JP6760036B2 - プラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、プラズマ加熱装置を用いてタンディッシュ内を通過する溶鋼を加熱する際の黒鉛電極の異常放電を抑制して、安定的な着火を可能にする方法に関するものである。
鋼の連続鋳造時にタンディッシュ内を通過する溶鋼の温度が低下した場合、溶鋼温度の低下に伴い鋳型内のメニスカス近傍で溶鋼表面が凝固し(ディッケル生成)、最終製品にラミネーション欠陥(二枚割れ)が発生する場合がある。また、操業トラブルが発生する可能性もある。
従って、鋼の連続鋳造時は、プラズマ加熱装置を用いてタンディッシュ内を通過する溶鋼を加熱している。このプラズマ加熱装置の電極として、従来は金属電極を使用することが多かった(例えば特許文献1,2)。その理由は、図3に示すような2重管構造の金属電極1の先端の、外管1aと内管1bの間で高周波2を発生しているので、安定した着火が行えるためである。
しかしながら、金属電極1は、図3に示すように、電極保護のため内管1bに冷却水3を供給している。そのため、加熱時に投入する電力の約30%の熱ロスが発生し、溶鋼への着熱効率は45%程度となっていた。また、電源出力を増加すると金属電極が消耗して寿命が大幅に低下するのみならず、水漏れの懸念があるため、電源出力を制限しているものが多い。
なお、図3中の4は冷却水3を内管1bに送り込むポンプ、5は高周波回路を示す。また、6はタンディッシュ、7はタンディッシュ内の溶鋼を示し、紙面右側の金属電極1がカソード電極、紙面左側の金属電極1がアノード電極を示す。
そこで、近年、金属電極にかわって冷却が不要な黒鉛電極が開発され、使用されるようになってきている。この黒鉛電極は冷却が不要であるため、冷却による溶鋼への着熱効率の低下が改善されて着熱効率が大幅に向上する。また、冷却水が漏れる懸念がないので電源出力の制限も改善できる。
しかしながら、図4に示すように、黒鉛電極11は中実の単体構造であり、金属電極のように高周波を使用した着火ができない。
また、黒鉛電極の場合、電極と溶鋼間の着火可能距離は、金属電極の着火可能範囲の1/3程度となって短くなる。さらに、黒鉛電極は消耗型電極であるため、使用毎に電極と溶鋼間の距離が変化する。
なお、黒鉛電極を使用した場合の上記問題は、セラミックなどでコーティングされている金属電極では発生しない現象であり、黒鉛電極特有の現象である。
また、図3や図4に示すツイン電極方式のプラズマ加熱装置の場合、タンディッシュの整備が不要で、金属電極の先端と溶鋼湯面間の間隔を確保できるので高電圧化が可能で、加熱面積が広いが、シングル電極方式に比べてプラズマの生成が不安定である。
従って、シングル電極方式の場合に比べてプラズマの生成が不安定なツイン電極方式のプラズマ加熱装置を使用する場合、黒鉛電極をタンディッシュ内に挿入した際に、黒鉛電極とタンディッシュの蓋の間で異常放電が生じる懸念がある。
特許第2969731号公報 特許第3385156号公報
本発明が解決しようとする問題点は、ツイン電極方式のプラズマ加熱装置の電極に黒鉛電極を使用する場合、タンディッシュ内の溶鋼への着火を安定して行うには、黒鉛電極とタンディッシュの蓋の間で発生する異常放電を抑制する必要があるという点である。
本発明の目的は、プラズマ加熱装置の電極に黒鉛電極を使用する場合に、タンディッシュ内の溶鋼への着火を安定して行えるようにすることである。
すなわち、本発明のプラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法は、
黒鉛電極を使用したプラズマ加熱装置によりタンディッシュ内を通過する溶鋼を加熱する際、タンディッシュ内の溶鋼への着火時の電力値を、1.6MW未満とすることを最も主要な特徴としている。
本発明は、黒鉛電極を使用したプラズマ加熱装置によりタンディッシュ内を通過する溶鋼を加熱する際、タンディッシュ内の溶鋼への着火時の電力値を最適範囲に規定するので、黒鉛電極とタンディッシュの蓋の間で発生する異常放電を効果的に抑制することができる。
本発明方法は、シングル電極方式に比べてプラズマの生成が不安定なツイン電極方式のプラズマ加熱装置を使用して行う場合により効果を有する。その際、使用毎に黒鉛電極と溶鋼間の距離が変化し、かつ、カソード電極とアノード電極の消耗量の相違に対応するため、両電極の高さ制御を独立に行える装置を使用することが望ましい。
本発明によれば、黒鉛電極とタンディッシュの蓋の間で発生する異常放電を効果的に抑制できて、タンディッシュ内の溶鋼への着火を安定して行え、黒鉛電極のメリットである高着熱効率を享受することができる。
タンディッシュ内の溶鋼への着火試験をプラズマ加熱装置に供給する電圧値と電流値を変化させて行った場合の結果を示した図である。 黒鉛電極と、タンディッシュの蓋に設けた黒鉛電極の挿入孔の間で発生する異常放電を説明する模式図である。 金属電極を用いたプラズマ加熱装置の概略説明図である。 黒鉛電極を用いたプラズマ加熱装置の概略説明図である。
本発明は、プラズマ加熱装置の電極に黒鉛電極を使用する場合に、タンディッシュ内の溶鋼への着火を安定して行えるようにするという目的を、着火時の電力値を最適範囲に規定することで実現した。
以下、黒鉛電極を用いたツイン電極方式のプラズマ加熱装置を用い、各種条件を変更して黒鉛電極の先端とタンディッシュ内の溶鋼間にプラズマを発生させた際の結果を説明し、その試験結果に基づいて発明者らが成立させた本発明方法について説明する。
発明者らは、定電流電源であるプラズマ加熱装置の電源の電流値を100A、500A、1000A、2000A、3000A、4000A、5000Aと変化させて前記プラズマ発生時の影響を調査した。この試験のその他の条件を下記表1に示す。
Figure 0006760036
表1に示した条件で行った試験の結果を図1に示す。
タンディッシュ内をArガスでシールしたとき、電流値が100Aの場合の電圧値は190V、500Aの場合は230V、1000Aの場合は230V、2000Aの場合は250V、3000Aの場合は200Vと230V、4000Aの場合は250Vと290V、5000Aの場合は250Vと275Vであった。そして、これら何れの場合も、タンディッシュ内の溶鋼への着火時、黒鉛電極と、タンディッシュの蓋に設けた黒鉛電極の挿入孔との間で異常放電は見られなかった。
一方、タンディッシュ内をN2ガスでシールしたとき、電流値が100A、500A、2000A、5000Aの場合の電圧値は395V、1000Aの場合は390V、3000Aの場合は370Vと390V、4000Aの場合は410Vで、タンディッシュ内をArガスでシールしたときに比べて同一電流で電圧値が150V〜200V程度上昇することが確認された。これは、Arガスに対して2原子分子であるN2ガスの電離電圧が高く、プラズマ媒体のArガス濃度がタンディッシュ内のシールガス(N2ガス)によって低下するためと考えられる。
また、タンディッシュ内のシールガスがArガス、N2ガスの何れの場合も、電流増加に伴う電圧上昇は見られなかった。これは、電流の増加に伴い、電子衝突等のエネルギー増加によって電極温度が上昇し、プラズマ媒体のArガスが高温化したことで、電離が促進されたためと考えられる。また、同時に、着熱量の増加によって金属蒸気が増加するため、顕著な電圧上昇がなかったと考えられる。
しかしながら、タンディッシュ内をN2ガスでシールしたことによって電圧値が上昇した場合、電流値を4000A(電圧値は400V)とした際は、タンディッシュ内の溶鋼への着火時、図2に示したように、黒鉛電極11と、タンディッシュ6の蓋6aに設けた黒鉛電極11の挿入孔6aaとの間で異常放電Aが発生した。電流値を5000A(電圧値は392V)とした場合も、タンディッシュ内の溶鋼への着火時、黒鉛電極11とタンディッシュ6の蓋6aに設けた挿入孔6aaの間で異常放電Aが発生した。なお、図2中の6bは前記蓋6aの挿入孔6aaの上部に設けたシール蓋である。
これに対して、タンディッシュ内のシールをArガスで行った場合は、何れの電流値の場合も、タンディッシュ内の溶鋼への着火時、黒鉛電極とタンディッシュの蓋に設けた挿入孔の間で異常放電が発生しなかった。このことから、タンディッシュ内のシールをN2ガスとしたことによる電圧上昇に伴う電力上昇によるものと考えられる。
本発明は、上記の試験結果に基づいてなされたものであり、黒鉛電極を使用したプラズマ加熱装置によりタンディッシュ内を通過する溶鋼を加熱する際、タンディッシュ内の溶鋼への着火時の電力値を、1.6MW未満とすることを特徴とするプラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法である。
本発明において、タンディッシュ内の溶鋼への着火時の電力値を、1.6MW未満(図1中でハッチングを付さない領域)とするのは、発明者らによる上記試験の結果に基づくものである。
すなわち、上記試験で黒鉛電極とタンディッシュの蓋の挿入孔間で異常放電が発生した最小の電力値は、タンディッシュ内をN2ガスでシールし、電流値4000A、電圧値400Vで溶鋼に着火したときであったことから、着火時の電力値を1.6MW未満とした。
なお、上記試験で黒鉛電極とタンディッシュの蓋の挿入孔間で異常放電が見られなかった最小の電力値は、タンディッシュ内をArガスでシールし、電流値100A、電圧値190Vで溶鋼に着火したときであった(電力値は0.019MW)。
上記本発明の構成は、ツイン電極方式のプラズマ加熱装置を使用した試験結果により得たものであるが、ツイン電極方式に比べてプラズマの生成が安定するシングル電極方式に適用が可能なことは言うまでもない。
また、黒鉛電極は使用毎に溶鋼との間の距離が変化し、かつ、カソード電極(図4の紙面右側の電極)とアノード電極(図4の紙面左側の電極)の消耗量が相違する。従って、上記本発明を、ツイン電極方式のプラズマ加熱装置を使用して実施する場合、両電極の高さ制御を独立に行う装置を使用することが望ましい。その際、発明者らの上記試験によれば、カソード電極の上昇が完了した後にアノード電極を上昇させることで、より発生するプラズマが安定することが確認できた。
本発明は上記した例に限らないことは勿論であり、請求項に記載の技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
例えばプラズマ媒体とするArガス流量やタンディッシュ内のシールガス流量は上記した試験時の流量に限らない。
上記した試験はArガスとN2ガスによりタンディッシュ内をシールしたものであるが、他の不活性ガスを用いてタンディッシュ内をシールしてもよい。
6 タンディッシュ
7 溶鋼
11 黒鉛電極

Claims (4)

  1. 黒鉛電極を使用したプラズマ加熱装置によりタンディッシュ内を通過する溶鋼を加熱する際、タンディッシュ内の溶鋼への着火時の電力値を、1.6MW未満とすることを特徴とするプラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法。
  2. 前記プラズマ加熱装置はツイン電極方式であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法。
  3. 前記黒鉛電極はアノード電極及びカソード電極がそれぞれ独立して昇降が可能であることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法。
  4. 前記タンディッシュ内の雰囲気がArガス又はN2ガスであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプラズマ加熱装置における黒鉛電極の異常放電抑制方法。
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