JP6769750B2 - 焼成食品の製造方法および焼成食品の製造装置 - Google Patents

焼成食品の製造方法および焼成食品の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、焼成食品の製造方法および焼成食品の製造装置に関するものである。
従来、種々の焼成食品を自動的に製造する焼成食品の製造装置が知られている(例えば、特許文献1)。
例えば、お好み焼き、ホットケーキなどの焼成食品の製造装置では、材料を混ぜ合わせて生地を作り、この生地にキャベツなどの野菜やフルーツなどを混合した被焼成材料の焼成を行う。特に、お好み焼きの上に、一定の大きさのスライス肉や海産物などを載せたものは高級感を持ち、広く受け入れられている。これまで、お好み焼きを量産する場合には、半焼成された生地上の定位置に、このようなスライス肉や海産物などの具材を1体ずつ手作業で載せていた。しかしながら、手作業で行う方法では、大量生産への対応が難しく、速度的にもコスト的にも問題があった。そこで、具材を載せる作業を機械化する方法が検討されている。
特許文献1には、お好み焼きの全工程を自動的にして人手を要せず大量生産する技術が開示されている。しかしながら、特許文献1では、肉類や魚類の具を載せるトッピング用スペースが設けられている点については開示されているが、機械的にどのように具材を載せるのかについては具体的に開示されていない。
一方、パン生地や焼成前のハンバーグ生地、スライス肉などをロボットアームですくい上げて移載する装置が開発されており、その実用化が検討されている。例えば、特許文献2,3に、対象とする被移載物を所定の場所へ移載させる技術が開示されている。これらには、支持板材と移載ベルトとを有する移載方法および装置について記載されており、ベルトの回動方向を変えることで、被移載物をすくい上げて運ぶとともに別の場所へと移載させることが可能である。
特開平8−275756号公報 特許第4406775号公報 特許第5654415号公報
ところが、畜肉、水産物などの具材は軟らかく、装置への付着性が高いために、生のままの状態ではラインに付着してしまい、離れにくくなる。そのため、具材を充填、添加、添付する工程において、生のままあるいは解凍した状態では扱いにくく作業性が悪くなり、機械化する場合の大きな問題となっていた。
一方、冷凍した具材を用いて、製造ライン上の半焼成生地の上に具材を載せる作業を機械化したところ、凍ったままの具材だと生地より弾かれてしまい、生地上に載らない、あるいは所定の載置位置から外れてしまう、ということがあった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、装置に具材を付着させることなく半焼成の生地の上に具材を載せることができるとともに、効率良く量産することができる焼成食品の製造方法および焼成食品の製造装置を提供することを目的の一つとしている。
本発明の一態様における焼成食品の製造方法は、流動性を有する生地を含む被焼成材料を、焼成する焼成食品の製造方法であって、具材を搬送する複数の支持板のそれぞれに具材を載せる具材載せ工程と、後の具材載置工程の前に、冷凍状態の前記具材を加熱して部分的に解凍する加熱処理を行う加熱処理工程と、加熱処理後の具材を前記被焼成材料の上に載置させる具材載置工程と、を有する。それぞれの支持板はコンベアでつながれており、上記の3つの工程を連続的に経ることによって被焼成材料の上に具材が載置される。
(具材を搬送する支持板に具材を載せる工程)
具材を搬送する支持板に具材を載せる工程では、支持板上に具材を載せる必要がある。その載せる工程は人力でも良いし、ロボットなどでも良い。人力である場合にも、従来は焼成された被焼成材料の上に直接載せていたのに対し、本発明では常温の支持板上に載せればよく、作業員が適切な温度条件で作業できる点でも優れている。
(冷凍状態の具材を加熱して部分的に解凍する加熱処理を行う工程)
その具材を載せられた支持板はコンベアに従い、移動され、蒸し機などの加熱装置内に移動され、加熱される。本加熱処理では、冷凍された前記具材の表面のみを解凍させればよく、加熱した水蒸気に晒す方法でも、湯せんする方法でも、短時間、マイクロ波などで解凍する製造方法としてもよい。通常の工場などで容易の準備できる点で加熱した水蒸気に晒す方法が適しているが、特に限定されるものではない。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造方法において、前記加熱処理において前記具材を加熱する熱源の温度は50℃以上140℃以下の範囲内である製造方法としてもよい。好ましくは55℃から120℃、より好ましくは60℃から100℃であることが望ましい。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造装置において、前記具材に対する加熱処理を制御する制御部を有し、前記制御部は、熱処理空間内の雰囲気温度が50℃〜140℃の範囲内となるように制御する構成としてもよい。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造方法において、前記加熱処理に要する時間は1秒以上60秒以下の範囲内である製造方法としてもよい。好ましくは1秒から30秒、より好ましくは5秒から15秒が好ましい。
さらに、この場合の表面温度を測定することにより、適度な解凍程度を調整することが可能である。通常、冷凍状態で―20℃程度のものを、-10℃から60℃の範囲内で解凍することにより、適度な解凍状態を調整できる。好ましくは0℃から40℃、より好ましくは5℃から20℃に解凍することが望ましい。
この加熱条件で加熱された具材は、そのまま、被焼成材料の上にコンベアで移動される。
この間は出来るだけその部分的な解凍状態が保たれることが望ましく、できるだけ短時間で移動することが望ましい。
半解凍された具材は、被焼成材料の上で、反動を付けたり、傾けたりすることにより被焼成材料の上に落とされる。
(被焼成材料の上に具材を載置させる具材載置工程)
また、本発明の一態様における焼成食品の製造装置において、前記具材搬送部は、前記具材を支持する支持板と、前記支持板の一辺端を回り込むように上面から下面へ巻き掛けられた布状の被覆部材と、前記支持板を進退させる移動手段と、を備え、前記移動手段は、前記支持板上に前記被覆部材を介して前記具材を支持する進出位置と、前記支持板上の前記具材を前記被焼成材料の表面上に移載させる退避位置と、の間で前記支持板を進退させ、前記被覆部材は、前記支持板に伴って前記進出位置と前記退避位置との間で進退する構成としてもよい。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造方法において、前記具材が載置された前記被焼成材料の表面に、前記具材と前記被焼成材料とを結着させるためのバッター液を供給するバッター液供給工程を有する製造方法としてもよい。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造方法において、前記被焼成材料は、お好み焼き材料である製造方法としてもよい。
本発明の一態様における焼成食品の製造装置は、流動性を有する生地を含む被焼成材料を焼成する焼成食品の製造装置であって、具材の表面を加熱する予備加熱処理部と、冷凍された具材を搬送して前記被焼成材料の上に前記具材を供給する具材搬送部と、
を備える。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造装置において、前記具材搬送部の移動経路上に前記予備加熱処理部が配置されており、冷凍された前記具材を支持した前記具材搬送部が前記熱処理空間内を通過することで、前記具材が部分的に解凍される構成としてもよい。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造装置において、給水した水を加熱して水蒸気を発生させる水蒸気発生部を有し、前記水蒸気発生部から前記水蒸気を導いて前記予備加熱処理部の前記熱処理空間内へと供給する水蒸気供給部を有している構成としてもよい。
また、本発明の一態様における焼成食品の製造装置において、前記具材が載置された前記被焼成材料の表面上にバッター液を供給するバッター液供給部を有する構成としてもよい。
本発明によれば、装置に具材を付着させることなく生地の上に具材を載せることができるとともに、効率良く量産することができる焼成食品の製造方法および焼成食品の製造装置を提供することができる。
本発明の実施形態の焼成食品の製造装置の全体構成を示す模式的な正面図。 焼成食品の製造装置における具材供給部7の予備加熱処理部72の構成を示す斜視図。 焼成食品の製造装置における具材供給部7及び予備加熱処理部72の構成を示す断面図。 具材搬送部73にて搬送した具材11を被焼成材料F2上へ載置させる前の様子を示す斜視図。 具材搬送部73により具材11を被焼成材料F2上へ載置させた後の様子を示す斜視図。 具材搬送装置の全体構成を示す、上部から視認した図。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(焼成食品製造装置)
図1は、本発明の実施形態の焼成食品の製造装置の全体構成を示す模式的な正面図である。図2は、焼成食品の製造装置における具材供給部7の予備加熱処理部72の構成を示す斜視図である。図3は、焼成食品の製造装置における具材供給部7及び予備加熱処理部72の構成を示す断面図である。図4は、具材搬送部73にて搬送した具材11を被焼成材料F2上へ載置させる前の様子を示す斜視図である。図5は、具材搬送部73により具材11を被焼成材料F2上へ載置させた後の様子を示す斜視図である。図6は、具材搬送装置の全体構成を示す、上部から視認した図である。
なお、各図面は模式図のため、形状や寸法は誇張されている(以下の図面も同様)。
図1に示す本実施形態の焼成食品製造装置(製造装置)100は、流動性を有する生地を含む被焼成材料Fの表裏面を焼いて焼成食品F6を自動的に製造する装置である。焼成食品製造装置100は、後述する本実施形態の焼成食品の製造方法を実施するための装置の一例である。
被焼成材料Fは、後述する各工程によって状態および位置が変化する。このような状態および位置を区別するため、被焼成材料F0、F1、F2、…のように、被焼成材料Fに添字をつけて区別する場合がある。
焼成食品F6の種類は、特に限定されないが、例えば、お好み焼き、ホットケーキなどを挙げることができる。
以下では、一例として、焼成食品F6がお好み焼きである場合について説明する。
本明細書において「お好み焼き」という場合、特に断らない限り、生地と具材とを混合して焼成する、いわゆる関西風のお好み焼きをいう。また、本明細書において「お好み焼き」という場合、特に断らない限り、被焼成材料Fを焼成したお好み焼きの本体を指す。すなわち、食卓に提供される一般的なお好み焼きは、ソースおよびトッピング(マヨネーズ、削りかつお節、粉末状または細断状の青のり、等)を施された状態であることが多いが、以下では、ソースおよびトッピングを施す前の状態のものを指す。
焼成食品F6の外形は、特に限定されないが、一例として、略一定の厚さを有する円板状の例で説明する。
焼成食品製造装置100は、被焼成材料供給部(材料供給部)1、整形部2、加熱板搬送部5、加熱部6、具材供給部7、バッター液供給部8、反転部3および制御部4を備える。
加熱板搬送部5は、被焼成材料Fを配置するための複数の加熱板Pと、図示略の駆動部を備える。加熱板Pは、互いに一定間隔をおいて近接して配置され、駆動部によって平面における一定方向である搬送方向Mに移動される。加熱板Pの移動は、配置ピッチごとに、間欠的に行われる。
図1に示すように、複数の加熱板Pが、位置p1、p2、p3、…に配置されているとする。この状態から1回の移動が行われると、各加熱板Pは、現在図示右隣にある加熱板Pの位置に移動する。すなわち、加熱板Pnは、位置pn’に移動する(ただし、n=1,2,…、n’=n+1)。
以下では、焼成食品製造装置100において、搬送方向Mにおける相対位置を説明する場合に、基準となる位置から搬送方向Mに移動して到達する位置を、搬送方向Mにおいて下流側の位置と称する場合がある。また、基準となる位置から搬送方向Mと反対方向に移動して到達する位置は、搬送方向Mにおいて上流側の位置と称する場合がある。
例えば、位置p2は、位置p1よりも搬送方向Mにおける下流側である。
各加熱板Pの材質は、被焼成材料Fを焼成可能な温度の加熱できる板部材であれば、特に限定されない。本実施形態では、加熱板Pは鉄板で構成される。
各加熱板Pの搬送方向Mの幅は、1つの焼成食品F6を形成するために、必要な被焼成材料Fが配置できる幅とされる。
各加熱板Pの図示奥行き方向(搬送方向Mに交差する方向)の幅は、1枚当たりの加熱板Pにおいて、複数の焼成食品F6が焼成可能な幅とされる。本実施形態では、各加熱板Pは、一例として、1枚当たり、最大6つの焼成食品F6を焼成できる幅を有する。
加熱部6は、各加熱板Pの下方に配置され、各加熱板Pを加熱する装置部分である。本実施形態では、加熱部6は、火力が調整されたバーナーを備え、バーナーの火力によって、加熱板Pをその下面側から加熱する。
被焼成材料供給部1は、加熱板P上に、被焼成材料Fを配置する装置部分である。被焼成材料供給部1は、位置p1に停止する加熱板Pの中心軸線上に配置されている。
被焼成材料供給部1の構成は、被焼成材料Fとして、生地と具材とを混合した被焼成材料F0を加熱板Pの上方から供給できれば、特に限定されない。本実施形態では、一例として、被焼成材料F0を導入する材料供給筒10が、1枚の加熱板P当たりの焼成食品F6の製造数に応じて配置されている。
各材料供給筒10の下端部には、被焼成材料F0を下方に押し出す供給口10aが設けられている。材料供給筒10は、図示略の支持部材によって、位置が固定されている。
本実施形態では、焼成食品F6を6つずつ同時に製造するため、加熱板Pの長手方向に6つの材料供給筒10が一定ピッチをあけて配列されている。被焼成材料供給部1は、後述する制御部4と通信可能に接続され、制御部4からの制御信号によって、動作が制御される。
ここで、被焼成材料供給部1が供給する被焼成材料F0の一例について説明する。
被焼成材料F0は、お好み焼きを製造するための材料であり、特に、冷蔵して冷蔵食品としたり、冷凍して冷凍食品としたりするのに適している。
被焼成材料F0の主要部は、具材と生地とからなる。
生地のみの場合もあるが、具材として、少なくともキャベツを用いる。
ここで、「キャベツ」とは、野菜としてのキャベツの可食部を指す。被焼成材料F0に用いるキャベツは、生キャベツであっても塩漬けなど加工処理がされた加工キャベツであってもよいが、生キャベツを用いることが好ましい。キャベツの切り方については、その好みに合わせた切り方をすればよく、特に限定されない。また、キャベツ以外の具材の場合も特に制限されない。
被焼成材料F0に用いる具材としては、キャベツのほかにも、一般のお好み焼きに用いる具材を特に制限なく用いることができる。具材の例としては、例えば、肉類(例えば、豚肉、牛肉、鶏肉)、魚介類(例えば、いか、えび、たこ)、餅、麺類(例えば、うどん、中華麺、日本そば)、紅しょうが、天かす、野菜(例えば、葱、たまねぎ、ピーマン、にんじん、ごぼう)、乳製品(例えば、チーズ)などを挙げることができる。
これらのキャベツの他の具材の大きさ(カットサイズ、形状)および使用量は、通常のお好み焼きの場合を参考に、当業者であれば適宜設計することができる。
被焼成材料F0に用いる生地は、小麦粉、水、卵、油脂類を含む生地原料を混合することにより調製される。
生地の主原料である小麦粉は、特に制限はなく、強力系、準強力系、中力系、薄力系の小麦粉のいずれも使用できる。卵は、生のものを用いてもよく、冷凍したものを用いてもよい。全卵を用いてもよく、卵黄のみを用いてもよい。
生地に用いる油脂類として、動物性のもの、植物性のもの、およびこれらの混合物のうちいずれかを用いることができる。また油脂類は、固型脂、半固型脂、液状油、およびこれらの2種以上の混合物のうちいずれかを用いることができる。
油脂類の例として、牛脂(精製牛脂を含む。)、豚脂(精製豚脂を含む。)、大豆油、菜種油、オリーブ油、パーム油、ショートニング、粉末油脂等が挙げられる。
生地における水は、生地原料の全重量に対して、20%〜40%用いる。
生地は、上記の生地材料をすべて混合した後、必要に応じ、適切な大きさのメッシュを通して、生地中のダマを除くことができる。
生地は、上記成分の他に、山芋(すりおろしたもの、粉等)、調味料(塩、こしょう、醤油、味噌、砂糖、みりん、酒)、エキス類(例えば、鰹節エキス、昆布エキス、酵母エキス)、穀粉類、澱粉(例えば、生でん粉及び加工でん粉)、トレハロース、デキストリン、大豆蛋白質、えんどう蛋白質、小麦グルテン、乳製品(例えば、牛乳、脱脂粉乳)、食物繊維、膨脹剤、増粘剤(例えばキサンタンガム、タマリンドガム、グアガム、カードラン、ローカストビンガム、ジェランガム、サイリウムシードガム、カラギーナン、プルラン、CMC、アルギン酸ナトリウム等)、乳化剤、食塩、糖類、甘味料、香辛料、調味料、ビタミン類、ミネラル類等を適宜含むことができる。
図1に示す具材供給部7は、位置p2に停止する加熱板P上に配置される。具材供給部7は、位置p2に配置された被焼成材料F2上に、例えば一定の大きさにカットされた冷凍畜肉や冷凍海産物などの具材11を配置する装置部分である。本実施形態では、具材11としてスライスされた冷凍の豚肉を一例として挙げるが、これに限らない。イカ、エビ、タコなどの水産物や、野菜、果物なども添加なども添加できる。
具材供給部7は、図2及び図3に示すように、水蒸気発生部71、予備加熱処理部72、複数の具材搬送部73、押圧手段29(図4)を備えて構成されており、各具材搬送部73によって搬送される冷凍の具材11に対して加熱処理を行い、加熱処理後の具材11を被焼成製品上に供給する。
具材搬送部73は、図4及び図5に示すように、筐体21と、具材11を支持する支持板22と、支持板22に巻き掛けられた被覆部材23と、支持板22を所定の方向(第2方向)へ進退させる押圧手段29と、を少なくとも備え、具材11をひとつずつ、あるいは複数枚ずつを、所定位置の加熱板P上へ搬送する。
複数の具材搬送部73は、不図示のコンベアによって繋がれており、不図示の駆動部によって、平面における一定方向である搬送方向Nに移動される。具材搬送部73の移動は、制御部4により所定の速度に制御される。具材搬送部73は、主に、加熱板Pの搬送方向Mに交差する搬送方向(第1方向)Nから加熱板P上へ具材11を供給するよう移動する。
筐体21は、前壁21aに固定された板状の固定部材13を有している。固定部材13は筐体21からさらに下方へ突出するように設けられており、上端辺13aに比べて下端辺13bの方が長く、平面視において(加熱板Pの上方から見て)、例えば支持板22の長辺寸法と略一致する。
支持板22は、一端側が筐体21内に設けられ、他端側が筐体21の前壁21aに固定された固定部材13の下端辺13bに沿って略垂直に屈曲されて、具材11を支持する支持部22Aとして機能する。また、一端側が筐体21内に保持されている支持板22は、不図示の弾性部材等により、丸穴14が形成された前壁21a側に付勢されている。支持板22は、固定部材13に対して一定の方向へ進退可能であり、図4に示す進出位置と、図5に示す退避位置との間で変位する。
被覆部材23は、支持板22(支持部22A)の一辺端22dを回り込むように上面22bから下面22cへ巻き掛けられた布状の部材である。被覆部材23の支持板22の上面22b側に位置する端部は例えば固定部材13の背面側に固定され、支持板22の下面22c側に位置する端部は例えば支持板22の背面側に固定されている。
押圧手段29は、加熱板搬送部5上に存在し、不図示のコンベアによって繋がれた複数の具材搬送部73に同期して動作する。押圧手段29は、非図示の移動手段によって動作し、具材搬送部73の一部を押圧することによって被焼成製品上に具材11を供給する。
押圧手段29は、加熱板Pの上方に設置され、複数の押圧部29Aと、複数の押圧部29Aどうし連結する連結部29Bとを有して構成されている。ひとつの焼成物に一つの具材を載せる場合には複数の押圧部29Aは、搬送方向Mに交差する方向に並ぶ加熱板P上の被焼成材料Fの個数に一致する。例えば6個などである。各加熱板Pの上方に位置する複数の押圧部29Aは連結部29Bによって互いに連結され、搬送方向Mに沿って同時に往復移動する。
押圧手段29は、焼成製品を搬送する加熱板搬送部5の上に設置されている。押圧手段29は、各具材搬送部73によって搬送されてきた具材11を、加熱板搬送部5上の焼成製品上に供給するための働きをおこなう。押圧手段29は、具材供給部7における各具材搬送部73の移動及び焼成製品の流れに同期して動作する。
具材搬送部73が不図示の駆動部によって搬送方向Mの上の、被焼成材料の上の所定の場所に移動されると、各押圧部29Aが、具材搬送部73における筐体21に形成された丸穴14内に侵入し、前壁21a側に付勢されていた支持板22を後壁21b側へと押し込む。このようにして、支持板22を進出位置(図4)から退避位置(図5)へと変位させる。
水蒸気発生部71は、給水した水を加熱して水蒸気を発生させる機能を有し、水蒸気供給配管(水蒸気供給部)71aを介して必要量の水蒸気を予備加熱処理部72へと導き、加熱処理空間K内へ供給する。水蒸気発生部71における水蒸気発生量は制御部4において制御される。
予備加熱処理部72は、内側に加熱処理空間Kを有する筐体24と、具材搬送部73を通過させるための開口部25と、補助板28と、を有している。
筐体24は、具材搬送部73の搬送方向Nに沿って長さを有する箱形状をなしている。
開口部25は、筐体24の下側に設けられ、筐体24の長手方向に沿って形成されている。具体的に、一方の側壁24aから他方の側壁24aにかけて底面を露出させるように長手方向に沿って形成されている。長手方向両側の側壁24a,24aに形成された開口端25A,25Aは、長手方向(搬送方向N:Y方向)から見て、それぞれ第1壁24bよりも第2壁24c側へ広く切り欠かれている。これにより、具材搬送部73が開口部25内を通過する間、具材11を支持する支持板22の全体を加熱処理空間Kに入り込ませることが可能となる。具材搬送部73の移動経路に応じて一方の開口端25Aが搬入口とされ、他方の開口端25Aが搬出口とされる。
補助板28は、筐体24を構成する第1壁24bに垂直姿勢で取り付けられており、上端面28aの位置が第1壁24bの下面24fの位置と略一致している。補助板28を設けることによって開口部25の大きさが制限され、筐体24に供給される水蒸気を筐体24内に留めることができる。水蒸気が外部へ逃げるのをなるべく抑えるためには、開口部25の大きさ及び形状が、具材搬送部73を通過させるのに必要な最低限の大きさ及び形状であることが好ましい。
水蒸気供給配管71aは、その一部が予備加熱処理部72内に挿入され、予備加熱処理部72の長手方向、つまり搬送方向Nへ沿う延在部71bに沿って設けられた複数の噴出部71c,71c,…を有している。本実施形態では6つの噴出部71cが所定の間隔で設けられているが、設ける数や間隔はこれに限られず、適宜変更が可能である。
各噴出部71cは、延在部71bの管軸回りに回動可能に構成されており、噴出口が任意の方向へ向くよう調整することが可能である。また、水蒸気供給配管71aの一部にフレキシブルな配管が取り付けられており、上下方向に任意に調整することが可能である。
図1に示すバッター液供給部8は、具材11が載置された被焼成材料F2の材料表面S0’’上にバッター液15を供給する装置部分である。
バッター液供給部8は、具材供給部7と整形部2との間の位置において、搬送方向Mに交差する方向に並ぶ各加熱板P3の上方に配置される。バッター液15は、上述した被焼成材料F0に用いる生地と同じ材料であってもよい。バッター液15の供給量は、適宜設定され、具材11の表面から被焼成材料F2の材料表面S0’’に亘って塗布される量とする。
図1に示す整形部2は、具材11が載置された被焼成材料F2の外形を整形する装置部分である。整形部2は、加熱板P4の中心軸線上に配置されている。整形部2の具体的な構成は、特に限定されない。例えば、1以上の整形ヘラ、整形枠などを用いて、被焼成材料F2の外周部を径方向内側に掻き寄せる構成を採用することができる。整形ヘラ、整形枠などの動きも特に限定されない。また、整形部2は、例えば、被焼成材料F2を上方から押さえる押え部材を備え、被焼成材料F2の厚さ方向に整形を行うようにしてもよい。
本実施形態では、整形部2により、具材11が載置された被焼成材料F2の外形を略円形状に整形し、整形体F3を得る。整形部2には、被焼成材料供給部1で配置される被焼成材料F1をそれぞれ個別に整形する複数の整形機構が設けられている。整形体F3は、位置p4から位置p5へと移動される間も加熱板Pによって加熱される。被焼成材料F2及び整形体F3は、図1に示すように、位置p2〜p5へと順次移動される間に加熱板Pからの加熱を受け続け、整形体F3の下面に第1焼成面(接触面)S1が形成される。この状態を中間焼成体F4という。
本実施形態においては、整形部2が不図示の具材押さえ部材を有している。具材押さえ部材は、例えば、3本の丸棒からなり、整形体F3を得る際に、被焼成材料F2の材料表面S0’’に載置された具材11を押さえるものである。これにより、被焼成材料F2の材料表面S0’’に対する具材11の密着性(結着性)を高めることができ、後の工程において、整形体F3あるいは中間焼成体F4からの具材11の落下を抑制できる。具材抑え部材は具材を抑える事ができれば、特に限定されるものではなく、平板、円板状のものであってもよい。
図1に示す反転部3は、具材11の載った中間焼成体F4を、加熱板P上で裏返す装置部分である。
反転部3は、整形部2から搬送方向Mに離間した位置において、加熱板Pの上方に配置される。反転部3と整形部2との離間距離は、後述する中間焼成体F4を形成するのに必要な時間を考慮して決める。
反転部3は、反転板30および反転板移動機構34を備える。
反転板30は、位置p5、p6の上方に配置された反転板移動機構34によって、搬送方向Mにおいて進退移動可能に支持されている。
また、反転板30は、後述するように、搬送方向Mに直交する水平方向に延びる軸線回りに回動可能に支持されている。
反転板移動機構34は、後述する制御部4と通信可能に接続され、制御部4からの制御信号によって、動作が制御される。
制御部4は、焼成食品製造装置100の動作制御を行う装置部分である。
制御部4は、少なくとも、被焼成材料供給部1、加熱板搬送部5、加熱部6、具材供給部7、バッター液供給部8、整形部2及び反転部3と通信可能に接続される。制御部4は、これらの装置部分にそれぞれに制御信号を送出することにより動作制御を行う。制御部4が行う動作制御の詳細については、焼成食品製造装置100の動作とともに後述する。
制御部4の装置構成は、CPU、メモリ、入出力インターフェース、外部記憶装置などを備えるコンピュータを採用している。
<焼成食品製造装置の動作>
焼成食品製造装置100の動作について、図1〜図6を参照しながら本実施形態の焼成食品の製造方法とともに説明する。
本実施形態の焼成食品の製造方法は、材料配置工程、掻き寄せ工程、第1焼成工程、具材供給工程、バッター液塗布工程、裏返し工程、および第2焼成工程を備える。これらの各工程は、焼成食品製造装置100によって、各加熱板Pが搬送方向Mに搬送される過程で、この順にそれぞれ実行される。このため、各加熱板P上では、搬送位置に対応して、上記工程のいずれかが並行して実行される。
また、本実施形態の焼成食品の製造方法は、具材供給工程において、冷凍具材を搬送する途中で冷凍具材に対する加熱処理を実行する。
以下では、1つの加熱板Pに対する動作を説明する。
焼成食品製造装置100によって、焼成食品F6の製造を開始するにあたって、まず、加熱部6によって、各加熱板Pが予熱される。加熱部6は、図1示す位置p1、…、p8における火力を個別に調整することが可能である。
加熱板Pの温度は、通常のお好み焼きの調理と同様に、例えば、170℃〜250℃に設定することができる。
(材料配置工程)
材料配置工程は、加熱板P上に、被焼成材料Fを配置する工程である。
制御部4は、被焼成材料供給部1に制御信号を送出して、各材料供給筒10の供給口10aから、一定量の被焼成材料F0を供給させる。被焼成材料F0は、それぞれ1つの焼成食品F6を製造するために必要な量が計量されて、各供給口10aから下方に押し出される。
被焼成材料F0は、上述した好適な量の範囲の生地および具材が混ぜ合わされた状態で供給される。生地および具材は、混ぜ合わせて長時間置くと、具材から水分が出て生地の物性を変えてしまう。本実施形態では、各材料供給筒10には、被焼成材料F0が長時間滞留しないように、少なくとも1個の焼成食品F6を製造できる一定量が供給される。
図1に示すように、供給口10aから押し出された被焼成材料F0は、材料供給筒10に対向する位置p1に静止している加熱板P上に落下する。被焼成材料F0は、流動性を有するため、加熱板P上では、供給口10aの中心軸線を中心とする略円状に広がって、扁平な被焼成材料F1となる。被焼成材料F1の上面となる材料表面S0’’は、生地および具材が全体として、上に凸の凸面を構成する。被焼成材料F1の厚さは、中心部では厚くなり、外縁部では薄くなる。以下では、被焼成材料F1の最大厚さをh0で表す。被焼成材料F1の外径は、被焼成材料F0の処方に応じた流動性の大きさによって決まる略一定値になる。
ただし、形状が一定しない固形物を具材として含む被焼成材料F0の特性上、被焼成材料F1の厚さ分布および外径には、ある程度のバラツキが生じる。このため、図1に模式的に示すような、滑らかな凸形状にはならないことが多い。
被焼成材料F1を配置してから一定時間が経過すると、制御部4は、加熱板搬送部5に制御信号を送出して、各加熱板Pを搬送方向Mに一定ピッチだけ移動する。これにより、位置p1の加熱板Pは、位置p2に移動する。被焼成材料F1は、その中心が、整形部2の直下となる位置に移動する。図1には、被焼成材料F1が配置される直前の材料配置工程で加熱板P2上に配置された被焼成材料F2が、位置p2に移動された様子が描かれている。
以上で、材料配置工程が終了する。
(第1焼成工程)
図1には、被焼成材料F1が、位置p3に移動されつつ、焼成していく様子が描かれている。
被焼成材料は、加熱部6により、少なくとも位置p2〜p5の間は下部より焼成される、(第1焼成工程)。本工程は、被焼成材料F1が投入され、具材11が載った被焼成材料Fの外周部が整形された整形体F3をさらに加熱して、少なくとも加熱板Pとの接触面が焼成された中間焼成体F4を形成する工程である。
本工程において目安とする加熱板Pの温度は、170℃〜250℃程度である。焼成温度及び焼成時間は、中間焼成体F4の焼成状態によって調整する。
(具材供給工程)
具材供給工程は、複数の具材搬送部73(支持板22)のそれぞれに冷凍状態の具材11を載せる具材載せ工程と、冷凍状態の具材11を加熱して部分的に解凍させる熱処理工程と、加熱処理後の具材11を被焼成材料F2の上に載置させる具材載置工程と、を有し、第1焼成工程に並行して実行される。ここでは、具材11に対して熱処理を施しながら、加熱板P上の被焼成材料F2の上面である材料表面S0’’上に、具材11を一つずつ供給する。その流れを図6に示す。
((具材載せ工程))
制御部4は、まず、具材供給部7における複数の具材搬送部73を不図示のコンベアを駆動させることにより、搬送方向Nへと移動させる。移動途中、各具材搬送部73の支持板22上に冷凍された具材11が1つずつ載せられる。具材11を支持板22上に載せる作業は、例えば、制御部4によって制御されるロボット35であってもよいし、人36による手作業で行うことでもよい。
((加熱処理工程))
また、制御部4は、水蒸気発生部71に制御信号を送出し、給水した水を加熱して水蒸気を発生させ、予備加熱処理部72の加熱処理空間Kへと水蒸気を供給する。制御部4は、水蒸気発生部71から予備加熱処理部72へと供給する水蒸気の量を調整し、加熱処理空間K内における水蒸気雰囲気下での熱処理温度(熱源の温度)を60°以上120°以下の範囲内となるように制御する。この熱処理温度に応じて、冷凍状態の具材11に対する加熱処理に要する時間を1秒以上15秒以下の範囲内で設定する。
次に、制御部4は、具材搬送部73に制御信号を送出して、冷凍状態の具材11に対する熱処理を実行する。制御部4は、具材搬送部73により、支持板22上に被覆部材23を介して載置された具材11を予備加熱処理部72へと搬送し、筐体24内を開口部25に沿って移動しながら通過させる。予備加熱処理部72の筐体24内には高温の水蒸気雰囲気が形成されており、支持板22上の具材11を加熱された水蒸気に晒すことにより、具材11の表面が瞬間的に半解凍される。加熱熱処理に要する時間は、1秒以上15秒以下の範囲内である。加熱処理時間は、具材搬送部73が予備加熱処理部72の筐体24内を通過する時間に相当する。すなわち、本実施形態では、具材11を支持した具材搬送部73が予備加熱処理部72の加熱処理空間K内を通過する過程で、具材11の表面が半解凍されるようになっている。
加熱処理によって半解凍状態とされた具材11の表面は、水滴の付着によって乾燥せず、硬くなることがない。
((具材載置工程))
次に、制御部4は、続けて具材搬送部73を搬送方向Nに沿って移動させ、半解凍された具材11を所定の加熱板P上の被焼成材料の上へと搬送する。この間は出来るだけその部分的な解凍状態が保たれることが望ましく、できるだけ短時間で移動することが望ましい。
制御部4は、所定の加熱板P上に到達した具材搬送部73を一旦停止させ、移動手段によって搬送方向M上の所定の場所に移動させる。押圧手段29の動作により、各押圧部29Aが、具材搬送部73における筐体21に形成された丸穴14内に侵入して、前壁21a側に付勢されていた支持板22を後壁21b側へと押し込むと、支持板22が進出位置から退避位置へと変位する。支持板22上に載置された半解凍状態の具材11は、支持板22の移動には追従せず、押し出されるようにして、水平姿勢を保ったまま、支持板22上から落下する。
このようにして、具材載せ工程、加熱処理工程、具材載置工程を連続的に行うことによって、所定の加熱板P2上の被焼成材料F2の材料表面S0’’の略中央に、半解凍状態の具材11を載置させる。
(バッター液塗布工程)
次に、制御部4は、バッター液供給部8に制御信号を送出し、半解凍状態の具材11が載置された被焼成材料F2の材料表面S0’’に、具材11と被焼成材料F2とを結着させるためのバッター液15を供給する。
(掻き寄せ工程)
次に、掻き寄せ工程を行う。本工程は、加熱板P上の具材11が載った被焼成材料Fの外周部を整形するとともに、山状に供給された生地を押さえる工程である。また、この工程において、外周部を円状に整えることもできる。本実施形態では、本工程は、例えば、整形部2によって実行される。また、厚さを要しない場合には本工程は不要である。
例えば、整形ヘラ、整形枠などによって、被焼成材料Fの外周部が掻き寄せられて外周形状が整形され、押え部材などによって必要に応じて、厚さが整えられる。これにより、円盤状の整形体F3が形成される。
整形体F3は、加熱板Pからの加熱が進んでいるため、加熱板Pとの接触する下面が徐々に焼成される。ただし、整形体F3の上面である材料表面S0’’はまだ焼成されていない。
このようにして、整形体F3の形状がある程度安定したら、制御部4は、加熱板搬送部5に制御信号を送出して、各加熱板Pを搬送方向Mに一定ピッチだけ移動する。これにより、位置p4の加熱板Pは、位置p5に移動する。
以上で、掻き寄せ工程が終了する。
(裏返し工程)
次に、裏返し工程を行う。
本工程は、反転部3によって、上述した整形体F3が加熱板Pから加熱を受け続け、下面に第1焼成面S1(接触面)が形成された状態の中間焼成体F4を、位置p6にある加熱板P上に裏返して配置する工程である。本工程は、整形体F3から中間焼成体F4が形成された後であって、この加熱板Pが位置p5に移動した際に開始される。
先ず、制御部4は、反転板移動機構34に制御信号を送出して、反転板30を搬送方向Mにおける上流側に水平移動させ、先端を、位置p5の加熱板P上の中間焼成体F4の第1焼成面S1と加熱板Pとの間に挿入させその後、反転板30によってすくい上げられる。この間に、制御部4は、位置p5の加熱板P(中間焼成体F4のない加熱板P)を位置p6に移動させる。
次に、制御部4は、反転板30を加熱板Pの上方において回転させて中間焼成体F4を反転させることにより、中間焼成体F4を位置p6の加熱板Pの上に裏返して配置する。落下した中間焼成体F4は、加熱板Pと具材11が載った材料表面S0’’の全体が接触し、第1焼成面S1が上向きとなって、裏返される。
(第2焼成工程)
次に、第2焼成工程を行う。本工程は、中間焼成体F4が裏返された反転中間焼成体F5を、加熱板Pにより加熱して焼成する工程である。
反転中間焼成体F5は、位置p6の加熱板P上に配置されると、ただちに加熱を受けるため、材料表面S0’’が次第に焼成されていく。
反転中間焼成体F5は、材料表面S0’’が焼成されるのに必要な時間だけ、加熱板P上に配置される。本実施形態では、一例として、加熱板Pが位置p7に移動して、加熱板Pの移動のタクト時間が終了すると、反転中間焼成体F5における加熱板Pとの接触面の焼成が終了し、第2焼成面S2が形成される。
以上で、第2焼成工程が終了し、焼成食品が製造される。
このような工程は、各加熱板P上で、順次並行して行われるため、一定のタクト時間ごとに、6枚ずつの焼成食品が間欠的に製造される。
焼成食品は、本実施形態では、加熱板Pから適宜の冷却場所に移動される。冷却場所である程度冷ましてから、冷蔵工程または冷凍工程が行われる。
冷蔵または冷凍のための手段としては、適宜の従来技術を適用することができる。例えば、スパイラルフリーザー、ワゴンフリーザー、フレキシブルフリーザー、アルミフィンコイル式冷蔵庫、ユニットクーラ式冷蔵庫等が適用できる。冷凍は、例えば,約−30℃で、スパイラルフリーザーを利用して急速に行うことができる。
冷凍された焼成食品F6は、例えば、電子レンジで解凍調理することにより、焼きたての状態を再現して食卓に提供することができる。
焼成食品製造装置100を用いた本実施形態の焼成食品の製造方法によれば、支持板22から落下させた具材11は半解凍状態であるため、被焼成材料F2の材料表面S0’’において弾かれることなく、所定の位置に載置させることが可能である。本実施形態では、具材供給部7によって具材11を搬送する際、水蒸気雰囲気中に冷凍された具材11を晒すことにより、具材11の表面を部分的に解凍することができる。以前は、冷凍された具材11をそのまま被焼成材料F2の材料表面S0’’上に落下させると、冷凍によって堅くなっている具材11は弾かれてしまい、被焼成材料F2の材料表面S0’’上に載らない、あるいは所定の載置位置から外れてしまうことがあった。これに対して本実施形態では、冷凍の具材11を予め半解凍しておくことで具材11に柔軟性を持たせることができ、支持板22から落下させた具材11を被焼成材料F2の材料表面S0’’の所定位置に載置させることが可能である。さらに、半解凍された具材11は装置に付着することもないため、焼成食品F6を効率良く量産することができる。
また、本実施形態では、冷凍の具材11の加熱処理に水蒸気を利用した。水蒸気中に冷凍の具材11を配置することで局所的に熱が加わることもないため、具材11の表面をまんべんなく解凍させることが可能である。さらに、具材11の表面に水蒸気が付着するため乾燥して硬くなることもなく、具材11の本来の質を保つことができる。
また、本実施形態では、具材11を完全に解凍させるのではなく半解凍状態にする。そのため、支持板22を取り巻く被覆部材23に具材11が付着して離れにくくなる恐れもなくなり、具材11を載置させる工程において作業性を高めることができる。
さらに本実施形態では、具材11を載せた被焼成材料F2の上にバッター液15を滴下することによって、裏返し工程を行う際に具材11がずれてしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、各具材搬送部73の支持板22上に冷凍状態の具材11を載せる作業を、例えば、ロボット35でもよいし、人36による手作業で行うことでもよいとしている。従来は、加熱板P上の被焼成材料の上に手作業で具材を載置させていたのに対し、本発明では、仮に手作業であっても常温の支持板22上に載せればよく、作業員が適切な温度環境下で作業できる点も優れている。
次に、被焼成材料F2の材料表面S0’’上への具材11の載置状況について調べた結果について述べる。
[実施例1]
表1は、以下に示す条件の下、具材11に対する加熱処理時間ごとに具材の状態を比較し、被焼成材料F2の材料表面S0’’上に具材11を載置させたときの評価を示す。
(処理条件の一例)
加熱処理温度(庫内雰囲気温度):60℃
スライス肉付近の温度:80℃
品温:加熱前−4℃→加熱後15℃
通過時間:9.5秒
表1に示すように、具材11の表面温度が−20℃で冷凍状態のとき、被焼成材料F2の材料表面S0’’で具材11が弾かれてしまい、表面上に載らない、あるいは所定の位置から外れてしまった。
また、加熱処理を5秒ほど行い、具材11の表面温度が5°になると、表面だけ解凍された状態となる。この場合、被焼成材料F2の材料表面S0’’上の中央位置に具材11を良好に載置させることができた。
また、加熱処理を15秒ほど行い、具材11の表面温度が10°になると、表面だけ解凍された状態となる。この場合、被焼成材料F2の材料表面S0’’上の中央位置に具材11を良好に載置させることができた。
ところが、加熱処理を30秒ほど行い、具材11の表面温度が40℃になると、端だけ解凍された状態となる。この場合は、被焼成材料F2の材料表面S0’’上の中央位置に載置できないこともあった。
さらに、加熱処理を30秒ほど行い、具材11の表面温度が60℃になると、具材11の1/3程度が解凍されてしまい、被焼成材料F2の材料表面S0’’の中央位置に載置させることができなかった。解凍され過ぎたことで具材11が装置に付着してしまったことが原因である。
以上のことから、上記した所定の温度条件の下で加熱処理を行った場合、冷凍の具材11に対する加熱処理時間は5秒から15秒の範囲内が良く、具材11の表面だけを解凍させるような加熱処理を行うようにする。これにより、被焼成材料F2の材料表面S0’’の中央位置に具材11を効率よく載せることができる。
[実施例2]
次に、バッター液15の有無による、裏返し工程後の具材11の載置状態を調べた結果について述べる。
(1)具材11の載った表面上にバッター液15が滴下された中間焼成体F4の場合は、裏返し工程後、5%程、具材11の落下が見られた。
(2)具材11の載った表面上に5mlずつバッター液15が滴下された中間焼成体F4の場合は、裏返し工程後において具材11の落下はない。
(3)具材11の載った表面上に10mlずつバッター液15が滴下された中間焼成体F4の場合は、裏返し工程後において具材11の落下はないが、バッター液15の滴下量が多いため、バッター液15の焼成に時間がかかり、1個当たりの製造時間が長くなった。
以上のことから、お好み焼きの製造におけるバッター液15の滴下量は5ml程度が良く、中間焼成体F4や具材11の大きさ等に応じて適宜調整する。具材11の載った中間焼成体F4上にバッター液15を滴下した後に裏返すことにより、具材11を中間焼成体F4の表面に結着させることができる。
なお、本実施形態においては、バッター液15を滴下した後に中間焼成体F4を裏返すこととしたが、バッター液供給部8と反転板移動機構34との間に、中間焼成体F4の表面を非接触で焼成できる焼成機を設けて、裏返し工程を行う前に、バッター液15を焼成させてもよい。これにより、中間焼成体F4を裏返した後に、表面に滴下されたバッター液15を焼成させる時間を短縮することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。各実施形態の構成を適宜組み合わせてもよい。
例えば、焼成食品の製造工程順は、上述した工程順に限らず、適宜変更が可能である。例えば、掻き寄せ工程をいずれのタイミングで行うかについては特に問わない。
また、例えば、冷凍の具材11を載置させる支持板22を温めておいてもよい。この場合、水蒸気に晒した場合と同じように、具材11の表面が解凍される程度の温度で温めておくことが好ましい。
上述した加熱処理では、冷凍された前記具材の表面のみを解凍させればよく、加熱した水蒸気に晒す方法でも、湯せんあるいは湯の中を通す方法でもよいし、短時間、マイクロ波などで解凍する製造方法としてもよい。通常の工場などで容易の準備できる点で加熱した水蒸気に晒す方法が適しているが、特に限定されるものではない。
また、本実施形態では、具材11が載った支持板22を水平移動させることにより、具材11を支持板22上から押し出すようにして被焼成材料の上に落下させているが、被焼成材料の上で、支持板22に反動を付けたり、支持板22を傾けたりすることによって落としてもよい。
1…被焼成材料供給部(材料供給部)、4…制御部、7…具材供給部、8…バッター液供給部、11…具材、15…バッター液、21,24…筐体、22…支持板、22b…上面、22c,24f…下面、22d…一辺端、23…被覆部材、29…移動手段、71…水蒸気発生部、71a…水蒸気供給配管(水蒸気供給部)、72…予備加熱処理部、100…焼成食品製造装置(製造装置)、F,F0,F1…被焼成材料、F4…中間焼成体、F6…焼成食品、K1,K2…空間、p,p1,p2,p3,p4,p6,p7,pn’…位置、P,Pn…加熱板

Claims (11)

  1. 流動性を有する生地を含む被焼成材料を、焼成する焼成食品の製造方法であって、
    具材を搬送する複数の支持板のそれぞれに前記具材を載せる具材載せ工程と、
    後の具材載置工程の前に、冷凍状態の前記具材を加熱して部分的に解凍する加熱処理を行う加熱処理工程と、
    加熱処理後の前記具材を前記被焼成材料の上に載置させる具材載置工程と、を有する、焼成食品の製造方法。
  2. 前記加熱処理では、冷凍された前記具材を加熱した水蒸気やマイクロ波に晒す、あるいは湯せんする、
    請求項1に記載の焼成食品の製造方法。
  3. 前記加熱処理において前記具材を加熱する熱源の温度は50℃以上140℃以下の範囲内である、
    請求項1または2に記載の焼成食品の製造方法。
  4. 前記加熱処理に要する時間は1秒以上60秒以下の範囲内である、
    請求項3に記載の焼成食品の製造方法。
  5. 前記具材が載置された前記被焼成材料の表面に、前記具材と前記被焼成材料とを結着させるためのバッター液を供給するバッター液供給工程を有する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の焼成食品の製造方法。
  6. 前記被焼成材料は、お好み焼き材料である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の焼成食品の製造方法。
  7. 流動性を有する生地を含む被焼成材料を焼成する焼成食品の製造装置であって、
    具材の表面を加熱する予備加熱処理部と、
    冷凍された具材を搬送して前記被焼成材料の上に前記具材を供給する具材搬送部と、を備え、前記具材搬送部の移動経路上に前記予備加熱処理部が配置されており、冷凍された前記具材を支持した前記具材搬送部が前記予備加熱処理部の熱処理空間内を通過することで、前記具材が部分的に解凍される、焼成食品の製造装置。
  8. 前記具材搬送部は、
    前記具材を支持する支持板と、
    前記支持板の一辺端を回り込むように上面から下面へ巻き掛けられた布状の被覆部材と、
    前記支持板を進退させる移動手段と、を備え、
    前記移動手段は、前記支持板上に前記被覆部材を介して前記具材を支持する進出位置と、前記支持板上の前記具材を前記被焼成材料の表面上に移載させる退避位置と、の間で前記支持板を進退させ、前記被覆部材は、前記支持板に伴って前記進出位置と前記退避位置との間で進退する構成である、
    請求項7に記載の焼成食品の製造装置。
  9. 前記具材に対する加熱処理を制御する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記熱処理空間内の雰囲気温度が50℃〜140℃の範囲内となるように制御する、
    請求項7または8に記載の焼成食品の製造装置。
  10. 給水した水を加熱して水蒸気を発生させる水蒸気発生部を有し、
    前記水蒸気発生部から前記水蒸気を導いて前記予備加熱処理部の前記熱処理空間内へと供給する水蒸気供給部を有している、
    請求項7からのいずれか一項に記載の焼成食品の製造装置。
  11. 前記具材が載置された前記被焼成材料の表面上にバッター液を供給するバッター液供給部を有する、
    請求項7から10のいずれか一項に記載の焼成食品の製造装置。
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