JP3006068U - 油水分離装置 - Google Patents

油水分離装置

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JP3006068U JP1994007888U JP788894U JP3006068U JP 3006068 U JP3006068 U JP 3006068U JP 1994007888 U JP1994007888 U JP 1994007888U JP 788894 U JP788894 U JP 788894U JP 3006068 U JP3006068 U JP 3006068U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率良く油水混合体から水分を分離可能な油
水分離装置を提供する。 【構成】 油水混合体を収容する気密状の分離タンク3
と、分離タンク3内に収容された廃油2内へ加圧エアを
供給するエア供給手段4と、分離タンク3内の廃油2を
加熱する加熱手段5と、分離タンク2内の排気ガスを排
出するための排気ダクト6と、排気ダクト6の上流端付
近に介設され、排気ダクト6の内壁面に結露した排気ガ
ス中の水分及び油分を、ドレンとして排気ダクト6外へ
排出するドレンセパレータ7とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、廃油等の油水混合体から水分を除去する油水分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、エンジンや工作機械等の機器で使用して劣化した潤滑油や切削油などの 廃油を、ボイラー等の燃料として再利用する技術が実用化されている。 ところで、前記廃油には多量の水分が含まれており、そのままの状態では燃焼 しないので、前記技術の一環として、廃油中の水分を除去する油水分離装置が各 種提案されている。
【0003】 前記油水分離装置として、廃油を分離タンク内に収容して、90℃前後まで加 熱た後、静置させ、純油層と油水混濁(エマルジョン)層と水層とスラッジ層と に分離して、水層のみをドレン排出する静置タイプの油水分離装置が知られてい る。 また、油水混合体を分離タンク内に収容して、90℃前後まで加熱しながら回 転翼などを介して攪拌し、廃油中の水分を蒸発させて排出する蒸泄タイプの油水 分離装置も知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記静置タイプの油水分離装置では、静置により廃油を複数の層に分離させる 関係上、静置時間を十分に確保する必要があり、効率的に水分を分離できないこ と、分離した水層のみを除去することが困難で、水とともに油分が多少排出され てしまうこと、廃油から水層を完全に除去したとしても、油水混濁層にはまだ多 量の水分が含まれているので、廃油のみを燃料としてボイラー等を稼働させるこ とが困難なこと、などの問題がある。
【0005】 また、前記蒸泄タイプの油水分離装置では、蒸発により水分を除去するので、 廃油中の水分を略完全に除去することも可能ではあるが、廃油の表面層部からし か、水分が蒸発しないので、効率良く水分を除去することが困難なこと、廃油を 攪拌するための大掛かりな攪拌装置を必要とすること、などの問題がある。
【0006】 本考案の目的は、効率良く油水混合体から水分を分離可能な油水分離装置を提 供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る油水分離装置は、油水混合体を収容する気密状の分離タンクと 、前記分離タンク内に収容された油水混合体内へ加圧エアを供給するエア供給手 段と、前記分離タンク内の油水混合体を加熱する加熱手段と、前記分離タンク内 の排気ガスを排出するための排気ダクトとを備えたものである。
【0008】 ここで、前記エア供給手段の下流端部に複数のエア吹出孔を有するエア供給管 を設けること、前記加圧エアとして乾燥空気を用いること、前記排気ダクトの上 流端付近に油水混合体の温度が所定温度以上のときに、エア供給手段を駆動して 、油水混合体内へ加圧エアを供給すること、排気ダクトの内壁面に結露した排気 ガス中の水分及び油分を、ドレンとして排気ダクト外へ排出するドレンセパレー タを介設することが好ましい実施例である。
【0009】 また、前記排気ダクトに介設されたドレンセパレータは、上端部がドレンセパ レータよりも下流側の排気ダクトの上流端に接続された気密な中空のハウジング と、 前記ハウジングの下壁部を気密状に貫通してハウジング内に延設されてハ ウジング内に開口し、下端部がドレンセパレータよりも上流側の排気ダクトの下 流端に接続された連結ダクトと、前記ハウジングの下部内において連結ダクトを 取囲むようにハウジングの下壁部に立設された第1仕切板と、前記第1仕切板と ハウジングの側壁部及び下壁部とで形成される貯留部であって、ドレンセパレー タよりも下流側の排気ダクト内で結露してハウジング内に導入されたドレンをハ ウジングの下部内に一旦蓄える貯留部と、前記ハウジングの下部内において連結 ダクトに固定され、連結ダクトから貯留部の上方まで延設された鍔部と、鍔部の 外縁部から下方へ延びて貯留部内に突入した仕切部とを有する第2仕切板と、前 記第1仕切板の内側においてハウジングの下壁部に設けられ、上端が貯留部に蓄 えられたドレンと第1仕切板と第2仕切板とハウジングの下壁部とで囲まれる空 間内に開口するドレン排出口とを備えることが好ましい実施例である。
【0010】
【作用】
請求項1に係る油水分離装置においては、分離タンク内に収容された油水混合 体を加熱手段により加熱するとともに、加熱された油水混合体内へエア供給手段 により加圧エアを適宜供給し、供給した加圧エアにより油水混合体を攪拌して、 油水混合体の温度を一様にするとともに、油水混合体に対する空気の接触面積を 大きくすることで、油水混合体に含まれる水分の蒸発を促進して、油水混合体か ら効率的に水分を除去することになる。そして、蒸発した水分を加圧エアととも に排気ガスとして排気ダクトから排出し、油分のみを分離タンク内に残留させる ことになる。また、油水混合体を攪拌することで、スラッジ内に含まれる油分を スラッジから分離することが可能となり、油分の回収率を向上できる。
【0011】 請求項2に係る装置のように、エア供給手段の下流端部に複数のエア吹出孔を 有するエア供給管を設けると、油水混合体に対する空気の接触面積を一層大きく することが可能となり、油水混合体中の水分の蒸発を一層促進することが可能と なる。
【0012】 請求項3に係る装置のように、油水混合体内へ供給する加圧エアとして乾燥空 気を用いると、単位体積当たりの加圧エアに対する気化可能な水分量を増大して 、油水混合体中の水分の蒸発を一層促進することが可能となる。 請求項4に係る装置のように、油水混合体の温度が所定温度以上のときに、エ ア供給手段を駆動して、油水混合体内へ加圧エアを供給すると、最も効率のよい 温度条件で水分を分離することが可能となる。
【0013】 請求項5に係る装置のように、排気ダクトの上流端付近に、排気ダクトの内壁 面に結露した排気ガス中の水分及び油分をドレンとして、排気ダクト外へ排出す るドレンセパレータを介設すると、ドレンが分離タンク内へ滴下することを防止 出来る。
【0014】 請求項6に係る装置によれば、排気ダクトの途中部で結露した排気ガス中の水 分及び油分がドレンとして、ハウジングの下部に形成した貯留部に一旦蓄えられ 、貯留部が一杯になると、第1仕切板を乗り越えて、ハウジングの下壁部に形成 したドレン排出口から排出される。一方、ハウジング内には、排気ダクトを介し て油分を多少含んだ排気ガスが導入されることになるが、この排気ガスは、貯留 部に蓄えられたドレンにより、ドレン排出口が開口する空間側へ侵入できないの で、ドレン排出口を常時開放した状態に設定しても、排気ガスがドレン排出口か ら油水分離装置を設置した室内に漏れることはない。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例は、各種機器で使用して劣化した潤滑油や清掃油や切削油などの廃油 から水分を除去する油水分離装置に本考案を適用した場合のものである。 図1〜図3に示すように、油水分離装置1は、廃油(これが油水混合体に相当 する)2を収容する気密状の分離タンク3と、分離タンク3内に収容された廃油 2内へ加圧エアを供給するエア供給手段4と、分離タンク3内の廃油2を加熱す る加熱手段5と、分離タンク3内の排気ガスを排出するための排気ダクト6と、 排気ダクト6の上流端近傍部に介設されたドレンセパレータ7とを備えている。
【0016】 前記分離タンク3は、略直方体状のタンクで、分離タンク3の下壁部3aは前 側下がりに形成され、分離タンク3の前壁部3bの下端部にはタンク3の下部に 溜まったスラッジを排出するためのスラッジ排出管10が接続され、スラッジ排 出管10の上流端には開閉弁11が設けられ、前壁部3bのスラッジ排出管10 よりも上側には廃油2から水分を除去した再生油を取り出すための再生油取出管 12が1対接続され、1対の再生油取出管12の上流端には開閉弁13が夫々設 けられ、分離タンク3の左壁部3cの上端近傍部には廃油供給管14が接続され ている。但し、前記スラッジ排出管10、再生油取出管12、廃油供給管14は 、分離タンク3の前記以外の部分に接続してもよいし、その本数も分離タンク3 の容量などに応じて適宜設定するものとする。
【0017】 前記エア供給手段4について説明すると、分離タンク3の下壁部3aの上側に は前後方向向きの1対のエア供給管20が左右に一定間隔あけて設けられ、エア 供給管20の外周部の上半部又は全周には所定間隔おきに複数のエア吹出孔20 aが形成され、エア供給管20の前端部は閉鎖され、エア供給管20の後端部は 一端が分離タンク3の上端近傍部に固定されたエア導入管21に連通され、エア 導入管21には分離タンク3外に設けられたエアポンプなどからなる加圧エア供 給装置22に接続管23を介して接続され、接続管23の途中部には開閉弁24 が介設され、供給装置22から供給された加圧エアは、接続管23とエア導入管 21を経てエア供給管20の複数のエア吹出孔20aから廃油2内へ送り込まれ る。尚、前記エア供給管20は、1本又は3本以上設けてもよいし、波形状や蛇 腹状に形成してもよい。また、前記エア供給管20に代えて、多孔性を有する部 材をエア導入管21に接続してもよい。
【0018】 前記加熱手段5について説明すると、分離タンク3の下部内のエア供給管20 の上側には矩形波状に屈曲形成された中空パイプからなる加熱管25が設けられ 、加熱管25の両端部は分離タンク3の前壁部3bに固定され、分離タンク3外 において加熱管25の左側の端部には供給管26が接続され、右側の端部には排 出管27が接続され、供給管26は加熱源28に接続され、供給管26及び排出 管27の途中部には開閉弁26a、27aが夫々介設され、分離タンク3に収容 された廃油2は、加熱源28から供給管26を介して加熱管25へ供給された蒸 気や熱媒油により加熱される。但し、熱媒油を用いる場合には、排出管27を加 熱源28に接続し、図示外のポンプにより熱媒油を循環させてもよい。また、前 記加熱手段5として、電気ヒータなどを用いることも可能である。
【0019】 前記ドレンセパレータ7は、排気ダクト6の内壁面に結露した排気ガス中の水 分及び油分をドレンとして、排気ダクト6外へ排出するためのもので、図1、図 4に示すように、上下両端が気密状に閉鎖された略円筒状のハウジング30が設 けられ、ハウジング30の上壁部30bには接続管31が上方へ突出状に設けら れ、接続管31の上端部はドレンセパレータ7よりも下流側の排気ダクト6aの 上流端に接続され、ハウジング30の下壁部30aを気密状に貫通してハウジン グ30内に延びる連結ダクト32が設けられ、連結ダクト32の上端部は閉鎖さ れ、連結ダクト32の上端近傍部にはハウジング30内に開口する複数の連通孔 32aが形成され、ハウジング30から下方へ延びる連結ダクト32の下端部は ドレンセパレータ7よりも上流側の排気ダクト6bの下流端に接続されている。
【0020】 前記ハウジング30の下壁部30aには環状の第1仕切板33が連結ダクト3 2を取囲むように立設され、第1仕切板33とハウジング30の周壁部30c及 び下壁部30aとで貯留部34が形成され、この貯留部34には、ドレンセパレ ータ7よりも下流側の排気ダクト6内で結露してハウジング30内に導入された 水と油とからなるドレンが一旦蓄える。
【0021】 前記ハウジング30の下部内において連結ダクト32には第2仕切板35が固 定され、第2仕切板35は、連結ダクト32から貯留部34の上方まで延びる略 円板状の鍔部35aと、鍔部35aの外周から下方へ延びて貯留部34に突入さ れた環状の仕切部35bとから一体的に構成され、第1仕切板33の内側におい てハウジング30の下壁部30aには上端が貯留部34に蓄えられたドレンと第 1仕切板33と第2仕切板35とハウジング30の下壁部30aとで囲まれる空 間36内に開口するドレン排出口37が設けられている。尚、符号38はドレン 排出用の開閉弁である。
【0022】 次に、前記油水分離装置1の作用について説明する。 先ず、各種機器で使用して劣化した潤滑油や清掃油や切削油などの廃油を廃油 供給管14から分離タンク3内に充填し、この状態で、加熱管25に対して蒸気 や熱媒油を流通させて分離タンク3内の廃油2を加熱し、廃油2の温度が、例え ば90℃以上になると、加圧エア供給装置22を駆動して開閉弁24を開弁し、 エア吹出孔20aから廃油2内へ加圧エアを、例えば30秒間吹き出させる。そ して、加圧エアにより冷やされた廃油2の温度が90℃以上になる毎に、開閉弁 24を30秒間開弁して、廃油2内へ加圧エアを供給することになる。
【0023】 前記加圧エア供給装置22から廃油2内へ加圧エアを供給すると、分離タンク 3内の廃油2が攪拌されて、その温度が一様になるとともに、廃油2に対する空 気の接触面積が大きくなることで、廃油2中の水分の蒸発が促進され、効率的に 水分を除去することが可能となる。尚、前記加圧エアとしては、乾燥空気を用い る方が望ましい。
【0024】 また、分離タンク3内の排気ガスは、排気ダクト6を通って大気開放されるこ とになるが、排気ガスに含まれる水分及び油分は、排気ダクト6を流通する過程 で冷やされて、排気ダクト6の内壁面に結露し、この結露した水分及び油分はド レンとして、排気ダイト6に沿って下方へ移動し、ドレンセパレータ7のハウジ ング30内に導入される。そして、ハウジング30の下部に設けられた貯留部3 4に一旦蓄えられた後、第1仕切板33を乗り越えて、ドレン排出口37から排 出されるので、ドレン排出口37が形成された空間36内には、排気ガスは侵入 しないことになり、ドレン排出口37から排気ガスが排出されることが確実に防 止される。但し、油水分離装置1の稼働初期においては、貯留部34にドレンが 溜まっていないので、例えば、ドレン排出口37から水などを供給して貯留部3 4に水を蓄えるようにしてもよい。
【0025】 そして、前記のようにして加圧エアを供給しても、ドレンが排出されなくなっ たことを目安に、廃油2から水分が除去されたことを検知し、廃油2の再生処理 を完了する。 尚、前記分離タンク3に廃油2の温度を検出する温度センサを設け、この温度 センサからの信号を用いて、開閉弁24を自動的に開閉させてもよい。
【0026】
【考案の効果】
請求項1に係る油水分離装置によれば、加熱された油水混合体内へ加圧エアを 供給するという簡単な構成で、油水混合体の温度を一様に設定するとともに、油 水混合体に対する空気の接触面積を大きくしてあるので、油水混合体の全体に亙 って一様に水分の蒸発を促進して、油水混合体中の水分を効率的に除去すること が可能となる。また、油水混合体を攪拌することで、スラッジ内に含まれる油分 をスラッジから分離することが可能となり、油分の回収率を向上できる。
【0027】 請求項2に係る装置によれば、簡単な構成のエア供給管を設けることで、油水 混合体に対する空気の接触面積を一層大きくして、油水混合体中の水分の蒸発を 一層促進することが可能となる。
【0028】 請求項3に係る装置によれば、油水混合体内へ供給する加圧エアとして乾燥空 気を用いることで、油水混合体中の水分の蒸発を一層促進することが可能となる 。 請求項4に係る装置によれば、油水混合体の温度に基づいてエア供給手段を駆 動して油水混合体内へ加圧エアを供給するので、最も効率のよい温度条件で水分 を分離することが可能となり、油水混合体中の水分の蒸発を一層促進することが 可能となる。
【0029】 請求項5に係る装置のように、排気ダクトの上流端付近にドレンセパレータを 介設すると、排気ダクトで結露した水分が分離タンク内へ滴下することを防止出 来る。 請求項6に係る装置によれば、ドレン排出口への排気ガスの流入を防止出来る ので、ドレン排出口から油水分離装置を設置した室内への排気ガスの漏れを確実 に防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 油水分離装置の縦断正面図
【図2】 図1のII−II線断面図
【図3】 図2のIII-III 線断面図
【図4】 ドレンセパレータの縦断面図
【符号の説明】
1 油水分離装置 25 加熱管 2 廃油 26 供給管 3 分離タンク 26a 開閉弁 3a 下壁部 27 排出管 3b 前壁部 27a 開閉弁 3c 左壁部 28 加熱源 4 エア供給手段 30 ハウジング 5 加熱手段 30a 下壁部 6 排気ダクト 30b 上壁部 6a 排気ダクト 30c 周壁部 6b 排気ダクト 31 接続管 7 ドレンセパレータ 32 連結ダクト 10 スラッジ排出管 32a 連通孔 11 開閉弁 33 第1仕切板 12 再生油取出管 34 貯留部 13 開閉弁 35 第2仕切板 14 廃油供給管 35a 鍔部 20 エア供給管 35b 仕切部 20a エア吹出孔 36 空間 21 エア導入管 37 ドレン排出
口 22 加圧エア供給装置 38 開閉弁 23 接続管 24 開閉弁

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油水混合体を収容する気密状の分離タン
    クと、 前記分離タンク内に収容された油水混合体内へ加圧エア
    を供給するエア供給手段と、 前記分離タンク内の油水混合体を加熱する加熱手段と、 前記分離タンク内の排気ガスを排出するための排気ダク
    トと、 を備えたことを特徴とする油水分離装置。
  2. 【請求項2】 前記エア供給手段の下流端部に複数のエ
    ア吹出孔を有するエア供給管を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の油水分離装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧エアが乾燥空気であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の油水分離装置。
  4. 【請求項4】 油水混合体の温度が所定温度以上のとき
    に、エア供給手段を駆動して、油水混合体内へ加圧エア
    を供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の油水分離装置。
  5. 【請求項5】 前記排気ダクトの上流端付近に、排気ダ
    クトの内壁面に結露した排気ガス中の水分及び油分を、
    ドレンとして排気ダクト外へ排出するドレンセパレータ
    を介設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の油水分離装置。
  6. 【請求項6】 前記排気ダクトに介設されたドレンセパ
    レータは、 上端部がドレンセパレータよりも下流側の排気ダクトの
    上流端に接続された気密な中空のハウジングと、 前記ハウジングの下壁部を気密状に貫通してハウジング
    内に延設されてハウジング内に開口し、下端部がドレン
    セパレータよりも上流側の排気ダクトの下流端に接続さ
    れた連結ダクトと、 前記ハウジングの下部内において連結ダクトを取囲むよ
    うにハウジングの下壁部に立設された第1仕切板と、 前記第1仕切板とハウジングの側壁部及び下壁部とで形
    成される貯留部であって、ドレンセパレータよりも下流
    側の排気ダクト内で結露してハウジング内に導入された
    ドレンをハウジングの下部内に一旦蓄える貯留部と、 前記ハウジングの下部内において連結ダクトに固定さ
    れ、連結ダクトから貯留部の上方まで延設された鍔部
    と、鍔部の外縁部から下方へ延びて貯留部内に突入した
    仕切部とを有する第2仕切板と、 前記第1仕切板の内側においてハウジングの下壁部に設
    けられ、上端が貯留部に蓄えられたドレンと第1仕切板
    と第2仕切板とハウジングの下壁部とで囲まれる空間内
    に開口するドレン排出口と、 を備えたことを特徴とする請求項5に記載の油水分離装
    置。
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