JP6798284B2 - ネジ供給装置及びネジ供給方法 - Google Patents

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Description

本出願はネジ供給装置及びネジ供給方法に関する。
ネジ締め機にネジを供給するための部品として、カートリッジが用いられる場合がある。このようなカートリッジとしては、例えば、円盤状に形成されたものがある。この円盤状のカートリッジは、カートリッジの周方向に沿って環状に配列された複数のネジ充填孔を有する。複数のネジ充填孔には、ネジがそれぞれ充填され、この複数の充填孔に充填されたネジは、カートリッジごとにネジ締め機に供給される。
特開2001−121440号公報
一般に市販されている座金付ネジには、座金がネジ部に噛み込んだ噛み込みネジが混在していて、カートリッジに噛み込みネジが充填される場合がある。噛み込みネジが充填されたカートリッジをネジ締め機に供給すると、ネジ締め機は噛み込みネジを吸着ノズルで真空吸着することができず、ネジの落下が発生する場合があった。この理由は、ネジ締め機の吸着ノズルが噛み込みネジを真空吸着しようとしても、噛み込みネジでは、吸着ノズルと座金との間に隙間が発生するためである。
一方、市販のネジ供給機により、カートリッジに座金付ネジを供給する際、正常な座金付ネジの形状を有する通過窓を通過するネジのみを搬送させることにより、噛み込みネジを除去することも可能である。しかしながら、通過窓に干渉して除去されて蓄積された噛み込みネジを、定期的にネジ供給機から除去するという手間がかかる。また、通過窓で止まった噛み込みネジは取り除かないと蓄積された噛み込みネジにより通常のネジが供給できなくなる。
1つの側面では、カートリッジに供給する座金付ネジから、座金の噛み込みを解消するネジ供給装置及びネジ供給方法を提供することを目的とする。
1つの形態によれば、搬送レール上を搬送される座金付ネジをカートリッジに充填するネジ供給装置であって、パイプ状に形成され、座金付ネジの座金の径より大きい外径と、座金付ネジの頭部の径より大きい内径を有する、吸着ノズルと、吸着ノズルの内部に、吸着ノズルの先端から、所望の座金の位置からネジの頭部までの距離と等しい距離をあけて設けられた押圧部材と、吸着ノズルを搬送レール上に載置された座金付ネジの頭部の位置に移動させると共に、吸着ノズルの先端部を下降させてネジの頭部に接近させる駆動部と、吸着ノズルの先端部を座金付ネジの頭部に接近させて座金付ネジの頭部を押圧した後に、座金付ネジを吸引する吸引部と、を備える、ネジ供給装置が提供される。
他の形態によれば、ネジ供給機から座金付ネジを搬送する搬送レールと、座金付ネジを吸着するパイプ状の吸着ノズルと、吸着ノズルの内部に設けられた押圧部材と、を備えるネジ供給装置により、座金付ネジをカートリッジに供給するネジ供給方法であって、座金付ネジを搬送レールにより吸着ノズルの下方まで搬送することと、搬送レール上に載置された座金付ネジの頭部の位置に、吸着ノズルを移動させると共に、吸着ノズルの先端部を下降させて座金付ネジの頭部に接近させることと、吸着ノズルの先端部を座金付ネジの頭部に接近させて座金付ネジの頭部を押圧して、座金付ネジの姿勢を矯正することと、座金付ネジの頭部を押圧した後に、座金付ネジを吸引することと、吸着ノズルを上昇させてカートリッジに座金付ネジを充填することと、を含む、ネジ供給方法が提供される。
開示のネジ供給装置及びネジ供給方法によれば、カートリッジに供給する座金付ネジから、座金の噛み込みが解消される。
(a)は開示のネジ供給装置の縦断面図、(b)は正常な座金付ネジの側面図、(c)は噛み込みが発生した座金付ネジの側面図である。 開示のネジ供給装置が備える、吸着ノズル、カートリッジ、及びネジ供給機の斜視図である。 (a)は、吸着ノズルが搬送レール上にある噛み込みネジを吸着する前の状態を示す図、(b)は吸着ノズルが下降してネジが矯正され、吸着ノズルにより座金付ネジが吸着された状態を示す図、(c)は吸着ノズルが上昇して、座金付ネジがカートリッジに充填された状態を示す図である。 (a)は、吸着ノズルが搬送レール上にある噛み込みネジを矯正する直前の状態を示す図であり、吸着ノズルと噛み込みネジとの関係を示す図、(b)は吸着ノズルの押圧部材によりネジが矯正された状態を示す図である、座金付ネジと吸着ノズルとの関係を示す図である。 ネジ締め機にカートリッジからネジが供給される様子を示す縦断面図である。 (a)は、吸着ノズルの押圧部材の別例を示すであり、吸着ノズルが搬送レール上にある噛み込みネジを吸着する前の状態を示す図、(b)は、吸着ノズルが下降して吸着ノズルの押圧部材により噛み込みネジが矯正された状態を示す図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。また、以下の実施の形態において同一又は類似の要素には共通の参照符号を付けて示し、理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。
図1(a)及び図2に示されるように、開示のネジ供給装置10は、ネジ供給機12と、吸着ノズル16と、押圧部材17と、第一駆動部14と、真空エジェクタ18と、第二駆動部20と、制御部22と、第一駆動部14で駆動されるテーブル60とを備える。ネジ供給装置10は、ネジ供給器12から供給される座金付ネジ30を、テーブル60に置かれたカートリッジ34に充填する。
ネジ供給機12は、ネジ貯蔵部24と、ネジ整列部26と、振動フィーダ28とを有する。ネジ貯蔵部24には、座金付ネジ30が複数、貯蔵される。振動フィーダ28は、振動を発生するように作動する。ネジ供給機12では、振動フィーダ28が作動すると、ネジ貯蔵部24からネジ整列部26に複数の座金付ネジ30が搬送されると共に、複数の座金付ネジ30がネジ整列部26(搬送レールの一例)に一列に整列される。
本実施形態のネジ供給装置10が供給する座金付ネジ30は、図1(b)及び図1(c)に示されるように、ネジ本体31、バネ座金32a、及び、平座金32bを備える。通常、座金付ネジ30は、図1(b)に示されるように、バネ座金32aがネジ本体31の頭部に接する位置にある。しかしながら、市販されている座金付ネジ30の一部には、図1(c)に示されるように、バネ座金32a又は平座金32bがネジ本体31のネジ部に乗り上げて、一時的に食いつく、すなわち、噛み込んだ状態で動かなくなるものがある。本明細書では、バネ座金32a又は平座金32bが噛み込んだ状態の座金付ネジ30を噛み込みネジ30bと呼ぶ場合がある。
図2に示されるように、ネジ整列部26には、鉛直方向上側に開口し、水平方向に伸びる溝33が形成されている。ネジ整列部26では、各座金付ネジ30の軸部が溝33に挿入されることにより、各座金付ネジ30が頭部を上にして整列される。ネジ整列部26における先頭の座金付ネジ30は、この座金付ネジ30の軸部が溝33の一端に当接することによりネジ整列部26の一端に位置決めされる。ネジ整列部26の先頭の座金付ネジ30は、後述する吸着ノズル16によりカートリッジ34に供給される。
カートリッジ34は、円盤状に形成されていて、鉛直方向を軸方向として配置される。図1(a)に示されるように、カートリッジ34は、後述する第一駆動部14のテーブル60に固定され、このテーブル60と共に鉛直軸線周りに回転する。このカートリッジ34は、テーブル60に着脱可能に固定されており、テーブル60から取り外されて、後述するネジ締め機80に適用される(図5参照)。
カートリッジ34は、このカートリッジ34の周方向に配列された複数のネジ充填孔36を有する。複数のネジ充填孔36は、それぞれ断面円形状に形成されていて、カートリッジ34の軸方向に沿って貫通している。
カートリッジ34がテーブル60に固定された状態において、カートリッジ34は、ネジ整列部26の上方に配置される。また、カートリッジ34の中心軸線からネジ整列部26における先頭の座金付ネジ30の中心軸線までの距離が、カートリッジ34の中心軸線からネジ充填孔36の中心軸線までの距離と等しくなるように、各部の長さが設定されている。
図1(a)に示されるように、カートリッジ34は、本体部38と、座金付ネジ30を把持するための把持シート40とを備えている。把持シート40は、例えばプラスチック製であり、概略円環状に形成されている。把持シート40は、図示しないが固定リング及び複数のボルトにより本体部38に固定される。把持シート40には、複数のネジ充填孔36のそれぞれに対応してネジ把持部50が形成されている。各ネジ把持部50は把持片52と把持片54とを有する。
図1(a)に示されるようにネジ充填孔36に充填された座金付ネジ30の軸部は、カートリッジ34の内側に位置する把持片52及び外側に位置する把持片54によってそれぞれ挟持される。すなわち、座金付ネジ30は、ネジ把持部50に把持された状態でネジ充填孔36に充填される。
図1(a)に示される第一駆動部14は、テーブル60と、モータ62とを有する。テーブル60は、円盤状に形成されており、鉛直方向を軸方向として配置されている。テーブル60は、カートリッジ34を着脱可能に保持する機構を有する。このテーブル60には、カートリッジ34の各ネジ充填孔36と同軸上に貫通孔64が形成されている。
テーブル60は、モータ62の作動に伴い鉛直軸線周りに回転する。第一駆動部14によってカートリッジ34が所定角度ずつ回転することにより、複数のネジ充填孔36が吸着ノズル16と同軸上の位置、すなわち、ネジ充填位置に順次配置される。
吸着ノズル16は、図1(a)及び図2に示されるように、パイプ状に形成されており、鉛直方向を軸方向として配置される。吸着ノズル16は、ネジ整列部26における先頭のネジ30とカートリッジ34を挟んだ反対側、すなわち、カートリッジ34の上方に配置される。また吸着ノズル16は、ネジ整列部26における先頭のネジ30と同軸上に配置される。
また、図4(b)に示されるように、吸着ノズル16は、座金付ネジ30の平座金32bの径D2より大きい外径D1を有する。そして、吸着ノズル16は、座金付ネジ30の頭部の径D4より大きい内径D3を有する。このように吸着ノズル16の外径D1及び内径D2を設定することで、図4(b)に示すように、吸着ノズル16の先端部を平座金32bにより蓋をすることができ、後述する真空エジェクタ18(吸引部の一例)により座金付ネジ30を吸着できる。
また、図4(a)及び図4(b)に示されるように、吸着ノズル16の内部に、座金付ネジ30の頭部を押圧するための押圧部材17が設けられている。押圧部材17は、吸着ノズル16の先端から、所望の平座金32bの位置からネジ本体31の頭部の頂部までの距離H1と等しい距離をあけて設けられている。押圧部材17は、吸着ノズル16に内部に設けられるよう円盤形状に形成されていて、吸着ノズル16の内部に形成されたストッパ19により所定の距離で固定されている。また、図4(a)及び図4(b)に示されるように、真空エジェクタ18により空気が吸引できるよう、貫通孔21が少なくとも一つ形成されている。
吸着ノズル16は、後述する第二駆動部20により下降、すなわち、図3の矢印A方向に移動する。吸着ノズル16の内部に押圧部材17を設けることで、ネジ整列部26上の噛み込みネジ30bの頭部を押圧し、噛み込みネジ30bの噛み込みを矯正することができる。
吸着ノズル16を駆動させる第二駆動部20には、可動部66と及び案内部68を有するスライダ機構70が設けられており、このスライダ機構70の可動部66には、吸着ノズル16が固定されている。吸着ノズル16は、スライダ機構70の可動部66と共に鉛直方向に移動する。
真空エジェクタ18は、圧縮エア供給源72と吸着ノズル16の間に接続されている。圧縮エア供給源72から真空エジェクタ18に圧縮エアが供給されることで、真空エジェクタ18が駆動して、吸着ノズル16の先端部、すなわち、吸入口から空気が吸引される。
第二駆動部20は、方向制御弁74と、エアシリンダ76とを有する。方向制御弁74は、圧縮エア供給源72とエアシリンダ76の間に接続されている。エアシリンダ76の可動部は、吸着ノズル16に接続されている。
第二駆動部20は、吸着ノズル16を往復移動させる。すなわち、方向制御弁74を介して圧縮エア供給源72からエアシリンダ76に圧縮エアが供給されると、吸着ノズル16が鉛直方向に移動する。また、方向制御弁74の切替に伴い、エアシリンダ76の作動方向が切り替えられ、吸着ノズル16の移動方向が変更される。
制御部22は、例えば演算装置及び記憶装置等を有する電子回路を備えており、振動フィーダ28、第一駆動部14のモータ62、真空エジェクタ18、及び、第二駆動部20の方向制御弁74を制御する。
次に、ネジ供給装置10を用いたカートリッジ34への座金付ネジ30の供給方法について説明する。
まず、ネジ供給機12の振動フィーダ28が作動し、ネジ貯蔵部24からネジ整列部26に複数の座金付ネジ30が搬送されるとともに、この複数の座金付ネジ30がネジ整列部26に一列に整列される。ネジ整列部26における先頭の座金付ネジ30は、この座金付ネジ30の軸部が溝32の一端に当接することによりネジ整列部26の一端に位置決めされる。そして、図3(a)に示すように、この先頭の座金付ネジ30は、複数のネジ充填孔36のうちネジ充填位置にあるネジ充填孔36と同軸上に配置される。なお、図3(a)では、先頭の座金付ネジ30が噛み込みネジ30bである場合が示されている。
続いて、図3(b)に示されるように、第二駆動部20のエアシリンダ76が作動し、吸着ノズル16が往路方向に移動、すなわち、図3(a)の矢印A方向に下降する。吸着ノズル16は、降下する際、ネジ充填孔36を貫通する。吸着ノズル16がネジ充填孔36を貫通して降下するときには、図3(b)に示されるように、ネジ把持部50を形成する複数の把持片52、54に吸着ノズルが摺接し、複数の把持片52、54が吸着ノズル16の先端部側へ向けて弾性変形する。吸着ノズル16の先端部が、ネジ整列部26に置ける先頭の座金付ネジ30に到達すると、エアシリンダ76が停止し、吸着ノズル16が降下した位置に保持される。
このとき、吸着ノズルの先端部にある押圧部材17が、噛み込みネジ30bの頭部を押圧して、噛み込みが矯正され、噛み込みネジ30bは正常な座金付ネジ30となる。そして、真空エジェクタ18が動作し、吸着ノズル16の先端部から空気が吸引され、ネジ整列部26における先頭の座金付ネジ30が吸着ノズル16に吸着される。
続いて、図3(c)に示されるように、方向制御弁74によってエアシリンダ76の作動方向が切り替えられ、このエアシリンダ76が逆方向に作動し、吸着ノズル16復路方向に移動、すなわち、図3(c)の矢印B方向に上昇する。
吸着ノズル16が上昇する際にネジ把持部50を通過すると、ネジ把持部50を形成する把持片52、54が元の形状に戻り、吸着ノズル16に吸着された座金付ネジ30の軸部が、ネジ把持部50によって把持されてネジ充填孔36内に留まる。その後、真空エジェクタ18が停止し、吸着ノズル16の先端部からの空気の吸引が停止される。吸着ノズル16は更に上昇し、図3(a)に示されるよう、カートリッジ34の上方まで上昇する。
吸着ノズル16がカートリッジ34の上方まで上昇すると、第一駆動部14のモータ62が作動して、テーブル60と共にカートリッジ34が図21の矢印C方向に回転する。そして、複数のネジ充填孔36のうち次のネジ充填孔36に座金付ネジ30が順に供給され、複数のネジ充填孔36の各々に座金付ネジ30が充填される。
なお、カートリッジ34は、テーブル60から取り外され、図5に示されるネジ締め機80に装着される。カートリッジ34に充填された座金付ネジ30は、ネジ締め機の電動ドライバ82に供給される。電動ドライバ82は、モータ84と、ドライバ86と、ケース88とを有する。ドライバ86は、円筒状のケース88に収容されると共に、モータ84の出力軸に固定されている。
そして、この電動ドライバ82では、吸引装置90によりケース88の内側の空気が吸引されることにより、ドライバ86の先端に座金付ネジ30が吸着される。また、電動ドライバ82は、例えばロボットハンド等の搬送機92によりネジ30の締結先に搬送され、このネジ30の締結先においてモータ84が作動することにより、ドライバ86が回転し座金付ネジ30が締結先のネジ穴に螺入される。
なお、図1(a)〜図4に示す吸着ノズル16に取付けられた押圧部材17は、円盤形状の部材に、吸引用の貫通孔21を形成したものであるが、座金付ネジの頭部を押圧することが可能であれば別の形状であってもよい。例えば、図6(a)及び図(b)に示されるように、押圧部材17bは、吸着口とは反対側の吸着ノズル16の端部(後端部)から延びる、長軸の棒状部材であってもよい。この場合は図6(a)に示されるように、押圧部材17bが噛み込みネジ30bの上方に位置される。続いて、図6(b)に示されるように吸着ノズル16が降下することによって、棒状に形成された押圧部材17bの先端が、噛み込みネジ30bを押圧して、噛み込みネジ30bの噛み込みが矯正される。また、押圧部材17は、吸着ノズル16の先端から距離H1の位置の内壁に突出させたピン状のものでもよい。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1)ネジ供給機から供給され搬送レール上を搬送される座金付ネジをカートリッジに充填するネジ供給装置であって、
パイプ状に形成され、前記座金付ネジの座金の径より大きい外径と、前記座金付ネジの頭部の径より大きい内径を有する、吸着ノズルと、
前記吸着ノズルの内部に、前記吸着ノズルの先端から、所望の座金の位置から前記座金付ネジの頭部までの距離と等しい距離をあけて設けられた押圧部材と、
前記吸着ノズルを前記搬送レール上に載置された前記座金付ネジの頭部の位置に移動させると共に、前記吸着ノズルの先端部を下降させて前記座金付ネジの頭部に接近させる駆動部と、
前記吸着ノズルの先端部を前記座金付ネジの頭部に接近させて前記座金付ネジの頭部を押圧した後に、前記座金付ネジを吸引する吸引部と、
を備える、ネジ供給装置。
(付記2)
前記押圧部材は円盤状に形成され、少なくとも一つの貫通孔が形成されている、付記1に記載のネジ供給装置。
(付記3)
前記押圧部材は、前記吸着ノズルの後端部から、前記吸着ノズル内を延びる棒状部材である、付記1に記載のネジ供給装置。
(付記4)
前記押圧部材は、前記吸着ノズルの先端部から、前記距離の位置で前記吸着ノズルの内壁から突出する少なくとも1本のピンである、付記1に記載のネジ供給装置。
(付記5)
ネジ供給機から座金付ネジを搬送する搬送レールと、前記座金付ネジを吸着するパイプ状の吸着ノズルと、前記吸着ノズルの内部に設けられた押圧部材と、を備えるネジ供給装置により、前記座金付ネジをカートリッジに供給するネジ供給方法であって、
前記座金付ネジを前記搬送レールにより前記吸着ノズルの下方まで搬送することと、
前記搬送レール上に載置された前記座金付ネジの頭部の位置に、前記吸着ノズルを移動させると共に、前記吸着ノズルの先端部を下降させて前記座金付ネジの頭部に接近させることと、
前記吸着ノズルの先端部を前記座金付ネジの頭部に接近させて前記座金付ネジの頭部を押圧して、前記座金付ネジの姿勢を矯正することと、
前記座金付ネジの頭部を押圧した後に、前記座金付ネジを吸引することと、
前記吸着ノズルを上昇させて前記カートリッジに前記座金付ネジを充填することと、
を含む、ネジ供給方法。
10 ネジ供給装置
12 ネジ供給機
14 第一駆動部
16 吸着ノズル
17、17a 押圧部材
18 真空エジェクタ(吸着部)
20 第二駆動部(駆動部)
22 制御部
26 ネジ整列部(搬送レール)
30 座金付ネジ
31 ネジ本体
32a バネ座金
32b 平座金
34 カートリッジ
36 ネジ充填孔
50 ネジ把持部
52、54 把持片

Claims (3)

  1. ネジ供給機から供給され搬送レール上を搬送される座金付ネジをカートリッジに装着するネジ供給装置であって、
    パイプ状に形成され、前記座金付ネジの座金の径より大きい外径と、前記座金付ネジの頭部の径より大きい内径を有する、吸着ノズルと、
    前記吸着ノズルの内部に、前記吸着ノズルの先端から、前記座金付ネジの座金の位置から前記座金付ネジの頭部までの距離と等しい距離をあけて設けられた押圧部材と、
    前記吸着ノズルを前記搬送レール上に載置された前記座金付ネジの頭部の位置に移動させると共に、前記吸着ノズルの先端部を下降させて前記座金付ネジの頭部に接近させる駆動部と、
    前記吸着ノズルの先端部を前記座金付ネジの頭部に接近させて前記座金付ネジの頭部を押圧した後に、前記座金付ネジを吸引する吸引部と、
    を備える、ネジ供給装置。
  2. 前記押圧部材は円盤状に形成され、少なくとも一つの貫通孔が形成されている、請求項1に記載のネジ供給装置。
  3. ネジ供給機から座金付ネジを搬送する搬送レールと、前記座金付ネジを吸着するパイプ状の吸着ノズルと、前記吸着ノズルの内部に設けられた押圧部材と、を備えるネジ供給装置により、前記座金付ネジをカートリッジに供給するネジ供給方法であって、
    前記座金付ネジを前記搬送レールにより前記吸着ノズルの下方まで搬送することと、
    前記搬送レール上に載置された前記座金付ネジの頭部の位置に、前記吸着ノズルを移動させると共に、前記吸着ノズルの先端部を下降させて前記座金付ネジの頭部に接近させることと、
    前記吸着ノズルの先端部を前記座金付ネジの頭部に接近させて前記座金付ネジの頭部を押圧して、前記座金付ネジの姿勢を矯正することと、
    前記座金付ネジの頭部を押圧した後に、前記座金付ネジを吸引することと、
    前記吸着ノズルを上昇させて前記カートリッジに前記座金付ネジを充填することと、
    を含む、ネジ供給方法。
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