JP6799163B2 - 減速機付きモータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、減速機付きモータユニットに係り、詳しくはモータを駆動制御する制御基板を内蔵すると共に、モータの回転をウォーム及びウォームホイールからなる減速機を介して出力する減速機付きモータユニットに関する。
従来のこの種の減速機付きモータユニットとして、例えば特許文献1に記載のパワーウインドユニットを挙げることができる。特許文献1の図1に示すように、パワーウインドユニットの本体ケーシングに画成されたホイール収容室内には、ウォームホイールが軸線を中心として回転可能に支持されている。本体ケーシングにはウォームホイールの軸線と直交する一側方からモータが計4本のビスにより締結され、モータの出力軸に固定されたウォームがウォームホイールと噛合している。本体ケーシングにはホイール収容室に対し一側方で隣り合うように基板収容室が画成され、基板収容室内には制御基板が配設されている。
制御基板はモータと電気的に接続されると共に、ホイール収容室の反対側に指向するコネクタを介して外部から電源及び作動信号が入力され、作動信号に応じてモータを駆動制御するようになっている。
米国特許出願公開第2003/0137202号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のパワーウインドユニットは、適切な基板形状とユニットのコンパクト化とを両立できないという問題を抱えている。
即ち、上記のようにモータは4本のビスにより本体ケーシングに締結されており(以下、モータ締結部と称する)、これらのモータ締結部はモータの出力軸の軸線方向において制御基板とオーバラップする位置にある。このため、制御基板に近接する側の2箇所のモータ締結部との干渉を防止するために、制御基板の両側には大きな逃げ部が形成されている。
このような変則的な基板形状は、制御基板の製造コストを大きく高騰させる要因になると共に、基板面積の縮小により基板上での素子の最適配置が困難になるため、それに起因するトラブルによりパワーウインドユニットの信頼性が低下する要因にもなった。
以上の問題を解消するために、モータ締結部の位置を本体ケーシングから離間する方向に変位させて、モータ締結部と制御基板とのオーバラップを回避する対策が考えられる。しかしながら、このようなモータ締結部の位置変位に伴いモータ自体も本体ケーシングから離間配置されるため、モータの出力軸の軸線方向にパワーウインドユニットが大型化するという弊害が発生してしまう。
結果として特許文献1のパワーウインドユニットでは、基板形状に対する制約、或いはユニットの大型化の何れかの不具合を避けることができず、従来から抜本的な対策が望まれていた。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ユニットを大型化することなく適切な基板形状を実現でき、これによりコンパクト化を達成した上で、制御基板のコスト低減及び基板上での最適な素子配置による信頼性の向上を達成することができる減速機付きモータユニットを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の減速機付きモータユニットは、本体ケーシングのホイール収容室内に配設され、軸線を中心として回転可能に支持されたウォームホイールと、前記ウォームホイールの軸線と直交する一側方から前記本体ケーシングに対し締結部材により締結されると共に、出力軸に固定されたウォームが前記ウォームホイールに噛合されたモータと、前記ホイール収容室に対し前記一側方で隣り合うように前記本体ケーシングに画成された基板収容室と、前記モータの出力軸の軸線に対して交差する姿勢で前記基板収容室内に配設され、前記モータと電気的に接続されると共に、前記一側方に外部と接続されるコネクタが設けられた制御基板とを備えた減速機付きモータユニットにおいて、前記制御基板が、前記モータの出力軸の軸線に対して直交する姿勢から、前記モータ側の端部を他側方に位置変位させる方向に傾斜配置されることにより、前記モータ側の端部が前記出力軸の軸線方向において前記締結部材による締結部から離間配置され、前記基板収容室は、前記モータの反対側に開口部が形成されると共に、前記開口部を閉塞するように前記コネクタを構成するコネクタカバーが脱着可能に配設され、前記開口部を経て前記モータの反対側から前記制御基板が板面に沿って挿入配置され、前記制御基板の傾斜配置により、前記基板収容室の前記モータの反対側の部位が前記ホイール収容室から前記一側方に離間配置され、該離間配置により確保されたスペースに前記コネクタカバーの一側を脱着可能とする掛止部が形成されていることを特徴とする(請求項1)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、モータの出力軸の軸線方向において制御基板と締結部とのオーバラップが回避されることから、締結部との干渉防止のために制御基板に逃げ部を形成する必要が無くなる。よって、基板形状に関する制約を解消して適切な基板形状、例えば一般的な長方形状をなす制御基板とすることが可能になる。また、例えば特許文献1の技術のように、制御基板と締結部とのオーバラップ回避のために、締結部の位置を本体ケーシングから離間する方向に変位させる必要がないことから、ユニットの大型化が回避される。
また、基板収容室の開口部には、板面に沿って挿入される制御基板及び実装されている素子との干渉を回避可能な大きさしか要求されないため、小さな開口部で問題なく機能する。結果として、大きな開口部を形成した場合に比較して本体ケーシングが強度的に有利になる。
また、基板収容室のモータの反対側の部位がホイール収容室から一側方に離間配置され、これにより確保されたスペースが掛止部の形成に利用されるため、複雑な固定構造を採ることなく、簡易な掛止の原理によりコネクタカバーの一側を固定可能となる。
その他の態様として、前記基板収容室の開口部と前記コネクタカバーとの間に、防水パッキンが介装されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、防水に要するシール長が短縮されるため、防水パッキンの小型化が可能となると共に防水難度が低下する。
その他の態様として、前記基板収容室の開口部が、前記モータの反対側且つ前記一側方に向いた斜め方向に開口形成され、前記制御基板に、前記コネクタカバーと共に前記コネクタを構成するコネクタ端子が前記開口部を経て前記一側方に向けて突設され、前記コネクタカバーが、前記コネクタ端子を内包すると共に前記開口部を閉塞するように、前記一側方から前記基板収容室の開口部に配設されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、基板収容室の開口部を斜め方向に開口させただけの単純な形状により、制御基板の挿入配置とコネクタ端子の突設とが共に達成され、開口部付近の構成が簡素化される。
その他の態様として、前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、前記制御基板の傾斜配置により、前記制御基板の前記モータ側の端部と共に前記基板側端子が前記他側方に位置変位されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、傾斜配置された制御基板のモータ側の端部と共に基板側端子が他側方に位置変位しているため、それに伴ってモータの位置も他側方に変位し、結果としてユニットが小型化される。
その他の態様として、前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、前記基板収容室内に、前記開口部を経て前記モータの反対側から挿入配置される前記制御基板の基板側端子の位置を矯正する端子ガイド部が形成されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、微小且つ低剛性の基板側端子は傾き等に起因して位置ズレを生じ易いが、端子ガイド部により位置が矯正されるため、モータ側端子を確実に嵌合可能となる。
その他の態様として、前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、前記基板収容室内に、前記基板側端子への前記モータ側端子の嵌合時に、前記他側方から前記基板側端子に当接して位置規制する端子位置規制部が形成されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、嵌合時の基板側端子はモータ側端子から押圧力を受けるが、制御基板を介して端子位置規制部により位置規制されているため移動や変形することなく、モータ側端子を確実に嵌合可能となる。
その他の態様として、前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、前記基板収容室内に、前記基板側端子への前記モータ側端子の嵌合時に、前記他側方から前記基板側端子に当接して位置規制する端子位置規制部が形成されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、嵌合時の基板側端子はモータ側端子から押圧力を受けるが、端子位置規制部の位置規制により制御基板のそりや変形が防止されることから、基板側端子も位置規制されて移動や変形することなく、モータ側端子を確実に嵌合可能となる。
その他の態様として、前記ホイール収容室が、前記ウォームホイールの軸線に沿った一側面をカバー部材により閉塞されて画成されており、前記制御基板の傾斜配置により、前記基板収容室の前記モータの反対側の部位が前記ホイール収容室から前記一側方に離間配置され、該離間配置により確保されたスペースにおいて前記カバー部材の周縁がカシメ加工により前記ホイール収容室の周縁に結合されていることが好ましい(請求項)。
このように構成した減速機付きモータユニットによれば、基板収容室のモータの反対側の部位がホイール収容室から一側方に離間配置され、これにより確保されたスペースがカシメ加工に利用されるため、複雑な結合構造を採ることなく、簡易なカシメ加工によりホイール収容室にカバー部材を結合可能となる。
本発明の減速機付きモータユニットによれば、ユニットを大型化することなく適切な基板形状を実現でき、これによりコンパクト化を達成した上で、制御基板のコスト低減及び基板上での最適な素子配置による信頼性の向上を達成することができる。
実施形態のパワーウインドユニットを示す斜視図である。 同じくパワーウインドユニットを示す断面図である。 同じくパワーウインドユニットを示す図1の右側面図である。 防水パッキンを装着する前の基板収容室の開口部を示す斜視図である。 同じく防水パッキンを装着した後の基板収容室の開口部を示す斜視図である。 コネクタカバーを示す斜視図である。 制御基板を示す斜視図である。 制御基板が挿入配置される前の基板収容室の上部を示す斜視図である。 制御基板が挿入配置された後の基板収容室の上部を示す斜視図である。 基板側端子にモータ側端子が嵌合したときの基板収容室の上部を示す斜視図である。 同じく基板側端子にモータ側端子が嵌合したときの図10のXI-XI線断面図である。 別例における制御基板が挿入配置される前の基板収容室の上部を示す斜視図である。 別例における制御基板が挿入配置された後の基板収容室の上部を示す斜視図である。 別例における基板側端子にモータ側端子が嵌合したときの図11に対応する断面図である。
以下、本発明を車両のドア内に設置されてウインドの昇降を行うパワーウインドユニットに具体化した一実施形態を説明する。
図1は本実施形態のパワーウインドユニットを示す斜視図、図2は同じくパワーウインドユニットを示す断面図、図3は同じくパワーウインドユニットを示す図1の右側面図である。以下、図2に倣って上下及び左右方向を規定すると共に、紙面と直交する方向を前後方向と称する。
ここで、説明に先立って本実施形態と本発明との方向の表現に関する対応関係を述べると、本実施形態の右側方は本発明の一側方に相当し、本実施形態の左側方は本発明の他側方に相当する。また、本実施形態の上側、上方、上端、上部は本発明のモータ側に相当し、本実施形態の下側、下方、下端、下部は本発明のモータの反対側に相当する。
パワーウインドユニット1の本体ケーシング2は樹脂により製作され、以下に述べるホイール収容室3、ウォーム収容室4及び基板収容室5が一体的に形成されている。ホイール収容室3は前方視で円形状をなし、ホイール収容室3の下側左右2箇所及び上側1箇所には取付ブラケット6が一体形成されている。ホイール収容室3は前後方向に所定の厚みを有して前面(本発明の一側面に相当)が開口形成され、その開口箇所にはアルミ板をプレス成型した前面カバー7(本発明のカバー部材に相当)が配設されている。
前面カバー7の周縁の180°対向する2箇所(図2中にCで示す)は、カシメ加工によりホイール収容室3の周縁に結合され、これにより開口箇所が閉塞されてホイール収容室3が画成されている。ホイール収容室3内にはウォームホイール8が前後方向に延びる軸線Cwを中心として回転可能に支持され、ウォームホイール8の出力軸8aが前面カバー7を貫通して前方に突出している。
本体ケーシング2のホイール収容室3の上方位置には右側方からウォーム収容室4が穿設され、その内部は下側に位置するホイール収容室3の上部と連通している。ウォーム収容室4内には、ウォームホイール8の軸線Cwと直交する右側方からブラシ付きモータ9(以下、単にモータと称する)の出力軸9aが挿入配置され、出力軸9aに固定されたウォーム10がウォームホイール8と噛合している。
本体ケーシング2の右側面にはウォーム収容室4を中心として上側1箇所、下側2箇所に雌ネジ部11が形成され、モータ9のフランジ部9bを貫通してビス12(締結部材)が各雌ネジ部11に螺合することにより、本体ケーシング2にモータ9が締結されている。以下、これらのビス12及び雌ネジ部11による3つの締結箇所をそれぞれモータ締結部13(本発明の締結部に相当)と称する。
パワーウインドユニット1は3箇所の取付ブラケット6を介して車両のドア内の所定位置に取り付けられ、ウォームホイール8の出力軸8aに形成されたセレーション8bがウインド昇降機構に連結される。そして、モータ9の出力軸9aが所定方向に回転すると、その回転がウォーム10及びウォームホイール8を介して減速された上で出力軸8aからウインド昇降機構に伝達され、回転方向に対応してウインドが上昇或いは下降する。
本体ケーシング2には、ホイール収容室3に対し右側方で隣り合うように基板収容室5が画成されている。全体として基板収容室5は上下方向に延設された形状をなし、その内部には、左側面をホイール収容室3側に相対向させた姿勢、換言すると、モータ9の出力軸9aの軸線Cmに対して交差する姿勢で制御基板15が配設されている。詳細は後述するが、制御基板15の上部はモータ9と電気的に接続され、制御基板15の下部に設けられたコネクタ21を介して外部から電源及び作動信号が入力されるようになっている。
なお、このような本体ケーシング2内での制御基板15の配置により、左右のドア用のパワーウインドユニット1間で制御基板15を共通化し、且つ本体ケーシング2を左右対称の同一設計とすることができる。
そして、制御基板15はモータ9を駆動制御する機能を奏し、例えばウインドの昇降操作に応じて入力される作動信号に基づきモータ9を駆動すると共に、後述する回転角度センサ42により検出されるモータ回転角に基づきウインドの昇降位置を判別し、全閉位置や全開位置でモータ9を自動停止させる。このような制御基板15の基板収容室5内での配置状態、モータ9との電気的な接続構造、及びコネクタ構造に関しては本発明の特徴部分であるため、後に詳述する。
ところで、以上の説明から明らかなように、本実施形態のパワーウインドユニット1のウォームホイール8、モータ9及び制御基板15のレイアウトは、特許文献1に記載のものと基本的に同様である。このため、モータ9の出力軸9aの軸線Cm方向において、モータ締結部13を制御基板15とオーバラップして位置設定した場合には、特に下側の2箇所のモータ締結部13との干渉防止のために、制御基板15に逃げ部を形成する必要が生じる。また、オーバラップ回避のために、モータ締結部13を右側方に位置変位させて本体ケーシング2から離間させると、出力軸9aの軸線Cm方向(左右方向)にパワーウインドユニット1が大型化してしまう。
このような不具合を鑑みて本発明者は、ホイール収容室3、ウォーム収容室4及び基板収容室5の間に形成された図2に示す領域Eが、何ら利用されないデッドスペースであることに着目した。即ち、上記対策のようにモータ締結部13を右側方に位置変位させる代わりに、制御基板15の上端(本発明のモータ側の端部に相当)を左側方に位置変位させてデッドスペースに配設すれば、モータ9の出力軸9aの軸線Cm方向においてモータ締結部13から制御基板15の上端を離間させて双方のオーバラップを回避できる。結果として、モータ締結部13の位置変位によるユニット1の大型化を防止した上で、オーバラップの回避により逃げ部の無い適切な基板形状を保つことができる。
一方で、制御基板15の下端に関しては、ホイール収容室3から右側方に離間配置させてホイール収容室3との間にスペースを確保することが望ましい。詳細については後述するが、上記したホイール収容室3に対する前面カバー7のカシメ加工、及び後述する基板収容室5の開口部18に対するコネクタカバー20の固定を目的としたスペース確保である。
結果として本実施形態では、モータ9の出力軸9aの軸線Cmに対して直交したときの制御基板15の姿勢(直立姿勢)を基準として、上端を左側方に位置変位させ、下端を右側方に位置変位させるように制御基板15が傾斜配置されている。より正確には、ウォームホイール8の軸線Cwと下側モータ締結部13とを結ぶ仮想線Lに対する直交方向に沿うように、制御基板15が傾斜配置されている。付言すると、この傾斜配置の方向は特許文献1の制御基板と同様ではあるが、モータ9の出力軸9aの軸線Cm方向において、モータ締結部13から制御基板15の上端を離間させてオーバラップ回避している点で根本的に相違し、この相違に起因して顕著な作用効果を達成している。以下、制御基板15及びその周辺の構成について詳述する。
上記のような制御基板15の傾斜配置のために、内部に制御基板15が配設される基板収容室5自体も対応する方向に傾斜した形状に画成されている。即ち、基板収容室5の左側壁5aは、基板収容室5の上下方向全体に亘って延設されており、左側壁5aの上部はホイール収容室3に接近してほぼ直接的に接続され、結果として上記デッドスペースに位置している。
また左側壁5aの下部は、板状の連結バー16を介してホイール収容室3の右下側の取付ブラケット6に接続されている。このため、連結バー16の長さ相当だけ左側壁5aの下部(本発明のモータの反対側の部位に相当)がホイール収容室3から右側方に離間しており、結果として基板収容室5の下部とホイール収容室3の下部との間にスペースが確保されている。
以下の説明では理解を容易にするために、制御基板15を中心として段階的に説明を進めるものとする。まず、制御基板15の下部周辺の構成及び作用効果を述べ、次いで、制御基板15の上部周辺の構成及び作用効果を述べ、最後に制御基板15の姿勢に関する作用効果を述べる。
[制御基板15の下部周辺の構成]
図4は防水パッキンを装着する前の基板収容室5の開口部を示す斜視図、図5は同じく防水パッキンを装着した後の基板収容室5の開口部を示す斜視図、図6はコネクタカバーを示す斜視図である。
図2,4,5に示すように、基板収容室5の上下方向全体に延設された左側壁5aに対して、右側壁5bは制御基板15を配置する空間を確保すべく右側方に離間すると共に、主に基板収容室5の上側半分に形成されている。基板収容室5の下部には制御基板15を挿入配置する開口部18が形成され、左側壁5aの下端に対して右側壁5bの下端が上方に位置していることから、開口部18は下方且つ右側方に向いた斜め方向に開口し、その開口端は略四角状をなしている。
このように開口部18が斜め方向に向いているため、図4に矢印で示すように、下方から制御基板15を板面に沿って基板収容室5内に挿入することで内部に配置可能となっている。なお、挿入時の制御基板15は、基板収容室5内の前後両側に形成された凹溝5d(図11に示す)により遊びをもって案内される。
基板収容室5内に挿入配置された制御基板15の下部には複数のコネクタ端子19が右側方に向けて突設されており、これらのコネクタ端子19は、電源用の端子と作動信号用の端子とに分別される。斜め方向に向いた開口部18を介して各コネクタ端子19は右側方に突出しており、後述するように、これらのコネクタ端子19と以下に述べるコネクタカバー20とにより、電源及び作動信号が入力されるコネクタ21が構成されている。
図6に示すコネクタカバー20はコネクタ端子19と共にコネクタ21を構成するだけでなく、基板収容室5の開口部18に脱着可能に固定されて閉塞する役割も兼ねている。ここで、パワーウインドユニット1には防水性が要求されるため、基板収容室5の開口部18とコネクタカバー20との間には液密保持のための防水パッキン22が介装されている。この防水パッキン22は基板収容室5の開口部18側に位置決め固定されるため、コネクタカバー20の説明に先立って開口部18への防水パッキン22の装着状態について述べる。
基板収容室5の開口部18の上部には上部掛止爪24が突設され、開口部18の上部の前後両側には、一対の規制柱25が上記コネクタ端子19と平行な方向に突設されている。基板収容室5の開口部18は前後の規制柱25を避ける形状をなし、その周囲全体には平坦なシール面26が帯状に連続すると共に、シール面26上の4箇所には位置決め凹部26aが形成されている。
防水パッキン22は開口部18のシール面26と対応する略四角状をなし、その開口部18側の面には、各位置決め凹部26aと対応するようにそれぞれ位置決め凸部22aが形成されている。開口部18のシール面26上に防水パッキン22が配置されると共に、防水パッキン22の各位置決め凸部22aがシール面26上の各位置決め凹部26aに嵌り込むことにより、シール面26上の正規位置からの防水パッキン22の位置ズレが防止されている。また、このとき規制柱25及び上部掛止爪24も、防水パッキン22の外周側への位置ズレを防止する役割を果たす。
このようにシール面26上で位置決め凹部26aと位置決め凸部22aとの嵌合により、防水パッキン22の位置ズレを防止しているのは、以下の理由からである。
制御基板15上での素子の最適配置のためには十分な基板面積を確保する必要があり、一方で、制御基板15が配置される基板収容室5は、パワーウインドユニット1の小型化のために可能な限りの縮小が要求される。このため開口部18についても、制御基板15が挿入可能な最小限の大きさに設定されている。
防水パッキン22の一般的な位置決めでは、シール面26の内周側または外周側に防水パッキン22の位置ズレ防止の壁が形成されるが、壁の厚み相当だけ開口部18、ひいては基板収容室5が大型化してしまう。このような事態を回避するために、シール面26上で位置決め凹部26aと位置決め凸部22aとを嵌合させているのである。これにより基板収容室5を最小限の大きさまで縮小でき、特にパワーウインドユニット1の前後方向の厚み(図3にBで示す)を縮小できるという効果を得ている。
一方、図2,5に示すように、ホイール収容室3の右下側の取付ブラケット6からは、連結バー16の下側となるように下部掛止爪27(掛止部)が右側方に向けて突設され、その先端は基板収容室5の開口部18の下側に位置している。そして以下に述べるように、上記した上部掛止爪24と下部掛止爪27とが協調して、基板収容室5の開口部18に対してコネクタカバー20を固定する役割を果たす。
図2,6に示すように、コネクタカバー20は、基板収容室5の開口部18を閉塞するカバー部29と制御基板15のコネクタ端子19を内包・支持するコネクタ部30とを一体形成してなる。
カバー部29は基板収容室5の開口部18と対応する略四角状をなし、その周囲全体には開口部18と同様の平坦なシール面31が形成され、前後両側には開口部18の規制柱25が嵌り込む規制凹部32が形成されている。また、カバー部29の上部には上記した上部掛止爪24に掛止される上部掛止部33が形成され、カバー部29の下部には下部掛止爪27に掛止される下部掛止部34が形成されている。
一方、コネクタ部30はカバー部29から四角筒状をなして突出する形状をなし、前方視においてカバー部29に対して斜状をなすことにより、基板収容室5の開口部18へのコネクタカバー20の固定状態では、コネクタ部30が右側方に指向するようになっている。コネクタ部30の基端(カバー部29側)には、制御基板15の各コネクタ端子19が挿入される端子孔35が貫設され、これらの端子孔35を介してカバー部29内とコネクタ部30内とが互いに連通している。
基板収容室5の開口部18にコネクタカバー20を固定するために、コネクタカバー20を正規姿勢で右側方から基板収容室5の開口部18に接近させると、まず、開口部18の前後に位置する規制柱25がコネクタカバー20の規制凹部32に挿入される。このためコネクタ21は、前後及び上下方向に位置規制されながら開口部18に接近し、そのシール面31を開口部18のシール面26に対応させた正規位置に確実に配設される。
これと並行して、制御基板15の各コネクタ端子19がコネクタカバー20の各端子孔35内に挿入・支持され、それぞれの先端がコネクタ部30内に突出して内包される。この際にも、規制柱25と規制凹部32との係合によりコネクタ21が位置規制されているため、各コネクタ端子19が端子孔35内に確実に挿入される。そして、各コネクタ端子19を介したコネクタカバー20側からの支持により、基板収容室5内で制御基板15の下部が移動規制される。
その後に、コネクタカバー20の上部及び下部掛止部33,34に開口部18側の上部及び下部掛止爪24,27がそれぞれ掛止されると、コネクタカバー20は開口部18から右側方への離間を阻止される。この時点でも規制柱25と規制凹部32とが係合し続けているため、コネクタカバー20は前後及び上下方向への移動を規制されて開口部18上の正規位置で確実に固定される。結果として、コネクタカバー20のカバー部29により基板収容室5の開口部18が閉塞され、カバー部29のシール面31と開口部18のシール面26との間に防水パッキン22が介装されて液密保持される。
[制御基板15の下部周辺の構成による作用効果]
次いで、以上のように構成された制御基板15の下部周辺の構成により得られる作用効果を説明する。
まず、基板収容室5の下部に開口部18を形成し、下方から制御基板15を板面に沿って基板収容室5内に挿入配置している。例えば特許文献1の技術では、制御基板を板面と直交する方向から基板収容室内に挿入配置しているため、少なくとも制御基板以上の大きさで基板収容室を開口させる必要がある。大きな開口部の形成により本体ケーシングが強度的に不利になると共に、防水に要するシール長が延長化されるため、防水パッキン22の大型化に伴うコスト高騰、及び防水難度の増大による信頼性の低下が避けられない。
これに対して本実施形態の開口部18には、図4〜6に示すように、板面に沿って挿入される制御基板15及び実装されている素子との干渉を回避可能な大きさしか要求されないため、格段に小さな開口部18で問題なく機能する。結果として本体ケーシング2が強度的に有利になり、特許文献1の技術の本体ケーシングと同等の強度を保ちつつ薄肉化して軽量化を達成できる。また、防水に要するシール長が大幅に短縮されるため、防水パッキン22の小型化に伴うコスト低減、及び防水難度の低下による信頼性の向上を達成することができる。
また、本実施形態の基板収容室5の開口部18は、下方のみならず右側方にも指向するように斜め方向に開口している。このため、開口部18を介して制御基板15の各コネクタ端子19を右側方に突出させて、コネクタカバー20と結合によりコネクタ21を構成できる。即ち、基板収容室5の開口部18を下方且つ右側方の斜め方向に開口させただけの単純な形状により、下方からの制御基板15の挿入配置と右側方へのコネクタ端子19の突設とを共に達成している。従って、この開口部18付近の構成を簡素化でき、これにより一層のコスト低減を実現することができる。
また、制御基板15を傾斜配置するために、ホイール収容室3の取付ブラケット6から連結バー16を介して基板収容室5の下部を右側方に離間させている。結果として基板収容室5の下部とホイール収容室3の下部との間にスペースが確保され、このスペースを、ホイール収容室3に対する前面カバー7のカシメ加工、及びコネクタカバー20を固定する下部掛止爪27の形成に利用している。
まず、前面カバー7のカシメ加工について述べる。ホイール収容室3に前面カバー7を結合するには、その周縁の最低限180°対向する2箇所のカシメ加工を要すると共に、ウォーム収容室4や取付ブラケット6の箇所を避ける必要もある。このため図2に示すように、一方のカシメ加工の位置Cがホイール収容室3と基板収容室5との間に限定されてしまう。基板収容室5の下部がホイール収容室3の下部に近接している場合には、基板収容室5に妨げられてカシメ加工を実施するスペース的な余地がないことから、別の複雑な結合構造を採用せざるを得ない。
本実施形態では、連結バー16により確保されたスペースを利用して、何ら問題なく位置Cでのカシメ加工を実施できる。よって複雑な結合構造を採ることなく、簡易なカシメ加工によりホイール収容室3に前面カバー7を結合でき、この点もコスト低減に大きく貢献する。
次いで、下部掛止爪27の形成について述べる。上記カシメ加工と同じく、基板収容室5の下部がホイール収容室3の下部に近接している場合には、基板収容室5に妨げられて下部掛止爪27を形成するスペース的な余地がない。このため、掛止爪以外の複雑な固定構造によりコネクタカバー20の下部を固定せざるを得ない。
本実施形態では、連結バー16により確保されたスペースを利用して、何ら問題なく下部掛止爪27を形成できる。よって複雑な固定構造を採ることなく、簡易な掛止の原理によりコネクタカバー20の下部を固定でき、この点もコスト低減に大きく貢献する。
[制御基板15の上部周辺の構成]
次いで、制御基板15の上部周辺の構成を説明する。
図7は制御基板15を示す斜視図である。同図は、図2に対応する姿勢で制御基板15を表すと共に、基板上の素子及びコネクタ端子19の図示を省略している。
まず、図7に基づき制御基板15の構成を説明する。全体として制御基板15は、特許文献1に記載の制御基板のような逃げ部が形成されておらず、長方形状をなしている。その詳細な理由については後述するが、下側2箇所のモータ締結部13との干渉防止を必要としない故である。
制御基板15の上部には、モータ9との電気的な接続のための一対の基板側端子37(正極・負極)が配設され、各基板側端子37は前後方向に所定間隔をおいた位置で右側方に向けて突設されている。各基板側端子37は前後方向に扁平な板状をなし、それぞれの左側方には上下一対の圧入端37aが一体的に突設されている。制御基板15に形成された孔内に圧入端37aが圧入されることにより、各基板側端子37が制御基板15上に固定されており、各圧入端37aは制御基板15から左側方に突出している。
図8は制御基板15が挿入配置される前の基板収容室5の上部を示す斜視図、図9は制御基板15が挿入配置された後の基板収容室5の上部を示す斜視図、図10は基板側端子37にモータ側端子が嵌合したときの基板収容室5の上部を示す斜視図、図11は同じく基板側端子37にモータ側端子が嵌合したときの図10のXI-XI線断面図である。
特に10,11に示すように、基板収容室5内において制御基板15の各基板側端子37には前後一対のモータ側端子38が嵌合され、これにより制御基板15とモータ9との電気的な接続がなされている。この接続箇所を端子接続部39と称し、その詳細を以下に説明する。
図8に示すように、ウォーム収容室4の右側方への開口部4aは、基板収容室5の上部に位置して互いに連通している。本体ケーシング2の右側面にモータ9が締結された状態では、図10に示すように、その出力軸9aが基板収容室5の上部を経て開口部4aからウォーム収容室4内に挿入されている。なお出力軸9aには、モータ回転角の検出用の回転角度センサ42が設けられている。
図8に示すように、基板収容室5の右側壁5bの上端からは左側方に向けて水平に支持壁5cが延設され、支持壁5cの左端には、それぞれ端子ガイド溝40a(端子ガイド部)を有する前後一対の溝突起40が形成されている。各端子ガイド溝40aは左側方及び上下方向に開放された形状をなし、各端子ガイド溝40aの前後位置は、上記した基板側端子37の前後位置と一致している。このため図9に示すように、基板収容室5内に制御基板15が配置された状態では、各基板側端子37が対応する端子ガイド溝40a内に挿入されている。
一方、基板収容室5内の左側壁5aの上部には、前後一対の端子位置規制部41が上下方向に延びるように突設されている。各端子位置規制部41の前後位置は、上記した基板側端子37の前後位置と一致し、且つ左右方向において各端子位置規制部41の右側面は、基板側端子37の圧入端37aの先端と一致している。このため図9に示すように、基板収容室5内に制御基板15が挿入配置された状態では、各基板側端子37の圧入端37aの先端が対応する端子位置規制部41に右側方から当接、または微小間隙を介して相対向している。
図10,11に示すように、上記一対のモータ側端子38はそれぞれモータ9から左側方に向けて突設されており、各モータ側端子38の前後位置は上記した基板側端子37の前後位置と一致し、且つ各モータ側端子38の上下位置は基板側端子37の上下位置と一致している。各モータ側端子38の先端は前後に二股状をなし、対応する基板側端子37を挟み込んで嵌合することにより制御基板15とモータ9とを電気的に接続している。そして、各モータ側端子38を介したモータ9側からの支持により、基板収容室5内で制御基板15の上部が移動規制されている。
[制御基板15の上部周辺の構成による作用効果]
次いで、以上のように構成された制御基板15の上部周辺の構成により得られる作用効果を説明する。
まず図2に示すように、制御基板15の傾斜配置により、モータ9の出力軸9aの軸線Cmに対して直交する直立姿勢を基準として、制御基板15の上端は左側方に位置変位している。このため制御基板15の上端は、ホイール収容室3、ウォーム収容室4及び基板収容室5との間に形成された図2に示すデッドスペースEに位置し、結果として、出力軸9aの軸線Cm方向において下側2箇所のモータ締結部13から左側方に離間配置されている。
このように制御基板15とモータ締結部13とのオーバラップが回避されることから、モータ締結部13との干渉防止のために制御基板15に逃げ部を形成する必要が無くなる。よって、基板形状に関する制約を解消して適切な基板形状、即ち一般的な長方形状をなす制御基板15とすることができる。従って、安価なコストで制御基板15を製造でき、ひいてはパワーウインドユニット1のコスト低減を達成することができる。また、最大限の基板面積を確保して制御基板15上で素子を最適配置できるため、トラブルを防止して信頼性を向上することができる。
また、端子接続部39は制御基板15の上部に位置し、基板側端子37にモータ側端子38を嵌合させて構成されている。モータ側端子38はモータ9から突設されていることから、必然的に端子接続部39に対してモータ9が右側方で近接して位置している。そして、傾斜配置された制御基板15の上部と共に端子接続部39が左側方に位置変位していることから、それに伴ってモータ9の位置も左側方に変位している。なお、必然的にモータ締結部13も左側方に位置変位するが、同じく左側方に位置変位している制御基板15の存在は、モータ締結部13の位置変位を妨げる要因にならない。
このように本実施形態では、特許文献1の技術のように制御基板とモータ締結部とのオーバラップ回避のために、モータ締結部を右側方(本体ケーシングから離間する方向)に位置変位させる必要がないばかりか、むしろ逆にモータ締結部13、ひいてはモータ9自体を左側方に位置変位させている。このため、パワーウインドユニット1の左右長Lrl(図2に示す)を短縮できるという効果が得られる。
一方、パワーウインドユニット1の組立時において、端子接続部39の基板側端子37とモータ側端子38とは以下の過程を経て接続される。
基板収容室5の開口部18を経て内部に制御基板15が挿入されると、それに伴って各基板側端子37が次第に上昇し、挿入完了の直前において対応する端子ガイド溝40a内に下方から挿入される。微小且つ低剛性の基板側端子37は傾き等に起因して前後方向に位置ズレを生じ易いが、端子ガイド溝40a内に挿入されることにより正規の前後位置に矯正される。そして、制御基板15の挿入が完了した時点では、図9に示すように各端子ガイド溝40a内で正規の前後位置に保たれる。
また、制御基板15の挿入に伴って各基板側端子37の圧入端37aも次第に上昇し、図9に示す挿入完了の時点では、各圧入端37aの先端が端子位置規制部41に右側方から当接、または微小間隙を介して相対向する。
次いで、モータ9の出力軸9aが本体ケーシング2のウォーム収容室4内に右側方から挿入されると、それに伴って基板収容室5内では、各モータ側端子38が右側方から基板側端子37に接近する。本体ケーシング2の右側面にモータ9のフランジ部9bが当接した時点では、各モータ側端子38が右側方から対応する基板側端子37を挟み込んで嵌合する。上記のように各端子ガイド溝40a内で基板側端子37が正規の前後位置に保たれているため、各モータ側端子38は基板側端子37に確実に嵌合する。
そして、嵌合時の各基板側端子37は、モータ側端子38から左側方への押圧力を受ける。このため、仮に基板側端子37が正規の前後位置にあったとしても、押圧力により左側方に移動したり或いは変形したりして嵌合不良を生じる可能性がある。
しかし本実施形態では、各端子位置規制部41が左側方から基板側端子37の圧入端37aの先端に当接して位置規制することから、各基板側端子37の左側方への移動や変形が防止されてモータ側端子38との嵌合が一層確実になされる。
また、モータ側端子38からの押圧力は基板側端子37を介して端子位置規制部41に伝達され、制御基板15には作用しないため、制御基板15が破損する虞もない。結果として、制御基板15とモータ9との電気的な接続を確実に確立して接触不良等のトラブルを未然に防止でき、これにより信頼性を一層向上することができる。
[制御基板15の姿勢に関する作用効果]
次いで、傾斜配置された制御基板15の姿勢により得られる作用効果を説明する。
従来からパワーウインドユニット1を小型化するために種々の対策が講じられており、本実施形態においても、ウォームホイール8を縮径(結果、ホイール収容室3も縮径)することで上下長の短縮が図られている。しかしながら、素子配置のために制御基板15の上下長を縮小することが困難なため、仮に制御基板15を直立姿勢で配置した場合には、制御基板15の下部が取付ブラケット6よりも下方に突出してしまう。結果として、ホイール収容室3を縮径しても右側方から見た投影面積は減少せず、小型化を達成できない。
上記のように本実施形態では、直立姿勢を基準として制御基板15が上端を左側方に、下端を右側方に位置変位させるように傾斜配置されている。このため同一の制御基板15の上下長を保ったまま、その下部を取付ブラケット6よりも上方に位置させて下方への突出を防止でき、パワーウインドユニット1の上下長Lud(図2に示す)を短縮できるという効果が得られる。また条件によっては、制御基板15の下方への突出を防止した上で、制御基板15を上下方向に延長して素子配置に余裕を持たせることもできる。
このように本実施形態のパワーウインドユニット1は左右長Lrl及び上下長Ludが共に短縮されているが、それだけでなく、小型化を達成した上で、全体としての形状を梱包に有利な略四角状に保つことができる。
即ち、制御基板15の下端を右側方に位置変位させた結果、制御基板15が直立姿勢の場合に比較して基板収容室5やコネクタカバー20が右側方に張り出す。しかしながら、右側方はモータ9の直下に相当することから、前方視のパワーウインドユニット1の形状は略四角状(縦Lrl×横Lud)に保たれる。大量輸送に際して略四角状のパワーウインドユニット1は梱包性が良好であり、1パレット当たりの積載量を増加できる。よって、製品としての性能面だけでなく、それ以前の輸送時の利便性という全く別の利点も得られる。
ところで本実施形態では、基板収容室5内の左側壁5aに前後一対の端子位置規制部41を突設して、モータ側端子38との嵌合による基板側端子37の移動や変形を防止したが、別の構成でも同様の作用効果を得ることができ、以下に実施形態の別例として説明する。
図12は別例における制御基板15が挿入配置される前の基板収容室5の上部を示す斜視図、図13は同じく制御基板15が挿入配置された後の基板収容室5の上部を示す斜視図、図14は同じく基板側端子37にモータ側端子38が嵌合したときの図11に対応する断面図である。
これらの図に示すように、基板収容室5内の左側壁5aの上部には、端子位置規制部41に代えて前後一対の基板位置規制部51(図13,14では一方のみ図示)が突設されている。基板収容室5内に制御基板15が挿入されると、図13,14に示すように、各基板位置規制部51の右側面に対して制御基板15の上部が右側方から当接、または微小間隙を介して相対向する。
そして、制御基板15の基板側端子37にモータ側端子38が右側方から嵌合すると、各基板側端子37は左側方への押圧力を受ける。このとき、各基板位置規制部51が左側方から制御基板15の上部に当接して位置規制し、押圧力による制御基板15のそりや変形を防止する。結果として、制御基板15を介して基板側端子37も位置規制されて左側方への移動や変形が防止される。よって、実施形態と同じく、基板側端子37とモータ側端子38とを一層確実に嵌合させて、接触不良等のトラブルを未然に防止することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、ウインドの昇降を行うパワーウインドユニット1に具体化したが、モータユニットの種別はこれに限るものではなく任意に変更可能であり、例えばサンルーフの開閉用モータに適用してもよい。
1 パワーウインドユニット
2 本体ケーシング
3 ホイール収容室
5 基板収容室
7 前面カバー(カバー部材)
8 ウォームホイール
9 モータ
9a 出力軸
10 ウォーム
12 ビス(締結部材)
13 モータ締結部
15 制御基板
18 開口部
19 コネクタ端子
20 コネクタカバー
21 コネクタ
22 防水パッキン
27 下部掛止爪(掛止部)
37 基板側端子
38 モータ側端子
40a 端子ガイド溝(端子ガイド部)
41 端子位置規制部
51 基板位置規制部

Claims (8)

  1. 本体ケーシングのホイール収容室内に配設され、軸線を中心として回転可能に支持されたウォームホイールと、
    前記ウォームホイールの軸線と直交する一側方から前記本体ケーシングに対し締結部材により締結されると共に、出力軸に固定されたウォームが前記ウォームホイールに噛合されたモータと、
    前記ホイール収容室に対し前記一側方で隣り合うように前記本体ケーシングに画成された基板収容室と、
    前記モータの出力軸の軸線に対して交差する姿勢で前記基板収容室内に配設され、前記モータと電気的に接続されると共に、前記一側方に外部と接続されるコネクタが設けられた制御基板と
    を備えた減速機付きモータユニットにおいて、
    前記制御基板は、前記モータの出力軸の軸線に対して直交する姿勢から、前記モータ側の端部を他側方に位置変位させる方向に傾斜配置されることにより、前記モータ側の端部が前記出力軸の軸線方向において前記締結部材による締結部から離間配置され
    前記基板収容室は、前記モータの反対側に開口部が形成されると共に、前記開口部を閉塞するように前記コネクタを構成するコネクタカバーが脱着可能に配設され、前記開口部を経て前記モータの反対側から前記制御基板が板面に沿って挿入配置され、
    前記制御基板の傾斜配置により、前記基板収容室の前記モータの反対側の部位が前記ホイール収容室から前記一側方に離間配置され、該離間配置により確保されたスペースに前記コネクタカバーの一側を脱着可能とする掛止部が形成されている
    ことを特徴とする減速機付きモータユニット。
  2. 前記基板収容室の開口部と前記コネクタカバーとの間には、防水パッキンが介装されている
    ことを特徴とする請求項に記載の減速機付きモータユニット。
  3. 前記基板収容室の開口部は、前記モータの反対側且つ前記一側方に向いた斜め方向に開口形成され、
    前記制御基板には、前記コネクタカバーと共に前記コネクタを構成するコネクタ端子が前記開口部を経て前記一側方に向けて突設され、
    前記コネクタカバーは、前記コネクタ端子を内包すると共に前記開口部を閉塞するように、前記一側方から前記基板収容室の開口部に配設されている
    ことを特徴とする請求項またはに記載の減速機付きモータユニット。
  4. 前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、
    前記制御基板の傾斜配置により、前記制御基板の前記モータ側の端部と共に前記基板側端子が前記他側方に位置変位されている
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の減速機付きモータユニット。
  5. 前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、
    前記基板収容室内には、前記開口部を経て前記モータの反対側から挿入配置される前記制御基板の基板側端子の位置を矯正する端子ガイド部が形成されている
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の減速機付きモータユニット。
  6. 前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、
    前記基板収容室内には、前記基板側端子への前記モータ側端子の嵌合時に、前記基板側端子の近傍で前記他側方から前記制御基板に当接して位置規制する基板位置規制部が形成されている
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の減速機付きモータユニット。
  7. 前記制御基板の前記モータ側の部位に基板側端子が設けられ、前記一側方から前記本体ケーシングに締結された前記モータのモータ側端子が前記基板側端子に嵌合されることにより、前記制御基板が前記モータと電気的に接続されており、
    前記基板収容室内には、前記基板側端子への前記モータ側端子の嵌合時に、前記他側方から前記基板側端子に当接して位置規制する端子位置規制部が形成されている
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の減速機付きモータユニット。
  8. 前記ホイール収容室は、前記ウォームホイールの軸線に沿った一側面をカバー部材により閉塞されて画成されており、
    前記制御基板の傾斜配置により、前記基板収容室の前記モータの反対側の部位が前記ホイール収容室から前記一側方に離間配置され、該離間配置により確保されたスペースにおいて前記カバー部材の周縁がカシメ加工により前記ホイール収容室の周縁に結合されている
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の減速機付きモータユニット。
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