JP6784504B2 - 微粒子センサ - Google Patents
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Description
しかしながら、このような微粒子センサでは、センサ本体部の雄ネジ部を通気管の管取付部にねじ込むには、センサ本体部全体を回転させる必要がある。すると、センサ本体部内にエアを供給するために、センサ本体部から延びるエアチューブがセンサ本体部の回転に伴ってねじれる。このため、微粒子センサの通気管への取り付けが面倒である。その上、エアチューブがねじれると、エアチューブ内を流通するエアの流通量が減少し、センサ本体部内に所定量のエアを供給できず、微粒子の検知精度が低下する場合も生じ得る。
これに対し、上述の微粒子センサでは、締結部材をセンサ本体部よりも後端側に移動させることができる。このため、センサ本体部から延びているエアチューブ及びケーブルを途中で切断し、残ったエアチューブ及びケーブルを締結部材の内側を通すことにより、破損した締結部材を微粒子センサから取り外して新たな締結部材と交換できる。或いは、エアチューブの端部にプラグが設けられている場合には、プラグをエアチューブから取り外すか、または、プラグも締結部材の内側を通すことにより、破損した締結部材を微粒子センサから取り外して新たな締結部材と交換できる。また、ケーブルの端部にコネクタが設けられている場合には、コネクタをケーブルから取り外すか、または、コネクタも締結部材の内側を通すことにより、破損した締結部材を微粒子センサから取り外して新たな締結部材と交換できる。これにより、センサ本体部を再び使用できる。
「センサ主要部は締結部材の内側を通過させて締結部材と分離可能な形態を有する微粒子センサ」としては、例えば、エアチューブの端部にプラグが設けられた微粒子センサにおいて、エアチューブ及びプラグの形態を、締結部材の内側を通過可能な形態とした微粒子センサが挙げられる。このような微粒子センサでは、締結部材を交換するにあたり、プラグをエアチューブから取り外して締結部材を交換した後に再びプラグをエアチューブに接続しなくても済み、締結部材のみを簡単に交換できる。
また、センサ本部からエアチューブ及びケーブルが延出し、ケーブルの端部にコネクタが設けられた微粒子センサにおいて、エアチューブ、ケーブル及びコネクタの形態を、締結部材の内側を通過可能な形態とした微粒子センサが挙げられる。このような微粒子センサでは、締結部材を交換するにあたり、コネクタをケーブルから取り外して締結部材を交換した後に再びコネクタをケーブルに接続しなくても済み、締結部材のみを簡単に交換できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1〜図5に、本実施形態に係る微粒子センサ1を示す。また、図6に、微粒子センサ1のうち第1コネクタ110及び第2コネクタ120以外の部分の分解斜視図を示す。また、図7に、微粒子センサ1の概略構成を、図8に、微粒子センサ1における微粒子Sの取り入れ、帯電、排出の様子を模式的に示す。なお、微粒子センサ1の軸線方向GH(図1においては左上−右下方向)のうち、排気管(通気管)EPに装着される側(図1においては左上方向)を先端側GS、排気管EPの外部に配置される側(図1においては右下方向)を後端側GKとする。
リアカバー15には、後端側GKに向けて突出する筒状のエア取入部15tが設けられている。このエア取入部15tには、エアチューブ50が接続され、円筒状の取付リング16によって加締め固定されている。このエアチューブ50は、エア取入部15tから後端側GKに向けて延出し、エアチューブ50の他端部は、外部に設置された圧送ポンプPOに接続されている(図7参照)。これにより、圧送ポンプPOで生成された清浄なエア(圧縮空気)ARが、エアチューブ50を介してリアカバー15内(センサ本体部5内)に供給される。また、リアカバー15の内部から後端側GKに向けて、2本のケーブル(第1ケーブル90及び第2ケーブル100)が延出し、第1ケーブル90の端部には第1コネクタ110が、第2ケーブル100の端部には第2コネクタ120が設けられている。
加えて、後述する第1コネクタ110の最大外径Dcに第2ケーブル100の太さを加えた寸法、及び、第2コネクタ120の最大外径Ddに第1ケーブル90の太さを加えた寸法も、締結部材60の内径Faよりも小さくされている。このため、図1及び図2中に二点鎖線で示すように、更に締結部材60を、微粒子センサ1のうち締結部材60以外のセンサ主要部3、即ち、センサ本体部5、エアチューブ50、第1ケーブル90、第2ケーブル100、第1コネクタ110及び第2コネクタ120から分離することができる。つまり、微粒子センサ1を分解等することなく、締結部材60のみを微粒子センサ1から取り外すことができる。
パイプホルダ33は、外形円柱状でステンレス製の部材であり、後端側GKで内筒31の先端部内に嵌め込まれ固定されている。パイプホルダ33は、外側金具10の外側保持部11bとの間で絶縁スペーサ47を保持する内側保持部33bを有し、この内側保持部33bが、円環状の第2板パッキン49を介して絶縁スペーサ47に後端側GKから全周にわたり係合している。
蓋部材39は、円板状でステンレス製の部材であり、混合排出部材37の先端側GSを閉塞している。
第1ケーブル90の後端側GKの端部には、第1コネクタ110が設けられており、この第1コネクタ110が、外部の回路部ECに設けられた相手側第1コネクタCN1に接続される(図2及び図7参照)。第1コネクタ110は、三重同軸コネクタである。この第1コネクタ110は、後述する第2コネクタ120と形状が異なり互換性がないため、相手側第2コネクタCN2(第2コネクタ120が接続するコネクタ)には接続できない。
第2ケーブル100の後端側GKの端部には、第2コネクタ120が設けられており、この第2コネクタ120が、外部の回路部ECに設けられた相手側第2コネクタCN2に接続される(図2及び図7参照)。第2コネクタ120も、三重同軸コネクタである。この第2コネクタ120は、第1コネクタ110と形状が異なり互換性がないため、相手側第1コネクタCN1には接続できない。
次いで、変形形態に係る微粒子センサ201について説明する(図9参照)。この微粒子センサ201は、センサ本体部205のうちセンサ本体後端部207の形態、具体的には、リアカバー215の形態が、実施形態に係る微粒子センサ1のリアカバー15と異なる。それ以外は、実施形態の微粒子センサ1と同様であるので、その説明を省略または簡略化する。
一方、後端側部215bには、後端側GKに向けて突出する実施形態と同様な筒状のエア取入部215tが設けられている。このエア取入部215tには、実施形態と同様に、取付リング16を用いてエアチューブ50が接続されている。また、後端側部215bの内部から後端側GKに向けて、第1ケーブル90及び第2ケーブル100が延出している。
3 センサ主要部
5,205 センサ本体部
6 センサ本体先端部
7,207 センサ本体後端部
10 外側金具
11 外側第1金具
11c 金具取付部
13 外側第2金具
13b センサ座面部
15,215 リアカバー
215a 径大部(移動制限部)
15t,215t エア取入部
30 内側金具
50 エアチューブ
60 締結部材
61 雄ネジ部
70 針状電極体
80 補助電極体
90 第1ケーブル
100 第2ケーブル
110 第1コネクタ
120 第2コネクタ
GH 軸線方向
GS 先端側
GK 後端側
EP 排気管(通気管)
EPT 管取付部
EPZ 管座面部
EPY 雌ネジ部
EG 排気ガス(被測定ガス)
S 微粒子
EC 回路部
AR エア(圧縮空気)
PO 圧送ポンプ
Da (外側第1金具の第1本体部の)外径
Db (リアカバーの)外径
Dc (第1コネクタの)最大外径
Dd (第2コネクタの)最大外径
De (リアカバーの径大部の)外径
Fa (締結部材の)内径
LW 可動範囲
Claims (4)
- 通気管のうち、環状の管座面部、及び、上記管座面部から上記通気管の径方向外側に延出し、内周に雌ネジが形成された筒状の雌ネジ部を含む管取付部に、センサ本体先端部を装着し、上記センサ本体先端部よりも後端側のセンサ本体後端部を上記通気管の外部に配置して、上記通気管内を流通する被測定ガス中の微粒子の量を検知するセンサ本体部であって、上記センサ本体後端部から延出し、エアを上記センサ本体部内に取り入れるエア取入部を有するセンサ本体部と、
上記センサ本体部の上記エア取入部に接続され、上記エア取入部から延出し、上記センサ本体部内に上記エアを供給するエアチューブと、
上記エアチューブとは別体をなし、上記センサ本体部の上記センサ本体後端部から延出するケーブルと、を備える
微粒子センサであって、
上記センサ本体先端部は、
上記管座面部に直接または間接に接する環状のセンサ座面部を有し、
外周に雄ネジが形成された雄ネジ部を有する筒状の締結部材であって、
上記センサ本体後端部の径方向周囲に回転自在に配置され、
上記管取付部の上記雌ネジ部に上記雄ネジ部が螺合し、上記締結部材が上記センサ本体先端部に係合して上記センサ本体部を先端側に移動させ、上記管取付部の上記管座面部に上記センサ座面部を直接または間接に接しさせて、上記管取付部に上記センサ本体部を保持させる締結部材を備える
微粒子センサ。 - 請求項1に記載の微粒子センサであって、
前記センサ本体後端部は、
前記締結部材が前記センサ本体部よりも前記後端側まで移動可能な形態を有する
微粒子センサ。 - 請求項2に記載の微粒子センサであって、
上記微粒子センサのうち前記センサ本体部及び前記エアチューブを含む前記締結部材以外のセンサ主要部は、上記締結部材の内側を通過させて上記締結部材と分離可能な形態を有する
微粒子センサ。 - 請求項1に記載の微粒子センサであって、
前記センサ本体部は、
前記エア取入部よりも前記先端側で、かつ、前記締結部材よりも前記後端側に設けられ、上記締結部材が上記後端側に移動して上記エア取入部に当接するのを制限する移動制限部を有する
微粒子センサ。
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