JP4926582B2 - 建物 - Google Patents

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本発明は、収納室を備えた建物に関する。
建物のある階の床の一部の上方に、この床より1.2〜1.4メートル高いスキップ床を設け、このスキップ床と前記床との間に収納室を設けた建物が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような建物では、収納室に床から直接アクセスできるので利便性に優れており、また収納室の天井を構成するスキップ床上に部屋を設けることができるので、部屋面積が収納室によって小さくなることがないという利点がある。
特開2004−257178号公報
ところで、上記のような収納室を備えた建物では、収納室上に十分な高さを有する部屋を設けるため、収納室を設けた階の階高が収納室の高さ分だけ高くなっている。
階高を高くすると、建物に作用する水平外力に抗する水平構面が不足する場合がある。上記のような収納室を設けた階において、収納室がある部分では、収納室の天井を構成する床(スキップ床)が水平構面として機能するが、収納室がない部分は階高が高いので、水平外力に抗する不足する場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、収納室を設けた階の階高が高くなっても十分な水平構面を備えた建物を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、ある階(1階、2階)の上部または下部でかつ前記ある階の一部に収納室8,13が設けられ、この収納室8,13の高さ分だけ階高が高くなっている建物において、
前記ある階の収納室8,13がない部分の上部に水平構面部11,16が設けられており、
2階の下部と1階の上部とにそれぞれ収納室13,8が正面視において斜め左右に隣り合って設けられており、前記水平構面部11,16は1階の収納室8の隣りにある部屋10の上部と、2階の収納室13の隣りにある部屋15の上部とに設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、収納室8,13が設けられることで階高が高い階において、収納室8,13がある部分は収納室8,13の天井や床を構成する部分(サブ床14,9)が水平構面として機能し、収納室8,13がない部分では水平構面部11,16が水平構面として機能するので、収納室8,13を設けた階の階高が高くなっても十分な水平構面を備えたものとなる。
また、建物の正面視において左右側のうち一方側では2階の収納室13の天井を構成する部分(サブ床14)が水平構面として機能するとともに、1階では水平構面部11が水平構面として機能する。また、他方側では1階の収納室8の床を構成する部分(サブ床9)が水平構面として機能するとともに、2階では水平構面部16が水平構面として機能する。したがって、1階と2階にそれぞれ収納室8,13を備えた階高の高い2階建ての建物の水平構面をバランスよく配置できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の建物において、
1階の上部にある収納室8はその1階の壁(外壁5と内壁2)に固定される床(サブ床9)を備え、2階の下部にある収納室13はその2階の壁(外壁5と内壁2)に固定される天井床(サブ床14)を備えていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、1階の収納室8の床9が1階の壁に固定され、2階の収納室14の天井床14が2階の壁に固定されるので、これら収納室8,13の床9や天井床14を水平構面として確実に機能させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の建物において、
小屋裏収納18が、前記天井床14の上方と2階の収納室13の隣りにある部屋15の上部にある水平構面部16の上方に跨って設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、小屋裏収納18を天井床14の上方と水平構面部16の上方に跨って大きく設けた場合に、天井床14の上方の部屋12から、小屋裏収納18に容易にアクセスできる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の建物において、
前記水平構面部11,16が軸組によって構成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、水平構面部11,16が軸組みによって構成されているので、収納室8,13がない部分(部屋10や部屋15)の上部の大きさや形状に合せて現場で水平構面部11,16を容易に形成できる。
本発明によれば、収納室の高さ分だけ階高が高くなっている建物において、収納室がない部分の上部に水平構面部が設けられているので、収納室がある部分は収納室の天井や床を構成する部分が水平構面として機能し、収納室がない部分では水平構面部が水平構面として機能するので、収納室を設けた階の階高が高くなっても十分な水平構面を備えたものとなる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る建物の一例を示す断面図である。この図に示す建物1は、2階建ての建物であり、例えば周知の木質パネル工法によって構築される。木質パネル工法は、屋根、壁、床等を予め工場等においてパネル化しておき、このパネル化された木質パネルを現場で組み立てることによって建物を構築する方法である。パネルは、矩形枠の内部に必要に応じて補強桟材を組み付けてなる枠体の少なくとも一方の面に合板等からなる面材を貼着して形成されたものである。
建物1には、その中央部に内壁2が1階床3から天井4まで立設されており、この内壁2と左右両側の外壁5,5とにそれぞれ2階床6,6が架設されている。
1階の上部でかつ右側の部屋7の上部には収納室8が設けられている。この収納室8は2階床6とその下方に配置されたサブ床9との間に設けられたもので、その高さは1.4m程度になっている。サブ床9は右側の外壁5と内壁2との間に架設され、これらに固定されている。収納室8には、2階床6に形成された蓋付き開口や、1階と2階との間に設けられた階段途中の踊り場等からアクセス可能となっている。
また、1階の上部でかつ左側の部屋10つまり収納室がない部屋10の上部には水平構面部11が設けられている。この水平構面部11は軸組みによって構成されている。すなわち、木製または金属製の棒状部材を平面格子状に組立てることによって構成され、このような水平構面部11は左側の外壁5と内壁2との間に架設され、これらに固定されている。
2階の下部でかつ左側の部屋12の下部には収納室13が設けられている。この収納室13は2階床6とその上方に配置されたサブ床14との間に設けられたもので、その高さは1.4m程度になっている。サブ床14は左側の外壁5と内壁2との間に架設され、これらに固定されている。収納室13には、2階床6からアクセス可能となっている。
また、2階の上部でかつ右側の部屋15つまり収納室がない部屋15の上部には水平構面部16が設けられている。この水平構面部16は前記水平構面部11と同様に軸組みによって構成されている。このような水平構面部16は右側の外壁5と内壁2との間に架設され、これらに固定されている。
前記収納室13と収納室8とは正面視において斜め左右に隣り合って設けられており、前記水平構面部11は1階の収納室8の隣りにある部屋10の上部に設けられ、水平構面16は、2階の収納室13の隣りにある部屋15の上部に設けられている。
また、屋根17の裏側には小屋裏収納18が収納室13の天井(サブ床)14の上方と2階の収納室13の隣りにある部屋15の上部にある水平構面部16の上方に跨って設けられている。
したがって、小屋裏収納18を天井床14の上方と水平構面部16の上方に跨って大きく設けても、天井床14の上方の部屋12から、小屋裏収納18に容易にアクセスできる。
本実施の形態によれば、収納室8,13が設けられることで階高が高い階において、収納室8,13がある部分は収納室8,13のサブ床8やサブ床14が水平構面として機能し、収納室8,13がない部分では水平構面部11,16が水平構面として機能するので、収納室8,13を設けた階の階高が高くなっても十分な水平構面を備えたものとなる。
また、建物の正面視において左右側のうち左側では2階の収納室13の天井を構成する部分(サブ床14)が水平構面として機能するとともに、1階では水平構面部11が水平構面として機能する。また、右側では1階の収納室8の床を構成する部分(サブ床9)が水平構面として機能するとともに、2階では水平構面部16が水平構面として機能する。したがって、1階と2階にそれぞれ収納室8,13を備えた階高の高い2階建ての建物の水平構面をバランスよく配置できる。
さらに、1階の収納室8の床(サブ床9)が1階の壁(外壁5と内壁2)に固定され、2階の収納室13の天井床(サブ床14)が2階の壁(外壁5と内壁2)に固定されるので、これら収納室8,13のサブ床9,14を水平構面として確実に機能させることができる。
加えて、水平構面部11,16が軸組みによって構成されているので、収納室8,13がない部分(部屋10や部屋15)の上部の大きさや形状に合せて現場で水平構面部11,16を容易に形成できる。
なお、本実施の形態では、本発明を2階建ての建物に適用した場合を例にとって説明したが、本発明では1階建てまたは3階建ての建物にも適用できる。
本発明に係る建物の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 建物
2 内壁
5 外壁
8,13 収納室
9 サブ床(収納室の床)
10,12,15 部屋
11,16 水平構面部
14 サブ床(天井床)
18 小屋裏収納

Claims (4)

  1. ある階の上部または下部でかつ前記ある階の一部に収納室が設けられ、この収納室の高さ分だけ階高が高くなっている建物において、
    前記ある階の収納室がない部分の上部に水平構面部が設けられており、
    2階の下部と1階の上部とにそれぞれ収納室が正面視において斜め左右に隣り合って設けられており、前記水平構面部は1階の収納室の隣りにある部屋の上部と、2階の収納室の隣りにある部屋の上部とに設けられていることを特徴とする建物。
  2. 請求項に記載の建物において、
    1階の上部にある収納室はその1階の壁に固定される床を備え、2階の下部にある収納室はその2階の壁に固定される天井床を備えていることを特徴とする建物。
  3. 請求項に記載の建物において、
    小屋裏収納が、前記天井床の上方と2階の収納室の隣りにある部屋の上部にある水平構面部の上方に跨って設けられていることを特徴とする建物。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の建物において、
    前記水平構面部が軸組によって構成されていることを特徴とする建物。
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