JP6794344B2 - 採血用絆創膏 - Google Patents

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Description

本発明は、採血用絆創膏及び採血検査、特に自己採血検査に関する。
近年、政府の成長戦略で「国民の健康寿命の延伸」が掲げられ、様々な規制緩和の動きの中で、個人の健康の管理や疾病の予防が期待されている。その中で、自己採血検査に関しては、2014年2月にグレーゾーンが解消され普及が期待されている。しかし、多くの血液検査項目を、自己採血検査としようとすると、血液のサンプリングの問題が生じる。すなわち、多くの血液検査項目では、全血(採血した血液をそのまま)で測定することは難しく、血球、血漿、血清等に分画して使用する必要がある。これまで、様々な自己採血検査方法が報告されているが、未だ、コストや使用方法等に課題があり、自己採血検査を普及させるためには課題が多い。
例えば、自己採血キットに関する技術としては、特許文献1〜3がある。特許文献1は、自己採血した血液の分離用容器に関するものである。この技術は、遠心機を使用して血漿分離することが前提であるが、これを利用した自己採血検査の普及のためには、各人あるいは自己採血検査を行う各拠点で遠心機を購入する必要があり、コストや安全面での課題がある。一方、特許文献2や3は、自己採血器具における微量採血量の補正手段に関する。この採血器具は、膜分離により血漿分離を実施するため、採血器具の構造が複雑であり、非常にコストが高い。
また、これらの技術以外に、ろ紙に血液を含浸させて血液を採取する方法が、薬物検査や免疫項目検査で古くから実施されている。例えば、採血対象者は、採血針で指を穿刺して指の上に出血させた後、ろ紙に押し付けることで採血する。従って、周辺に付着させてしまう恐れや他の夾雑物の混入の恐れがあり、不衛生、低精度などの問題がある。また、ろ紙に得られた血液は、一定の大きさのパンチでくり抜く等の煩雑な操作をして、検査に使用する採血量を半定量的に抽出する必要があり、検査者の負担が大きい。
また、自己で容易に血液を採取する方法がいくつか報告されている。例えば、特許文献4では、非湿潤性の保護フィルム上に血液を採集し、次いで、毛管の端を血液と接触させ、毛管作用によってその毛管を満たすようにして採集したり、貯蔵及び/或いは分析用に使用可能な容器中に血液を滴下して採集したりすることが記載されている。また、特許文献5では、少量の血液が皮膚に沿って流れ落ちないように、貫通孔を有する採血用絆創膏を使用し、貫通孔部に血液を採取することが記載されている。しかし、これらの方法では、特に自己で採血するためには、操作が難しく煩雑で、普及することは難しい。
更に、採血針と血液検査部が結合しており、絆創膏に一体型となった採血針から得られた血液をそのまま該血液検査部に送って測定する、個人用血液検査機能付絆創膏も開示されている(特許文献6)が、実現性は乏しい。
また、上記文献は、いずれも全血をそのまま測定に使用することしか考慮していない。
特許第4796959号明細書 特許第3597827号明細書 特許第3698696号明細書 特公平7−106200号公報 特開2005−74125号公報 特開平6−78904号公報
本発明の課題は、採血検査、特に自己採血検査における前記のような課題、特に、より安全性が高く、よりコストが安価であり、より使用方法が簡便な採血検査、特に自己採血検査の仕組みを提供することにある。
また、本発明の課題は、安全且つ安価で簡便な採血用絆創膏、該採血用絆創膏を使用する採血検査方法、また、これに使用する輸送容器、採血検査キットを提供することにある。
本発明は、
[1]絆創膏と、血液の分離手段とを有する採血用絆創膏、
[2]前記分離手段がラテラルフロー式あるいはフロースルー式である、[1]の採血用絆創膏、
[3]前記分離手段の内、少なくとも分離された血液領域が着脱可能である、[1]又は[2]の採血用絆創膏、
[4]前記絆創膏の少なくとも一部が透明である、[1]〜[3]のいずれかの採血用絆創膏、
[5]前記絆創膏に識別子を有する、[1]〜[4]のいずれかの採血用絆創膏、
[6]a)血液採取具で血管を穿刺する工程、
b)[1]〜[5]のいずれかの採血用絆創膏を、穿刺された箇所に貼る工程、
c)前記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、前記採血用絆創膏を剥がす工程、
を含む、採血用絆創膏の使用方法、
[7]a)血液採取具で血管を穿刺する工程、
b)[1]〜[5]のいずれかの採血用絆創膏を穿刺された箇所に貼る工程、
c)前記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、前記採血用絆創膏を剥がす工程、
d)その後、分離された血液試料を採取し、該血液試料中の目的物質を分析する工程、
を含む、採血検査方法、
[8]a)血液採取具で血管を穿刺する工程、
b)[1]〜[5]のいずれかの採血用絆創膏を穿刺された箇所に貼る工程、
c)前記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、前記採血用絆創膏を剥がす工程、
d)その後、剥がされた前記採血用絆創膏の少なくとも分離された血液領域を、検査場所に輸送する工程、
e)その後、分離された血液試料を採取し、該血液試料中の目的物質を分析する工程、
を含む、採血検査方法、
[9][7]の工程dの輸送において、剥がされた前記採血用絆創膏の少なくとも分離された血液領域を含むことが可能な、輸送容器、
[10]乾燥剤を含む、[9]の輸送容器、
[11][1]〜[5]のいずれかの採血用絆創膏を含む、自己採血検査キット、
[12][9]又は[10]の輸送容器を含む、[11]の自己採血検査キット、
に関する。
本発明の採血用絆創膏により、より安全性が高く、よりコストが安価であり、より使用方法が簡便な採血検査、特には自己採血検査の仕組みを提供することができる。
まず、安全性に関しては、穿刺した箇所に本発明の採血用絆創膏を貼るだけで、分離した血液試料を簡単に採取することが可能なため、様々な安全性を高くすることができる。具体的には、遠心分離機等の高度な操作を必要とする機器を使用することが無いため、安全性が高い。また、公知の自己採血法のように、心臓と同程度な高さ等、血液が出難い限られた場所や姿勢での穿刺した箇所に出血した血液を強く絞り出す必要が無いため、心理的にも安全性が高い。例えば、穿刺した指を下にさげた状態でマッサージする等の、血液が出易い場所や姿勢で行うことができる。更に、穿刺した箇所に出血した血液を周囲に飛散させることも無く、採血用絆創膏からの検査試料の採取や使用済み採血用絆創膏の廃棄等の扱いも容易なため、衛生的にも安全性が高い。
次に、コストに関しては、本発明の採血用絆創膏は、比較的安価な部品(例えば、絆創膏部分とろ紙等の血液分離手段)を組み合わせて製造することが可能なため、安価な製品化が可能である。
更に、使用方法に関しては、穿刺した箇所に本発明の採血用絆創膏を貼るだけで、採血対象者が特殊な作業を行わなくても、検査に必要な採血量を確保できるため簡便である。
また、採血用絆創膏に得られた血液試料は取扱いが容易であるため、採血対象者自身が検査を行うことも、検査機関に輸送して検査することも行い易くなる。
ラテラルフロー式の血球と血漿との分離手段を有する本発明の採血用絆創膏の一態様を模式的に示す平面図である。 図1に示す態様の使用状態を模式的に示す側面図である。 フロースルー式の血球と血漿との分離手段を有する本発明の採血用絆創膏の一態様を模式的に示す平面図である。 図2に示す態様の使用状態を模式的に示す側面図である。 図1及び図2に示す本発明の採血用絆創膏の一態様の使用方法を模式的に示す説明図であり(図5上)、また、同態様における血液吸引ろ紙12上の血液の展開状態を模式的に示す説明図(図5下)である。 図1及び図2に示す本発明の採血用絆創膏の一態様を、本発明の輸送容器の一態様に配置した状態(パケージする前の状態)を模式的に示す平面図である。 図3及び図4に示す本発明の採血用絆創膏の一態様を、本発明の輸送容器の一態様に配置した状態(パケージする前の状態)を模式的に示す平面図である。
(1)本発明の採血用絆創膏
本発明の採血用絆創膏は、少なくとも絆創膏と、血液の分離手段とを有する。更に、分離された血液試料中の測定対象項目を測定する検査部を有しても良い。
本発明で使用可能な絆創膏としては、粘着性の部位を有し皮膚等に貼ることが可能な公知の絆創膏から、適宜、変更して利用することができる。穿刺した後の皮膚を覆い、血液の分離手段を穿刺箇所に固定して、血液を分離できるものであれば良い。当業者であれば、過度な試行錯誤を要せず、設計することができ得る。
また、絆創膏の全体としては、透明でも不透明でも構わないが、血液の分離手段を覆う箇所、特には、血液の分離状況を判別可能な箇所は、透明である方が好ましい。例えば、少なくとも分離終了の印が判別可能な箇所が、目視で判別できるように透明である方が好ましい。また、分離された血液試料中の測定対象項目を、検査部を備えた本発明の採血用絆創膏内で測定する場合には、測定結果を判別可能な箇所が、目視で判別できるように透明である方が好ましい。
本発明で用いる絆創膏は、全体として絆創膏の機能を有していれば良く、例えば、前記透明部分は接着成分を含む必要はない。また、外部の影響を除くため、少なくとも血液の分離手段を覆う部分は、防水性であることが好ましい。また、絆創膏と血液の分離手段の接触領域は防水性であることが好ましい。防水性は絆創膏と血液の分離手段のいずれかあるいはその両方に付加されても良い。防水性は、公知の方法に従って付加することができる。
また、絆創膏に識別子を付加しても良い。識別子は、公知の識別子から適宜選択して使用することができるが、例えば、バーコード、QRコード(登録商標)、ICタグ等が挙げられる。例えば、識別子によって、採血された絆創膏と、採血対象者情報(氏名、検査希望項目等)とを紐づけることができる。識別子を付加することで、各者間(例えば、採血対象者と検査者間、輸送者と検査者間等)での情報のやり取りを容易にしたり、試料の取り違え等を防止することができたりするので好ましい。
本発明で使用可能な血液の分離手段としては、能動的に分離可能な公知の分離手段を利用することができる。例えば、ラテラルフロー式、フロースルー式等が挙げられる。また、成分の大きさの違いを利用した血球と血漿とに分離する血液分離手段や、血液凝固因子を含有させることによる血餅と血清とに分離する血液分離手段が挙げられる。以下、本発明の採血用絆創膏について、血球と血漿とに分離する血液分離手段を有する実施形態を例にとって、具体的に説明する。
図1は、ラテラルフロー式の血球と血漿との分離手段を有する本発明の採血用絆創膏の一態様を模式的に示す平面図であり、図2は、同態様の使用状態を模式的に示す側面図である。
図1及び図2に示す本発明の採血用絆創膏1は、家庭用創傷パッド等の概略矩形の絆創膏部分11と、その上面に設けられた、血液分離手段として機能する、概略矩形(但し、矩形の短辺に対応する一端(分離展開方向に関して上流側)は半円形)の血液吸引ろ紙12とを含む。絆創膏部分11の中央部には、円形の貫通孔が設けられており、その貫通孔には、円盤状の血液吸引用脱脂綿13が嵌め込まれている。血液吸引用脱脂綿13の下面は、絆創膏部分11の下面と同一平面を形成しており、血液吸引用脱脂綿13の上面は、血液吸引ろ紙12の下面(分離展開方向に関して上流側の下面)と面接触している。血液吸引ろ紙12の分離展開方向に関して下流側には、展開終了ライン12Lが設けられている。血液吸引ろ紙12の上面には、血液吸引ろ紙12と同形状および概ね同サイズの透明フィルム14が設けられており、血液吸引ろ紙12の展開終了ライン12L及びその近傍の状態を目視で観察することができる。
ラテラルフロー式の血球と血漿との分離手段としては、図1及び図2で示すように、毛細管現象を反応原理とする所謂クロマトグラフィー法を利用した、公知の血球と血漿との分離手段を利用することができる。例えば、一層の多孔質膜(例えばろ紙)上の一辺に血液を含ませ、他方に展開すると、成分の大きさから、血球及び血漿に分離することができる。即ち、展開方向に向かって、血球、血漿の順番で分離することができる。血漿成分は黄色として目視で判別できることから、展開終了ラインまで、黄色くなったことで、採血の終了を容易に知ることができる。多孔質膜は、目的の分離を行うことができれば、単数でも複数を組み合わせて使用しても良く、当業者であれば、適宜設計して使用することができる。また、夾雑物を除くためや血液の吸収を促進させるために、更に多孔質膜や多孔質膜様等の構造を加えても良い。
図1及び図2に示す態様では、血液採取具で指91を穿刺することにより、図2に示すように、指91の腹側に適量の血液92を出現させたところで、指91の腹側と血液吸引用脱脂綿13とを接触させることにより、血液92を血液吸引ろ紙12に展開することができる。
図3は、フロースルー式の血球と血漿との分離手段を有する本発明の採血用絆創膏の一態様を模式的に示す平面図であり、図4は、同態様の使用状態を模式的に示す側面図である。
図3及び図4に示す本発明の採血用絆創膏1では、家庭用創傷パッド等の概略矩形の絆創膏部分11の中央部に円形の貫通孔が設けられており、その貫通孔には、血液分離手段として機能する、円盤状の第一ろ紙12a(網目サイズが大きく、下側に配置)及び第二ろ紙12b(網目サイズが小さく、上側に配置)が嵌め込まれている。第一ろ紙12aの下面は、絆創膏部分11の下面から飛び出しており、第一ろ紙12aの上面は、第二ろ紙12bの下面と面接触している。第二ろ紙12bの上面には、第二ろ紙12bと同形状および概ね同サイズの透明フィルム14が設けられており、第二ろ紙12bの上面の状態を目視で観察することができる。
フロースルー式の血球と血漿との分離手段としては、図3及び図4で示すように、所謂フロースルー法を利用した、公知の血球と血漿との分離手段を利用することができる。例えば、網目サイズの異なる多孔質膜(例えば、ろ紙)を二層に配置し、網目サイズの大きい多孔質膜側に血液を含ませ、網目サイズの小さい多孔質膜紙側に展開すると、成分の大きさから、網目サイズの大きい多孔質膜に血球、網目サイズの小さい多孔質膜に血漿を分離することができる。血漿分離用多孔質膜が黄色くなったことで、採血の終了を容易に知ることができる。多孔質膜は、目的の分離を行うことができれば、更に多層としても良く、当業者であれば、適宜設計して使用することができる。また、夾雑物を除くためや血液の吸収を促進させるために、更に多孔質膜や多孔質膜様等の構造を加えても良い。
図3及び図4に示す態様では、血液採取具で指91を穿刺することにより、図4に示すように、指91の腹側に適量の血液92を出現させたところで、指91の腹側と第一ろ紙12aとを接触させることにより、血液92を第一ろ紙12a及び第二ろ紙12bに展開することができる。
また、血球と血漿との分離手段の内、少なくとも分離された血漿領域及び/又は血球領域を着脱可能に配置することができる。また、前記血漿領域及び/又は血球領域の全てではなく、一部を着脱可能とすることも含まれる。検査に必要な試料部分を分離することが可能となり、検査を行う際に、試料の取扱いや操作が簡便になるため好ましい。また、検査の際の不要な成分の混在防止や、検査に必要な試料量をコントロールすることができるので好ましい。
ラテラルフロー式の血球と血漿との分離手段の場合には、例えば、展開が終了した多孔質膜、あるいは、該多孔質膜から分離された血球領域と、該多孔質膜から分離された血漿領域とを、分離することができる。
フロースルー式の血球と血漿の分離手段の場合には、例えば、分離された血球領域を含む第一の多孔質膜、分離された血漿領域を含む第二の多孔質膜を、分離することができる。
定量あるいは半定量的な検査のために、予め検査に必要な試料を一定量得られる部分を設定し、分離可能に設計することができる。例えば、簡単に切り取れるように切れ目を入れておいたり、所定のサイズの多孔質膜を配置しておいたりすることが挙げられる。
本発明で使用可能な血液の分離手段の材質は、公知の血液が分離可能な材質から適宜選択して使用することができる。例えば、公知のイムノクロマトグラフィー法等で使用されている多孔質膜が挙げられる。具体的には、セルロースろ紙、ガラス繊維ろ紙、メンブランフィルター、不織布等が挙げられる。
また、前記血液の分離手段の表面をタンパク質や血球の吸着を防ぐためにコーティングしても良い。コーティング剤としては、天然高分子、例えば、アルブミン、カゼイン、ゼラチン等のタンパク質、デキストラン等の多糖;合成材料、特に水溶性高分子としてポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリ(メタクリル酸2−ホスホリルコリンエチル)ポリ(アクリル酸2−メトキシエチル)、ポリエチレングリコール(PEG)等が挙げられる。
本発明で使用可能な検査部は、当業者であれば、公知のイムノクロマトグラフィー測定法等を参考にし、適宜変更して設計することができる。また、抗原抗体反応や生化学反応等を使用することができる。
例えば、上述するラテラルフロー式であれば、所定の血漿が分離された箇所に、血液試料中の目的物質を認識する第一の標識抗体を配置しておくことで、まず、血液試料中の目的物質は、移動の過程で第一の標識抗体と抗原抗体反応を起こし、目的物質−第一の標識抗体の複合体を形成し、次いで、更に下流に、多孔質膜上に固定された第二の固定化抗体を配置しておくことで、該目的物質−第一の標識抗体の複合体は更に移動して、該第二の固定化抗体に補足され、その結果、標識物質による着色等の検出による判定が可能となる。一方、血液試料中に目的物質が含まれない場合には、抗原抗体反応は起こらず、着色等は確認できない。
例えば、上述するフロースルー式であれば、所定の血漿が分離された多孔質膜に、血液試料中の目的物質を認識する第一の標識抗体を配置しておくことで、まず、血液試料中の目的物質は、移動の過程で第一の標識抗体と抗原抗体反応を起こし、目的物質−第一の標識抗体の複合体を形成し、次いで、更に上層の多孔質膜上に固定された第二の固定化抗体を配置しておくことで、該目的物質−第一の標識抗体の複合体は更に移動して、該第二の固定化抗体に補足され、その結果、標識物質による着色等の検出による判定が可能となる。一方、血液試料中に目的物質が含まれない場合には、抗原抗体反応は起こらず、着色等は確認できない。
血清を分離する場合には、血清の分離手段として、血液凝固因子を含む多孔質膜を配置し、該多孔質膜に血液を通すことで血清を分離すること以外、血球と血漿との分離と同様に行うことができる。
(2)本発明の採血用絆創膏の使用方法
本発明の採血用絆創膏の使用方法では、a)血液採取具で血管を穿刺する工程(穿刺工程)、b)採血用絆創膏を、穿刺された箇所に貼る工程(貼付工程)、c)前記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、前記採血用絆創膏を剥がす工程(剥離工程)を行う。
図5は、図1及び図2に示す本発明の採血用絆創膏の一態様の使用方法を模式的に示す説明図であり(図5上)、また、同態様における血液吸引ろ紙12上の血液の展開状態を模式的に示す説明図(図5下)である。
前記血液採取具としては、公知の血液採取具を適宜選択して使用することができる。少なくとも、皮膚を穿刺し、血液を皮膚上に現すことができれば良い。工程aで、血液採取具21を用いて指91の皮膚を穿刺(図5上の左)した後、能動的に血液が皮膚上に現れる。工程bとして、該血液が、血液の分離手段の内、血液を染み込ませる箇所に当たるように、本発明の採血用絆創膏1を穿刺された箇所に貼る(図5上の中及び右)。ろ紙上の吸収された血液(図5下の左)は、ろ紙上で展開され、血球と血漿に分離される(図5下の中及び右)。工程cとして、血液が分離されたことを目視で確認し、該採血用絆創膏を剥がす。なお、前記工程aを実施する前に、採血用絆創膏の一部(穿刺された箇所と接触しない箇所)を、穿刺予定箇所の近傍に貼り、その状態で工程aを実施することが好ましい。
また、採血用絆創膏で穿刺予定箇所を覆うように貼り、該採血用絆創膏の上から、血液採取具を用いて、該穿刺予定箇所を刺すことで工程aを実施することもできる。すなわち、本発明の採血用絆創膏の別の使用方法として、a´)採血用絆創膏を、穿刺予定箇所に貼る工程(貼付工程)、b´)該採血用絆創膏の上から、血液採取具で血管を穿刺する工程(穿刺工程)、c´)前記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、前記採血用絆創膏を剥がす工程(剥離工程)を行う。
採血可能な箇所は特に制限しないが、自己採血が可能な場所である、手足の指や、耳たぶなどが好ましい。
(3)本発明の採血検査方法
本発明の採血検査方法は、本発明の採血用絆創膏の使用方法によって得られた血液試料(例えば、血球、血漿、血清等)から目的物質を分析する工程(分析工程)を含む。
検査対象の血液試料は、採血用絆創膏からそのまま採取されても良いし、血液試料を含む領域を分離し採取しても良い。分離してから採取した方が、夾雑物等を含まず、正確に測定することができるので好ましい。該血液試料は、当業者であれば、公知の方法に従って容易に採取することができる。
検査対象として、採取された血液試料は、公知の方法に従って、検査することができる。
検査項目としては利用可能な項目であれば特に限定はないが、特に、健常人あるいは患者の状態を把握可能な項目が好ましい。具体的には、血液検体を用いた場合、生活習慣病を把握可能な、AST、ALT、γGPT、ALP、尿酸、尿素窒素、TG、T−CHO、HDL−CHO、LDL−CHO、T−Bill、クレアチニン、HbA1c(血液)、グルコース等、感染症を把握可能なHBs−Ag、HCV、TP、風疹抗体、ペプシノーゲン、HIV等、腫瘍マーカーとして、PSA、CEA、CA19−9、AFP等、性腺ホルモン関係として、HCG、HPL、E3、LH、心疾患マーカーとして、PT−INR等が挙げられる。採血対象者は前記項目の中から、適宜、選択して利用することができる。単数でも複数でも構わないが、一回の採血で、複数を同時に検査できるので好ましい。
検査対象の血液試料の採取及び検査は、採血対象者自身が行っても良いし、採血対象者から依頼を受けた検査者が行っても良い。採血対象者自身が行う検査としては、上記の項目があり、特にグルコース、PT−INR等が挙げられ、自己採血検査が可能な項目であれば良い。また、採血対象者自身が実施できる検査の種類は限られているため、例えば、専門の検査機関に依頼して実施する方が好ましい場合もある。
採血対象者自身が行う場合には、工程cで剥がされた採血用絆創膏から少なくも血液試料を含む領域を用いて、同時あるいは別に提供される検査キット等に従って分析工程を行うことができる。採血対象者自身が結果を判定することもできるし、専門の検査機関が結果を判定し、採血対象者に結果を通知することもできる。専門の検査機関に依頼する場合には、分析工程のうち、採血用絆創膏で実施可能なこと以外は、下記と同様に行うことができる。
専門の検査機関に依頼する場合、工程dとして、工程cで剥がされた採血用絆創膏から少なくとも血液試料を含む領域を検査場所に輸送する(輸送工程)。例えば、剥がされた採血用絆創膏を送っても良いし、剥がされた前記採血用絆創膏から、少なくとも分離された血球領域、血漿領域、及び/又は血清領域を取り外して、検査場所に輸送しても良い。輸送する際、分離手段から採取する前の血液試料を輸送しても良いし、分離手段から採取した後の血液試料を輸送しても良い。分離手段から採取する前の血液試料を輸送する方が、採血対象者の負担が少なく、簡便に利用することができる。事業形態に応じて、適宜、設計することができる。なお、分離手段から採取する前の血液試料とは、最終的に分離手段から採取した後の血液試料を除く、分離手段から採取するために処理液等を加えられた態様も含む。また、検査機関で判定された結果は、公知の手段で採血対象者に通知することができる。
検査部を有する採血用絆創膏を使用する場合には、分離手段で分離された血液は自動的に検査部で分析が行われる。採血対象者自身が結果を判定することもできるし、専門の検査機関が結果を判定し、採血対象者に結果を通知することもできる。専門の検査機関に依頼する場合には、分析工程のうち、採血用絆創膏で実施可能なこと以外は、前記と同様に行うことができる。
(4)本発明の輸送容器
また、本発明の採血検査方法における輸送工程では、本発明の輸送容器を使用することができる。本発明の採血用絆創膏を使用し得られた血液試料を含むことが可能な輸送容器であれば、公知のものを使用することができる。例えば、挟み型やチューブ型等が挙げられる。
図6及び図7の挟み型を例に本発明の輸送容器を詳細に説明する。図6は、図1及び図2に示す本発明の採血用絆創膏の一態様を、本発明の輸送容器の一態様に配置した状態(パケージする前の状態)を模式的に示す平面図である。図7は、図3及び図4に示す本発明の採血用絆創膏の一態様を、本発明の輸送容器の一態様に配置した状態(パケージする前の状態)を模式的に示す平面図である。本発明の輸送容器としては、例えば、使用後の採血用絆創膏やその一部をパケージする輸送容器が挙げられる。全てがパケージされている必要はなく、少なくとも、血液試料部分がパケージされていれば良い。
図6、図7に示すように、本発明の輸送容器31には、採血用絆創膏1で分離した血液試料が劣化しないように乾燥剤(例えば、乾燥シート32)が配置されることが好ましい。例えば、血液試料部分が乾燥剤に向いて配置されたり、乾燥剤に接触して配置されたりすることが挙げられる。絆創膏部分があることで、容易に容器に接着できるので好ましい。
また、絆創膏に識別子が付加されている場合、本発明の採血用絆創膏を前記輸送容器のパケージ後の表面に見えるように配置することが好ましい。更に、絆創膏部分が分離される場合、絆創膏を前記輸送容器のパケージ後の表面に貼ることが好ましい。また、予め、容器の表面に前記絆創膏にある識別子と同じか紐づけ可能な識別子を配置することも好ましい。輸送途中(例えば、輸送容器を開封せずに)でも、容易にパケージされた血液試料の情報を得ることができる。
(5)本発明の自己採血検査キット
本発明の自己採血検査キットとしては、少なくとも本発明の採血用絆創膏を含む。また、更に、本発明の輸送容器を含むこともできる。また、更に、公知の自己採血検査用に使用される、採血針、止血用絆創膏、消毒布、使用説明書等を含むことができる。
前記キットは、店舗や郵送で入手することもできるし、特許第5014976号の検診システム及び検体採取キット提供装置において使用すること等も挙げられる。
本発明の自己採血検査キットを用いた実施形態としては、例えば、自己で、採血用絆創膏で採血した後、自己で、採血試料を検査する実施形態、自己で、採血用絆創膏で採血した後、検査場所に輸送して、他者が採血試料を検査する実施形態、自己で、採血用絆創膏で採血した後、該採血用絆創膏で、連続的に採血試料を検査する実施形態などを挙げることができる。
本発明は、採血検査、特に自己採血検査を安全且つ安価で容易に実施することが可能であり、採血対象者(自己採血者)にとって利便性が高い仕組みを提供することができる。
以上、本発明を特定の態様に沿って説明したが、当業者に自明の変形や改良は本発明の範囲に含まれる。
1・・・採血用絆創膏;
11・・・絆創膏部分;
12・・・血液吸引ろ紙;
12a・・・第一ろ紙;
12b・・・第二ろ紙;
13・・・血液吸引用脱脂綿;
14・・・透明フィルム;
21・・・血液採取具;
31・・・輸送容器;
32・・・乾燥シート;
91・・・指;
92・・・血液。

Claims (9)

  1. 絆創膏と、血液の分離手段とを有する採血用絆創膏であって、
    前記分離手段の内、分離された血漿領域及び/又は血球領域、あるいは、分離された血清領域及び/又は血餅領域が着脱可能であり、
    前記絆創膏において血液の分離状況を判別可能な箇所が透明である、前記採血用絆創膏
  2. 前記分離手段がラテラルフロー式あるいはフロースルー式である、請求項1に記載の採血用絆創膏。
  3. 血液から分離すべき対象が、血漿又は血清である、請求項1又は2に記載の採血用絆創膏。
  4. 前記絆創膏に識別子を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の採血用絆創膏。
  5. 求項1〜のいずれか一項に記載の採血用絆創膏に血液を染み込ませる工程、
    記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、分離された血漿領域、血球領域、血清領域、及び/又は血餅領域を前記採血用絆創膏から取り外す工程、
    を含む、採血用絆創膏の使用方法。
  6. 求項1〜のいずれか一項に記載の採血用絆創膏に血液を染み込ませる工程、
    記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、分離された血漿領域、血球領域、血清領域、及び/又は血餅領域を前記採血用絆創膏から取り外す工程、
    の後、分離された血漿試料、血球試料、血清試料、及び/又は血餅試料を採取し、該試料中の目的物質を分析する工程、
    を含む、採血検査方法。
  7. 求項1〜のいずれか一項に記載の採血用絆創膏に血液を染み込ませる工程、
    記採血用絆創膏の分離手段で血液が分離された後、分離された血漿領域、血球領域、血清領域、及び/又は血餅領域を前記採血用絆創膏から取り外す工程、
    の後、取り外された前記採血用絆創膏の分離された血漿領域、血球領域、血清領域、及び/又は血餅領域を、検査場所に輸送する工程、
    の後、分離された血漿試料、血球試料、血清試料、及び/又は血餅試料を採取し、該試料中の目的物質を分析する工程、
    を含む、採血検査方法。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の採血用絆創膏を含む、自己採血検査キット。
  9. 送容器を含む、請求項に記載の自己採血検査キット。
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