JP6764742B2 - インターホン機器 - Google Patents
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Description
そして、このインターホン親機は通常壁面に取り付けられるため、前方への突出が小さい薄型のものが好ましく、例えば特許文献1に記載されているように、インターホン機器のケース内に内部空間のほぼ全域に亘る1枚の回路基板を配置し、この1枚の回路基板上に全ての回路を組み付けることで、回路基板を重ねて配置する構成を無くして機器の厚みが極力薄くなるよう形成したものがある。
そのため、高さのある素子に関しては基板を別途設けて組み付けることで、無駄な空間の発生を無くす構成が考えられるが、そうなると従来の複数基板を収納した構成と大差が無くなり、薄型化に大きく寄与させることはできなかった。
この構成によれば、2枚の回路基板のうちの一方の第2の基板は、液晶表示器を除いた操作ボタンの背部等に配置されるため、ケース内の前後方向に比較的広い素子収容空間を形成することが可能であり、高さのある素子を第2の基板にまとめて配置することでケース全体の厚みを抑制でき、薄型のインターホン機器を得ることが可能となる。
また、2枚の回路基板は、ケースの内部形状に合致した基板を分離して作製されるため、回路基板を重ねて配置しなくても十分な素子搭載面を確保できるし、基板に形成した回路形状の都合で両基板の境目が複雑な形状となっても基板間に大きな隙間が発生することもない。
加えて、回路基板を2枚としても製造工程は1枚の工程で済むため、大幅なコスト増とならない。
この構成によれば、第2の基板は奥行きのあるスピーカを後方に露出させる穴を設けたことで、スピーカ周囲を含むケース前面寄りに配置できる。よって、その裏面に比較的大きい素子配置空間を形成でき、大きい素子を有する電源回路を容易に組み付けできる。結果、第1の基板に組み付けられる素子は高さの低い素子に限定することができる。
インターホン親機は、インターホン子機からの呼び出しに応答するための通話ボタン1a等の各種操作ボタン1(1a〜1f)に加えて、インターホン子機に設けられた図示しないカメラの撮像映像を表示する液晶表示器2から成るモニタを設けた構成となっている。
またケース上10aにはマイク孔14、スピーカ孔15が設けられ、ケース内となるケース上10a背部の所定部位にマイク3、スピーカ4が組み付けられている。
液晶表示器2はケース上10aの上部に配置され、操作ボタン1は中央部と下端の双方に配置され、この中央と下端の操作ボタン1の間にスピーカ4が配置されている。また、マイク3は液晶表示器2の右側上部に配置されている。
また第2の基板6bには、ケース上10aに取り付けられたスピーカ4を基板後方に露出させるスピーカ挿通穴16が穿設されており、第2の基板6bはスピーカ4の周囲を含む領域を覆うよう配置されている。
このように階段状の複雑な形状で分離されているのは、従来の1枚の回路基板の回路の配置を大きく変更することなく、大型の素子が第2の基板6bに配置されるよう分離したためで、基板上の回路形成を無理なく実施することを可能としている。
2枚の回路基板6は、共に両面に素子を搭載可能としているが、第1の基板6aは液晶表示器2の背部に配置されるため、液晶表示器2を駆動するLCD駆動回路17や各種制御を実施するための図示しないマイコン、更には通話回路が組み付けられている。これらの素子は厚みが比較的小さく、第1の基板6aの両面に搭載しても液晶表示器2の背部の限られたエリアであっても良好に組み付けできる。
その際、大きな素子を有する電源回路を第2の基板6bに組み付けることで、第1の基板6aに組み付けられる素子は高さの低い素子に限定することができる。
また、ケース10内の全域を使って回路基板6が配置されるため、第1の基板6aと第2の基板6bとを重ねて配置しなくても十分な素子搭載面を確保できる。
更に、第1の基板6a、第2の基板6bは1枚の基板を分離して作製されるため、基板に形成した回路形状の都合で両基板の境目が複雑な形状となっても、両基板6a,6bの間に大きな隙間が発生することがないし、両基板6a,6bに効率良く回路形成ができる。また、回路基板6を2枚としても製造工程は1枚の工程で済むため、大幅なコスト増とならない。
また、インターホン子機との間で通話路を形成するインターホン親機を例に説明したが、本発明のインターホン機器は集合住宅の住戸親機を含むのは勿論である。
Claims (2)
- 液晶表示器から成るモニタ及び複数の操作ボタンがケースの前面に配置されると共に、マイク及びスピーカが前記ケース内に配置され、前記液晶表示器を駆動するLCD駆動回路、通話を実施するための通話回路を含む回路が組み付けられた回路基板が前記ケースの内部に配置されて成るインターホン機器であって、
前記回路基板は、前記液晶表示器の背部を含む領域に配置される第1の基板と、前記スピーカの周囲及び前記操作ボタンの少なくとも一部の背部を含む領域に配置される第2の基板との2枚を有し、
前記第1の基板と前記第2の基板とは、前記ケースの内部形状に合致した四角形の1枚の基板を、境が階段状を成して分離して形成されてなり、重ならない状態で段違いに配置されて成ることを特徴とするインターホン機器。 - 前記第2の基板は、前記スピーカを後方に露出させるスピーカ挿通穴を有して、前記第1の基板よりケース前面寄りに配置され、電源トランスを含む電源回路を構成する素子が前記第2の基板のケース背面側に組み付けられて成ることを特徴とする請求項1記載のインターホン機器。
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JP2016185911A JP6764742B2 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | インターホン機器 |
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