JP6782066B2 - 屋根下地の施工方法、および屋根下地構造 - Google Patents

屋根下地の施工方法、および屋根下地構造 Download PDF

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本発明は屋根下地の施工方法、および屋根下地構造に関するものである。
木造軸組工法における屋根下地の施工は、一般に柱や梁の上に小屋組、例えば和小屋の場合には小屋束を介するなどして棟木や母屋を組み上げ、さらにその上などに垂木を組み付け、次いで、この垂木の上に野地板を張り、最後に野地板をルーフィング材などの防水シートにより覆うなどしてなされる。また、その断熱は、野地板に沿って断熱材を配置する屋根断熱、あるいは、小屋組の下に野縁を介して張られた天井材の上に断熱材を配置する天井断熱によってなされるのが一般的であるが、近年においては小屋裏現し、すなわち天井材等を設けることなく例えば母屋や垂木、野地板を屋内にそのまま露出させて屋内空間をより広くなどする工法が注目されており、この場合には屋根断熱が採用されて上述の野地板と防水シートの間に断熱材が介装される。なお、上述の母屋や垂木のように屋根荷重を負担する耐力構造部材として、これらに代えて、あるいはこれらと併用して登り梁が用いられることもある。
一方、屋根下地の施工時には、上述のように棟木を組み上げた時点で上棟式をするのが一般的であるが、この際には例えば雨除けのシートを一時的に被せることにより、降雨によって棟木等が濡れてしまうのが防がれる。しかしながら、このように雨除けのシートを被せたり、その後の屋根下地の施工再開に際して剥がしたりするのは、雨除けのシートのサイズが大きい上に、高所作業になることから、多大な手間がかかる。
この点、例えば上棟までの工程として、上述のように棟木や母屋等を組み上げるだけでなく、垂木や野地板、防水シートをも施工してしまえば、雨除けのシートを被せなくとも棟木等が雨に濡れてしまうのを防ぐのが可能である。しかしながら、棟木や母屋等に加え、垂木や野地板、防水シートをも施工するとなると、工数がかかってしまうために、一日で施工を終えるのは極めて困難となる。このため、例えば晴天の日に朝から屋根下地の施工を始めても、施工完了までには日を跨ぐことになってしまい、降雨に備えて雨除けのシートを被せるのが避けられなくなる。
一方、このような屋根下地の施工工数を低減可能なものとして、従来、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、屋根下地の施工は、予め工場で組み立てられて現場へと出荷される断熱パネルを利用してなされる。例えば小屋裏吹抜けに使用される断熱パネルは、垂木ところび止めにより構成された矩形近似の枠体の内部に断熱材を配設し、その一面側を構造面材(野地板)により閉塞して形成される。
施工に際しては、上述の構造面材を母屋に向けた姿勢で断熱パネルを順次母屋に載置し、屋根側から構造面材や垂木を貫通して母屋や桁に釘を打ち込むなどすることにより、断熱パネル、すなわち断熱材、構造面材、垂木、およびころび止めの屋根骨格への取り付けが同時に完了する。この後、遮熱シートで断熱材の天面を覆い、最後に、野地合板を貼付するとともにルーフィング施工を行うと、屋根下地の現場施工が完了する。
特開2011-32755号公報
しかしながら、上述の従来例においても、断熱パネルはサイズがあまり大きくないために、多数を取り付けなければならず、このため工数がややかかってしまう。また、仮に断熱パネルのサイズを大きくしたとしても、上述のように雨濡れを防ぐためには、断熱パネルの取り付け後に、さらに遮熱シートや野地合板の貼付、ルーフィング施工までをもしなければならないことから、上記従来例は、工数があまり低減できず、上述同様、雨除けのシートを被せるのが避けられなくなりやすいという欠点がある。
さらに、上述した枠体は、その構造上、垂木ところび止めとの接合部、すなわち節点において回転するおそれがある上に、垂木ところび止めの双方に取り付けられる構造面材についても、野地板一般がそうであるように板厚があまり厚くはなく、上述の回転を確実に防げるほどの剛性までは期待できないものと思われる。このため、上述のように断熱パネルのサイズを大きくしてしまうと、断熱パネル単体としての強度の低下が懸念される。
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、工数をより削減することが可能な屋根下地の施工方法、および屋根下地構造の提供を目的とする。
本発明によれば、上記目的は、
複数の板材7を幅はぎあるいは縦継ぎして屋根全面を覆う広さの一枚板に形成された野地板1の上面に防水性能を備えた発泡プラスチック系の断熱材を貼り付けるとともに、目地にシーリング材を充填させて形成され、野地板1の厚さを厚くすることにより高剛性としてクレーンによる吊り上げを可能にした下地板ユニット3を用意しておき、
棟木4および母屋5をクレーンを利用して組み上げた後、
前記クレーンを利用して前記下地板ユニット3を棟木4および母屋5の上方に張り、
次いで、前記断熱材の上方に適宜間隔を隔てて第2の野地板9を張って屋根通気層を形成し、
この後、ルーフィング材からなる防水シート10を施工する屋根下地の施工方法を提供することにより達成される。
本発明によれば、屋根下地の施工は、棟木4および母屋5を組み上げた後、その上方に下地板ユニット3を張ってなされ、これらのいずれをもクレーン6を利用してなされる。上記下地板ユニット3は、野地板1と防水機能材料2とを含み、野地板1が板厚tを厚くして高剛性に形成されることにより強度が高められるとともに、防水機能をも備える。
したがって本発明によれば、下地板ユニット3を棟木4等の上方に張るという作業だけで速やかに棟木4等を雨濡れから防ぐことができる。また、下地板ユニット3を張る際にはクレーン6が利用されることにより、屋根下地ユニットの面積を広くしても、言い換えればその重量が大きくなっても、迅速に作業を進めることができる。さらに、下地板ユニット3は野地板1によって強度を高くされるために、クレーン6で吊り上げる際に吊り治具等を介して局所的に応力が加わってしまったようなときにも、簡単に破損してしまうようなことがない。なお、棟木4等の組み上げの際には、従来より一般にクレーン6が利用されることから、本発明によれば下地板ユニット3にも利用することでクレーン6をより有効活用することもできる。
また、以上によれば、下地板ユニット3として雨除けのシートのように面積を広いものを採用し、これをクレーン6により手軽に吊り下げてあたかも傘のようにして棟木4等に被せることができるために、棟上げから棟木4等の雨濡れ防止処理までにあまり工数がかかることがなく、これらの作業を一日で難なく完了することができる。なお、下地板ユニット3を張る際には、従来において棟木4等に野地板1を張るときに要求されるようなしっかりとした固定強度ですれば、野地板等の施工が完了となるが、棟上げ時の一時的な雨除けであることを考慮すれば仮止め程度にしても足り、これによれば工数をさらに削減できる。この場合には、上棟式を終えた後などに改めて固定強度を補充するための補完的な固定作業をすれば足りる。
また、上述のように野地板1が高剛性であることにより、屋根荷重を野地板1によっても負担することができ、これにより、母屋5や垂木の数量を減らしたり、あるいは構造上より補助的なものに過ぎない垂木について不要にすることも可能になり、工数削減をさらに進められる余地がある。なお、上述のように野地板1の板厚tを厚くすることにより、耐火性能を高めることもできる。
さらに、上述のように下地板ユニット3としてサイズの大きいものを使用して施工の手間を省くことができる本発明において、下地板ユニット3の野地板1は、例えば、板材7を幅はぎあるいは縦継ぎして形成することにより、その面積を広くすることができる。
加えて、上記下地板ユニット3は、野地板1の上面を防水機能材料2、例えば防水シートで覆って形成することが可能であるが、このような防水シートに代えて、防水機能に加えて断熱機能をも兼ね備えた押出法ポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォームなどの発泡プラスチック系の断熱材を活用することもできる。これによれば、下地板ユニット3によって屋根断熱が実現されることから、野地板1の裏面側を現しにすることも簡単であり、これにより天井材の施工を不要にして、よりさらに工数を少なくすることが可能になる。
また、この場合、その防水性能の程度を考慮すれば、発泡プラスチック系の断熱材は、上棟の際に一時的に遮水処理するためのものとして利用するのが好ましく、屋根の最終的な防水処理には別途ルーフィング材などの防水シートを用いることが好ましい。また、このような遮水機能を備えた発泡プラスチック系の断熱材は、上棟後には、例えば屋根通気の流路底面を遮水するためのものとして活用することが可能であり、この場合には、下地板ユニット3の上方に屋根通気層8を隔てて第2の野地板9、防水シート10を施工すれば足りる。
なお、以上においては、棟木4とともに下地板ユニット3の取り付け下地となる構造耐力部材として母屋5を用いる場合を示したが、登り梁11を採用することもできる。
また、上述した目的を達成するために、
棟木4および母屋5と、
前記棟木4および母屋5の上方に張られる下地板ユニット3の適数とを有し、
前記下地板ユニット3は、板材7を幅はぎあるいは縦継ぎし、かつ、板厚tを厚くして高剛性に形成された野地板1の上面を防水機能材料2により覆って形成される屋根下地構造を構成することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、工数をより削減することが可能で、かつ、強度にも優れた屋根下地の施工方法、および屋根下地構造を提供することができ、住宅建築の生産性を高めることができる。
屋根下地の施工手順を示す図である。 下地板ユニットを示す図で、(a)は側面図、(b)はその取り付け作業を説明する斜視図である。 下地板ユニットによる防水機能を説明する側面図である。 上棟式後に再開される屋根下地施工内容を説明する分解斜視図である。 屋根の構造を示す要部断面図である。 変形例を示す図で、(a)は第1の変形例における上棟時の屋根下地の側面図、(b)は第2の変形例における上棟時の屋根下地の側面図である。
図1ないし図5に本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、在来工法からなる家屋の屋根には、図2に示すように片流れ屋根が採用され、また、小屋裏が現しにされる。
図1に示すように、屋根下地の製作は、現場施工前に製材所等において下地板ユニット3を製作することから始められる(ステップS-1)。家屋の構造上、屋根下地の施工は、基礎や土台、さらには柱や梁などによる主要部分の完成を待ってなされるために、下地板ユニット3の製作は、このような前段階の施工期間を利用して進められる。
上記下地板ユニット3は、図2(a)に示すように、野地板1の上面に断熱材(防水機能材料2)を接着剤により貼り付けて形成される。上記野地板1は、一般的なものが9ミリから15ミリまでの厚さ程度に形成されるのに対し、これよりも格段厚い30ミリ以上の板厚tに形成されて剛性が高められる。この野地板1には、この実施の形態においては集成材、より正確には構造用集成材および直交集成板が用いられ、幅はぎにより集成材および直交集成板の板材7同士が接合されて屋根全面を覆う広さの一枚板にされる。なお、図2(a)において20が幅はぎ部分である。
また、上記断熱材2は、断熱機能に加えて適宜の防水機能をも備えたボード状の押出法ポリスチレンフォームからなる。この断熱材2は、上述した板材7の各々と同じ程度のサイズの複数枚からなり、野地板1の上面に敷き詰められる。なお、上述のように野地板1が厚く形成されてその熱抵抗が高くされることから、断熱性能を考慮した断熱材2の厚さは薄くされる。その目地には、防水性を備えたウレタン等からなるシーリング材が充填される。
屋根下地の施工は、上述のようにして製作した下地板ユニット3を屋根下地施工日の朝に現場搬入することで準備が整う(ステップS-2)。現場施工は、先ず最初に小屋組の施工をすることから始まる(ステップS-3)。小屋組は、この実施の形態においては和小屋であり、図2(b)に示すように、梁21(小屋梁)に小屋束22を介して棟木4や母屋5を組み付けた後、これら棟木4や母屋5に垂木23を組み付けて施工される。母屋5は軒棟方向に所定間隔で配置され、また、この小屋組の施工に際しては、棟木4や母屋5といった比較的重量のある木材を組み付け位置である小屋束22の上面まで移動させるためにクレーン6が利用される。一方、垂木23には比較的断面積の小さいものが使用される。また、以上の棟木4、母屋5、および垂木23は、上述のように小屋裏現しにされるために、防腐、防カビ、防虫剤を含浸させたり、このような性能を備えた塗料を塗ることにより、化粧を施したものが使用される。
なお、この実施の形態において、上述の垂木23の組み付けは、図2(b)に示すように棟木4や母屋5の上面に載せるようにしてなされるが、棟木4や母屋5の間に収まるように、言い換えれば垂木23と母屋5等のそれぞれの上面が同一面となるようになどしても足りる。また、小屋組には、小屋梁や筋交い、火打ち梁などを含めても足りる。図2(b)において24は桁(梁)、25は柱、26は間柱である。
小屋組の施工が完成したら、次に、小屋組の上に下地板ユニット3が設置される(ステップS-4)。下地板ユニット3を小屋組の上まで運ぶ際には、図2(b)に示すように上述したクレーン6が再度利用される。下地板ユニット3の設置は、断熱材を上に向けた姿勢にして野地板1を垂木23の上に載せた後、例えば屋根側から下地板ユニット3を貫通して垂木23や母屋5にビス27を打ち込むことによりなされる。なお、図2(b)において28はクレーンのワイヤロープであり、図示省略の吊り治具を介して下地板ユニット3に連結される。また、図2(b)におけるビス27は、下地板ユニット3の仮止めのためのものである。
以上のようにして下地板ユニット3の設置が完了したら、この実施の形態においては、ここで棟上げとなる(ステップS-5)。上述のようにクレーン6を多用し、また、下地板ユニット3が単一であるために、ここまでの屋根下地の施工は1日で難なく完了することができる。また、以上において述べた屋根下地施工日が作業に適した晴天であっても、その夜間や翌日が雨天になる可能性もあるところ、上述のように断熱材2は適宜の防水機能を備えており、これが最上部に位置することから、図3に示すように、棟木4や母屋5、野地板1が降雨によって濡れてしまうのが防がれる。
この後、上棟式を終えたら、屋根下地の施工が再開され、先ずはビス27を追加して下地板ユニット3を垂木23等に強固に固定した上で、続いて屋根通気層8が施工される(ステップS-6)。屋根通気層8は、図4に示すように、通気胴縁29を介して断熱材2の上方に所定間隔を隔てて第2の野地板9の適数枚を張ることにより施工される。これにより、屋根通気層8は、上述の断熱材2が底面に露出することになり、雨水が浸入してしまったときにも、その遮水性によって野地板1等が濡れるのが防がれる。
以上のようにして屋根通気層8が完成したら、図4に示すように、最後にルーフィング材からなる防水シート10を施工する(ステップS-7)ことにより、屋根下地が完成する。
また、屋根の施工は、以上のようにして屋根下地が完成すると、大工から屋根施工業者へと受け継がれ、屋根施工業者により例えば、図4に示すように、ガルバリウム鋼板等の屋根材30を屋根下地の上面にビス留め等することで完了する(ステップS-8)。
図4は完成した屋根の構造を示すもので、屋根は、剛性の高い野地板1が構造耐力部材としても機能し、屋根の自重に加え、屋根面に作用する風圧力、積雪荷重、あるいは地震時の水平荷重などの外力をもしっかりと支えて柱25(26)や壁31に伝えることができ、また、例えば太陽光パネルを取り付けたいようなときにも、比較的簡単にその取付強度を確保することができる。さらに、上述のように小屋裏現しにしたことより、野地板1を含めて屋根の構造耐力部材は呼吸が可能になるために、その強度を長期に渡って比較的良好に維持することができる。なお、図5において32は鼻隠しであり、例えば第2の野地板9を張る際に取り付けられる。また、33は面戸板、35は内装壁材、36は断熱材、37は構造用合板、38は透湿防水シート、39は外壁材、40は壁面通気層であり、この実施の形態において壁31は真壁にされる。
図6(a)に本発明の第1の変形例を示す。なお、この変形例および後述する他の変形例において、上述した実施の形態と同一の要素は図中に同一の符号を付して説明を省略する。この第1の変形例は、上述した野地板1を構造耐力部材として利用することにより、和小屋における垂木23を省略したものであり、棟木4や母屋5の上に下地板ユニット3が直接配置される。したがってこの第1の変形例においては、垂木23の施工が不要となるために、工数をより削減することができる。
図6(b)に本発明の第2の変形例を示す。この第2の変形例は小屋組に登り梁11を使用したもので、登り梁11が棟方向に所定間隔で配置される。これにより和小屋は垂木23が省略されるとともに、母屋5の数量も少なくされる。なお、この変形例では登り梁11の上面が棟木4や母屋5の上面と同一面になるようにされ、また、登り梁11の下端が桁(梁)24の上面に載せられるが、登り梁11を棟木4や母屋5の上面に載せたり、その上面が桁(梁)24の上面と同一面になるようにしても足りる。
なお、以上において述べた実施の形態や変形例においては、屋根に片流れ屋根や小屋裏現しを採用した場合を示したが、切妻屋根など他の種類のものを採用したり、天井材を張って小屋裏を隠しても足りる。
1 野地板
2 防水機能材料
3 下地板ユニット
4 棟木
5 母屋
6 クレーン
7 板材
8 屋根通気層
9 第2の野地板
10 防水シート
11 登り梁
t 板厚

Claims (2)

  1. 複数の板材を幅はぎあるいは縦継ぎして屋根全面を覆う広さの一枚板に形成された野地板の上面に防水性能を備えた発泡プラスチック系の断熱材を貼り付けるとともに、目地にシーリング材を充填させて形成され、野地板の厚さを厚くすることにより高剛性としてクレーンによる吊り上げを可能にした下地板ユニットを用意しておき、
    棟木および母屋をクレーンを利用して組み上げた後、
    前記クレーンを利用して前記下地板ユニットを棟木および母屋の上方に張り、
    次いで、前記断熱材の上方に適宜間隔を隔てて第2の野地板を張って屋根通気層を形成し、
    この後、ルーフィング材からなる防水シートを施工する屋根下地の施工方法。
  2. 前記母屋に代えて登り梁を用いる請求項1記載の屋根下地の施工方法。
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