JP6759576B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び当該定着装置を備える画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置では、像担持体上の画像情報に基づいてトナー像を形成し、このトナー像を用紙やOHPなどの記録材上に転写する。そして、トナー像を担持した記録材を定着装置に通して、熱と圧接力により記録材上にトナー像を定着する。
定着装置には、省エネルギー化を実現するために、ベルト方式又はフィルム方式がよく用いられている。
特許文献1には、発熱体から離れる側のヒータ基板の下流側一部にセラミック板(伝熱板)を接触させ、これにより、ヒータ基板とヒーターホルダに蓄積した熱を長手方向に均一に分散させながら空気中に発散し、異常昇温を防止する構成が示されている。だが、脆性材料のガラスでヒータ基板を構成した場合、加圧ローラなどの荷重による搬送方向の応力集中のためにガラスに割れやクラックが発生するという不具合があった。また、用紙幅が小さく、用紙エッジが加熱領域の各中央付近を通過するような場合に、用紙エッジ外側の過昇温熱を発熱体と反対側に逃がす際、ガラスは熱伝導率が低いため、伝熱板の接触面積が狭いと伝熱抵抗が増大し、熱は長手方向に拡散しにくいため、発熱体面や加熱される耐熱性フィルム(定着ベルト)の熱の偏りを効果的に均一化できなかった。
そこで本発明は、伝熱性が低く摺動性に優れる脆性材料で加熱部材を形成しても割れやクラックの発生を防ぎ、また記録材エッジが複数の加熱領域の各中央付近を通過するようなサイズの記録材を連続で定着しても熱の偏りが発生しない定着装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、未定着画像に接して回転する定着部材と、前記定着部材との間で定着ニップ部を形成する加圧部材と、記録材搬送方向と直交する方向に伸びて前記定着部材の内周面に熱伝達する長尺状の加熱部材と、前記加熱部材と接して前記加熱部材の熱を長手方向に伝達する伝熱部材と、前記加熱部材と接していない前記伝熱部材の面から前記加熱部材と前記伝熱部材を支持する支持部材と、を備え、前記定着ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して画像定着を行う定着装置において、前記加熱部材は、基材と、前記基材上に記録材搬送方向と直交する方向に配置される独立して制御可能な複数の加熱領域と、を有し、前記支持部材は、記録材搬送方向に所要の支持間隔を有して前記伝熱部材に接しており、前記伝熱部材は接着剤を充填するための複数の開口部を長手方向に有し、前記開口部以外の領域に前記接着剤を付着させずに前記伝熱部材と前記加熱部材が前記接着剤で一体に貼付されている、ことを特徴とする定着装置を発案した。
抵抗発熱体の過剰な熱を、抵抗発熱体と反対側の基材に接触する広範囲の伝熱面を有する伝熱部材に逃がし、長手方向に拡散させることで、抵抗発熱体や定着部材における熱の偏りを効果的に均一化できる。よって、定着部材の劣化が低減され、加熱部材の割れやクラックの発生が防止され、記録材エッジが複数の加熱領域の各中央付近を通過するようなサイズの記録材を連続で定着しても、熱の偏りが発生しない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置であるプリンタの構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置を示す断面図である。 加熱部材の用紙搬送方向と直交する方向の断面図である。 加熱部材の平面図である。 加熱部材の第2構成例を示す平面図である。 加熱部材、伝熱部材及び支持部材の関係を示す、用紙搬送方向と直交する方向の断面図である。 伝熱部材50の斜視図である。 伝熱部材50と加熱部材56の貼付方法を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置であるプリンタの構成を示す模式図である。図1に示すように、プリンタは、給紙手段4と、レジストローラ対6と、像担持体である感光体ドラム8と、転写手段10と、定着装置12などを備える。
給紙手段4は、記録材である用紙Pが積載状態で収容される給紙トレイ14と、給紙トレイ14内の用紙Pを最上から順に一枚ずつ分離して送り出す給紙コロ16とを有する。給紙コロ16によって送り出された用紙Pは、レジストローラ対6で一旦停止され、姿勢ずれが矯正される。そして、感光体ドラム8の回転に同期するタイミング、すなわち感光体ドラム8上に形成されたトナー像の先端と用紙Pの搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイミングで、レジストローラ対6により転写部位Nへ送られる。
感光体ドラム8の外部には、矢印で示される回転方向順に、帯電手段である帯電ローラ18と、露光手段の一部を構成するミラー20とが配置されている。また、現像ローラ22aを備えた現像手段22と、転写手段10と、クリーニングブレード24aを備えたクリーニング手段24とが配置されている。
帯電ローラ18と現像手段22の間において、ミラー20を介して感光体ドラム8上の露光部26に露光光Lbが照射され、走査される。
感光体ドラム8が回転を始めると、感光体ドラム8の表面が帯電ローラ18により均一に帯電される。画像情報に基づいて露光光Lbが露光部26に照射、走査され、作成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、感光体ドラム8の回転により現像手段22へ移動し、ここでトナーが供給されて可視化され、トナー像が形成される。
感光体ドラム8上に形成されたトナー像は、転写手段10において所定のタイミングで転写部位Nに侵入してきた用紙P上に、転写バイアス印加により転写される。
トナー像(未定着画像)を担持した用紙Pは定着装置12に向けて搬送され、定着装置12において定着された後、排紙トレイへ排出・スタックされる。
転写部位Nで転写されずに感光体ドラム8上に残った残留トナーは、感光体ドラム8の回転に伴ってクリーニング手段24に至り、クリーニング手段24を通過する間にクリーニングブレード24aにより掻き落とされて除去される。
その後、感光体ドラム8上の残留電位が除電手段により除去され、次の作像工程に備えられる。
図2は、本発明の一実施形態に係る定着装置を示す断面図である。図2に示すように、定着装置12は、未定着画像に接して回転する定着部材である定着ベルト28と、定着ベルト28の外周面に圧接し、定着ニップ部SNを形成する加圧部材である加圧ローラ30と、定着ベルト28を内部から加熱する加熱手段60などを備える。定着装置12は、定着ニップ部SNに未定着画像を担持した用紙Pを通して画像定着を行う。
定着ベルト28は、ベルト基体と、この基体表面に被覆された弾性層と、弾性層の表面に形成された離型層とで構成されている。ベルト基体は、例えばニッケルで形成され、外径が30mm、厚みが10〜70μmである。ベルト基体はニッケルに限らず、SUSやPI(ポリイミド)などの耐熱樹脂材料で形成されてもよい。弾性層は、例えばシリコーンゴムで形成され、厚みが50〜150μmである。離型層は、耐久性を高めて離型性を確保できればよく、例えばPFAやPTFEなどのフッ素系樹脂で形成され、厚みが5〜50μmである。
加圧ローラ30は、中実の鉄製の芯金30aと、この芯金30aの表面に形成された弾性層30bとで構成されている。芯金30aは、例えば鉄製であり、外形が40mm、厚みが2mm程度である。弾性層30bは、例えばシリコーンゴムで形成され、厚みが5mm程度である。弾性層30bの表面には、離型性を高めるために厚みが40μm程度のフッ素樹脂(PFA又はPTFE)層を形成するのが望ましい。加圧ローラ30は、付勢手段により定着ベルト28に圧接されている。加圧ローラ30は、画像形成装置に設けられたモータなどの駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され、回転する。この加圧ローラ30により定着ベルト28が連れ回り回転する。
加熱手段60は、用紙Pの搬送方向と直交する方向に伸びて定着ベルト28の内周面に接触して熱伝達する加熱部材56と、加熱部材56の長手方向(紙面垂直方向)の一面に接して熱を均一に伝達する(均熱化する)伝熱部材50とを有する。また、加熱手段60は、加熱部材56と接していない伝熱部材50の面から加熱部材56と伝熱部材50を支持する支持部材57を有する。加熱手段60は、定着ニップ部SNから見て順に、加熱部材56、伝熱部材50、支持部材57を有している。
加熱手段60は、定着ベルト28の内周面に摺接して配設され、加圧ローラ30とで定着ニップ部SNを形成するニップ形成部材の機能を果たしている。また、加熱手段60は定着装置12の側板に接続されたステー61に支持されているので、加圧ローラ30からの圧接力による加熱手段60の撓みが防止され、長手方向に均一なニップ幅が得られる。なお、加熱部材56と定着ベルト28の内周面との間には、摺動抵抗を減らすためにフッ素系のグリースなどが塗布される。
定着ニップ部SNの下流側に、定着ベルト28の表面温度を検知する第1サーミスタ34が設けられ、支持部材57に加熱部材56の温度を検知する第2サーミスタ36が設けられている。また、加熱部材56に電力を供給する電源40と、第1、第2サーミスタの検知温度に基づいて電源40を制御する加熱制御手段42とが備えられている。加熱制御手段42は、CPU,ROM,RAM,I/Oインターフェース等を包含するマイクロコンピュータを意味する。
図3は、加熱部材の用紙搬送方向と直交する方向の断面図である。図3に示すように、ヒータとして構成される加熱部材56は、板状ガラスやアルミナ等のセラミックスの低熱伝導率の基材56bの上に酸化ルテニウム系の抵抗発熱体56aが印刷・焼成され、その上にオーバーコート(OC)層56cが形成された構成となっている。よって加熱部材56は、基材56bと、前記基材上に形成された抵抗発熱体56aと、抵抗発熱体56aを覆うオーバーコート層56cとから構成される。
加熱部材56の基材56bはガラスで構成されている。これにより、長尺の基板であっても、加熱部材56と接触する安定した平面が安価で作れる。定着ベルト28側に位置するオーバーコート層56cもガラスなどで形成されているが、基材56bより薄く、基材側への伝熱よりもオーバーコート層側へ伝熱し易いため、定着ベルト28の加熱効率が向上する。さらに、オーバーコート層56cは、回転駆動される定着ベルト28に加圧摺動するので耐摩耗部材、低摩擦係数部材であることが要求され、この観点からも基材56bと同質であるガラスなどで形成されると好適である。加熱部材56の基材56bとオーバーコート層56cは略同質材料で構成でき、特に共にガラスで構成することで、線膨張率の違いも生じず、剥がれや割れなどの悪影響が生じ難くなる。
図4は、加熱部材の平面図である。図4に示すように、加熱部材56は、用紙搬送方向と直交する方向(長手方向)に複数の抵抗発熱体56aが配置され、抵抗発熱体56aには、共通配線Wcomと個別配線W1〜W5とが接続されている。共通配線Wcomと、個別配線W1〜W5とは、抵抗発熱体56aに対して櫛歯状の導電部を形成しており、抵抗発熱体56aは複数の加熱領域(H1〜H5)を有する。
上述した定着ベルト28の表面温度を検知する第1サーミスタ34や加熱部材56の温度を検知する第2サーミスタ36は、各加熱領域に対応して配置されている。そのため、各加熱領域は、個別配線W1〜W5をON/OFFすることで、個別に独立して加熱制御可能である。なお、端部の加熱領域H1、H5は、最大通紙サイズの両端部をカバーするように配設されている。
加熱制御手段42は、各サーミスタの検知温度や通紙サイズ情報を加味して、各加熱領域を温度制御し、加熱部材56の加熱割合を変更する。このように、通紙サイズ情報にも応じて加熱制御することで、非通紙域の温度が高くなりすぎる事態が回避され、非通紙域の過昇温による部材の破損や画像品質の低下を抑制できる。
実際には、非通紙領域に対応する加熱領域への電力供給を完全に停止(オフ)しても良いが、極端に温度が下がり過ぎると次の画像領域の定着温度へ昇温することが間に合わないことがある。これを回避するために、画像領域の定着温度に対応する第1の目標温度よりも低いが、室温に対し所定以上の温度である第2の目標温度に温度を保つような温度制御が行われる。そのため、非通紙領域に対応する加熱領域へも給電は行われる。
図5は、加熱部材の第2構成例を示す平面図である。図5に示すように、長手方向中心から左右対称な位置にある加熱領域(H1とH5、H2とH4)が同時にON/OFF可能なように構成してもよい。これにより、ON/OFFをするためのトライアックやFETなどのスイッチ素子の数を低減することができる。
なお、図4、図5では加熱領域を5つとしているが、加熱領域の数を9分割など増やしてもよいし、3分割など減らしてもよい。また、加熱領域が複数に分かれていない加熱部材であっても本発明は有効である。
以下より、本発明の特徴的部分について説明する。
図6は、加熱部材、伝熱部材及び支持部材の関係を示す、用紙搬送方向と直交する方向の断面図である。図6に示すように、支持部材57は、用紙搬送方向に所要の支持間隔を有して伝熱部材50と接している。支持部材57は、熱伝導率の低いLCPなどの耐熱性樹脂で作られており、一部の面でのみ伝熱部材50と接しているので、加熱部材56の抵抗発熱体56aから伝熱部材50へ伝達された熱は支持部材57へほとんど伝達されない。支持部材57とは反対側にある加熱部材56は、一方の面が伝熱部材50と面接触し、他方の面が回転駆動される定着ベルト28と面接触している。支持部材57と接触していない伝熱部材50の表面領域は、基材56bの表面領域と接し、伝熱部材50が加熱部材56と接する面積は基材56bの表面領域と同一である。
従来、用紙エッジが複数の加熱領域(例えば、図4,5のH1〜H5)の各中央付近を通過するようなサイズの用紙を連続で定着する場合、用紙エッジの外側にある定着ベルトの長手方向の部分は、熱が用紙に奪われないため200℃以上の高温になり、定着ベルトが劣化したり、加熱部材、特に図3に示す発熱部のオーバーコート層56cに割れやクラックが発生したりする不具合があった。だが、上記のように構成することで、抵抗発熱体56aの過剰な熱を、抵抗発熱体と反対側の基材56bに接触する広範囲の伝熱面を有する伝熱部材50に逃がし、長手方向に拡散させることで、抵抗発熱体や定着ベルト28における熱の偏りを効果的に均一化でき、上記不具合を解消できる。
また、伝熱部材50には、銅又はアルミニウムなどの熱伝導率の高い材料(例えば金属)が用いられる。そのため、加熱部材56(抵抗発熱体56a)の長手方向で発熱に偏りがある場合、熱は裏側の基材56bを介して伝熱部材50によって長手方向に伝導され、均一化される。また、伝熱部材50と加熱部材56が貼付により一体形成されると好ましい。加熱部材56の基材56bがガラスである場合、加熱部材56は長手方向に細長い形状の脆性材料なので扱いが難しく、加熱部材56の支持部材57への組み付け装着時に、加熱部材56が応力集中により割れてしまうことがあった。上記のように伝熱部材50と加熱部材56を一体で形成することで、伝熱性が低く摺動性に優れる脆性材料であるガラスで基材56bを形成しても応力集中が避けられ割れやクラックを防ぐことができる。
図7は伝熱部材50の斜視図、図8は伝熱部材50と加熱部材56の貼付方法を示す図である。
図示のように、伝熱部材50は接着剤を充填するための複数の開口部である丸穴70を長手方向に備えている。加熱部材56は、伝熱部材50と略同形状、同面積を有する。図8(a)に示すように、伝熱部材50を加熱部材56の抵抗発熱体56aが形成されていない表面上に載置する。次いで、図8(b)に示すように、丸穴70にシリコン系の耐熱接着剤71などを充填・乾燥させることで、接着面を介して伝熱部材50と加熱部材56を密着しながら一体形成することができる。また、丸穴70以外の領域に接着剤を付着させずに伝熱部材50と加熱部材56を接着剤で一体に貼付することができる。伝熱部材50と加熱部材56の接触面には開口部以外接着剤が介在しないため、接着剤による熱抵抗(熱伝達の阻害)を極力抑えることができる上、伝熱部材50と加熱部材56を強固に密着させ、良好な熱伝達を達成できる。
また、伝熱部材50と加熱部材56の基材56b間における、線膨張係数の差により生じる250℃での長手方向の膨張長さの差分よりも大きく剪断方向に変形可能な柔らかい耐熱接着剤を用いると好ましい。具体的には、シリコン系の耐熱接着剤などを用いることで、伝熱部材50と加熱部材56の基材56bを密着させながら高温時の線膨張に対しても接着剤を柔軟に変形させることができ、両者の膨張差による割れや撓みを防ぐことができ、良好な密着状態を確保できる。
図8(a)に示すように、丸穴70の片側又は両側はC0.3mm以上の面取り部72を有すると好ましい。ここで、「C」は面取り角度が45°で有ることを示し、「C0.3mm」はそれぞれの面から0.3mmの辺を切り落とすことを示す。面取りを施すことで、伝熱部材50と加熱部材56の基材56bの接着面積が増えるため、伝熱部材50と加熱部材56をより強固に接着できるようになる。また面取りを施すことで、丸穴のバリを除去することができ、バリによる浮きを防止して良好な密着状態を確保することができる。
4 給紙手段
6 レジストローラ対
8 感光体ドラム
10 転写手段
12 定着装置
14 給紙トレイ
16 給紙コロ
18 帯電ローラ
20 ミラー
22 現像手段
22a 現像ローラ
24 クリーニング手段
24a クリーニングブレード
26 露光部
28 定着ベルト(定着部材)
30 加圧ローラ(加圧部材)
30a 芯金
30b 弾性層
34 第1サーミスタ
36 第2サーミスタ
40 電源
42 加熱制御手段
50 伝熱部材
56 加熱部材
56a 抵抗発熱体
56b 基材
56c オーバーコート層
57 支持部材
60 加熱手段
61 ステー
P 用紙(記録材)
SN 定着ニップ部
特許3478697

Claims (8)

  1. 未定着画像に接して回転する定着部材と、
    前記定着部材との間で定着ニップ部を形成する加圧部材と、
    記録材搬送方向と直交する方向に伸びて前記定着部材の内周面に熱伝達する長尺状の加熱部材と、
    前記加熱部材と接して前記加熱部材の熱を長手方向に伝達する伝熱部材と、
    前記加熱部材と接していない前記伝熱部材の面から前記加熱部材と前記伝熱部材を支持する支持部材と、を備え、
    前記定着ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して画像定着を行う定着装置において、
    前記加熱部材は、基材と、前記基材上に記録材搬送方向と直交する方向に配置される独立して制御可能な複数の加熱領域と、を有し、
    前記支持部材は、記録材搬送方向に所要の支持間隔を有して前記伝熱部材に接しており、
    前記伝熱部材は接着剤を充填するための複数の開口部を長手方向に有し、前記開口部以外の領域に前記接着剤を付着させずに前記伝熱部材と前記加熱部材が前記接着剤で一体に貼付されている、ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記伝熱部材は金属であり、前記支持部材は耐熱性樹脂である、ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加熱部材は、前記伝熱部材と同形状、同面積を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記伝熱部材と前記加熱部材が貼付により一体形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記接着剤は、前記伝熱部材と前記加熱部材の前記基材との間における、線膨張係数の差により生じる250℃での長手方向の膨張長さの差分よりも大きく剪断方向に変形可能な耐熱接着剤である、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記開口部の片側又は両側はC0.3mm以上の面取り部を有する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 前記加熱部材の前記基材がガラスで構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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