JP6773965B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
また、本発明は、チルト機構をコンパクト化することを目的とする。
また、本発明は、チルト機構を構成する回動部材の回動範囲を規制することを目的とする。
また、本発明は、設計の自由度を向上させることを目的とする。
図1に示すように、本実施形態の乗物用シートは、自動車に搭載される車両用シートSとして構成されており、シートクッションS1と、シートバックS2とを備えている。
左右のサイドフレーム11,11は、シートクッションS1の左右のフレームを構成する部材であり、左右に所定の間隔をあけて離間した状態で配置されている。各サイドフレーム11は、金属板を板金加工することにより形成されており、上端および下端が左右方向内側に延出した断面形状を有している。
乗員支持部材15は、シートクッションS1に座った乗員を下から支持する部材であり、シートスプリング15Aと、連結部材15Bとを有している。
ロアレール31は、金属板を板金加工することにより形成されており、前後に長く延びた形状を有している。ロアレール31は、車体の床に固定されている。
第1連結部131は、左のサイドフレーム11とスライドレール30に連結される部分であり、リア連結パイプ13が挿通されるパイプ挿通穴131Aと、ピン194が挿通されるピン挿通穴131Bとを有している。
モータ161は、ギヤボックス162に固定されている。
ブラケット300は、第2アクチュエータ160をスライドレール30に取り付けるための部材であり、第1ブラケット310と、第2ブラケット320とを有している。
図10に示す状態から、第2アクチュエータ160のモータ161が第1方向に回転駆動してロッド150が略後方に向けてスライド移動すると、ロッド150によりピン195を介して左のリアリンク130の下端部が後方へ押されることで、リアリンク130がピン194を中心に図示時計回りに回動する。これにより、図11(a)に示すように、リアリンク130が前方へ立ち上がる。また、このとき、左右のリアリンク130,140がリア連結パイプ13により接続されていることで、右のリアリンク140も、リアリンク130とともに回動して前方へ立ち上がる。そして、リアリンク130,140が前方へ立ち上がることにより、フロントリンク110,120も回動して前方へ立ち上がり、これによって、サイドフレーム11(シートクッションフレームF1)をスライドレール30に対して上昇させることができる。その結果、シートクッションS1の高さ位置を高くすることができる。
フレーム本体21は、側部23と、側部23の上端から左右方向内側に向けて延びるフレーム固定部24とを有している。側部23には、ピン22の先端部が挿通されるピン挿通穴23Aが形成されている。ピン22は、サイドフレーム11の左右方向内側から、押上リンク240に形成された貫通穴242と、サイドフレーム11に形成された貫通穴11Aを通って、先端部がピン挿通穴23Aに挿通された状態で側部23に溶接などにより固定されている。サイドフレーム11の貫通穴11Aは、回動フレーム220のピン291を中心とした回動方向に延びる円弧状に形成されている。貫通穴11Aは、左右のサイドフレーム11,11に左右対称となるように形成されている。
パイプ挿通穴241は、フロント連結パイプ12が挿通される穴であり、押上リンク240の後端部に形成されている。
セクタギヤ部243は、ピニオンギヤ250が噛み合う部分であり、押上リンク240の前端に形成されている。
パイプ係合部231は、フロント連結パイプ12に係合する下に向けて開放された凹部であり、押上リンク230の後端部に形成されている。
貫通穴242は、前後に長い穴であり、押上リンク230の前端部に形成されている。貫通穴242は、右の押上リンク240の貫通穴242と同様に、内周面の下側の面が摺接部245となっており、上側の面が規制部246となっている。
ギヤボックス262は、モータ261の回転駆動力を減速してピニオンギヤ250に伝達するための図示しない複数のギヤを収容する部材である。ギヤボックス262内に収容されたギヤは、モータ261の軸から回転駆動力が入力される入力ギヤと、ピニオンギヤ250と噛み合う出力ギヤと、入力ギヤに入力された回転駆動力を減速して出力ギヤに伝達する伝達ギヤを有している。このような構成により、モータ261の軸が第3方向に回転駆動すると、ピニオンギヤ250は、図示反時計回りに回転する。また、モータ161の軸が第3方向とは逆の第4方向に回転駆動すると、ピニオンギヤ250は、図示時計回りに回転する。
図16に示す状態から、第1アクチュエータ260のモータ261(図15参照)が第3方向に回転駆動してピニオンギヤ250が図示反時計回りに回転すると、右の押上リンク240がフロント連結パイプ12を中心に上方へ回動する。また、このとき、左右の押上リンク230,240がフロント連結パイプ12により接続されていることで、左の押上リンク230も、押上リンク240とともに上方へ回動する。そうすると、図17に示すように、押上リンク230,240は、上方への回動により摺接部245が回動フレーム210,220の被摺接部22Aに摺接しながら、被摺接部22Aを介して回動フレーム210,220を上方へ押し上げる。これにより、回動フレーム210,220がピン291を中心に上方へ揺動し、これに伴って、回動フレーム210,220に架け渡されたパンフレーム14が上方へ揺動する。その結果、シートクッションS1の前部が上昇し、シートクッションS1の座面の水平面に対する角度を大きくすることができる。
例えば、前記実施形態では、乗物の機体に支持されるシート支持部材としてスライドレール30を例示したが、これに限定されない。例えば、シート支持部材は、車両用シートを車体の床に固定するためのブラケットなどであってもよい。また、シート支持部材は、車体自体であってもよい。
11A 貫通穴
14 パンフレーム
21 フレーム本体
22 ピン
22A 被摺接部
22B 先端面
30 スライドレール
100 高さ調整機構
120 フロントリンク
121 外側面
160 第2アクチュエータ
200 チルト機構
220 回動フレーム
240 押上リンク
243 セクタギヤ部
245 摺接部
246 規制部
250 ピニオンギヤ
260 第1アクチュエータ
L1 第1軸線
L2 第2軸線
S 車両用シート
S1 シートクッション
Claims (7)
- シートクッションと、前記シートクッションの前部を上下させるチルト機構と、を備えた乗物用シートであって、
前記シートクッションは、左右のフレームを構成する左右のサイドフレームを備え、
前記チルト機構は、
前記サイドフレームに対して第1軸線を中心に回動可能に連結され、前端部が上下に揺動することで前記シートクッションの前部を上下させる回動部材と、
前記回動部材と摺接する摺接部を有するとともに、前記サイドフレームに対して前記第1軸線と異なる第2軸線を中心に回動可能に連結され、回動により前記摺接部が前記回動部材に摺接しながら前記回動部材を押し上げる押上部材と、
前記押上部材を回動させる駆動部材と、を備え、
前記駆動部材は、ピニオンギヤであり、
前記回動部材は、一方のサイドフレームの左右方向における一方側に配置され、
前記押上部材は、前記ピニオンギヤが噛み合うセクタギヤ部を有し、前記回動部材との間で前記一方のサイドフレームを挟むように、前記一方のサイドフレームの左右方向における他方側に配置され、
前記摺接部は、前後方向において前記セクタギヤ部と前記第2軸線との間に配置されていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記一方のサイドフレームは、前記回動部材の回動方向に延びる貫通穴を有し、
前記回動部材は、前記貫通穴を通って前記一方のサイドフレームの左右方向他方側に延びる被摺接部を有し、
前記押上部材は、回動により前記摺接部が前記被摺接部に摺接しながら前記回動部材を押し上げることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記押上部材は、上下方向において前記摺接部との間で前記被摺接部を挟むように設けられた規制部を有することを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記回動部材と前記押上部材は、左右方向から見て重なって配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
- 乗物の機体に支持されるシート支持部材と、
前記シートクッションを前記シート支持部材に対して昇降させる高さ調整機構と、を備え、
前記高さ調整機構は、前記サイドフレームおよび前記シート支持部材に回動可能に連結されたフロントリンクを備え、
前記被摺接部の左右方向外側の端は、前記フロントリンクの左右方向外側の端よりも左右方向内側に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の乗物用シート。 - 前記駆動部材を駆動させる第1アクチュエータと、
乗物の機体に支持されるシート支持部材と、
前記シートクッションを前記シート支持部材に対して昇降させる高さ調整機構と、
前記高さ調整機構を駆動させる第2アクチュエータと、を備え、
前記第1アクチュエータは、前記第2アクチュエータよりも一方のサイドフレームの近くに取り付けられ、
前記第2アクチュエータは、前記第1アクチュエータよりも他方のサイドフレームの近くに取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第1アクチュエータは、前記一方のサイドフレームの左右方向内側に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
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