JP7124490B2 - 円形媒体の落下方向転換ユニット - Google Patents
円形媒体の落下方向転換ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP7124490B2 JP7124490B2 JP2018125862A JP2018125862A JP7124490B2 JP 7124490 B2 JP7124490 B2 JP 7124490B2 JP 2018125862 A JP2018125862 A JP 2018125862A JP 2018125862 A JP2018125862 A JP 2018125862A JP 7124490 B2 JP7124490 B2 JP 7124490B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular medium
- circular
- medium
- port
- falling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 18
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
このため、硬貨処理装置やメダル処理装置など円形媒体処理装置は、投入口の長手方向(円形媒体の径方向)と平行に円形媒体を送ることが多くなるために、この方向と上下方向とに相対的に長く形成され、円形媒体の厚み方向には相対的に薄く形成される傾向にある。
このため、円形媒体は、受入口に入ったときの落下姿勢から上下方向の中心線回りに所定の角度だけ回って落下口から落ちる。
したがって、本発明に係る円形媒体の落下方向転換ユニットを投入口と下方の円形媒体処理装置との間に設けることにより、投入口の長手方向の制約を受けることなく円形媒体処理装置を設置できるから、円形媒体処理装置の設置方向の自由度が高くなる。
以下、本発明に係る円形媒体の落下方向転換ユニットの一実施の形態を図1~図6を参照して詳細に説明する。
図1に示す投入口1は、公衆電話機(図示せず)や遊技機(図示せず)の筐体に取付けられるものである。この投入口1には、硬貨やメダルなどからなる円形媒体2を投入するための穴3が形成されている。円形媒体2は、円板状に形成されている。穴3は、上方に向けて開口している。以下において、方向を説明するにあたっては、便宜上、図1において左下側の端部を前端部とし、この前端部と向き合うように見たときの方向を用いて行う。この実施の形態による投入口1の穴3は、左右方向に長く延びるように形成されている。このため、投入口1に投入された円形媒体2は、その円形の表面2aと裏面2bとが前後方向から見えるように立てた落下姿勢で下方に落下する。
落下方向転換ユニット5は、図2および図3に示すように、上方に向けて開口する受入口11と、この受入口11の下方に形成された落下口12とを有している。図3は、落下方向転換ユニット5の構成を理解し易いように、模式的に描いてある。この受入口11に円形媒体2がその表面2aと裏面2bとを立てた落下姿勢で落下して入る。落下口12は、図4に示すように、上方から見て落下姿勢にある円形媒体2の径方向(図4においては上下方向)とは交差する方向に延びて円形媒体2が通過可能に形成されている。
二つの開口部31,32は、上方から見て落下姿勢にある円形媒体2の径方向(図4においては上下方向)の中央から径方向および厚み方向の一方側と他方側とに拡がるように形成されている。開口部31,32の開口形状である扇形の中心角は、この実施の形態においては90°である。
二つの開口部31,32のうち、図4において上側に位置する左側開口部31は、落下方向転換ユニット5の左側突壁15の後側部15aと、左側周壁13と、右側突壁16の左側部16aとによって形成されている。図4において下側に位置する右側開口部32は、右側突壁16の前側部16bと、右側周壁14と、左側突壁15の右側部15bとによって形成されている。
突壁15,16の側面(左側突壁15の後側部15aおよび右側部15bと、右側突壁16の左側部16aおよび前側部16b)は、上下方向に延びている。
第1の突起34が左側突壁15から突出する方向と、第2の突起35が右側突壁16から突出する方向は、上方から見て落下姿勢にある円形媒体2の径方向とは交差する方向(図4においては前後方向)である。また、第1の突起34は、第2の突起35とは反対方向に突出している。これらの第1および第2の突起34,35の上縁は、水平に形成されている。
このように第1および第2の突起34,35が設けられていることにより、第1および第2の突起34,35が上方から見て落下口12の両側に受入口11の側部から突出し、円形媒体2の落下を規制する。
したがって、この実施の形態による円形媒体の落下方向転換ユニット5を投入口1と下方の円形媒体処理装置4との間に設けることにより、投入口1に投入された円形媒体2を表面2aと裏面2bとが指向する方向を変えた状態で円形媒体処理装置4に送ることができる。この結果、投入口1の長手方向の制約を受けることなく円形媒体処理装置4を設置できるから、円形媒体処理装置4の設置方向の自由度が高くなる。
このため、突起34,35によって落下が規制された円形媒体2が開口部31,32内に倒れ込むようにして回り、落下口12に入る。したがって、円形媒体2が受入口11内で回り易いから、速く落下口12に入るようになり、円形媒体2の方向転換に要する時間を短縮することができる。
突出部は、図7~図13に示すように構成することができる。これらの図において、図1~図6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。図7は、突出部の構成を理解し易いように模式的に描いてある。
この実施の形態による左側突壁15と右側突壁16には、前後方向と上下方向とに延びる取付座44が設けられている。
一対の板部材42,43の一端部は、図8に示すように、上述した取付座44に重ねられ、個々の板部材42,43を貫通する固定用ねじ45によって左側突壁15と右側突壁16とにそれぞれ固定されている。
接触部46,47の上端における落下口12側となる一方の角部分には、図10に示すように、丸め加工が施されて凸曲面48が形成されている。
円形媒体2は、このように回りながら接触部46,47に沿って移動することにより、図13(A),(B)に示すように第1および第2の板部材42,43から外れて落下口12内に入り、落下口12を通って下方に落ちる。
また、接触部46,47が上下方向に傾斜していることにより、円形媒体2が第1および第2の板部材42,43に当たったときに滑り易いから、当接時に生じる音を小さくすることができる。
突出部は図14および図15に示すように構成することができる。これらの図において、図1~6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図14に示す円形媒体の落下方向転換ユニット51は、一対の丸棒52,53を備えている。この実施の形態においては、これらの一対の丸棒52,53が本発明でいう「突出部」に相当する。
これらの丸棒52,53のうち、左側開口部31内に位置する第1の丸棒52は、前側の一端部が左側突壁15の左端部に埋め込まれて支持されている。すなわち、第1の丸棒52は、前端部を基端52aとして左側突壁15に突設されている。第1の丸棒52の先端52bは、左側開口部31の落下口近傍を除いて塞ぐ底壁54の後端部であって、落下口12と隣り合う部分に支持されている。このため、第1の丸棒52は、先端52bが基端52aより低くなるとともに、落下口12に近接するように傾斜している。
この実施の形態においては、第1および第2の丸棒53における受入口11内に露出する部位が請求項3記載の発明でいう「接触部」に相当する。
このため、第1および第2の実施の形態を採るときと同様に、投入口1の長手方向の制約を受けることなく円形媒体処理装置4を設置できるから、円形媒体処理装置4の設置方向の自由度が高くなる。
また、第1および第2の丸棒52,53が上下方向に傾斜していることにより、円形媒体2が第1および第2の丸棒52,53に当たったときに生じる音を小さくすることができる。
突出部は図16および図17に示すように構成することができる。これらの図において、図1~6によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図16に示す円形媒体の落下方向転換ユニット61は、一対の丸棒62,63を備えている。この実施の形態においては、これらの一対の丸棒62,63が本発明でいう「突出部」に相当する。
この実施の形態においても第1および第2の丸棒62,63の外面が周面によって形成されているから、第1および第2の丸棒62,63に何ら加工を施すことなく第1および第2の丸棒62,63が円形媒体2と点接触の状態で接触する。したがって、この実施の形態においても、円形媒体2の姿勢変化が速い落下方向転換ユニットを安価に提供することができる。
突出部は図18に示すように構成することができる。図18において、図1~図13によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図18に示す円形媒体の落下方向転換ユニット71は、第1の実施の形態で示した第1および第2の突起34,35と、第2の実施の形態で示した第1および第2の板部材42,43とを備えている。この実施の形態においては、これらの第1および第2の突起34,35と第1および第2の板部材42,43とが本発明でいう「突出部」に相当する。
したがって、この実施の形態によれば、円形媒体2が方向転換する際の信頼性が高くなるとともに、短時間でしかも静かに方向転換をする円形媒体の落下方向転換ユニットを提供することができる。
Claims (2)
- 円形媒体がその円形の表面と裏面とを立てた落下姿勢で落下して入る受入口と、
前記受入口の下方に形成され、上方から見て前記落下姿勢にある円形媒体の径方向とは交差する方向に延びて円形媒体が通過可能に形成された落下口と、
前記受入口に入った円形媒体が立った状態で前記落下口に向けて回るように円形媒体の姿勢を変える方向転換部とを備え、
前記方向転換部は、上方から見て前記落下口の両側に前記受入口の側部から突出して円形媒体の落下を規制する一対の突出部を有し、
前記突出部の突出方向は、上方から見て前記落下姿勢にある円形媒体の径方向とは交差する方向であり、
前記一対の突出部のうち一方の突出部は、他方の突出部とは反対方向に突出し、
前記一対の突出部のうち一方の突出部と他方の突出部は、上方から見て先端が前記落下口に近接する方向に傾斜していることを特徴とする円形媒体の落下方向転換ユニット。 - 請求項1に記載の円形媒体の落下方向転換ユニットにおいて、
前記突出部は丸棒によって形成されていることを特徴とする円形媒体の落下方向転換ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018125862A JP7124490B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 円形媒体の落下方向転換ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018125862A JP7124490B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 円形媒体の落下方向転換ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020004320A JP2020004320A (ja) | 2020-01-09 |
JP7124490B2 true JP7124490B2 (ja) | 2022-08-24 |
Family
ID=69100213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018125862A Active JP7124490B2 (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 円形媒体の落下方向転換ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7124490B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202131A (ja) | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 硬貨処理装置 |
JP2011115506A (ja) | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機設置島 |
JP2015229092A (ja) | 2014-06-09 | 2015-12-21 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
-
2018
- 2018-07-02 JP JP2018125862A patent/JP7124490B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202131A (ja) | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 硬貨処理装置 |
JP2011115506A (ja) | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機設置島 |
JP2015229092A (ja) | 2014-06-09 | 2015-12-21 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020004320A (ja) | 2020-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6207253B2 (ja) | 遊技機 | |
KR940008124B1 (ko) | 코인 송출 장치 | |
JP4728733B2 (ja) | 遊技機用の可動式演出装置 | |
JP6025526B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5815480B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7124490B2 (ja) | 円形媒体の落下方向転換ユニット | |
JP2007130221A (ja) | 遊技機 | |
JP4394011B2 (ja) | 遊技機のステージ機構 | |
JP4498811B2 (ja) | 遊技球誘導装置 | |
JP2006223731A (ja) | 遊技球の振分け装置 | |
JP2003111911A (ja) | パチンコ機の入賞装置 | |
JP5213418B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6281080B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5733765B2 (ja) | メダル払出装置 | |
JP2021029463A (ja) | 遊技機 | |
JP7504433B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4324904B2 (ja) | 円板体選別装置 | |
JP2021029462A (ja) | 遊技機 | |
JP5582513B1 (ja) | メダル払出装置 | |
JP2010131122A5 (ja) | ||
JP6504573B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6243883B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6592700B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006230937A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3900385B2 (ja) | パチンコ機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7124490 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |