JP6774761B2 - 試料ホルダー - Google Patents
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荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料または前記試料が載置される試料台に電流を流すための第1電極および第2電極と、
前記試料または前記試料台が前記第1電極と前記第2電極との間で固定されるように、前記第2電極を前記第1電極に向けて押圧する押圧部と、
前記試料または前記試料台を加熱するための第1ヒーターおよび第2ヒーターと、
を含み、
前記第1ヒーターは、前記第1電極に機械的に接続され、
前記第2ヒーターは、前記第2電極に機械的に接続されている。
荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料または前記試料が載置される試料台に電流を流すための第1電極および第2電極と、
前記試料または前記試料台が前記第1電極と前記第2電極との間で固定されるように、前記第2電極を前記第1電極に向けて押圧する押圧部と、
前記試料または前記試料台を加熱するための第1ヒーターおよび第2ヒーターと、
を含み、
前記第1電極および前記第2電極は、第1方向において、前記試料または前記試料台を挟むように設けられ、
前記第1ヒーターおよび前記第2ヒーターは、前記第1方向とは異なる第2方向において、前記試料または前記試料台を挟むように設けられている。
前記第1ヒーターと前記第2ヒーターとは、独立して動作可能に構成されていてもよい。
前記押圧部が前記第2電極を押圧する力を測定するためのセンサーを含んでいてもよい。
基台を含み、
前記押圧部は、雄ネジ部を有し、
前記基台には、前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が設けられ、
前記押圧部は、前記雄ネジ部が前記雌ネジ部にねじ込まれることにより、前記第2電極を押圧してもよい。
前記試料または前記試料台に電流を流すための第3電極を、さらに含んでもよい。
荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料または前記試料が載置される試料台を加熱するための第1ヒーターおよび第2ヒーターと、
前記試料または前記試料台が前記第1ヒーターと前記第2ヒーターとの間で固定されるように、前記第2ヒーターを前記第1ヒーターに向けて押圧する押圧部と、
を含む。
に係る試料ホルダーが用いられる荷電粒子線装置は、集束イオンビーム加工観察装置(Focused Ion Beam System、FIB装置)であってもよい。
1.1. 試料ホルダー
まず、第1実施形態に係る試料ホルダーについて図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る試料ホルダー100が走査電子顕微鏡1に装着された状態を模式的に示す図である。
極32の表面との間で試料Sが固定されている。試料ホルダー100では、試料Sは第1電極30および第2電極32のみと接している。すなわち、試料Sは、第1電極30および第2電極32のみで固定されている。
(1)試料の加熱
次に、試料ホルダー100が試料Sを加熱するときの動作について説明する。図4〜図7は、試料ホルダー100が試料Sを加熱するときの動作を説明するための図である。
次に、試料ホルダー100が試料Sを保持するときの動作について説明する。
第2ヒーター42によっても試料Sを加熱することができる。また、試料ホルダー100では、第1ヒーター40は第1電極30を介して試料Sを加熱することができ、第2ヒーター42は第2電極32を介して試料Sを加熱することができる。
次に、第1実施形態に係る試料ホルダーの変形例について、図面を参照しながら説明する。図11は、第1実施形態の変形例に係る試料ホルダー200を模式的に示す断面図である。
次に、第2実施形態に係る試料ホルダーについて、図面を参照しながら説明する。図12は、第2実施形態に係る試料ホルダー300を模式的に示す断面図である。図13は、第2実施形態に係る試料ホルダー300を模式的に示す平面図である。なお、図12は、図13のXII−XII線断面図である。また、図13では、便宜上、ヒーター40,42、および試料固定ネジ50以外の部材の図示を省略している。
略する。
次に、第3実施形態に係る試料ホルダーについて、図面を参照しながら説明する。図14は、第3実施形態に係る試料ホルダー400を模式的に示す断面図である。図15は、第3実施形態に係る試料ホルダー400を模式的に示す平面図である。なお、図14は、図15のXIV−XIV線断面図である。また、図15では、便宜上、ヒーター440、電極支持部18a,18b、および試料固定ネジ50以外の部材の図示を省略している。
次に、第4実施形態に係る試料ホルダーについて、図面を参照しながら説明する。図16は、第4実施形態に係る試料ホルダー500を模式的に示す平面図である。図17および図18は、第4実施形態に係る試料ホルダー500を模式的に示す断面図である。なお、図17は、図16のXVII−XVII線断面図であり、図18は、図16のXVIII−XVIII線断面図である。また、図16では、便宜上、電極30,32、ヒーター40,42、電極支持部18a,18b、および試料固定ネジ50以外の部材の図示を省略している。
および第2電極32は、第1方向Aにおいて試料Sを挟み、第1ヒーター40および第2ヒーター42は、第1方向Aとは異なる第2方向Bにおいて、試料Sを挟んでいる。そのため、試料ホルダー400では、第1ヒーター40および第2ヒーター42で発生した熱を、電極30,32を介さずに、試料Sに伝えることができる。
次に、第5実施形態に係る試料ホルダーについて、図面を参照しながら説明する。図19は、第5実施形態に係る試料ホルダー600を模式的に示す平面図である。なお、図19では、便宜上、電極30,32,630、ヒーター40,42,640、および試料固定ネジ50以外の部材の図示を省略している。
Claims (7)
- 荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料または前記試料が載置される試料台に電流を流すための第1電極および第2電極と、
前記試料または前記試料台が前記第1電極と前記第2電極との間で固定されるように、前記第2電極を前記第1電極に向けて押圧する押圧部と、
前記試料または前記試料台を加熱するための第1ヒーターおよび第2ヒーターと、
を含み、
前記第1ヒーターは、前記第1電極に機械的に接続され、
前記第2ヒーターは、前記第2電極に機械的に接続されている、試料ホルダー。 - 荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料または前記試料が載置される試料台に電流を流すための第1電極および第2電極と、
前記試料または前記試料台が前記第1電極と前記第2電極との間で固定されるように、前記第2電極を前記第1電極に向けて押圧する押圧部と、
前記試料または前記試料台を加熱するための第1ヒーターおよび第2ヒーターと、
を含み、
前記第1電極および前記第2電極は、第1方向において、前記試料または前記試料台を挟むように設けられ、
前記第1ヒーターおよび前記第2ヒーターは、前記第1方向とは異なる第2方向において、前記試料または前記試料台を挟むように設けられている、試料ホルダー。 - 請求項1または2において、
前記第1ヒーターと前記第2ヒーターとは、独立して動作可能に構成されている、試料ホルダー。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記押圧部が前記第2電極を押圧する力を測定するためのセンサーを含む、試料ホルダ
ー。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
基台を含み、
前記押圧部は、雄ネジ部を有し、
前記基台には、前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が設けられ、
前記押圧部は、前記雄ネジ部が前記雌ネジ部にねじ込まれることにより、前記第2電極を押圧する、試料ホルダー。 - 請求項1ないし5のいずれか1項において、
前記試料または前記試料台に電流を流すための第3電極を、さらに含む、試料ホルダー。 - 荷電粒子線装置用の試料ホルダーであって、
試料または前記試料が載置される試料台を加熱するための第1ヒーターおよび第2ヒーターと、
前記試料または前記試料台が前記第1ヒーターと前記第2ヒーターとの間で固定されるように、前記第2ヒーターを前記第1ヒーターに向けて押圧する押圧部と、
を含む、試料ホルダー。
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Family Applications (1)
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