JP6791958B2 - 間接活線工事用把持工具 - Google Patents
間接活線工事用把持工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6791958B2 JP6791958B2 JP2018520828A JP2018520828A JP6791958B2 JP 6791958 B2 JP6791958 B2 JP 6791958B2 JP 2018520828 A JP2018520828 A JP 2018520828A JP 2018520828 A JP2018520828 A JP 2018520828A JP 6791958 B2 JP6791958 B2 JP 6791958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip portion
- ridges
- movable
- contact
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B7/00—Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
- B25B7/12—Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools involving special transmission means between the handles and the jaws, e.g. toggle levers, gears
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B9/00—Hand-held gripping tools other than those covered by group B25B7/00
- B25B9/02—Hand-held gripping tools other than those covered by group B25B7/00 without sliding or pivotal connections, e.g. tweezers, onepiece tongs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J1/00—Manipulators positioned in space by hand
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J1/00—Manipulators positioned in space by hand
- B25J1/04—Manipulators positioned in space by hand rigid, e.g. shelf-reachers
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G1/00—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
- H02G1/02—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for overhead lines or cables
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Robotics (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
しかし、絶縁ヤットコの把持腕の2つの先端部は、把持腕を完全に閉じたときに当接するようにその角度を定められていることから、線状体、板状体又は布状体を従来の絶縁ヤットコ(例えば、特許文献1記載のホットハンド)で把持しようとした場合、先端部間が回転軸から外側に向かって開いた角度となる。これにより、把持対象物内において、各当接部から把持対象物へ作用する圧力が相殺せず、当接部の長手方向への力が発生する。したがって、把持対象物が把持腕の先端部から内側又は外側に脱落するおそれがあった。
また、把持腕の先端部における把持対象物との当接部は複数の突条形状に形成されていることが多いが、突条の間隔、形状又は位置によっては、把持対象物にかかる圧力が過大となり、把持対象物が損傷するおそれがあった。例えば、把持対象物が電線である場合、従来の絶縁ヤットコは、電線の被覆を剥がしてしまうおそれや切断してしまうおそれがあった。
前記絶縁操作棒の軸線方向の先端に設けられ、前記絶縁操作棒に設けられた把持操作部の操作によって接離動作される可動把持部と固定把持部とを有する把持部と、
先端に接続した前記把持部の接離動作を補助する絶縁性の補助絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の基端部近傍に取り付けられ前記補助絶縁操作棒の基端部に回動可能に接続し梃子の作用で前記補助絶縁操作棒をその長さ方向に往復移動させて前記把持部を操作する把持操作部と、
固定把持部と可動把持部とを連結するための枢軸と、
を備える間接活線工事用把持工具であって、
前記把持部の前記固定把持部及び前記可動把持部は、基部と、前記絶縁操作棒の軸線方向を含む面上で前記基部に略上向きに延びかつ外向きに凸の略円弧状に全体形状が形成されたアーム部と、前記アーム部の先端に接続される当接部と、を備え、
前記固定把持部は、その基部で絶縁操作棒の先端に接続され、
前記可動把持部は、その基部で補助絶縁操作棒の先端に回動可能に連結され、アーム部の基端部近傍で前記固定把持部の基部上方に枢軸を介して回動可能に連結され、前記把持操作部による操作に応じて、前記固定把持部に向かって回動可能であり、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記当接部は、ともに、前記絶縁操作棒の軸線方向と交差する方向であって枢軸の軸線方向と同一方向に延びる複数の突条が、把持対象物が摺動しないように平行に並列するように設けられており、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条の並列する方向の断面形状が正弦波形であるように形成され、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記複数の突条の高さは略同一であり、
前記固定把持部の突条の稜線と前記可動把持部の突条の稜線とは対向し、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条が、その並列する方向においてその先端の稜線を互いに突き合うような位置に設けられ、
可動把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い可動掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する固定掴持部の当接部側に傾斜しており、
固定把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い固定掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する可動掴持部の当接部側に傾斜しており、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが閉じたとき、基部とは反対側の先端側において当接し、且つ、前記固定把持部の前記当接部における前記突条の頂点と前記可動把持部の前記当接部における前記突条の頂点とは、基部に向かうに従って離間するように構成され、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが電線を把持したとき、把持された電線の径と同一又は把持された電線の径に近い間隔をおいて電線を把持するように構成されたことを特徴とする。
この発明の請求項2にかかる間接活線工事用把持工具は、電線と人体との間に安全を保つための安全距離以上の長さを有する絶縁性の絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の軸線方向の先端に設けられ、前記絶縁操作棒に設けられた把持操作部の操作によって接離動作される可動把持部と固定把持部とを有する把持部と、
先端に接続した前記把持部の接離動作を補助する絶縁性の補助絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の基端部近傍に取り付けられ前記補助絶縁操作棒の基端部に回動可能に接続し梃子の作用で前記補助絶縁操作棒をその長さ方向に往復移動させて前記把持部を操作する把持操作部と、
固定把持部と可動把持部とを連結するための枢軸と、
を備える間接活線工事用把持工具であって、
前記把持部の前記固定把持部及び前記可動把持部は、基部と、前記絶縁操作棒の軸線方向を含む面上で前記基部に略上向きに延びかつ外向きに凸の略円弧状に全体形状が形成されたアーム部と、前記アーム部の先端に接続される当接部と、を備え、
前記固定把持部は、その基部で絶縁操作棒の先端に接続され、
前記可動把持部は、その基部で補助絶縁操作棒の先端に回動可能に連結され、アーム部の基端部近傍で前記固定把持部の基部上方に枢軸を介して回動可能に連結され、前記把持操作部による操作に応じて、前記固定把持部に向かって回動可能であり、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記当接部は、ともに、前記絶縁操作棒の軸線方向と交差する方向であって枢軸の軸線方向と同一方向に延びる複数の突条が、把持対象物が摺動しないように平行に並列するように設けられており、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条の並列する方向の断面形状が正弦波形であるように形成され、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記複数の突条の高さは略同一であり、
前記固定把持部の突条の稜線と前記可動把持部の突条の稜線とは対向し、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条が、その並列する方向においてその先端の稜線を互いに突き合うような位置に設けられ、
可動把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い可動掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する固定掴持部の当接部側に傾斜しており、
固定把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い固定掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する可動掴持部の当接部側に傾斜しており、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが閉じたとき、基部とは反対側の先端側において当接し、且つ、前記固定把持部の前記当接部における前記突条の頂点と前記可動把持部の前記当接部における前記突条の頂点とは、基部に向かうに従って離間するように構成され、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが把持対象物である板状体または布状体を把持したとき、板状体又は布状体の厚みと同一又は把持された板状体又は布状体の厚さに近い間隔をおいて、板状体又は布状体を把持するように構成されたことを特徴とする。
この発明の請求項3にかかる間接活線工事用把持工具は、請求項1に記載の間接活線工事用把持工具であって、前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における突条の並列する方向の間隔が2mmであり電線を当接する突条は、いずれかの当接部側で2点となり、電線を損傷するおそれがないことを特徴とする。
この発明の請求項4にかかる間接活線工事用把持工具は、前記固定把持部の当接部の平面と前記可動把持部の当接部の平面は、把持対象物である線状体、板状体又は布状体を把持したとき、前記線状体の直径又は板状体及び布状体の厚みが2 mm ないし5 mmであるとき、前記当接部の平面は略平行となり、線状体、板状体又は布状体を把持するように構成されたことを特徴とする。
この発明に係る間接活線工事用把持工具によれば、固定把持部及び可動把持部の各当接部における突条の並列する方向の間隔は、2mmである。これにより、間接活線工事用把持工具は、直径又は厚みが2mm〜5mmである把持対象物を各当接部間に把持した時に、把持対象物を損傷するおそれがない。つまり、前記間隔が2mmより広い場合には、把持対象物に対して当接する突条が少数となり、突条からの圧力は微小領域においてのみ把持対象物に作用することとなる。したがって、把持対象物の狭い領域に圧力が集中し、その結果、把持対象物が損傷するおそれがある。例えば、把持対象物が直径2mmの電線であり前記間隔が3mmである場合には、電線と当接する突条は、いずれかの当接部側で1点となり、電線の被覆を剥がしてしまうおそれ又は電線を切断してしまうおそれがある。よって、前記間隔が2mmであれば、把持対象物が直径2mmの電線であっても、電線と当接する突条は、いずれかの当接部側で2点となり、電線を損傷するおそれがない。一方、前記間隔が2mmより狭い場合には、突条間に異物が詰まりやすくなり、突条が有する摺動防止の機能が果たせなくなるおそれがある。また、前記間隔が狭くなればなるほど、突条の数が多くなることにつながり、加工の困難性が増すことにつながる。
この発明に係る間接活線工事用把持工具によれば、固定把持部及び可動把持部の各当接部における複数の突条の並列する方向の断面形状は、鋭く尖っている形状ではなく、正弦波形である。これにより、直径又は厚みが2mm〜5mmである把持対象物を各当接部が把持した時に、把持対象物が損傷するおそれがない。つまり、突条の先端部が鋭い形状である場合は、突条からの圧力は微小領域においてのみ把持対象物に作用することとなる。したがって、把持対象物の狭い領域に圧力が集中し、その結果、把持対象物が損傷するおそれがある。例えば、把持対象物が電線である場合には、鋭い形状である突条の先端部は、電線の被覆を剥がしてしまうおそれ又は電線を切断してしまうおそれがある。一方、複数の突条の断面形状が正弦波形であれば、把持対象物に作用する圧力が分散し、把持対象物が損傷するおそれがなくなる。
この発明に係る間接活線工事用把持工具によれば、固定把持部及び可動把持部の各当接部における複数の突条は、その並列する方向においてその先端の稜線を互いに突き合う様な位置に設けられている。これにより、直径又は厚みが2mm〜5mmである把持対象物を各当接部が把持した時に、把持対象物が損傷するおそれがない。つまり、各当接部の突条が歯合するような位置に各当接部に設けられている場合は、突条は、せん断するような圧力を把持対象物に作用する。本発明は直径又は厚みが2mm〜5mmである線状体、板状体又は布状体を確実に損傷することなく把持できることを特に目的とするものであるが、突条が歯合するような位置に設けられている場合は、このような細い又は薄い把持対象物は、容易にせん断されるおそれがある。一方、前記突条が、その並列する方向においてその稜線を互いに突き合うような位置で各当接部に設けられている場合は、突条はせん断力を把持対象物に作用することはない。
請求項2の発明に係る間接活線工事用把持工具によれば、直径又は厚みが2mm〜5mmである線状体、板状体又は布状体を、損傷することなく把持することができる。
請求項3の発明に係る間接活線工事用把持工具によれば、直径又は厚みが2mm〜5mmである線状体、板状体又は布状体を、損傷することなく把持することができる。
請求項4の発明に係る間接活線工事用把持工具によれば、直径又は厚みが2mm〜5mmである線状体、板状体又は布状体を、損傷することなく把持することができる。
図3(A)に示すように、固定把持部22は、穴22eと、基部22dと、孔22cと、アーム部22bと、当接部22aと、を有する。固定把持部22は、硬質材料、例えば金属材料で形成されている。固定把持部22の基部22dは絶縁操作棒14の先端部に嵌合され固定されている。固定把持部22の基部22dに、略上向きに延びかつ外向きに凸の略円弧状に全体形状を形成されたアーム部22bが接続されている。アーム部22bは、第1曲線部22b1と、第2曲線部22b2と、第3曲線部22b3と、を有する。第1曲線部22b1は、基部22dに略上向きに接続されている。第2曲線部22b2は、第1曲線部22b1から略上向きかつ外向きに、滑らかに接続されている。第3曲線部22b3は、第2曲線部22b2から略上向きかつ内向きに、滑らかに接続されている。さらに、把持対象物84と当接する当接部22aが、アーム部22bの第3曲線部22b3から略上向きに接続されている。当接部22aには、把持対象物84が摺動しないように機能する突条であって、後述する枢軸30の軸線方向と同一方向に延びる複数の突条Wが基部22d側から平行に並列するように設けられている。固定把持部22の当接部22aの複数の突条Wの高さは略同一である。固定把持部22は、基部22dから、アーム部22bの第1曲線部22b1、第2曲線部22b2、第3曲線部22b3、そして当接部22aにかけて、枢軸30の軸線方向に対して直交する方向に、徐々に幅が狭くなるように、全体形状が形成されている。アーム部22bの第1曲線部22b1には、枢軸30を通すための孔22cが形成されている。アーム部22bの第1曲線部22b1から、第2曲線部22b2、及び第3曲線部22b3の中程まで、連続して、後述する可動把持部のアーム部20bを通すための穴22eが、枢軸30の軸線と直交する方向に形成されている。
可動把持部20は、基部20dにおいて補助絶縁操作棒24の先端部と回動可能に連結されている。可動把持部20は、孔20cにおいて枢軸30を介して固定把持部22のアーム部22bの第1曲線部22b1と回動可能に連結されている。可動把持部20は、把持操作部26の操作レバー26aの動きに応じて、枢軸30の軸心を中心として矢印B方向に回動可能となっている。可動把持部20が軽量化されることにより、可動把持部20の慣性質量が小さくなり、操作レバー26aの操作のために必要となる力が軽減されることになる。
前記実施例では、絶縁操作棒14の中ほどにおいて雨切16を設けていたが、雨切16は降雨による沿面放電や漏電を防止するための構成要素である。したがって、前記実施例における絶縁操作棒14において雨切16を設けない構成としても、前記実施例と同様に、本発明の効果を得ることができる。
また、図4においては把持対象物84が直径2mm〜5mmの電線である場合を図解したが、把持対象物84が厚み2mm〜5mmの板状体又は布状体であっても、本発明の効果を得ることができる点は、何ら変わりがない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
12 把持部
14 絶縁操作棒
16 雨切
18 鍔
20 可動把持部(開閉片)
20a 可動把持部の当接部
20b 可動把持部のアーム部
20c 可動把持部の孔
20d 可動把持部の基部
22 固定把持部(開閉片)
22a 固定把持部の当接部
22b 固定把持部のアーム部
22c 固定把持部の孔
22d 固定把持部の基部
22e 固定把持部の穴
W 可動把持部の当接部及び固定把持部の当接部に設けられた突条
20a1 可動把持部の当接部20aにおける複数の突条Wの稜線が形成する平面
22a1 固定把持部の当接部22aにおける複数の突条Wの稜線が形成する平面
θ1 平面20a1が、枢軸30の軸心から最も近い可動把持部20の突条Wの稜線に向
かって枢軸30の軸心より延ばした直線方向から、対向する固定把持部22の当接
部22a側に傾斜する角度
θ2 平面22a1が、枢軸30の軸心から最も近い固定把持部22の突条Wの稜線に向
かって枢軸30の軸心より延ばした直線方向から、対向する可動把持部20の当接
部20a側に傾斜する角度
h1 可動把持部の当接部に設けられた突条の並列する方向の間隔
h2 固定把持部の当接部に設けられた突条の並列する方向の間隔
24 補助絶縁操作棒
26 把持操作部
26a 操作レバー
26b 支持金具
26c 解除レバー
26d 操作用回動軸
26e 作動片
28 バネ
30 枢軸
84 把持対象物(電線)
Claims (4)
- 電線と人体との間に安全を保つための安全距離以上の長さを有する絶縁性の絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の軸線方向の先端に設けられ、前記絶縁操作棒に設けられた把持操作部の操作によって接離動作される可動把持部と固定把持部とを有する把持部と、
先端に接続した前記把持部の接離動作を補助する絶縁性の補助絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の基端部近傍に取り付けられ前記補助絶縁操作棒の基端部に回動可能に接続し梃子の作用で前記補助絶縁操作棒をその長さ方向に往復移動させて前記把持部を操作する把持操作部と、
固定把持部と可動把持部とを連結するための枢軸と、
を備える間接活線工事用把持工具であって、
前記把持部の前記固定把持部及び前記可動把持部は、基部と、前記絶縁操作棒の軸線方向を含む面上で前記基部に略上向きに延びかつ外向きに凸の略円弧状に全体形状が形成されたアーム部と、前記アーム部の先端に接続される当接部と、を備え、
前記固定把持部は、その基部で絶縁操作棒の先端に接続され、
前記可動把持部は、その基部で補助絶縁操作棒の先端に回動可能に連結され、アーム部の基端部近傍で前記固定把持部の基部上方に枢軸を介して回動可能に連結され、前記把持操作部による操作に応じて、前記固定把持部に向かって回動可能であり、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記当接部は、ともに、前記絶縁操作棒の軸線方向と交差する方向であって枢軸の軸線方向と同一方向に延びる複数の突条が、把持対象物が摺動しないように平行に並列するように設けられており、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条の並列する方向の断面形状が正弦波形であるように形成され、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記複数の突条の高さは略同一であり、
前記固定把持部の突条の稜線と前記可動把持部の突条の稜線とは対向し、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条が、その並列する方向においてその先端の稜線を互いに突き合うような位置に設けられ、
可動把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い可動掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する固定掴持部の当接部側に傾斜しており、
固定把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い固定掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する可動掴持部の当接部側に傾斜しており、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが閉じたとき、基部とは反対側の先端側において当接し、且つ、前記固定把持部の前記当接部における前記突条の頂点と前記可動把持部の前記当接部における前記突条の頂点とは、基部に向かうに従って離間するように構成され、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが電線を把持したとき、把持された電線の径と同一又は把持された電線の径に近い間隔をおいて電線を把持するように構成されたことを特徴とする、間接活線工事用把持工具。 - 電線と人体との間に安全を保つための安全距離以上の長さを有する絶縁性の絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の軸線方向の先端に設けられ、前記絶縁操作棒に設けられた把持操作部の操作によって接離動作される可動把持部と固定把持部とを有する把持部と、
先端に接続した前記把持部の接離動作を補助する絶縁性の補助絶縁操作棒と、
前記絶縁操作棒の基端部近傍に取り付けられ前記補助絶縁操作棒の基端部に回動可能に接続し梃子の作用で前記補助絶縁操作棒をその長さ方向に往復移動させて前記把持部を操作する把持操作部と、
固定把持部と可動把持部とを連結するための枢軸と、
を備える間接活線工事用把持工具であって、
前記把持部の前記固定把持部及び前記可動把持部は、基部と、前記絶縁操作棒の軸線方向を含む面上で前記基部に略上向きに延びかつ外向きに凸の略円弧状に全体形状が形成されたアーム部と、前記アーム部の先端に接続される当接部と、を備え、
前記固定把持部は、その基部で絶縁操作棒の先端に接続され、
前記可動把持部は、その基部で補助絶縁操作棒の先端に回動可能に連結され、アーム部の基端部近傍で前記固定把持部の基部上方に枢軸を介して回動可能に連結され、前記把持操作部による操作に応じて、前記固定把持部に向かって回動可能であり、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記当接部は、ともに、前記絶縁操作棒の軸線方向と交差する方向であって枢軸の軸線方向と同一方向に延びる複数の突条が、把持対象物が摺動しないように平行に並列するように設けられており、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条の並列する方向の断面形状が正弦波形であるように形成され、
前記固定把持部及び前記可動把持部の前記複数の突条の高さは略同一であり、
前記固定把持部の突条の稜線と前記可動把持部の突条の稜線とは対向し、
前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における前記複数の突条が、その並列する方向においてその先端の稜線を互いに突き合うような位置に設けられ、
可動把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い可動掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する固定掴持部の当接部側に傾斜しており、
固定把持部の当接部における複数の突条の稜線が形成する表面が枢軸の軸心から最も近い固定掴持部の突条の稜線に向かって、枢軸の軸心より延ばした直線方向から、対向する可動掴持部の当接部側に傾斜しており、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが閉じたとき、基部とは反対側の先端側において当接し、且つ、前記固定把持部の前記当接部における前記突条の頂点と前記可動把持部の前記当接部における前記突条の頂点とは、基部に向かうに従って離間するように構成され、
前記固定把持部の当接部と前記可動把持部の当接部とが把持対象物である板状体または布状体を把持したとき、板状体又は布状体の厚みと同一又は把持された板状体又は布状体の厚さに近い間隔をおいて、板状体又は布状体を把持するように構成されたことを特徴とする、間接活線工事用把持工具。 - 請求項1に記載の間接活線工事用把持工具であって、前記固定把持部及び前記可動把持部の各々の前記当接部における突条の並列する方向の間隔が2mmであり電線を当接する突条は、いずれかの当接部側で2点となり、電線を損傷するおそれがないことを特徴とする、間接活線工事用把持工具。
- 前記固定把持部の当接部の平面と前記可動把持部の当接部の平面は、把持対象物である線状体、板状体又は布状体を把持したとき、前記線状体の直径又は板状体及び布状体の厚みが2 mm ないし5 mmであるとき、前記当接部の平面は略平行となり、線状体、板状体又は布状体を把持するように構成されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の間接活線工事用把持工具。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016107839 | 2016-05-30 | ||
JP2016107839 | 2016-05-30 | ||
PCT/JP2017/019305 WO2017208917A1 (ja) | 2016-05-30 | 2017-05-24 | 間接活線工事用把持工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017208917A1 JPWO2017208917A1 (ja) | 2019-03-28 |
JP6791958B2 true JP6791958B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=57709026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018520828A Active JP6791958B2 (ja) | 2016-05-30 | 2017-05-24 | 間接活線工事用把持工具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6791958B2 (ja) |
KR (2) | KR20160004465U (ja) |
CN (2) | CN206922316U (ja) |
TW (1) | TWI729140B (ja) |
WO (1) | WO2017208917A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102671171B1 (ko) | 2022-07-20 | 2024-06-03 | 한국전력공사 | 간접활선용 멀티스틱 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102654255B1 (ko) * | 2018-05-02 | 2024-04-02 | 나가키 세이키 코포레이션 리미티드 | 간접활선 공사용 파지 공구 |
CN108565776A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-09-21 | 国家电网公司 | 一种悬垂线夹更换工具 |
CN110601067A (zh) * | 2018-06-13 | 2019-12-20 | 国网辽宁省电力有限公司营口供电公司 | 多功能鸟巢清除杆 |
TWI821395B (zh) * | 2018-09-25 | 2023-11-11 | 日商永木精機股份有限公司 | 間接活線工事用把持工具 |
KR102022807B1 (ko) * | 2018-10-26 | 2019-09-18 | 대원전기 주식회사 | 테이핑기 탈착형 간접활선작업용 자동개폐 피박기 및 이를 이용한 간접활선 전선 피박공법 및 간접활선 전선 테이핑공법 |
CN109366379A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-02-22 | 湖南国盛石墨科技有限公司 | 一种带自锁装置的可调式石墨坩埚夹具 |
KR102112471B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2020-05-19 | 한국전력공사 | 활선 작업 방법 |
KR102477016B1 (ko) * | 2019-06-28 | 2022-12-13 | 가부시키가이샤나가키세이키 | 파지 공구, 및, 파지 공구의 사용 방법 |
KR20210049528A (ko) | 2019-10-25 | 2021-05-06 | 한국전력공사 | 간접 활선용 기별점검 장치, 간접 활선용 기별점검 시스템 및 그 구동방법 |
CN111702786B (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-10 | 天津滨电电力工程有限公司 | 一种带电作业机器人专用组装式引线支架 |
CN112140022B (zh) * | 2020-09-16 | 2022-05-03 | 郑嘉 | 一种快速锁解式机械茶夹 |
KR102579044B1 (ko) * | 2021-06-23 | 2023-09-18 | 한국전력공사 | 쇄클 교체용 간접 활선 공구 및 이를 이용한 쇄클 철거 공법 |
KR102552359B1 (ko) * | 2022-12-01 | 2023-07-06 | 대원전기 주식회사 | 간접 활선작업용 다단 연장형 다기능 절연 로터스틱 |
TWI817880B (zh) * | 2022-12-29 | 2023-10-01 | 興富康工業有限公司 | 拆卸工具 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3435212B2 (ja) | 1994-04-27 | 2003-08-11 | 中部電力株式会社 | ホットハンド |
JP4185570B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2008-11-26 | 方仁 濱崎 | トング |
JP2010178462A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 間接活線把持工具 |
CN203228133U (zh) * | 2013-03-11 | 2013-10-09 | 高宁宁 | 一种自锁性能好的夹具 |
JP5897628B2 (ja) * | 2014-03-17 | 2016-03-30 | 中国電力株式会社 | 間接活線工事用アダプタ |
TWM482890U (zh) * | 2014-03-26 | 2014-07-21 | Run-Ying Hu | 電動絕緣肘型端頭操作棒 |
CN204947451U (zh) * | 2015-05-21 | 2016-01-06 | 国家电网公司 | 一种新型便携式鸟窝清除装置 |
CN204967144U (zh) * | 2015-10-13 | 2016-01-13 | 国网浙江省电力公司湖州供电公司 | 一种卡线器远程推拉装置 |
-
2016
- 2016-12-07 KR KR2020160007121U patent/KR20160004465U/ko not_active Application Discontinuation
- 2016-12-21 CN CN201621413622.8U patent/CN206922316U/zh active Active
-
2017
- 2017-05-23 TW TW106116989A patent/TWI729140B/zh active
- 2017-05-24 WO PCT/JP2017/019305 patent/WO2017208917A1/ja active Application Filing
- 2017-05-24 JP JP2018520828A patent/JP6791958B2/ja active Active
- 2017-05-24 KR KR1020187033122A patent/KR102334725B1/ko active IP Right Grant
- 2017-05-24 CN CN201780028429.3A patent/CN109075543B/zh active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102671171B1 (ko) | 2022-07-20 | 2024-06-03 | 한국전력공사 | 간접활선용 멀티스틱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017208917A1 (ja) | 2017-12-07 |
TWI729140B (zh) | 2021-06-01 |
CN109075543A (zh) | 2018-12-21 |
CN109075543B (zh) | 2022-05-03 |
KR20160004465U (ko) | 2016-12-27 |
TW201801863A (zh) | 2018-01-16 |
JPWO2017208917A1 (ja) | 2019-03-28 |
CN206922316U (zh) | 2018-01-23 |
KR102334725B1 (ko) | 2021-12-02 |
KR20190013749A (ko) | 2019-02-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6791958B2 (ja) | 間接活線工事用把持工具 | |
JP6791955B2 (ja) | 間接活線工事用把持工具 | |
JP6317769B2 (ja) | 掴線器 | |
JPH06103969B2 (ja) | ケーブル被覆剥離用工具 | |
JP2016220528A (ja) | 剥離プライヤ | |
JP5886346B2 (ja) | 電線被覆剥取器 | |
US20140360025A1 (en) | Scissors | |
JP6984008B2 (ja) | 間接活線工事用把持工具 | |
TW201818626A (zh) | 切斷工具 | |
TWI821395B (zh) | 間接活線工事用把持工具 | |
JP5882379B2 (ja) | 複合機能型間接活線把持工具 | |
JP6465392B2 (ja) | 間接活線工具の先端工具 | |
JP5946851B2 (ja) | 被覆脱落防止具およびこれを用いた電線被覆剥取工具 | |
TWI616285B (zh) | 鉗子 | |
JP5903083B2 (ja) | 開閉工具 | |
JPWO2022050240A5 (ja) | ||
GB2452077A (en) | Cable stripper | |
WO2017043369A1 (ja) | 枝切り鋏 | |
JP2017208886A (ja) | 長尺物掴み工具 | |
JP2015082864A (ja) | 間接活線工事用アダプタ | |
JP2015177689A (ja) | 間接活線工事用アダプタ | |
JP2015188991A (ja) | ペンチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6791958 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |