などのネットワーク、または当該ネットワークを伝搬する搬送波やディジタル信号、を指す。また、プログラムにより実現される機能の一部または全部がハードウエア回路やFPGAにより実現されてもよい。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1、1A…地図更新システム
56…主要地図データ
78…経路計算データ
100…ナビゲーション装置
101…ナビ制御部
102…ナビ記憶部
103…表示部
107…ナビゲーション部
120…地図描画部
130…誘導部
140…経路計算部
150…差異検出部
170…主要地図データ更新部
190…主要地図データ受信部
200…地図配信サーバ
201…サーバ制御部
202…サーバ記憶部
240…経路計算部
250…差異検出部
270…主要地図データ配信部
280…経路データ配信部
290…主要地図データプッシュ配信部
500…第一の主要地図データ
600…第二の主要地図データ
700…第一の経路計算データ
800…第二の経路計算データ
900…バージョン管理テーブル

Claims (7)

  1. 区画ごとに区切られた少なくとも画面表示に用いられる地図情報と経路計算に用いられる経路計算情報とのそれぞれが格納されるとともに前記区画ごとの更新状況を示すバージョン情報が格納される記憶部と、
    前記地図情報および前記バージョン情報を用いて画面情報を生成する地図描画部と、
    前記区画における前記地図情報の更新前後での差異の大きさを差異評価値として算出する差異検出部と、
    前記差異評価値の大きさに基づき前記区画の順番を決定して前記記憶部に格納される前記地図情報を前記区画ごとに更新する地図更新部とを備え、
    前記地図描画部は、前記バージョン情報を参照して前記画面情報の生成に用いる前記区画が更新されていないと判断し、かつ前記差異評価値が所定値以上である場合に、予め更新された前記経路計算情報に含まれるノードを用いて道路を追加して前記画面情報を生成する車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置において、
    前記地図描画部は、前記バージョン情報を参照して前記画面情報の生成に用いる前記区画が更新されていないと判断すると、前記画面情報に更新中である旨の情報を追加する車載装置。
  3. 請求項1に記載の車載装置において、
    目的地への走行経路を算出する経路計算部をさらに備え、
    前記差異検出部は、前記経路計算部が算出した走行経路を含む前記区画の前記差異評価値を算出する車載装置。
  4. 請求項3に記載の車載装置において、
    前記目的地への到着を検出する誘導部をさらに備え、
    前記地図更新部は、前記差異評価値が算出された前記区画について前記差異評価値が大きい前記区画から前記地図情報を更新し、前記誘導部が前記目的地への到着を検出すると前記地図情報の更新を終了する車載装置。
  5. 車両に搭載されるナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装置に情報を配信する配信サーバとを備える地図更新システムであって、
    前記ナビゲーション装置は、
    区画ごとに区切られた少なくとも画面表示に用いられる地図情報と経路計算に用いられる経路計算情報とのそれぞれが格納されるとともに前記区画ごとの更新状況を示すバージョン情報が格納される現行地図記憶部と、
    前記地図情報および前記バージョン情報を用いて画面情報を生成する地図描画部と、
    前記現行地図記憶部に格納される前記地図情報を前記区画ごとに更新する地図更新部とを備え、
    前記配信サーバは、前記地図情報を更新するための最新地図情報が格納される最新地図記憶部を備え、
    前記地図更新部が前記地図情報を更新する際の前記区画の順番は、前記地図情報の更新前後での差異の大きさを示す差異評価値に基づき決定され、
    前記地図描画部は、前記バージョン情報を参照して前記画面情報の生成に用いる前記区画が更新されていないと判断し、かつ前記差異評価値が所定値以上である場合に、予め更新された前記経路計算情報に含まれるノードを用いて道路を追加して前記画面情報を生成する地図更新システム。
  6. 請求項5に記載の地図更新システムにおいて、
    前記ナビゲーション装置は、前記差異評価値を算出する差異検出部をさらに備え、
    前記ナビゲーション装置の前記地図更新部は、前記差異評価値の大きさに基づき前記区画の順番を決定して、更新対象とする前記区画を示す更新区画情報を前記配信サーバに送信し、前記配信サーバから受信する前記区画の前記最新地図情報に基づき前記地図情報を更新し、
    前記配信サーバは、前記最新地図記憶部から前記更新区画情報により特定される前記区画の前記最新地図情報を抽出し前記ナビゲーション装置に送信する地図配信部をさらに備える地図更新システム。
  7. 請求項5に記載の地図更新システムにおいて、
    前記配信サーバは、前記現行地図記憶部、前記差異評価値を算出する差異検出部、および前記差異評価値の大きさに基づく順番で前記最新地図情報を前記区画ごとに前記ナビゲーション装置へ送信する地図配信部をさらに備え、
    前記ナビゲーション装置の前記地図更新部は、前記地図配信部が送信する前記区画ごとの前記最新地図情報を用いて前記現行地図記憶部に格納された前記地図情報を更新する地図更新システム。
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