JP2000247429A - ボタンの供給装置 - Google Patents

ボタンの供給装置

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JP2000247429A
JP2000247429A JP11053716A JP5371699A JP2000247429A JP 2000247429 A JP2000247429 A JP 2000247429A JP 11053716 A JP11053716 A JP 11053716A JP 5371699 A JP5371699 A JP 5371699A JP 2000247429 A JP2000247429 A JP 2000247429A
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feeder bowl
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plate
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Seiji Yamada
誠治 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボタンの凹部側を下向きにしてボタン付けミシ
ンへ搬送可能なボタンの供給装置を提供する。 【解決手段】螺旋状の軌条6を形成された円錐形状のフ
ィーダーボウル4と該フィーダーボウルを振動させてボ
タン8を軌条に沿ってフィーダーボウルの内側から外側
へ向けて搬送させる手段2を有し、この搬送途中で表裏
判別手段により表面に凹部を有し裏面が平坦なボタンの
表裏を判別するボタンの供給装置において、表裏判別手
段30が、裏向きボタンを平行なまま保持すると共に表
向きボタンを外側へと傾斜させる傾斜部37と、傾斜部
の搬送方向先方に設けられ、裏向きボタンをフィーダー
ボウルの内側へと落下すると共に表向きボタンを傾斜さ
せたまま保持する保持部40とを備えるボタン供給装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボタンの供給装置に
関し、特にボタンの表裏を判別可能な表裏判別手段を備
えたボタンの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボタンの表裏を判別可能な表裏判別手段
を備えたボタンの供給装置は従来から公知であり、例え
ば実公昭58−44093号公報に開示されている。図
8はこの公報に開示されたボタンの供給装置を示す簡略
図で、(A)は平面図、(B)は正面図であり、図9は
図8の装置の全体構成を示す分解斜視図である。図にお
いて振動体2の上に円錐形のフィーダーボウル4が取付
けられている。振動体2は内部に設けられた圧電素子に
よって水平方向の振動を発生させる。フィーダーボウル
4の内周面には螺旋状の軌条6が形成されている。
【0003】フィーダーボウル4内に多数のボタン8を
収容し、振動体2によってフィーダーボウル4が水平方
向(図8の矢印A方向)に振動すると、ボタン8が軌条
6に沿って図8の矢印B方向に搬出されて徐々に上昇
し、フィーダーボウル4の搬出口10へ近付いてゆく。
搬出口10の近くにはボタン8の表裏選別を行う選別板
12が設けられている。
【0004】図10は図9の装置の要部を拡大して示し
た図で、図11(A)は図10のC−C断面図であり、
ボタン8が表面を向いているときの状態、図11(B)
は図10のD−D断面図でありボタン8が裏面を向いて
いるときの状態を示す。なお、このボタン供給装置によ
って搬送されるボタン8は表面に凹部が形成され、裏面
が平坦に形成されているものである。
【0005】選別板12には波形の歯20が形成されて
おり、その歯20をフィーダーボウル4の内側(図のE
方向)に向くようにして配置されている。
【0006】ボタン8が裏面を向いているときは図11
(B)に示すようにボタン8の凹部が底面となるので選
別板12の歯20の部分で傾き、下方の軌条6へ落下す
る。一方、ボタン8が表面を向いているときは図11
(A)に示すようにボタン8の平坦面が底面となるので
選別板12の歯20で保持され、そのまま通過してフィ
ーダーボウル4の搬出口10から搬出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のボタンの
供給装置の場合、凹部側を上向きにして搬出口10から
搬送されたボタン8はボタン付けミシンへ運ばれ、その
状態で布地へ縫着される。一般的にはこのようにボタン
8の凹部を上向きに縫着して用いられる。しかしながら
ボタン8の凹部側を下向きにして布地へ縫着させて用い
られる場合がある。この場合には上記のボタンの供給装
置は用いることができない。
【0008】従って本発明の目的は、このようなボタン
の凹部側を下向きにした状態でボタン付けミシンへ搬送
可能なボタンの供給装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、サイズの異な
るボタンの凹部側を下向きにした状態でボタン付けミシ
ンへ搬送可能なボタンの供給装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、螺旋状の軌条を形成された円錐形
状のフィーダーボウルと該フィーダーボウルを振動させ
てボタンを前記軌条に沿ってフィーダーボウルの内側か
ら外側へ向けて搬送させる手段を有し、この搬送途中で
表裏判別手段により表面に凹部を有し裏面が平坦なボタ
ンの表裏を判別するボタンの供給装置において、前記表
裏判別手段が、裏向きボタンを平行なまま保持すると共
に表向きボタンを外側へと傾斜させる傾斜部と、傾斜部
の搬送方向先方に設けられ、裏向きボタンをフィーダー
ボウルの内側へと落下すると共に表向きボタンを傾斜さ
せたまま保持する保持部とを備えるボタン供給装置が提
供される。
【0011】好ましくは前記傾斜部が、前記フィーダー
ボウルの前記外側へ向く波形の歯が形成され、該歯先が
ボタンのぼほ中央まで突出するように配置された波形部
であり、前記保持部が、ボタンのほぼ中央部が通るよう
に搬送方向に沿って延設される幅の狭い支持部である。
【0012】また、ボタンが軌条の内周壁に当接しなが
ら搬送されるボタンの供給装置において、前記表裏判別
手段の傾斜部・保持部と前記内周壁との間に形成される
裏ボタン傾斜用凹所と、前記裏ボタン傾斜用凹所の幅を
調整可能な調整手段を有することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態によるボタンの
供給装置に用いる選別板(表裏判別手段)を示す図、図
2は本発明の実施の形態によるボタンの供給装置の全体
構成を示す分解斜視図であり、図3は凹部を上向きとし
ているボタンに対する選別板の作用を示すための図で、
図4は図3のF−F断面図であり、図5は凹部を下向き
としているボタンに対する選別板の作用を示すための図
で、図6は図5のG−G断面図である。
【0015】本実施の形態による選別板30はほぼ長方
形状をしており、その長さ方向に細長い溝部34を形成
されると共に下方の長辺31の側に縦方向の長孔32を
形成されている。選別板30の上方の長辺33(フィー
ダーボウルの内側に向く側辺部)の中央から左側にかけ
て凹部38が形成されて、この凹部38と溝部34の間
に幅の狭い保持部としての支持部40を形成している。
また、溝部34の上側縁は、右側ほぼ半分に渡って波形
の形状とされており、このため、選別板30の上方の長
辺33と溝部34の間に、下方へ突出する歯36を形成
された傾斜部としての波形部37を形成している。従っ
て、この歯36の向きは従来例による選別板の歯20の
向きに対して逆である。選別板30の上側の長辺33、
溝部34および支持部40等は図示のように湾曲してい
る。
【0016】図2において、本実施の形態におけるボタ
ンの供給装置は、水平方向の振動を発生させる振動体2
の上に円錐形のフィーダーボウル4が取付けられてい
る。フィーダーボウル4内に多数のボタン8を収容し、
振動体2によってフィーダーボウル4が水平方向に振動
すると、ボタン8がフィーダーボウル4に形成された螺
旋状の軌条6に沿ってフィーダーボウル4の径方向外側
(図のH方向)へ向けて図2の矢印B方向に搬出されて
徐々に上昇し、フィーダーボウル4の搬出口10へ近付
いてゆく。
【0017】軌条6の最外周6aの回りには側壁5が形
成され、ボタン8はこの側壁5の内側の内周壁5aに当
接しながら搬送される。このようにボタン8が内周壁5
aと当接するのを確実にするため、図4等から明らかな
ように軌条6の最外周6aはフィーダーボウル4の外側
が少し低くなるように傾斜して形成されている。また、
搬出口10の近くの側壁5には切欠部9が形成されてい
る。そしてこの切欠部9における軌条6には外側へ突出
する張出部6bが形成されている。この張出部6bへ、
図1の選別板30が、その歯36がフィーダーボウル4
の半径方向外側(図2のH方向)に向くようにして、ね
じ11を介して固定されている。なお、本明細書におい
て、フィーダーボウル4の外側、或いは単に外側という
場合は図のH方向をいい、フィーダーボウル4の内側、
或いは単に内側という場合にはH方向に対して逆の方向
をいうものとする。
【0018】フィーダーボウル4に取付けられた選別板
30の溝部34は、軌条6の最外周6aの曲率と同じ曲
率で湾曲している。そして、波形部37および支持部4
0はボタン8の搬送方向(B方向)に沿って設けられ、
ボタン8は波形部37を通過した後に支持部40を通る
ことになる。波形部37の歯36は、その歯先がボタン
8のほぼ中央まで突出するように配置される。支持部4
0は、ボタン8が支持部40を通る際にほぼその中央部
が通るように、換言すればボタン8の下面のほぼ中央部
が支持部40と当接するように形成されている。
【0019】選別板30の表面が軌条6の表面と同一面
となるように、軌条6には選別板30の厚さと同じ深さ
の凹部7が形成され、この凹部7に選別板30が嵌合す
るようになっている。更に凹部7の内側には内側へ傾斜
した傾斜部18が形成されている。
【0020】また、選別板30の上には切欠部9を覆っ
てフィーダーボウル4からのボタン8の排出を防ぐため
のガイド板14が、ねじ13,13を介して側壁5へ固
定されている。このガイド板14の内周面は側壁5の内
周壁5aと連続する内周壁14aを形成する。そして、
ボタン8は選別板30の上を通る際にはこの内周壁14
aへ当接しながら搬送される。このガイド板14の内周
壁14aと選別板30の溝部34とによって凹所(裏ボ
タン傾斜用凹所)42が形成される。この凹所42は軌
条6に沿って延在する。
【0021】更に搬出口10の近くには、整列板16が
ねじ15によって側壁5へ固定されている。なおこの整
列板16はその下面16aと軌条6との間の隙間がボタ
ン8よりも僅かに広くなるようにねじ15および長孔1
6bによって調整することによってボタン8の重なりを
防ぐ。
【0022】図3および図4を参照して凹部が上向きの
場合のボタン8の流れを説明すると、ボタン8は選別板
30の前での姿勢を保ったまま、選別板30の波形部3
7を移動する。この時ボタン8は凹部が上向きであっ
て、下面は平坦面であるため、選別板30の波形部37
によって支持されるからである。そして、選別板30の
支持部40に差し係った時にボタン8自身の自重により
フィーダーボウル4の内側へ傾き、傾斜部18を滑べっ
てフィーダーボウル4下方へ落下する。落下したボタン
8は凹部が下向きのままの状態或いは凹部が上向きの状
態となって、再び軌条6に沿って上昇してくる。
【0023】次に図5および図6を参照して凹部が下向
きの場合のボタン8の流れを説明すると、ボタン8は選
別板30の波形部37でフィーダーボウル4の外側へ傾
く。これはボタン8の下面が凹部のため、選別板30の
波形部37の先端部(図1における下方に突出する部
分)が凹部へと入り込み、図5および図6においてボタ
ン8の右側の部分が裏ボタン傾斜用凹所42内に入り込
むためである。
【0024】このように外側へ傾いた状態で支持部40
に差し係るが、この傾き方は振動体2によってフィーダ
ーボウル4が振動させられてもボタン8がガイド板14
の方向へ押し付けられるだけで、フィーダーボウル4の
内側へ落下させるような力は作用しないので同じ方向の
傾きを維持したまま支持部40を通過して選別板30を
通り抜け、搬出口10へ向う。このようにして、凹部が
下方に向いたボタン(裏ボタン)8のみが選別されて搬
出口10から図示しないボタン付けミシンへ供給されて
布地へ縫着される。
【0025】なお図3〜図6において、ガイド板14が
選別板30の溝部34の上に位置しているが、この場合
は溝部34とガイド板14の内周壁14aによって形成
される裏ボタン傾斜用凹所42の幅(溝部34の左端と
内周壁14aとの間の距離)は、ボタン8の大きさとの
関係で重要であり、ボタン8の外径の約半分位であれば
よい。本実施の形態による選別板30は、ボタン8の大
きさに応じて、選別板30をフィーダーボウル4の軌条
6の張出部6bへ固定するねじ11をゆるめて選別板3
0を図3〜図6の左右いずれかへ移動して位置を調整し
た後再びねじ11で締め付け固定することにより、ボタ
ン8の大きさに対応することができる。このねじ11
は、裏ボタン傾斜用凹所42の幅を調整可能な調整手段
を構成する。
【0026】なお、調整のため選別板30を左側へ移動
した結果、ガイド板14が溝部34から外れるような場
合、或いは溝部34の幅が狭くて最初からガイド板14
が溝部34から外れているような場合にはボタン8の大
きさとの関係で重要なのは溝部34の幅となる。この場
合、異なる大きさのボタン8に対応するためには、溝部
34の幅の異なる選別板30と交換すればよい。但し各
サイズのボタンに対応した複数の選別板30をあらかじ
め用意しておく必要がある。従って、様々な大きさのボ
タン8に簡単に対応可能とするためには、溝部34の幅
のがある程度広い選別板30を用いて裏ボタン傾斜用凹
所42の幅を調整可能とるのが好ましいことになる。ま
た、歯36の高さはボタン8の外径の約1/4程度とす
るのが好ましい。
【0027】図7は本発明の他の実施の形態によるボタ
ンの供給装置に用いる選別板(表裏判別手段)を示す斜
視図である。
【0028】この実施の形態による選別板130は図1
の選別板30と同様にほぼ長方形状をしており、その長
さ方向に細長い溝部134を形成されると共に下方の長
辺131の側に縦方向の長孔132を形成されている。
選別板130の上方の長辺133(フィーダーボウルの
内側に向く側辺部)の中央から左側にかけて凹部138
が形成されて、この凹部138と溝部134の間に幅の
狭い保持部としての支持部140を形成している。
【0029】この選別板130が図1の選別板30と異
なるのは、歯36を形成された波形部37に代えて、突
起136を形成された突起部137を形成されているこ
とである。すなわち、選別板130の溝部134と長辺
133の間は右側ほぼ半分に渡って板厚を薄くされてお
り、更に、小さな円柱形状の突起136が複数(図示し
た例では5個)設けられた突起部(傾斜部)137を形
成している。各突起136の頂部は突起部137以外の
部分の選別板130の表面と同じ高さとなるようにされ
ている。後述するように、この突起部137は図1の実
施の形態による選別板30の波形部37と同様な機能を
有する。
【0030】この選別板130はその長孔132が図2
のH方向に向くようにしてフィーダーボウル4へ固定さ
れる。突起部137および支持部140はボタン8の搬
送方向(B方向)に沿って設けられる。ボタン8が突起
部137の突起136および支持部140を通るとき、
ボタン8のほぼ中央部がそれぞれ突起136および支持
部140を通るように形成されている。
【0031】凹部が上向きの場合のボタン8の流れを説
明する。図3および図4とほぼ同様であるのでフィーダ
ーボウル4の構成部分については同図の参照番号を用い
て説明すると、ボタン8は選別板130の前での姿勢を
保ったまま、選別板130の突起部137を移動する。
この時ボタン8は凹部が上向きであって、下面は平坦面
であるため、選別板130の突起部137によって支持
されるからである。そして、選別板130の支持部14
0に差し係った時にボタン8自身の自重によりフィーダ
ーボウル4の内側へ傾き、傾斜部18を滑べってフィー
ダーボウル4下方へ落下する。
【0032】次に凹部が下向きの場合のボタン8の流れ
を説明すると、図5および図6とほぼ同様であるのでフ
ィーダーボウル4の構成部分については同図の参照番号
を用いて説明すると、ボタン8は選別板130の突起部
137でフィーダーボウル4の外側へ傾く。これはボタ
ン8の下面が凹部のため、選別板130の突起部137
が凹部へと入り込むためである。
【0033】このように外側へ傾いた状態で支持部14
0に差し係るが、この傾き方は振動体2によってフィー
ダーボウル4が振動させられてもボタン8がガイド板1
4の方向へ押し付けられるだけで、フィーダーボウル4
の内側へ落下させるような力は作用しないので同じ方向
の傾きを維持したまま支持部140を通過して選別板1
30を通り抜け、搬出口10へ向う。このようにして、
凹部が下方に向いたボタン(裏ボタン)8のみが選別さ
れて搬出口10から図示しないボタン付けミシンへ供給
されて布地へ縫着される。
【0034】以上、本発明のボタンの供給装置を図面に
示した実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの
実施の形態には限定されず、種々変形可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、表裏判別手段を、裏向
きボタンを平行なまま保持すると共に表向きボタンを外
側へと傾斜させる傾斜部と、傾斜部の搬送方向先方に設
けられ、裏向きボタンをフィーダーボウルの内側へと落
下すると共に表向きボタンを傾斜させたまま保持する保
持部とで構成したので、ボタンの凹部側を下向きにして
ボタン付けミシンへ搬送可能となった。
【0036】また、ボタンが軌条の内周壁に当接しなが
ら搬送されるボタンの供給装置において、前記表裏判別
手段の傾斜部・保持部と前記内周壁との間に形成される
裏ボタン傾斜用凹所と、前記裏ボタン傾斜用凹所の幅を
調整可能な調整手段を有することとすれば、様々なサイ
ズのボタンの搬送に用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるボタンの供給装置
に用いる選別板(表裏判別手段)を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態によるボタンの供給装置
の全体構成を示す分解斜視図である。
【図3】 ボタンが凹部を上向きとしている場合の選別
板の作用を示すための図である。
【図4】 図3のF−F断面図である。
【図5】 ボタンが凹部を下向きとしている場合の選別
板の作用を示すための図である。
【図6】 図5のG−G断面図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態によるボタンの供給
装置に用いる選別板(表裏判別手段)を示す図である。
【図8】 従来のボタンの供給装置を示す簡略図で、
(A)は平面図であり、(B)は正面図である。
【図9】 図8の装置の全体構成を示す分解斜視図であ
る。
【図10】 図9の装置の要部を拡大して示した図であ
る。
【図11】 図9の装置の選別板の作用を示すための図
で、(A)は図10のC−C断面図であり、ボタンが表
面を向いているときの状態、(B)は図10のD−D断
面図でありボタンが裏面を向いているときの状態を示
す。
【符号の説明】
A フィーダーボウルの振動方向 B ボタン
の搬送方向 H フィーダーボウルの外側 2 振動体 4 フィーダーボウル 5 側壁 5a 内周壁 6 軌条
(搬送路) 6a 最外周の軌条 6b 張出
部 7 凹部 8 ボタン 9 切欠部 10 搬出
口 11 ねじ 12 選別
板 13,13 ねじ 14 ガイ
ド板 14a 内周壁 15 ねじ 16 整列板 16a 下
面 16b 長孔 18 傾斜
部 20 歯 30 選別
板(表裏判別手段) 31 長辺 32 長孔 33 長辺(側辺部) 34 溝部 36 歯 37 波形
部(傾斜部) 38 凹部 40 支持
部(保持部) 42 凹所(裏ボタン傾斜用凹所) 130 選
別板(表裏判別手段) 131 長辺 132 長
孔 133 長辺 134 溝
部 136 突起 137 突
起部(傾斜部) 138 凹部 140 支
持部(保持部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状の軌条を形成された円錐形状のフ
    ィーダーボウルと該フィーダーボウルを振動させてボタ
    ンを前記軌条に沿ってフィーダーボウルの内側から外側
    へ向けて搬送させる手段を有し、この搬送途中で表裏判
    別手段により表面に凹部を有し裏面が平坦なボタンの表
    裏を判別するボタンの供給装置において、 前記表裏判別手段が、 裏向きボタンを平行なまま保持すると共に表向きボタン
    を外側へと傾斜させる傾斜部と、 傾斜部の搬送方向先方に設けられ、裏向きボタンをフィ
    ーダーボウルの内側へと落下すると共に表向きボタンを
    傾斜させたまま保持する保持部とを備えるボタン供給装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のボタン供給装置におい
    て、 前記傾斜部が、 前記フィーダーボウルの前記外側へ向く波形の歯が形成
    され、該歯先がボタンのぼほ中央まで突出するように配
    置された波形部であり、 前記保持部が、 ボタンのほぼ中央部が通るように搬送方向に沿って延設
    される幅の狭い支持部であるボタンの供給装置。
  3. 【請求項3】 ボタンが軌条の内周壁に当接しながら搬
    送される請求項1または請求項2に記載のボタンの供給
    装置において、 前記表裏判別手段の傾斜部・保持部と前記内周壁との間
    に形成される裏ボタン傾斜用凹所と、 前記裏ボタン傾斜用凹所の幅を調整可能な調整手段を有
    するボタンの供給装置。
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