JP6798693B2 - 水滴除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器の上端口部に冠着されたキャップに付着した水滴を除去する水滴除去装置に関する。
従来、搬送路に沿って搬送されている容器のキャップに向って空気を吹き付け、これによってキャップに付着した水滴を吹き飛ばす水滴除去装置が知られている(下記特許文献1参照)。
上記従来の水滴除去装置は、キャップの側面に傾斜して横方向に空気を吹出す帯状の横方向吹出口と、横方向吹出口の反対側でキャップの端部に下方向に空気を吹出す帯状の下方向吹出口とを備えており、下方向吹出口が、横方向吹出口を通過直後のキャップに空気を吹きつける位置に配置されている。
これにより、キャップに付着した水滴は、横方向吹出口から吹出される空気により横方向吹出口の反対側のキャップの下部に一旦集められ、その直後、下方向吹出口から吹出される空気によりキャップの下方に吹き落とされる。
特開2000−320969号公報
ところで、上記従来の水滴除去装置の構成において、下方向吹出口からの空気流は、下方に向って流れるが、キャップの下方にはキャップの径よりも大径の容器の肩部が位置し、この肩部に上方から空気流が当たることによって、下方向吹出口と反対側に向かう力が付与される。
このため、上記従来の水滴除去装置によると、起立姿勢で搬送される容器は、横方向吹出口から空気流を受けて横方向吹出口と反対側に向かって力が付与され、続いて、下方向吹出口から空気流を受けて下方向吹出口と反対側に向かって力が付与される。このように、搬送中に容器に受ける力の方向が変化すると、起立姿勢で搬送される容器が不安定となる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、起立姿勢の容器を安定して搬送しながら、キャップの水滴を確実に除去することができる水滴除去装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、容器の上端口部に冠着されたキャップに付着した水滴を除去する水滴除去装置において、前記容器を搬送する搬送路と、該搬送路の一側に沿って所定間隔を存して配設された複数の第1ノズルと、各第1ノズルに夫々対応して前記搬送路の他側に沿って配設された複数の第2ノズルとを備え、前記第1ノズルの軸線と前記第1ノズルに対応する前記第2ノズルの軸線とは、平面視において一致し、且つ前記キャップの高さ寸法の範囲内で互いに上下にずれていることを特徴とする。
本発明によれば、第1ノズルの軸線と第2ノズルの軸線とは、キャップの高さ寸法の範囲内で互いに上下にずれているから、キャップの上半部に付着する水滴は第1ノズルの空気流に吹き飛ばされ、同時に、キャップの下半部に付着する水滴は第2ノズルの空気流に吹き飛ばされる。そして、同時に相反する方向の両側から空気流がキャップに向かっても、第1ノズルの軸線と第2ノズルの軸線とのずれにより両空気流の干渉が防止される。これによって、キャップに付着する水滴は、効率よく確実に除去される。
更に、第1ノズルの軸線と第2ノズルの軸線とが平面視において一致していることにより、同時に相反する方向の両側から空気流がキャップに当たる。これにより、空気流から容器に付与される倒れ方向の力が相殺される。よって、起立姿勢での安定した容器の搬送を行いながら、確実にキャップの水滴を除去することができる。
本発明の実施形態の水滴除去装置の構成を平面視して模式的に示す図。 図2Aは第1ノズルと第2ノズルの位置関係を平面視した説明図、図2Bは第1ノズルと第2ノズルの位置関係を正面視した説明図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル等の合成樹脂製の容器Bの上端部に形成された口部には、PE(ポリエチレン)等の合成樹脂製のキャップCが冠着されている。
本実施形態の水滴除去装置1は、容器Bを起立姿勢で一列に連続搬送するコンベヤ2(搬送路)と、第1ノズルユニット3と、第2ノズルユニット4とを備えている。第1ノズルユニット3と第2ノズルユニット4とは、容器Bの搬送方向に沿ってコンベヤ2を挟んで互いに平行に延びており、マニホールド5を介してブロア6に接続されている。
第1ノズルユニット3は、コンベヤ2による容器Bの搬送方向に沿って所定間隔を存して配設された複数(本実施形態では5つ)の第1ノズル7を備えている。各第1ノズル7は、先端の空気吹出口に向かって次第に縮径するテーパ状の円筒体により形成されている。
第2ノズルユニット4は、第1ノズルユニット3の各第1ノズル7に対応する複数(本実施形態では5つ)の第2ノズル8を備えている。各第2ノズル8は、第1ノズル7と同様に、先端の空気吹出口に向かって次第に縮径するテーパ状の円筒体により形成されている。
図2Aに示すように、第1ノズル7の軸線7xと、当該第1ノズル7に対応する第2ノズル8の軸線8xとは、平面視において一致している。更に、図2Bに示すように、第1ノズル7の軸線7xと、当該第1ノズル7に対応する第2ノズル8の軸線8xとは、キャップCの高さ寸法の範囲内で互いに上下にずれている。
これにより、図2Bに示すように、各第1ノズル7は、コンベヤ2に搬送されている容器BのキャップCの略上半部に空気を吹き付け、各第2ノズル8は、コンベヤ2を介して第1ノズル7と反対側から容器BのキャップCの略下半部に空気を吹き付ける。
第1ノズル7からの空気流はキャップCの略上半部に当たって外周面に沿って反対側に回り込んで水滴を吹き飛ばす。第2ノズル8からの空気流はキャップCの略下半部に当たって外周面に沿って反対側に回り込んで水滴を吹き飛ばす。
本実施形態においては、各第1ノズル7の口径及び各第2ノズル8の口径は、何れも約10mmとされており、各第1ノズル7の間隔及び各第2ノズル8の間隔は、夫々、約50mmとされている。各第1ノズル7からキャップCの外面までの最短距離と、各第2ノズル8からキャップCの外面までの最短距離とは、何れも、約2mmに設定されている。ブロア6は、その能力が5.5kWのものが用いられている。コンベヤ2の搬送速度は77m/minに設定されている。
以上のように構成された水滴除去装置1の作用を説明する。先ず、ブロア6を作動させて、各第1ノズル7及び各第2ノズル8から同時に空気を吹出す。この状態で、コンベヤ2を作動させ、容器Bを順次搬送する。
コンベヤ2によって搬送される容器Bは、最上流側に位置する第1ノズル7と第2ノズル8との間を通過する。このとき、第1ノズル7の軸線7xと第2ノズル8の軸線8xとが、キャップCの高さ寸法の範囲内で互いに上下にずれていることにより、キャップCの上半部に付着する水滴は第1ノズル7からの空気流により吹き飛ばされ、同時に、キャップCの下半部に付着する水滴は第2ノズル8からの空気流により吹き飛ばされる。
第1ノズル7からの空気流と第2ノズル8からの空気流とは、同時に相反する方向の両側からキャップCに向かうが、両者の軸線7x、8xのずれによって空気流同士の干渉は殆どない。
また、第1ノズル7の軸線7xと第2ノズル8の軸線8xとは、平面視において一致していることにより、キャップCに対して相反する方向から付与される空気流による力が相殺される。これにより、容器Bは倒れることなく搬送され、安定した搬送状態を維持することができる。
次いで、最上流側に位置する第1ノズル7と第2ノズル8との間を抜けた容器Bは、下流側に隣接する第1ノズル7と第2ノズル8との間に向かう。この時にも、第1ノズル7の軸線7xと第2ノズル8の軸線8xとが平面視において一致していることにより、容器Bは第1ノズル7と第2ノズル8との間に停滞することなく、第1ノズル7と第2ノズル8との間を円滑に抜けて搬送される。
そして、容器Bは、下流に向かって第1ノズル7と第2ノズル8との間を順次搬送されつつ、キャップCに対して第1ノズル7と第2ノズル8とによる空気の吹き付けが繰り返し行われる。これにより、キャップCに付着する水滴は確実に除去され、容器Bはコンベヤ2の下流端に向かって搬送される。
なお、本実施形態においては、第1ノズルユニット3が5つの第1ノズル7を有し、第2ノズルユニット4が5つの第2ノズル8を有して構成された水滴除去装置1について説明したが、第1ノズル7の数及び第2ノズル8の数は、これに限るものでない。例えば、第1ノズル7と第2ノズル8とを夫々6つ以上設けてもよい。
また、各第1ノズル7の口径と各第2ノズル8の口径とは、同一に設定されておくことにより、本実施形態において採用した寸法に限定されない。第1ノズル7からキャップCの外面までの最短距離と第2ノズル8からキャップCの外面までの最短距離とにおいても、同一に設定されておくことにより、本実施形態において採用した寸法に限定されない。更に、ブロア6の能力やコンベヤ2の搬送速度も、適宜好適なものを用いることができる。
B…容器、C…キャップ、1…水滴除去装置、2…コンベヤ(搬送路)、7…第1ノズル、7x…第1ノズルの軸線、
8…第2ノズル、8x…第2ノズルの軸線。

Claims (1)

  1. 容器の上端口部に冠着されたキャップに付着した水滴を除去する水滴除去装置において、
    前記容器を搬送する搬送路と、該搬送路の一側に沿って所定間隔を存して配設された複数の第1ノズルと、各第1ノズルに夫々対応して前記搬送路の他側に沿って配設された複数の第2ノズルとを備え、
    前記第1ノズルの軸線と前記第1ノズルに対応する前記第2ノズルの軸線とは、平面視において一致し、且つ前記キャップの高さ寸法の範囲内で互いに上下にずれていることを特徴とする水滴除去装置。
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