JP6780954B2 - リアクトル - Google Patents
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Description
また、図に示す本発明の実施形態の目的は、コア材としてU字形コアと複数のI字形コアを使用し、これらのコア材を組み合わせて環状コアを結成した場合に、I字形コアやその間に設けるスペーサに公差があった場合でも、U字形コアとI字形コアとの接合面や、I字形コア間の接合面に不要なギャップが形成されることのないリアクトルを提供することにある。
(1)少なくとも3つ以上のコア材を環状に接続して構成された環状コア。
(2)前記環状コアを構成するコア材の周囲に装着されたコイル。
(3)前記少なくとも3つ以上のコア材のうち、互いに隣接する少なくとも2つのコア材を連結する可撓部材。
(4)前記少なくとも2つのコア材のうち、前記可撓部材を介して連結されているコア材とは異なる他のコア材に接合されるコア材には、これら少なくとも2つのコア材を前記他のコア材に接合する接合面がそれぞれ設けられる。
(5)前記可撓部材が、前記少なくとも2つのコア材の連結方向を軸として、前記接合面を異なる角度に移動させる方向に可撓性を有する。
(6)前記少なくとも2つのコア材の連結面および前記接合面を除いて、前記少なくとも2つのコア材の周囲を筒状に被覆する樹脂部が設けられる。
(7)前記樹脂部の一部に細幅の前記可撓部材が一体に形成されている。
また、本発明のリアクトルは、次のような構成を有することを特徴とする。
(1)少なくとも3つ以上のコア材を環状に接続して構成された環状コア。
(2)前記環状コアを構成するコア材の周囲に装着されたコイル。
(3)前記少なくとも3つ以上のコア材のうち、互いに隣接する少なくとも2つのコア材を、エアギャップを確保した状態で連結する可撓部材。
(4)前記少なくとも2つのコア材のうち、前記可撓部材を介して連結されているコア材とは異なる他のコア材に接合されるコア材には、これら少なくとも2つのコア材を前記他のコア材に接合する接合面がそれぞれ設けられる。
(5)前記可撓部材が、前記少なくとも2つのコア材の連結方向を軸として、前記接合面を異なる角度に移動させる方向に可撓性を有する。
(6)前記少なくとも2つのコア材は、その連結方向に伸びる柱状の樹脂部によって接続され、前記柱状の樹脂部は各コア材の前記接合面を除く他の面に設けられる。
(7)前記柱状の樹脂部の前記エアギャップに臨む部分が前記可撓部材である。
(1)前記少なくとも2つのコア材が直線状に配置され、
前記接合面が、前記直線状に接続された少なくとも2つのコア材の同一方向の側面に設けられている。
(2)前記少なくとも2つのコア材がエアギャップを確保した状態で、前記可撓部材によって連結される。
(3)前記環状コアが、外周にコイルを装着したコイル装着コアと、外周にコイルが装着されていないコイル非装着コアを接合して構成され、
前記コイル装着コアが、前記可撓部材によって連結された少なくとも2つのコア材を備えている。
(4)前記少なくとも2つのコア材がI字形コアであり、
前記コイル装着コアが、複数の前記I字形コアを前記樹脂部によって接続したものであり、
前記コイル非装着コアが、複数の脚部と各脚部を接続するヨーク部を有するU字形またはE字形コアであり、
前記コイル装着コアが前記コイル非装着コアの脚の端面に接合され、
前記コイル非装着コアの複数の脚部の端面と、前記複数のI字形コアの側面に形成された前記接合面部分において前記コイル装着コアと前記コイル非装着コアが環状に接続される。
[1−1.構成]
本実施形態は、本件発明をリアクトルのコイル装着コアに適用したものである。
前記のような構成を有する本実施形態においては、樹脂部2によって接続された3つのI字形コア11〜13が可撓部23a,23bの部分から変形することができる。そのため、脚部41,42の接合面41a,42aの角度が違っていても、それらの角度に追従してI字形コア11〜13の接合面11a,13aの角度を変化させることができる。これにより、脚部41,42の接合面41a,42aの角度とI字形コア11〜13の接合面11a,13aの角度を一致させることが可能になり、接合面同士を密着させることができる。
本実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
第2実施形態を図7によって説明する。第2実施形態において、複数のI字形コア11〜13は、その接続方向に伸びる柱状の樹脂部25によって接続される。柱状の樹脂部25は各I字形コア11〜13の接合面11a,13aを除く他の面の1つ或いは複数に設けられる。この場合、個々のI字形コア11〜13の周囲に変形しない硬質の樹脂部(図示せず)を設け、硬質の樹脂部の上に柱状の樹脂部25を設けても良い。柱状の樹脂部25におけるエアギャップGに臨む部分25a,25bが、本発明の可撓部材に相当する。
第3実施形態を図8により説明する。第3実施形態において、複数のI字形コア11〜13は、エアギャップGに臨む表面に形成された突起状の樹脂部26a,26bによって接続される。すなわち、突起状の樹脂部26a,26bは、各コア11〜13における隣接するコアと向き合う対向面に形成され、この突起状の樹脂部26a,26bが、本発明の可撓部材に相当する。
本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、次のような他の実施形態も包含する。
N…コイル非装着コア
G…エアギャップ
11〜13…I字形コア
11a,13c…接合面
2…樹脂部
21a,21b…開口部
22a,22b…スリット
23a,23b…可撓部
25…樹脂部
25a,25b…可撓部
26a,26b…樹脂部
3…コイル
4…U字形コア
41,42…脚部
41a,42a…接合面
43…ヨーク部
5…樹脂部
51a,51b…開口部
Claims (6)
- 少なくとも3つ以上のコア材を環状に接続して構成された環状コアと、
前記環状コアを構成するコア材の周囲に装着されたコイルと、
前記少なくとも3つ以上のコア材のうち、互いに隣接する少なくとも2つのコア材を連結する可撓部材を備え、
前記少なくとも2つのコア材のうち、前記可撓部材を介して連結されているコア材とは異なる他のコア材に接合されるコア材には、これら少なくとも2つのコア材を前記他のコア材に接合する接合面がそれぞれ設けられ、
前記可撓部材が、前記少なくとも2つのコア材の連結方向を軸として、前記接合面を異なる角度に移動させる方向に可撓性を有し、
前記少なくとも2つのコア材の連結面および前記接合面を除いて、前記少なくとも2つのコア材の周囲を筒状に被覆する樹脂部が設けられ、
前記樹脂部の一部に細幅の前記可撓部材が一体に形成されているリアクトル。 - 少なくとも3つ以上のコア材を環状に接続して構成された環状コアと、
前記環状コアを構成するコア材の周囲に装着されたコイルと、
前記少なくとも3つ以上のコア材のうち、互いに隣接する少なくとも2つのコア材を、エアギャップを確保した状態で連結する可撓部材を備え、
前記少なくとも2つのコア材のうち、前記可撓部材を介して連結されているコア材とは異なる他のコア材に接合されるコア材には、これら少なくとも2つのコア材を前記他のコア材に接合する接合面がそれぞれ設けられ、
前記可撓部材が、前記少なくとも2つのコア材の連結方向を軸として、前記接合面を異なる角度に移動させる方向に可撓性を有し、
前記少なくとも2つのコア材は、その連結方向に伸びる柱状の樹脂部によって接続され、前記柱状の樹脂部は各コア材の前記接合面を除く他の面に設けられ、
前記柱状の樹脂部の前記エアギャップに臨む部分が前記可撓部材であるリアクトル。 - 前記少なくとも2つのコア材が直線状に配置され、
前記接合面が、前記直線状に接続された少なくとも2つのコア材の同一方向の側面に設けられている請求項1または請求項2に記載のリアクトル。 - 前記少なくとも2つのコア材がエアギャップを確保した状態で、前記可撓部材によって連結されている請求項1または請求項3に記載のリアクトル。
- 前記環状コアが、外周にコイルを装着したコイル装着コアと、外周にコイルが装着されていないコイル非装着コアを接合して構成され、
前記コイル装着コアが、前記可撓部材によって連結された前記少なくとも2つのコア材を備えている請求項1から請求項4のいずれかに記載のリアクトル。 - 前記少なくとも2つのコア材がI字形コアであり、
前記コイル装着コアが、複数の前記I字形コアを前記樹脂部によって接続したものであり、
前記コイル非装着コアが、複数の脚部と各脚部を接続するヨーク部を有するU字形またはE字形コアであり、
前記コイル装着コアが前記コイル非装着コアの脚の端面に接合され、
前記コイル非装着コアの複数の脚部の端面と、前記複数のI字形コアの側面に形成された前記接合面部分において前記コイル装着コアと前記コイル非装着コアが環状に接続された請求項5に記載のリアクトル。
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