JP6761621B2 - 水栓装置およびそれを備える浴室ユニット - Google Patents

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本発明は、水栓装置およびそれを備える浴室ユニットに関する。
混合される冷水と湯水の比率を変化させることによって吐出される水の温度を調節できる水栓装置が知られている。従来では、例えば特許文献1に記載されるような水栓装置が知られている。
特開2004−92068号公報
特許文献1に記載されるような水栓装置では、吐出される水の温度を調節する操作を受ける温度調節操作部が、ユーザの手が届きやすい位置に設けられている。そのため、不意な動作で意図せず温度調節操作部が操作されて冷水や熱水が吐出され、ユーザが不快な思いをする場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、意図せず温度調節操作部が操作されるのを抑止しうる水栓装置およびそれを備える浴室ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の水栓装置は、水栓本体と、水栓本体を操作する操作装置と、を備える。操作装置は、操作装置本体と、水栓本体の吐出状態を切り替えるための吐出操作部と、水栓本体から吐出される水の温度を調節するための温度調節操作部と、を含む。吐出操作部は、操作装置本体の前面および/または上面に設けられ、温度調節操作部は、操作装置本体の側面に設けられ、操作装置本体の前面よりも後方に位置する。
本発明の別の態様もまた、水栓装置である。この装置は、水栓本体と、水栓本体を操作する操作装置と、を備える。操作装置は、操作装置本体と、水栓本体の吐出状態を切り替えるための吐出操作部と、水栓本体から吐出される水の温度を調節するための温度調節操作部と、を含む。吐出操作部は、操作装置本体の側面以外に設けられ、温度調節操作部は、操作装置本体の側面に設けられ、側面視において、操作装置本体の側面の外縁よりも内側に位置する。
これらの態様によると、温度調節操作部は奥まった位置に配置されるため、不意の動作により、意図せず温度調節操作部が操作されるのを抑止できる。
温度調節操作部は、操作装置本体の前端部よりも後端部の近くに位置してもよい。この場合、不意の動作により、意図せず温度調節操作部が操作されるのをより抑止できる。
本発明のさらに別の態様は、浴室ユニットである。浴室ユニットは、上述のいずれかの態様の水栓装置と、浴槽と、を備える。水栓装置の温度調節操作部は、操作装置本体の両側面のうち、浴槽から遠い側面に設けられる。この場合、浴槽に近い側面に設けられる場合と比べ、意図せず温度調節操作部が操作される可能性を低減できる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、意図せず温度調節操作部が操作されるのを抑止しうる水栓装置およびそれを備える浴室ユニットを提供できる。
実施の形態に係る浴室ユニットを示す斜視図である。 図1の水栓装置の構成を示すブロック図である。 図1の水栓装置を示す斜視図である。 図1の水栓装置を示す正面図である。 図1の水栓装置を示す側面図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態に係る浴室ユニット10を示す斜視図である。浴室ユニット10は、浴槽12と、洗い場14と、壁16と、カウンター17と、水栓装置18と、鏡19と、シャワーフック20と、スライドバー21と、シャワーヘッド22と、シャワーホース24と、カラン(図1では不図示)と、2つの収納棚25と、を備える。
浴槽12は、防水パン(不図示)上に設置される。洗い場14は、浴槽12に隣接して設けられる。壁16は、浴槽12および洗い場14を取り囲む。壁16は、洗い場14を隔てて浴槽12と対向する第1壁16aと、浴槽12および洗い場14を挟んで第1壁16aと対向する第2壁16bと、第1壁16aの一端側と第2壁16bの一端側とに接続される第3壁16cと、第3壁16cと対向する、浴室ドアが設けられる第4壁(不図示)と、を含む。
カウンター17は、第3壁16cの洗い場14側に固定される。カウンター17は、シャンプーボトル、ボディソープボトル、その他の小物などを置くための物置台として機能する。鏡19は、縦長に形成され、カウンター17の上方で第3壁16cに固定される。2つの収納棚25は、ユーザが立ったときに必要な小物を取り出せる高さで第3壁16cに固定される。
水栓装置18は、カウンター17と鏡19との間において第3壁16cに固定される。水栓装置18には、一端側にシャワーヘッド22が設けられたシャワーホース24とカランとが接続され、これらに水(温水または冷水)を吐出する。シャワーフック20は、浴槽12と水栓装置18との間において第3壁16cに固定される。実施の形態では、シャワーフック20は、スライドバー21を介して第3壁16cに固定される。シャワーフック20にはシャワーヘッド22が掛止される。
図2は、水栓装置18の構成を示すブロック図である。水栓装置18は、水栓本体28と、水栓本体28を操作する操作装置30と、を含む。水栓本体28は、給水流路32と、給湯流路34と、湯水混合部36と、第1吐出流路38と、第1流量調節部40と、第1吐出口42と、第2吐出流路44と、第2流量調節部46と、第2吐出口48と、を備える。
給水流路32は、上水道(不図示)に接続され、水(冷水)を湯水混合部36に供給する。給湯流路34は、給湯器(不図示)に接続され、給湯器で温められた水(湯水)を湯水混合部36に供給する。湯水混合部36は、給水流路32と給湯流路34に接続される。湯水混合部36は、給水流路32から供給される水(冷水)と給湯流路34から供給される水(湯水)とを、操作装置30によって設定された比率で混合する。
第1吐出流路38は、一端が湯水混合部36に接続され、他端(第1吐出口42側)がカラン26に接続される。第1流量調節部40は、第1吐出流路38上に設けられ、例えばパイロット弁を含んで構成される。第1流量調節部40は、操作装置30に操作されて、第1吐出流路38を開閉する。また第1流量調節部40は、第1吐出流路38を流れる水の流量を、操作装置30によって設定された流量に調節する。第1吐出流路38が開くと、湯水混合部36で混合された水であって設定された流量の水が第1吐出流路38を流れ、第1吐出口42から吐出する。第1吐出口42から吐出した水は、カラン26から吐出する。第1吐出流路38が閉じると、第1吐出流路38を水が流れなくなり、第1吐出口42からの水の吐出が止まる。
第2吐出流路44は、一端が湯水混合部36に接続され、他端(第2吐出口48側)がシャワーホース24に接続される。第2流量調節部46は第2吐出流路44上に設けられ、例えばパイロット弁を含んで構成される。第2流量調節部46は、操作装置30に操作されて、第2吐出流路44を開閉する。また第2流量調節部46は、第2吐出流路44を流れる水の流量を、操作装置30によって設定された流量になるよう調節する。第2吐出流路44が開くと、湯水混合部36で混合された水であって設定された流量の水が第2吐出流路44を流れ、第2吐出口48から吐出する。第2吐出口48から吐出した水は、シャワーホース24を流れ、シャワーヘッド22から吐出する。第2吐出流路44が閉じると、第2吐出流路44を水が流れなくなり、第2吐出口48からの水の吐出が止まる。
操作装置30は、温度調節操作部50と、温度調節操作伝達部52と、第1吐出操作部54と、第1吐出操作伝達部56と、第1流量調節操作部58と、第1流量調節操作伝達部60と、第2吐出操作部62と、第2吐出操作伝達部64と、第2流量調節操作部66と、第2流量調節操作伝達部68と、を備える。
温度調節操作部50は、ユーザから温度調節の操作を受ける。温度調節操作伝達部52は、温度調節操作部50が受けた操作を機械的に湯水混合部36に伝達する。湯水混合部36は、この操作を受けて動作し、混合される冷水と湯水の比率を変更する。
第1吐出操作部54は、ユーザから、第1吐出口42(ひいてはカラン26)からの吐出開始または吐出終了の操作を受ける。第1吐出操作伝達部56は、第1吐出操作部54が受けた操作を機械的に第1流量調節部40に伝達する。第1流量調節部40は、この操作を受けて動作し、第1吐出流路38を開閉する。
第2吐出操作部62は、ユーザから、第2吐出口48(ひいてはシャワーヘッド22)からの吐出開始または吐出終了の操作を受ける。第2吐出操作伝達部64は、第2吐出操作部62が受けた操作を機械的に第2流量調節部46に伝達する。第2流量調節部46は、この操作を受けて動作し、第2吐出流路44を開閉する。
第1流量調節操作部58は、ユーザから、第1吐出口42(ひいてはカラン26)から吐出されるべき水の流量調節の操作を受ける。第1流量調節操作伝達部60は、第1流量調節操作部58が受けた操作を機械的に第1流量調節部40に伝達する。第1流量調節部40は、この操作を受けて動作し、第1吐出口42から吐出される水の流量が調節される。
第2流量調節操作部66は、ユーザから、第2吐出口48(ひいてはシャワーヘッド22)から吐出されるべき水の流量調節の操作を受ける。第2流量調節操作伝達部68は、その操作を機械的に第2流量調節部46に伝達する。第2流量調節部46は、この操作を受けて動作し、第2吐出口48から吐出される水の流量が調節される。
図3〜5はそれぞれ、水栓装置18を示す斜視図、正面図、側面図である。図5では、温度調節操作部50が設けられる側の側面を示している。
操作装置30は、筐体70をさらに含む。水栓本体28は、実施の形態では、この筐体70内に収容される。筐体70は箱状に形成される。筐体70の上面70aは平坦に形成され、カウンター17と同様に、小物などを置くための物置台として機能する。
第1吐出操作部54は、筐体70の前面70bに設けられる。第1吐出操作部54は、実施の形態では、押しボタン式の操作部である。そのため、水や石鹸がついた手でも操作しやすい。ユーザによって第1吐出操作部54が押されると、その操作が第1吐出操作伝達部56を介して第1流量調節部40に伝達され、第1吐出流路38が開いて第1吐出口42から水が吐出される。ユーザによって再度第1吐出操作部54が押されると、その操作が第1吐出操作伝達部56を介して第1流量調節部40に伝達され、第1吐出流路38が閉じて第1吐出口42からの水の吐出が止まる。第2吐出操作部62は、筐体70の前面70bに、第1吐出操作部54に隣接して設けられる。第2吐出操作部62は、第1吐出操作部54と同様に構成される。
第1流量調節操作部58は、筐体70の前面70bであって、第1吐出操作部54の下方に設けられる。第1流量調節操作部58は、実施の形態では、直線的(図4では左右方向)にスライドさせるスライド式の操作部である。そのため、例えば回転式の操作部と比べ、水や石鹸がついて手でも操作しやすい。第1流量調節操作部58を右または左にスライドさせると、その操作が第1流量調節操作伝達部60を介して第1流量調節部40に伝達され、第1吐出流路38を流れる水の流量が変化する。実施の形態では、第1流量調節操作部58を右にスライドさせると流量が上がり、第1流量調節操作部58を左にスライドさせると流量が下がるよう構成される。第2流量調節操作部66は、筐体70の前面70bであって、第2吐出操作部62の下方に設けられる。第2流量調節操作部66は、第1流量調節操作部58と同様に構成される。
温度調節操作部50は、筐体70の側面に設けられる。実施の形態では、温度調節操作部50は、筐体70の両側面70c、70dのうち、浴槽12およびシャワーフック20の両方から遠い側(すなわち第1壁16a側)の側面70cに設けられる(図1参照)。温度調節操作部50は、実施の形態では、軸部(不図示)周りに回転させる回転式の操作部である。温度調節操作部50を時計周りまたは反時計回りに回転させると、その操作が温度調節操作伝達部52を介して湯水混合部36に伝達され、混合される冷水と湯水の比率が変化し、湯水混合部36から第1吐出流路38(ひいてはシャワーヘッド22)あるいは第2吐出流路44(ひいてはカラン26)から吐出される水の温度が変化する。実施の形態では、温度調節操作部50を右に回転させると温度が下がり、左に回転させると温度が上がる。
温度調節操作部50は、前面70bよりも奥まった位置、すなわち前面70bよりも後方に位置するよう設けられる。温度調節操作部50は特に、筐体70の前端部72(すなわち前面70bの前端部)よりも、後端部74(すなわち背面70eの後端部)の近くに位置するよう設けられる。なお、温度調節操作部50は、その全体が、前端部72よりも後端部74の近くに位置するよう設けられてもよい。つまり、温度調節操作部50は、その全体が、前後方向における中央よりも後方に位置するよう設けられてもよい。これらの場合、入浴中の不意の動作により、意図せず温度調節操作部50が操作されるのを抑止できる。
一方で、温度調節操作部50が前端部から遠くなりすぎると、温度調節操作部50に手が届きにくくなり、温度調節操作部50を操作しづらくなる。したがって、温度調節操作部50は、前後方向における前端部72から温度調節操作部50の中心Cまでの距離L1が15cmを超えない位置に設けられてもよい。また、温度調節操作部50は、前後方向における前端部72から後端部74までの距離L2(すなわち前後方向における筐体70の幅)に対する距離L1の比が0.7を超えない位置に設けられてもよい。
また、温度調節操作部50が筐体70の後端部74側に寄りすぎ、温度調節操作部50と壁との距離が近くなりすぎると、温度調節操作部50をつまみにくくなる。あるいは、温度調節操作部50をつまめるものの、それを回転させにくくなる。したがって、温度調節操作部50は、筐体70の後端部74と温度調節操作部50の後端部76との間に少なくとも子供の指が1本入る程度の隙間ができるよう、別の言い方をすると温度調節操作部50の後端部76と筐体70の後端部74との距離L3が1.5cm以上となるよう設けられてもよい。
また、温度調節操作部50は、筐体70の下面70fを超えて下側に突出しないよう設けられる。なお、実施の形態では、温度調節操作部50はさらに、筐体70の上面70aを超えて上側に突出しないよう設けられている。つまり、温度調節操作部50は、左右方向から水栓装置18を見た場合に、筐体70の側面70cの外縁よりも内側に位置するよう設けられる。
以上説明した実施の形態に係る水栓装置18によると、温度調節操作部50は筐体70の前面70bよりも後方に位置するよう設けられる。温度調節操作部50は特に、筐体70の前端部72よりも後端部74の近くに位置するよう設けられる。すなわち、温度調節操作部50は、水栓装置18を使用するユーザからみて奥まった位置に設けられる。これにより、入浴中の不意の動作により、意図せず温度調節操作部50が操作されるのを抑止できる。一方で、ユーザの使用頻度の高い各吐出操作部は前面にあるため、ユーザにとって使いやすい。
また、実施の形態に係る水栓装置18によると、温度調節操作部50は、操作装置30の筐体70の両側面70c、70dのうち、浴槽12から遠い側面70cに設けられる。浴槽12に近い側面70dに設けられる場合は、浴槽12に入るときや浴槽12から出るときの不意の動作によって意図せず温度調節操作部50が操作される可能性があるところ、浴槽12から遠い側面70cに設けられる場合は、その可能性を低減できる。
また、実施の形態に係る水栓装置18によると、温度調節操作部50は、操作装置30の筐体70の両側面70c、70dのうち、シャワーフック20から遠い側面70cに設けられる。これにより、シャワーフック20に近い側面70dに設けられる場合に比べ、シャワーヘッド22をシャワーフック20から外した状態でシャワーを浴びているときに、シャワーホース24が温度調節操作部50と接触することによって意図せず温度調節操作部50が操作されるのを抑止できる。
また、実施の形態に係る水栓装置18によると、温度調節操作部50は筐体70の下面70fを超えて下側に突出しないよう設けられる。これにより、シャワーヘッド22をシャワーフック20から外した状態でシャワーを浴びているときに、シャワーホース24が温度調節操作部50と接触することによって意図せず温度調節操作部50が操作されるのを抑止できる。
以上、実施の形態に係る水栓装置について説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(変形例1)
実施の形態では、温度調節操作部50が受けた操作を温度調節操作伝達部52が湯水混合部36に機械的に伝達する場合について説明したが、これに限られない。温度調節操作伝達部52は、温度調節操作部50が受けた操作を湯水混合部36に電気的に伝達してもよい。この場合、湯水混合部36は、電磁弁など、電気的駆動弁を含んで構成されてもよい。第1吐出操作伝達部56、第1流量調節操作伝達部60、第2吐出操作伝達部64、第2流量調節操作伝達部68も同様に、第1吐出操作部54、第1流量調節操作部58、第2吐出操作部62、第2流量調節操作部66が受けた操作を、電気的に伝達するよう構成されてもよい。
(変形例2)
実施の形態では、水栓本体28が操作装置30の筐体70内に収容される場合について説明したが、これに限られず、水栓本体28は操作装置30の筐体70外に設けられてもよい。また、水栓本体28と操作装置30が一体となっていてもよい。
(変形例3)
実施の形態では、温度調節操作部50が回転式の操作部である場合について説明したが、これに限られない。温度調節操作部50は、筐体70の側面70cに設けられればよく、直線的にスライドさせるスライド式の操作部やその他の操作部であってもよい。
(変形例4)
実施の形態では、第1吐出操作部54および第2吐出操作部62が筐体70の前面70bに設けられる場合について説明したが、これに限られない。第1吐出操作部54および第2吐出操作部62の少なくとも一方は、筐体70の上面70aに設けられてもよく、また上面70aから前面70bにかけて設けられてもよい。
(変形例5)
実施の形態では、水栓装置18が浴室ユニット10に配置される場合について説明したが、これに限られない。水栓装置18は、キッチン、洗面所、その他に設置されてもよい。これらの場合も、不意の動作により、意図せず温度調節操作部が操作されるのを抑止できる。
(変形例6)
実施の形態では、水栓装置18は、2つの吐出口を備える場合について説明したが、これに限られない。水栓装置18は、1つ、または、3つ以上の吐出口を備えてもよい。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。例えば請求項に記載の操作装置本体は、実施の形態に記載の各伝達部と筐体70との組み合わせにより実現されてもよい。
10 浴室ユニット、 12 浴槽、 18 水栓装置、 28 水栓本体、 30 操作装置、 50 温度調節操作部、 70 筐体、 70a 上面、 70b 前面、 70c,70d 側面、 72 前端部、 74 後端部。

Claims (3)

  1. 水栓本体と、
    前記水栓本体を操作する操作装置と、を備え、
    前記操作装置は、
    操作装置本体と、
    前記水栓本体の第1吐出口から水が吐出している状態と、前記第1吐出口から水が吐出していない状態を切り替えるための第1吐出操作部と、
    前記水栓本体の第2吐出口から水が吐出している状態と、前記第2吐出口から水が吐出していない状態を切り替えるための第2吐出操作部と、
    前記水栓本体の前記第1吐出口および第2吐出口から吐出される水の温度を調節するための温度調節操作部と、を含み、
    前記第1吐出操作部および前記第2吐出操作部は、前記操作装置本体の前面に設けられ、
    前記温度調節操作部は、前記操作装置本体の側面に設けられ、前記第1吐出操作部および前記第2吐出操作部よりも後方に位置し、側面視において、前記操作装置本体の側面の外縁よりも内側に位置することを特徴とする水栓装置。
  2. 前記温度調節操作部は、前記操作装置本体の前端部よりも後端部の近くに位置することを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 請求項1または2に記載の水栓装置と、
    浴槽と、を備える浴室ユニットであって、
    前記水栓装置の前記温度調節操作部は、前記操作装置本体の両側面のうち、前記浴槽から遠い側面に設けられることを特徴とする浴室ユニット。
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