JP6782353B2 - ワイヤスレッドインサートを着脱するための工具及びその製造方法 - Google Patents

ワイヤスレッドインサートを着脱するための工具及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤスレッドインサートを着脱するための工具、並びにその製造方法に関する。
ワイヤスレッドインサートを着脱するための様々な工具が従来から知られている。このような工具は通常、駆動部と、ワイヤスレッドインサートに螺合するためのネジ山を設けた受け部とを有するスピンドル本体を備えている。このスピンドル本体内部には、取付ブレードが配置されている。この取付ブレードは、中央に枢動の中心を有する細長い構造を呈している。この中央の枢動中心は、取付ブレードの締結点でもあることが多く、スピンドル本体にリベット留めされたピンによって形成される。係合端が取付ブレードの一端に配置され、ワイヤスレッドインサート内に係合する。取付ブレードの他端にはバネが配置されることが多く、係合端が、バネ付勢によりワイヤスレッドインサート内の係合位置へと予備付勢されるようになっている。
このような工具は、EP 0 153 266、EP 0 153 267、EP 0 153 268 B1、EP 0 615 818、及びDE 10 2011 051 846 B1に記載されている。
上記先行技術文献において、取付ブレードの係合端は、スピンドル本体内の半径方向凹所を通してワイヤスレッドインサートに係合する。そのため、ワイヤスレッドインサートは、例えば対応する切欠きを有する。工具を部品の開口内で回転させて、ワイヤスレッドインサートを着脱すると、工具のトルクは取付ブレードの係合端からワイヤスレッドインサートへと伝達される。取付ブレードの係合端の安定性を確実なものとするために、この係合端は、半径方向に配置されたスピンドル本体の停止面に当接する。この停止面は、スピンドル本体の半径に平行な径方向縦断面及びスピンドル本体の長手軸に平行な軸方向縦断面によってクランプされている。
このように径方向に配置された停止面は、機械的応力負荷、特に停止面にかかる圧力にさらされ、この負荷はスピンドル本体の材質の機械的安定性を越えることが示されている。このような機械的負荷は主にスピンドル本体の接線方向に作用する。これは、ワイヤスレッドインサートを着脱する際に作用するトルクの力によって、係合端が停止面に衝突するためである。この反復する、周期的とも言える負荷によって、径方向凹所の付近に素材疲労及び材料破壊が生じ、これによって工具の寿命が不都合に短縮され、維持費がかさむことになる。そのため、工具をしばらく使用していると、この機械的負荷によって、取付ブレードの係合端に隣接するスピンドル本体が破損してしまう。
ヨーロッパ特許出願公開第0153266号公報 ヨーロッパ特許出願公開第0153267号公報 ヨーロッパ特許第0153268号公報 ヨーロッパ特許出願公開第0615818号公報 ドイツ特許第102011051846号公報
従って、本発明の目的は、従来の工具よりも寿命が長く、摩耗の少ない工具を提供することにある。
上記の目的は、独立請求項1に記載する工具、及び独立請求項8に記載される工具の製造方法によって達成される。本発明の有利な実施態様及びさらなる展開は、以下の詳細な説明、添付図面、及び特許請求の範囲によって明らかになる。
ワイヤスレッドインサートを着脱するための本発明の工具は、以下の特徴を有する。駆動部(5)と、ワイヤスレッドインサートのための受け部(20)とを有するスピンドル本体(10)を備え、受け部(20)は、ワイヤスレッドインサートを取り付けるためのネジ(22)若しくはネジ無し表面を有し、工具はさらに、スピンドル本体(10)内に少なくとも部分的に配置される取付ブレードを備え、取付けブレードは係合端(24)を有し、この係合端により、ワイヤスレッドインサートを取付ブレードによって着脱可能であり、スピンドル本体(10)は、受け部(20)に径方向凹所(30)を有し、径方向凹所に取付ブレードの係合端(24)が少なくとも一時的に配置され、径方向凹所は、スピンドル本体(10)の径方向凹所の領域における機械的応力低減のための、曲線的周囲輪郭(34、38)及び/又は少なくとも一つの解放切欠き(40)を備え、径方向凹所(30)は、周方向に配置された少なくとも一つの停止面(32)を有し、スピンドル本体(10)を回転させると、この停止面に対して係合端(24)が当接可能であり、径方向凹所(30)の周囲輪郭(38)は、少なくとも一つの周方向停止面(32)の外側に弓状に形成されている。
上述の通り、スピンドル本体の径方向凹所は、取付ブレードの係合端が通過できるように、角張った形状となっている。これは窓形状、若しくは角張ったU字型断面を有する。径方向凹所のこの角張ったデザインは特に、係合端が径方向凹所の縁に当接すると、径方向凹所のコーナー領域において機械的応力のピークを生じる。この応力のピークにより、工具の使用中、少なくとも周期的負荷により、スピンドル本体の材料は過負荷となる。この過負荷状態により、スピンドル本体の材料が径方向凹所の領域において破損し、それによりスピンドル本体のひび割れが大きくなり、材料の破損が進み、強度が失われる。本発明の一つの変更例によれば、この径方向凹所を設計するに当たり、このように角張った輪郭は使用しない。代わりに、径方向凹所は曲線的周囲輪郭を有する。この曲線的周囲輪郭により、発生する機械的応力が一点に集中しない。代わりに、発生する機械的応力は、例えば係合端が径方向凹所の縁に当接すると、径方向凹所の縁全体にわたって分散する。このように、存在する機械的応力が広範囲にわたってスピンドル本体へと逃がされ、スピンドル本体の材料における過負荷状態を防止する。
本発明の別の実施態様によれば、スピンドル本体の径方向凹所に、少なくとも一つの解放切欠きを設ける。この解放切欠きは、径方向凹所を角張った輪郭では無くするものでもある。好ましくは、解放切欠きは、径方向凹所の周囲輪郭まで、好ましくは停止面の外側まで、横方向に延在する。これにより、例えば特に応力を受ける領域が押されて動くことによって機械的応力を低減することができるように、径方向凹所の特に縁領域にさらに可動範囲ができる。解放切欠きがあるため、応力を受けた領域を径方向凹所の隣接する縁領域によって保つことができないので、解放切欠きに隣接する凹所の径方向縁領域は、スピンドル本体の弾性材料特性を利用して、機械的応力の負荷を低減する。ここに発生する材料応力は、弾性的材料挙動を利用するのみであって、塑性変形はしないので、この機械的応力は径方向凹所の領域においてスピンドル本体の破損を招くことはない。
本発明によれば、径方向凹所の輪郭は、少なくとも一つの径方向停止面の外側に弓状に形成されている。この弓状の形状により、径方向凹所のコーナー領域に機械的応力が集中することを防ぐ。
本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、少なくとも一つの解放切欠きは、少なくとも一つの停止面の外側に、好ましくは隣接して配置された、径方向凹所の周囲輪郭における窪みである。
ワイヤスレッドインサートの着脱用工具の実際の使用経験に基づいて、径方向凹所の少なくとも一つの径方向停止面にかかるスピンドル本体の機械的応力は限られていることが示されている。この領域に生じる機械的応力を低減するために、径方向停止面の近傍に少なくとも一つの解放切欠きを配置することが好ましい。このように、スピンドル本体が径方向凹所の領域で弾性的に逃げることができるので、径方向停止面にはさらに可動範囲が好ましく生じる。
径方向応力を軽減するために、解放切欠きは、スピンドル本体の軸方向に好ましくは少なくとも部分的に延在し、直線的若しくは曲線的形状である。これに関して、少なくとも一つの解放切欠きが弓状に設計され、この弓は一方向において、少なくとも一つの隣接する停止面から離れる方向に延びていることも好ましい。この好ましい形状は特に、実際に停止面における機械的応力を低減するための鍵となる。また、この形状及び解放切欠きの好ましい深さは、径方向凹所、特に停止面の弾性的挙動、並びにスピンドル本体の機械的応力曲線に好影響を与える、つまり応力低減につながる。
本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、径方向凹所の各停止面に少なくとも一つの解放切欠きを設ける。
本発明はさらに、以下の工程を含むワイヤスレッドインサートを着脱するための工具の製造方法を含む。駆動部と受け部とを有するスピンドル本体を製造する工程を含み、受け部は、ワイヤスレッドインサートを取り付けるためのネジ若しくはネジ無し表面を有し、方法はさらに、受け部内に径方向凹所を形成する工程を含み、この径方向凹所は、スピンドル本体の径方向凹所の領域における機械的応力低減のための、曲線的周囲輪郭及び/又は少なくとも一つの解放切欠きを備え、径方向凹所は、周方向に配置された少なくとも一つの停止面を有し、径方向凹所の周囲輪郭は、少なくとも一つの周方向停止面の外側に弓状に形成されており、方法はさらに、取付ブレードを用意して、取付ブレードの係合端が径方向凹所に少なくとも一時的に配置され、スピンドル本体を回転させると、周方向に配置された少なくとも一つの停止面に対して係合端が当接可能となるように、取付ブレードをスピンドル本体内に配置する工程とを含む。
上述の本発明の製造方法の別の実施態様によれば、径方向凹所に、径方向に配置された少なくとも一つの停止面を設けることが好ましい。さらに解放切欠きには、好ましくはスピンドル本体に対して直線的若しくは曲線的形状の軸方向延長部を設ける。
本発明の好ましい実施態様を、添付図面を参照してより詳細に説明する。
図1は、径方向凹所を有する従来のワイヤスレッドインサートを着脱するための工具を示す。 図2は、従来から知られている工具の受け部を概略的に示す図である。 図3は、従来から知られている図1の工具の受け部を概略的に示す図である。 図4は、本発明の径方向凹所の好ましい実施態様を示す。 図5は、本発明による工具の受け部の別の好ましい実施態様を示す。 図6は、径方向凹所及び解放切欠きを有する受け部の好ましい実施態様を示す。 図7は、径方向凹所及び解放切欠きを有する受け部の好ましい実施態様を示す。 図8aは、径方向凹所における解放切欠きの別の好ましい実施態様を示す。 図8bは、径方向凹所における解放切欠きの別の好ましい実施態様を示す。 本発明の製造方法の好ましい実施態様を示すフローチャートである。
上述の通り、従来からワイヤスレッドインサートを着脱するための様々な工具が知られている。図1にこのような工具1の例を示す。この工具1は、駆動部5によって自動的に及び/又は手動で回転させることができるスピンドル本体10を備える。図1には、駆動ユニットの適当なチャックに固定可能な駆動部5の好ましい実施態様を示す。工具1を手動で回転させるには、工具1の長手軸Lに対して横方向に配置されるバーやアームを設けることが好ましい(図示せず)。
スピンドル本体10は、駆動部5と反対側の端部に、ワイヤスレッドインサート(図示せず)のための受け部20を有する。受け部20は、図1の拡大断面図に表れている。
受け部20は、ワイヤスレッドインサートを回転させる若しくは緩めるためのネジ山2を有する、或いはワイヤスレッドインサートをとり付けるネジ山のない表面(図示せず)を有する。
スピンドル本体内には、通常一つの軸方向切欠き(図示せず)が設けられ、その中に取付ブレード(図示せず)が配置される。このような取付ブレードは、例えばDE 10 2011 051 846 B1、EP 1 838 499 B1、EP 0 153 267 B1、EP 0 615 818 A1、及びWO 2012/062604等の従来技術で知られており、これらの文献は参照により本明細書に組み込まれる。
取付ブレードは、図2及び図3に例示的に示すように、係合端24を有する。この係合端24は、スピンドル本体10内部から、スピンドル本体10の径方向凹所30へ、もしくはこれを越えて外側へと延在する。従来から知られている工具1の構造、及びスピンドル本体10における取付ブレードの配置により、取付ブレードの係合端24は、径方向凹所30内に永久的に若しくは一時的に配置される。スピンドル本体10内において、取付ブレードは意図的に枢動可能、傾斜可能、若しくは一般的に動かすことができる。これに基づいて係合端24は、ワイヤスレッドインサートに係合するように、工具1のデザインに応じて径方向凹所30内で移動する。同様に、係合端24は径方向凹所30からスピンドル本体10内へと引き出すこともできる。その結果、係合端24は少なくとも部分的に径方向凹所30内に配置される。
本発明の別の好ましい実施態様によれば、径方向凹所30は、外周がスピンドル本体10に接する窓の形状(図2)である。別の好ましい実施態様によれば、径方向凹所30は、スピンドル本体10に軸方向に延在する溝状に設計される(図3)。また、例えば工具を一方の回転方向にしか使用しない場合には、径方向凹所30(図示せず)がL字型表面を呈することも好ましい。この場合、L字型径方向凹所30は片側のみに停止面32を有する。通常、径方向凹所30は、スピンドル本体10に径方向に、つまりスピンドル本体10の長手軸に対して垂直に設けた開口である。この径方向開口は、好ましくは係合端24の寸法に合わせた所定の幅、及びスピンドル本体10の長手軸に平行な所定の長さである。
スピンドル本体10は、図1〜図3に矢印D(回転方向)で示されるように、ワイヤスレッドインサートを取り付け及び/又は取り外しするように、その長手軸Lを中心として回転される。この回転運動中に係合端24がワイヤスレッドインサートに係合すると、係合端24は、径方向凹所30の対向配置された停止面32の一方に対して押し付けられ、そこに当接する。好ましくは、径方向凹所30は少なくとも一つの停止面32を有する。工具をワイヤスレッドインサートの取り付け若しくは取り外しの一方のみに使用する場合には、取り付け方向の唯一つの停止面32、若しくは取り外し方向の唯一つの停止面32があれば十分である。反対に、工具1をワイヤスレッドインサートを着脱するために使用する場合には、対向配置された二つの停止面32があることが好ましい。
径方向凹所30の周囲輪郭、つまり対応する周囲外形34は、図1〜図3に示すように既知の工具では角張った設計となっている。この形状により、ワイヤスレッドインサートを着脱する際に係合端24に当接する停止面32は、二つのコーナー領域36によって制限されている。これらコーナー領域36は、工具1の使用中に、スピンドル本体10に機械的応力のピークを生じさせる。
本発明の好ましい実施態様によれば、径方向凹所30には、機械的応力のピークを低減するために丸味部38が設けられている。この丸味部38はコーナー領域36の代わりに配置される。この丸味部38は、角張っておらず、弓状(図4)若しくは曲線的な輪郭を有している。このようにして、停止面32における機械的負荷は、圧力ピークを生じることなく、スピンドル本体10へと偏向される。丸味部38を骨の形状のデザインとすることも好ましい。このような丸味部38は、ネジ山22を有する(図5)若しくは有しない(図4)受け部20のどちらにも使用することができ、或いは外形が閉じた凹所(図4)、若しくは片側に開放した径方向凹所30(図5)にも使用することができる。
本発明の別の好ましい実施態様によれば、受け部20の径方向凹所30は、少なくとも一つの解放切欠き40を有する。解放切欠き40の別の好ましい実施態様を図6及び図7に示す。しかしながら、解放切欠き40の形状は、図示する好ましい実施態様には限定されない。以下において、解放切欠き40を溝状径方向凹所30の例を参照して説明するが、閉じた周囲輪郭34を有する径方向凹所30でも同様である。
好ましくは、解放切欠き40は、停止面32に生じる機械的応力をスピンドル本体10の材料へと低減及び偏向するために停止面32に隣接配置される。よって、解放切欠き40は、好ましくは径方向凹所30の周囲輪郭34に、これに垂直な窪みを形成する。
この少なくとも一つの解放切欠き40も、好ましくはコーナー領域36の代わりに配置される。この態様では、径方向凹所30の停止面32と横方向面33との間の堅固な接続が解放切欠き40によって解放されて、停止面32に追加の可撓性を与え、よってスピンドル本体10の材料特性として動きの自由が与えられる。従って解放切欠き40は、係合端24からの機械的負荷に対して、停止面32をさらに動きやすくする。これにより、機械的応力のピークが、停止面32からスピンドル本体10の軸方向深さ、つまり解放切欠き40の閉じた端部へと移行する。
スピンドル本体10の安定性を支援するために、最適な割れ非感受性に対する特定の硬さと、塑性変形性が低く、対摩耗性が良好であるという特性を組み合わせた材料が好ましい。本発明の好ましい実施態様によれば好ましい硬度50〜58 HRC、好ましくは高度54 HRCの1.2709 ESUで表される析出硬化鋼を使用する。52 HRCの1.2660若しくは1.2767 ESUのマルテンサイト硬化型鋼を使用することも好ましい。或いは、スピンドル本体の材質として、オーダーメードの焼成法によってその特性を得た炭化タングステンを好ましく用いる。
好ましくは、少なくとも一つの解放切欠き40を、各停止面32に配置する、或いは選択した停止面32にのみ隣接して配置する。各コーナー領域36の代わりに、若しくは選択したコーナー領域36の代わりに、一つの解放切欠き40を設けることも好ましい。従って、閉じた径方向凹所30に、停止面32一つ当たり一つ又は二つの解放切欠き40を設けることが好ましい。また、開放溝状の径方向凹所30に、停止面32一つ当たり一つの解放切欠き40を設けることも好ましい。
解放切欠き40は、好ましくはスピンドル本体10の軸方向に、少なくともその長さの一部に沿って延在する。この輪郭は直線状若しくは曲線状であり、両方の輪郭形状の断面の組み合わせを示す。さらに、最初は直線的軸方向輪郭で、弓形断面に移行することが好ましい。この場合、弓の一端が停止面32と反対向きであると有利であることが証明されている(図6及び図7)。
図6及び図7を比較参照すると、解放切欠き40は好ましくはj字型形状(図6参照)若しくはコンマ形状(図7参照)であることがわかる。
解放切欠き40の形状とは別に、本発明の好ましい実施態様を使用して、解放切欠き40よって、スピンドル本体10の材料にかかる機械的応力は、解放切欠き40の深さTがスピンドル本体10の軸方向に増加するにつれて、低減されることが示されている。これは図6及び図7の例示的応力値によってわかる。図6では、深さTが約ネジ1ピッチのところにおいて、機械的応力を420MPaまで低下させることができる。図7では、深さTが約ネジ1.5ピッチのところにおいて、機械的応力を340MPaまで低下させることができる。よって、解放切欠き40の深さをできる限り深くすることが好ましい。深さTの値は、好ましくは0.5・ST≦T≦4・ST、より好ましくは1.0・ST≦T≦3.5・ST、特にT=1.5・STであり、STはスピンドル本体のネジのピッチを示す。好ましくは、解放切欠き40はネジの谷底から始まってネジ山の頂で終わる。解放切欠き40は、好ましくはスピンドル本体10の周囲方向にわたる幅Bが0.15mm≦B≦0.5mm、好ましくはB=0.3mmである。
図8a及び図8bは、解放切欠き40の他の好ましい輪郭の例を示す。従って、図8の解放切欠き40は、曲線的な輪郭で深さT=3.5・STまで延在する。ここでも、停止面32にかかる機械的負荷が許す限り、深さは浅い方が好ましい。図8bは、停止面32に向かって角度を付けた好ましい解放切欠き40を示す。
工具1の好ましい製造法(図9参照)では、まず工程S1において、駆動部5及び受け部20を有するスピンドル本体10を製造する。次いで工程S2において、径方向凹所30を受け部20内に形成する。ここで径方向凹所30は、機械的応力を緩和するための上述の好ましい形状特性のうち少なくとも一つを備える。
別の好ましい方法工程では、径方向凹所30及び解放切欠き40又は丸味部38を有するスピンドル本体10を、ブラスト媒体でブラストする。ブラスト媒体を、好ましくは圧縮空気によって加速させ、スピンドル本体10の外表面へと向ける。このようにして、好ましくはスピンドル本体10の本体縁部が丸められ、及び/又はスピンドル本体10の表面が圧縮される。ブラスト媒体としては、研磨媒体も非研磨媒体も適している。ブラスト媒体の例としては、砂、サンドブラスト媒体、コランダム、プラスチック、及び/又はチルド鋳物又は鋳鋼が挙げられる。好ましいガラスパールによって、スピンドル本体10の表面を僅かに塑性変形させる。このことによって好ましくはスピンドル本体10に内部応力を発生させ、これが表面硬さ及び長期強度を高めることになる。
次いで工程S3において、取付ブレードを用意し、工程S4で取付ブレードの係合端24が径方向凹所30内に配置されるように、スピンドル本体10内に配置する。製造法の観点からは、径方向凹所30に少なくとも一つの径方向停止面32を設けることも好ましい。さらに、上述の解放切欠き40に、直線的若しくは曲線的形状となるように、スピンドル本体10に対して軸方向延長部を設けることも好ましい。
1 工具
5 駆動部
10 スピンドル本体
20 受け部
22 ネジ
24 係合端
30 径方向凹所
32 停止面
33 横方向面
34 周囲輪郭
36 コーナー領域
38 丸味部
40 解放切欠き
L 長手軸
D 回転方向
ST スピンドル本体のネジのピッチ
解放切欠きの幅

Claims (8)

  1. ワイヤスレッドインサートを着脱するための工具(1)であって、
    a. 駆動部(5)と、ワイヤスレッドインサートのための受け部(20)とを有するスピンドル本体(10)を備え、該受け部(20)は、ワイヤスレッドインサートを取り付けるためのネジ(22)若しくはネジ無し表面を有し、該工具はさらに、
    b. スピンドル本体(10)内に少なくとも部分的に配置される取付ブレードを備え、該取付けブレードは係合端(24)を有し、ワイヤスレッドインサートは該係合端を介して取付ブレードによって着脱可能であり、
    c.前記スピンドル本体(10)は、前記受け部(20)に径方向凹所(30)を有し、該径方向凹所に前記取付ブレードの係合端(24)が少なくとも一時的に配置され、前記径方向凹所は、スピンドル本体(10)の前記径方向凹所の領域における機械的応力低減のための、曲線的周囲輪郭(34、38)及び/又は少なくとも一つの解放切欠き(40)を備え、
    d.前記径方向凹所(30)は、周方向に配置された少なくとも一つの停止面(32)を有し、スピンドル本体(10)を回転させると、この停止面に対して係合端(24)が当接可能であり、前記径方向凹所(30)の周囲輪郭(38)は、少なくとも一つの周方向停止面(32)の外側に弓状に形成されていることを特徴とする、工具(1)。
  2. 前記少なくとも一つの解放切欠き(40)は、前記少なくとも一つの停止面(32)の外側に配置された、径方向凹所(30)の周囲輪郭(34)における窪みである、請求項1に記載の工具(1)。
  3. 前記解放切欠き(40)は、スピンドル本体(10)の軸方向に少なくとも部分的に延在し、直線的及び/又は曲線的形状である、請求項1又は2に記載の工具(1)。
  4. 前記解放切欠き(40)は、スピンドル本体(10)の軸方向に少なくとも部分的に延在し、弓状に形成され、該弓は一方向において、前記少なくとも一つの隣接する停止面(32)から離れる方向に延びている、請求項1又は2に記載の工具(1)。
  5. 各停止面(32)に少なくとも一つの解放切欠き(40)を設けた、請求項1〜4のいずれか1項に記載の工具(1)。
  6. 請求項1に記載のワイヤスレッドインサートを着脱するための工具(1)の製造方法であって、該方法は、
    a.駆動部(5)と受け部(20)とを有するスピンドル本体(10)を製造する工程(S1)を含み、前記受け部(20)は、ワイヤスレッドインサートを取り付けるためのネジ(22)若しくはネジ無し表面を有し、該方法はさらに、
    b.前記受け部(20)内に径方向凹所(30)を形成する工程(S2)を含み、該径方向凹所は、スピンドル本体(10)の前記径方向凹所(30)の領域における機械的応力低減のための、曲線的周囲輪郭及び/又は少なくとも一つの解放切欠き(40)を備え、前記径方向凹所(30)は、周方向に配置された少なくとも一つの停止面(32)を有し、前記径方向凹所(30)の周囲輪郭(38)は、少なくとも一つの周方向停止面(32)の外側に弓状に形成されており、前記方法はさらに、
    c.取付ブレードを用意して(S3)、取付ブレードの係合端(24)が径方向凹所(30)に少なくとも一時的に配置され、スピンドル本体(10)を回転させると、周方向に配置された少なくとも一つの前記停止面(32)に対して前記係合端(24)が当接可能となるように、前記取付ブレードをスピンドル本体(10)内に配置する工程(S4)とを含む、工具(1)の製造方法。
  7. 解放切欠き(40)に、直線的若しくは曲線的形状となるように、スピンドル本体(10)に対して軸方向延長部を設ける、請求項6に記載の製造方法。
  8. スピンドル本体(10)を研磨性ブラスト媒体若しくは非研磨性ブラスト媒体でブラストして、スピンドル本体(10)の寿命を改善する、請求項6に記載の製造方法。
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