JP2013129280A - シート - Google Patents

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Abstract

【課題】チルトブラケットの曲げ剛性が向上するシートを提供することを課題とする。
【解決手段】ロアアーム63と、ロアアーム63に回転可能に取り付けられ、クッションを支持するチルトブラケット85と、ロアアーム63に回転可能に取り付けられ、チルトブラケット85の回転中心軸以外の部分に回転可能に取り付けられるリンク89と、を有し、チルトブラケット85は、クッションの下面と対向する天部85aと、天部から下方に延出し、ロアアーム63に回転可能に取り付けられる第1側部85bと、天部の第1側部85bが設けられた位置とシートの幅方向にオフセットした位置から下方に延出し、リンク89が回転可能に取り付けられる第2側部85cとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に設けられるシートに関し、シートクッションが設けられるクッションパンが上下方向に昇降し、シート座面が後傾/前傾するシートに関する。
クッションパンを昇降させる機構を図6を用いて説明する。尚、図6において、ロアアームは、フロア側に一対設けられるが、一方のロアアーム1のみ表示している。
ロアアーム1には、チルトブラケット3が設けられる。チルトブラケット3は、図示しないクッションパンの前部を支持する天部3aと、天部3aのロアアーム1に沿った一方の側部から下方に折曲し、ロアアーム1にピン5を用いて上下方向に回転可能に取り付けられる側部3bとからなっている。
側部3bには、ピン5を中心とする円弧状の穴3cが形成され、この穴3cにロアアーム1に設けられるピン7が嵌合し、チルトブラケット3の上下方向の回転範囲が規制されている。更に、側部3bには、ピン5を中心とする円周面に外歯3dが形成されている。
ロアアーム1には、ブレーキ機構9が設けられる。このブレーキ機構9の出力軸には、チルトブラケット3の外歯3dに噛合するピニオン11が設けられている。ブレーキ機構9の入力軸には、ノブ13が設けられている。尚、ブレーキ機構9は、例えば、マニュアル式のウインドレギュレータに設けられ、入力軸に作用する力を出力軸に伝達し、出力軸の自転を禁止する機構である。
一対のロアアームを橋渡しするようにロッド15が設けられている。このロッド15は各ロアアームに対して回転可能なように支持されている。
チルトブラケット3の回転端部には、ピン17が設けられている。このピン17は、ロッド15に一体となって回転するように取り付けられたリンク19に形成された長穴19aに嵌合している。また、図示しない他方のロアアームにも、チルトブラケット21が設けられる。チルトブラケット21は、図示しないクッションパンの前部を支持する天部21aと、天部21aのロアアームに沿った一方の側部から下方に折曲し、ロアアームにピン23を用いて上下方向に回転可能に取り付けられる側部21bとからなっている。
側部21bには、ピン23を中心とする円弧状の穴21cが形成され、この穴21cに図示しない一方のロアアームに設けられるピン25が嵌合し、チルトブラケット21の上下方向の回転範囲が規制されている。チルトブラケット21の回転端部には、図示しないピンが設けられている。このピンは、ロッド15に一体となって回転するように取り付けられたリンク27に形成された長穴27aに嵌合している。
よって、ロアアーム1のチルトブラケット3が上下方向に回転すると、その回転は、リンク19、ロッド15、リンク27を介して、図示しない他方のロアアームのチルトブラケット21へ伝達され、このチルトブラケット21は、チルトブラケット3と連動して同じ方向に回転する。
次に、上記構成の作動を説明する。
ノブ13を回転させていない状態では、ブレーキ機構9によりピニオン11の自転が禁止されている。よって、ロアアーム1のチルトブラケット3は回転できず、静止している。同様に、他方のロアアームのチルトブラケット21も、静止している。よって、クッションパンも静止している。
ここで、ノブ13を回転させると、ブレーキ機構9を介してピニオン11が回転する。よって、ピニオン11に噛合するチルトブラケット3と、チルトブラケット3と連動するチルトブラケット21とは同じ方向に回転する。
チルトブラケット3と、チルトブラケット21とが上下方向に回転することにより、チルトパンの前部も上下方向に昇降し、シート座面が後傾/前傾する(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−049848号公報
図7は図6の切断線A−Aでの断面構成図である。
シートクッション側の荷重Wは、チルトブラケット3の天部3a、チルトブラケット3の側部3bを介してロアアーム1へ伝達される。
チルトブラケット3の天部3aは、一つの側部3bのみで支持される。即ち、天部3bは片持ち支持となる。よって、チルトブラケット3の剛性が不足すると、天部3aに荷重が作用した際に、チルトブラケット3は矢印A方向に撓む問題点がある。また、もう一方のチルトブラケット21も同じ問題点を有する。
チルトブラケット3、チルトブラケット21が撓むと、シート着座者を安定して保持できなくなる。また、車両がコーナを曲がる際には、荷重はどちらか一方のチルトブラケットに大きく作用する。このため、一方のチルトブラケットが大きく撓み、シート着座者が横ずれする。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、チルトブラケットの曲げ剛性が向上するシートを提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、フロア側に設けられるロアアームと、前記ロアアームに回転可能に取り付けられ、クッションを支持し、回転することにより前記クッションを前記ロアアームに対して昇降させるチルト部材と、前記ロアアームに回転可能に取り付けられ、前記チルト部材の回転中心軸以外の部分に回転可能に取り付けられ、回転することにより前記チルト部材を回転させるリンクと、有し、前記チルト部材は、前記クッションの下面と対向する天部と、前記天部から下方に延出し、前記ロアアームに回転可能に取り付けられる第1側部と、前記天部の前記第1側部が設けられた位置と前記シートの幅方向にオフセットした位置から下方に延出し、前記リンクが回転可能に取り付けられる第2側部と、を有することを特徴とするシートである。
請求項2に係る発明は、前記第1側部と、前記第2側部とは、前記ロアアームを介して位置することを特徴とする請求項1記載のシートである。
請求項1に係る発明によれば、前記チルト部材は、前記クッションの下面と対向する天部と、前記天部から下方に延出し、前記ロアアームに回転可能に取り付けられる第1側部と、前記天部の前記第1側部が設けられた位置と前記シートの幅方向にオフセットした位置から下方に延出し、前記リンクが回転可能に取り付けられる第2側部と、を有することにより、天部は二つの側部で支持される。即ち、天部は両持ち支持となる。よって、チルトブラケットの剛性が向上する。
実施形態の発明部分を示す図であり、図3のアウタ側のロアアームのリフタギヤボックスモータ、チルトギヤボックスモータを取り除いた状態での斜視図である。 図3のアウタ側のロアアームのリフタギヤボックスモータ、チルトギヤボックスモータの取り付けを説明する図である。 実施形態のシートの全体を示す斜視図である。 図3においてリクライニング装置シートパン、Sばね等を取り除いた斜視図である。 本実施形態のチルトブラケットとロアアームとの取り付けを説明する構成図である。 従来のクッションパンを昇降させる機構を説明する図である。 図6の切断線A−Aでの断面構成図である。
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
最初に、図3、図4を用いて、本実施形態のシートの全体構成を説明する。図3は本実施形態のシートの全体構成を示す斜視図、図4は図3においてリクライニング装置シートパン、Sばね等を取り除いた斜視図である。
これらの図において、矢印F方向がシートの前方、矢印R方向がシートの後方である。
アウタ側のシートトラック51は、フロアにブラケット53を介して取り付けられるロアレール57と、ロアレール57に対して移動可能に係合するアッパレール59とからなっている。アッパレール59上には、ベースプレート61が設けられている。
インナ側のシートトラック201は、フロアにブラケット203を介して取り付けられるロアレール207と、ロアレール207に対して移動可能に係合するアッパレール209とからなっている。アッパレール209上には、ベースプレート211が設けられている。
ロアアーム63の後部には、図示しないシートバックをロアアーム63に対して傾動させるリクライニング装置64が設けられている。ロアアーム213の後部には、図示しないシートバックをロアアーム213に対して傾動させるリクライニング装置214が設けられている。
そして、本実施形態のシートは、シートクッション全体が上下方向に昇降するシートリフタと、シートクッションの前部のみが昇降し、シート座面が後傾/前傾するフロントチルトとが設けられている。
(シートリフタ)
ベースプレート61上には、シートクッションのアウタ側のフレームとして機能するロアアーム63が配置される。また、ベースプレート211上には、シートクッションのインナ側のフレームとして機能するロアアーム213が配置される。
ここで、図1−図3を用いて、ベースプレート61、ベースプレート211に対してロアアーム63、ロアアーム213を昇降させるシートリフタの説明を行う。図1は実施形態の発明部分を示す図であり、図3のアウタ側のロアアームのリフタギヤボックスモータ、チルトギヤボックスモータを取り除いた状態での斜視図、図2は図3のアウタ側のロアアームのリフタギヤボックスモータ、チルトギヤボックスモータの取り付けを説明する図である。
ベースプレート61の前部には、ピン65を用いてフロントリンク67の下部が回転可能に取り付けられている。ベースプレート211の前部には、ピン215を用いてフロントリンク217の下部が回転可能に取り付けられている。
フロントリンク67の上部は、ピン69を用いてロアアーム63の内面(ロアアーム213との対向面)に回転可能に取り付けられている。フロントリンク217の上部は、ピン219を用いてロアアーム213の内面(ロアアーム63との対向面)に回転可能に取り付けられている。
ベースプレート61の後部には、リアリンク71の下部が図示しないピンを用いて回転可能に取り付けられている。ベースプレート211の後部には、リアリンク221(図3参照)の下部がピン222(図3参照)を用いて回転可能に取り付けられている。
図1に示すように、リアリンク71の上部に形成された貫通した穴71aには、この穴71aを貫通するように円筒状のブッシュ73が固着されている。そして、ロアアーム63側に突出したブッシュ73がロアアーム63に形成された穴63aに嵌合し、リアリンク71の上部は、ロアアーム63に回転可能に取り付けられている。また、ベースプレート211側のリアリンク221の上部にも、インナ側のリアリンク71と同様にブッシュ223が固着され、このブッシュ223がロアアーム213の穴213aに回転可能に取り付けられている。
よって、シートのアウタ側において、ベースプレート61と、フロントリンク67と、ロアアーム63と、リアリンク71とで、四節回転機構が形成されている。また、シートのインナ側において、ベースプレート211と、フロントリンク217と、ロアアーム213と、図示しないリアリンクとで、四節回転機構が形成されている。
更に、アウタ側のリアリンク71のブッシュ73に一端部が固着され、他端部がインナ側の図示しないリアリンクのブッシュ223に固着されたリアロッド301により、アウタ側のリアリンク71と、インナ側の図示しないリアリンクとは連動して回転するようになっている。
このため、フロントリンク67、フロントリンク217、リアリンク71、図示しないリアリンクのうちのいずれかのリンクを回転させることで、ロアアーム63、ロアアーム213は、ベースプレート61、ベースプレート211に対して昇降する。
図1、図2に示すように、アウタ側のリアリンク71には、穴71aを中心とする円弧状の穴71bが形成されている。また、リアリンク71には、穴71aを中心とする円弧状のギヤ部71cが形成されている。
ロアアーム63の外面(ロアアーム213との対向面と反対側の面)には、モータと減速機構とからなるリフタギヤボックスモータ75が3本のピン77を用いて取り付けられている。このリフタギヤボックスモータ75の出力軸75aは、ロアアーム63に形成された穴63bを介してロアアーム63の内面側に突出している。そして、突出した出力軸75aには、リアリンク71のギヤ部71cに噛合するピニオン79が設けられている。
そして、リフタギヤボックスモータ75が駆動され、出力軸75aが回転すると、ピニオン79を介してリアリンク71が穴71aを中心に回転し、ロアアーム63、ロアアーム213はベースプレート61、ベースプレート211に対して昇降する。
(フロントチルト)
図1−図4に示すように、インナ側のロアアーム63の前部には、チルトブラケット85が回転可能に設けられている。アウタ側のロアアーム213の前部にも、チルトブラケット235が回転可能に設けられている。
ここで、図3を用いて、シートクッションの説明を行う。インナ側のチルトブラケット85と、アウタ側のチルトブラケット235とを橋渡しするようにクッションパン303が設けられる。クッションパン303とリアロッド301に設けられたブラケット302との間には、複数本のSばね305が張設されている。そして、Sばね305と、クッションパン303,チルトブラケット85,チルトブラケット235からなるチルト部材とで、発泡ウレタン等でなるクッション(クッションパット)を支持している。
図1−図3に示すように、インナ側のチルトブラケット85は、クッションパン303が取り付けられ、クッションの下面と対向するともに、クッションパン303を支持する天部85aと、天部85aから下方に折曲し、ロアアーム63の外面と対向する第1側部85bと、天部85aの第1側部85bが設けられた位置とシートの幅方向にオフセットした位置から下方に折曲し、ロアアーム63の内面と対向する第2側部85cとからなっている。即ち、第1側部85bと、第2側部85cとは、ロアアーム63を介して位置している。
第1側部85bには、ロアアーム63に形成された穴63cと対向する穴85dが形成されている。そして、チルトブラケット85は、第1側部85bの穴85d、ロアアーム63の穴63cを挿通し、かしめ等の手法で固定されるピン87を用いてロアアーム63に回転可能に取り付けられている。
ロアアーム63前部の内側には、チルトリンク(リンク)89が配置される。チルトリンク89の中央部には、ロアアーム63に形成された穴63dと対向する穴89aが形成されている。そして、チルトリンク89は、穴89a、ロアアーム63の穴63dを挿通し、かしめ等の手法で固定されるピン91を用いてロアアーム63に回転可能に取り付けられている。
チルトリンク89の一方の端部には、穴89aを中心とする円弧状のギヤ部89bが形成されている。チルトリンク89の他方の端部には、穴89cが形成されている。チルトブラケット85の第2側部85cには、チルトリンク89の穴89cと対向する穴85eが形成されている。そして、チルトブラケット85の穴85eを挿通し、チルトリンク89の穴89cを挿通するピン93により、チルトリンク89と、チルトブラケット85とは、一体となって回転するようになっている。
本実施形態では、チルトブラケット85の穴85eの回転軌跡と、チルトリンク89の穴89cの回転軌跡との差を吸収するために、チルトリンク89の穴89cは、ピン93が遊嵌する長穴とした。尚、チルトブラケット85の穴85eをピン93が遊嵌する長穴としてもよい。
ロアアーム63の外面には、モータと減速機構とからなるチルトギヤボックスモータ95が2本のピン97を用いて取り付けられている。このチルトギヤボックスモータ95の出力軸95aには、チルトリンク89のギヤ部89bに噛合するピニオン99が設けられている。
アウタ側のチルトブラケット235も、図4に示すように、クッションパン303が取り付けられ、クッションパン303を支持する天部235aと、天部235aから下方に折曲し、ロアアーム213の外面と対向する第1側部235bと、天部235aの第1側部235bが設けられた位置とシートの幅方向にオフセットした位置から下方に折曲し、ロアアーム213の内面と対向する第2側部235cとからなっている。
第1側部235bは、ピン237を用いてロアアーム213に回転可能に取り付けられている。
ロアアーム213の前部の内側には、チルトリンク(リンク)239が配置される。チルトリンク239の中央部は、ロアアーム213に回転可能に取り付けられている。
チルトリンク239の他方の端部と、チルトブラケット235の第2側部235cとにはそれぞれ穴が形成され、これらの穴を挿通するピン243で両者は接続され、一体となって回転するようになっている。
本実施形態では、チルトブラケット235の穴の回転軌跡と、チルトリンク239の穴の回転軌跡との差を吸収するために、チルトリンク239の穴は、ピン243が遊嵌する長穴とした。尚、チルトブラケット235の穴をピン243が遊嵌する長穴としてもよい。
更に、アウタ側のチルトリンク89の他方の端部に形成された穴89dに一端部が固着され、他端部がインナ側のチルトリンク239の他方の端部に形成された穴239dに固着されたフロントロッド307により、アウタ側のチルトリンク89と、インナ側のチルトリンク239とは連動して回転するようになっている。
そして、チルトギヤボックスモータ95が駆動され、出力軸95aが回転すると、ピニオン99を介してチルトリンク89が穴89aを中心に回転し、チルトリンク89と一体となって回転するチルトブラケット85が穴85bを中心に回転する。
また、アウタ側のチルトリンク89と連動して回転するインナ側のチルトリンク239もインナ側のチルトリンク89と同一方向に回転し、チルトリンク239と一体となって回転するチルトブラケット235も回転する。
インナ側のチルトブラケット185、アウタ側のチルトブラケット235が同一方向に回転すると、チルトブラケット185、チルトブラケット235に取り付けられたクッションパン303は、ロアアーム63、ロアアーム213に対して昇降する。
上記構成によれば、本実施形態は、以下のような効果が得られる。
(1) 図5は本実施形態のチルトブラケットとロアアームとの取り付けを説明する構成図である。図に示すようにインナ側のチルトブラケット85は、クッションの下面と対向する天部85aと、天部85aから下方に折曲した第1側部85bと、天部85aの第1側部85bが設けられた位置とシートの幅方向にオフセットした位置から下方に折曲した第2側部85cとからなっている。チルトブラケット85の第1側部85bは、ピン87を用いてロアアーム63に回転可能に取り付けられている。チルトリンク89は、ピン91を用いてロアアーム63に回転可能に取り付けられている。ピン93により、チルトリンク89と、チルトブラケット85とは、一体となって回転するようになっている。
よって、チルトブラケット85の天部85aは、第1側部85b、第2側部85cの二つの側部で支持される。即ち、天部85aは両持ち支持となる。よって、チルトブラケット85の剛性が向上する。
同様に、アウタ側のチルトブラケット235の天部235aも、第1側部235b、第2側部235cの二つの側部で支持される。即ち、天部235aは両持ち支持となる。よって、チルトブラケット235の剛性が向上する。
(2) チルトブラケット85の第1側部85bと、第2側部85cとは、ロアアーム63を介して位置することにより、省スペースとなる。
同様に、チルトブラケット235の第1側部235bと、第2側部235cとは、ロアアーム213を介して位置することにより、省スペースとなる。
本発明は、上記実施形態に限定するものではない。上記実施形態では、クッションを支持するチルト部材は、クッションパン303と、チクッションパン303と別体のチルトブラケット85,チルトブラケット235とからで構成したが、クッションパンに第1支持部、第2支持部を一体的に形成してもよい。
63 ロアアーム
85 チルトブラケット
85a 天部
85b 第1側部
85c 第2側部
89 チルトリンク(リンク)

Claims (2)

  1. フロア側に設けられるロアアームと、
    前記ロアアームに回転可能に取り付けられ、クッションを支持し、回転することにより前記クッションを前記ロアアームに対して昇降させるチルト部材と、
    前記ロアアームに回転可能に取り付けられ、前記チルト部材の回転中心軸以外の部分に回転可能に取り付けられ、回転することにより前記チルト部材を回転させるリンクと、
    を有し、
    前記チルト部材は、
    前記クッションの下面と対向する天部と、
    前記天部から下方に延出し、前記ロアアームに回転可能に取り付けられる第1側部と、
    前記天部の前記第1側部が設けられた位置と前記シートの幅方向にオフセットした位置から下方に延出し、前記リンクが回転可能に取り付けられる第2側部と、
    を有することを特徴とするシート。
  2. 前記第1側部と、前記第2側部とは、前記ロアアームを介して位置することを特徴とする請求項1記載のシート。
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