JP6784227B2 - 車体構造 - Google Patents

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本発明は、車体構造に関する。
下記特許文献1には、電動車両のバッテリ搭載構造が開示されている。この車両には、車室の車両下方側にバッテリユニットが設けられている。バッテリユニットは、車幅方向の端部がそれぞれ車体部材に結合されていると共に、車両前方側の端部がフロントサスペンションメンバに固定されている。これにより、バッテリユニットを利用して車体ねじり剛性が向上される。
特開2012−91635号公報
ところで、近年では、電動車両の航続距離を伸ばすことが求められており、これに対応するため、バッテリユニットを大型化する必要がある。この大型化に際して、車室への影響を少なくするために、バッテリユニットを車両前後方向に拡大することが考えられるが、バッテリユニットを車両前後方向に拡大させると、パワーユニットとバッテリユニットとの距離が近くなるため、車両衝突時に衝突荷重を受けて変位するパワーユニットがバッテリユニットに当接してバッテリユニットが損傷する可能性がある。上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両衝突時のバッテリユニットの損傷を抑制することができる車体構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車体構造は、車両前部及び車両後部の少なくとも一方に設けられたパワーユニットと、前記パワーユニットと車両上下方向の高さが略同一の位置に配置されていると共に前記パワーユニットに対して車両前後方向内側に設けられたバッテリユニットと、前記パワーユニットと前記バッテリユニットとの間に設けられると共に、前記パワーユニットに対向し、かつ前記バッテリユニットと離間して配置され、車両衝突時に前記バッテリユニット側へ変位する前記パワーユニットが当接すると前記パワーユニットを前記バッテリユニットの車両上方側又は車両下方側へ変位させるガイド部と、を有している。
請求項1に記載の発明によれば、車両前部及び車両後部の少なくとも一方に設けられたパワーユニットと、パワーユニットと車両上下方向の高さが略同一の位置に配置されると共にパワーユニットに対して車両前後方向内側に設けられたバッテリユニットとを有している。パワーユニットとバッテリユニットとの間には、ガイド部が設けられている。このガイド部は、車両衝突時にバッテリユニット側に変位するパワーユニットが当接すると、パワーユニットをバッテリユニットの車両上方側又は車両下方側へ変位させる。したがって、車両衝突時にパワーユニットがバッテリユニットに干渉するのを抑制することができるので、バッテリユニットの損傷を抑制することができる。
請求項2に記載の発明に係る車体構造は、請求項1記載の発明において、前記ガイド部は、車両前後方向にて前記バッテリユニット側に向かうに連れて車両上方側へと傾けられかつ車両衝突時に前記バッテリユニット側へ変位する前記パワーユニットが当接する傾斜壁部を有している。
請求項2に記載の発明によれば、ガイド部は、車両前後方向にてバッテリユニット側に向かうに連れて車両上方側へと傾けられた傾斜壁部を有している。したがって、バッテリユニット側に変位するパワーユニットが、傾斜壁部に沿って変位することで、パワーユニットをより確実にバッテリユニットの車両上方側へと変位させることができる。
請求項3に記載の発明に係る車体構造は、請求項1記載の発明において、前記ガイド部は、車両前後方向にて前記バッテリユニット側に向かうに連れて車両下方側へと傾けられかつ車両衝突時に前記バッテリユニット側へ変位する前記パワーユニットが当接する傾斜壁部を有している。
請求項3に記載の発明によれば、ガイド部は、車両前後方向にてバッテリユニット側に向かうに連れて車両下方側へと傾けられた傾斜壁部を有している。したがって、バッテリユニット側に変位するパワーユニットが、傾斜壁部に沿って変位することで、パワーユニットをより確実にバッテリユニットの車両下方側へと変位させることができる。
請求項4に記載の発明に係る車体構造は、請求項2記載の発明において、前記パワーユニットは、車両上方側からリヤサスペンションメンバの一部を構成するフロントクロスメンバに取り付けられていると共に、前記ガイド部の傾斜壁部は、前記フロントクロスメンバに設けられると共に、車両正面視にて前記パワーユニットと車両床下に設けられた前記バッテリユニットとが重なる位置を含んで配置されている。
請求項4に記載の発明によれば、パワーユニットは、車両上方側からリヤサスペンションメンバのフロントクロスメンバに取り付けられている。また、バッテリユニットは、車両床下に設けられている。ここで、ガイド部の傾斜壁部は、フロントクロスメンバに設けられていると共に、車両正面視にてパワーユニットとバッテリユニットとが重なる位置を含んで配置されている。したがって、車両衝突時にパワーユニットがリヤサスペンションメンバによって車両下方側へ変位するのを抑制できると共に、バッテリユニット側へ変位するパワーユニットをガイド部の傾斜壁部に沿って変位することで、パワーユニットをより確実にバッテリユニットの車両上方側へと変位させてパワーユニットとバッテリユニットとの干渉を抑制することができる。
請求項1記載の本発明に係る車体構造は、車両衝突時のバッテリユニットの損傷を抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項2、3記載の本発明に係る車体構造は、より具体的に車両衝突時のバッテリユニットの損傷を抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車体構造は、より確実に車両衝突時のバッテリユニットの損傷を抑制することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車体構造を示す概略断面図である。 図1におけるZ部を拡大して示す拡大断面図である。 図2に対して車両衝突後の状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る車体構造におけるパワーユニットを示す斜視図である。 第2実施形態に係る車体構造を示す図2に対応した拡大断面図である。 第3実施形態に係る車体構造を示す図2に対応した拡大断面図である。
図1〜図5において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車両幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。
(第1実施形態)
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る車体構造の第1実施形態について説明する。
図1に示されるように、車体構造10が適用された車両12は、後述するバッテリユニット14から電力の供給を受けて駆動するパワーユニットとしての電動機(モータ)ユニット16により走行する電気自動車であり、フロアパネル18を備えている。フロアパネル18に対して車両幅方向外側の両サイドには、図示しないロッカ(「サイドシル」ともいう。)が車両前後方向を長手方向として左右一対に配置されている。ロッカの上部には、フロアパネル18の端末部がスポット溶接によって接合されている。
車両床下、すなわちフロアパネル18の車両下方側及び左右一対のロッカの間には、バッテリユニット14が設けられている。バッテリユニット14は、前端部20がダッシュパネル22に対応した位置に配置されていると共に、後端部24が後述するリヤサスペンションメンバ26の近傍に配置された略矩形箱状に形成されている。
左右一対のロッカの後端部には、リヤサイドメンバ28がそれぞれ結合されている。左右一対のリヤサイドメンバ28は、左右一対のリヤタイヤ30の間に位置するリヤサイドメンバ前部28Aと、当該リヤサイドメンバ前部28Aの後端部から車両後方側へ延びるリヤサイドメンバ後部28Bとを有している。リヤサイドメンバ前部28Aは、リヤタイヤ30を内部に収める図示しないリヤホイルハウスに結合されている。
リヤサイドメンバ後部28Bは、車両後部の床面を構成する図示しないリヤフロアパネルの車幅方向両側部に対して車両上方側に配置されかつリヤフロアパネルの上面に結合されている。
左右一対のリヤサイドメンバ28の車両下方側かつ左右一対のリヤタイヤ30の間には、リヤサスペンションメンバ26が配置されている。リヤサスペンションメンバ26は、図4に示されるように、車両幅方向に延在されたガイド部としてのフロントクロスメンバ32と、フロントクロスメンバ32の車両幅方向両端部から車両後方側へ延在された左右一対のサイドレール33と、左右一対のサイドレール33の後端部同士を連結するリヤクロスメンバ34とで、車両上方から見て中央に空間Sを有する略矩形状に形成されている。このリヤサスペンションメンバ26は、リヤサイドメンバ28に吊り下げられた状態で支持されるようになっており、左右のリヤタイヤ30を懸架するサスペンション、サスペンションアーム及びスタビライザ(何れも図示省略)等が取り付けられている。なお、図2に示されるように、フロントクロスメンバ32の下端面36は、バッテリユニット14の下端面38と略同一面上に配置されている。
フロントクロスメンバ32には、ガイド部40が設けられている。このガイド部40は、フロントクロスメンバ32における車両後方側かつ車両上方側に配置されており、バッテリユニット14側(車両前方側)へ向かうに連れて車両上方側へと傾けられた傾斜壁部41を含んで構成されている。なお、この傾斜壁部41は、バッテリユニット14とモータユニット16とが車両正面視にて重なる位置を含んだ範囲に設けられている。
リヤサスペンションメンバ26の空間Sには、モータユニット16が配置されている。このモータユニット16は、左右一対のサイドレール33の間に位置すると共に、リヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ32の上面にリヤサスペンションメンバ26の車両上方側から弾性部材で構成されかつ略車両上下方向を軸方向とする略円筒状の支持マウント35を介して取り付けられている。また、モータユニット16は、リヤクロスメンバ34の側面に車両前方側からブラケット及び弾性部材で構成された支持マウント(いずれも不図示)を介して取り付けられている。モータユニット16は、図示しない出力軸を介して左右一対のリヤタイヤ30を回転可能としている。なお、モータユニット16の車両前方面における車両下方側は、リヤサスペンションメンバ26の傾斜壁部41に対向するように傾斜されている。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図2に示されるように、車両後部に設けられたモータユニット16と、モータユニット16と車両上下方向の高さが略同一の位置に配置されていると共にモータユニット16に対して車両前後方向内側に設けられたバッテリユニット14とを有している。モータユニット16とバッテリユニット14との間には、フロントクロスメンバ32が設けられている。このフロントクロスメンバ32には、車両前後方向にてバッテリユニット14側に向かうに連れて車両上方側へと傾けられかつ車両衝突時にバッテリユニット14側へ変位するモータユニット16が当接する傾斜壁部41を含んで構成されたガイド部40を有している。したがって、図3に示されるように、通常位置(図中二点鎖線参照)にあるモータユニット16は、車両衝突時にバッテリユニット14側に変位すると、ガイド部40と当接すると共にガイド部40の傾斜壁部41に沿って変位することで、より確実にバッテリユニット14の車両上方側へと変位することができる。このため、車両衝突時にモータユニット16がバッテリユニット14に干渉するのを抑制することができるので、バッテリユニット14の損傷を抑制することができる。これにより、車両衝突時のバッテリユニット14の損傷を抑制することができる。
また、本実施形態の構成によって、モータユニット16とバッテリユニット14との干渉を抑制することを目的としてモータユニット16の変位を制限するためにモータユニット16を高剛性の部材による固定をする必要がなくなるため、車両を軽量化することができる。さらに、モータユニット16がバッテリユニット14との干渉を抑制しながら変位可能となるため、このモータユニット16の変位によって衝突荷重を吸収することができるので、乗員保護性能を高めることができる。
さらに、図4に示されるように、モータユニット16は、車両上方側からリヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ32に取り付けられている。また、バッテリユニット14は、車両床下に設けられている。ここで、ガイド部40の傾斜壁部41は、フロントクロスメンバ32に設けられていると共に、車両正面視にてモータユニット16とバッテリユニット14とが重なる位置を含んで配置されている。したがって、車両衝突時にモータユニット16がリヤサスペンションメンバ26によって車両下方側へ変位するのを抑制できると共に、バッテリユニット14側へ変位するモータユニット16をガイド部40の傾斜壁部41に沿って変位することで、モータユニット16をより確実にバッテリユニット14の車両上方側へと変位させてモータユニット16とバッテリユニット14との干渉を抑制することができる。これにより、車両衝突時のバッテリユニット14の損傷をより確実に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図5を用いて、本発明の第2実施形態に係る車体構造44について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、この第2実施形態に係る車体構造44は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、リヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ46に、別部材にて構成されたガイド部48が設けられている点に特徴がある。
すなわち、リヤサスペンションメンバ26は、車両幅方向に延在されたフロントクロスメンバ46と、フロントクロスメンバ46の車両幅方向両端部から車両後方側へ延在された左右一対のサイドレール33と、左右一対のサイドレール33の後端部同士を連結するリヤクロスメンバ34とで、車両上方から見て中央に空間Sを有する略矩形状に形成されている(図4参照)。なお、フロントクロスメンバ46の下端面50は、バッテリユニット14の下端面38と略同一面上に配置されている。
フロントクロスメンバ46には、ガイド部48が設けられている。このガイド部48は、一例として鋼板製とされ、フロントクロスメンバ46の上面から車両上方側へ向かって突出するように溶接等によって接合されている。また、ガイド部48には、傾斜壁部52が設けられている。この傾斜壁部52は、ガイド部48における車両後方側に配置されており、バッテリユニット14側(車両前方側)へ向かうに連れて車両上方側へと傾けられている。なお、モータユニット16の車両前方面における車両下方側は、ガイド部48の傾斜壁部52に対向されている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、リヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ46に、別部材にて構成されたガイド部48が設けられている点以外は第1実施形態の車体構造10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、傾斜壁部52を有するガイド部48を別部材とすることで、車種ごとに異なるバッテリユニット14の位置に合わせて傾斜壁部52の角度や位置の調整を容易に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、図6を用いて、本発明の第3実施形態に係る車体構造60について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、この第3実施形態に係る車体構造60は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、リヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ62に、車両衝突時にモータユニット16が当接するとバッテリユニット14の車両下方側へ変位させるガイド部64が設けられている点に特徴がある。
すなわち、リヤサスペンションメンバ26は、車両幅方向に延在されたフロントクロスメンバ62と、フロントクロスメンバ62の車両幅方向両端部から車両後方側へ延在された左右一対のサイドレール33と、左右一対のサイドレール33の後端部同士を連結するリヤクロスメンバ34とで、車両上方から見て車両平面視にて中央に空間Sを有する略矩形状に形成されている(図4参照)。なお、フロントクロスメンバ62の下端面63は、バッテリユニット14の下端面38と略同一面上に配置されている。
フロントクロスメンバ62には、ガイド部64が設けられている。このガイド部64は、フロントクロスメンバ62における車両後方側に配置されており、バッテリユニット14側(車両前方側)へ向かうに連れて車両下方側へと傾けられた傾斜壁部65を含んで構成されている。なお、モータユニット16の車両前方側は、フロントクロスメンバ62の傾斜壁部65に対向されている。
(第3実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、リヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ62に、車両衝突時にモータユニット16が当接するとバッテリユニット14の車両下方側へ変位させるガイド部64が設けられている点以外は第1実施形態の車体構造10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、モータユニット16とバッテリユニット14との間には、フロントクロスメンバ62が設けられている、このフロントクロスメンバ62には、車両前後方向にてバッテリユニット14側に向かうに連れて車両下方側へと傾けられかつ車両衝突時にバッテリユニット14側へ変位するモータユニット16が当接する傾斜壁部65を有するガイド部64を有している。したがって、車両衝突時にバッテリユニット14側に変位するモータユニット16がフロントクロスメンバ62に当接すると、モータユニット16はガイド部64の傾斜壁部65に沿って変位することで、より確実にバッテリユニット14の車両下方側へと変位することができる。このため、車両衝突時にモータユニット16がバッテリユニット14に干渉するのを抑制することができるので、バッテリユニット14の損傷を抑制することができる。これにより、車両衝突時のバッテリユニット14の損傷を抑制することができる。
なお、上述した第1〜第3実施形態では、車両12の車両後部、すなわち左右一対のリヤタイヤ30の間にモータユニット16が設けられた構成とされているが、これに限らず、車両前部(一例として図1に示される左右一対のフロントタイヤ68の間)にモータユニット16を設けて、このモータユニット16とバッテリユニット14との間(一例として図示しないフロントサスペンションメンバ)にガイド部を設けた構成としてもよい。また、車両前部及び車両後方の両方にモータユニット16が設けて、それぞれのモータユニット16とバッテリユニット14との間にガイド部を設けた構成としてもよい。
また、ガイド部40、48、64は、リヤサスペンションメンバ26のフロントクロスメンバ32、46、62に設けられた構成とされているが、これに限らず、フロントクロスメンバ32、46、62以外の部材に設けられた構成としてもよい。
さらに、上述した第3実施形態では、ガイド部64はフロントクロスメンバ62に設けられた構成とされているが、これに限らず、フロントクロスメンバ62に傾斜壁部65が形成された別部材を取り付けた構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車体構造
14 バッテリユニット
16 モータユニット(パワーユニット)
26 リヤサスペンションメンバ
32 フロントクロスメンバ
40 ガイド部
41 傾斜壁部
44 車体構造
48 ガイド部
52 傾斜壁部
60 車体構造
64 ガイド部
65 傾斜壁部

Claims (4)

  1. 車両前部及び車両後部の少なくとも一方に設けられたパワーユニットと、
    前記パワーユニットと車両上下方向の高さが略同一の位置に配置されていると共に前記パワーユニットに対して車両前後方向内側に設けられたバッテリユニットと、
    前記パワーユニットと前記バッテリユニットとの間に設けられると共に、前記パワーユニットに対向し、かつ前記バッテリユニットと離間して配置され、車両衝突時に前記バッテリユニット側へ変位する前記パワーユニットが当接すると前記パワーユニットを前記バッテリユニットの車両上方側又は車両下方側へ変位させるガイド部と、
    を有する車体構造。
  2. 前記ガイド部は、車両前後方向にて前記バッテリユニット側に向かうに連れて車両上方側へと傾けられかつ車両衝突時に前記バッテリユニット側へ変位する前記パワーユニットが当接する傾斜壁部を有している、
    請求項1記載の車体構造。
  3. 前記ガイド部は、車両前後方向にて前記バッテリユニット側に向かうに連れて車両下方側へと傾けられかつ車両衝突時に前記バッテリユニット側へ変位する前記パワーユニットが当接する傾斜壁部を有している、
    請求項1記載の車体構造。
  4. 前記パワーユニットは、車両上方側からリヤサスペンションメンバの一部を構成するフロントクロスメンバに取り付けられていると共に、
    前記ガイド部の傾斜壁部は、前記フロントクロスメンバに設けられると共に、車両正面視にて前記パワーユニットと車両床下に設けられた前記バッテリユニットとが重なる位置を含んで配置されている、
    請求項2記載の車体構造。
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