JP6779001B2 - 建物 - Google Patents

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本発明は、1階および中間階を有する建物に関する。
1階建の建物および2階以上の建物において、建物空間を有効に利用するために中間階を設けることが従来から知られている。中間階の床面は1階床面よりも高く、1階天井面よりも低い。
一般的に中間階の床を支持する梁は、建物の躯体をなす複数の柱の途中部分に架設される。しかしながらかかる構造では、構造計算が煩雑になる。
あるいは特開2010−209628号公報(特許文献1)および特開2012−36725号公報(特許文献2)に記載の建物のように、中間階を複数の柱から切り離した構造も知られている。特許文献1に記載の建物は、建物の布基礎と、布基礎上に立設される骨組構造を備える。この骨組構造は、建物の全体構造を構成する主架構と、この主架構から独立して(すなわち絶縁させて)設けられる副架構としてのスキップ架構とを含む。スキップ架構は、梁および1対の短柱を有し、間隔を空けて平行に延びる2本の布基礎間に架設される。具体的には各短柱の下部が、布基礎の立ち上がり部の側面にアンカー金具によって連結されている。
特開2010−209628号公報 特開2012−36725号公報
上記特許文献1のようなスキップ架構は、布基礎の立ち上がり部の側面に片持ちで取付固定されているため、布基礎の荷重負担が増大する。そのため、このようなスキップ架構は頑強性に欠ける。また、地震時などにはスキップ架構から布基礎に水平荷重が加わるため、布基礎の構造計算が改めて必要になり、設計が煩雑になる。
本発明は、上述の実情に鑑み、煩雑な構造計算が不要であり、かつ、中間階の骨組み構造が頑丈である建物を提供することを目的とする。
この発明のある局面に従う建物は、基礎と、躯体部と、箱状体とを備える。基礎は、立上り部とスラブ部とを有する。躯体部は、基礎上に組まれ、1階の床および天井を支持する。箱状体は、躯体部から構造上切り離されてスラブ部に載置される。箱状体の上面高さは、1階の床面高さと天井高さとの間であり、箱状体は、1階と通じる出入口を有する。
好ましくは、箱状体は、基礎の立上り部によって囲まれる。また、箱状体は、立上り部の側面に当接または近接した状態で配置されることが望ましい。
好ましくは、建物は、箱状体の上面と1階の床面とを結ぶ階段あるいはスロープをさらに備える。
躯体部は2階の床をさらに支持していてもよい。この場合、建物は、箱状体の上面と2階の床面とを結ぶ階段あるいはスロープをさらに備えていてもよい。
また、箱状体の下面とスラブ部との間には高さ調整部材が介在してもよい。その場合、箱状体の下面とスラブ部との間には断熱材が介在してもよい。
好ましくは、箱状体は立方体あるいは直方体形状である。また、箱状体は中実の木質集成板を組み立てたものであることが望ましい。
本発明によれば、煩雑な構造計算が不要であり、かつ、中間階の骨組み構造が頑丈である建物を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る建物の屋内空間の一部を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る建物の骨組み構造の一部を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る建物の骨組み構造の一部を模式的に示す横断面図である。 本発明の実施の形態における箱状体の斜視図である。 本発明の実施の形態において、高さ調整部材を用いる場合の箱状体の底板部を示す平面図である。 本発明の実施の形態において、高さ調整部材の設置状態を示す部分断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(建物の概略構造)
はじめに、本実施の形態に係る建物の概略構造について説明する。本実施の形態に係る建物は、一例として2階建ての木造住宅である。図1は、建物の屋内空間の一部を模式的に示す図である。図2は、建物の骨組み構造の一部を模式的に示す縦断面図である。図3は、建物の骨組み構造の一部を模式的に示す横断面図である。
建物は、図2に示されるように、地盤に構築される基礎1と、基礎1上に組まれる躯体部2とを備えている。基礎1は、上方に立上る立上り部(以下「基礎立上り部」という)11と、基礎立上り部11に隣接し、水平方向に延在するスラブ部(以下「基礎スラブ部」という)12とを有している。
躯体部2は、基礎立上り部11上に載置される土台23と、土台23上に固定され、横方向において互いに間隔をあけて配置される複数の柱21と、柱21に交差する複数の梁22とを有している。躯体部2によって、1階71の床および天井、ならびに、2階72の床および天井が支持される。本実施の形態において、躯体部2は基礎1を含まない。
建物の1階71は、建物の屋内空間のうち、躯体部2に支持された1階床と1階天井との間に形成される空間を表わす。建物の2階72は、建物の屋内空間のうち、躯体部2に支持された2階床と2階天井との間に形成される空間を表わす。2階床および1階天井は、階間の梁22を挟んで上下に位置する。
図1に示されるように、建物は、屋内空間の一部に中間階73を有している。中間階73の床面73aの高さは、1階71の床面71aの高さと天井面71bの高さとの間である。本実施の形態では、中間階73は、平面視において2階72と重ならない位置に設けられており、中間階73の上方空間は開放されている。つまり、中間階73は吹き抜け空間に配置されており、中間階73の天井高さは2階72の床面72aよりも上方に位置する。
建物内には、中間階73の床面73aと1階71の床面71aとを結ぶ階段41が設けられている。これにより、1階71と中間階73とが行き来可能に連通される。なお、階段41に代えて、スロープが設けられてもよい。また、図1において想像線で示すように、建物内には、中間階73の床面73aと2階72の床面72aとを結ぶ階段42またはスロープが設けられてもよい。このように、中間階73は、1階71と2階72とを繋ぐ階段41,42の踊り場となっていてもよい。この場合、中間階73によって、1階71と2階72との空間的なつながりを演出することができる。
本実施の形態に係る建物においては、中間階73の床面73aが、箱状体3の上面によって構成されている。この箱状体3は、建物の躯体部2から構造上切り離されて、基礎スラブ部12に載置されている。つまり、中間階73の骨組み構造は、躯体部2に接続されることなく、箱状体3によって躯体部2から完全に独立している。箱状体3は、後述するように重量が大きいため、自重によって基礎スラブ部12からの浮き上がりが防止される。これにより、簡易かつ安定的に中間階73を形成することができる。
箱状体3は、典型的には立方体または直方体形状であり、図3に示されるように、平面視において基礎立上り部11に囲まれている。具体的には、箱状体3の側面下部の全体が、基礎立上り部11と当接状態となっている。なお、当接状態とは、対向し合う面が面接触(当接)する状態に限定されず、多少の隙間を介して近接している状態、および、スペーサを介して面接触する状態を含む。これにより、地震時においても、箱状体3の水平方向移動を規制することができる。
ここで、箱状体3は、シェルターとしても機能する。すなわち、箱状体3は、1階71と通じる出入口34を有しており、箱状体3の内部空間30を安全なセキュリティ空間として使用することができる。出入口34は、箱状体3の4側面のうち1階に面する部分に設けられる。内部空間30の床面の高さは、1階71の床面71aよりも低い。
(箱状体の構造例および設置方法)
このような箱状体3の構造例について、具体的に説明する。図4は、箱状体3の斜視図である。図4を参照して、箱状体3は、水平方向に延在する底板部31および天板部32と、底板部31および天板部32を連結する4つの側板部33とを含む。箱状体3の4側面のうち、出入口34が設けられた側面に位置する側板部33を、他と区別する必要がある場合には、それを側板部33aと記す。なお、出入口34は、複数個設けられていてもよい。
底板部31および天板部32は同じ大きさ(面積)である。箱状体3が立方体形状である場合、側板部33aを除く3つの側板部33は同じ大きさ(面積)である。
箱状体3はモノコック構造を有しており、箱状体3の各板部は、矩形形状の厚型パネルにより形成されている。より具体的には、中実の木質集成板により形成されている。本実施の形態において、木質集成板は、CLT(Cross Laminated Timber)工法により作られた、複数層(3層、5層、または7層)からなる厚型パネルである。このような木質集成板は、各層の板材が隣接する層の板材に対して交差(直交)するように貼り合わせたものであり、90mm以上の厚みを有する。
箱状体3を構成する板部のうちの少なくとも1つは、複数の木質集成板が同一面上に並べられることによって形成されていてもよい。図4には、側板部33aを除く全ての板部31,32,33が2つの木質集成板によって形成された場合における、木質集成板の境界線が想像線で示されている。本実施の形態においては、側板部33aを構成する木質集成板の個数を1つとすることで、側板部33aの隣に出入口34が形成されている。なお、このように、側板部33を構成する木質集成板の個数を異ならせることによって、出入口34を形成する例に限定されず、たとえば、全ての側面に同じ個数の木質集成板を配置し、1階71に面する木質集成板に開口を設けることによって出入口34を形成してもよい。
CLT工法により作られた木質集成板は、頑丈であり、耐熱性および耐震性にも優れている。そのため、木質集成板によって組み立てられた箱状体3は、災害時においても資産や人を守るシェルターとしての機能を果たすことができる。また、箱状体3は木質集成板で構成されているため、屋内空間に剥き出しに設置したとしても違和感が少なく、木造住宅の壁や家具とも馴染む。さらに、木質集成板の材料を、国産スギとすることで、豊富な国産スギを有効活用することができる。
箱状体3の高さ寸法(外寸)L1は、たとえば2000mm以下である。なお、箱状体3の内部空間30において、一般的な成人男性が立位姿勢または少し屈んだ状態で入れることが望ましい。箱状体3の内部高さ寸法(内寸)L4は、たとえば1500mm以上であることが望ましいが、限定的ではない。箱状体3の横幅寸法L2および奥行寸法L3は、いずれも、1800mm以上6000mm以下の範囲で設定可能であることが望ましい。
また、地震時の転倒防止の観点から、高さ寸法L1と、横幅寸法L2および奥行寸法L3との比率は、「L1/L2(L3)≦2000/1800」の関係が成り立つことが望ましい。つまり、高さ寸法L1は、横幅寸法L2および奥行寸法L3をそれぞれ1とすると、1.11以下であることが望ましい。
このような大きさの箱状体3は、上述のように90mm以上の厚みを有する中実の木質集成板によって組み立てられるため、その全体の重量は非常に大きい。その意味において、箱状体3は「箱状重量体」と称することができる。
したがって、箱状体3を基礎スラブ部12に載置するだけで、その自重により基礎スラブ部12に固定することができる。なお、地震時などにおいても箱状体3の浮き上がりを防止するためには、たとえば、高さ寸法L1、横幅寸法L2、および奥行寸法L3の全てが2000mmである場合、箱状体3の重量は1t(トン)以上であることが望ましく、一例として1.6t程度である。また、横幅寸法L2および奥行寸法L3のいずれか一方をたとえば4000mmとした場合(他の寸法は2000mm)、箱状体3の重量は2t以上であることが望ましく、一例として3t程度である。
箱状体3の組み立ては、現場にて行われてもよい。中間階73の周囲の一部が内壁53に隣接して設けられる場合、箱状体3を設置する前に、内壁53が躯体部2に取付けられる。内壁53は、基礎1上の土台23から梁22にまで延びるように取り付けられる。このように、内壁53は、箱状体3で隠れる部分にも配置されることが望ましい。
その後、箱状体3の底板部31が、基礎スラブ部12に載置される。具体的には、底板部31を構成する木質集成板が、基礎スラブ部12に直接載置される。図3には、一例として、2つの木質集成板が底板部31を構成する場合における木質集成板の境界線が、想像線で示されている。底板部31の上面が、内部空間30の床面を構成する。
矩形形状の底板部31の端面は、直接、またはスペーサとしての合板54(図6)を介して、基礎立上り部11の内側面に当接する。なお、底板部31は、高さ調整部材6を介して間接的に基礎スラブ部12に載置されてもよい。高さ調整部材6については後述する。
次に、箱状体3の4つの側板部33が、底板部31の四辺に沿ってそれぞれ固定される。具体的には、出入口34の箇所を除き、同じ高さ寸法の木質集成板が互いに隣接するように、底板部31上に固定される。
その後、箱状体3の天板部32が、4つの側板部33の上端面に載置された状態で固定される。これにより、天板部32の上面が、中間階73の床面73aとなる。なお、図1および図2に示されるように、天板部32の上に、別途、化粧床材52を配置してもよい。
なお、交差方向または同一方向に並べられる木質集成板同士は、たとえばビスやドリフトピンなどの接合部材によって接合される。
上述のような手順によって、モノコック構造の箱状体3は、基礎立上り部11で囲まれた矩形領域(基礎スラブ部12の上)に嵌め入れられる。このように、箱状体3を基礎スラブ部12に載置するだけで、中間階73の骨組み構造が完成する。
すなわち、箱状体3は、基礎立上がり部11や躯体部2に支持される構成ではなく、建物の躯体部2から構造上切り離されて、基礎1のスラブ部12に載置される。そのため、箱状体3への鉛直荷重は、天板部32、側板部33、および底板部31を介して、スラブ部12に伝えられる。したがって、本実施の形態のように、箱状体3の上面を中間階73の床面73aとした場合、煩雑な構造計算を不要とすることができる。その結果、建物の間取り設計の自由度を増すことが可能となる。
また、箱状体3の四方(側板部33の全て)が、下方部分において基礎立上り部11に当接状態で配置されるため、地震時などにおいても水平方向移動を規制することができる。
また、箱状体3は、中実の木質集成板により組み立てられているため、その内部空間30は、燃え代があるため耐火性があり、かつ、上部からの落下物からも守られる強固なセキュリティ空間とすることができる。
(高さ調整部材について)
基礎スラブ部12の上面は、大よそ水平方向に延在しているものの、僅かな歪みや凹凸がある場合がある。そのため、高さ調整部材6を用いて、箱状体3の底板部31の水平出しを行ってもよい。
図5は、高さ調整部材6を用いる場合の箱状体3の底板部31を示す平面図である。図6は、高さ調整部材6の設置状態を示す部分断面図である。
図6に示されるように、高さ調整部材6は、たとえば、公知の束部材であるプラボルト61と、底板部31を下方から支持する下枠材62とを含む。図5において破線で示されるように、下枠材62は、底板部31の外周部に沿うように枠状に配置されるとともに、底板部31の中央部にも配置されることが望ましい。
プラボルト61は、軸部61aと、軸部61aに係合する下受け部61bおよびストッパ部61cとを含む。下枠材62は、下受け部61bとストッパ部61cとに挟まれる。下枠材62の高さ、すなわち底板部31の高さは、プラボルト61の下受け部61bの高さに応じて調整される。
ここで、底板部31には、プラボルト61の軸部61aを挿通するための貫通孔31aが設けられていることが望ましい。これにより、下枠材62の上に底板部31が設置された後であっても、貫通孔31aから高さ調整を可能とすることができる。このように貫通孔31aが設けられている場合、底板部31の上面は、化粧床材51で覆われていることが望ましい。
このように、高さ調整部材6が設けられる場合であっても、高さ調整部材6のプラボルト61は、接着剤等によって基礎スラブ部12に固定されているため、箱状体3の鉛直荷重は基礎スラブ部12に伝えられる。なお、下枠材62の支持高さを調整可能な部材は、プラボルト61などの束部材に限定されない。
箱状体3の下面と基礎スラブ部12との間に高さ調整部材6が介在する場合、箱状体3の下面と基礎スラブ部12との間に隙間に、断熱材(図示せず)を設けてもよい。これにより、箱状体3の内部空間30の底冷えを防止することができる。
以上説明した実施の形態では、箱状体3が基礎立上り部11に囲まれていることとしたが、出入口34に対面する部分は、基礎立上り部11がなくてもよい。あるいは、箱状体3の少なくとも一部の側板部33が基礎立上り部11の側面に対して当接状態であればよい。
また、箱状体3を構成する厚型パネルは、CLT工法により作られた中実の木質集成板であることとしたが、限定的ではない。たとえば、厚型パネルは、単に中実の木材で形成されてもよいし、中空の枠材を含んでいてもよい。
また、箱状体3は、立方体または直方体形状であることとしたが、限定的ではない。つまり、箱状体3は、矩形形状以外の形状(たとえば円形状や三角形形状)の底板部および天板部と、その形状に合わせて設けられた少なくとも1つの側板部を含んでいればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 基礎、2 躯体部、3 箱状体、6 高さ調整部材、11 立上り部、12 スラブ部、21 柱、22 梁、23 土台、30 内部空間、31 底板部、32 天板部、33 側板部、34 出入口、41,42 階段、51,52 床材、53 内壁、54 合板、61 プラボルト、62 下枠材、71 1階、72 2階、73 中間階。

Claims (5)

  1. 立上り部とスラブ部とを有する基礎と、
    前記基礎上に組まれ、1階の床および天井を支持する躯体部と、
    前記躯体部から構造上切り離されて前記スラブ部に載置され、前記立上り部によって囲まれる、重量が1t以上である立方体または直方体形状の箱状体とを備え、
    前記箱状体の上面高さは、前記1階の床面高さと天井高さとの間であり、
    前記箱状体は、水平方向に延在する底板部および天板部と、前記底板部および天板部を連結する4つの側板部とを含み、
    前記箱状体の4つの側板部は、前記立上り部の側面に直接またはスペーサを介して当接した状態で配置され、
    前記箱状体の少なくとも1つの側板部に、前記1階と通じる出入口が設けられ
    前記箱状体の前記天板部の上面によって中間階の床面が形成されており、
    前記天板部の上面と前記1階の床面とを結ぶ階段あるいはスロープをさらに備える、建物。
  2. 前記躯体部は2階の床をさらに支持しており、
    前記天板部の上面と前記2階の床面とを結ぶ2階用の階段あるいはスロープをさらに備える、請求項1に記載の建物。
  3. 前記箱状体の下面と前記スラブ部との間には高さ調整部材が介在する、請求項1または2に記載の建物。
  4. 前記箱状体の下面と前記スラブ部との間には断熱材が介在する、請求項に記載の建物。
  5. 前記箱状体は中実の木質集成板を組み立てたものである、請求項1〜のいずれかに記載の建物。
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