JP6784504B2 - 微粒子センサ - Google Patents

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Description

本発明は、通気管に装着され、この通気管内を流通する被測定ガス中の微粒子の量を検知する微粒子センサに関する。
通気管に装着されて用いられ、通気管内を流通する被測定ガス中に含まれる微粒子の量を検知する微粒子センサが知られている。例えば、内燃機関(ディーゼルエンジン、ガソリンエンジンなど)の排気管に装着され、排気ガス中に含まれるススなどの微粒子の量を検知する微粒子センサなどである。この微粒子センサでは、排気管を流通する排気ガスを取り入れ、この排気ガス中に含まれる微粒子にイオン源で生成したイオンを付着させて帯電微粒子とした後、取り入れた排気ガスと共に排気管に排出する。一方で、イオン源で生成したイオンのうち微粒子に付着しなかった浮遊イオンを捕集する。そして、イオン源で生成したイオンの量と、捕集された浮遊イオンの量との差分に相当する電流値を測定して、被測定ガス中に含まれる微粒子の量を測定する。
更に、このような微粒子センサの中には、例えば、微粒子センサの外部に設置した圧送ポンプで清浄なエアを生成し、このエアを微粒子センサのセンサ本体内に供給する。そして、発生したイオンをエアと共に吹き出させて取入ガスに混合する微粒子センサがある。例えば特許文献1に、この形態の微粒子センサが開示されている(特許文献1の請求項2等を参照)。
特表2013−520669号公報
ところで、この特許文献1の微粒子センサでは、センサ本体部の先端側外周に雄ネジを形成し、このセンサ本体部の雄ネジ部を、通気管のうち、内周に雌ネジが形成された管取付部にねじ込むことによって、センサ本体部を通気管の管取付部に固定している。
しかしながら、このような微粒子センサでは、センサ本体部の雄ネジ部を通気管の管取付部にねじ込むには、センサ本体部全体を回転させる必要がある。すると、センサ本体部内にエアを供給するために、センサ本体部から延びるエアチューブがセンサ本体部の回転に伴ってねじれる。このため、微粒子センサの通気管への取り付けが面倒である。その上、エアチューブがねじれると、エアチューブ内を流通するエアの流通量が減少し、センサ本体部内に所定量のエアを供給できず、微粒子の検知精度が低下する場合も生じ得る。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、エアチューブがねじれずに、センサ本体部を通気管の管取付部に装着できる微粒子センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、通気管のうち、環状の管座面部、及び、上記管座面部から上記通気管の径方向外側に延出し、内周に雌ネジが形成された筒状の雌ネジ部を含む管取付部に、センサ本体先端部を装着し、上記センサ本体先端部よりも後端側のセンサ本体後端部を上記通気管の外部に配置して、上記通気管内を流通する被測定ガス中の微粒子の量を検知するセンサ本体部であって、上記センサ本体後端部から延出し、エアを上記センサ本体部内に取り入れるエア取入部を有するセンサ本体部と、上記センサ本体部の上記エア取入部に接続され、上記エア取入部から延出し、上記センサ本体部内に上記エアを供給するエアチューブと、上記エアチューブとは別体をなし、上記センサ本体部の上記センサ本体後端部から延出するケーブルと、を備える微粒子センサであって、上記センサ本体先端部は、上記管座面部に直接または間接に接する環状のセンサ座面部を有し、外周に雄ネジが形成された雄ネジ部を有する筒状の締結部材であって、上記センサ本体後端部の径方向周囲に回転自在に配置され、上記管取付部の上記雌ネジ部に上記雄ネジ部が螺合し、上記締結部材が上記センサ本体先端部に係合して上記センサ本体部を先端側に移動させ、上記管取付部の上記管座面部に上記センサ座面部を直接または間接に接しさせて、上記管取付部に上記センサ本体部を保持させる締結部材を備える微粒子センサである。
上述の微粒子センサは、センサ本体部に対し回転自在に配置された上述の締結部材を有する。このため、センサ本体部を通気管の管取付部に装着する際には、センサ本体部を回転させることなく、締結部材のみを回転させることにより、センサ本体部を通気管に装着できるので、エアチューブがねじれずにセンサ本体部を通気管の管取付部に装着できる。
更に、上記の微粒子センサであって、前記センサ本体後端部は、前記締結部材が前記センサ本体部よりも前記後端側まで移動可能な形態を有する微粒子センサとすると良い。
この微粒子センサでは、通気管の管取付部に微粒子センサを着脱するにあたり、締結部材を工具等で回転させて締め付けたり緩めたりするため、締結部材のうち周囲の工具係合部の角が変形するなどの破損が生じることがある。この場合、破損した締結部材をセンサ本体部よりも後端側まで移動できないと、微粒子センサ全体を破棄することとなる。
これに対し、上述の微粒子センサでは、締結部材をセンサ本体部よりも後端側に移動させることができる。このため、センサ本体部から延びているエアチューブ及びケーブルを途中で切断し、残ったエアチューブ及びケーブルを締結部材の内側を通すことにより、破損した締結部材を微粒子センサから取り外して新たな締結部材と交換できる。或いは、エアチューブの端部にプラグが設けられている場合には、プラグをエアチューブから取り外すか、または、プラグも締結部材の内側を通すことにより、破損した締結部材を微粒子センサから取り外して新たな締結部材と交換できる。また、ケーブルの端部にコネクタが設けられている場合には、コネクタをケーブルから取り外すか、または、コネクタも締結部材の内側を通すことにより、破損した締結部材を微粒子センサから取り外して新たな締結部材と交換できる。これにより、センサ本体部を再び使用できる。
更に、上記の微粒子センサであって、上記微粒子センサのうち前記センサ本体部及び前記エアチューブを含む前記締結部材以外のセンサ主要部は、上記締結部材の内側を通過させて上記締結部材と分離可能な形態を有する微粒子センサとすると良い。
この微粒子センサでは、締結部材をセンサ本体部よりも後端側まで移動させることができるだけでなく、更に締結部材を微粒子センサのうち締結部材以外の部分(センサ主要部)から分離することができる。これにより、破損した締結部材を交換する際には、締結部材のみを交換することで、微粒子センサを再び使用できる。
なお、「センサ主要部」は、センサ本体部及びエアチューブのほか、エアチューブの端部にプラグが設けられている場合には、このプラグもセンサ主要部に含まれる。また、センサ本体部から延出したケーブルの端部にコネクタが設けられている場合には、ケーブル及びコネクタもセンサ主要部に含まれる。
「センサ主要部は締結部材の内側を通過させて締結部材と分離可能な形態を有する微粒子センサ」としては、例えば、エアチューブの端部にプラグが設けられた微粒子センサにおいて、エアチューブ及びプラグの形態を、締結部材の内側を通過可能な形態とした微粒子センサが挙げられる。このような微粒子センサでは、締結部材を交換するにあたり、プラグをエアチューブから取り外して締結部材を交換した後に再びプラグをエアチューブに接続しなくても済み、締結部材のみを簡単に交換できる。
また、センサ本部からエアチューブ及びケーブルが延出し、ケーブルの端部にコネクタが設けられた微粒子センサにおいて、エアチューブ、ケーブル及びコネクタの形態を、締結部材の内側を通過可能な形態とした微粒子センサが挙げられる。このような微粒子センサでは、締結部材を交換するにあたり、コネクタをケーブルから取り外して締結部材を交換した後に再びコネクタをケーブルに接続しなくても済み、締結部材のみを簡単に交換できる。
更に、前記の微粒子センサであって、前記センサ本体部は、前記エア取入部よりも前記先端側で、かつ、前記締結部材よりも前記後端側に設けられ、上記締結部材が上記後端側に移動して上記エア取入部に当接するのを制限する移動制限部を有する微粒子センサとすると良い。
上述の微粒子センサでは、微粒子センサの取り扱い時などに、締結部材が後端側に移動しても、上述の移動制限部によって後端側への移動が制限されるため、エア取入部には当接しない。このため、締結部材がエア取入部に当たってエア取入部が破損したり、エア取入部に接続したエアチューブがエア取入部から外れるのを防止できる。
実施形態に係る微粒子センサの斜視図である。 実施形態に係る微粒子センサのうち、第1ケーブルの一部、第1コネクタ、第2ケーブルの一部及び第2コネクタと、第1,第2コネクタに接続する相手側第1コネクタ及び相手側第2コネクタとを示す説明図である。 実施形態に係る微粒子センサのセンサ本体部の縦断面図である。 実施形態に係る微粒子センサのセンサ本体部の図3とは直交する縦断面における縦断面図である。 実施形態に係り、微粒子センサのセンサ本体部を排気管に取り付けた状態の縦断面図である。 実施形態に係る微粒子センサのうち第1コネクタ及び第2コネクタ以外の部分の分解斜視図である。 実施形態に係る微粒子センサの概略構成を示す説明図である。 実施形態に係る微粒子センサにおける微粒子の取り入れ、帯電、排出の様子を模式的に示す説明図である。 変形形態に係る微粒子センサのうち、センサ本体部を含む先端側部分の斜視図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1〜図5に、本実施形態に係る微粒子センサ1を示す。また、図6に、微粒子センサ1のうち第1コネクタ110及び第2コネクタ120以外の部分の分解斜視図を示す。また、図7に、微粒子センサ1の概略構成を、図8に、微粒子センサ1における微粒子Sの取り入れ、帯電、排出の様子を模式的に示す。なお、微粒子センサ1の軸線方向GH(図1においては左上−右下方向)のうち、排気管(通気管)EPに装着される側(図1においては左上方向)を先端側GS、排気管EPの外部に配置される側(図1においては右下方向)を後端側GKとする。
微粒子センサ1は、内燃機関(エンジン)ENGの排気管EP内を流通する排気ガスなどの被測定ガスEG中に含まれるススなどの微粒子Sの量を検知するセンサである。この微粒子センサ1は、センサ本体先端部6及びこの後端側GKに位置するセンサ本体後端部7からなるセンサ本体部5のうち、センサ本体先端部6が、例えば接地電位PVEとされた金属製の排気管EPの管取付部EPTに装着され、センサ本体後端部7が排気管EPの外部に配置される(図5及び図7参照)。一方で、微粒子センサ1のうち、センサ本体部5から延出するエアチューブ50は、外部の圧送ポンプPOに接続される(図7参照)。また、微粒子センサ1のうち、センサ本体部5から延出する第1ケーブル90及び第2ケーブル100の端部に設けられた第1コネクタ110及び第2コネクタ120は、外部の回路部ECの相手側第1コネクタCN1及び相手側第2コネクタCN2に接続される(図2及び図7参照)。
この微粒子センサ1は、センサ主要部3と締結部材60とから構成される。このうちセンサ主要部3は、センサ本体部5のほか、エアチューブ50、第1ケーブル90、第2ケーブル100、第1コネクタ110、第2コネクタ120から構成される。更に、このうちセンサ本体部5は、外側金具10、内側金具30、針状電極体70、補助電極体80等から構成される。
外側金具10は、軸線方向GHに延びる円筒状であり、内側金具30とは離間し絶縁された状態で内側金具30の径方向周囲を囲む。この外側金具10は、接地電位PVEとされた排気管EPの管取付部EPTに装着されて接地電位PVEとされる。外側金具10は、外側第1金具11と、この外側第1金具11に先端側GSから当接する外側第2金具13と、外側第1金具11に後端側GKから溶接されたリアカバー15とから構成される。
外側第1金具11は、円筒状でステンレス製の部材である。この外側第1金具11は、円筒状の第1本体部11aと、この第1本体部11aの先端側GSに位置する円環状の外側保持部11bと、この外側保持部11bから径方向外側に膨出する円環状の金具取付部11cとからなる。なお、微粒子センサ1のセンサ本体部5のうち、外側第1金具11の金具取付部11cから先端側GSの部分(金具取付部11cを含む先端側GSの部分)が、前述のセンサ本体先端部6であり、外側第1金具11の第1本体部11aから後端側GKの部分(第1本体部11aを含む後端側GKの部分)が、前述のセンサ本体後端部7である。
第1本体部11aの径方向周囲には、後述する締結部材60が、外側第1金具11に対し回転自在に配置されている。また、外側保持部11bは、後述する内側金具30の内側保持部33bとの間に、円筒状でアルミナ製の絶縁スペーサ47を保持する部位であり、円環状の第1板パッキン48を介して絶縁スペーサ47に先端側GSから全周にわたり係合している。一方、金具取付部11cは、後述するように、締結部材60が係合して、排気管EPの管取付部EPTに取り付けられる部位である。この金具取付部11cのうち径方向外側部分は、後端側GKに凹んで軸線方向GHの厚みが薄くされた第1係合部11cfとされている。この第1係合部11cfには、後述する外側第2金具13の第2係合部13bfが全周にわたり係合している。
外側第2金具13は、円筒状でステンレス製の部材である。この外側第2金具13は、外側第1金具11から先端側GSに延出し、後述する内側金具30の径方向外側に隙間を介して配置されている。外側第2金具13は、外側第1金具11に溶接等で接合されておらず、外側第1金具11に当接しているだけであるため、外側第1金具11から取り外すことができる。外側第2金具13は、円筒状の第2本体部13aと、この第2本体部13aの後端から径方向外側に膨出する円環板状のセンサ座面部13bとからなる。第2本体部13aには、この第2本体部13aの先端側GSに開口する平面視U字状の切り欠きからなるガス導入窓13hが形成されている。
センサ座面部13bは、前述の外側第1金具11の金具取付部11cと共に、排気管EPの管取付部EPTに取り付けられる部位である。後述するように、センサ座面部13bは、先端側GSで管取付部EPTの管座面部EPZに、円環状で銅製のガスケット18を介して間接に接する。一方、センサ座面部13bには、後端側GKから外側第1金具11が当接している。また、センサ座面部13bのうち径方向外側部分は、後端側GKに突出する第2係合部13bfとされている。この第2係合部13bfは、前述のように、外側第1金具11の第1係合部11cfに全周にわたり係合している。
リアカバー15は、円筒状でステンレス製の部材である。このリアカバー15の先端部は、外側第1金具11の第1本体部11a内に後端側GKから挿入され、全周にわたり溶接されている。リアカバー15の外径Dbは、前述の外側第1金具11の第1本体部11aの外径Daと同じ大きさであり、締結部材60の内径Faよりも小さくなっている。
リアカバー15には、後端側GKに向けて突出する筒状のエア取入部15tが設けられている。このエア取入部15tには、エアチューブ50が接続され、円筒状の取付リング16によって加締め固定されている。このエアチューブ50は、エア取入部15tから後端側GKに向けて延出し、エアチューブ50の他端部は、外部に設置された圧送ポンプPOに接続されている(図7参照)。これにより、圧送ポンプPOで生成された清浄なエア(圧縮空気)ARが、エアチューブ50を介してリアカバー15内(センサ本体部5内)に供給される。また、リアカバー15の内部から後端側GKに向けて、2本のケーブル(第1ケーブル90及び第2ケーブル100)が延出し、第1ケーブル90の端部には第1コネクタ110が、第2ケーブル100の端部には第2コネクタ120が設けられている。
次に、締結部材60について説明する。この締結部材60は、センサ本体後端部7の径方向周囲、具体的には、前述のように、外側第1金具11の第1本体部11aの径方向周囲に、回転自在に配置されている。締結部材60は、雄ネジ部61と、この雄ネジ部61の後端側GKに位置する工具係合部63とからなる筒状の部材である。このうち雄ネジ部61は、外周に雄ネジが形成された円筒状の部位である。一方、工具係合部63は、外形が六角形状の筒状で、センサ本体部5を排気管EPの管取付部EPTに取り付ける際に工具を係合させる部位である。
前述のように、外側第1金具11の第1本体部11aの外径Da及びリアカバーの外径Dbは、共に締結部材60の内径Faよりも小さくされている。このため、図1中に二点鎖線で示すように、締結部材60をセンサ本体部5よりも後端側GKまで移動させて、締結部材60をセンサ本体部5から取り外すことができる。
加えて、後述する第1コネクタ110の最大外径Dcに第2ケーブル100の太さを加えた寸法、及び、第2コネクタ120の最大外径Ddに第1ケーブル90の太さを加えた寸法も、締結部材60の内径Faよりも小さくされている。このため、図1及び図2中に二点鎖線で示すように、更に締結部材60を、微粒子センサ1のうち締結部材60以外のセンサ主要部3、即ち、センサ本体部5、エアチューブ50、第1ケーブル90、第2ケーブル100、第1コネクタ110及び第2コネクタ120から分離することができる。つまり、微粒子センサ1を分解等することなく、締結部材60のみを微粒子センサ1から取り外すことができる。
図5に示すように、排気管EPの管取付部EPTは、円環状の管座面部EPZと、この管座面部EPZから排気管EPの径方向外側に延出し、内周に雌ネジが形成された円筒状の雌ネジ部EPYとを有する。微粒子センサ1のセンサ本体部5を排気管EPの管取付部EPTに装着するにあたり、締結部材60の雄ネジ部61を管取付部EPTの雌ネジ部EPYにねじ込むと、締結部材60の雄ネジ部61の先端が、センサ本体先端部6のうち外側第1金具11の金具取付部11cに係合して、外側第1金具11を含むセンサ本体部5が先端側GSに移動する。そして、金具取付部11cの先端側GSに配置された外側第2金具13のセンサ座面部13bが、管取付部EPTの管座面部EPZに、ガスケット18を介して間接に接する。締結部材60の雄ネジ部61と管取付部EPTの管座面部EPZとの間に、金具取付部11c及びセンサ座面部13bが挟持されて、管取付部EPTに外側第1金具11及び外側第2金具13が保持され、管取付部EPTにセンサ本体部5が気密に固定される。締結部材60は、前述のように、センサ本体部5に対して回転自在に配置されているので、上述のセンサ本体部5の管取付部EPTへの装着は、センサ本体部5を回転させることなく、締結部材60のみを回転させることによって行うことができる。従って、センサ本体部5を管取付部EPTに装着する際にエアチューブ50がねじれるのを防止できる。
次に、内側金具30について説明する。この内側金具30は、軸線方向GHに延びる外形円柱状であり、前述のように、外側金具10の径方向内側に外側金具10とは離間し絶縁された状態で配置されている。内側金具30は、後述する第1ケーブル90の第1内側導体92及び第2ケーブル100の第2内側導体102を介して外部の回路部ECに接続され、接地電位PVEとは異なる第1電位PV1とされる。内側金具30は、後端側GKから先端側GSへ順に、内筒31と、パイプホルダ33と、ノズル部材35と、混合排出部材37と、蓋部材39とから構成される。
内筒31は、円筒状でステンレス製の部材であり、半円筒状の2つの部材を組み合わせることによって構成される。内筒31の内部には、絶縁性のセパレータ41が保持されている。一方、内筒31の後端部は、円筒状の金属保持部材42内に挿入され保持されている。更に、この金属保持部材42の後端部は、円筒状の絶縁部材43内に挿入され保持されている。更に、この絶縁部材43の後端側GKには、円環状のゴム部材44が配置され、更にその後端側GKには、C環状のワッシャ45が配置されている。
パイプホルダ33は、外形円柱状でステンレス製の部材であり、後端側GKで内筒31の先端部内に嵌め込まれ固定されている。パイプホルダ33は、外側金具10の外側保持部11bとの間で絶縁スペーサ47を保持する内側保持部33bを有し、この内側保持部33bが、円環状の第2板パッキン49を介して絶縁スペーサ47に後端側GKから全周にわたり係合している。
ノズル部材35は、外形円柱状でステンレス製の部材であり、後端側GKからパイプホルダ33の先端部が嵌め込まれて、これに固定されている。ノズル部材35は、その内部に、中央が先端側GSに向かう凹形状とされ、その中心に微細な透孔が形成されたノズル部35aを有する。また、ノズル部材35は、ノズル部35aの周縁から先端側GSに延出する円筒状の先端側筒壁部35bを有する。この先端側筒壁部35b内には、円柱状の空間である円柱状混合領域MX1が形成されている。また、先端側筒壁部35bには、排気管EPの下流側に向けて開口し、この円柱状混合領域MX1に繋がる1つのガス取入口35hが設けられている。また、ノズル部材35は、ノズル部35aの周縁から後端側GKに延出する円筒状の後端側筒壁部35cを有し、その内側に円柱状の放電空間DSを形成している。この放電空間DSは、リアカバー15の内部と連通しているため、前述のリアカバー15内に供給されたエア(圧縮空気)ARが、この放電空間DS内に流通する。
混合排出部材37は、外形円柱状でステンレス製の部材であり、後端側GKからノズル部材35の先端部内に嵌め込まれて、これに固定されている。この混合排出部材37は、後端側GKに位置する排出後端部37aと、この排出後端部37aの周縁から先端側GSに延出した円筒状の筒壁部37bとからなる。このうち排出後端部37aには、径方向内側に膨出する捕集極37cが設けられており、この捕集極37cによって、スリット状の空間であるスリット状混合領域MX2が形成されている。このスリット状混合領域MX2は、前述の円柱状混合領域MX1と連通している。一方、筒壁部37b内には、円柱状の空間であるガス排出路EXが形成されている。このガス排出路EXは、スリット状混合領域MX2と連通する。また、筒壁部37bには、排気管EPの下流側に向けて開口し、ガス排出路EXに繋がる1つのガス排出口37hが設けられている。
蓋部材39は、円板状でステンレス製の部材であり、混合排出部材37の先端側GSを閉塞している。
次に、針状電極体70について説明する。この針状電極体70は、タングステン線からなり、内側金具30の径方向内側に内側金具30とは絶縁された状態で配置されている。針状電極体70は、直棒状の第1延出部71と、その先端部分に位置し、針状に尖った形状の針状先端部73とからなる。第1延出部71は、その径方向周囲を絶縁セラミックからなる円筒状の第1絶縁パイプ75で被覆されている。一方、針状先端部73は、放電空間DS内で先端側GSに向けて突出してノズル部35aと向き合っており、ノズル部35aと共にイオン源を構成する。即ち、後述するように、第1電位PV1とされるノズル部35aと、第2電位PV2とされる針状先端部73とは、これらの間に生じる気中放電により、微粒子Sに付着させるイオンCPを生成する。
次に、補助電極体80について説明する。この補助電極体80は、ステンレス線からなり、内側金具30の径方向内側に内側金具30とは絶縁された状態で配置されている。補助電極体80は、直棒状の第2延出部81と、その先端側GSでU字状に曲げ返された曲げ返し部82と、曲げ返し部82から後端側GKに延びる共に先端が針状に尖った形状の補助電極部83とからなる。第2延出部81は、その周囲を絶縁セラミックからなる円筒状の第2絶縁パイプ85で被覆されている。また、曲げ返し部82は、ガス排出路EX内に配置されている。一方、補助電極部83は、スリット状混合領域MX2内で後端側GKに向けて突出している。
次に、第1ケーブル90について説明する。この第1ケーブル90は、トライアキシャルケーブルであり、銅の芯線からなる第1中心導体91と、その径方向外側に位置し銅細線を編んだ編組からなる筒状の第1内側導体92と、更にその径方向外側に位置し銅細線を編んだ編組からなる筒状の第1外側導体93とを有する。第1中心導体91の先端部は、セパレータ41内で、第1接続端子77による加締め接続により、針状電極体70の第1延出部71の後端部に接続されている。また、第1内側導体92の先端部は、内側金具30の内筒31に接続されている。また、第1外側導体93の先端部は、リアカバー15内に挿入された筒状の第1金属部材21が外嵌し、この第1金属部材21を介してリアカバー15に接続されている。また、リアカバー15の後端側GKには、第1Oリング23及び円筒状の第1リテーナ25が挿入され、これらに第1ケーブル90が挿通されて、第1ケーブル90がリアカバー15に保持されている。
第1ケーブル90の後端側GKの端部には、第1コネクタ110が設けられており、この第1コネクタ110が、外部の回路部ECに設けられた相手側第1コネクタCN1に接続される(図2及び図7参照)。第1コネクタ110は、三重同軸コネクタである。この第1コネクタ110は、後述する第2コネクタ120と形状が異なり互換性がないため、相手側第2コネクタCN2(第2コネクタ120が接続するコネクタ)には接続できない。
次に、第2ケーブル100について説明する。この第2ケーブル100も、トライアキシャルケーブルであり、銅の芯線からなる第2中心導体101と、その径方向外側に位置し銅細線を編んだ編組からなる筒状の第2内側導体102と、更にその径方向外側に位置し銅細線を編んだ編組からなる筒状の第2外側導体103とを有する。第2中心導体101の先端部は、セパレータ41内で、第2接続端子87による加締め接続により、補助電極体80の第2延出部81の後端部に接続されている。また、第2内側導体102の先端部は、内側金具30の内筒31に接続されている。また、第2外側導体103の先端部は、リアカバー15内に挿入された筒状の第2金属部材22が外嵌し、この第2金属部材22を介してリアカバー15に接続されている。また、リアカバー15の後端側GKには、第2Oリング24及び円筒状の第2リテーナ26が挿入され、これらに第2ケーブル100が挿通されて、第2ケーブル100がリアカバー15に保持されている。
第2ケーブル100の後端側GKの端部には、第2コネクタ120が設けられており、この第2コネクタ120が、外部の回路部ECに設けられた相手側第2コネクタCN2に接続される(図2及び図7参照)。第2コネクタ120も、三重同軸コネクタである。この第2コネクタ120は、第1コネクタ110と形状が異なり互換性がないため、相手側第1コネクタCN1には接続できない。
前述の第1コネクタ110の最大外径Dc及び第2コネクタ120の最大外径Ddは、同じ大きさであり、前述した締結部材60の内径Faよりも小さく、更には、第1コネクタ110の最大外径Dcに第2ケーブル100の太さを加えても、或いは、第2コネクタ120の最大外径Ddに第1ケーブル90の太さを加えても、締結部材60の内径Faよりも小さくなっている。このため、まず、エアチューブ50を締結部材60の内側を通過させた後、第2コネクタ120と第1ケーブル90を平行に重ねて、締結部材60の内側を通過させる。その後、第1コネクタ110を締結部材60の内側を通過させることにより、図1及び図2中に二点鎖線で示すように、締結部材60のみを微粒子センサ1から取り外すことができる。或いは、エアチューブ50を締結部材60の内側を通過させた後、先に第1コネクタ110と第2ケーブル100を平行に重ねて、締結部材60の内側を通過させ、その後に、第2コネクタ120を締結部材60の内側を通過させて、締結部材60のみを微粒子センサ1から取り外すこともできる。
次いで、微粒子センサ1の電気的機能及び動作について説明する(図7及び図8参照)。外部の回路部ECにより第1電位PV1とされる内側金具30のノズル部35aと、これよりも正の高電位である第2電位PV2とされる針状電極体70の針状先端部73との間では、気中放電(コロナ放電)が生じ、N3+,O2+等の正のイオンCPが発生する。一方で、エアARが、放電空間DS内に供給される。このため、発生したイオンCPの一部は、エアARと共に、ノズル部35aから円柱状混合領域MX1に噴射される。
このエアARが円柱状混合領域MX1に噴射されると、円柱状混合領域MX1の気圧が低下するため、ガス取入口35hから排気ガスEGが円柱状混合領域MX1に取り入れられる。この取入ガスEGIは、エアARと混合され、スリット状混合領域MX2及びガス排出路EXを経由して、ガス排出口37hから排出される。その際、排気ガスEG中のススなどの微粒子Sも円柱状混合領域MX1内に取り入れられる。この微粒子Sは、イオンCPが付着して、正に帯電した帯電微粒子SCとなり、この状態でガス排出口37hからエアARと共に排出される。一方、円柱状混合領域MX1に噴射されたイオンCPのうち、微粒子Sに付着しなかった浮遊イオンCPFは、補助電極体80の補助電極部83から斥力を受け、捕集極37cに付着し、排出されない。
前述の気中放電に伴って、外部の回路部ECから針状電極体70の針状先端部73に、放電電流Idが供給される。この放電電流Idの多くは、ノズル部35aに受電電流Ijとして流れ込み、回路部ECに戻る。一方、捕集極37cで捕集された浮遊イオンCPFの電荷に起因する捕集電流Ihも、回路部ECに戻る。つまり、受電電流Ijと捕集電流Ihの和である受電捕集電流Ijh(=Ij+Ih)が回路部ECに戻る。但し、この受電捕集電流Ijhは、帯電微粒子SCに付着して排出された排出イオンCPHの電荷に対応する電流分だけ、放電電流Idよりも小さい値となる。このため、放電電流Idと受電捕集電流Ijhとの差分(放電電流Id−受電捕集電流Ijh)に相当する信号電流が、第1電位PV1と接地電位PVEとの間を流れてバランスする。従って、この帯電微粒子SCにより排出された排出イオンCPHの電荷量に対応する信号電流を回路部ECで検知することにより、排気ガスEG中の微粒子Sの量を検知できる。なお、微粒子センサ1によって検知する「微粒子Sの量」としては、排気ガスEG中の微粒子Sの表面積の合計に比例する値を得てもよいし、微粒子Sの質量の合計に比例する値を得てもよい。また、排気ガスEGの単位体積中に含まれる微粒子Sの個数に比例する値(微粒子Sの濃度)を得てもよい。
以上で説明したように、微粒子センサ1では、センサ本体部5に対し回転自在に配置された前述の締結部材60を有する。このため、センサ本体部5を排気管EPの管取付部EPTに装着する際には、センサ本体部5を回転させることなく、締結部材60のみを回転させることにより、センサ本体部5を排気管EPに装着できるので、エアチューブ50がねじれずにセンサ本体部5を通気管EPの管取付部EPTに装着できる。
更に、本実施形態では、センサ本体後端部7は、締結部材60がセンサ本体部5よりも後端側GKまで移動可能な形態を有する。具体的には、前述のように、外側第1金具11の第1本体部11aの外径Da及びリアカバーの外径Dbが、締結部材60の内径Faよりも小さくされている。このため、締結部材60をセンサ本体部5よりも後端側GKに移動させることができる(図1参照)。これにより、排気管EPに微粒子センサ1を脱着するにあたり、工具により締結部材60の工具係合部63の角が変形するなどの破損が生じた場合には、破損した締結部材60をセンサ本体部5よりも後端側GKに移動させて新たな締結部材60と交換できるので、センサ本体部5を再び使用できる。
更に、本実施形態では、微粒子センサ1のうち締結部材60以外のセンサ主要部3は、締結部材60の内側を通過させて締結部材60と分離可能な形態を有する。具体的には、上述のように、外側第1金具11の第1本体部11aの外径Da及びリアカバーの外径Dbが、締結部材60の内径Faよりも小さくされているのに加え、第1コネクタ110の最大外径Dcに第2ケーブル100の太さを加えた寸法、及び、第2コネクタ120の最大外径Ddに第1ケーブル90の太さを加えた寸法が、締結部材60の内径Faよりも小さくされている。このため、締結部材60をセンサ本体部5よりも後端側GKまで移動させることができるだけでなく、更に締結部材60をセンサ主要部3(センサ本体部5、エアチューブ50、第1ケーブル90、第2ケーブル100、第1コネクタ110及び第2コネクタ120)から分離することができる。これにより、締結部材60を交換する際には、一旦第1,第2ケーブル90,100を切断して締結部材60を交換した後に再び第1,第2ケーブル90,100を第1,第2コネクタ110,120に接続しなくても済み、締結部材60のみを交換することで、微粒子センサ1を再び使用できる。
(変形形態)
次いで、変形形態に係る微粒子センサ201について説明する(図9参照)。この微粒子センサ201は、センサ本体部205のうちセンサ本体後端部207の形態、具体的には、リアカバー215の形態が、実施形態に係る微粒子センサ1のリアカバー15と異なる。それ以外は、実施形態の微粒子センサ1と同様であるので、その説明を省略または簡略化する。
本変形形態のリアカバー215は、先端側GSに位置する筒状の径大部(移動制限部)215aと、この径大部215aから後端側GKに延びる後端側部215bとからなる。径大部215aは、その外径Deが、外側第1金具11の第1本体部11aの外径Da、及び、締結部材60の内径Faよりも大きくされている。このため、外側第1金具11の第1本体部11aの径方向周囲に配置された締結部材60が、後端側GKに移動すると、径大部215aの先端に当接し、それ以上後端側GKに移動することが制限される。即ち、締結部材60は、図9中に可動範囲LWで示す範囲内しか軸線方向GHに移動できない。
一方、後端側部215bには、後端側GKに向けて突出する実施形態と同様な筒状のエア取入部215tが設けられている。このエア取入部215tには、実施形態と同様に、取付リング16を用いてエアチューブ50が接続されている。また、後端側部215bの内部から後端側GKに向けて、第1ケーブル90及び第2ケーブル100が延出している。
本変形形態の微粒子センサ201も、センサ本体部205に対し締結部材60が回転自在に配置されている。具体的には、締結部材60は、実施形態と同様に、外側第1金具11の第1本体部11aの径方向周囲に、回転自在に配置されている。このため、センサ本体部205を排気管EPの管取付部EPTに装着する際には、センサ本体部205を回転させることなく、締結部材60のみを回転させることにより、センサ本体部205を排気管EPに装着できるので、エアチューブ50がねじれずにセンサ本体部5を通気管EPの管取付部EPTに装着できる。
更に、本変形形態では、エア取入部215tよりも先端側GSで、かつ、締結部材60よりも後端側GKに、締結部材60の内径Faよりも外径Deが大きい径大部215aが設けられている。このため、微粒子センサ201の取り扱い時などに、締結部材60が後端側GKに移動しても、径大部215aによって後端側GKへの移動が制限されるため、締結部材60はエア取入部215tに当接しない。このため、締結部材60がエア取入部215tに当たってエア取入部215tが破損したり、エア取入部215tに接続したエアチューブ50がエア取入部215tから外れるのを防止できる。その他、実施形態と同様な部分は、実施形態と同様な作用効果を奏する。
以上において、本発明を実施形態及び変形形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態及び変形形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態及び変形形態では、ガスケット18を介して外側第2金具13のセンサ座面部13bが管取付部EPTの管座面部EPZに間接に接する構成とした。しかし、ガスケット18を介在させずに、センサ座面部13bが管座面部EPZに直接接する構成としてもよい。
1,201 微粒子センサ
3 センサ主要部
5,205 センサ本体部
6 センサ本体先端部
7,207 センサ本体後端部
10 外側金具
11 外側第1金具
11c 金具取付部
13 外側第2金具
13b センサ座面部
15,215 リアカバー
215a 径大部(移動制限部)
15t,215t エア取入部
30 内側金具
50 エアチューブ
60 締結部材
61 雄ネジ部
70 針状電極体
80 補助電極体
90 第1ケーブル
100 第2ケーブル
110 第1コネクタ
120 第2コネクタ
GH 軸線方向
GS 先端側
GK 後端側
EP 排気管(通気管)
EPT 管取付部
EPZ 管座面部
EPY 雌ネジ部
EG 排気ガス(被測定ガス)
S 微粒子
EC 回路部
AR エア(圧縮空気)
PO 圧送ポンプ
Da (外側第1金具の第1本体部の)外径
Db (リアカバーの)外径
Dc (第1コネクタの)最大外径
Dd (第2コネクタの)最大外径
De (リアカバーの径大部の)外径
Fa (締結部材の)内径
LW 可動範囲

Claims (4)

  1. 通気管のうち、環状の管座面部、及び、上記管座面部から上記通気管の径方向外側に延出し、内周に雌ネジが形成された筒状の雌ネジ部を含む管取付部に、センサ本体先端部を装着し、上記センサ本体先端部よりも後端側のセンサ本体後端部を上記通気管の外部に配置して、上記通気管内を流通する被測定ガス中の微粒子の量を検知するセンサ本体部であって、上記センサ本体後端部から延出し、エアを上記センサ本体部内に取り入れるエア取入部を有するセンサ本体部と、
    上記センサ本体部の上記エア取入部に接続され、上記エア取入部から延出し、上記センサ本体部内に上記エアを供給するエアチューブと、
    上記エアチューブとは別体をなし、上記センサ本体部の上記センサ本体後端部から延出するケーブルと、を備える
    微粒子センサであって、
    上記センサ本体先端部は、
    上記管座面部に直接または間接に接する環状のセンサ座面部を有し、
    外周に雄ネジが形成された雄ネジ部を有する筒状の締結部材であって、
    上記センサ本体後端部の径方向周囲に回転自在に配置され、
    上記管取付部の上記雌ネジ部に上記雄ネジ部が螺合し、上記締結部材が上記センサ本体先端部に係合して上記センサ本体部を先端側に移動させ、上記管取付部の上記管座面部に上記センサ座面部を直接または間接に接しさせて、上記管取付部に上記センサ本体部を保持させる締結部材を備える
    微粒子センサ。
  2. 請求項1に記載の微粒子センサであって、
    前記センサ本体後端部は、
    前記締結部材が前記センサ本体部よりも前記後端側まで移動可能な形態を有する
    微粒子センサ。
  3. 請求項2に記載の微粒子センサであって、
    上記微粒子センサのうち前記センサ本体部及び前記エアチューブを含む前記締結部材以外のセンサ主要部は、上記締結部材の内側を通過させて上記締結部材と分離可能な形態を有する
    微粒子センサ。
  4. 請求項1に記載の微粒子センサであって、
    前記センサ本体部は
    前記エア取入部よりも前記先端側で、かつ、前記締結部材よりも前記後端側に設けられ、上記締結部材が上記後端側に移動して上記エア取入部に当接するのを制限する移動制限部を有する
    微粒子センサ。
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