JP6775071B2 - 配線基板 - Google Patents

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Description

本開示は、配線基板に関する。
半導体素子等の搭載部品の放熱性を高めるために、金属製の基材を枠体に取り付けた配線基板が公知である(特許文献1参照)。基材は、枠体に対し、ろう材等の接合材を介して接合される。特許文献1では、枠体に段差部を設けることによって、電子部品等の搭載部品の搭載が予定されてなる搭載エリアへの接合材の流れ込みを抑制している。
特開2015−204426号公報
上述のように枠体に段差部を設けることで接合材の流れを抑制する構成では、段差部によって基材と枠体との接合面積が減少する。その結果、接合部分の気密性が低下する可能性がある。
また、図4に示すように、基材102には、枠体103に加え、複数の搭載部品107,108を3次元的に配置するための台座104が設けられることがある。このような台座104を設けている場合、枠体103と基材102との接合時に、溶融した接合材が台座と基材との付け根部分104Aに流れ込みやすく、付け根部分104Aで接合材が硬化してフィレットFが形成される。通常、搭載部品(図4では搭載部品108)は、台座104と並べられて基材102の表面に搭載されることになるが、搭載部品108の搭載が予定されている搭載エリアまでこのフィレットFが到達していると、その後、搭載部品108を基材102の表面に搭載する際に、搭載部品108の基材への接合が不十分となったり、傾いたりする搭載不良が発生する。搭載不良は、搭載部品の接合強度、放熱性、搭載位置精度等を低下させる。
本開示の一局面は、基材と枠体との接合面積を維持しつつ、台座の付け根部分におけるフィレットの形成を抑制できる配線基板を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、表面及び裏面を有する金属製の基材と、基材の表面に、接合材からなる接合層を介して接合された絶縁性の枠体と、基材の表面のうち、枠体よりも内側の領域に設けられた台座と、を備える配線基板である。配線基板は、基材の表面に配置された溝をさらに備える。基材の表面には、搭載部品の搭載が予定されてなる搭載エリアを有する。溝は、表面のうち平面視で少なくとも搭載エリアと台座との間の領域に配置されると共に、搭載エリアと台座との対向方向に対し交差する方向に延伸する。
このような構成によれば、基材と枠体との接合時に、接合層を形成する接合材が搭載エリアと台座との間の領域に配置された溝に流入し、接合材が台座の付け根にフィレットを形成することが抑制される。そのため、基材と枠体との接合面積を減らすことなく、台座の付け根部分におけるフィレットの形成を抑制できる。
本開示の一態様では、溝は、平面視で台座の搭載エリアと対向する外縁に隣接して形成されてもよい。このような構成によれば、フレットの形成要因となる台座の付け根部分に溝が設けられるので、より確実に台座の付け根部分におけるフィレットの形成を抑制できる。さらに、台座の付け根部分のうち、接合材によりフィレットが形成され得る領域を低減することができる。
本開示の一態様では、台座は、基材と一体に構成されてもよい。このような構成によれば、台座を容易に形成することができる。また、台座から基材までの熱の流れが阻害されることを抑制できるので、台座に搭載される搭載部品の放熱性を高めることができる。
本開示の一態様では、溝の少なくとも一方の端部は、平面視で、対向方向に対し垂直な方向において搭載エリアの一方の端よりも枠体側に突出してもよい。このような構成によれば、溝の一方の端部が搭載エリアよりも基材と枠体との接合箇所に近くなり、接合材が溝に導入されやすくなる。したがって、より確実に接合材が台座の付け根部分に到達することを抑制できる。
本開示の一態様では、溝の深さは、基材の厚みの1/2以下であってもよい。このような構成によれば、基材の放熱性の低下を抑制できる。さらに、基材の強度を低下させることも抑制できる。
本開示の一態様では、溝のうち搭載エリアと重なる部分の幅は、搭載エリアの対向方向における長さの1/3以下であってもよい。このような構成によれば、搭載エリアの大きさを十分に確保し、搭載部品の接合性を損なうことを抑制しつつ、フィレットの形成を抑制することができる。また、搭載部品が搭載された際に、搭載部品の放熱性を維持できる。
本開示の一態様では、枠体は、セラミックを主成分としてもよい。このような構成によれば、耐熱性の高い半導体パッケージを得ることができる。
本開示の一態様では、基材は、銅、銅合金及び銅複合体のうち少なくとも1つで構成されてもよい。このような構成によれば、基材の伝熱性を高めることができる。
本開示の一態様では、搭載エリアに搭載された搭載部品をさらに備えてもよい。このような構成によれば、信頼性の高い半導体パッケージが得られる。
図1Aは、実施形態の配線基板の模式的な平面図であり、図1Bは、図1A のIB−IB線での模式的な断面図である。 図2Aは、図1Aとは異なる実施形態の配線基板の模式的な平面図であり、 図2Bは、図2AのIIB−IIB線での模式的な断面図である。 図3は、図1A及び図2Aとは異なる実施形態の配線基板の模式的な平面図 である。 図4は、本発明の課題を説明するための配線基板の模式的な断面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1A,1Bに示す配線基板1は、基材2と、枠体3と、台座4と、溝5と、第1搭載部品7と、第2搭載部品8とを備える。
<基材>
基材2は、表面2A及び裏面2Bを有する金属製の板材である。基材2は、第1搭載部品7及び第2搭載部品8の放熱部材として機能する。基材2は、伝熱性の観点から、銅、銅合金及び銅複合体のうち少なくとも1つで構成されるとよい。なお、銅合金としては、銅を主成分としつつ、ニッケル、リン、亜鉛、スズ、アルミニウム等が含有された合金が挙げられる。なお、「主成分」とは、90質量%以上含まれる成分を意味する。また、銅複合体としては、例えば、タングステンにより骨格を形成する多孔体中に銅が含侵された複合体や、銅とモリブデンが交互に積層された多層構造の複合体等が挙げられる。一方、基材2の裏面2Bには、放熱フィン等を有するヒートシンクが取り付けられてもよい。
基材2の表面2Aには、第2搭載部品8の搭載が予定されてなる搭載エリア2Cを有する。搭載エリア2Cは、平面視で(つまり、表面2Aと垂直な方向から視て)第2搭載部品8の外縁と一致する領域である。
本実施形態では、搭載エリア2Cには第2搭載部品8が実際に搭載されているため、搭載エリア2Cは第2搭載部品8と完全に重なっている。第2搭載部品8は、例えば、ろう材、はんだ、樹脂接着剤等によって搭載エリア2Cに接合されている。
また、搭載エリア2Cは、平面視で、後述する枠体3と台座4とに挟まれた位置に設けられている。また、搭載エリア2Cは、枠体3と離間すると共に、台座4とも離間して配置されている。
<枠体>
枠体3は、基材2の表面2Aの周囲に接合層3Aを介して接合された絶縁性の部材である。枠体3は、平面視で搭載エリア2C及び台座4を囲むように、基材2に接合されている。
本実施形態では、枠体3は、複数の絶縁層を重ねた積層体である。また、枠体3には、配線(図示省略)が配置されている。この配線は、絶縁層の表面に配置された配線パターン、絶縁層を貫通する導体、搭載部品7,8に通電が必要な場合に搭載部品7,8と電気的に接続されるように構成された接続パッド等を含んでいる。
枠体3の絶縁層の材質は特に限定されないが、耐熱性の観点から枠体3はセラミックを主成分とするとよい。このセラミックとしては、例えば、アルミナ、ベリリア、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、ガラス等が挙げられる。これらのセラミックは単体で、又は2種以上組み合わせて使用することができる。
接合層3Aは、流動性を有する接合材の凝固によって形成されている。接合層3Aの融点としては、300℃以上が好ましい。接合層3Aを形成する接合材としては、例えば、ろう材、はんだ、樹脂接着剤等が挙げられる。これらの中でも耐熱性の観点から、ろう材又ははんだが好ましい。ろう材としては、銀系ろう材が例示される。はんだとしては、金錫はんだが例示される。
<台座>
台座4は、基材2の表面2Aのうち、枠体3よりも内側の領域に設けられた金属製の部位である。
本実施形態では、台座4は、基材2と一体に構成されている。台座4は、基材2の表面2Aの一部が盛り上がることによって構成されている。換言すれば、台座4は、基材2のうち、他の部位よりも厚みの大きい部位である。
台座4には、第1搭載部品7が配置されている。第1搭載部品7は、例えば、ろう材、はんだ、樹脂接着剤等によって台座4の表面に接合されている。また、台座4は、枠体3と離間して配置されている。
<溝>
溝5は、基材2の表面2Aに配置されている。溝5は、基材2において、他の部位よりも厚みが小さくされた部位である。
溝5は、基材2の表面2Aのうち平面視で少なくとも搭載エリア2Cと台座4との間の領域に配置されている。また、溝5は、搭載エリア2Cと台座4との対向方向(図1A中左右方向)に対し交差する方向(図1A中上下方向)に延伸している。
具体的には、溝5は、平面視で台座4の搭載エリア2Cと対向する外縁4Aと重なると共に、外縁4Aに沿って形成されている。つまり、溝5は、外縁4Aに隣接して平行に延伸している。つまり、溝5の一方の側面は、台座4の第2搭載部品8と対向する側面と面一である。また、溝5は、平面視で搭載エリア2Cに幅方向(溝5における図1Aの左右方向)の一部が重なっている。
さらに、溝5の2つの端部5A,5Bは、平面視で、上記対向方向に対し垂直な方向(本実施形態では溝5の延伸方向)において搭載エリア2Cの端2D、2Eよりも枠体3側に突出している。つまり、溝5は、搭載エリア2Cと台座4との間の領域の一方の外側から、この領域を挟んだ反対の外側まで、この領域を通過するように延伸している。
このように溝5は、平面視で、基材2の表面2Aのうち、台座4と搭載エリア2Cとに挟まれた領域全体にわたって形成されている。また、溝5は、台座4と搭載エリア2Cとに挟まれた領域の外側にも配置されている。
溝5の深さは、基材2の厚みの1/2以下が好ましい。溝5が深すぎると、基材2の体積が低減し、放熱性及び基材の強度が低下するおそれがある。
また、溝5のうち搭載エリア2Cと重なる部分の幅Wは、搭載エリア2Cの台座4との対向方向における長さLの1/3以下が好ましい。搭載エリア2Cと重なる部分の幅Wが大きすぎると、第2搭載部品8と基材2との接合性が低下するおそれがある。また、第2搭載部品8を搭載した際に、基材2と第2搭載部品8との接触面積が低下するため、第2搭載部品8の放熱性が低下するおそれがある。
<搭載部品>
第1搭載部品7、及び第2搭載部品8は、それぞれ、稼働によって熱を発する部品である。
例えば、第1搭載部品7としてLED(発光ダイオード)やLD(レーザーダイオード)、第2搭載部品8として蛍光体を有する光波長変換部材を用いてもよい。この組み合わせにより、ヘッドランプ、各種照明機器、レーザープロジェクター等の光源用の配線基板が得られる。
第1搭載部品及び第2搭載部品8は、枠体3が接合層3Aによって基材2に接合された後に、台座4又は基材2に直接取り付けられる。なお、各搭載部品に通電が必要な場合は、上述した枠体3の接続パッドに、例えばワイヤボンディングによって電気的に接続される。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)基材2と枠体3との接合時に、接合層3Aを形成する接合材が搭載エリア2Cと台座4との間の領域に配置された溝5に流入し、接合材が台座4の付け根にフィレットを形成することが抑制される。そのため、基材2と枠体3との接合面積を減らすことなく、台座4の付け根部分におけるフィレットの形成を抑制できる。
(1b)溝5が平面視で台座4の搭載エリア2Cと対向する外縁4Aに隣接して、つまり台座4の付け根部分に沿って形成されているため、フレットの形成要因となる台座の付け根部分に溝が設けられるので、より確実にフィレットの形成を抑制できる。さらに、台座4の付け根部分のうち、接合材によりフィレットが形成され得る領域を低減することができる。
(1c)溝5の2つの端部5A,5Bが、平面視で搭載エリア2Cの端2D、2Eよりも枠体3側に突出することで、接合材が溝5に導入されやすくなり、より確実に接合材が台座4の付け根部分に到達することを抑制できる。
(1d)台座4が基材2と一体に構成されることで、台座4を容易に形成することができる。また、台座4から基材2までの熱の流れが阻害されることを抑制できるので、台座4に搭載される第1搭載部品7の放熱性を高めることができる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
図2A,2Bに示す配線基板11は、基材2と、枠体3と、台座4と、溝15と、第1搭載部品7と、第2搭載部品8とを備える。基材2と、枠体3と、台座4と、第1搭載部品7と、第2搭載部品8とは、図1Aの配線基板1と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
<溝>
溝15は、平面視で搭載エリア2Cとは重なっていない(つまり、搭載エリア2Cと離間している)点を除いて、図1Aの溝5と同じものである。
[2−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)搭載エリア2C内に溝15が設けられないため、第2搭載部品8と基材2との接合面積が大きくなる。その結果、第2搭載部品の接合性を高められる。また、第2搭載部品が搭載された際には、第2搭載部品8の放熱性を高められる。
[3.第3実施形態]
[3−1.構成]
図3に示す配線基板21は、基材2と、枠体3と、台座4と、溝25と、第1搭載部品7と、第2搭載部品8とを備える。基材2と、枠体3と、台座4と、第1搭載部品7と、第2搭載部品8とは、図1Aの配線基板1と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
<溝>
溝25は、図1Aの溝5の一部を除去して第1部25Aと第2部25Bとに分割したものである。
つまり、溝25は、基材2の表面2Aのうち平面視で搭載エリア2Cと台座4との間の領域から枠体3に向かって延伸する第1部25Aと、上記領域から第1部25Aとは逆向きに枠体3に向かって延伸する第2部25Bとを有する。
第1部25Aと第2部25Bとは溝25の延伸方向に離間して配置されている。第1部25A及び第2部25Bそれぞれの外側の(つまり枠体3に近い)端部は、搭載エリア2Cと台座4との対向方向に対し垂直な方向において搭載エリア2Cの端2D、2Eよりも枠体3側に突出している。
[3−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(3a)搭載エリア2Cと台座4との間の領域に溝25が存在しない部分が設けられることで、基材2と第2搭載部品8との接合面積を維持しつつ、台座4の付け根部分におけるフィレットの形成を抑制することができる。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(4a)上記実施形態の配線基板1,11,21は、複数の台座4を備えてもよい。また、基材2は、複数の搭載エリア2Cを有してもよい。
(4b)上記実施形態の配線基板1,11,21において、基材2の表面2Aのうち、搭載エリア2Cと台座4との間の領域以外に溝を設けてもよい。例えば、台座4を囲うように溝を設けてもよいし、搭載エリア2Cを囲うように溝を設けてもよい。また、台座4と搭載エリア2Cとを囲うように溝を設けてもよい。
(4c)上記実施形態の配線基板1,11,21において、溝5,15,25は、必ずしも台座4の外縁4Aと重ならなくてもよい。また、溝5,15,25は、必ずしも搭載エリア2Cと台座4との間の領域の外側まで延伸しなくてもよい。さらに、溝5,15,25は、必ずしも台座4の外縁4Aに沿って形成されていなくてもよい。また、溝5,15,25の一端は、台座4の外縁4Aよりも枠体3側に突出していてもよい。つまり、溝5,15,25は、枠体3の近くまで延伸してもよい。
(4d)上記実施形態の配線基板1,11,21において、台座4は、必ずしも基材2と一体に構成されなくてもよい。例えば、台座4は、接合材によって基材2に接合されていてもよい。また、台座4を基材2と別部材として準備し、台座4と基材2とを接合する場合、台座4の材料は、基材2と同一又は異なる材料で形成されていてもよい。台座4と基材2とを異なる材料で形成する場合、台座4の材料は、例えば、窒化アルミニウム、アルミナ、銅、銅合金、銅複合体、アルミニウム、鉄ニッケル合金等の放熱性に優れる材料が好ましい。
(4e)上記実施形態の配線基板1,11,21は、第1搭載部品7及び第2搭載部品8の少なくとも一方を備えていなくてもよい。つまり、本開示は、配線基板に搭載される複数の搭載部品のうち、一部又は全部の搭載部品が搭載される前の配線基板も含む概念である。
(4f)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
[5.実施例]
以下に、本開示の効果を確認するために行った試験の内容とその評価とについて説明する。
<実施例1>
図1Aの溝5を設けた基材2(平均厚み500μm)に枠体3をろう付けした。ろう材により台座4の付け根部分に形成されたフィレットの厚みを計測したところ、0μmであった。
<比較例1>
図1Aの溝5を設けていない基材2(厚みは実施例1と同じ)に枠体3をろう付けした。ろう材により台座4の付け根部分に形成されたフィレットの厚みを計測したところ、51μmであった。
<考察>
実施例1と比較例1との結果から、溝5によって、台座4の付け根部分におけるフィレットの形成を抑制できることが示された。
1…配線基板、2…基材、2A…表面、2B…裏面、2C…搭載エリア、3…枠体、
3A…接合層、4…台座、4A…外縁、5…溝、5A,5B…端部、
7…第1搭載部品、8…第2搭載部品、11…配線基板、15…溝、21…配線基板、
25…溝、25A…第1部、25B…第2部。

Claims (9)

  1. 表面及び裏面を有する金属製の基材と、
    前記基材の前記表面に、接合材からなる接合層を介して接合された絶縁性の枠体と、
    前記基材の前記表面のうち、前記枠体よりも内側の領域に設けられた台座と、
    を備える配線基板であって、
    前記基材の前記表面に配置された溝をさらに備え、
    前記基材の前記表面には、搭載部品の搭載が予定されてなる搭載エリアを有し、
    前記溝は、前記表面のうち平面視で少なくとも前記搭載エリアと前記台座との間の領域に配置されると共に、前記搭載エリアと前記台座との対向方向に対し交差する方向に延伸する、配線基板。
  2. 前記溝は、平面視で前記台座の前記搭載エリアと対向する外縁に隣接して形成される、請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記台座は、前記基材と一体に構成される、請求項1又は請求項2に記載の配線基板。
  4. 前記溝の少なくとも一方の端部は、平面視で、前記対向方向に対し垂直な方向において前記搭載エリアの一方の端よりも枠体側に突出する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線基板。
  5. 前記溝の深さは、前記基材の厚みの1/2以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配線基板。
  6. 前記溝のうち前記搭載エリアと重なる部分の幅は、前記搭載エリアの前記対向方向における長さの1/3以下である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線基板。
  7. 前記枠体は、セラミックを主成分とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線基板。
  8. 前記基材は、銅、銅合金及び銅複合体のうち少なくとも1つで構成される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の配線基板。
  9. 前記搭載エリアに搭載された前記搭載部品をさらに備える、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の配線基板。
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