JP2015051156A - 折畳椅子、シャワー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】座部の先端と脚部の基端との間の隙間に指を入れ、脚部を持って展開しても指を怪我しない折畳椅子、シャワー装置を提供する。【解決手段】座部2は、表側の面が着座面21となり、着座面21に沿う基端側の部分が、壁6に設けられる座部支持部22に回動自在に支持され、先端側の部分に脚部支持部23を有する。脚部3は、脚部支持部23に回動自在に支持される被支持部31を有し、床上に載置される床載置部32を有する。座部2の着座面21と反対側の裏側の面に、先端側の端縁から基端側にかけて、脚部3が挿入される凹部25が形成される。脚部3の端縁と凹部25の先端側の内面との間に指が挿入可能な所定幅を有する隙間4が形成されるように、脚部支持部23および被支持部31が設けられる。隙間4には、座部2の表裏方向における中間部に、表側に指がそれ以上進入するのを規制する規制部7が設けられることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、折畳椅子、シャワー装置に関するものである。
従来から、折畳椅子がシャワー装置に備えられるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−146840号公報
図5に示すように、従来の折畳椅子81は、シャワー装置86に回動自在に取付けられる座部82と、使用者の体重を支えるために座部82に回動自在に取付けられる脚部84と、を備える。座部82の裏側の面には、図5に示すように座部82の先端側の端縁よりも座部82の基端側に位置する部分から基端側にかけて、脚部84が挿入される凹部83が形成される。脚部84の先端側の端縁と凹部83の先端側の内面との間には、図5に示すように、指が挿入可能な所定幅を有する隙間85が形成されるように、座部82の先端部と脚部84の先端部が設けられる。
折畳椅子81は、座部82を使用しないとき折畳んでおく折畳状態と、座部82を使用するとき折畳状態から展開する展開状態と、が選択可能である。
折畳椅子81を折畳状態から展開状態にするには、折畳椅子81の座部82の先端部と脚部84の先端部との間の隙間85に指を差込み、脚部84の先端部を持ち、脚部84を手前へ引く。
しかし、上記の方法で折畳椅子81を展開する際、脚部84が回動し、脚部84の先端部を持っている指が隙間85の奥側へ引き込まれてしまい、脚部84の先端部と座部82の底面との間に指が挟まれる虞があった。また、折畳椅子81を展開する際、脚部84が回動し、脚部84の先端部を持っている指が、脚部84の先端部と座部82の先端部とに挟まれてしまう虞があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、座部の先端と脚部の先端との間の隙間に指を入れ、脚部を持って展開しても指を挟み難い折畳椅子、シャワー装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
表側の面が着座面となり、前記着座面に沿う一方向の一方の側である基端側の部分が、壁に設けられる座部支持部に回動自在に支持され、前記一方向の他方の側である先端側の部分に脚部支持部を有する座部と、一端側に前記脚部支持部に回動自在に支持される被支持部を有し、他端側に床上に載置される床載置部を有する脚部と、を備え、前記座部の前記先端側が上昇する向きに回動して前記先端側が前記壁に近接または当接し、且つ、前記脚部が前記座部に対して回動して前記脚部の前記他端側が前記座部に近接または当接する折畳状態と、前記座部の前記先端側が下降する向きに回動して前記壁から離間することで前記着座面が上を向き、且つ、前記脚部が前記座部に対して回動して前記他端側が前記座部から離間し、前記床載置部が前記床上に載置される展開状態と、が選択可能な折畳椅子であって、前記座部の前記着座面と反対側の裏側の面に、前記先端側の端縁よりも前記基端側に位置する部分から前記基端側にかけて、前記脚部が挿入される凹部が形成され、前記脚部の前記一端側の端縁と前記凹部の前記先端側の内面との間に指が挿入可能な所定幅を有する隙間が形成されるように、前記脚部支持部および前記被支持部が設けられ、前記隙間には、前記座部の表裏方向における中間部に、表側に指がそれ以上進入するのを規制する規制部が設けられることを特徴とする。
また、前記規制部は、前記凹部の前記先端側の前記内面から前記基端側に突出し、その突出端が前記脚部の前記一端側の前記端縁から前記先端側に、指が挿入困難な所定間隔をあけた位置にあり、前記基端側を向く方向よりも所定角度以上裏側にずれた方向を向く指当接面を有することが好ましい。
また、前記隙間が、前記被支持部の全長に亘って設けられることが好ましい。
前記折畳椅子が固定されるシャワー装置であって、前記シャワー装置は、壁に固定される湯水混合栓と、壁に固定され前記湯水混合栓の下端部に取付けられる本体カバーと、前記湯水混合栓に対して上下方向に回動可能に設けられるアーム型シャワーと、を備え、前記本体カバーに前記座部が固定されることを特徴とする。
本発明の折畳椅子は、座部の先端部と脚部の基端部の間の隙間に規制部が設けられる。これにより、脚部の基端部を持っている指が隙間の奥の方へ引き込まれてしまう虞を無くすことができる。
本発明のシャワー装置は、シャワー装置に備えられる折畳椅子に、座部の先端部と脚部の基端部の間の隙間に規制部が設けられる。これにより、脚部の基端部を持っている指が隙間の奥の方へ引き込まれてしまう虞を無くすことができる。
本実施形態の折畳椅子が折畳状態のときの、座部の先端近傍の拡大断面図である。 本実施形態の折畳椅子が展開状態のときの、座部の先端近傍の拡大断面図である。 (a)は本実施形態の折畳椅子がシャワー装置に取付けられたもので、折畳椅子が展開状態の斜視図であり、(b)は本実施形態の折畳椅子がシャワー装置に取付けられたもので、折畳椅子が折畳状態の斜視図である。 (a)は指当接面の法線が基準方向から所定角度θ0°で傾いている略図であり、(b)は指当接面の法線が基準方向から所定角度θ0°未満の角度θ1°で傾いている略図である。 従来例の折畳椅子で、折畳椅子が折畳状態のときの、座部の先端近傍の拡大断面図である。
座部2は、表側の面が着座面21となり、着座面21に沿う一方向の一方の側である基端側の部分が、壁6に設けられる座部支持部22に回動自在に支持され、一方向の他方の側である先端側の部分に脚部支持部23を有する。脚部3は、一端側に脚部支持部23に回動自在に支持される被支持部31を有し、他端側に床上に載置される床載置部32を有する。座部2の先端側が上昇する向きに回動して先端側が壁6に近接または当接し、且つ、脚部3が座部2に対して回動して脚部3の他端側が座部2に近接または当接する折畳状態とする。座部2の先端側が下降する向きに回動して壁6から離間することで着座面21が上を向き、且つ、脚部3が座部2に対して回動して他端側が座部2から離間し、床載置部32が床上に載置される展開状態とする。折畳椅子は、折畳状態と展開状態とが選択可能である。座部2の着座面21と反対側の裏側の面に、先端側の端縁よりも基端側に位置する部分から基端側にかけて、脚部3が挿入される凹部25が形成される。脚部3の一端側の端縁と凹部25の先端側の内面との間に指が挿入可能な所定幅を有する隙間4が形成されるように、脚部支持部23および被支持部31が設けられる。隙間4には、座部2の表裏方向における中間部に、表側に指がそれ以上進入するのを規制する規制部7が設けられることを特徴とする。
また、規制部7は、凹部25の先端側の内面から基端側に突出し、その突出端が脚部3の一端側の端縁から先端側に、指が挿入困難な所定間隔をあけた位置にある。規制部7は、基端側を向く方向よりも所定角度以上裏側にずれた方向を向く指当接面71を有することが好ましい。
また、隙間4が、被支持部31の全長に亘って設けられることが好ましい。
折畳椅子1が固定されるシャワー装置5である。シャワー装置5は、壁6に固定される湯水混合栓51を備える。シャワー装置5は、壁6に固定され湯水混合栓51の下端部に取付けられる本体カバー52を備える。シャワー装置5は、湯水混合栓51に対して上下方向に回動可能に設けられるアーム型シャワー53を備える。シャワー装置5は、本体カバー52に座部2が固定されることを特徴とする。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態の折畳椅子1は、図1に示すように、使用者が着座する際に臀部を乗せる座部2と、折畳椅子1を展開し椅子として使用する際に座部2を支持する脚部3と、を備える。また折畳椅子1は、本実施形態では、図1に示すように、シャワー装置5に回動自在に支持される。
シャワー装置5は、本実施形態では、壁6に取付けられる。従って、折畳椅子1はシャワー装置5を介して壁6に固定されることになる。以下では、シャワー装置5から視て壁6側を前方向として説明する。
座部2は、表側の面が着座面21となる。図1(a)に示すように、着座面21の前後方向の前側である基端側の部分が、シャワー装置5の後述する本体カバー52に設けられる座部支持部22に回動自在に支持される。座部2は、図1(a)に示すように、前後方向の後側である先端側の部分に脚部支持部23を有する。
座部2には、本実施形態では、図1(a)に示すように、左右方向の側端部に、後側端部から前側端部へと行く程上下方向の厚みが増す、側縁部24が設けられる。
側縁部24の上側部分は、座部2の左右方向の端部から流れ落ちようとする湯水を堰き止める堰部24aとなる。堰部24aの上端は、図1(a)に示すように、後側端部から前側端部へ行く程上方へ位置するように傾斜する。
側縁部24の下側部分は、図1(b)に示すように、脚部3を折畳んだ際に、座部2と脚部3とが面一になるように設けられる収納縁部24bとなる。収納縁部24bの下端は、図1(a)に示すように、後側端部から前側端部へ行く程下方へ位置するように傾斜する。
着座面21は、本実施形態では、平面視矩形状となっているが、その形状は限定されない。着座面21には、本実施形態では、図1(a)に示すように、着座面21の中心よりも座部2の基端側にずれた位置に排水口24cが設けられる。そして、排水口24cは着座面21の最下点に設けられる。
座部2の先端部は、本実施形態では、図2、3に示すように、側面視略U字状となっているが、その形状は限定されない。
脚部3は、図1(b)に示すように、上端側に脚部支持部23に回動自在に支持される被支持部31を有する。脚部3は、図1(a)に示すように、下端に床上に載置される床載置部32を有する。
被支持部31は、本実施形態では、図2、3に示すように、側面視略U字状となっているが、その形状は限定されない。被支持部31と脚部支持部23は、図示はしないが、一方が軸を有し、他方が軸受を有する。
折畳椅子1は、図1(b)に示すように、座部2の先端側が上昇する向きに回動し先端側が本体カバー52に近接または当接し、且つ、脚部3が座部2に対して回動し脚部3の下端側が座部2に近接または当接すると、折畳状態となる。
折畳椅子1は、図1(a)に示すように、座部2の先端側が下降する向きに回動し本体カバー52から離間し、且つ、脚部3が座部2に対して回動し下端側が座部2から離間し、床載置部32が床上に載置されると、展開状態となる。
折畳椅子1には、図2、3に示すように、座部2の着座面21と反対側の裏側の面に、先端側の端縁よりも基端側に位置する部分から基端側にかけて、脚部3が挿入される凹部25が形成される。凹部25は、座部2の先端部と収納縁部24bとで囲まれる。
図2に示すように、脚部3の上端側の端縁と凹部25の先端側の内面との間に指が挿入可能な所定幅を有する隙間4が形成されるように、脚部支持部23及び被支持部31が設けられる。
隙間4には、座部2の表裏方向における中間部に、表側に指がそれ以上進入するのを規制する規制部7が設けられる。
本実施形態では、図2に示すように、隙間4の指が挿入される側の端部から隙間4の着座面21側の端部に近付く程隙間4の広さが狭まっているが、隙間4の形状は限定されない。
使用者が、隙間4に指を差込み、被支持部31を掴み、脚部3を後方へと引くことにより、座部2をシャワー装置5から離間させ、座部支持部22を軸に座部2の先端が下降する向きに回動させる。座部2が回動すると、それに連動して、脚部3が座部2の凹部25から出て、被支持部31を軸に脚部3が座部2に対して回動する。そして、座部2が水平になるまで回動させると、脚部3が床上に載置され、図1(a)に示す展開状態となる。
折畳状態から展開状態へと展開する際、指が隙間4の更に奥側に引き込まれ、座部2の裏側の面と被支持部31とで指が挟まれてしまう虞がある。そこで、隙間4の奥側に指が差込まれないように、規制部7が設けられる。なお、折畳状態から展開状態へ移行するには、使用者が、隙間4に指を入れるのではなく上方から座部2の先端部を掴み、座部2を後方へと引くことによっても、図1(a)に示す展開状態とすることができる。
規制部7は、凹部25の先端側の内面から基端側に突出する。
規制部7は、本実施形態では、図2に示すように、凹部25の先端側の内面の着座面21側から略水平に設けられる下端部を有する。規制部7は、本実施形態では、図2に示すように、規制部7の下端部の着座面21側とは反対側の端部から座部2の先端部の下端まで、略垂直に設けられる指当接面71を有する。なお、規制部7は、上記したような形状に限定されない。
図2に示すように、規制部7の下端部は、脚部3の上端から座部2の先端側に、指が挿入困難な所定間隔をあけた位置にある。
所定間隔は、例えば隙間4の奥側に指が差込まれない間隔として3.8mmにすることが考えられるが、その長さは特に限定されない。
規制部7は、座部2の基端側を向く方向よりも所定角度以上裏側にずれた方向を向く指当接面71を有する。
図4(a)の角度θ°は、座部の基端側を向く基準方向71aから指当接面71の法線が傾いている角度を示す。
図4(a)に示すように、θ°が所定角度θ0°のとき、指当接面71と被支持部31とで指が挟まれると、指が移動方向Mへ逃げる力は、指と、指当接面71と被支持部31との間にかかる摩擦力よりも大きい。そのため、θ0°は指が移動する最小の角度となる。指が指当接面71に沿って移動方向Mに移動するので、指は挟まれない。従って、θ°がθ0°よりも大きいとき、指が指当接面71の傾斜に沿って移動方向Mへ逃げることができる。
図4(b)に示すように、θ°がθ0°未満のθ1°のとき、指当接面71と被支持部31とで指が挟まれると、指が移動方向Mへ逃げる力は、指と、指当接面71と被支持部31との間にかかる摩擦力よりも小さい。そのため、θ1°のとき、指は移動しない。指が指当接面71に沿って移動方向Mに移動できないので、指は挟まれてしまう。
隙間4が、図1(b)に示すように、被支持部31の左右方向の全長に亘って設けられる。
これにより、隙間4に指を入れて折畳椅子1を展開する際、被支持部31に指をかける場所を確認する必要が無いため、折畳椅子1を展開し易くなる。また、隙間4が一様に設けられるので、外観を良くすることができる。
上述したが、本実施形態では、図1に示すように、シャワー装置5に折畳椅子1が固定される。シャワー装置5は、壁6に固定される湯水混合栓51と、壁6に固定され湯水混合栓51の下端部に取付けられる本体カバー52と、湯水混合栓51に対して上下方向に回動可能に設けられるアーム型シャワー53と、を備える。そして、本体カバー52に座部2が固定される。
湯水混合栓51は、上水道から給水管を介して供給された水と、給湯器から給湯管を介して供給された湯を混合して所望温度の湯水を生成する。給水管及び給湯管は、例えば浴室外から壁6の本体カバー52に対応する部分を通して浴室内に導入され、導入された部分が、湯水混合栓51に接続される。
湯水混合栓51は、本実施形態では、図1に示されるように、横長であって、その外殻はカウンター部54と、この前側に位置する円筒状部54aと、で構成される。カウンター部54は、左右に長い略矩形箱状に形成される。カウンター部54の後端は、鉛直な壁6に沿って配置され、湯水混合栓51はこの状態で壁6に取り付けられる。
湯水混合栓51はカウンター部54の上面が略水平となるように設置される。カウンター部54の上面は、石鹸置きやシャンプーボトル等の小物を載置するための載置部54bを構成する。湯水混合栓51の円筒状部54aは湯水混合栓51の前端部に位置する。円筒状部54aは、湯水混合栓51を壁6に取り付けたときに壁6から前方に離れた位置に配置される。
アーム型シャワー53は湯水混合栓51の長手方向の両端部に夫々設けられる。各アーム型シャワー53は、アーム部53aと、アーム部53aに設けられた複数のシャワーノズル53bを有する。
各アーム型シャワー53のアーム部53aは直線状、詳しくは円筒状に形成される。両アーム型シャワー53は湯水混合栓51に対して夫々独立して上下に回動可能となっている。各アーム型シャワー53の上下方向の回動範囲は湯水混合栓51によって規制されない。
シャワーノズル53bは各アーム部53aの長手方向に複数設けられる。各シャワーノズル53bは、湯水混合栓51からアーム型シャワー53に供給された湯水をシャワーにして吐出する。このシャワーは広角に拡散して吐出される多数の水流で構成される。
各アーム型シャワー53のシャワーノズル53bはアーム部53aの長手方向に一列に等間隔で並べて設けられる。両アーム部53aは左右対称である。このため、両アーム部53aのシャワーノズル53b同士は対向する位置に配置可能となる。
本体カバー52は湯水混合栓51又は壁6あるいはその両方に着脱自在に取り付けられる。本体カバー52は湯水混合栓51の下方に隣接して配置される。給水管及び給湯管において壁6から浴室内に引き出された部分及び同部に設けられた止水栓は、本体カバー52によって覆われる。
本体カバー52の前面には前方に僅かに膨出した背凭れ部56が形成される。背凭れ部56の上部には後方に凹んだ背凭れ凹部57が形成される。背凭れ凹部57の奥面部の左右両側にはシャワーノズル57aが夫々設けられている。両シャワーノズル57aは同レベルに位置する。両シャワーノズル57aは、本体カバー52及び背凭れ部56によって覆われた配管(不図示)を介して湯水混合栓51に接続される。
各シャワーノズル57aは湯水混合栓51から供給された湯水をシャワーとして吐出する。このシャワーは、アーム型シャワー53のシャワーノズル53bから吐出されるものと同様に、広角に拡散して吐出される多数の水流で構成される。
図1に示されるように、湯水混合栓51の左右に長い円筒状部54aには、操作部として、複数のハンドル55が設けられている。ハンドル55は円筒状部54aの長手方向(左右方向)においてアーム型シャワー53が連結される両端部よりも内側に位置する。また、ハンドル55は、湯水混合栓51の長手方向における中央部よりも外側にずれた位置に設けられる。
各ハンドル55は円筒部55aと突起部55bを有している。各ハンドル55の円筒部55aはその外周面が円筒状部54aの外周面と略面一となる。各ハンドル55の突起部55bは円筒部55aの周方向の一部から径外方向に向かって突出する。円筒部55aは湯水混合栓51の円筒状部54aに対して左右軸回りに回動可能に設けられる。各ハンドル55は突起部55bを手指で操作することで円筒部55aに対して上下に回動することができる。
以上のような構成の折畳椅子1を用いることで、座部2の先端部と被支持部31との間の隙間4の幅が、規制部7により、指が進入できないように狭められる。これにより、隙間4に指を差込み、被支持部31を持って折畳椅子1を展開したとしても、指が隙間4の奥側に引き込まれて座部2の裏面と被支持部31とに挟まれる虞を無くすことができる。また、基準方向71aと指当接面71の法線との角度が、所定角度以上の角度である指当接面71を有する。従って、被支持部31と指当接面71との間に指が挟まれそうになると、指当接面71に平行な方向のうちの上側の方向に指を逃がすことができる。
1 折畳椅子
2 座部
3 脚部
4 隙間
5 シャワー装置
6 壁
7 規制部

Claims (4)

  1. 表側の面が着座面となり、前記着座面に沿う一方向の一方の側である基端側の部分が、壁に設けられる座部支持部に回動自在に支持され、前記一方向の他方の側である先端側の部分に脚部支持部を有する座部と、
    一端側に前記脚部支持部に回動自在に支持される被支持部を有し、他端側に床上に載置される床載置部を有する脚部と、を備え、
    前記座部の前記先端側が上昇する向きに回動して前記先端側が前記壁に近接または当接し、且つ、前記脚部が前記座部に対して回動して前記脚部の前記他端側が前記座部に近接または当接する折畳状態と、
    前記座部の前記先端側が下降する向きに回動して前記壁から離間することで前記着座面が上を向き、且つ、前記脚部が前記座部に対して回動して前記他端側が前記座部から離間し、前記床載置部が前記床上に載置される展開状態と、
    が選択可能な折畳椅子であって、
    前記座部の前記着座面と反対側の裏側の面に、前記先端側の端縁よりも前記基端側に位置する部分から前記基端側にかけて、前記脚部が挿入される凹部が形成され、
    前記脚部の前記一端側の端縁と前記凹部の前記先端側の内面との間に指が挿入可能な所定幅を有する隙間が形成されるように、前記脚部支持部および前記被支持部が設けられ、
    前記隙間には、前記座部の表裏方向における中間部に、表側に指がそれ以上進入するのを規制する規制部が設けられることを特徴とする折畳椅子。
  2. 前記規制部は、前記凹部の前記先端側の前記内面から前記基端側に突出し、その突出端が前記脚部の前記一端側の前記端縁から前記先端側に、指が挿入困難な所定間隔をあけた位置にあり、前記基端側を向く方向よりも所定角度以上裏側にずれた方向を向く指当接面を有することを特徴とする請求1記載の折畳椅子。
  3. 前記隙間が、前記被支持部の全長に亘って設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の折畳椅子。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された折畳椅子が、固定されるシャワー装置であって、
    前記シャワー装置は、壁に固定される湯水混合栓と、壁に固定され前記湯水混合栓の下端部に取付けられる本体カバーと、前記湯水混合栓に対して上下方向に回動可能に設けられるアーム型シャワーと、を備え、
    前記本体カバーに前記座部が固定されることを特徴とするシャワー装置。
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