JP7276226B2 - キャブ支持体 - Google Patents
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Description
ここで、キャブフレームが、車体フレームに対してリンクアームで強固に連結されると、車体フレームの振動がキャブフレームにそのまま伝達されて、キャブの乗り心地が低下するおそれがある。
架装部2は、例えば荷物を載せるためのもので、キャブ1に対して車両後方に配置されている。
車体フレーム4aおよび4bは、車体を支持するもので、車幅方向に離間しつつ車両の前後方向D1に延びるように配置されている。車体フレーム4aおよび4bは、車両の前部から後部にわたって延びるように配置されている。この車体フレーム4aおよび4bの上側には、キャブ1および架装部2が配置されている。
車体側ブッシュ11は、リンクアーム6bの一端部を車体ブラケット8bに弾性的に連結するものである。すなわち、車体側ブッシュ11は、車体ブラケット8bを介してリンクアーム6bの一端部を車体フレーム4bに接続する。また、車体側ブッシュ11は、車体ブラケット8bに対して、リンクアーム6bの一端部を車幅方向D3に延びる軸の周りに回動可能に連結する。
キャブ側ブッシュ12は、キャブブラケット7bの他端部をスタビライザー9に弾性的に連結するものである。すなわち、キャブ側ブッシュ12は、スタビライザー9およびキャブブラケット7bを介して、キャブフレーム5bをリンクアーム6bの他端部に接続する。また、キャブ側ブッシュ12は、キャブブラケット7bに対して、スタビライザー9の他端部を車幅方向D3に延びる軸の周りに回動可能に連結する。これにより、スタビライザー9の他端部に固定されたリンクアーム6bの他端部が、スタビライザー9の動きに応じて、車幅方向D3に延びる軸の周りに回動することになる。
内壁部11aは、車体側弾性部11cを内側から支持するもので、円筒形状に形成されている。内壁部11aの内側には、車体ブラケット8aおよび8bの他端部が固定される。内壁部11aは、所定の剛性を有する材料から構成され、例えば金属から構成することができる。
車体側弾性部11cは、所定の弾性力を有し、内壁部11aと外壁部11bとの間を満たす、すなわち車体側ブッシュ11全体を満たすように配置されている。車体側弾性部11cは、例えば、ゴム材料から構成することができる。
内壁部12aは、キャブ側弾性部12cを内側から支持するもので、円筒形状に形成されている。内壁部12aの内側には、スタビライザー9の端部が固定される。内壁部12aは、所定の剛性を有する材料から構成され、例えば金属から構成することができる。
また、リンクアーム6aおよび6bが、車幅方向D3に延びる軸の周りに回動可能にキャブブラケット7aおよび7bに接続されているため、スタビライザー9の変形を妨げることなく、キャブブラケット7aおよび7bを前後方向D1に支持することができる。
以下、本開示の実施の形態2について説明する。ここでは、上記の実施の形態1との相違点を中心に説明し、上記の実施の形態1との共通点については、共通の参照符号を使用して、その詳細な説明を省略する。
例えば、図6に示すように、実施の形態1のキャブブラケット7aおよび7b、リンクアーム6aおよび6bに換えて、キャブブラケット21aおよび21b、リンクアーム22aおよび22bを配置することができる。
以下、本開示の実施の形態3について説明する。ここでは、上記の実施の形態1および2との相違点を中心に説明し、上記の実施の形態1および2との共通点については、共通の参照符号を使用して、その詳細な説明を省略する。
例えば、図7に示すように、実施の形態1の孔12dに換えて孔31aおよび31bを形成することができる。
孔31bは、内壁部12aの後側に配置されて、上下方向D2に延びるように形成されている。ここで、孔31bは、内面から前方に突出する突出部32を有する。
例えば、キャブ側接続部分に前後方向D1に延びる長孔を形成し、この長孔を移動可能にキャブブラケットの他端部を接続することができる。
例えば、リンクアームは、一端部を車体フレーム4aおよび4bに直接連結すると共に他端部をキャブフレーム5aおよび5bに直接連結することができる。
2 架装部
3 キャブ支持体
4a,4b 車体フレーム
5a,5b キャブフレーム
6a,6b,22a,22b リンクアーム
7a,7b,21a,21b キャブブラケット
8a,8b 車体ブラケット
9 スタビライザー
10a,10b サスペンション
11 車体側ブッシュ
11a 内壁部
11b 外壁部
11c 車体側弾性部
12 キャブ側ブッシュ
12a 内壁部
12b 外壁部
12c キャブ側弾性部
12d,31a,31b 孔
13a,13b,24a,24b 車体側接続部分
14a,14b,23a,23b キャブ側接続部分
32 突出部
D1 前後方向
D2 上下方向
D3 車幅方向
Claims (6)
- 車両の前後方向に延びるように配置され、車体を支持する車体フレームと、
前記車体フレームの上側に配置され、キャブを支持するキャブフレームと、
前記車両の上下方向に延びるように配置され、一端部が前記キャブフレームに固定されたキャブブラケットと、
前記車両の上下方向に延びるように配置され、一端部が前記車体フレームに固定された車体ブラケットと、
車幅方向に延びるように配置されたスタビライザーと、
前記前後方向に延びるように配置され、後端部が前記車体ブラケットの他端部に接続されると共に前端部が前記キャブブラケットの他端部および前記スタビライザーに接続されて、前記車体フレームに対して前記キャブを前記前後方向に支持するリンクアームと
を備え、
前記キャブブラケットの他端部および前記スタビライザーと前記リンクアームの前端部とを接続するキャブ側接続部分は、前記車体ブラケットの他端部と前記リンクアームの後端部とを接続する車体側接続部分と比較して、前記前後方向の移動量が大きくなるように形成されるキャブ支持体。 - 前記車体側接続部分に配置され、前記リンクアームの後端部を前記車体ブラケットの他端部に接続する車体側ブッシュと、
前記キャブ側接続部分に配置され、前記車体側ブッシュと比較して前記前後方向に小さい弾性力で前記キャブブラケットの他端部および前記スタビライザーを前記リンクアームの前端部に接続するキャブ側ブッシュとをさらに有する請求項1に記載のキャブ支持体。 - 前記車体側ブッシュは、所定の弾性力を有し、全体を満たすように配置された車体側弾性部を有し、
前記キャブ側ブッシュは、前記車体側弾性部と比較して弾性力が小さくなるように前後方向からの押圧に応じて変形する孔が形成され、前記孔の内面に前方に突出する突出部が形成されたキャブ側弾性部を有する請求項2に記載のキャブ支持体。 - 前記キャブブラケットは、他端部に前記キャブ側接続部分が配置される請求項1~3のいずれか一項に記載のキャブ支持体。
- 前記車両の上下方向に延びるように配置され、一端部が前記車体フレームに接続されると共に他端部が前記スタビライザーに接続されるサスペンションをさらに有する請求項1~4に記載のキャブ支持体。
- 前記リンクアームは、一端部に前記車体側接続部分が配置される請求項1~5のいずれか一項に記載のキャブ支持体。
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- 2020-03-31 JP JP2020063289A patent/JP7276226B2/ja active Active
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