JP6783248B2 - 基板ハンドリング及び加熱システム - Google Patents

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Description

優先権主張
本願は、2015年5月8日に出願された米国特許出願第14/707,027号の優先権を主張するものであり、その開示内容は参照することによりそっくりそのまま本明細書に組み込まれる。
本開示の実施形態は基板を加熱するシステム、特に処理前に基板を位置合わせする間基板を加熱するシステムに関する。
半導体装置の製造は複数の個別の複雑な処理を含む。半導体基板は一般的に製造プロセス中に多くの処理を受ける。これらの処理は処理チャンバ内で行われ、処理チャンバは周囲環境と異なる処理状態に維持することができる。例えば、処理チャンバは真空状態に維持することができる。特定の実施形態では、処理チャンバを外部環境から分離するためにロードロックが使用される。一以上の基板ハンドリングロボットが処理チャンバ内に配置され、基板をロードロックからプラテンへ移動させ、基板は処理中にプラテン上に置かれる。
処理チャンバは基板を適正な向きにアライメント(位置合わせ)するアライメントステーションも含み得る。基板は基板ハンドリングロボットによってロードロックから取り出され、アライメントステーションの上に置かれる。このアライメントステーションはその後基板を基板の切欠き又はインデックスマークが既知の位置に位置するように回転させる。このように、基板は処理前に既知の向きにアライメントされる。このアライメント終了後に、基板ハンドリグロボットは基板をアライメントステーションから取り出し、処理のためにプラテンの上に置く。
多くの半導体製造プロセスでは、処理前及び/又は処理後に基板の加熱を行うのが一般的である。多くの場合、基板は処理温度に近い温度に加熱され、その後プラテン移送される。この予備加熱は冷たい基板が熱いプラテンに接触する際の基板のそり、飛び跳ね及び移動を防止するのに役立ち得る。これらの現象は粒子の生成及びハンドリングミスを生じ、総合プロセス歩留まりを低減し得る。
更に、幾つかの実施形態では、基板が処理チャンバから出る際の凝縮の可能性を除去するために、低温処理を受けた後の基板を暖めることができる。
特定の実施形態では、この機能を達成するために専用の予備加熱ステーションを使用することができる。この予備加熱ステーションは基板に集束された一以上の赤外ランプを備えることができる。予備加熱ステーションは基板の温度を上げる点で有効であるが、予備加熱ステーションはスループットに悪影響を及ぼす。特に、基板はそれが所望の温度に到達するためにかなり長い時間に亘って予備加熱ステーションに置かれる可能性がある。
予備加熱ステーションを用いるこれらの実施形態では、一般的に、アライメント後に、基板は基板ハンドリングロボットによって、基板を暖める予備加熱ステーションへ移動させることができる。基板が目標温度に到達したとき、基板ハンドリングロボットが基板を予備加熱ステーションからプラテンへ移送する。
しかしながら、この予備加熱ステーションは、基板の加熱に有効であるが、多大な時間を要する。更に、予備加熱ステーションは基板ハンドリングロボットのリーチ内に入らなければならず、それゆえ、ロードロックの近辺が極めて密集した領域になり、メインテナンスや修理が極めて困難になる。更に、特定の実施形態では、複数の基板ハンドリングロボットを備えた複数のロードロックを使用することがある。これらの実施形態では、それぞれの基板ハンドリングステーションとそれぞれ関連する複数の予備加熱ステーションを含み得る。これらの予備加熱ステーションの付加はシステム全体の複雑さ及びコストを増加する。更に、これらの予備加熱ステーションは処理チャンバの全体のサイズも増大する。
専用の予備加熱ステーションを使用しないで基板を加熱する装置があれば有益である。上述したように、これらの予備加熱ステーションは貴重な空間を消費し、各基板に追加の処理時間を与え、スループットを低減する。更に、この加熱を追加の処理時間又はステーションを製造プロセスに付加することなく達成できれば有益である。基板をアライメントステーションで正しい向きに置く間に加熱できれば有利である。このようにすると、基板を正しい向きに置くのに要する時間を基板を加熱するためにも使用でき、基板を加熱するためだけの時間を低減し、スループットを増加することができる。
基板をロードロックとプラテンの間で移送される間に加熱するシステムが開示される。このシステムは、アライメントステーションの上方に配置された発光ダイオード(LED)のアレイを備える。これらのLEDは、シリコンに容易に吸収され、よって基板を効率的に急速に加熱する波長の光を放射する、GaN又はGaP LEDとすることができる。これらのLEDは、アライメントプロセス中の基板の回転によって基板の均一な温度プロフィールを生じるように配置することができる。更に、アライメント中の加熱はスループットを増加するとともに、処理チャンバと現在関連している予備加熱ステーションを除去することもできる。
一実施形態において、基板ハンドリング及び加熱システムが開示される。このシステムは、処理チャンバと、前記処理チャンバ内に配置された基板ハンドリングロボットと、前記処理チャンバ内に配置されたアライメントステーションと、アライメントプロセス中に基板を加熱するために前記アライメントステーションの上方に配置された複数のLEDを含むLEDアレイと、を備える。特定の実施形態では、前記複数のLEDは0.4〜1.0μmの波長で発光する。
別の実施形態において、基板ハンドリング及び加熱システムが開示される。このシステムは、基板が置かれる回転表面と、前記基板の一方の側に配置されたエミッタと前記基板の反対側に配置された検出器とを含む検出システムと、を備えるアライメントステーションと、基板が前記回転表面上に置かれたとき基板の少なくとも一部分の上方に位置する複数のLEDを含むLEDアレイと、前記LEDアレイを点灯及び消灯するコントローラと、を備える。特定の実施形態では、前記LEDアレイは複数のゾーンを備え、各ゾーンは前記コントローラにより独立に制御することができる。特定の実施形態では、前記検出器は前記複数のLEDにより放射される光と異なる第2の波長の光を検出する。特定の実施形態では、前記検出器は前記複数のLEDにより放射された光を除去するノッチフィルタを備える。特定の実施形態では、前記LEDアレイの複数のLEDは基板の全体より小さい基板の一部分の上方に配置される。特定の更なる実施形態では、前記複数のLEDは、基板の中心部より基板の外側部により多くの光が照明されるようなパターンに配置される。このパターンはV字形又は砂時計形とすることができる。
別の実施形態において、基板ハンドリング及び加熱システムが開示される。このシステムは、処理チャンバ内に配置された基板ハンドリングロボットと、前記処理チャンバ内に配置されたアライメントステーションと、アライメントプロセス中に基板を加熱するために前記アライメントステーションの上方に配置された複数のLEDを含むLEDアレイと、前記LEDアレイを点灯及び消灯するコントローラと、を備える。特定の実施形態では、前記コントローラは前記基板ハンドリングロボットと通信し、前記基板ハンドリングロボットの動き又は位置に基づいて前記LEDアレイを点灯する。特定の実施形態では、前記アライメントステーションは回転表面を備え、前記コントローラは前記回転表面の回転に基づいて前記LEDアレイを点灯する。特定の実施形態では、前記アライメントステーションは検出システムを備え、前記コントローラは前記検出システムからの情報に基づいて前記LEDアレイを点灯する。
本開示のより良い理解のために、参照することにより本明細書に組み込まれる添付図面を参照する。
一実施形態に係る、基板ハンドリング及び加熱システムの上面図である。 一実施形態に係る、アライメントステーションの側面図である。 別の実施形態に係る、アライメントステーションの側面図である。 別の実施形態に係る、アライメントステーションの側面図である。 図1の基板ハンドリング及び加熱システムとともに使用されるLEDアレイの一実施形態である。 図1の基板ハンドリング及び加熱システムとともに使用されるLEDアレイの別の実施形態である。 図1の基板ハンドリング及び加熱システムとともに使用し得るLEDアレイの別の実施形態である。 図6A−6Bは図1の基板ハンドリング及び加熱システムとともに使用し得るLEDアレイの別の実施形態である。 一実施形態に係る、基板を加熱する方法である。 一実施形態に係る、処理後に基板を温める方法である。
上述したように、多くの用途において、基板を処理する前に基板を予備加熱するのが有利である。それ故、基板が正しい位置に置かれる間に基板を加熱するために使用し得るシステムが有益である。
ロードロックから処理チャンバへ基板を移動させるためには基板ハンドリングロボットを使用することができる。ロードロックは一般的に2つのアクセスポイントを有する密封可能なチャンバを備える。2つのアクセスポイントの一つを開き、基板を密封可能なチャンバ内に置くことによって基板をロードロック内に置くことができる。密封可能なチャンバはその後ほぼ真空状態に引かれる。第2のアクセスポイントがその後開かれ、基板は一般的にハンドリングロボットによって取り出される。処理チャンバから基板を退出させるにはこのプロセスが逆の順序で行われる。本開示において、「処理チャンバ」という語は基板の任意の出発点と到着点を記述するために使用されている。例えば、処理チャンバは、注入、堆積、エッチング、ドーピング、アモルファス化などの特定のプロセスを実行するために使用することができる。
図1は、一実施形態に係る基板ハンドリング及び加熱システム100の上面図を示す。基板ハンドリングシステム100は処理チャンバ110を備え、処理チャンバ110は一以上のロードロック120a−120bと連通している。
上述したように、処理チャンバ110は、注入、エッチング、アニーリング又は堆積などの処理が実行されるチャンバであってもよい。処理チャンバ110は真空状態又はほぼ真空状態に維持されてもよい。処理チャンバ110は処理中基板が置かれるプラテン115を含んでもよい。プラテン115は静電クランプ(ESC)であってもよいが、他のタイプのプラテンも本開示の範囲に含まれる。特定の実施形態では、プラテン115は基板を500℃以上の温度に加熱し得る加熱プラテンであってもよい。
基板10を外部環境から処理チャンバ110に移送するために一以上のロードロック120a−bが使用される。各ロードロック120a−bはそれぞれの基板ハンドリングロボット130a−bでアクセス可能である。アライメントステーション140が処理チャンバ110内に配置される。各基板ハンドリングロボット130a−bはそれぞれのロードロック120a−b、プラテン115及びアライメントステーション140にアクセスし得る。
アライメントステーションは基板10を特定の向きにアライメントするために使用される。基板は一般的に切欠きのような位置インデックスを含む。この切欠きは基板の向きを決定し、その向きは一般的にそれらが処理されるときすべての基板に対して一定である。しかしながら、基板の向きはそれらがロードロック120a−bから処理チャンバ110に入るとき不定である。アライメントステーション140はこのアライメントを実行する。
一般的に、アライメントステーション140は回転表面を備え、到着基板が基板ハンドリングロボット130a−bによってその回転表面上に置かれる。アライメントステーション140は図2により詳しく示される検出システム145も含む。アライメントシステム140の上方にLEDアレイ150が配置される。幾つかの実施形態では、LEDアレイ150は、基板10が回転表面上に置かれるとき基板より1〜20cm上にしてもよい。他の実施形態では、LEDアレイ150は基板より1〜10cm上にしてもよい。基板10が回転表面上に置かれた後に、回転表面は回転され、所定の回転数後に基板は正しい向きに置く。基板ハンドリングロボット130a−bはその後正しい向きに置かれた基板をプラテン115へ移送する。
基板が回転表面の上に置かれ、その向きを決定するために回転される間、LEDアレイ150を作動させて基板をこの時間中加熱することができる。LEDアレイ150は、基板により容易に吸収される一つの波長又は複数の波長の光を放射する複数の高出力LEDを備えることができる。例えば、シリコンは約0.4〜1.0μmの波長範囲において高い吸収性及び低い透過性を示す。シリコンは0.4〜1.0μmの波長範囲において放射されるエネルギーの50%以上を吸収する。この波長範囲内で発光するLEDを使用し得る。特定の実施形態では、GaNからなるLEDを使用する。これらのGaN LEDは約450μmの波長で発光する。他の実施形態では、GaP LEDを使用する。これらのLEDは610〜760μmの波長で発光する。
LEDアレイ150を構成するLEDはサイズを変更してもよい。特定の実施形態では、各LEDは1.3mm×1.7mmとしてもよい。別の実施形態では、各LEDは1mm×1mmとしてもよい。他の寸法のLEDも本開示の範囲に含まれること勿論である。LEDアレイ150内のLEDの密度を変更してもよい。例えば、一実施形態では、8.65個のLED/cmの密度を使用してもよい。別の実施形態では、18.1個のLED/cmの密度を使用してもよい。他の実施形態では、78個のLED/cmまでの密度を使用してもよい。従って、LEDアレイ150の密度は本開示により限定されない。
LEDアレイ150は、幾つかの実施形態では、回転表面上の基板の全体を覆うように配置してもよい。他の実施形態では、LEDアレイ150は回転表面上に置かれた基板の一部分のみを覆うように配置してもよい。基板は加熱処理中回転するため、基板の中心部近くに配置されるLEDよりも基板の外縁部近くに配置されるLEDの方が高い密度又は数を有するように構成してもよい。LEDアレイ150のLEDの実際の配置は加熱する基板の半径と回転表面の角速度とに基づいて決定することができる。
図2は、一実施形態に係わるアライメントステーション140及びLEDアレイ150の側面図を示す。アライメントステーション140は、基板10を載置し得る回転表面141を備える。アライメントステーション140は検出システム145も備える。検出システム145は、基板10の一方の側に配置されたエミッタ146と基板10の反対側に配置された検出器147との間で電磁エネルギー(例えば、可視光、赤外エネルギー又は紫外光)の通過を検出するために使用することができる。基板10が回転するにつれて、検出器147により受光される光の量は、基板の切欠きがエミッタ146及び検出器147と整列するとき増加し、切欠きがエミッタ146及び検出器147と整列しないとき減少する。この検出光の増加を検出することによって、検出システム145は基板10の切欠きの正確な位置を決定することができる。切欠きの位置が決定されたとき、回転表面14を停止することができるため、基板10の切欠きは所定の位置に置かれる。その後、基板ハンドリングロボット130a−bが基板10を回転表面141から取り出し、基板10をプラテン115へ移送することができる。
図2に示す実施形態では、LEDアレイ150は、基板10の全体の上方に、少なくとも一方向に配置されている。上述したように、LEDアレイ150のLEDは450nm又は610〜760nmの波長で発光し得る。従って、特定の実施形態では、検出システム145はその検出のために異なる波長を使用することができる。例えば、可視光を使用しないで、エミッタ146は赤外光又は紫外光を放射してもよい。特定の実施形態では、エミッタ146は450nmを除く可視光スペクトルの一部分の光、例えば赤色光を放射してもよい。特定の実施形態では、エミッタは610−760nmを除く可視光スペクトルの一部分の光を放射してもよい。これらの実施形態の各々において、検出器147はエミッタ146により放射される波長範囲のみを検出するように選択される。他の実施形態では、エミッタ146は可視光を使用してもよく、検出器147はLEDアレイ150から放射される光をフィルタ除去するノッチフィルタを含んでもよい。特定の実施形態では、LEDアレイ150は回転表面141の上方に、LEDアレイ150から放射された光が検出器147に到達しない又はその検出を妨害しないような位置に配置される。
特定の実施形態では、LEDアレイ150は、基板10が回転表面141上に置かれたとき作動させてもよい。特定の実施形態では、LEDアレイ150は回転表面141が回転し始めるとき作動させてもよい。幾つかの実施形態では、LEDアレイ150は回転が停止したとき作動停止される。他の実施形態では、LEDアレイ150は基板10が回転表面141から除去されるとき作動停止される。コントローラ160は、LEDアレイ150の作動をアライメントステーション140の作動と又は基板ハンドリングロボット130a−bの作動と連携させるために使用してもよい。特定の実施形態では、コントローラ160は、アライメントステーション140及び基板ハンドリングロボット130a−bの少なくとも一つから入力を受信してもよい。コントローラ160はその後これらの入力に基づいてLEDアレイ150を作動及び作動停止する。
例えば、コントローラ160は、基板ハンドリングロボット130a−bから、基板ハンドリングロボット130a−bが基板10を回転表面141上に載置していることをコントローラ160に知らせる情報を受信することができる。この情報は基板ハンドリングロボット130a−bの動きに関する情報であっても、基板ハンドリングロボット130a−bの位置に関する情報であってもよい。例えば、コントローラ160は、基板ハンドリングロボット130a−bのアームがアライメントステーション140に向って延ばされているという情報を受信してもよい。この情報に基づいて、コントローラ160は基板が回転表面141上に載置されたことを決定することができる。特定の実施形態では、コントローラ160はアライメントステーション140からの情報を受信してもよい。例えば、コントローラ160は検出システム145から、基板10が検出システムの通路内にあることを示す情報を受信してもよい。コントローラ160は回転表面141の状態、例えば回転表面141が移動しているかどうかに関する情報を受信してもよい。コントローラ160はLEDアレイ150を作動及び作動停止する適切な時間を決定するために任意の情報源からの情報を使用してもよい。
特定の実施形態では、コントローラ160はアライメントステーション140又は基板ハンドリングロボット130a−bに出力も供給する。例えば、特定の実施形態では、基板10を所望の温度まで加熱するための時間は基板10を適切にアライメントするための時間を越える可能性がある。これらの実施形態では、コントローラ160はアライメントステーション140に、アライメント処理を長期間に亘って続けるように通知してよい。他の実施形態では、アライメントステーションで使用される最小時間を基板10の適切な加熱を保証するように調整してもよい。
図2−図4はLEDアレイ150のための専用コントローラ160を示すが、他の構成を使用してもよい。例えば、LEDアレイ150の制御はアライメントステーション140と関連するコントローラにより実行してもよい。従って、別個のコントローラ160が示されているが、このコントローラは基板ハンドリング及び加熱システム内の他のコンポーネントを制御するために使用してもよい。
図2は基板10の上方を覆うように配置されたLEDアレイ150を示すが、他の実施形態も可能である。例えば、特定の実施形態では、図3に示すように、第2のLEDアレイ151を基板10の底面の下に配置してもよい。この第2のLEDアレイ151は基板10の全体の下になるように配置してもよい。特定の実施形態では、第2のLEDアレイ151は基板10の一部分の下にのみ配置してもよい。特定の実施形態では、第2のLEDアレイ151はLEDアレイ150により与えられる加熱を補うために使用される。このようにすると、基板10をより急速に加熱することができ、基板10がアライメントステーション140に置かれる時間を最小化することができる。
図4はLEDアレイ150が基板10の一部分のみを覆う別の実施形態を示す。例えば、この実施形態では、LEDアレイ150は検出システム145の位置とは反対側の基板10の一部分を覆うように配置される。このようにすると、LEDアレイ150により放射された光は検出システム145を妨害し得ない。基板10は回転表面141上にある間に回転されるため、LEDアレイ150が基板10の表面積より小さくても、基板10のすべての部分が均等に加熱される。
LEDアレイ150を構成するLEDはゾーンに分割し、各ゾーン内のLEDは単一体として働くようにしてもよい。換言すれば、個々のゾーン内のすべてのLEDは一緒に点灯かつ消灯される。更に、コントローラ160により個々のゾーン内の各LEDに供給される電力は同じにしてもよい。
幾つかの他の実施形態では、LEDアレイ150内のLEDは一つのゾーンとし、そのすべてのLEDが同時に点灯かつ消灯され、同じ電力が供給されるようにしてもよい。他の実施形態では、各ゾーンはLEDアレイ150内のLEDの全数より少ない複数のLEDを含む。他の実施形態では、各ゾーンは単一のLEDを含んでもよい。更に、ゾーンは異なる形状及び数のLEDを含んでもよい。更に、LEDアレイ150をゾーンに分割することによって、LEDアレイ150内のLEDの駆動を、所望の基板温度を達成するように、回転表面141の角速度及び基板10が回転表面141上にある時間に基づいてカスタマイズすることができる。
LEDアレイ150は複数の異なる形状に形成してもよい。例えば、特定の実施形態では、LEDアレイ150は円形アレイであり、その直径は基板10の直径より僅かに大きくしてもよい。この実施形態では、LEDは基板10全体に配列することができる。他の実施形態では、コントローラ160がLEDアレイ150内の各ゾーンに供給される電力を変化させてもよい。
別の実施形態では、LEDアレイ150は基板10と同じ形状にしなくてもよい。例えば、特定の実施形態では、LEDアレイ150は矩形の形状にしてもよい。例えば、処理チャンバ110の形状によってはLEDアレイ150を基板10の全体を覆うように配置することが困難になり得る。更に、検出システム145も、LEDアレイ150を基板10の全体を覆うように配置することを困難にし得る。特定の実施形態では、基板は300mmの直径を有し得る。LEDアレイ150は、例えば500mmの長さと幅を有する矩形にしてもよい。他の実施形態では、LEDアレイ150の寸法の少なくとも一つは基板10の直径より小さくしてもよく、例えば100mm程度にしてもよい。
図5A−5Cは、基板10を覆う矩形として構成されたLEDアレイ150を示す。LEDアレイ150は他の形状にしてもよいこと勿論である。各実施形態において、基板10は切欠き11を備える。この切欠き11はアライメントステーション140により検出され、正しい向きにされる。特定の実施形態では、検出システム145はLEDアレイ150の片側に配置してもよい。例えば、図5Aの実施形態では、検出システム145は切欠き11に近接して配置してもよい。各実施形態において、LEDアレイ150は行及び列に配置された複数のLED152を備える。これらの図において、斜線陰影で示されるLED152は点灯されるが、残りのLED152は消灯される。図5Aに示すように、LEDアレイ150内のすべてのLED152の点灯は基板10の不均一な温度プロフィールを生じる可能性がある。これは、基板10の中心に近い部分は常にLEDアレイ150の下に位置するが、基板10の外縁に近い部分は僅かな時間LEDアレイの下に位置するのみであるためである。
これを補償するために、LEDアレイ150内のLEDは回転する基板10をより均等に加熱するパターンで駆動することができる。これは、LEDアレイ150内の様々なLED152の電力又は照度を変化させることによって達成することができる。図5Bは、点灯されるLED152がV字パターンを形成する実施形態を示す。このV字パターンは2つのV字を有し、基板10の約50%が常に点灯されるLED152の下に位置する。V字パターンはLED152の一部分のみを点灯することによって生成することができる。他の実施形態では、LEDアレイ150は点灯される位置にのみLED152を有するように設計される。更なる実施形態では、図5BのV字パターンを基板10の25%のみを覆う単一のV字に縮小してもよい。特定の実施形態では、V字は基板10の中心で直角をなすものとして形成されない。例えば、特定の実施形態では、もっと小さい又は大きい角度をなすものとしてもよい。
他の構成も可能である。例えば、図5Cは別の実施形態を示し、LED152は「砂時計」パターンに点灯される。この実施形態においても、均一な温度プロフィールを保証するために、基板の外縁に近い部分でより多くのLED152が点灯される。
他のパターンを使用してもよい。これらのパターンは、点灯されるLED152のすべてに対して単一の電力レベルを使用して生成することができる。しかしながら、各LED152の電力レベルを変化させることによって、他のパターンも可能になる。例えば、図5Aにおいて、基板の中心に近いLED152よりも基板10の外縁に近いLEDにより多くの電力を供給すれば、より均一な温度プロフィールを達成することができる。
LEDアレイ150が基板10を完全に覆わない実施形態では、基板10の中心近くより外縁に沿ってより多くの光が放射されるようにLED152を配置するのが有益である。これは、基板10の外縁の線速度が基板10の中心の線速度よりはるかに大きいためである。その結果として、基板10の中心部は外縁部より長い期間に亘ってLEDアレイ150の下に位置し得る。図5B−5Cに示すパターンは、これを補償するために、基板10の外縁に近いLED152の数を多くしている。図5B−5Cに示すパターン以外のパターンを使用してもよいこと勿論である。特定の実施形態では、LED152の数を基板10の半径の関数として変化させる代わりに、LED152に供給される電力を半径に応じて変化させてもよい。例えば、上述したように、より高い電力を基板10の外縁の近くに位置するLED152に供給してもよい。
図5A−5Cは基板10の直径より大きい少なくとも一つの寸法を有するLEDアレイ150を示すが、他の実施形態も本開示の範囲に含まれる。例えば、図6Aは長さも幅も基板10の直径より小さいLEDアレイ150を示す。例えば、一実施形態では、基板10は300mmの直径を有するが、LEDアレイ150の長い方の寸法は250mm以下にしてもよい。LEDアレイ150の短い方の寸法は、例えば150mm以下にしてもよい。LEDアレイ150を基板10より所定の距離だけ上方に配置することによって、LEDから放射される光は分散して基板10をその直径全体に亘って照明することができる。図6BはLEDからの光が分散されて基板10を照明する様子を示している。更に、上述したように、LEDアレイ150が基板10より小さいという事実を補償するために、LEDアレイ150の外縁の近くでより高出力の又はより多くのLEDを使用してもよい。
構成について説明したが、基板ハンドリング及び加熱システム100の動作を図1及び図7を参照して説明する。最初に、ステップ700に示すように、基板ハンドリングロボット130a−bが基板10をロードロック120a−bから取り出す。これは基板ハンドリングロボット130a−bのアームをそれぞれのロードロック120a−b内に延ばし、基板10を取り出すことによって達成され得る。
基板ハンドリングロボット130a−bはその後、ステップ710に示すように、基板10をアライメントステーション140の上、より詳しくは回転表面141の上に置く。
このアクションは、ステップ720に示すように、アライメントシーケンスを開始し、回転表面141が回転を開始し、検出システム145が駆動される。基板ハンドリングロボット130a−bによるこのアクションはコントローラ160によってLEDアレイ150を駆動するために使用してもよい。上述したように、他の実施形態では、アライメントステーション140の回転表面141の回転はコントローラ160に合図するために使用してもよい。
何れの実施形態でも、コントローラ160はその後、ステップ730に示すように、アライメントステーション140に近接して配置されたLEDアレイ150を点灯する。上述したように、特定の実施形態では、基板10が回転表面141上に置かれる間、LEDアレイ150は基板10の少なくとも一部分の上方に位置してもよい。特定の実施形態では、基板10が回転表面141上に置かれている間、第2のLEDアレイ151は基板10の少なくとも一部分の下方に位置してもよい。特定の実施形態では、複数のLEDアレイを使用してもよい。
その後、ステップ740に示すように、アライメントプロセスが完了し、LEDアレイ150がコントローラ160により消灯される。これらの2つのイベントは同時に終了しないかもしれない。例えば、LEDアレイ150はアライメントプロセスが完了する前に作動停止されてもよい。基板10を加熱する時間量は基板10の現在温度と基板10の目標最終温度とに基づいてもよい。他の実施形態では、アライメントプロセスは、基板が目標温度に達する前に完了してもよい。この実施形態では、回転表面141は基板10の均一な温度プロフィールを保証するために回転し続けてもよい。
その後、基板ハンドリングロボット130a−bは、ステップ750に示すように、アライメントステーション140の回転表面141から基板10を取り出す。基板10はその後、ステップ760に示すように、基板ハンドリングロボット130a−bによってプラテン115の上に置かれる。
基板10の処理が完了すると、基板ハンドリングロボット130a−bは基板10をプラテン115から取り出し、ロードロック120a−bに戻すことができる。特定の実施形態では、基板10をプラテン115に置くために使用される基板ハンドリングロボット130a−bは、基板10をプラテン115から取り出すために使用される基板ハンドリングロボット130a−bと相違させてもよい。
本開示は基板ハンドリング及び加熱システムを、処理前に基板を加熱するという状況に関連して説明しているが、このシステムは他の状況で使用されてもよい。例えば、特定の実施形態では、処理チャンバ110は基板10を低温で処理し得るように0℃未満のような低い温度に維持されることがある。この冷却された基板が処理直後にロードロック120a−bに直接戻される場合、基板上で凝縮が起こり得る。従って、低温処理の場合には、処理後に基板を温めるのが有益である。
基板10の低温処理中に使用されるプロセスが図7及び図8に示されている。最初に、基板10をロードロック120a−bからプラテン115へ移動させるために図7に示すシーケンスが使用される。しかしながら、この実施形態では、基板10は低温で処理されるため、ステップ730は実行されない。基板10の低温処理が終了した後、基板10は、例えば図8に示すシーケンスを用いて、ロードロックに戻される。
最初に、基板10は、ステップ800に示すように、基板はロボット130a−bによってプラテン115から取り出される。基板ハンドリングロボット130a−bはその後、ステップ810に示すように、基板10をアライメントステーション140の上に置く。特定の実施形態では、回転表面141が回転を開始し得る。他の実施形態では、回転表面141は静止したままにしてよい。その後、ステップ820に示すように、LEDアレイ150が駆動され、基板10を温めることができる。このウォーミングプロセス中に、基板のアライメントを実行してもよいし、しなくてもよい。基板10が目標の温度に達した後に、回転表面141は回転していれば停止され、ステップ830に示すように、基板10を基板ハンドリングロボット130a−bによってアライメントステーション140から取り出すことができる。基板ハンドリングロボット130a−bはその後、ステップ840に示すように、温められた基板をロードロック120a−b内に置く。
本願の上記の実施形態は多くの利点を有し得る。第1に、処理前の基板の加熱は一般的な半導体製造プロセスである。この加熱プロセスをアライメントプロセスと統合することによって、処理チャンバのスループットを向上させることができる。更に、加熱プロセスとアライメントプロセスの合体は予備加熱ステーションの除去も可能にする。これらの予備加熱ステーションは、コスト、設置面積及び複雑さを増加する。これらの予備加熱ステーションは処理チャンバ内の空間を消費する。更に、上述したように、基板ハンドリングロボットが処理チャンバにアクセスするので、予備加熱ステーションの場所が制限される。従って、多くの場合、処理チャンバ内の構成配置が混雑になり、空間に余裕がなくなり、処理チャンバのサービス及びメインテナンスが極めて困難になる。加えて、少なくとも2つのモーション(即ち予備加熱ステーションへの往復)がもはや基板ハンドリングロボット130a−bによって実行されないので、処理チャンバ内の基板の流れが簡略化される。
本開示の要旨は本明細書に記載されている具体的な実施形態により特定される範囲に限定されない。実際には、以上の記載及び添付図面の内容から、本明細書に記載された実施形態に加えて、本開示に対する他の様々な実施形態及び変更例が当業者に明らかであろう。従って、このような他の実施形態及び変更例は本開示の範囲に含まれることを意図している。更に、本開示は特定の目的のために特定の環境において特定の実施形態の文脈にて記載されているが、当業者は、その有用性はこれに限定されないこと及び、本開示は多くの目的のために多くの環境において有益に実行可能であることを認識するであろう。従って、以下に記載する請求項は本明細書に記載される本開示の全範囲及び精神に鑑みて解釈されるべきである。

Claims (10)

  1. 処理チャンバと、
    前記処理チャンバ内に配置された基板ハンドリングロボットと、
    前記処理チャンバ内に配置されたアライメントステーションであって、前記アライメントステーションは、基板内の切欠きを用いて前記基板を適切な向きにアライメントし、前記アライメントステーションは、
    前記基板を載置する回転表面と、
    前記基板の一方の側に配置されたエミッタと前記基板の反対側に配置され前記エミッタからの光を受光する検出器とを含む、検出システムとを備える、アライメントステーションと、
    アライメントプロセス中に前記基板を均一に加熱するために前記アライメントステーションの上方に配置された複数のLEDを含むLEDアレイであって、前記LEDアレイは前記基板の全体より小さい前記基板の一部分のみの上方に配置され、前記複数のLEDは前記基板により吸収される波長で発光し、前記LEDアレイからの光は前記検出システムに影響を与えない、LEDアレイと、を備え、
    前記基板は半径を有し、前記LEDアレイは、矩形であり、前記矩形を構成する一方の辺は前記基板の前記半径の2倍より大きい第1の寸法を有し、前記矩形を構成する他方の辺は前記基板の前記半径の2倍より小さい第2の寸法を有する、基板ハンドリング及び加熱システム。
  2. 前記波長は0.4μm〜1.0μmである、請求項1記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  3. 前記回転表面が回転している間前記複数のLEDが点灯される、請求項1記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  4. 前記検出器は前記複数のLEDにより放射される光と異なる第2の波長の光を検出する、請求項2記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  5. 前記検出器は前記複数のLEDにより放射された光を除去するノッチフィルタを備える、請求項2記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  6. 前記複数のLEDは、前記基板の中心部より基板の外側部により多くの光が照明されるようなパターンに配置される、請求項1記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  7. 処理チャンバ内に配置された基板ハンドリングロボットと、
    前記処理チャンバ内に配置されたアライメントステーションであって、前記アライメントステーションは、基板内の切欠きを用いて前記基板を適切な向きにアライメントし、前記アライメントステーションは、
    前記基板を載置する回転表面と、
    前記基板の一方の側に配置されたエミッタと前記基板の反対側に配置され前記エミッタからの光を受光する検出器とを含む、検出システムとを備える、アライメントステーションと、
    アライメントプロセス中に前記基板を加熱するために前記アライメントステーションの上方に配置された複数のLEDを含むLEDアレイであって、前記複数のLEDは前記基板により吸収される波長で発光し、前記LEDアレイは前記基板の一部分の上方に配置されない、LEDアレイと、
    前記LEDアレイを点灯及び消灯するコントローラであって、前記コントローラは、アライメントプロセス中に前記LEDアレイを駆動し、前記基板の均一な温度プロフィールを達成し、前記基板の均一な温度プロフィールを達成するまで、及び、前記アライメントプロセスが完了するまで、前記回転表面が回転し続けるように、前記コントローラは、前記アライメントステーションと通信する、コントローラと、を備え、
    前記基板は半径を有し、前記LEDアレイは、矩形であり、前記矩形を構成する一方の辺は前記基板の前記半径の2倍より大きい第1の寸法を有し、前記矩形を構成する他方の辺は前記基板の前記半径の2倍より小さい第2の寸法を有する、基板ハンドリング及び加熱システム。
  8. 前記コントローラは前記基板ハンドリングロボットと通信し、前記基板ハンドリングロボットの動き又は位置に基づいて前記LEDアレイを点灯する、請求項7記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  9. 前記コントローラは前記回転表面の回転に基づいて前記LEDアレイを点灯する、請求項7記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
  10. 前記コントローラ、前記アライメントステーション及び前記基板ハンドリングロボットは、前記基板が前記アライメントステーションの上に置かれ且つ前記基板が回転されている間、前記コントローラにより前記LEDアレイが点灯されるように、相互通信する、請求項7記載の基板ハンドリング及び加熱システム。
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