JP5123691B2 - 地下室用建物ユニット及びユニット式建物 - Google Patents
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Description
この発明によれば、地下室用建物ユニット3の中間床32の上方を車庫スペース4としているので、車庫スペース4の床部分は地表Gと略同じである。このため、スロープを設ける必要がなくなることから、道路に面して車庫を設置することができ、車庫設置場所が制限されることがない。
また、中間床32の下方は収納スペース5としていることから、車庫スペース4の下に収納スペース5を設けることができ、地下室用建物ユニット3の内部空間をより有効に利用することができる。
さらに、地下室用建物ユニット3内に車庫スペース4及び収納スペース5の他にテラス部6を設けるから、テラス部6をドライエリアとして利用することができる。このため、建物の基礎11部分にドライエリアを設ける必要がなく、地下室用建物ユニット3を設置するだけでドライエリアも確保することができる。
この発明によれば、車庫スペース4と収納スペース5との間に開口部33を設けているため、車庫スペース4から収納スペース5へと物(例えば、タイヤなどの自動車用部品でも比較的重量のあるもの)を収納することや、収納スペース5から車庫スペース4へと物を取り出すことが容易にでき、生活の利便性を向上させることができる。
この発明によれば、車庫スペース4の上に標準建物ユニット2から構成された居住空間を設けているので、狭小な敷地面積においても十分な延床面積を確保することができる。このため、スロープの設置が不要な地下室用建物ユニット3に設けられる車庫スペース4とその上に設けられる居住空間とを合わせることで空間を相乗的に有効利用できる。
この発明によれば、地下室用建物ユニット3の柱22が半地下の建物の基礎11の上に配置されることから、建物の荷重を基礎11で受けることができる。このため、地下室用建物ユニット3の基礎11と、その上に設けられる建物の基礎11とを同一の基礎11とすることができ、基礎11を集約することができる。
図1は本実施形態の半地下構造を示す鉛直断面図である。図2は、本実施形態の標準建物ユニットの斜視図である。図3は本実施形態の地下室用建物ユニットの斜視図である。
そして、テラス部6は、庭7と面する側面が開口されており、サッシ61によって開閉可能とされ、庭7との行き来が自由にできるようになっている。
(1)本実施形態の地下室用建物ユニット3は、空間を左右に分割する間仕切壁31と、左右に分割された空間のいずれか一方の空間を上下に分割する中間床32とを有している。そして、この中間床32は略地表G高さと同じであり、中間床32により上下に分割された空間のうち、上側は車庫スペース4となっており、下側は収納スペース5となっている。
この中間床32に分割される空間と間仕切壁31を隔てて隣接する空間はテラス部6となっている。そして、このテラス部6は、庭7と面する側面が開口されており、サッシ61によって開閉可能とされ、庭7との行き来が可能となっている。
また、このテラス部6は、庭7との行き来が自由にできるので、地下室用建物ユニット3の利用自由度が増大し、居住者の生活利便性の向上を実現することができる。
このため、地下室用建物ユニット3の上に居住空間として標準建物ユニット2を設けているので、建設場所が狭小な敷地面積であっても十分な延床面積を確保することができる。従って、スロープの設置が不要な地下室用建物ユニット3の上に居住空間として標準建物ユニット2を設置することで空間を相乗的に有効利用できる。
このため、地下室用建物ユニット3の柱22がユニット式建物1の基礎11の上に配置されることから、ユニット式建物1の荷重を基礎11で受けることができる。このため、地下室用建物ユニット3の基礎11と、その上に設けられる建物の基礎11とを同一の基礎11とすることができ、基礎11を集約することができる。
2…標準建物ユニット
3…地下室用建物ユニット
4…車庫スペース
5…収納スペース
6…テラス部
11…基礎
22…柱
28…外壁材
31…間仕切壁
32…中間床
33…開口部
211…下梁
212…上梁
Claims (4)
- 柱及び梁から略直方体状の骨組みを有し前記柱より短い深さ寸法の半地下部分に設置する地下室用建物ユニットであって、地表と略同じ位置となる中間床を前記柱の高さ方向の途中位置に設け、前記中間床の上方を前記地表と連続する床面を有する車庫スペースとし、前記中間床より下方を収納スペースとして、前記車庫スペース及び前記収納スペースとテラス部とは間仕切壁を間に挟んで隣接配置されることを特徴とする地下室用建物ユニット。
- 請求項1に記載の地下室用建物ユニットであって、前記車庫スペースの床に前記収納スペースへの荷物の出し入れをするための開口部が形成されることを特徴とする地下室用建物ユニット。
- 請求項1または請求項2に記載の地下室用建物ユニットと、前記地下室用建物ユニットの上に配置され柱及び梁から略直方体状の骨組みを有する標準建物ユニットと、を組み合わせて施工されるユニット式建物。
- 請求項3に記載のユニット式建物であって、前記地下室用建物ユニットの柱が半地下部分に施工された基礎の上に配置されることを特徴とするユニット式建物。
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