JP6775919B2 - 遊技球振分装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ,アレンジボール,雀球等の遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技板を備えた遊技機に設けられ、流入した遊技球を複数の流出口に所定の割合で振り分ける遊技球振分装置に関するものである。
パチンコ遊技機等の遊技板の遊技領域に設けられる遊技球振分装置は、流入した遊技球が複数の流出口のうちのいずれかに誘導されるようにすることで、遊技の興趣を増大させるものであり、例えば下記特許文献1の図4に示された振り分け部材60は、遊技球が流入するゲート部材50の下に左通路部62と右通路部64が二股状に分岐するように左右対称に形成され、該ゲート部材50を通過した遊技球は、左通路部62もしくは右通路部64のいずれかに振り分けられるようにしている。
一方、下記特許文献2に示された球振分装置は、入口3に流入し落下した遊技球が、送りギア15の球収容部18に嵌り込み、左レバー16と右レバー17の上下動に応じて、球噛み防止突起7を分岐点として左出口4または右出口5へと振り分けられるようにしたもので、ソレノイドやモータなどの電気的駆動源に依存することなく、左右の振分比率を1:19の設定や、その他の振分比率にできるなど自由に設定できるものである。
特開2007−89686号公報 特開2014−124363号公報
ところで、特許文献1に示された遊技球振分装置では、ゲート部材50を通過して導入部61に達するまでの遊技球の速度や回転の違いによって振分比率が左右いずれかに偏ってしまい、流入した遊技球を左右に均等に振り分けできないといった問題があるとともに、遊技球が連続して流入してきた場合などに導入部61にて2個以上の遊技球が絡み合うことでブリッジ状に固まって球詰まりを起こすおそれがあった。
一方、特許文献2に示された球振分装置は、振分比率を自由に設定できるものの、この球振分装置に示された球噛み防止突起7は右レバーと左レバーとの間に設けられた単なる分岐ライン(分岐点)としての突起に過ぎないので、流入してきた遊技球が球通路内にて衝突を繰り返しいわゆる球暴れが発生するなど遊技球が複雑な動きをして、該遊技球の重心が僅かではあるものの該分岐ラインを超えて該遊技球を誘導したい方向とは異なる方向にいったん転動してしまうと、該遊技球に該遊技球を誘導したい方向に戻そうとする力が作用することはなく、球詰まり状態となってしまうことがあった。このため特許文献2に示された球振分装置であっても、こうした球詰まり問題が未だ解決されていないと思われる。
本発明に係る遊技球振分装置は上記問題点を効果的に解決しようとするもので、遊技球が流入する流入路の下流に回転体が略水平に軸支され、該回転体の外周に遊技球を1個ずつ受け入れ可能な複数の凹部が形成され、該回転体の下流には複数の流出路が分岐状に形成され、前記凹部に受け入れられた遊技球は該遊技球の重量により該回転体を回転させるとともに前記凹部の形状に従い前記流出路のいずれかに誘導されるようにした遊技球振分装置であって、該回転体が回転することにより該遊技球を強制的に押し出す強制押出部が前記凹部の回転方向後側内面に形成されていることを特徴とする。
このため、遊技球が分岐ラインを超えて誘導したい方向とは異なる方向に転動しそうであっても、該遊技球に強制押出部が作用することで該遊技球が誘導したい方向に軌道修正され、球詰まりが未然に防止されるとともに、遊技球を迅速かつ正確な所定の振分比率で振り分けることができる。
また、本発明は上記遊技球振分装置において、複数の凹部には前記回転体の左側に傾斜したものと右側に傾斜したものとがあり、前記回転体の左側と右側にそれぞれ流出路が形成され、該凹部に受け入れられた遊技球は該凹部の傾斜に従い誘導されることで予め設定された比率にて左右の流出路に振り分けられるようにしたことを特徴とする。
また、本発明は上記遊技球振分装置において、前記回転体に作用し前記凹部が前記流入路と相対する状態で該回転体を停止させる回転制御手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明は上記遊技球振分装置において、前記回転制御手段は、前記回転体の裏側にケース体を設け、該ケース体内に重り球を転動可能に設け、該ケース体の底面を傾斜状に形成することで該重り球の重力が常に前記回転体に掛かるようにし、該重り球が該回転体の裏側に位置する凹部に嵌る際に該回転体に付与される回転力により該回転体を強制的に回転させ、前記凹部に滞留した前記遊技球が前記流出路に強制的に押し出されるようにしたことを特徴とする。
この回転制御手段を設けたことにより、回転体を常に定位置で回転停止させるようになるとともに、回転体を強制的に回転させるので、凹部からの遊技球の押し出し作用が補完され、球詰まりを一層効果的に解消させることができる。
本発明に係る遊技球振分装置では、球詰まりを起こすことなく、遊技球を所定の振分比率で正確に振り分けることができる。
本発明に係る遊技球振分装置を前方から見た斜視図。 本発明に係る遊技球振分装置を後方から見た斜視図。 本発明に係る遊技球振分装置の平面図。 図3の遊技球振分装置のA−A線断面図。 図3の遊技球振分装置のB−B線断面図。 本発明に係る遊技球振分装置を前方から見た分解斜視図。 本発明に係る遊技球振分装置を後方から見た分解斜視図。 本発明に係る遊技球振分装置の回転体の左側面図。 本発明に係る遊技球振分装置の回転体の右側面図。 図8の矢印C方向から見た回転体の正面図。 図10の回転体の斜視図。 図8の矢印D方向から見た回転体の正面図。 図12の回転体の斜視図。 図8の矢印E方向から見た回転体の正面図。 図14の回転体の斜視図。 図8の矢印F方向から見た回転体の正面図。 図16の回転体の斜視図。 図5の遊技球振分装置の作動状態図。 図5の遊技球振分装置の作動状態図。
次に本発明の実施形態に係る遊技球振分装置を説明する。この遊技球振分装置は分解斜視図(図6,図7)に示すように、プラスチックにより一体成形された取付基板1と、近接センサ等からなる球センサ2,3と、該取付基板1の裏面にビス4によって固着されるプラスチック製の板状の回転体支持部材5と、プラスチック製の回転体6と、鋼球からなる重り球7と、該回転体支持部材5の裏面にビス8によって固着されるプラスチック製のケース体9とからなる。
取付基板1は周縁部に透孔10および位置決めピン10aが形成され、該透孔10にビス(図示せず)を通すことにより、該取付基板1を遊技板(図示せず)の遊技領域に取付られる。該取付基板1の前面には山形の庇部11が一体的に形成され、該庇部11の中央上部に該遊技領域を流下する遊技球が流入し得る流入口12が形成され、該流入口12内に該取付基板1の裏側へと連なる流入路13が図5に示したように形成される。なお、流入口12に落下した遊技球を後方に導くために該流入路13の前縁角部に側面三角形のガイド板14が一体に形成されている。
また、該取付基板1の前記庇部11の下部に左右一対の流出口15,16が形成され、左側の流出口15の下辺に平面コ字形の枠体17が該取付基板1の前方に張り出すように一体に形成され、該枠体17内に前記球センサ2が設けられ、該球センサ2によって該流出口15から前方に流出し該枠体17内を通過する遊技球が検出されるようにしている。また、右側の流出口16の下辺には該流出口16から流出した遊技球を受けて該遊技球を該取付基板1の裏側へと導く球受体18が形成され、該球受体18の開口縁に前記球センサ3が設けられ、該球センサ3により該流出口16から流出した遊技球が検出される。
また、図5に示したように、取付基板1の裏面には、前記流入路13を通ってきた遊技球が流入する分岐室20が形成され、図3〜図5及び図7にも示すように、該分岐室20の底面20aは中央の分岐ライン20bを境としてそれぞれ左右に傾斜状に形成されているとともに、該分岐室20の内壁面と該底面20aとの角部であって該分岐ライン20b上に側面三角形のガイド板22を一体に形成している。また、該取付基板1の裏面には、前記球センサ2,3を固設するために固設部23,24、および、補強リブ25、位置決用突起26等が一体に形成される。
回転体支持部材5は、中央に前記分岐室20と連なる縦長の開口30が形成される。また、該回転体支持部材5の前面の該開口30の左側にガイド底壁31aとガイド竪壁31bとからなる流出路31が形成され、前記分岐室20から左側に流出した遊技球が該流出路31を通って前記流出口15に導かれるようにしている。また、該開口30の右側にガイド底壁32aとガイド竪壁32bとからなる流出路32が形成され、前記分岐室20から右側に流出した遊技球が該流出路32を通って前記流出口16に導かれるようにしている。
また、図7に示されるように、回転体支持部材5の裏面であって前記開口30の両側縁に一対の軸受溝35,36が形成され、その一方の軸受溝36の開口縁には内径を該軸受溝35,36よりも大きくした拡径部36aを形成している。また、該開口30の底縁には円弧状の器壁37が一体に形成されている。その他、該回転体支持部材5の周縁部に前記ビス4を貫挿するための透孔38、および、前記ビス8がねじ込まれるボス39、一対の係合孔39a等が形成されている。
回転体6は、図8〜図17に示したように、外周に4つの凹部41〜44が90°間隔にて形成され、隣り合う凹部と凹部との間は凸部41′〜44′となる。そして該回転体6の中心に丸棒状の支軸45を貫挿することにより、該回転体6は回転自在に支持される。そして、該支軸45の両端部を前記軸受溝35,36中に合致させて水平に支持することにより、該回転体6は前面が前記開口30から前記分岐室20内に突出するように設定される。なお、該回転体6の一方の端部に形成された円柱状部46aは他方に形成された円柱状部46bよりも少し長手に形成され、該円柱状部46aは前記拡径部36aにのみ合致位置し得るようにすることにより、該回転体6を常に左右を間違いなく組み付けし得るようにしている。
ケース体9は前面が開口した角形のもので、底面50が前方に向けて傾斜状に形成され、該ケース体9内に、普通のパチンコ球(直径11mm)より少し小径で軽い、直径10mm程度の鋼球からなる重り球7を転動可能に配設することにより回転制御手段を構成する。また、該ケース体9の上部に前記回転体支持部材5の前記係合孔39aに係合する一対の爪部51が形成され、下縁部に前記ビス8を貫挿するための透孔52が形成される。そして該ケース体9を前記回転体支持部材5の裏面に固着することにより、該ケース体9内の重り球7を回転体6に対し後側から当接させ、該重り球7の重力が底面50の傾斜によって常に前記回転体6の外周面に掛かるようにすることにより、回転体6の回転が制御されるようにする。即ち、該回転制御手段は、重り球7がその重力により回転体6の凹部41〜44のいずれかに転がり込もうとすることから、図5に示したように、該重り球7の外径の1/3程度が該回転体6の凹部41〜44のいずれかに嵌った状態で該回転体6を停止させ、この回転停止時に該回転体6の凹部41〜44のいずれかが前記流入路13に丁度相対するようにしている。
なお、ケース体9を前記回転体支持部材5の裏面に固着したとき、該ケース体9の前面開口の両側縁部53a,53b(図6に示される)が前記軸受溝35,36に合致することで支軸45が該軸受溝35,36中に止着される。
次に、前記回転体6の4つの凹部41〜44の形状を説明する。この4つの凹部41〜44の内面は、図10〜図17にそれぞれ示したように、砲弾(または釣鐘)の外形の略1/4円を転写したような凹窪形状であり、該凹部41〜44のうちの3つの凹部41〜43については遊技球を左側の流出路31に誘導すべく底面が左側に傾斜した形状に形成され、他の1つの凹部44については遊技球を右側の流出路32に誘導すべく底面が右側に傾斜した形状に形成される。このように該各凹部41〜44の内面を砲弾(または釣鐘)の外形を転写したような特異な形状に形成し、円弧状隆起縁41b〜44bが該各凹部41〜44の縁に形成されるようにすることで、該各凹部41〜44の回転方向後側内面であって球誘導方向と反対側部位に該回転体6が回転するとき遊技球に当接し該遊技球を強制的に押し出し得るように隆起した強制押出部41a〜44aが形成されるようにする。
なお、凹部41と凹部42の境の流出路31側縁に凹欠部47が形成され、凹部42と凹部43の境の流出路31側縁には凹欠部48を形成している。
このように構成した遊技球振分装置では、前記重り球7の作動により回転体6の凹部41〜44のいずれかが前記流入路13に丁度相対し、図5に示した状況では、重り球7が凹部42に嵌り、凹部41が流入路13に丁度相対した状態で該回転体6は停止している。この状態で流入口12から流入路13に遊技球Pが流入すると、該遊技球Pは該回転体6の凹部41に入り、該遊技球Pの重量が該回転体6に掛かり、該遊技球Pは重り球7よりも重いので該回転体6を矢印の方向に回転させ、図18に示したように該重り球7は該回転体6が回転するのに伴い凹部42から離脱して底面50上を一時的に後退動し、図19に示したように凹部43に嵌ろうとする。一方、凹部41に入った遊技球Pは、該凹部41の底面が左側に傾斜していることから左側に誘導される。即ち、通常は回転体6が回転すると同時に遊技球Pは左方に誘導されるが、該回転体6が回転するのに比して遊技球Pが左方へ移動する割合が少ない場合、又は遊技球Pが右方に移動し前記分岐ライン20bをも超えそうになった場合は、凹部41に形成された強制押出部41aが該遊技球Pに当接し、該遊技球Pを強制的に流出路31へと押し出す。なお、凹部43に嵌ろうとする重り球7は回転体6が矢印の方向に回転するのを助長するので、回転体6は図19に示した状態で重り球7によって強制的に回転され、強制押出部41aがより確実に遊技球Pを流出路31へと押し出すこととなる。流出路31に押し出された遊技球Pは、前記流出口15に排出される。そして、重り球7が凹部43に嵌ったとき凹部42が流入路13に相対した状態で該回転体6を停止させる。
次に流入口12に入って流入路13に流入した遊技球は凹部42に入り、該凹部42の傾斜に従い同様に左側に誘導され流出路31を通って流出口15に排出され、凹部43が流入路13に相対した状態で回転体6は停止する。次にまた流入口12から流入した遊技球は凹部43に入り、該凹部43の傾斜に従い同様に左側に誘導され流出路31を通って流出口15より排出され、次に凹部44が流入路13に相対した状態で回転体6は停止する。このように流入口12に連続して入った3個の遊技球はいずれも流出路31を経由して流出口15より排出される。なお、遊技球が凹部42または凹部43に嵌って左側に誘導される際にもそれぞれ強制押出部42aまたは強制押出部43aによって該遊技球が押し出される。
そして流入口12から4個目の遊技球が流入すると該遊技球は、右側に傾斜した凹部44に嵌ることから右側に誘導され、流出路32を通って流出口16に排出される。このように4個目の遊技球が凹部44に嵌って右側に誘導される際にも強制押出部44aが該遊技球を押し出し、再び凹部41が流入路13に相対した状態で回転体6を停止させる。
このようにこの実施形態で示した遊技球振分装置では、4個の遊技球のうちの1個だけを他の流出路に正確に振り分けることができる。
そして、この遊技球振分装置では、遊技球Pがたとえ分岐ライン22bを超えて反対側に流動しかけた場合であっても、回転体6が回転することにより該回転体6の凹部の回転方向後側内面に形成された強制押出部44aが該遊技球Pに当接し、該遊技球Pを本来誘導されるべき方向に誘導することから、球詰まりが未然に解消されるとともに、遊技球を所定の振分比率にて迅速に振り分けることができる。
このため、凹部41〜44に嵌った遊技球は該凹部41〜44に滞留することなく迅速・確実に左右に誘導され、間断なく次の遊技球が流入しても互いに緩衝されることなく振り分けられるとともに、球詰まりが防止される。
なお、強制押出部41a〜44aは、前述のように回転方向後側内面であって球誘導方向と反対側部位に形成されているが、前記円弧状隆起縁41b〜44bの回転方向後側部に形成されているとも言える。
また、前記凸部41′〜44′は前記各凹部41〜44の間に形成されたものであるので、該凹部41〜44に受け入れられた遊技球はその上方に位置する凸部41′〜44′と下方に位置する凸部41′〜44′との間に位置することになるが、下方に位置する凸部は、遊技球の重量を受け回転体6を回転させるように作用するとともに、前記凹部の底面の説明と同様に左右に傾斜した形状であると言えるので、該凸部が遊技球を左右いずれかの誘導したい方向に傾斜した形状に形成されていると言うこともできる。このことを言い換えれば、前記強制押出部41a〜44aは、上方に位置する凸部41′〜44′と下方に位置する凸部41′〜44′との間であって、球誘導方向と反対側部位であり、回転方向後側部に形成されていると言える。
なお、上記振分比率は、回転体6に形成する凹部の数および形状により任意に設定することができる。
また、遊技球の振分先についても、流入した遊技球の流下位置に分岐ラインが存在する遊技球振分装置にあっては、この実施形態に示したような左右に形成した2つの流出路だけでなく、例えば真中に流出させる第3の流出路を形成することにより3方に振り分けることも可能になる。
また、この実施形態では、回転体6の凹部41〜44の内面を砲弾(または釣鐘)の外形を転写したような特異な形状に形成することで、強制押出部41a〜44aが形成されるようにしたが、強制押出部41a〜44aは、各凹部41〜44の回転方向後側内面を局部的に隆起させることにより形成してもよく、回転体6が回転する際、該強制押出部41a〜44aが遊技球に当接することにより、遊技球が該凹部41〜44で滞留することなく迅速に排出されるようになることから、球詰まりを効果的に防止することができる。
なお、強制押出部41a〜44aの形状については、回転体6が回転するのに伴い該強制押出部41a〜44aが徐々に前記分岐ライン20bに接近するように例えばクサビ状に形成するのがよい。即ち、回転体6の回転に伴って強制押出部41a〜44aは前記分岐ライン20bとの距離が遊技球の半径(5.5mm)以下に徐々に近づくように形成されていることが望ましく、こうした構成とすることによって、該強制押出部41a〜44aは、誘導したい方向と反対方向に転動しそうになった遊技球に対してより確実に当接し該遊技球を軌道修正させ、球詰まりをより確実に防止し得る。
また、本発明の遊技球振分装置では、遊技球の自重により回転体を回転させることから、モータやソレノイド等の電気的駆動源およびその制御手段を設ける必要はないが、電気的駆動源を設けることでさらなる改良をすることも可能である。
1 取付基板
2,3 球センサ
4,8 ビス
5 回転体支持部材
6 回転体
7 重り球
9 ケース体
10 透孔
10a 位置決めピン
11 庇部
12 流入口
13 流入路
14 ガイド板
15,16 流出口
17 枠体
18 球受体
20 分岐室
20a 底面
20b 分岐ライン
22 ガイド板
23,24 固設部
25 補強リブ
26 位置決用突起
30 開口
31a,32a ガイド底壁
31b,32b ガイド竪壁
31,32 流出路
35,36 軸受溝
36a 拡径部
37 器壁
38,52 透孔
39 ボス
39a 係合孔
41〜44 凹部
41′〜44′ 凸部
41a〜44a 強制押出部
41b〜44b 円弧状隆起縁
45 支軸
46a,46b 円柱状部
47,48 凹欠部
50 底面
51 爪部
53a,53b 側縁部
P 遊技球

Claims (2)

  1. 遊技球が流入する流入路の下流に回転体が略水平に軸支され、該回転体の外周に遊技球を1個ずつ受け入れ可能な複数の凹部が形成され、該凹部には該回転体の左側に傾斜したものと右側に傾斜したものとがあり、該回転体の左側と右側にそれぞれ流出路が形成され、該凹部に受け入れられた遊技球は該遊技球の重量により該回転体を回転させるとともに該凹部の傾斜に従い誘導されることで左右の流出路に振り分けられるようにした遊技球振分装置であって、前記各凹部の内面の球誘導方向と反対側部位であり、かつ該回転体の回転方向に対し後側となる部位に、該回転体が回転するとき遊技球に当接し該遊技球を強制的に球誘導方向に押し出し得るように他の凹部内面の全体よりも隆起した強制押出部を形成したことを特徴とした遊技球振分装置。
  2. 前記回転体に作用し前記凹部が前記流入路と相対する状態で該回転体を停止させる回転制御手段を設け、該回転制御手段は、前記回転体の裏側にケース体を設け、該ケース体内に重り球を転動可能に設け、該ケース体の底面を傾斜状に形成することで該重り球の重力が常に前記回転体に掛かるようにし、該重り球が該回転体の裏側に位置する凹部に嵌る際に該回転体に付与される回転力により該回転体を強制的に回転させ、前記凹部に滞留した前記遊技球が前記流出路に強制的に押し出されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載した遊技球振分装置。
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