JP6769222B2 - 電解液及びリチウムイオン二次電池 - Google Patents
電解液及びリチウムイオン二次電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6769222B2 JP6769222B2 JP2016196548A JP2016196548A JP6769222B2 JP 6769222 B2 JP6769222 B2 JP 6769222B2 JP 2016196548 A JP2016196548 A JP 2016196548A JP 2016196548 A JP2016196548 A JP 2016196548A JP 6769222 B2 JP6769222 B2 JP 6769222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substituent
- substituted
- group
- carbonate
- electrolytic solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
R10OCOOR11 一般式(1−1)
(R10は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R11は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
R12OCOOR13 一般式(1−2)
(R12は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R13は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
R10OCOOR11 一般式(1−1)
(R10は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R11は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
R12OCOOR13 一般式(1−2)
(R12は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R13は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
(R21は、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、CN、SCN、OCNから選択される。
R22は、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、CN、SCN、OCNから選択される。
また、R21とR22は、互いに結合して環を形成しても良い。
X1は、SO2、C=O、C=S、RaP=O、RbP=S、S=O、Si=Oから選択される。
Ra、Rbは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、OH、SH、CN、SCN、OCNから選択される。
また、Ra、Rbは、R21又はR22と結合して環を形成しても良い。)
(R23、R24は、それぞれ独立に、CnHaFbClcBrdIe(CN)f(SCN)g(OCN)hである。
n、a、b、c、d、e、f、g、hはそれぞれ独立に0以上の整数であり、2n+1=a+b+c+d+e+f+g+hを満たす。
また、R23とR24は、互いに結合して環を形成しても良く、その場合は、2n=a+b+c+d+e+f+g+hを満たす。
X2は、SO2、C=O、C=S、RcP=O、RdP=S、S=O、Si=Oから選択される。
Rc、Rdは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、OH、SH、CN、SCN、OCNから選択される。
また、Rc、Rdは、R23又はR24と結合して環を形成しても良い。)
(R25、R26は、それぞれ独立に、CnHaFbClcBrdIeである。
n、a、b、c、d、eはそれぞれ独立に0以上の整数であり、2n+1=a+b+c+d+eを満たす。
また、R25とR26は、互いに結合して環を形成しても良く、その場合は、2n=a+b+c+d+eを満たす。)
LiPX6 一般式(A)
LiBX4 一般式(B)
LiAsX6 一般式(C)
Li2SiX6 一般式(D)
(一般式(A)〜一般式(D)において、Xはそれぞれ独立にF、Cl、Br、I、CN、(OCOCOO)1/2、CnF2n+1(nは1〜3の整数。)から選択される。)
R10OCOOR11 一般式(1−1)
(R10は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R11は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
R12OCOOR13 一般式(1−2)
(R12は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R13は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
加えて、負極活物質の表面に形成されるフッ素含有環状カーボネートの分解物に由来する被膜には、フッ化リチウムや炭酸リチウムが存在することが想定される。すなわち、負極付近には多くのリチウムイオンが存在する状態にある。そうすると、フッ素含有環状カーボネートを含む好適な本発明の電解液は、特に、電解液と負極活物質との間で生じるリチウムイオンの授受を、円滑に実施できると推定される。
3CaSi2+6HCl → Si6H6+3CaCl2
Si6H6 → 6Si+3H2↑
正極と負極とでセパレータを挟持して電極体とする。電極体は、正極、セパレータ及び負極を重ねた積層型、又は、正極、セパレータ及び負極の積層体を捲いた捲回型のいずれの型にしても良い。正極の集電体及び負極の集電体から外部に通ずる正極端子及び負極端子までを、集電用リード等を用いて接続した後に、電極体に本発明の電解液を加えてリチウムイオン二次電池とするとよい。
第一鎖状カーボネートであるエチルメチルカーボネート及び第二鎖状カーボネートであるジエチルカーボネートを8:2のモル比で混合した混合溶媒に、リチウム塩である(FSO2)2NLiを溶解させて、さらにフッ素含有環状カーボネートであるフルオロエチレンカーボネートを加えて、(FSO2)2NLiの濃度が3.0mol/Lであって、フルオロエチレンカーボネートを3質量%で含む実施例1の電解液を製造した。実施例1の電解液においては、リチウム塩に対して鎖状カーボネートがモル比2.7で含まれる。
(FSO2)2NLiの量を減じた以外は、実施例1と同様の方法で、(FSO2)2NLiの濃度が2.4mol/Lであって、フルオロエチレンカーボネートを3質量%で含む実施例2の電解液を製造した。実施例2の電解液においては、リチウム塩に対して鎖状カーボネートがモル比3.4で含まれる。
以下、実施例2の電解液を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、実施例2のリチウムイオン二次電池を製造した。
鎖状カーボネートであるジメチルカーボネート及びエチルメチルカーボネートを9:1のモル比で混合した混合溶媒に、(FSO2)2NLiを溶解させて、さらにフッ素含有環状カーボネートであるフルオロエチレンカーボネートを加えて、(FSO2)2NLiの濃度が2.4mol/Lであって、フルオロエチレンカーボネートを3質量%で含む比較例1の電解液を製造した。比較例1の電解液においては、リチウム塩に対して鎖状カーボネートがモル比4で含まれる。
以下、比較例1の電解液を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、比較例1のリチウムイオン二次電池を製造した。
フッ素含有環状カーボネートであるフルオロエチレンカーボネート、環状カーボネートであるエチレンカーボネート、鎖状カーボネートであるエチルメチルカーボネート及びジメチルカーボネートを、15:15:30:40の体積比で混合した混合溶媒に、LiPF6を加えて溶解させて、比較例2の電解液を製造した。比較例2の電解液においては、LiPF6の濃度が1mol/Lである。また、比較例2の電解液はフルオロエチレンカーボネートを19質量%で含む。
以下、比較例2の電解液を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、比較例2のリチウムイオン二次電池を製造した。
EMC:エチルメチルカーボネート
DEC:ジエチルカーボネート
DMC:ジメチルカーボネート
FEC:フルオロエチレンカーボネート
EC:エチレンカーボネート
実施例1、実施例2、比較例1、比較例2の各リチウムイオン二次電池につき、温度25℃の条件下、0.3Cレートの定電流にて、4.24Vまで充電した後に2.5Vまで放電した際の放電容量を測定した。これらの放電容量を各リチウムイオン二次電池の初期容量とした。
容量維持率(%)=(サイクル後容量/初期容量)×100
実施例2の電解液を用いたハーフセルを以下のとおり製造した。
径13.82mm、面積1.5cm2、厚み15μmのアルミニウム箔(JIS A1000番系)を作用極とし、対極は金属Liとした。セパレータとしては、Whatmanガラスフィルター不織布を用いた。作用極、対極、セパレータ及び実施例2−1の電解液を電池ケース(宝泉株式会社製 CR2032型コインセルケース)に収容しハーフセルを構成した。これを実施例2−1のコインセルとした。
比較例1の電解液を用いた以外は、実施例2−1のコインセルと同様にして、比較例1−1のコインセルを製造した。
各コインセルに対して、25℃、3.0V〜4.6V、1mV/sの条件で、複数回サイクルのサイクリックボルタンメトリー評価を行った。実施例2−1及び比較例1−1のコインセルにおける、金属Liに対する電圧と応答電流との関係を示すグラフを図1及び図2に示す。図中の矢印は、サイクル毎の応答電流の大きさの推移を示したものである。応答電流の値が高いほど、アルミニウムの溶出が多いと考えられる。
Claims (15)
- リチウム塩と鎖状カーボネートとを含有し、前記リチウム塩に対する前記鎖状カーボネートのモル比が2〜6の範囲内であり、かつ、前記鎖状カーボネートが下記一般式(1−1)で表される第一鎖状カーボネート及び前記第一鎖状カーボネートとは異なる下記一般式(1−2)で表される第二鎖状カーボネートを含み、
含まれる全有機溶媒に対して、前記第一鎖状カーボネート及び前記第二鎖状カーボネートが、80体積%若しくは80質量%以上で含まれることを特徴とする電解液。
R10OCOOR11 一般式(1−1)
(R10は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R11は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
R12OCOOR13 一般式(1−2)
(R12は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R13は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。) - リチウム塩と鎖状カーボネートとを含有し、前記リチウム塩に対する前記鎖状カーボネートのモル比が2〜5の範囲内であり、かつ、前記鎖状カーボネートが下記一般式(1−1)で表される第一鎖状カーボネート及び前記第一鎖状カーボネートとは異なる下記一般式(1−2)で表される第二鎖状カーボネートを含み、
前記リチウム塩が下記一般式(2)で表されるリチウム塩を含み、かつ、前記一般式(2)で表されるリチウム塩が前記リチウム塩全体に対して、80質量%以上又は80モル%以上で含まれることを特徴とする電解液。
R10OCOOR11 一般式(1−1)
(R10は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R11は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
R12OCOOR13 一般式(1−2)
(R12は炭素数1以上のアルキル基又はフルオロアルキル基であり、R13は炭素数2以上のアルキル基又はフルオロアルキル基である。)
(R 21 X 1 )(R 22 SO 2 )NLi 一般式(2)
(R 21 は、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、CN、SCN、OCNから選択される。
R 22 は、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、CN、SCN、OCNから選択される。
また、R 21 とR 22 は、互いに結合して環を形成しても良い。
X 1 は、SO 2 、C=O、C=S、R a P=O、R b P=S、S=O、Si=Oから選択される。
R a 、R b は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、OH、SH、CN、SCN、OCNから選択される。
また、R a 、R b は、R 21 又はR 22 と結合して環を形成しても良い。) - リチウム塩と鎖状カーボネートとを含有し、前記リチウム塩に対する前記鎖状カーボネートのモル比が2〜6の範囲内であり、かつ、前記鎖状カーボネートがエチルメチルカーボネート及びジエチルカーボネートを含み、
エチルメチルカーボネート及びジエチルカーボネートのモル比が9:1〜6:4の範囲内であることを特徴とする電解液。 - R10は炭素数1〜6の鎖状アルキル基又は炭素数3〜8の環状アルキルであり、
R11、R12、R13は、それぞれ独立に、炭素数2〜6の鎖状アルキル基又は炭素数3〜8の環状アルキルである請求項1又は2に記載の電解液。 - 前記第一鎖状カーボネートがエチルメチルカーボネートであり、前記第二鎖状カーボネートがジエチルカーボネートである請求項1又は2に記載の電解液。
- 前記リチウム塩が下記一般式(2)で表されるリチウム塩を含む請求項1又は3に記載の電解液。
(R21X1)(R22SO2)NLi 一般式(2)
(R21は、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、CN、SCN、OCNから選択される。
R22は、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、CN、SCN、OCNから選択される。
また、R21とR22は、互いに結合して環を形成しても良い。
X1は、SO2、C=O、C=S、RaP=O、RbP=S、S=O、Si=Oから選択される。
Ra、Rbは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、OH、SH、CN、SCN、OCNから選択される。
また、Ra、Rbは、R21又はR22と結合して環を形成しても良い。) - 前記リチウム塩が下記一般式(2−1)で表されるリチウム塩を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の電解液。
(R23X2)(R24SO2)NLi 一般式(2−1)
(R23、R24は、それぞれ独立に、CnHaFbClcBrdIe(CN)f(SCN)g(OCN)hである。
n、a、b、c、d、e、f、g、hはそれぞれ独立に0以上の整数であり、2n+1=a+b+c+d+e+f+g+hを満たす。
また、R23とR24は、互いに結合して環を形成しても良く、その場合は、2n=a+b+c+d+e+f+g+hを満たす。
X2は、SO2、C=O、C=S、RcP=O、RdP=S、S=O、Si=Oから選択される。
Rc、Rdは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基で置換されていても良いアルキル基、置換基で置換されていても良いシクロアルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和アルキル基、置換基で置換されていても良い不飽和シクロアルキル基、置換基で置換されていても良い芳香族基、置換基で置換されていても良い複素環基、置換基で置換されていても良いアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和アルコキシ基、置換基で置換されていても良いチオアルコキシ基、置換基で置換されていても良い不飽和チオアルコキシ基、OH、SH、CN、SCN、OCNから選択される。
また、Rc、Rdは、R23又はR24と結合して環を形成しても良い。) - 前記リチウム塩が下記一般式(2−2)で表されるリチウム塩を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の電解液。
(R25SO2)(R26SO2)NLi 一般式(2−2)
(R25、R26は、それぞれ独立に、CnHaFbClcBrdIeである。
n、a、b、c、d、eはそれぞれ独立に0以上の整数であり、2n+1=a+b+c+d+eを満たす。
また、R25とR26は、互いに結合して環を形成しても良く、その場合は、2n=a+b+c+d+eを満たす。) - 前記リチウム塩が(CF3SO2)2NLi、(FSO2)2NLi、(C2F5SO2)2NLi、FSO2(CF3SO2)NLi、(SO2CF2CF2SO2)NLi、(SO2CF2CF2CF2SO2)NLi、FSO2(CH3SO2)NLi、FSO2(C2F5SO2)NLi、又はFSO2(C2H5SO2)NLiを含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の電解液。
- 前記リチウム塩が(FSO 2 ) 2 NLiを含む請求項1〜9のいずれか1項に記載の電解液。
- 前記リチウム塩の濃度が1.5mol/L以上である請求項1〜10のいずれか1項に記載の電解液。
- フッ素含有環状カーボネートを含む請求項1〜11のいずれか1項に記載の電解液。
- アルミニウム製の集電体を具備する正極と、負極と、請求項1〜12のいずれか1項に記載の電解液とを備えるリチウムイオン二次電池。
- 前記正極における正極活物質層がポリアニオン系化合物を含む請求項13に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記負極における負極活物質層が黒鉛又はSi含有負極活物質を含む請求項13又は14に記載のリチウムイオン二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016196548A JP6769222B2 (ja) | 2016-10-04 | 2016-10-04 | 電解液及びリチウムイオン二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016196548A JP6769222B2 (ja) | 2016-10-04 | 2016-10-04 | 電解液及びリチウムイオン二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018060647A JP2018060647A (ja) | 2018-04-12 |
JP6769222B2 true JP6769222B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=61907913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016196548A Active JP6769222B2 (ja) | 2016-10-04 | 2016-10-04 | 電解液及びリチウムイオン二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6769222B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210009272A (ko) * | 2019-07-16 | 2021-01-26 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지 |
JP7427861B2 (ja) * | 2020-04-02 | 2024-02-06 | セントラル硝子株式会社 | 非水系電解液及びそれを用いた非水系電解液二次電池 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3723146B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2005-12-07 | 株式会社東芝 | 非水電解質電池 |
KR102008671B1 (ko) * | 2010-08-05 | 2019-08-08 | 후지필름 와코 준야꾸 가부시키가이샤 | 비수계 전해액 및 그를 사용한 비수계 전해액 전지 |
KR20140038192A (ko) * | 2012-09-20 | 2014-03-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬전지 |
JP2016098189A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-30 | セントラル硝子株式会社 | 含フッ素エーテル化合物、非水電解液、及び非水電解液電池 |
-
2016
- 2016-10-04 JP JP2016196548A patent/JP6769222B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018060647A (ja) | 2018-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10497980B2 (en) | Electrolytic solution | |
JP6569883B2 (ja) | 電解液及びリチウムイオン二次電池 | |
US11271242B2 (en) | Lithium ion secondary battery | |
WO2017104145A1 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
US20170324114A1 (en) | Electrolytic solution | |
WO2016143293A1 (ja) | 電解液 | |
JP2018085221A (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP2019046689A (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP2017191744A (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP6769222B2 (ja) | 電解液及びリチウムイオン二次電池 | |
JP6825311B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP7139582B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP6957986B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP2018106975A (ja) | 電解液及びそれを具備するリチウムイオン二次電池 | |
JP2019021393A (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP6996172B2 (ja) | リチウムイオン二次電池の製造方法 | |
JP2018147694A (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP7087294B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
WO2018029907A1 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP6663099B2 (ja) | 電解液 | |
JP2017199572A (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP6776682B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP7021466B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP6959507B2 (ja) | リチウムイオン二次電池 | |
JP2016006791A (ja) | アルカリ金属、アルカリ土類金属又はアルミニウムをカチオンとする塩と、ヘテロ元素を有する有機溶媒とを含む電解液群 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200907 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6769222 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |