JP6701962B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
このように、電動モータ42からの回転出力をウォームギアとウォームホイール間において減速されるため、ウォームギアと一体に設けられている第1ギアの回転が減速されるとともにトルクが増大した状態で第2ギアと噛合している状態である。このように電動モータ42の回転速度は、歯車減速装置44によって減速させてトルクを増加させられ、前方セクタギア23を介して前方ロッド22を回動させ前方第1リンク26、前方第2リンク27の回動に変換される。また、電動モータ42の回転速度は、歯車減速装置44によって減速させてトルクを増加させられ、後方セクタギア33を介して後方ロッド32を回動させ後方リンク36の回動に変換される。なお、歯車減速装置44は、ウォームギヤとウォームホイールの組み合わせにより、減速比を稼ぐことができる。また歯車減速装置44は、ウォームギヤからウォームホイールへの回転は許容し、その逆は許容しない不可逆回転(リード角に制限はある)を有するため、駆動機構40が駆動しないときは前方第1リンク26及び後方リンク36が回動しないように保持できる。
図4に示すように、第1昇降機構20の前方セクタギア23が最下方に位置している。そのため、前方第1リンク26、前方第2リンク27は共に折り畳まれた上体である。そのため、支持ブラケット前端14A側は、最下方に位置する。また、第2昇降機構30の後方セクタギア33も最下方に位置している。そのため、36は共に折り畳まれた上体である。そのため、支持ブラケット後端14B側は、最下方に位置する。
図5に示すように、第2昇降機構30の駆動機構40を駆動させて駆動ギア45が回転するのに伴い後方セクタギア33が図示上、反時計回り方向に回動する。これに伴い、後方ロッド32が回転すると共に、後方ロッド32と一体の後方リンク36が反時計回り方向に回動する。そのため、第3連結点37が上方に向かって移動する。そのため、支持ブラケット後端14B側が上方に持ち上げられる。この時、第1昇降機構20の前方セクタギア23は最下方に位置したままである。係る支持ブラケット14の姿勢によるアームレスト4は、着座者が天板部6C、7Cに両手を添えるような姿勢をする際に適している。例えば、アームレスト4が前に傾斜した姿勢であると着座者が乗降において天板部6C、7Cに両手を添えやすい。
図6に示すように、第2昇降機構30の駆動機構40を駆動しない状態で保持されている。そのため、支持ブラケット後端14Bは、図5で示した位置に保持されている。第1昇降機構20の駆動機構40を駆動させて駆動ギア45が回転するのに伴い前方セクタギア23が図示上、反時計回り方向に回動する。これに伴い、前方ロッド22が回転すると共に、前方ロッド22と一体の前方第1リンク26が反時計回り方向に回動する。そのため、第1連結点28が上方に向かって移動する。そのため、支持ブラケット前端14A側が上方に持ち上げられる。なお、図6の状態では、前方セクタギア23の前方案内溝24における前方ストッパ25は、中間位置に位置している。ここで、支持ブラケット前端14A及び支持ブラケット後端14Bが上方に持ち上げられた姿勢は、図4の初期位置の支持ブラケット14の位置から上方に高さが移動した状態となる。このように、第1昇降機構20及び第2昇降機構30の上下の動きの組み合わせによってアームレスト4の天板部6C、7Cをフロア面Fに対して高さ位置を調整可能とすることができる。例えば、図4の支持ブラケット14の高さは、体格の比較的小さい着座者に応じたアームレスト4(図1参照)における天板部6C、7Cの高さとなり、図6の支持ブラケット14の高さは、体格の比較的大きい着座者に応じたアームレスト4における天板部6C、7Cの高さとなり得る。
図7に示すように、第2昇降機構30の駆動機構40を駆動しない状態で保持されている。そのため、支持ブラケット後端14Bは、図5で示した位置に保持されている。第1昇降機構20の駆動機構40を更に駆動させて駆動ギア45が回転させる。駆動ギア45の回転に伴い前方セクタギア23が図示上、反時計回り方向に更に回動する。そして、前方セクタギア23を前方案内溝24の下端と前方ストッパ25が当接する位置まで回転させる。これに伴い、前方ロッド22が回転すると共に、前方ロッド22と一体の前方第1リンク26が反時計回り方向に更に回動し、第2連結点29が上方に向かって移動する。これにより、前方第2リンク27は、上方に突き出た姿勢となり支持ブラケット前端14A側が上方に持ち上げられる。係る位置は、支持ブラケット前端14Aの方が支持ブラケット後端14Bよりも上方に持ち上げられた状態となる。これは、例えば、着座者が天板部6C、7Cに載置した両肘の高さ位置を通常位置よりも高い位置に設定したいときに適している。例えば、着座者が読書をするために両肘の高さを通常位置よりも高くしたいときなどに用いられる。
図8に示すように、第1昇降機構30の駆動機構40を図7の状態のまま駆動しないで保持されている。そのため、支持ブラケット前端14Aは、図7で示した最上方位置に保持されている。第2昇降機構30の駆動機構40を更に駆動させて駆動ギア45が図5の反対方向に回転させる。駆動ギア45の回転に伴い後方セクタギア33が図示上、時計回り方向に回動し図4の初期の位置まで回転する。これに伴い、前方ロッド22が回転すると共に、前方ロッド22と一体の前方第1リンク26が時計回り方向に回動する。そうすると、第3連結点37が下方に向かって移動する。そのため、支持ブラケット前端14A最上方位置に保持しつつ、支持ブラケット後端14Bを図4の初期の位置まで下方に移動させた状態となる。これは、例えば、着座者が天板部6C、7Cに載置した両肘の高さ位置を通常位置よりも低い位置に設定したいときに適している。例えば、着座者がリクライニング機構によってシートバック2を後方に倒すようなときなどに用いられる。
2 シートバック
3 シートクッション
3A 前方パイプ
3B 後方パイプ
4 アームレスト
5 中央支持部
5F1 内方骨格
5F2 内方骨格
6 右アームレスト部
6A 湾曲部
6B 前方支持部
6C 天板部
6D 後方支持部
6F1 内方骨格
6F2 外方骨格
7 左アームレスト部
7A 湾曲部
7B 前方支持部
7C 天板部
7D 後方支持部
7F1 内方骨格
7F2 外方骨格
F フロア面(乗物本体)
10 アームレスト装置
12 ベース(基部)
14 支持ブラケット(支持部)
14A 支持ブラケット前端
14B 支持ブラケット後端
20 第1昇降機構(姿勢角度調整機構、高さ調整機構)
21 前方ブラケット
21A 前方支軸
22 前方ロッド
23 前方セクタギア
24 前方案内溝
25 前方ストッパ
26 前方第1リンク(リンク機構)
27 前方第2リンク(リンク機構)
28 第1連結点
29 第2連結点
30 第2昇降機構(勢角度調整機構、高さ調整機構)
31 後方ブラケット
31A 後方支軸
32 後方ロッド
33 後方セクタギア
34 後方案内溝
35 後方ストッパ
36 後方リンク(リンク機構)
37 第3連結点
40 駆動機構
42 電動モータ
44 歯車減速装置
45 駆動ギア
Claims (5)
- シート本体における着座者の背凭れとなるシートバックの上下方向中間位置で、着座者の両肘をそれぞれ上面側で受け止め可能な左右のアームレストを有する乗物用シートであり、
前記左右のアームレストは、前記シート本体への取付位置が前記アームレストにおける両肘をそれぞれ上面側で受け止め可能な天板部の位置よりも幅方向内方側に位置する構成とされており、該取付位置から幅方向外方に向かって湾曲状に構成されている乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記左右のアームレストは、乗物本体に対して可動可能な構成である乗物用シート。 - 請求項1または請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記左右のアームレストは、前記シート本体における着座者の着座部となるシートクッションの下方を通じて一体的に繋がった構成である乗物用シート。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記左右のアームレストの骨格は、閉じ断面構造で構成される乗物用シート。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記左右のアームレストの骨格は連通しており、該骨格の内部を通じて空調装置の空気を供給可能に構成される乗物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016106124A JP6701962B2 (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 乗物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016106124A JP6701962B2 (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 乗物用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017210187A JP2017210187A (ja) | 2017-11-30 |
JP6701962B2 true JP6701962B2 (ja) | 2020-05-27 |
Family
ID=60475359
Family Applications (1)
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JP2016106124A Active JP6701962B2 (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 乗物用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP7317468B2 (ja) * | 2018-01-30 | 2023-07-31 | 株式会社オカムラ | 椅子用荷重支持部材および椅子 |
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2016
- 2016-05-27 JP JP2016106124A patent/JP6701962B2/ja active Active
Also Published As
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