JP6759000B2 - 車体側部構造 - Google Patents

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Description

本開示は、車体側部構造に関する。
特許文献1には、トラックの車体側部構造が開示されている。車体側部構造は、ドアラッチ(ドアロック機構)を有するドアと、ドアラッチに係合可能なストライカを有するアウトサイドパネル(リアピラーを構成するサイドメンバ)とを備えている。アウトサイドパネルの内面には、ストライカを補強するリインフォースが溶接されている。リインフォースは、アウトサイドパネルに沿ってキャブの側部まで延設されている。正面衝突時において、車体後方へ移動するドアをリインフォースが車体外側へ案内する。これにより、ドアがアウトサイドパネルに食い込むことが防止される。
特開2002−68014号公報
ところで、衝突形態によっては、ストライカが車体内側に向くように車体が変形することがある。ストライカが車体内側に向いた場合、ドアとサイドメンバとが車幅方向に重なるため、ドアの開扉が困難となるおそれがある。そこで、本発明は、衝突後のドアの開扉性を考慮した車体側部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車体側部構造は、車体の側部に設けられたドアと、車体の側部のリアピラーを構成するサイドメンバと、ドアに設けられたドアラッチと、サイドメンバの前端部に取り付けられ、ドアラッチと係合可能なストライカと、サイドメンバの内部において車体の前後方向に延在し、その前端部がサイドメンバの前端部に固定され、その後端部がサイドメンバの後端部に固定され、屈曲された屈曲部を有する第1リインフォースと、を備え、屈曲部は、屈曲部と第1リインフォースの後端部との間に車体の外側から内側に向けて傾斜する第1傾斜部が形成されるように屈曲されている。
この車体側部構造では、車体前後方向に延びる第1リインフォースが屈曲部を有し、屈曲部は、屈曲部と第1リインフォースの後端部との間に車体の外側から内側に向けて傾斜する第1傾斜部が形成されるように屈曲されている。このため、衝突により第1リインフォースに車体前後方向から荷重が加わると、第1傾斜部から屈曲部に対して車体内側への荷重が加わり、屈曲部を起点として車体内側に向かって突出するように第1リインフォースが折れ曲がる回転変形が生じる。そして、回転変形した第1リインフォースの前端部がストライカを車体外側に向けさせる。このように、この車体側部構造では、衝突時においてストライカを車体外側に向けることにより、ドアとサイドメンバとの車幅方向の重なりを回避することができるため、衝突後のドアの開扉性を容易にすることができる。
屈曲部は、屈曲部と第1リインフォースの前端部との間に車体の内側から外側に向けて傾斜する第2傾斜部が形成されるように屈曲されてもよい。また、屈曲部は、車体の前後方向において第1リインフォースに加わる荷重に対する耐性が、第1リインフォースの他の部分と比べて小さくてもよい。このように構成した場合、屈曲部を起点とした第1リインフォースの車体内側方向への折れを実現することができる。
第1リインフォースは、板状部材であり、その断面が矩形形状を呈し、屈曲部における断面の矩形の高さは第1リインフォースの他の部分と比べて低くてもよい。このように構成した場合、形状により屈曲部の耐性を第1リインフォースの他の部分と比べて小さくすることができる。
車体側部構造は、第1リインフォースの下方において、サイドメンバの内面に固定された第2リインフォースを備え、第2リインフォースは、屈曲部と高さ方向で重なる位置に折れ起点を有してもよい。このように構成した場合、車体の前後方向に荷重が加わったときに第2リインフォースを折れ起点で折り曲げることができる。第2リインフォースが折れ曲がった場合、第2リインフォースの折り曲がりに追従してサイドメンバも車体外側に突出する。このため、衝突時にサイドメンバがドアに車幅方向において重なることを低減することができるとともに、第2リインフォースの前側の変形を抑えることができる。また、折れ起点が屈曲部と高さ方向で重なる位置に設けられていることにより、サイドメンバの変形を精度良く制御することができる。
本発明によれば、衝突後のドアの開扉性を向上させることができる。
実施形態に係る車両のキャブの側面図である。 図1のII-II線で示す断面図である。 第1リインフォースの配置位置及び形状を説明する図である。 図1のIV-IV線で示す断面図である。 第2リインフォースの斜視図である。 衝突時のキャブの変形を説明する側面図である。 第1リインフォースの効果を説明する図である。 第2リインフォースの効果を説明する図である。 変形例に係る第1リインフォースを説明する図である。
以下、実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図中において、車幅方向をX方向、車体前後方向をY方向、車体高さ方向をZ方向で示す。
図1は、実施形態に係る車両1のキャブの側面図である。図1に示されるように、車両1は、キャブ2及び荷台3を備えたトラックである。キャブ2は、車体側部構造として、車体の側部に設けられたドア4と、車体の側部のリアピラーを構成するサイドメンバ5と、を有する。図2は、図1のII-II線で示す断面図である。図2に示されるように、ドア4は、サイドメンバ5と係合して閉扉される。サイドメンバ5は、車体外側部5a、車体内側部5b、前端部5c及び後端部5dにより中空構造とされている。
ドア4にはドアラッチ4aが設けられている。サイドメンバ5の前端部5cのドア4側には、ストライカ6が設けられている。ストライカ6は、ドアラッチ4aと係合可能である。ドアラッチ4aは、ストライカ6と係合する作動機構を有する。ドアラッチ4aは、ストライカ6と係合してドア4を閉鎖位置に保つ。
サイドメンバ5の内部には、第1リインフォース7が設けられている。第1リインフォースは、サイドメンバ5の補強部材であり、サイドメンバ5の内部において車体の前後方向に延在する。図3の(A)は、第1リインフォース7の配置位置を説明する図、図3の(B)は、第1リインフォース7の形状を説明する図である。図2及び図3に示されるように、第1リインフォース7は一例として板状部材である。第1リインフォース7は、前端部7a及び後端部7bを有する。第1リインフォース7の前端部7aは、一例として車体内側に屈曲されて形成されている。第1リインフォース7の前端部7aは、サイドメンバ5の前端部5cの内面に固定される。第1リインフォース7の後端部7bは、サイドメンバ5の後端部5dに固定される。例えば、第1リインフォース7の後端部7bは、車体メンバ8を介してサイドメンバ5の後端部5dに固定されている。第1リインフォース7の固定方法は、溶接であってもよいし、ネジ止めであってもよい。
第1リインフォース7の前端部7aは、一例としてストライカ6の背面に位置する。第1リインフォース7の前端部7aがストライカ6の背面に対応する高さ位置に設けられた場合、後述する回転変形の力がストライカ6に伝達し易くなる。また、第1リインフォース7は、一例としてシートベルトの巻き取り装置9と同一の高さ位置において、巻き取り装置9よりも車体外側に配置されている。この場合、第1リインフォース7の固定後(例えば溶接後)において、巻き取り装置9を車体内側から配置することができる。
第1リインフォース7は、第1屈曲部7c及び第2屈曲部7dを有する。第1屈曲部7cは、車体内側に向けて屈曲されている。これにより、第1屈曲部7cの後方(第1屈曲部7cと後端部7bとの間)には、車体の外側から内側に向けて傾斜する第1傾斜部7eが形成される。また、第1屈曲部7cの前方(第1屈曲部7cと前端部7aとの間)には、車体の内側から外側に向けて傾斜する第2傾斜部7fが形成される。第2屈曲部7dは、第1屈曲部7cよりも車体前後方向において後方に形成され、車体外側に向けて屈曲されている。第2屈曲部7dは、第1屈曲部7c及び後端部7bよりも車幅方向外側に位置する。具体的には、第1屈曲部7cと第2屈曲部7dは、車幅方向において距離X1ずれている。第1屈曲部7cは、第1リインフォース7に車体前後方向から荷重が加わったときに変形の起点となる。具体的には、第1リインフォース7に車体前後方向から荷重が加わると、距離X1のずれにより第1傾斜部7eから第1屈曲部7cに対して車体内側への荷重が加わり、第1屈曲部7cを起点として車体内側に向かって突出するように第1リインフォース7が折れ曲がる回転変形が生じる。第2屈曲部7dは、第1リインフォース7の後端部7bの接続位置の調整、及び、第1屈曲部7cの曲げ具合の調整のために設けられている。
第1リインフォース7は、その前端部7aから後端部7bに至るまで、一例としてその断面が矩形形状を呈する。第1屈曲部7cにおける断面の矩形の高さは第1リインフォース7の他の部分(屈曲部以外の部分)と比べて低い。これにより、第1屈曲部7cは、車体の前後方向において第1リインフォース7に加わる荷重に対する耐性が、第1リインフォース7の他の部分と比べて小さくされる。このような構成により、第1リインフォース7は、車体前後方向に荷重が加わったときに第1屈曲部7cで折れ曲がる回転変形をすることができる。また、第2屈曲部7dを備える場合、第1屈曲部7cと同様に、その断面が矩形形状を呈し、第2屈曲部7dにおける断面の矩形の高さは第1屈曲部7cと同程度とされる。
また、キャブ2は、車体側部構造として、第1リインフォース7の下方において、サイドメンバ5の内面に固定された第2リインフォース10を備えてもよい。図4は、図1のIV-IV線で示す断面図、図5は、第2リインフォース10の斜視図である。図4,5に示されるように、第2リインフォース10は、サイドメンバ5の補強部材であり、サイドメンバ5の内部において車体の前後方向に延在する。第2リインフォース10は、一例として板状部材であり、車体外側に突出するように湾曲されている。第2リインフォース10は、例えば溶接又はネジ止めによって、サイドメンバ5の車体内側部5bの内面に固定される。
第2リインフォース10は、折れ起点を有する。折れ起点とは、その耐性が他の部分の耐性よりも小さい箇所であり、車体前後方向に荷重が加わったときに折れる部分である。第2リインフォース10には、折れ起点として、厚さ方向に貫通した穴10aが形成されている。これにより、第2リインフォース10の穴10aが形成された部分の耐性は、他の部分の耐性よりも小さくなる。折れ起点である穴10aは、第1リインフォース7の第1屈曲部7cと高さ方向で重なる位置に形成されている。これにより、第1リインフォース7の折れ曲がり箇所と、第2リインフォース10の折れ曲がり箇所が高さ方向で揃うため、変形後のサイドメンバ5の形状を精度良く制御することができる。なお、穴10aの形状は特に限定されるものではなく、丸、楕円、矩形など、種々の形状を採用することができる。
次に、車体側部構造の作用効果を説明する。図6は、衝突時のキャブ2の変形を説明する側面図である。図6では、一例として車両1が前方車両(トラック)などに後突する場合を図示している。図6に示されるように、車両1が前方車両に後突した場合、キャブ2は前方車両1Aの荷台と車両1の荷台3とに挟まれることになり、キャブ2に前後方向の荷重が加わる。このとき、キャブ2は変形することで衝撃を吸収する。
図7は、第1リインフォース7の効果を説明する図である。図7では、図6のVII-VII線で示す断面を模式的に示している。図7の(A)は、車体側部構造が第1リインフォース7を備えていない例、図7の(B)は、車体側部構造が第1リインフォース7を備えている例である。図7の(A)に示されるように、車体側部構造が第1リインフォース7を備えていない場合、後方から前方に向かって移動した車両1の荷台3が、サイドメンバ5を変形させる。例えば、サイドメンバ5の車体外側部5aは車体外側に突出するように変形する。そして、車幅方向(X方向)と平行な基準H上に存在したサイドメンバ5の前端部5cは、衝突後においては、ストライカ6が車体内側に向くように変形する(図中のH1参照)。この場合、ドア4とサイドメンバ5とが車幅方向において重なるため、ドア4の開閉を行うことが困難となる(ドア4の開閉を行うために大きな力が必要になる)。
これに対して、図7の(B)に示されるように、車体側部構造が第1リインフォース7を備える場合、前後方向に加わった荷重が第1リインフォース7に伝達される。そして、第1リインフォース7の第1屈曲部7cは車体内側に折れ曲がり、第2屈曲部7dは車体外側に折れ曲がる。これにより、第1リインフォース7が回転変形し、サイドメンバ5の前端部5cは、衝突後においては、ストライカ6が車体外側に向くように変形する(図中のH2参照)。よって、ドア4とサイドメンバ5とが車幅方向において重なることを回避し、ドア4の開閉を衝突後においても行うことができる。
図8は、第2リインフォース10の効果を説明する図である。図8では、図6のVIII-VIII線で示す断面を模式的に示している。図8の(A)は、車体側部構造が第2リインフォース10を備えていない例、図8の(B)は、車体側部構造が第2リインフォース10を備えている例である。図8の(A)に示されるように、車体側部構造が第2リインフォース10を備えていない場合、後方から前方に向かって移動した車両1の荷台3が、サイドメンバ5を変形させる。例えば、サイドメンバ5の車体外側部5aは車体外側かつ前方に突出するように変形し、ドア4を覆うことになる。この場合、ドア4とサイドメンバ5とが車幅方向において重なるため、ドア4の開閉を行うことが困難となる(ドア4の開閉を行うために大きな力が必要になる)。
これに対して、図8の(B)に示されるように、車体側部構造が第2リインフォース10を備える場合、前後方向に加わった荷重が第2リインフォース10に伝達される。そして、第2リインフォース10は、穴10aが形成された部分において車体外側に折れ曲がる。サイドメンバ5の車体外側部5aは、第2リインフォース10の折り曲がりに追従して車体外側に突出するように変形する。よって、ドア4とサイドメンバ5とが車幅方向において重なることを回避し、ドア4の開閉を衝突後において容易に行うことができる。また、第2リインフォース10の前側Y1の変形を抑えることができる。
以上、本実施形態に係る車体側部構造では、車体前後方向に延びる第1リインフォース7が車体の内側に向けて屈曲された第1屈曲部7cを有する。このため、衝突により第1リインフォース7に車体前後方向から荷重が加わると、第1屈曲部7cを起点として車体内側に向かって突出するように第1リインフォース7が折れ曲がる回転変形が生じる。そして、回転変形した第1リインフォース7の前端部7aがストライカ6を車体外側に向けさせる。このように、この車体側部構造では、衝突時においてストライカ6を車体外側に向けることにより、ドア4とサイドメンバ5との車幅方向の重なりを回避することができるため、衝突後のドア4の開扉を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態に係る車体側部構造によれば、車体の前後方向に荷重が加わったときに第2リインフォース10を穴10aで折り曲げることができる。第2リインフォース10が折れ曲がった場合、第2リインフォース10の折り曲がりに追従してサイドメンバ5も車体外側に突出する。このため、衝突時にサイドメンバ5がドア4に車幅方向において重なることを低減することができるとともに第2リインフォース10の前側Y1の変形を抑えることができる。また、穴10aが第1屈曲部7cと高さ方向で重なる位置に設けられていることにより、サイドメンバ5の変形を精度良く制御することができる。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。
例えば、上述した実施形態においては、第1屈曲部7c及び第2屈曲部7dの耐性を断面形状によって制御する例を説明したが、材質を変更したり、板厚を変更したりすることによって耐性を制御してもよい。例えば、第1屈曲部7cの材質を他の部分の材質よりも耐性の小さい材料とすればよい。あるいは、第1屈曲部7cの板厚を他の部分の板厚よりも薄い材料とすればよい。また、第1リインフォース7及び第2リインフォース10は、複数の部材を組み合わせて構成されていてもよい。この場合、部材の結合箇所が第1屈曲部7cとなるようにすることで、第1屈曲部7cが折れ曲がりやすくすることができる。
また、第1屈曲部7cは、車体の内側に向けて屈曲された場合に限定されるものではない。図9は、変形例に係る第1リインフォース7Aを説明する図である。図9に示されるように、第1屈曲部7cは、第1屈曲部7cの後方(第1屈曲部7cと後端部7bとの間)に車体の外側から内側に向けて傾斜する第1傾斜部7eが形成されるように屈曲されている。第2屈曲部7dは、第1屈曲部7cよりも車体前後方向において後方に形成され、車体外側に向けて屈曲されている。第2屈曲部7dは、第1屈曲部7c及び後端部7bよりも車幅方向外側に位置する。具体的には、第1屈曲部7cと第2屈曲部7dは、車幅方向において距離X2ずれている。第1屈曲部7cは、第1リインフォース7に車体前後方向から荷重が加わったときに変形の起点となる。具体的には、第1リインフォース7に車体前後方向から荷重が加わると、距離X2のずれにより第1傾斜部7eから第1屈曲部7cに対して車体内側への荷重が加わり、第1屈曲部7cを起点として車体内側に向かって突出するように第1リインフォース7が折れ曲がる回転変形が生じる。このように、第1屈曲部7cを車体内側に向けて屈曲しなくてもよい。なお、第1リインフォース7Aは、一例としてシートベルトの巻き取り装置9と同一の高さ位置において、巻き取り装置9よりも車体内側に配置される。
また、第2屈曲部7dは必要に応じて設けることができる。例えば、第1屈曲部7cが第1リインフォース7の後端部7bの接続箇所よりも車体の内側に配置されている場合には、第1屈曲部7cと第1リインフォース7の後端部7bとの間に車体の外側から内側に向けて傾斜する第1傾斜部7eが形成されることになる。このような場合、第2屈曲部7dは設けなくてもよい。
1…車両、2…キャブ、3…荷台、4…ドア、5…サイドメンバ、4a…ドアラッチ、6…ストライカ、7…第1リインフォース、7c…第1屈曲部(屈曲部)、7d…第2屈曲部、7e…第1傾斜部、7f…第2傾斜部、10…第2リインフォース、10a…穴。

Claims (5)

  1. 車体の側部に設けられたドアと、
    前記車体の側部のリアピラーを構成するサイドメンバと、
    前記ドアに設けられたドアラッチと、
    前記サイドメンバの前端部に取り付けられ、前記ドアラッチと係合可能なストライカと、
    前記サイドメンバの内部において前記車体の前後方向に延在し、その前端部が前記サイドメンバの前端部に固定され、その後端部が前記サイドメンバの後端部に固定され、屈曲された屈曲部を有する第1リインフォースと、
    を備え、
    前記屈曲部は、前記屈曲部と前記第1リインフォースの後端部との間に前記車体の外側から内側に向けて傾斜する第1傾斜部が形成されるように前記車体の内側に向けて屈曲された、車体側部構造。
  2. 前記屈曲部は、前記屈曲部と前記第1リインフォースの前端部との間に前記車体の内側から外側に向けて傾斜する第2傾斜部が形成されるように前記車体の内側に向けて屈曲された請求項1に記載の車体側部構造。
  3. 前記屈曲部は、前記車体の前後方向において前記第1リインフォースに加わる荷重に対する耐性が、前記第1リインフォースの他の部分と比べて小さい請求項1又は2に記載の車体側部構造。
  4. 前記第1リインフォースは、板状部材であり、その断面が矩形形状を呈し、
    前記屈曲部における断面の矩形の高さは前記第1リインフォースの他の部分と比べて低い請求項1〜3の何れか一項に記載の車体側部構造。
  5. 前記第1リインフォースの下方において、前記サイドメンバの内面に固定された第2リインフォースを備え、
    前記第2リインフォースは、前記屈曲部と高さ方向で重なる位置に折れ起点を有する請求項1〜4の何れか一項に記載の車体側部構造。
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