JP6444693B2 - 反射型x線発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、反射型X線発生装置に関し、より特定的には、高性能な反射型X線発生装置に関する。
従来、X線撮影は、医療分野における診断や産業機器分野における非破壊検査などに用いられている。
X線を発生するX線発生装置は、電子(電子線)を放出する電子源と、電子源から放出された電子を集束するレンズ電極と、電子が衝突することでX線を発生するターゲットとを備えている。X線発生装置は、電子源から放出された電子をターゲットに衝突させ、その衝突エネルギーによりターゲットからX線を発生させる。発生したX線は、ウインドウを通じて外部の対象物へ放射される。X線発生装置には、透過型と反射型という2つの方式がある。透過型は、電子源からターゲットに向かう電子線の進行方向と同じ方面からX線を取り出す方式である。反射型は、電子源からターゲットに向かう電子線の進行方向とは異なる方向からX線を取り出す方式である。
透過型では、ターゲットはウインドウに接触した位置に保持されるのに対し、反射型では、ターゲットはウインドウから離した位置に保持されるため、反射型は透過型に比べてターゲットを冷却しやすい。したがって、反射型では、電子線の強度を強くすることができ、より高感度なX線撮影を行うことができる。
図9は、従来の反射型X線発生装置の構成を模式的に示す断面図である。
図9を参照して、従来の反射型X線発生装置は、真空容器101と、ターゲット102と、ヘッド103とを備えている。真空容器101は、円筒形状を有している。ターゲット102は、真空容器101内部に固定されている。ターゲット102は、電子線の照射によりX線を発生する物質よりなっている。ターゲット102は、真空容器101の中央部に設けられている。ヘッド103は、真空容器101の図9中上部に固定されている。真空容器101およびヘッド103は真空(減圧)の空間を構成している。ヘッド103は、ケース部111と、ウインドウ112とを含んでいる。ケース部111は、その上部に開口部を含んでいる。ウインドウ112は、ケース部111の開口部を塞ぐようにケース部111の上部に固定されている。ウインドウ112は平板状である。
反射型X線発生装置は、矢印AR101で示すように電子線をターゲット102に照射することにより、ターゲット102からX線を発生させる。発生したX線は、ウインドウ112を通じて、矢印AR102で示す方向に照射される。
X線の照射方向にはワークWKおよびX線検出装置104が設けられている。X線検出装置104は、ワークWKを透過したX線を受信し、受信したX線の強度を示す信号を制御部(図示無し)に送信する。
電子線が衝突することでターゲット102は高温になるため、ターゲット102は冷却される必要がある。ターゲット102を冷却するためには、ターゲット102は、真空容器101の側壁から離れた位置に設けられる必要がある。加えて、電子源と真空容器101の側面との間でのショートを防止するために、ターゲット102は、真空容器101の側面から離れた位置に設けられる必要がある。
なお、従来のX線発生装置は、たとえば下記特許文献1に開示されている。下記特許文献1には、電子放出源と、電子放出源から放出された電子の照射によりX線を発生する平板状のターゲットと、ターゲットから放出されたX線を遮蔽する遮蔽部材と、ターゲットの温度を検出するための温度センサーとを備えたX線発生装置が開示されている。ターゲットは、ターゲット基板と、ターゲット基板における電子放出源側の面に設けられたターゲット膜とを含んでいる。
特開2012−186111号公報
しかしながら、従来の反射型X線発生装置には、性能が低いという問題があった。これについて以下に説明する。
図9を参照して、ワークWKが、撮影位置よりもX線発生装置方向(図9中下方向)に突出した突出部分WK1を有する場合(ワークWKが、たとえばL字型の断面形状を有する場合)、ワークの突出部分WK1は真空容器101の側面と干渉するため、ウインドウ112を突出部分WK1に近づけることはできなかった。その結果、従来の反射型X線発生装置は、突出部分WK1に近いワークWKの根元部分(図9中A部分)にX線を照射することができなかった。このため、突出部分WK1に近いワークWKの根元部分を撮影することはできなかった。
上述のように冷却やショートの問題を回避するために、ウインドウ112は真空容器101の側面から距離をおいて設けられる必要があったため、ウインドウ112を真空容器101の側面に近い位置に設けることはできなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、高性能な反射型X線発生装置を提供することである。
本発明の一の局面に従う反射型X線発生装置は、円筒形状の真空容器と、真空容器の側面を覆うケース部と、ケース部に取り付けられたヘッドとを備えたX線発生装置であって、ケース部は、ヘッドを固定する平面状のケース端部と、円筒形状の側部と、ケース端部と側部との間に設けられ、円錐台の側面の形状を有する傾斜面とを含み、ヘッドは、傾斜面を構成する曲面よりもケース端部から離れた位置まで突出しており、ヘッドは、ケース端部を構成する平面に対して傾斜した第1および第2の平面と、真空容器の内部で発生したX線を対象物へ導くウインドウとを含み、ウインドウは第1の平面に面しており、第2の平面に面していない。
上記反射型X線発生装置において好ましくは、ヘッドは、ケース端部に固定される円筒形状の本体部と、本体部よりもケース端部から離れる方向に突出し、本体部の円筒形状の一部を切断することにより形成された突出部とをさらに含み、第1および第2の平面の各々は、突出部に設けられており、本体部の側面と隣接している。
上記反射型X線発生装置において好ましくは、ケース端部の法線と、ウインドウからのX線の照射方向とを含む断面で見た場合に、突出部は、本体部の幅よりも小さい幅を有する。
上記反射型X線発生装置において好ましくは、ヘッドは、第2の平面に設けられたターゲット固定部をさらに含み、ターゲット固定部は、X線の発生源であるターゲットを固定する。
上記反射型X線発生装置において好ましくは、ヘッドは、ケース端部の法線と、ウインドウからのX線の照射方向とを含む断面で見た場合に、第1の平面と第2の平面との間に設けられ、第1の平面に対して垂直な第3の平面をさらに含む。
上記反射型X線発生装置において好ましくは、ケース部は、ケース端部とは反対側に設けられた平面状の端部である逆端部をさらに含み、ケース端部の平面と逆端部の平面とは、30度以上60度以下の角度をなす。
本発明によれば、高性能な反射型X線発生装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態におけるX線撮影装置の構成を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の外観を示す正面図である。 本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の外観を示す底面図(図2中IIIで示す方向から見た図)である。 本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の外観を示す左側面図(図2中IVで示す方向から見た図)である。 本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の外観を示す上面図(図2中Vで示す方向から見た図)である。 本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の外観を示す右側面(図2中VIで示す方向から見た図)である。 本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の効果を説明する図である。 本発明の一の変形例におけるX線発生装置の構成を模式的に示す断面図である。 従来の反射型X線発生装置の構成を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
[X線撮影装置の概略的な構成]
始めに、本発明の一実施の形態におけるX線撮影装置の概略的な構成について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるX線撮影装置の構成を模式的に示す断面図である。なお図1は、ケース部41の端部41aの法線と、ウインドウ12からのX線の照射方向(矢印AR2)とを含む断面で見た場合の断面図である。
図1を参照して、本実施の形態のX線撮影装置は、X線発生装置1と、X線検出装置50と、制御部80と、操作部90などを備えている。
X線発生装置1は、反射型であり、ヘッド10と、ターゲット13と、チャンバー40とを主に含んでいる。チャンバー40は、ケース部41と、真空容器42と、絶縁部43とを含んでいる。真空容器42は、円筒形状を有している。真空容器42は、ガラスやセラミックスなどよりなっている。
ケース部41は、真空容器42の側面を覆っている。ケース部41は、端部41a(ケース端部の一例)と、端部41b(逆端部の一例)と、側部41cと、傾斜面35とを含んでいる。端部41aには、ヘッド10が固定されている。端部41bは、端部41aとは反対側に設けられた端部である。端部41aおよび41bは、いずれも平面状である。側部41cは、端部41aと端部41bとの間に設けられている。側部41cは、円筒形状を有している。傾斜面35は、端部41aと側部41cとの間に設けられている。傾斜面35は、略円錐台の側面の形状を有している。ケース部41および傾斜面35は、たとえばステンレスなどの金属よりなっている。
ケース部41は2つに折れ曲がった形状を有している。端部41aの平面と端部41bの平面とは、たとえば30度以上60度以下の角度をなしている。これにより、真空容器42の延在方向に沿ったチャンバー40のサイズを小さくすることができる。
絶縁部43は、ケース部41と真空容器42との間に充填されている。絶縁部43は液体であってもよい。
ヘッド10は、ヘッド本体11と、ウインドウ12とを含んでいる。ヘッド本体11は、ケース部41の端部41aに固定されている。ヘッド本体11は、たとえば銅などよりなっている。ウインドウ12は、平板状であり、ヘッド本体11に固定されている。ウインドウ12は、ヘッド本体11よりも高いX線透過率を有している。ヘッド10は、ケース部41に対して着脱可能であってもよいし、着脱不可であってもよい。ヘッド10は、真空容器42とともに真空(減圧)の内部空間を構成している。
ターゲット13は、真空容器42およびヘッド10で構成された空間に設けられており、ヘッド本体11に固定されている。ターゲット13は、電子線の照射によりX線を発生するX線の発生源である。ターゲット13は、通常、原子番号26以上の金属材料よりなっている。ターゲット13は、熱伝導率が大きく融点が高いものが好ましい。具体的には、ターゲット13は、タングステン、モリブデン、クロム、銅、コバルト、鉄、ロジウム、もしくはレニウムなどの金属、またはこれらの合金材料よりなっている。ターゲット13の厚みは、材料によって異なるが、1μm以上15μm以下であることが好ましい。ターゲット13は、スパッタや蒸着などの方法で形成されることが好ましい。またターゲット13は、圧延や研磨などにより作製された薄膜によって形成されてもよい。
X線発生装置1は、電子線発生部32と、集束電極33と、筐体34とをさらに含んでいる。電子線発生部32および集束電極33は、真空容器42およびヘッド10で構成された空間に設けられている。真空容器42およびヘッド10で構成された空間は、少なくとも、電子線発生部32とターゲット13との間を電子が飛翔することができる程度の真空度(たとえば1×10-4Pa以下の真空度)を有している。真空容器42およびヘッド10で構成される空間の真空度は、使用する電子線発生部32の種類や、電子線発生部32の動作温度などを考慮して適宜設定されることが好ましい。
電子線発生部32は、電子線を発生する。電子線発生部32は、熱陰極型であっても冷陰極型であってもよい。電子線発生部32は、真空容器42を貫通するように配置されている。
集束電極33は、電子線発生部32よりもヘッド10側の位置において、電子線発生部32と所定の間隔を空けて配置されている。集束電極33に所定の電圧が印加されることにより、集束電極33から電界が発生する。この電界により、電子線発生部32から発生した電子が真空中に引き出されて電子線となる。また、この電界のレンズ効果によって、電子線発生部32から発生した電子線は集束されて、ターゲット13に照射される。
筐体34は、端部41bに固定されている。筐体34には、制御部80の構成や、X線発生装置1の内部を減圧するための真空ポンプや、電子線発生部32に対して電力を供給する電源装置などが収容されている。
X線発生装置1は、矢印AR1で示すように、ターゲット13に対して電子線を照射することにより、ターゲット13からX線を発生させる。X線発生装置1の内部で発生したX線は、矢印AR2で示すように、ヘッド10によって、X線発生装置1の外部に配置されたワーク(図示なし)へ導かれる。
X線検出装置50は、ワークを透過したX線を受信し、受信したX線の強度を示す信号を制御部80に送信する。
制御部80は、X線発生装置1、X線検出装置50、および操作部90の各々と電気的に接続されており、X線撮影装置全体の制御を行う。制御部80は、X線発生制御部81と、位置角度調節部82と、画像生成部83とを含んでいる。
X線発生制御部81は、電子線発生部32および集束電極33に印加する電圧、ならびにX線発生装置1の内部の真空度などを制御することにより、X線発生装置1から発生するX線を制御する。電子線発生部32は、真空容器42の外部に露出した電流導入端子32aを介して制御部80に電気的に接続されている。これにより、電子線発生部32での電子線の強度がX線発生制御部81によって制御される。
位置角度調節部82は、X線発生装置1を移動させることにより、X線発生装置1の位置(x軸方向、y軸方向、およびz軸方向の各々の位置)および角度(z軸に対するX線の照射角度)を調節する。
画像生成部83は、X線検出装置50から受信した信号に基づいて、ワークのX線画像を生成する。
操作部90は、X線検出装置50に関する各種操作を操作者から受け付け、受け付けた操作に基づく信号を制御部80に送信する。
[ヘッドの外観形状]
続いて、ヘッドの外観形状について、図2〜図6を用いて詳細に説明する。
図2〜図6は、本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の外観を示す図である。図2は正面図である。図3は底面図(図2中IIIで示す方向から見た図)である。図4は左側面図(図2中IVで示す方向から見た図)である。図5は上面図(図2中Vで示す方向から見た図)である。図6は右側面(図2中VIで示す方向から見た図)である。
特に図2、図5、および図6を参照して、ヘッド10は、環状に設けられた複数のヘッド固定部36によって端部41aに固定されている。ヘッド固定部36は、たとえばボルトおよびナットにより構成されている。ヘッド10のヘッド本体11は、本体部21と、突出部22とを含んでいる。本体部21は、端部41aに固定される部分である。本体部21は円筒形状であり、円筒形状の側面10aを含んでいる。突出部22は、ケース部41の傾斜面35を構成する曲面PLよりも端部41aから離れた位置まで突出している。突出部22は、本体部21の円筒形状の一部を切断することにより形成された部分である。図1に示す断面で見た場合に、突出部22は、本体部21の幅よりも小さい幅(図2中矢印AR3で示す方向の長さ)を有している。
突出部22は、平面10b、10c、10d、および10e、および10fと、円筒形状の側面10aとを含んでいる。平面10b、10c、10d、および10eの各々は、円筒形状を互いに異なる平面で切断することにより得られた平面である。平面10b、10c、10d、および10eの各々は、端部41aの平面に対して傾斜している。平面10fは、端部41aに対して平行である。平面10b、10f、10e、および10cの各々は、図2に示す断面で見た場合に、この順序で隣接している。ウインドウ12は、平面10bにのみ面している。ウインドウ12は、突出部22を構成する他の平面には面していない。
平面10bと平面10cとは、ほぼ逆方向を向いている。平面10bおよび10cの各々は、本体部21の側面10aと隣接している。平面10e(第3の平面の一例)は、平面10aに対して垂直である。平面10dは、2つの平面により構成されている。2つの平面10dは、ヘッド10の周方向で平面10bを挟んでいる。2つの平面10dの各々は、ヘッド10の周方向で側面10aと隣接している。
特に図6を参照して、ヘッド10は、平面10cおよび10eに設けられたターゲット固定部37をさらに含んでいる。ターゲット固定部37は、ターゲット13を固定する。ターゲット固定部37は、たとえばボルトおよびナットにより構成されている。
[実施の形態の効果]
次に、本実施の形態の効果について説明する。
図7は、本発明の一実施の形態におけるX線発生装置の効果を説明する図である。
図7を参照して、本実施の形態において、ヘッド10は、傾斜面35を構成する曲面PLよりも端部41aから離れた位置まで突出している。このため、ワークWKが、撮影位置よりもX線発生装置方向(図7中下方向)に突出した突出部分WK1を有する場合(ワークWKが、たとえばL字型の断面形状を有する場合)であっても、突出部分WK1はチャンバー40の側面と干渉しない。また、チャンバー40の端部41aの外縁部の角が傾斜面35によって削り取られているので、突出部分WK1はチャンバー40の端部41aとも干渉しない。その結果、突出部分WK1に近いワークWKの根元部分(図7中A部分)にX線を照射することができ、突出部分WK1に近いワークWKの根元部分を撮影することができる。
[その他]
図8は、本発明の一の変形例におけるX線発生装置の構成を模式的に示す断面図である。
図8を参照して、本変形例のX線発生装置1において、ケース部41は折れ曲がっておらず、直線的に延在した形状(円筒形状)を有している。端部41aの平面と端部41bの平面とは互いに平行である。これにより、ケース部41を簡易な形状で構成することができる。
なお、ヘッド10の外観の形状は任意である。ヘッド10は、曲面PLよりも端部41aから離れた位置に存在し、端部41aを構成する平面に対して傾斜した第1および第2の平面を含むものであればよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 X線発生装置
10,103 ヘッド
10a ヘッドの円筒形状の側面
10b、10c、10d、10e、10f ヘッドの平面
11 ヘッド本体
12,112 ウインドウ
13,102 ターゲット
21 ヘッド本体の本体部
22 ヘッド本体の突出部
32 電子線発生部
32a 電子線発生部の電流導入端子
33 集束電極
34 筐体
35 傾斜面
36 ヘッド固定部
37 ターゲット固定部
40 チャンバー
41,111 ケース部
41a,41b ケース部の端部
41c ケース部の側部
42,101 真空容器
43 絶縁部
50,104 X線検出装置
80 制御部
81 X線発生制御部
82 位置角度調節部
83 画像生成部
90 操作部
AR1,AR2,AR3,AR101,AR102 矢印
PL ケース部の傾斜面を構成する曲面
WK ワーク
WK1 ワークの突出部分

Claims (6)

  1. 円筒形状の真空容器と、
    前記真空容器の側面を覆うケース部と、
    前記ケース部に固定されたヘッドとを備えたX線発生装置であって、
    前記ケース部は、
    前記ヘッドを固定する平面状のケース端部と、
    円筒形状の側部と、
    前記ケース端部と前記側部との間に設けられ、円錐台の側面の形状を有する傾斜面とを含み、
    前記ヘッドは、前記傾斜面を構成する曲面よりも前記ケース端部から離れた位置まで突出しており、
    前記ヘッドは、
    前記ケース端部を構成する平面に対して傾斜した第1および第2の平面と、
    前記真空容器の内部で発生したX線を対象物へ導くウインドウとを含み、
    前記ウインドウは前記第1の平面に面しており、前記第2の平面に面していない、反射型X線発生装置。
  2. 前記ヘッドは、
    前記ケース端部に固定される円筒形状の本体部と、
    前記本体部よりも前記ケース端部から離れる方向に突出し、前記本体部の円筒形状の一部を切断することにより形成された突出部とをさらに含み、
    前記第1および第2の平面の各々は、前記突出部に設けられており、前記本体部の側面と隣接している、請求項1に記載の反射型X線発生装置。
  3. 前記ケース端部の法線と、前記ウインドウからのX線の照射方向とを含む断面で見た場合に、前記突出部は、前記本体部の幅よりも小さい幅を有する、請求項2に記載の反射型X線発生装置。
  4. 前記ヘッドは、前記第2の平面に設けられたターゲット固定部をさらに含み、
    前記ターゲット固定部は、X線の発生源であるターゲットを固定する、請求項1〜3のいずれかに記載の反射型X線発生装置。
  5. 前記ヘッドは、前記ケース端部の法線と、前記ウインドウからのX線の照射方向とを含む断面で見た場合に、前記第1の平面と前記第2の平面との間に設けられ、前記第1の平面に対して垂直な第3の平面をさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の反射型X線発生装置。
  6. 前記ケース部は、前記ケース端部とは反対側に設けられた平面状の端部である逆端部をさらに含み、
    前記ケース端部の平面と前記逆端部の平面とは、30度以上60度以下の角度をなす、請求項1〜5のいずれかに記載の反射型X線発生装置。
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