JP6781945B2 - 蓄電装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の蓄電素子を備えた蓄電装置の製造方法に関する。
従来、複数の単電池が直列接続された組電池の製造方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の製造方法は、複数の単電池の自己放電速度を測定するに際して、各単電池の充電状態を40%以上の充電状態で測定することと、自己放電の貯蔵期間が7日以上であることと、測定した自己放電速度に対して貯蔵温度に応じた補正を行うことと、補正後の自己放電速度の範囲が電池容量の0.033%mAh/D以内の複数の単電池を選別して組み合わせ上記直列接続された組電池とすることとを含む。
特許文献1に記載の製造方法では、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を製造できる。しかしながら、特許文献1に記載の製造方法は、自己放電の貯蔵期間が7日以上であり、長時間を要する。
特開2010−086862号公報
本実施形態は、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を比較的短時間で製造できる、蓄電装置の製造方法を提供することを課題とする。
本実施形態の蓄電装置の製造方法は、複数の蓄電素子のそれぞれについて所定充電容量での開回路電圧を測定することと、開回路電圧の測定値が所定範囲に入る複数の蓄電素子を選ぶことと、選ばれた複数の蓄電素子を用いて蓄電装置を組み立てることと、を備え、選ばれた蓄電素子の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が上記の所定範囲となるように、複数の蓄電素子を選ぶ。
上記の製造方法では、開回路電圧の測定値が所定範囲に入る複数の蓄電素子を選ぶ。このとき、選ばれた蓄電素子の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が上記の所定範囲となるように、複数の蓄電素子を選ぶ。選ばれた複数の蓄電素子では、開回路電圧の測定値が所定範囲内であるため、複数の蓄電素子の性能のばらつきが比較的小さい。また、所定充電容量での開回路電圧の測定は、比較的短い時間で行うことができる。従って、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子を比較的短時間で選ぶことができる。このように、上記の製造方法によれば、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を比較的短時間で製造できる。
上記の蓄電装置の製造方法では、所定充電容量は、20%以上80%以下の充電容量であってもよい。これにより、より確実に、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を比較的短時間で製造できる。
他実施形態の蓄電装置の製造方法は、複数の蓄電素子のそれぞれについて所定開回路電圧となるように充電又は放電を行うことと、充電又は放電後の充電容量のばらつきが20%以下となるように複数の蓄電素子を選ぶことと、選ばれた複数の蓄電素子を用いて蓄電装置を組み立てることと、を備える。
上記実施形態によれば、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を比較的短時間で製造できる。
図1は、本発明の一実施形態で用いる蓄電装置の斜視図である。 図2は、同実施形態で用いる蓄電装置の内部スペーサ及び外部スペーサ及び蓄電素子の斜視図である。 図3は、同実施形態で用いる蓄電装置の内部スペーサ及び外部スペーサ及び蓄電素子の斜視図である。 図4は、同実施形態で用いる蓄電装置における蓄電素子の斜視図である。 図5は、同実施形態で用いる蓄電装置における蓄電素子の正面図である。 図6は、図4のVI−VI線位置の断面図である。 図7は、図3のVII−VII線位置の断面図である。 図8は、蓄電素子における電極体の構成を説明するための図である。 図9は、図8のIX−IX線位置の断面図である。 図10は、蓄電装置の製造方法の工程を表したフローチャート図である。 図11は、蓄電素子のSOC−OCV曲線の一例である。 図12は、蓄電装置の製造方法(他実施形態)の工程を表したフローチャート図である。
以下、本発明の製造方法の一実施形態で製造される蓄電装置、蓄電素子について、図面を参照しつつ説明する。尚、本実施形態で製造される蓄電素子や蓄電装置の各構成部材(各構成要素)の名称は、本実施形態におけるものであり、背景技術における各構成部材(各構成要素)の名称と異なる場合がある。
蓄電装置100は、図1〜図3に示すように、蓄電素子1と、該蓄電素子1に隣り合うスペーサ2と、蓄電素子1及びスペーサ2をひとまとめに保持する保持部材3とを備える。保持部材3は、導電材料により成形される。これに伴い、蓄電装置100は、蓄電素子1と保持部材3との間に配置されるインシュレータ4を2つ備える。
蓄電素子1は、図4〜図9に示すように、正極11及び負極12を含む電極体20と、電極体20を収容するケース8と、ケース8の外面上に配置された一対の外部端子7とを備える。
ケース8は、開口を有するケース本体80と、ケース本体80の開口を閉じる蓋板81であって、外面上に一対の外部端子7が配置される蓋板81とを有する。ケース本体80は、筒状の胴部801と、胴部801の一方の開口を塞ぐ底部802とを有する。蓋板81は、長方形状である。
蓄電装置100は、複数の蓄電素子1を備える。複数の蓄電素子1の個数は、通常、3以上25以下である。複数の蓄電素子1は、一方向に整列する。本実施形態において、複数の蓄電素子1は、ケース8の蓋板81の短辺を一方向に向けて整列している。蓄電装置100は、隣り合う二つの蓄電素子1の外部端子7同士を電気的に接続するバスバー9を備える。複数の蓄電素子1,1は、電気的に直列に接続されている。
なお、以下の説明において、便宜上、蓄電素子1の整列する方向(第一方向)をX軸方向という。また、蓄電素子1の整列する方向(X軸方向)と直交する二軸方向のうちの一つの方向(第二方向)をY軸方向といい、残りの一つの方向(第三方向)をZ軸方向ということとする。これに伴い、各図面には、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向のそれぞれに対応する直交三軸(座標軸)が補助的に図示されている。
蓄電装置100は、図2及び図3に示すように、2種類のスペーサ2(2A,2B)を備える。すなわち、蓄電装置100は、二つの蓄電素子1間に配置されるスペーサ(以下、内部スペーサという)2Aと、複数の蓄電素子1のうちの最も端にある蓄電素子1と隣り合うスペーサ(以下、外部スペーサという)2Bとをスペーサ2として備える。
保持部材3は、金属製である。保持部材3は、図2に示すように、一対の外部スペーサ2Bと隣り合うようにそれぞれ配置される2つの終端部材30と、終端部材30の間に配置される2つのフレーム31とを備える。
各フレーム31は、一対の終端部材30間に亘って延びる2つの接続部310,311を有する。一方の接続部310は、蓄電素子1の蓋板81と対応する位置に配置され、他方の接続部311は、蓄電素子1の底部802と対応する位置に配置される。また、各フレーム31は、2つの接続部310,311を繋ぐ2つの支持部312を有する。各フレーム31は、2つの接続部310,311に2つの支持部312が繋がることによって枠体状に形成される。
各フレーム31は、2つの接続部310,311を繋ぐ補強部313を有する。各フレーム31では、補強部313によって、2つの接続部310,311が変形することを抑えている。
フレーム31は、終端部材30に連結される。該連結では、終端部材30の角部に形成された穴と、フレーム31の角部に形成された穴とにボルトを挿通し、挿通したボルトにナットを螺号させる。
インシュレータ4は、絶縁性を有する材料で構成されている。各インシュレータ4は、フレーム31と同様に、枠体状に形成される。
続いて、蓄電素子1について詳しく説明する。蓄電素子1には、二次電池、キャパシタ等がある。本実施形態では、蓄電素子の一例として、充放電可能な二次電池について説明する。
本実施形態で用いる蓄電素子1は、非水電解質二次電池である。より詳しくは、蓄電素子1は、リチウムイオンの移動に伴って生じる電子移動を利用したリチウムイオン二次電池である。この種の蓄電素子1は、電気エネルギーを供給する。蓄電装置100では、該蓄電装置100に用いられる蓄電素子1が電気エネルギーを供給する。
蓄電素子1は、正極11と負極12とを含む電極体20と、電極体20を収容するケース8と、ケース8の外側に配置される外部端子7であって電極体20と導通する外部端子7と、を備える。また、蓄電素子1は、電極体20、ケース8、及び外部端子7の他に、電極体20と外部端子7とを導通させる集電体5等を有する。
電極体20は、正極11と負極12とがセパレータ14によって互いに絶縁された状態で積層された積層体22が巻回されることによって形成される。
正極11は、金属箔111と、金属箔111に重ねられ活物質を含む活物質層112とを有する。活物質層112は、金属箔111の両側の面にそれぞれ重なる。
金属箔111は帯状である。正極11の金属箔111は、例えば、アルミニウム箔である。正極11は、帯形状の短手方向である幅方向の一方の端縁部に、正極活物質層112の非被覆部(正極活物質層が形成されていない部位)115を有する。
正極活物質層112は、通常、活物質を85質量%以上95質量%以下含み、導電助剤を4.5質量%以上9質量%以下含み、バインダを3質量%以上4.5質量%以下含む。
正極11の活物質は、リチウムイオンを吸蔵放出可能な化合物である。正極11の活物質は、例えば、LiMeO(Meは、1又は2以上の遷移金属を表す)によって表される複合酸化物(LiNi、LiMn、LiCo、LiNiMnCo等)、又は、LiMe(XO(Meは、1又は2以上の遷移金属を表し、Xは例えばP、Si、B、Vを表す)によって表されるポリアニオン化合物(LiFePO、LiMnPO、LiMnSiO、LiCoPOF等)である。正極11の活物質は、例えばリン酸鉄リチウムである。
正極活物質層112に用いられるバインダは、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エチレンとビニルアルコールとの共重合体、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、スチレンブタジエンゴム(SBR)である。本実施形態では、バインダは、ポリフッ化ビニリデンである。
正極活物質層112は、ケッチェンブラック(登録商標)、アセチレンブラック、黒鉛等の導電助剤をさらに有してもよい。本実施形態では、正極活物質層112は、導電助剤としてアセチレンブラックを有する。
負極12は、金属箔121と、金属箔121に重ねられ且つ活物質を含む負極活物質層122と、を有する。本実施形態では、負極12は、金属箔121の両面にそれぞれ重ねられた負極活物質層122を有する。金属箔121は帯状である。本実施形態では、負極の金属箔121は、例えば、銅箔である。負極12は、帯形状の短手方向である幅方向の他方(正極11の非被覆部115と反対側)の端縁部に、負極活物質層122の非被覆部(負極活物質層が形成されていない部位)125を有する。
負極活物質層122は、活物質と、バインダと、を含む。負極活物質層122は、通常、活物質を90質量%以上95質量%以下含む。負極活物質層122は、通常、バインダを5質量%以上10質量%以下含む。
負極12の活物質は、負極12において充電反応及び放電反応の電極反応に寄与し得るものである。本実施形態では、負極の活物質は、難黒鉛化炭素である。
負極活物質層122に用いられるバインダは、正極活物質層112に用いられたバインダと同様のものである。本実施形態では、バインダは、ポリフッ化ビニリデンである。
負極活物質層122は、ケッチェンブラック(登録商標)、アセチレンブラック、黒鉛等の導電助剤をさらに有してもよい。
電極体20では、以上のように構成される正極11と負極12とがセパレータ14によって絶縁された状態で巻回される。即ち、電極体20では、正極11、負極12、及びセパレータ14の積層体22が巻回される。
セパレータ14は、絶縁性を有する部材である。セパレータ14は、例えば、織物、不織布、又は多孔膜によって多孔質に構成される。セパレータ14は、帯状である。セパレータ14は、正極11と負極12との間に配置される。これにより、電極体20(詳しくは、積層体22)において、正極11と負極12とが互いに絶縁される。また、セパレータ14は、多孔質であることから、ケース8内において、電解液を保持する。これにより、蓄電素子1の充放電時において、リチウムイオンが、セパレータ14を挟んで交互に積層される正極11と負極12との間を移動する。
セパレータ14の幅(帯形状の短手方向の寸法)は、負極活物質層122の幅より僅かに大きい。セパレータ14は、正極活物質層112及び負極活物質層122が重なるように幅方向に位置ずれした状態で重ね合わされた正極11と負極12との間に配置される。
正極11と負極12とが積層された状態で、図8に示すように、正極11の非被覆部115と負極12の非被覆部125とは重なっていない。即ち、正極11の非被覆部115が、正極11と負極12との重なる領域から幅方向に突出し、且つ、負極12の非被覆部125が、正極11と負極12との重なる領域から幅方向(正極11の非被覆部115の突出方向と反対の方向)に突出する。積層された状態の正極11、負極12、及びセパレータ14、即ち、積層体22が巻回されることによって、電極体20が形成される。正極11の非被覆部115又は負極12の非被覆部125のみが積層された部位によって、電極体20における非被覆積層部26が構成される。
非被覆積層部26は、電極体20における集電体5と導通される部位である。非被覆積層部26は、巻回された正極11、負極12、及びセパレータ14の巻回中心方向視において、中空部27(図8参照)を挟んで二つの部位(二分された非被覆積層部)261に区分けされる。
以上のように構成される非被覆積層部26は、電極体20の各極に設けられる。即ち、正極11の非被覆部115のみが積層された非被覆積層部26が電極体20における正極11の非被覆積層部を構成し、負極12の非被覆部125のみが積層された非被覆積層部26が電極体20における負極12の非被覆積層部を構成する。
ケース8は、電極体20及び集電体5等と共に、電解液を内部空間に収容する。ケース8は、電解液に耐性を有する金属によって形成される。
電解液は、非水溶液系電解液である。電解液は、有機溶媒に電解質塩を溶解させることによって得られる。有機溶媒は、例えば、プロピレンカーボネート及びエチレンカーボネートなどの環状炭酸エステル類、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートなどの鎖状カーボネート類である。電解質塩は、LiClO、LiBF、及びLiPF等である。電解液は、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートを所定の割合で混合した混合溶媒に、0.5〜1.5mol/LのLiPFを溶解させたものである。
ケース8は、ケース本体80の開口周縁部と、蓋板81の周縁部とを重ね合わせた状態で接合することによって形成される。また、ケース8は、ケース本体80と蓋板81とによって画定される内部空間を有する。本実施形態では、ケース本体80の開口周縁部と蓋板81の周縁部とは、溶接によって接合される。
蓋板81は、ケース8内のガスを外部に排出可能なガス排出弁82を有する。ガス排出弁82は、ケース8の内部圧力が所定の圧力まで上昇したときに、該ケース8内から外部にガスを排出する。ガス排出弁82は、Y軸方向における蓋板81の中央部に設けられる。
ケース8には、電解液を注入するための注液孔が設けられる。注液孔は、ケース8の内部と外部とを連通する。注液孔は、蓋板81に設けられる。注液孔は、注液栓83によって密閉される(塞がれる)。注液栓83は、溶接によってケース8(本実施形態の例では蓋板81)に固定される。
外部端子7は、他の蓄電素子1の外部端子7又は外部機器等と電気的に接続される部位である。外部端子7は、導電性を有する部材によって形成される。例えば、外部端子7は、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料、銅又は銅合金等の銅系金属材料等の溶接性の高い金属材料によって形成される。
外部端子7は、バスバー9等が溶接可能な面71を有する。面71は、平面である。外部端子7は、蓋板81に沿って拡がる板状である。詳しくは、外部端子7は、Z軸方向視において矩形状の板状である。
集電体5は、ケース8内に配置され、電極体20と通電可能に直接又は間接に接続される。本実施形態では、集電体5は、クリップ部材50を介して電極体20と通電可能に接続される。即ち、蓄電素子1は、電極体20と集電体5とを通電可能に接続するクリップ部材50を備える。
集電体5は、導電性を有する部材によって形成される。集電体5は、蓄電素子1の正極11と負極12とにそれぞれ電気的につながるように配置される。蓄電素子1では、ケース8内において、電極体20の正極11の非被覆積層部26と、負極12の非被覆積層部26とにそれぞれ配置される。
蓄電素子1では、袋状の絶縁カバー6に収容された状態の電極体20(詳しくは、電極体20及び集電体5)がケース8内に収容される。
次に、上記蓄電装置100(電池モジュール)の製造方法について説明する。
蓄電装置100の製造方法は、複数の蓄電素子のそれぞれについて所定充電容量での開回路電圧を測定すること(ステップ1 S1)と、開回路電圧の測定値が所定範囲に入る複数の蓄電素子を選ぶこと(ステップ2 S2)と、選ばれた複数の蓄電素子を用いて蓄電装置を組み立てること(ステップ3 S3)と、を備える。ステップ2では、選ばれた蓄電素子の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が所定範囲となるように、複数の蓄電素子を選ぶ。
蓄電装置100の製造方法では、まず、蓄電素子1を作製する。詳しくは、蓄電素子1の作製では、活物質を含む合剤を金属箔に塗布して活物質層を形成し、電極(正極11及び負極12)を作る。次に、正極11、セパレータ14、及び負極12を重ね合わせて電極体20を形成する。続いて、電極体20をケース8に入れ、ケース8に電解液を入れることによって蓄電素子1を組み立てる。
電極(正極11)の作製では、金属箔の両面に、活物質とバインダと溶媒とを含む合剤をそれぞれ塗布することによって活物質層(正極活物質層112)を形成する。活物質層を形成するための塗布方法としては、一般的な方法を採用することができる。塗布された活物質層を所定の圧力でロールプレスする。負極も同様にして作製する。
電極体20の形成では、正極11と負極12との間にセパレータ14を挟み込んだ積層体22を巻回することにより、電極体20を形成する。詳しくは、正極活物質層112と負極活物質層122とがセパレータ14を介して互いに向き合うように、正極11とセパレータ14と負極12とを重ね合わせ、積層体22を作る。続いて、積層体22を巻回して、電極体20を形成する。
蓄電素子1の組み立てでは、ケース8のケース本体80に電極体20を入れ、ケース本体80の開口を蓋板81で塞ぎ、電解液をケース8内に注入する。ケース本体80の開口を蓋板81で塞ぐときには、ケース本体80の内部に電極体20を入れ、正極11と一方の外部端子7とを導通させ、且つ、負極12と他方の外部端子7とを導通させた状態で、ケース本体80の開口を蓋板81で塞ぐ。電解液をケース8内へ注入するときには、ケース8の蓋板81の注入孔から電解液をケース8内に注入する。
次に、作製した複数の蓄電素子から選んだ複数の蓄電素子を用いて蓄電装置100を組み立てる。
ステップ1では、複数の蓄電素子のそれぞれについて所定充電容量での開回路電圧を測定する。ステップ1では、上記の所定充電容量は、20%以上80%以下の充電容量であってもよい。斯かる所定充電容量は、30%以上60%以下の充電容量であることが好ましい。
ステップ1では、所定の条件で充電することによって各蓄電素子の充電容量を所定充電容量にした状態で、開回路電圧を測定する。例えば、1Cで30分という条件で充電を行うことによって充電容量を所定充電容量にまで上げた状態で開回路電圧を測定する。一方、100%充電容量の状態から放電して各蓄電素子の充電容量を所定充電容量にまで下げた状態で、開回路電圧を測定してもよい。なお、100%充電容量は、4.2VでのCCCV放電によって放電したときの容量によって求めることができる。
ステップ1では、例えば、100%充電容量時の互いの開回路電圧の測定値の差が最大で0.2Vである複数の蓄電素子を用いることができる。即ち、100%充電容量時の測定値の差が最大でも0.2Vとなるように、複数の蓄電素子を予め選別してから、所定充電容量での開回路電圧を測定することができる。
ステップ1では、各蓄電素子1について、充電容量を0%と100%との間で変えつつ、各充電容量での開回路電圧を測定することにより、図11に示すようないわゆるSOC−OCV曲線を得てもよい。
ステップ2では、選ばれた蓄電素子の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が所定範囲となるように、複数の蓄電素子を選ぶ。所定範囲は、上記の中央値に対して0.98倍以上1.02倍以下の範囲であることが好ましく、0.99倍以上1.01倍以下の範囲であることがより好ましい。
例えば、ステップ2では、複数の蓄電素子を選んだときに、最も開回路電圧の測定値が低い蓄電素子の測定値が9.7Vであり、最も開回路電圧の測定値が高い蓄電素子の測定値が10.3Vであれば、上記の中央値は、10.0Vとなる。10.0V(中央値)の0.97倍は、9.7Vであり、10.0V(中央値)の1.03倍は、10.3Vである。9.7V〜10.3Vの範囲には、開回路電圧の測定値が最も低い蓄電素子の測定値と、最も高い蓄電素子の測定値とが入っている。従って、開回路電圧の測定値が9.7V〜10.3Vの範囲に入る蓄電素子であれば、次のステップ3で採用される。
ステップ2では、上記の所定範囲は、具体的に、0V以上4V以下の範囲であってもよい。例えば、開回路電圧の測定値が9.8V以上10.2V以下の範囲である複数の蓄電素子が選び出される。
ステップ3では、選ばれた複数の蓄電素子を用いて蓄電装置100(電池モジュール)を組み立てる。詳しくは、複数の蓄電素子1,1を一方向に並べる。互いに隣り合う蓄電素子1,1の間に内部スペーサ2Aを挟み込む。両端の蓄電素子の外側に外部スペーサ2Bをそれぞれ配置する。並べた複数の蓄電素子1,1の外側にインシュレータ4を配置する。複数の蓄電素子1,1を2つの終端部材30及び2つのフレーム31で挟み込む。互いに隣り合う蓄電素子1,1の外部端子7をバスバー9で接続することによって、複数の蓄電素子1,1を電気的に直列に接続して、蓄電装置100を組み立てる。
上記のごとき本実施形態の蓄電装置100の製造方法は、複数の蓄電素子のそれぞれについて所定充電容量での開回路電圧を測定することと、開回路電圧の測定値が所定範囲に入る複数の蓄電素子1,1を選ぶことと、選ばれた複数の蓄電素子1,1を用いて蓄電装置100を組み立てることと、を備える。複数の蓄電素子1,1を選ぶことでは、選ばれた蓄電素子の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が上記所定範囲となるように、複数の蓄電素子1,1を選ぶ。
上記の製造方法では、開回路電圧の測定値が所定範囲に入る複数の蓄電素子を選ぶ。このとき、選ばれた蓄電素子の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が所定範囲となるように、複数の蓄電素子を選ぶ。選ばれた複数の蓄電素子では、開回路電圧の測定値が所定範囲内であるため、複数の蓄電素子の性能のばらつきが比較的小さい。また、所定充電容量での開回路電圧の測定は、比較的短い時間で行うことができる。従って、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子を比較的短時間で選ぶことができる。このように、上記の製造方法によれば、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を比較的短時間で製造できる。
上記の製造方法では、所定充電容量は、所定充電容量は、20%以上80%以下の充電容量であってもよい。100%充電容量が複数の蓄電素子でほぼ同じであっても、所定充電容量が20%以上80%以下では、所定充電容量が20%未満や80%より大きい場合よりも、各蓄電素子の開回路電圧の測定値がバラつきやすい。測定値がバラつきやすい条件で測定した開回路電圧の測定値を上記のごとき所定範囲に入れることにより、より確実に、性能のばらつきが比較的小さい複数の蓄電素子で構成された蓄電装置を比較的短時間で製造できる。
上記の製造方法では、ステップ1にて、各蓄電素子をいったん充電してから放電しなくとも開回路電圧を測定できる。即ち、製造中の充電前の各蓄電素子に対して充電を行い、各蓄電素子の充電容量を所定充電容量にした状態で、開回路電圧を測定できる。この場合、各蓄電素子をいったん充電する必要がない分、蓄電装置を短時間で製造できる。
上記の製造方法で製造された蓄電装置100では、各蓄電素子間の所定充電容量での電圧のばらつきが比較的小さくなる。電圧のばらつきが小さくなる分、蓄電装置の充放電容量が大きくなる。従って、上記の製造方法によれば、十分な充放電容量を有する蓄電装置を製造できる。
次に、他実施形態の蓄電装置の製造方法について説明する。
他実施形態の蓄電装置の製造方法は、複数の蓄電素子のそれぞれについて所定開回路電圧となるように充電又は放電を行うこと(ステップ1’ S1’)と、充電又は放電後の充電容量のばらつきが20%以下となるように複数の蓄電素子を選ぶこと(ステップ2’ S2’)と、選ばれた複数の蓄電素子を用いて蓄電装置を組み立てること(ステップ3’ S3’)と、を備える。他実施形態の製造方法は、下記に示す点以外は、例えば上述した実施形態の製造方法に準じて行うことができる。
ステップ1’では、例えば、開回路電圧の値が所定値となるまで、各蓄電素子に対して、充電又は放電を行う。
ステップ2’では、上記のごとく充電又は放電を行った後の充電容量のばらつきが18%以下となるように複数の蓄電素子を選ぶことが好ましく、12%以下となるように複数の蓄電素子を選ぶことがより好ましく、6%以下となるように複数の蓄電素子を選ぶことがさらに好ましい。充電容量のばらつきは、ステップ1’を経た複数の蓄電素子の充電容量の平均値(A)と、平均値との充電容量の差が最も大きい蓄電素子の充電容量(B)とにおいて、B−Aの値の絶対値をAで割ることによって求められ、例えば%によって表される。充電容量のばらつきは、標準偏差によって表されてもよい。
ステップ3’は、上述したステップ3と同様にして行うことができる。
尚、本発明の蓄電装置の製造方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態では、積層体22が巻回されてなる電極体20を備えた蓄電素子1について詳しく説明したが、本発明では、蓄電素子は、巻回されない積層体22を備えてもよい。詳しくは、それぞれ矩形状に形成された正極、セパレータ、負極、及びセパレータが、この順序で複数回積み重ねられてなる電極体を蓄電素子が備えてもよい。
上記実施形態では、蓄電素子1が充放電可能な非水電解質二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)として用いられる場合について説明したが、蓄電素子1の種類や大きさ(容量)は任意である。また、上記実施形態では、蓄電素子1の一例として、リチウムイオン二次電池について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、種々の二次電池、その他、電気二重層キャパシタ等のキャパシタの蓄電素子にも適用可能である。
以下に示すようにして、蓄電装置(電池モジュール)を製造した。
(実施例1)
(1)電池の正極の作製
溶剤としてN−メチル−2−ピロリドン(NMP)と、導電助剤(アセチレンブラック)と、バインダ(PVdF)と、活物質(LiCoO)の粒子とを、混合し、混練することで、正極用の合剤を調製した。導電助剤、バインダ、活物質の配合量は、それぞれ4.5質量%、4.5質量%、91質量%とした。調製した正極用の合剤をアルミニウム箔の両面に、乾燥後の塗布量(目付量)が6.92mg/cmとなるようにそれぞれ塗布した。乾燥後、ロールプレスを行った。その後、真空乾燥して、水分を除去した。
(2)電池の負極の作製
活物質としては、粒子状の難黒鉛化炭素を用いた。また、バインダとしては、PVdFを用いた。負極用の合剤は、溶剤としてNMPと、バインダと、活物質とを混合、混練することで調製した。調製した負極用の合剤を、乾燥後の塗布量(目付量)が3.29mg/cmとなるように、銅箔の両面にそれぞれ塗布した。乾燥後、ロールプレスを行い、真空乾燥して、水分を除去した。
(3)電池のセパレータ
セパレータとして厚みが22μmのポリエチレン製微多孔膜を用いた。
(4)電解液の調製
電解液としては、以下の方法で調製したものを用いた。非水溶媒として、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネートを、いずれも1容量部ずつ混合した溶媒を用い、この非水溶媒に、塩濃度が1mol/LとなるようにLiPFを溶解させ、電解液を調製した。
(5)ケース内への電極体の配置(電池の組み立て)
上記の正極、上記の負極、上記の電解液、セパレータ、及びケースを用いて、一般的な方法によって電池を製造した。
まず、セパレータが上記の正極および負極の間に配されて積層されてなるシート状物を巻回した。次に、巻回されてなる電極体を、ケースとしてのアルミニウム製の角形電槽缶のケース本体内に配置した。続いて、正極及び負極を2つの外部端子それぞれに電気的に接続させた。さらに、ケース本体に蓋板を取り付けた。上記の電解液を、ケースの蓋板に形成された注液口からケース内に注入した。最後に、ケースの注液口を封止することにより、ケースを密閉し、ケース内へ電極体を配置した。このようにして電池を組み立てた。
(6)電池モジュールの組み立て
組み立てた各電池について、1Cで30分の条件で充電を行い、50%充電容量の状態とした。50%充電容量のときの各電池の開回路電圧を測定した。12個の電池を選び、選んだ複数の電池のうち、開回路電圧が最も低い電池と最も高い電池とで、開回路電圧は、それぞれ3.55V、3.71Vであった。開回路電圧の最低値と最高値との間の中央値を、3.65Vとした。この3.65V(中央値)の0.99倍〜1.01倍の範囲に、電池モジュールを構成する電池の開回路電圧が入るように、複数の電池を選び出した。
次に、選び出した12個の電池を一方向に並べ、スペーサ、保持部材、及び、インシュレータを使って、12個の電池をひとまとめにした。バスバーによって電池を直列につなぎ、電池モジュールを組み立てた。
(実施例2、3)
上記のごとき中央値の0.98倍〜1.02倍の範囲、0.97倍〜1.03倍の範囲に、それぞれ、上記のごとき最低値と最高値とが入るように(表1参照)、複数の蓄電素子を選び出した点以外は、実施例1と同様にして各電池モジュールを製造した。
(比較例1、2)
上記のごとき最低値と最高値とが、上記のごとき中央値の0.97倍〜1.03倍の範囲から外れるように(表1参照)蓄電素子を選び出した点以外は、実施例1と同様にして電池モジュールを製造した。
<電池モジュールの評価>
上記のごとく製造した各電池モジュールについて、SOCばらつきの大小を判定した。なお、SOCばらつきについては、上述した方法によって数値で示す。結果を表1に示す。
1:蓄電素子(非水電解質二次電池)、
2:スペーサ、
3:保持部材、
4:インシュレータ、
5:集電体、 50:クリップ部材、
6:絶縁カバー、
7:外部端子、 71:面、
8:ケース、 80:ケース本体、 81:蓋板、
11:正極、
111:正極の金属箔、 112:正極活物質層、
12:負極、
121:負極の金属箔、 122:負極活物質層、
14:セパレータ、
20:電極体、
26:非被覆積層部、
9:バスバー、
100:蓄電装置(電池モジュール)。

Claims (1)

  1. 複数のリチウムイオン二次電池のそれぞれについて所定充電容量での開回路電圧を測定することと、
    開回路電圧の測定値が所定範囲に入る複数のリチウムイオン二次電池を選ぶことと、
    選ばれた複数のリチウムイオン二次電池を用いて蓄電装置を組み立てることと、を備え、
    前記所定充電容量は、50%以上80%以下の充電容量であり、
    前記リチウムイオン二次電池は、難黒鉛化炭素を負極活物質として含む負極を備え、
    選ばれたリチウムイオン二次電池の開回路電圧の最低値と最高値との間における中央値に対して0.97倍以上1.03倍以下の範囲が前記所定範囲となるように、複数のリチウムイオン二次電池を選ぶ、蓄電装置の製造方法。
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