JP6761299B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品を多数貯留したバスケットからすくい上げて振動レールへ供給し振動レールの前方へ整列搬送する部品供給装置に関する。
従来の部品供給装置は、特許文献1に示すように部品の一例であるねじを多数貯留可能なバスケットと、このバスケットの下方から上方へ揺動可能なすくい板と、このすくい板の揺動によってすくい上げられた前記ねじを吊り下げ支持する振動レールとを備えて成る。前記振動レールは、その一端がバスケット内に配置される一方、その他端がバスケットの前方へ延びるよう構成されている。また、振動レールは、バイブレータに連結されており、吊り下げたねじを振動させて順次前方へ搬送可能に構成される。
しかし、バスケット内に貯留された多数のねじは、特許文献2に示されるようにそれぞれが絡み合い絡み合った状態を解除し難くなることがあった。つまり、従来の部品供給装置は、バスケット内のねじが強固に絡み合い前記すくい板を揺動しても崩すことができずすくい上げることができないという問題があった。
そこで、前述の問題を解決する従来の部品供給装置が特許文献2に開示されている。この従来の部品供給装置は、下死点に位置する前記すくい板へ向かってすり鉢状に形成された複数の傾斜面を有するバスケットと、前記バスケットの下方から上方へ垂直に往復移動するプレートとを備えて成る。これにより、従来の部品供給装置は、前記バスケット内で絡み合ったねじを前記プレートの往復運動によって解除できるので、すくい板および振動レールへねじを供給することができる。
特開2005-067797号公報 特開昭58-197128号公報
しかしながら、従来の部品供給装置は、前記プレートおよびこれを上下に往復移動するシリンダを備えなければならず、コストが増大する問題や前記シリンダの駆動制御が煩雑になるという問題があった。
また、従来の部品供給装置は、バスケットがすり鉢状の傾斜面を備えているので、ここへ貯留された多数のねじは傾斜面の角度に沿って集合する。これにより、バスケット内に一部張り出す振動レールの一端側の両側面は、前記ねじにより常時押圧された状態となる。したがって、従来の部品供給装置は、バスケット内に貯留したねじが強固に絡み合った状態でなくとも前記振動レールの両側面に直接接触して押圧するので、振動レールの振動を大幅に弱めたり、あるいは、完全に振動しない状態を引き起こすという問題もあった。
本発明は、有頭部品を多数貯留可能なかつすり鉢状に形成したバスケットと、このバスケットの下方から上方へ揺動可能なすくい板と、このすくい板の揺動によってすくい上げられた前記有頭部品を吊下する搬送面を備えかつバスケット内からバスケットの前方へ前記有頭部品を振動搬送する振動レールとを備えて成る部品供給装置において、前記振動レールは、その両側面に無振動プレートを配置して成ることを特徴とする。なお、前記無振動プレートは、その上面が前記振動レールの搬送面よりも低い位置になるよう設定されていることを特徴とする。また、前記無振動プレートは、その厚みを前記有頭部品の軸部直径以下に設定したことを特徴とする。さらに、前記無振動プレートは、その上面に前記有頭部品をバスケット内へ滑落させ易い斜面を形成して成ることを特徴とする。
本発明の部品供給装置は、バスケット内に張り出した振動レールの両側面に無振動プレートを配置して成るため、バスケット内の有頭部品が直接前記振動レールの両側面に触れることがない。よって、従来のように振動レールの振動が大幅に弱まったり、完全に振動しない状態になり難く、振動レール上に供給されている有頭部品を確実に前方へ搬送できるという利点がある。また、本発明の部品供給装置は、従来のようにバスケット内の有頭部品の絡み合いを解く無振動プレートおよびシリンダを配置しないため、コストを低減できかつ制御を容易にできるという利点もある。
さらに、本発明の部品供給装置は、前記無振動プレートの取付高さを前記振動レールの搬送面よりも低い位置に配置しているため、振動レールの搬送面に横たわるような不良姿勢の有頭部品が振動レールの側方から滑落し易い。これは、前記無振動プレートの上面を搬送面と同一の高さで配置した場合と比較すれば明らかであり、不良姿勢の有頭部品を支持する面積が少なく、しかも滑落方向に滑落空間を設けることが可能になっているためである。また、このように、無振動プレートを振動レールの搬送面よりも一段低い取り付け高さに配置しているため、振動レールに正規の垂直姿勢で吊り下げられた有頭部品は、その頭部が傘状に形成されたものであっても無振動の無振動プレートに干渉せず、安定して前方へ供給される。よって、本発明の部品供給装置は、不良姿勢の有頭部品をバスケット内へ滑落させ易いばかりでなく、加えて、傘状の頭部形状の有頭部品の搬送であっても安定して搬送できるという利点もある。さらに、本発明の部品供給装置は、前記無振動プレートの厚みを有と部品の軸部直径以下に設定しているため、無振動プレートの上面に不良姿勢の有頭部品が留まり難くバランスを崩してバスケット内へより滑落させ易いという利点もある。また、本発明の部品供給装置は、無振動プレートの上面に斜面を備えるため、有頭部品をバスケット内へ最も滑落させ易いという利点もある。
本発明に係る部品供給装置の斜視図である。 図1の要部を示す一部切欠き断面斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を示す部品供給装置について、図1および図2に基づき説明する。本発明の部品供給装置1は、有頭部品の一例であるねじWを多数貯留可能なバスケット10と、このバスケット10内を矢印Aに示す方向へ揺動自在に配置したすくい板20と、このすくい板20の揺動によってすくい上げられたねじWを吊下可能な振動レール30と、この振動レール30の両側面に配置した無振動プレート5と、前記振動レール30の前方へ搬送されたねじWを1個ずつ受取り図示しないねじ締め機等へ送るねじ送りユニット40とを備えて成る。
前記バスケット10は、その上部に取り付けられ開閉可能なカバー15を備えており、バスケット10の開口部から適宜前記ねじWを補充可能に構成されている。また、バスケット10は、前記振動レール10の後端側をその内部に位置させて成る一方、前記すくい板20をほぼ水平な底面13R,13Lから揺動自在に配して成る。さらに、バスケット10の内周面は、前記底面13R(13L)と、この底面13R(13L)から角度を変えて振動レール30の前方へ向かって傾斜する前方傾斜面11R(11L)と、前記底面13R(13L)および前記前方傾斜面11R(11L)に隣接し前記ねじWをすくい板20および振動レール30の側方側へ案内する側方傾斜面12R(12L)とから構成される。
前記すくい板20は、図示しないエアシリンダあるいはモータなどの駆動源に接続されており、バスケット10の下方から上方へあるいは上方から下方へ図2の矢印Aで示すような弧を描いて上下方向に往復揺動自在に構成されている。また、すくい板20は、前記ねじWの軸部を嵌挿可能な吊下溝20aと、前記ねじWの頭部を吊り下げ支持可能な支持面20R(20L)とを備えて成る。これにより、すくい板20は、前記駆動源の作動により揺動を開始してバスケット10内のねじWをすくい上げるとともに、揺動上死点に達することで、前記支持面20R(20L)に支持したねじWを前記振動レール30の後端へ向かって滑落させることができる。
前記振動レール30は、前記吊下溝20aよりも若干広い幅から成る溝30aと、この溝30aを挟むように配されほぼ水平に延びる搬送面30R,30Lとから構成され、前記ねじ送りユニット40およびバスケット10内を接続するように配されて成る。前記溝30aおよび搬送面30R(30L)は、振動レール30の全長に渡って構成されており、前記すくい板20と同様にねじWの頭部を吊り下げて支持可能に構成される。また、振動レール30は、その下部に配置したバイブレータ35に固定されており、このバイブレータ35が発する振動により微振動することができる。よって、振動レール30は、これに吊下したねじWを前記ねじ送りユニット40へ振動搬送することができる。また、振動レール30は、その後端が弧状に形成されており、この弧状の後端に沿って前記すくい板30の前面を案内するように構成される。
前記無振動プレート5は、前記振動レール30の右側面に沿うよう配置したプレート5Rと、振動レール30の左側面に沿うように配置したプレート5Lとから構成されている。この無振動プレート5は、前記バイブレータ35および前記振動レール30から切り離して配置されており、これ自身が振動しないよう構成されている。これにより、バスケット10内に多数貯留されたねじWは、前記バスケット10の前記側方傾斜面12R(12L)などによって振動レール30の側面側へ寄せられても無振動プレート5の側面に当接するため、従来のように振動レール30の振動が弱まったり、あるいは、振動停止し難くなる。よって、振動レール30に吊り下げられた正規の姿勢のねじWは、前記ねじ送りユニット40へ確実に供給される。
また、前記無振動プレート5は、その上面をそれぞれ前記振動レール30の搬送面30R(30L)よりも低い位置になるよう寸法設定されている。これにより、例えば、図2に示すように横たわった状態の不良姿勢のねじWnがすくい板20によってすくい上げられ振動レール30に滑落されたとしても、無振動プレート5の上面が搬送面30R(30L)よりも低くなっているので前記ねじWnの軸部を支持する支持面が前記搬送面30R(30L)のみとなる。したがって、不安定な姿勢のねじWnは、振動レール30上でバランスを崩し易くバスケット10内へ落下し易い。つまり、無振動プレート5の上面を搬送面30R(30L)よりも低くすることで、不良姿勢のねじWnをバスケット10内へ落下させ易い空間が構成されることになる。
また、前記プレート5R(5L)は、前記搬送面30R(30L)の幅よりも小さい寸法から成る厚みに設定されており、前記ねじWの軸部直径以下の厚みで構成されている。これにより、前記ねじWnがより振動レール30から無振動プレート5へ乗り移り無振動プレート5の上面に留まり難い。
さらに、前記プレート5R(5L)は、それぞれ前記前方傾斜面11R(11L)へ向かって傾斜する斜面を備えて成る。これにより、無振動プレート5の上面は狭いエリアになるので、前記ねじWnのバスケット10内への落下をより促すことができる。しかも、搬送するねじWの頭部が傘状であるならば、この傘状のねじWを振動レール30に吊り下げても傘状に斜め下方へ張り出す頭部に無振動プレート5が干渉し難い。
なお、本発明の部品供給装置1は、前記無振動プレート5を振動レール30から切り離し配置すればよいので、例えば、前記バスケット10の前方傾斜面11R(11L)から直交方向に延びるよう構成してバスケット10の一部として構成してもよい。また、本発明の部品供給装置1は、図1に示すように上述した各構成部品を2組備えた所謂2連型の部品供給装置であるがこれに限定されるものでもなく、加えて、バスケット内からほぼ水平に延びる振動レールへねじWを供給して振動搬送するものであれば適用可能である。
1 部品供給装置
5 無振動プレート
10 すくい板
20 制御手段
30 振動レール
W ねじ
Wn 不良姿勢のねじ

Claims (4)

  1. 有頭部品を多数貯留可能なかつすり鉢状に形成したバスケットと、このバスケットの下方から上方へ揺動可能なすくい板と、このすくい板の揺動によってすくい上げられた前記有頭部品を吊下する搬送面を備えかつバスケット内からバスケットの前方へ前記有頭部品を振動搬送する振動レールとを備えて成る部品供給装置において、
    前記振動レールは、その両側面に無振動プレートを配置して成ることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記無振動プレートは、その上面が前記振動レールの搬送面よりも低い位置になるよう設定されていることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記無振動プレートは、その厚みを前記有頭部品の軸部直径以下に設定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部品供給装置。
  4. 前記無振動プレートは、その上面に前記有頭部品をバスケット内へ滑落させ易い斜面を形成して成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の部品供給装置。
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