JP6789946B2 - 蒸発装置、蒸発方法およびシールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の、互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための蒸発装置と、請求項9の上位概念部に記載の形式の、互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための方法と、請求項10の上位概念部に記載の形式の、水中にある軸をシールするためのシールシステムとに関する。
公知のシールシステムは、たとえば独国特許出願公開第102012016447号明細書(DE102012016447A1)に示されている。このシールシステムは、プロペラ軸をシールするために働き、軸上に被嵌め可能かつ該軸に相対回動不能に結合可能なライナを有している。このライナは、該ライナに対して定位置のハウジングにより取り囲まれている。ハウジング内には、ライナに向かって開いた少なくとも1つの潤滑剤室が形成されており、該潤滑剤室内には、供給管路を介して潤滑剤が導入可能であり、かつ潤滑剤室からは導出管路を介して潤滑剤が導出可能である。この供給管路および導出管路を介して、潤滑剤室は潤滑剤循環路に統合されている。この潤滑剤循環路にはたとえば、漏れにより潤滑剤に混ざった海水を分離するためのフィルタが配置されていて、海水が濾過される。さらに、循環路ガイドは、漏れにより潤滑剤室内に進入した空気を取り除くことを可能にする。
さらに、潤滑剤から水が排出され得る蒸発装置が知られている。公知の蒸発装置は、水と混ざり合った潤滑剤を収容するための反応器容器と、混合物内へとガス状の通気媒体を吹き込むための吹込み装置と、混合物を加熱するための加熱装置と、吹き込まれた通気媒体を導出しかつ液体蒸気を導出するための流出部とを有している。潤滑剤内にある水は、蒸気としてカバー側で反応器容器から導出される。浄化された潤滑剤は、底部側で反応器容器から流出する。通気媒体は、有利には空気であり、混合物を逆方向で通流する。空気は混合物により加熱されて、飽和限界に達するまで混合物から水を収容する。
欧州特許第2364194号明細書(EP2364194B1)には、蒸発装置が示されている。この蒸発装置では、水を加えられた潤滑剤により透過される網材料の下方で、加熱された空気が反応器容器内に吹き込まれる。網材料の上方で、混合物が反応器容器内に導入される。水を加えられた潤滑剤は、網材料を重力に基づいて上方から下方へと透過し、反対方向で上昇する空気により通流される。これにより水が除去されて、蒸気として反応器容器からカバー側で取り出される。底部側で脱水された、つまり水を取り除かれた潤滑剤が流出する。
基本的にはこのような種類の蒸発装置では、水蒸気が、反応器容器からの導出前に凝縮する虞が生じる。凝縮物は、次いで反応器容器もしくは潤滑剤内に戻るように滴下し、このことは、新たな排出を要求する。これにより、一方では浄化時間が延長され、蒸発装置の浄化性能は減じられる。
本発明の課題は、液体蒸気を迅速に導出するための蒸発装置を提供することにある。さらに、本発明の課題は、互いに混ざり合った少なくとも2種の液体の確実な分離を可能にする方法を提供することにある。さらに本発明の課題は、確実な浄化を伴うシールシステムを提供することにある。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有する蒸発装置と、請求項9に記載の特徴を有する方法と、請求項10に記載の特徴を有するシールシステムとにより解決される。
互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための本発明に係る蒸発装置は、混合物を収容するための反応器容器と、混合物内にガス状の通気媒体を吹き込むための吹込み装置と、混合物を加熱するための加熱装置と、吹き込まれた通気媒体を導出し、かつ液体蒸気を導出するための流出部とを有している。本発明によれば、流出部に向かうガス状の搬送流を形成するために、混合物液面の上方でガス状の流体を導入するための流入部が設けられている。搬送流は、混合物から上昇する液体蒸気−通気媒体流に対する横方向流を形成する。この横向きの配向は、液体蒸気−通気媒体流が、搬送流により収容されて、意図的に流出部に向かって搬送されることを生ぜしめる。液体蒸気−通気媒体流は、さらに搬送流によって反応器カバーから遠ざけられる。これにより反応器カバーにおける凝縮物形成は回避される。特に液体蒸気の迅速な導出が行われ、これにより反応器容器の内部での凝縮物形成は効果的に回避される。したがって、凝縮物は反応器容器もしくは混合物内に戻るように滴下することができないか、もしくはほとんど滴下することができない。結果として、本発明に係る蒸発装置は、短い浄化時間と、高い浄化性能とを有している。導入されたガス状の流体は、有利には通気媒体と同一である。これにより流体および通気媒体は基本的に循環路内をガイドされ得る。ここで「流体」とは、流体混合物とも理解され得ることを強調しておく。有利には、ガス状の流体および通気媒体は空気である。反応器容器を十分な温度に保つために必要となるエネルギは、反応器容器が断熱されているか、もしくは断熱性の材料から成っている場合に減じられ得る。たとえば断熱性もしくは遮熱材料は、プラスチックもしくはガラスファイバ強化されたプラスチック(GFK)もしくは炭素繊維強化されたプラスチック(CFK)等のような複合プラスチックである。
流入部側に、ガス状の流体を能動的に吹き込むためのブロア装置が設けられていてよい。ブロア装置は、たとえば装置技術的に簡単に蒸発装置もしくは流入部を船舶において船側の圧縮空気網に組み込むことにより達成されていてよい。択一的または付加的には、流出部側に、いわば搬送流を能動的に吸い込むためのサクション装置が設けられていてよい。専らサクション装置が流出部側に設けられている場合、ガス状の流体は、反応器容器内へと吸い込まれる。この場合、流入部は、最も簡単な場合には、外部環境への開口を形成している。ブロア装置および/またはサクション装置が設けられているか否かに関係なく、蒸発装置が、閉じられたシステムを形成していると有利である。なぜならば、開かれたシステムよりも閉じられたシステムは簡単に制御され得るからである。
反応器容器内において搬送流が形成されない領域を防ぐために、搬送流のための流体導入部が、流出部の入口開口から離れて配置されている反応器容器区分に位置していると有利である。これにより、混合物の全体的なもしくはほぼ全体的な液面が搬送流により捉えられる。反応器容器の垂直軸線に関連して、このことは流体導入部および入口開口が有利には壁の近傍もしくは反応器容器の壁区分内に直接、直径方向で互いに反対の側で配置されていることを意味している。
搬送流による液体蒸気の冷却を阻止するために、流入部は、加熱装置もしくは反応器容器の加熱装置と、導入すべきガス状の流体を加熱するために協働することができる。
有利には、流出部は、反応器底部から見て、混合物液面を越えて延びる下降管を有している。これにより液体蒸気−通気媒体流は、搬送流と共に、組込み位置で見て下方に向かって反応器容器から導出される。したがって、混合物液面に形成される泡は同様に反応器容器から導出される。
予想に反して反応器カバーに形成された凝縮物が混合物内に滴下することを阻止するために、反応器カバーが、下降管の入口開口の方向に向けられた少なくとも1つのガイド面を有していると有利である。少なくとも1つのガイド面は、下がり部において終端している。凝縮物はこの下がり部から入口開口内に滴下することができる。蒸発装置が、船舶上でたとえば船尾管シールのようなシールシステムに統合されている場合、少なくとも1つのガイド面は、有利には反応器容器の組込み位置に関して、船舶の最大の許容可能な横傾斜角もしくは傾斜角においても、入口開口内への滴下が保証されているように角度調節されている。入口開口は、このためには、滴下方向もしくは反応器底部の方向で付加的に漏斗状に先細りしていてもよい。
有利には、吹込み装置が、ガス流を複数の個別流へと分割して広げるために、通気媒体の上昇方向もしくは反応器カバーの方向で少なくとも1回湾曲された流れ分配器を有している。この措置により、通気媒体は、大きな横断面にわたって混合物内へと導入され、したがって混合物は少なくともほぼ均一にその全体的な横断面にわたって通気媒体により通流される。少なくとも1回の湾曲により、既に小さな横方向の延在長さでも通気媒体の比較的大きな広がりが達成される。
混合物からの液体蒸気の進出を困難にし得る混合物の液面膜の形成を回避するために、蒸発装置は、反応器容器内に液面膜を破るための撹拌器を有している。
液体の少なくとも1種が、熱を供給された状態で、液体蒸気として混合物から排出される、反応器容器内で互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための本発明に係る方法では、混合物液面の上方でガス状の流体を導入することにより、ガス状の搬送流が能動的に形成される。この搬送流は、反応器容器の流出部へと向けられている。搬送流は、この場合、混合物から上昇する液体蒸気−通気媒体流に対して、該液体蒸気−通気媒体流がいわば搬送流により流出部へと引き込まれるように配向されている。搬送流は、液体蒸気−通気媒体流に対する横方向流を形成する。これにより液体蒸気−通気媒体流は、さらに反応器カバーから遠ざけられる。これにより、液体蒸気が凝縮し、ひいては混合物内に滴下することが効果的に阻止される。このような凝縮の阻止は、混合物の迅速かつ効果的な分離を可能にする。
水中にある軸をシールするための本発明に係るシールシステムは、軸上に被嵌め可能かつ該軸に相対回動不能に結合可能なライナを有している。このライナは、該ライナに対して定位置のハウジングにより取り囲まれている。ハウジングは、ライナに向かって開いた少なくとも1つの潤滑剤室を有している。この潤滑剤室内に供給管路を介して潤滑剤が導入可能であり、潤滑剤室からは導出管路を介して潤滑剤が導出可能である。本発明によれば、シールシステムは、本発明に係る蒸発装置を有している。この場合、供給管路は、蒸発装置の潤滑剤出口に、導入管路は、蒸発装置の潤滑剤入口に流体接続している。このようなシールシステムは、たとえば船尾管シールとして使用可能であり、たとえば漏れにより潤滑剤室内に進入した海水からの、少なくとも1つの潤滑剤室内にある潤滑剤の効果的な脱水を可能にする。脱水された潤滑剤が、船舶の浮き位置において、上側で潤滑剤室内に導入され、水を加えられた潤滑剤が、下側で潤滑剤室から導出される場合、潤滑剤とまだエマルジョンを形成していない水が効果的に潤滑剤室から導出され得る。脱水された潤滑剤が、下側で潤滑剤室内に導入され、水を加えられた潤滑剤の取出しが、潤滑剤室から上側で行われる場合、さらにガスが潤滑剤室から効果的に導出され得る。当然ながら、この両方の態様の間の交換が行われ得るので、水の導出およびガスの取出しは交互に相前後して行われる。
本発明の別の有利な態様は、別の従属請求項の対象である。
以下に本発明の有利な実施の形態を著しく簡略化された概略図につき詳しく説明する。
本発明に係る蒸発装置の第1の実施の形態を示す図である。 本発明に係る蒸発装置の第2の実施の形態を示す図である。 本発明に係るシールシステムの第1の実施の形態を示す図である。
図面において、同一の構造エレメントは、同一の参照符号を有している。
混合物2を形成する少なくとも2種の液体を分離するための本発明に係る蒸発装置1の第1の実施の形態は、混合物2を収容するための反応器容器4を有している。反応器容器4はたとえば、管状の容器壁6と、球欠状の容器底部8と、球欠状の容器カバー10とを備えて円筒状に形成されている。有利には、反応器容器4は、少なくとも大部分で、プラスチックもしくは複合プラスチックのような断熱性の材料から成っている。容器が金属構造で製造されている場合には、この容器が相応する断熱部を備えていると有利である。反応器容器4には、混合物液面もしくは水面12と容器カバー10との間に常時、間隙14が形成されているか、もしくは生じたままであるように、混合物2が充填されている。
蒸発装置1は、さらに間隙14の領域に位置する混合物入口16と、底部近傍の液体出口18と、加熱装置20と、吹込み装置22と、混合物液面12の上方でガス状の流体を導入するための流入部24と、特にこのガス状の流体を導出するための流出部26とを有している。
ここで矢印として示されている混合物入口16は、間隙14の領域に配置されているので、混合物2は圧力なしに反応器容器4内に導入され得る。当然ながら、混合物入口16は、混合物液面12の下方に位置していてもよい。
逆方向の矢印として示された液体出口18は、底部近傍に配置されているので、混合物2から排出され、したがって浄化された液体が反応器容器4から取り除かれ得ることが確実にされ得る。
加熱装置20は、底部近傍で容器壁6の領域に配置されており、ほぼ反応器容器4の中心軸線にまで延びる加熱コイル28を有している。有利には、加熱装置20は、電力ケーブル30により示唆されているように、電気的に運転される。
吹込み装置22は、通気媒体32、有利には空気を吹き込むために働く。吹込み装置22は、容器底部8を貫通する吹込み導管34を有している。この吹込み導管34は、反応器容器4の中心軸線に対して平行に配置されている。吹込み導管34は、分配室36に開口している。分配室36は、通気媒体32の上昇方向で見て凹状もしくは深皿状の流れ分配器38により画定されている。流れ分配器38は、複数の開口を有している。これらの開口によって、吹込み導管34を通って流れる主流は、複数の個別流へと分割して広げられる。
通気媒体32を吹き込むために、吹込み装置22はブロア40を有している。ブロア40は、吹込み導管34に流体接続している。流量制御のために、吹込み導管34内に調節可能な弁装置42、たとえば絞りが統合されている。固有のブロア40の代わりに、吹込み装置22が船舶側の圧縮空気網に流体接続することができる。
流入部24は、混合物液面12の上方で流出部26の方向で搬送流44を形成するために、ガス状の流体もしくは流体混合物を導入するために働く。流入部24は、容器壁6を混合物液面12の上方の間隙14の領域において貫通する流入管路46を有している。流入管路46内に統合された調節可能な弁装置48、たとえば絞りを介して、流入管路46は、開放制御可能かつ閉鎖制御可能である。流体は、特に空気であり、該空気は、流入管路46に流体接続しているブロア50を介して反応器容器4内に吹き込まれ得る。固有のブロア50の代わりに、流入部24が流入管路46を介して船舶側の圧縮空気網に接続されていてよい。流体を加熱された状態で導入するためには、流体が加熱装置(図示せず)を介して加熱され得る。択一的には、流体は、反応器容器4の加熱装置20を介して加熱される。
流出部26は、ここではダウンパイプもしくは下降管(Fallrohr)として図示されている。この下降管は、反応器容器4の中心軸線に対して平行に延びている。流出部26もしくは下降管は、流入管路46から離れて位置決めされているので、混合物液面12全体が、搬送流44により捉えられ得る。有利には、流出部26および流入管路46は、直径上で互いに反対の側に配置されている。搬送流44の方向で見て、流出部26は、間隙14から、ひいては混合物液面12の上方の反応器領域から、容器底部8の方向に延びていて、流出部26はこの容器底部8を貫通する。搬送流44により収容され、混合物2から排出された液体蒸気−通気媒体流52は、したがって、反応器容器4の組込み位置で見て、下方に向かって導出される。流出部26は、入口開口54と、たとえばリザーバ56内で終端する出口開口58を有している。リザーバ56は、熱交換器と協働することができるので、液体蒸気は凝縮物として排除され、これにより得られたガス状の流体は、循環運転において通気媒体として吹込み装置22および/または流入部24に供給される。入口開口54は、搬送流44に対して反対の方向で漏斗状に拡張されていてもよい。船舶上での蒸発装置1の使用時に、リザーバ56は、ビルジ(船底湾曲部)であってよい。
以下に本発明に係る方法を説明する。混合物2は、この場合、水を加えられた潤滑剤もしくは潤滑剤−水−エマルジョンから成っている。今、この水は、排出されるべきである。潤滑剤−水−エマルジョン2は、混合物入口16を通じて、反応器容器4に供給される。脱水された潤滑剤は、液体流出部18を通じて反応器容器4から取り出される。吹込み装置22の通気媒体32として、かつ流入部24のガス状の流体として空気が使用される。
混合物は、加熱装置20への給電により加熱される。これにより、吹き込まれた通気媒体32は、上昇時に混合物2により加熱され、したがって飽和限界に達するまで混合物2からの水を吸収する。水は、水蒸気として排出され、混合物液面12の上方の空気32と共に水蒸気−空気流52を形成する。水蒸気−空気流52は、垂直方向に上昇し、混合物液面12の上方で側方から吹き込まれた搬送流44もしくは空気流44に衝突する。搬送流44もしくは空気流44は、水蒸気−空気流52に対して直交する横方向に延びており、反応器カバー10の方向に向けられた水蒸気−空気流52に対するバリアを形成するので、水蒸気−空気流52は、反応器カバー10にまで進むことができず、反応器カバー10から遠ざけられる。搬送流44は、水蒸気−空気流52を連行し、水蒸気−空気流52と一緒に混ざり合って全体流もしくは流出流59として流出部26内に流入する。その結果、水は効果的に混合物2から排出されるので、潤滑剤は液体出口18において脱水されて反応器容器4から取り出される。搬送流44と水蒸気−空気流52とにより形成された流出流59は、除湿され得る。この除湿により、装置1の除湿された空気は、通気媒体32または搬送流44のためのガス状の流体として循環路内に戻るようにガイドされ得る。
図2には、本発明に係る蒸発装置1の第2の実施の形態が示されている。図1に示した第1の実施の形態とは異なり、第2の実施の形態は、内側でいわば漏斗状に成形された容器カバー10を有している。反応器カバー10は、流出部26の入口開口54の上方で垂直方向の流出部軸線の延長部に下がり部(Senke)60を有しているように、漏斗状に形成されている。下がり部60は、予想に反して反応器カバー10において形成された凝縮物62の滴下箇所として働くもしくは作用するので、凝縮物62が混合物2内へと戻るように滴下することは阻止される。凝縮物62の意図的なガイドのために、カバー縁部64から下がり部60に向かって延びるカバー内面66はガイド面として働く。
図3には、たとえば船尾管をシールするための本発明に係るシールシステムが示されている。船尾管は、上述の蒸発装置1のうちの1つを有している。シールシステム68は、軸72をシールするための軸シール70を有している。軸72は、たとえば船舶のプロペラ軸として形成されている。このプロペラ軸の、海水中にある自由端には、プロペラ74が位置決めされている。供給管路76および導出管路78を介して、蒸発装置1がシールシステム68に統合されており、特に軸シール70に流体接続している。
軸シール70は、船体側の船尾管80を、海水の浸入に対してシールする。軸シール70は、ライナ82とハウジング84とを有している。ライナ82は、相対回動不能に軸72上に配置されており、プロペラ74に固定するための環状フランジ86を有している。ライナ82は、回転するようにハウジング84内にガイドされている。ハウジング84は、船尾管80に固定するための環状フランジ88を有している。ライナもしくは軸保護ブシュ82は、軸72を、その自由な全体長さにわたって取り囲み、軸72をこれにより海水から保護する。
ハウジング84は、複数部分から形成されており、ここでは3つの環状室90,92,94を有している。これらの環状室90,92,94はライナ82に向かって開いており、それぞれ1つのハウジングセグメント96,98,100内に形成されている。環状室90,92,94は、それぞれ1つのリングシール102,104,106を介して互いに対してシールされている。環状室90,92,94は、互いに異なる媒体を充填されていてよく、この場合、ここに図示された実施の形態では、船体近傍の環状室94にはオイルのような潤滑剤が充填されている。潤滑剤は、循環路において、環状室94を通じてガイドされる。この場合、このためには、導出管路78が環状室94から、蒸発装置1の混合物入口16へと延びていて、供給管路76が蒸発装置1の液体出口18から環状室94内へと延びている。潤滑剤を環状室94を通じて圧送するためには、供給管路76内にはポンプ108ならびに該ポンプ108に後置されたフィルタ110がたとえば塩を濾過するために配置されている。結果として、環状室94の水を含んだ潤滑剤が、運転中に取り出され、蒸発装置1において脱水されて、その他の汚染物質を除去され脱水された純粋な潤滑剤として環状室94内に戻るようにガイドされる。
ここに示した実施の形態では、組込み位置において、蒸発装置1内で脱水された潤滑剤が、上側で環状室94内に導入され、水を含んだ潤滑剤が、下側で環状室94から導出される。このことは、水を環状室94から導出するために特に有利である。択一的には、潤滑剤の、環状室94へ供給が下側で行われ、環状室94からの取出しが上側で行われ得る。このことは特に、環状室94からのガスの導出のために有利である。当然ながら、これら2つの態様は交換され得るので、水の導出およびガスの取出しが交互に相前後して生じ得る。
互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための蒸発装置が開示された。この装置は、混合物を収容するための反応器容器と、ガス状の通気媒体を混合物内に吹き込むための吹込み装置と、混合物を加熱するための加熱装置と、吹き込まれた通気媒体を導出し、かつ液体蒸気を導出するための流出部とを有している。この場合、流出部に向かうガス状の搬送流を形成するために、混合物液面の上方でガス状の流体を導入するための流入部が配置されている。さらに方法ならびにシールシステムが開示された。
1 蒸発装置
2 混合物/潤滑剤−水−エマルジョン
4 反応器容器
6 容器壁
8 反応器底部
10 反応器カバー
12 混合物液面
14 間隙
16 混合物入口
18 液体出口
20 加熱装置
22 吹込み装置
24 流入部
26 流出部
28 加熱コイル
30 電気ケーブル
32 通気媒体/空気
34 吹込み導管
36 分配室
38 流れ分配器
40 ブロア
42 弁装置
44 搬送流/空気流
46 流入管路
48 弁装置
50 ブロア
52 液体蒸気−通気媒体流/水蒸気−空気流
54 入口開口
56 リザーバ
58 出口開口
59 流出流
60 下がり部
62 凝縮物
64 カバー縁部
66 ガイド面
68 シールシステム
70 軸シール
72 軸
74 プロペラ
76 供給管路
78 導出管路
80 船尾管
82 ライナ
84 ハウジング
86 環状フランジ
88 環状フランジ
90 環状室
92 環状室
94 環状室
96 ハウジングセグメント
98 ハウジングセグメント
100 ハウジングセグメント
102 リングシール
104 リングシール
106 リングシール
108 ポンプ
110 フィルタ

Claims (9)

  1. 互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための蒸発装置(1)であって、混合物(2)を収容するための反応器容器(4)と、前記混合物(2)内にガス状の通気媒体(32)を吹き込むための吹込み装置(22)と、前記混合物(2)を加熱するための加熱装置(20)と、吹き込まれた前記通気媒体(32)を導出し、かつ液体蒸気を導出するための流出部(26)とを備えた蒸発装置(1)において、
    前記流出部(26)に向かってガス状の搬送流(44)を形成するために、混合物液面(12)の上方でガス状の流体を導入するための流入部(24)が設けられており、
    前記流出部(26)が、反応器底部(8)から見て、前記混合物液面(12)を越えて延びる下降管を有していることを特徴とする、互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離するための蒸発装置(1)。
  2. 流入部側にブロア装置(50)が配置されている、かつ/または流出部側にサクション装置が配置されている、請求項1記載の蒸発装置。
  3. 前記搬送流(44)のための流体導入が、前記流出部(26)の入口開口(54)から離れて位置する反応器容器区分において行われる、請求項1または2記載の蒸発装置。
  4. 前記流入部(24)が、前記搬送流(44)の供給された前記ガス状の流体を加熱するための加熱装置と協働する、請求項1,2または3記載の蒸発装置。
  5. 前記反応器容器(4)の反応器カバー(10)が、前記下降管の入口開口(54)の方向に向けられた少なくとも1つのガイド面(66)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の蒸発装置。
  6. 前記吹込み装置(22)は、主流を複数の個別流へと分割して広げるために、前記通気媒体(32)の上昇方向で少なくとも1回凹状に湾曲された、複数の開口を有する流れ分配器(38)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の蒸発装置。
  7. 前記反応器容器(4)内に前記混合物(2)の液面膜を破るための撹拌器が設けられている、請求項1から6までのいずれか1項記載の蒸発装置。
  8. 反応器容器(4)内で、互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離する方法であって、前記液体のうちの少なくとも1種が、熱を供給された状態で、液体蒸気として混合物(2)から排出される方法において、混合物液面(12)の上方でのガス状の流体の導入により、ガス状の搬送流(44)を生ぜしめ、該搬送流(44)は、前記反応器容器(4)の流出部(26)へと向けられており、前記流出部(26)が、反応器底部(8)から見て、前記混合物液面(12)を越えて延びる下降管を有し、前記流出部(26)は、混合物(2)内に吹き込まれたガス状の通気媒体(32)と、前記液体蒸気とを導出することを特徴とする、互いに混ざり合った少なくとも2種の液体を分離する方法。
  9. 水中にある軸(72)をシールするためのシールシステム(68)であって、前記軸(72)上に被嵌め可能かつ該軸(72)に相対回動不能に結合可能なライナ(82)が設けられており、該ライナ(82)は、該ライナ(82)に対して定位置のハウジング(84)により取り囲まれており、前記ハウジング(84)内に、前記ライナ(82)に向かって開いた少なくとも1つの潤滑剤室(94)が形成されており、該潤滑剤室(94)内に供給管路(76)を介して潤滑剤が導入可能であり、かつ該潤滑剤室(94)からは導出管路(78)を介して潤滑剤が導出可能である、シールシステムにおいて、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の蒸発装置(1)が設けられており、前記供給管路(76)は、前記蒸発装置(1)の潤滑剤出口(18)に、前記導出管路(78)は、前記蒸発装置(1)の潤滑剤入口(16)に流体接続していることを特徴とする、水中にある軸(72)をシールするためのシールシステム。
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