JP6755764B2 - 位置計測装置および位置計測方法 - Google Patents

位置計測装置および位置計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6755764B2
JP6755764B2 JP2016188637A JP2016188637A JP6755764B2 JP 6755764 B2 JP6755764 B2 JP 6755764B2 JP 2016188637 A JP2016188637 A JP 2016188637A JP 2016188637 A JP2016188637 A JP 2016188637A JP 6755764 B2 JP6755764 B2 JP 6755764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
coordinate axis
pixel value
gaussian
gaussian function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016188637A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018054757A (ja
Inventor
和隆 谷口
和隆 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2016188637A priority Critical patent/JP6755764B2/ja
Publication of JP2018054757A publication Critical patent/JP2018054757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6755764B2 publication Critical patent/JP6755764B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

この発明は、線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて前記図形の位置を計測する位置計測技術に関するものである。
従来、基板やブランケットなどの対象物に対して予め線分形状の図形(以下「線分図形」という)を設け、対象物に対して所定の処理を施す前に、上記図形をカメラで撮像して得られた原画像に基づいて各種の制御を行う発明は数多く提案されている。例えば特許文献1に記載の発明では、基板に設けられた複数の描画領域の各々にアライメントマークが設けられている。そして、各アライメントマークを撮像して得られた原画像に基づいて各描画領域の位置または歪みの良否を判定し、良であった正常描画領域のみに回路パターンの描画が行われる。
特開2015−60146号公報
上記のように原画像に含まれるアライメントマーク等の像を利用して各種の制御を良好に行うためには、CCDカメラ等の撮像装置を用いて基板などの対象物に設けられた図形の位置を高精度に計測することが重要となる。ここで、アライメントマーク等を線分図形で構成する場合があり、原画像において図形全体が図形の周囲と異なる画素値を示す場合(後で説明する図4(a)参照)には、線分図形の位置を高精度に計測することが可能であり、アライメントマーク等に基づいて高精度な制御が可能となっていた。しかしながら、当該基板の種類、図形の細さや撮像条件などによっては、後で説明するように原画像において線分図形の像のうち輪郭部分のみが図形周囲と異なる画素値となることがあった(後で説明する図4(b)参照)。この場合、従来の位置計測技術により線分図形の位置を正確に計測することは困難であった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて上記図形の位置を高精度に計測することができる位置計測技術を提供することを目的とする。
この発明の第1の態様は、線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて図形の位置を計測する位置計測装置であって、原画像を記憶する画像記憶部と、原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布から図形の位置を算出する演算部と、を備え、演算部は、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にて一次元画素値分布をモデル化し、モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、決定された複数の係数の一部に基づいてx座標軸での図形の座標を図形の位置として求め、第2ガウス関数は第1ガウス関数の頂点を共有し、第1ガウス関数の振幅と逆極性の振幅を持つ関数であることを特徴としている。
また、この発明の第2の態様は、線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて図形の位置を計測する位置計測装置であって、原画像を記憶する画像記憶部と、原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布から図形の位置を算出する演算部と、を備え、演算部は、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にて一次元画素値分布をモデル化し、モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、決定された複数の係数の一部に基づいてx座標軸での図形の座標を図形の位置として求め、第1ガウス関数はx座標軸における図形の一方の輪郭部の一次元画素値分布を一方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数であり、第2ガウス関数はx座標軸における図形の他方の輪郭部の一次元画素値分布を、他方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数であることを特徴としている。
この発明の第3の態様は、対象物を撮像した原画像に含まれる線分形状の図形の位置を計測する位置計測方法であって、原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布を、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にてモデル化し、モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、決定された複数の係数の一部に基づいてx座標軸での図形の座標を図形の位置として求め、第2ガウス関数は第1ガウス関数の頂点を共有し、第1ガウス関数の振幅と逆極性の振幅を持つ関数であることを特徴としている。
また、この発明の第4の態様は、対象物を撮像した原画像に含まれる線分形状の図形の位置を計測する位置計測方法であって、原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布を、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にてモデル化し、モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、決定された複数の係数の一部に基づいてx座標軸での図形の座標を図形の位置として求め、第1ガウス関数はx座標軸における図形の一方の輪郭部の一次元画素値分布を一方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数であり、第2ガウス関数はx座標軸における図形の他方の輪郭部の一次元画素値分布を、他方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数であることを特徴としている。
上記のように、本発明では、線分形状の図形の位置を計測対象としている。原画像において、線分形状の図形の輪郭部を除いて、例えば後で説明する図4(b)に示すように図形と図形の周囲とで画素値の差が小さくなることがあり、このことが線図形状の図形の位置計測を難しくしている主要因のひとつとなっている。しかしながら、本発明によれば、上記したように2種類のガウス関数を組み合わせたモデル関数を用いて図形の位置を求めているため、線図形状の図形の位置を高精度に計測することが可能となっている。
本発明に係る位置計測装置の第1実施形態を装備する描画装置の一例を示す図である。 図1に示す描画装置の動作を示すフローチャートである。 アライメントマークを構成する線分図形の中心座標の計測動作を示すフローチャートである。 線分図形を含む原画像および一次元画素値分布を示す図である。 トップハット度の変化に伴い画素値分布がガウス分布からトップハット形状の分布に推移する様子を模式的に表す図である。 第1実施形態で使用するモデル関数およびモデル関数を構成するガウス関数のプロファイルの一例を模式的に示す図である。 第2実施形態で使用するモデル関数およびモデル関数を構成するガウス関数のプロファイルの一例を模式的に示す図である。
図1は、本発明に係る位置計測装置の第1実施形態を装備する描画装置の一例を示す図である。図2は、図1に示す描画装置の動作を示すフローチャートである。図3はアライメントマークを構成する線分図形の中心座標の計測動作を示すフローチャートである。この描画装置1は、平板状の基板2を搬送しつつ、描画部3の各描画ヘッド31から光を出射することにより、基板2上にパターンを描画する装置である。本実施形態では、パターンを描画する対象物として、感光材料の層が設けられたプリント配線基板である基板2が使用される。なお、図1において、基板2が搬送される方向を「搬送方向」、搬送方向に直交する水平方向を「幅方向」とそれぞれ称する。
描画装置1は、描画部3以外に、ステージ4と、ステージ移動機構5と、描画部移動機構6と、撮像部7と、制御部8とを備える。ステージ4は、上面に感光材料の層が形成された基板2を略水平に保持する。そして、このステージ4をステージ移動機構5が搬送方向(図1中の左右方向)に搬送する。すなわち、ステージ移動機構5は搬送方向に延びる一対のレール51を有し、ステージ4をレール51に沿って搬送方向に移動させる。これにより、基板2が描画部3および撮像部7に対して相対的に搬送方向に移動する。
描画部3では、複数の描画ヘッド31がステージ4の上方において幅方向(図1中の上下方向)に略等間隔に配列されている。各描画ヘッド31は基板2上の感光材料に向けて、変調されたビーム光を照射する。また、これらの描画ヘッド31は描画部移動機構6に対して幅方向に移動可能に支持されている。これにより、描画ヘッド31により、基板2の幅方向のほぼ全幅に対してビーム光を照射することが可能となっている。
撮像部7はステージ4の上方に配設されている。そして、撮像部7は幅方向に配列された複数の撮像素子(図示省略)を有しており、基板2の幅方向のほぼ全幅について上面に描画されたパターンを撮影可能となっている。また、撮像部7は、制御部8に設けられたメカ制御部86により搬送方向および鉛直方向に移動可能となっている。具体的には、メカ制御部86がCPU81からの制御指令に基づき装置各部を駆動する駆動機構9を作動させ、撮像部7を搬送方向に移動させる。また鉛直方向への移動によりフォーカス調整がなされる。
このように撮像部7により基板2が撮像されると、撮像部7の撮像素子から画像信号が制御部8に送られる。この画像信号は制御部8に設けられたADコンバータ(A/D)83に入力されてデジタル画像データに変換される。CPU81は、受信した画像データに基づき適宜画像処理を実行する。制御部8はさらに、画像データを記憶保存するための画像メモリ84と、CPU81が実行すべきプログラム、基板2上に描画されるパターンの設計データやCPU81により生成されるデータ等を記憶保存するためのメモリ85とを有しているが、これらは一体のものであってもよい。また、CPU81は、メモリ85に記憶された制御プログラムを実行することにより、後述する各種の演算処理を行うことにより、描画装置1内の各部を動作制御する。これにより、描画装置1における描画工程が進行する。
その他に、制御部8には、インターフェース(IF)部82が設けられている。インターフェース部82は、ユーザからの操作入力の受け付けや、ユーザへの処理結果等の情報提示を行うユーザインターフェース機能のほか、通信回線を介して接続された外部装置との間でのデータ交換を行う機能を有する。ユーザインターフェース機能を実現するために、インターフェース部82には、ユーザからの操作入力を受け付ける入力受付部87と、ユーザへのメッセージや処理結果などを表示出力する表示部88とが接続されている。
図2は描画装置による描画工程の流れを示す図である。ステップS1で描画装置1のステージ4上に基板2がローディングされると、ステージ4は当該基板W保持する。この基板2には、線分形状の図形により構成されたアライメントマークAR(図1)が予め付されている。アライメントマークARは、基板2の歪みを検出するためのマークとして機能する図形であり、例えば基板2に予め印刷された図形であってもよいし、基板2上に既に形成されているパターン(下層のパターン)をアライメントマークとして用いるものであってもよい。なお、本実施形態では、図1の部分拡大図(1点鎖線領域)に示すように、6本の線分図形L1によりアライメントマークARが構成されている。
次に、制御部8のCPU81はメカ制御部86を介して駆動機構9を駆動させて、撮像部7の下方にアライメントマークARが配置される位置へステージ4を移動させる。そして、制御部8は撮像部7にアライメントマークARおよびその周囲を撮像させ、当該アライメントマークARを含む原画像IM(図4)の画像データを画像メモリ84に記憶する(ステップS2)。こうして、制御部8は原画像IMを取得する。なお、本実施形態では、基板2上に複数のアライメントマークARが設けられているため、上記したステージ4の移動と撮像部7による撮像を繰り返し、複数のアライメントマークARのそれぞれについて画像データを取得する。
ここで、アライメントマークARは複数本の線分図形L1で構成されているため、原画像IMに含まれる線分図形L1の画像(以下「線分図形像」という)IL1は、本来、図4の(a)欄に示すように、線分図形像IL1の内部においてほぼ均一な画像濃度を有し、原画像IMのx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布は、いわゆるトップハット形状(あるいは逆トップハット形状)となる(同欄の下段グラフ参照)。したがって、従来から周知の画像処理によって線分図形L1の中心位置、つまり線分図形像IL1の中心のx座標(以下「中心座標xc」という)を容易に求めることができる。しかしながら、上記したように、基板2の種類、線分図形L1の細さや撮像条件などによっては、図4中の(b)欄に示すように、原画像IMにおいて線分図形L1の輪郭部分に相当する画像(以下「輪郭部像」という)IA、IBは図形周囲と異なる画像濃度となる一方、線分図形L1の中央部分の画像濃度が図形周囲と近似した値となることがある。そこで、本実施形態では、2つのガウス関数を組み合わせたモデル関数を用いて中心座標xcを計測している(ステップS3)。以下、図3ないし図6を参照しつつ中心座標の計測方法について説明する。なお、ここでは、1本の線分図形L1の中心座標xcの計測について説明するが、その他の線分図形の中心座標xcの計測についても同様である。
制御部8は原画像IMを取得した際に同時に線分図形像IL1およびその周囲の一次元画素値分布のプロファイル(図4(b)欄の下段グラフ参照)を求め、当該プロファイルを示すプロファイルデータをメモリ85に記憶する(ステップS2)。そして、本実施形態では、制御部8は、モデル関数にて一次元画素値分布をモデル化し、モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、決定された複数の係数のうち中心座標を表す係数を線分図形L1の中心座標xcとして求める。これらのうちモデル化処理は、一次元画素値分布を表す数学モデルを特定するための処理であり、一次元画素値分布が次式により表されるモデル関数に従うと仮定している。したがって、図4(b)欄の下段グラフに示す一次元画素値分布によくフィティングするように、(式1)における未知係数a,b,c,d,e,f,gを決定すればよい。
(式1)で規定されているモデル関数F(x)は、図6において模式的に示したように、第1ガウス関数(=a・Z)と、第1ガウス関数の頂点を共有するとともに第1ガウス関数Zの振幅と逆極性の振幅を持つ第2ガウス関数(=e・Y)とを組み合わせたものであり、未知の係数a,b,c,d,e,f,gのそれぞれにより偏微分可能な関数である。これらの係数は、
係数a:第1ガウス関数のガウス振幅、
係数b:x座標軸の方向における線分図形像IL1の幅、
係数c:線分図形像IL1の中心のx座標、
係数d:線分図形像IL1のトップハット度、
係数e:第2ガウス関数のガウス振幅、
係数f:第2ガウス関数の幅、
係数g:線分図形の周囲の明るさ、
を示している。
なお、「トップハット度」とは、一次元画素値分布のプロファイルが完全な長方形状のプロファイルに対する近似の程度を示す指標値であり、トップハットファクタとも称されるものである。つまり、トップハット度が小さい間には、図5の左側グラフに示すように一次元画素値分布はガウス分布となっている。そして、同図中の矢印で示すように、トップハット度の増大にしたがってトップハット形状の分布に推移していく。
また、モデル関数に含まれる複数の係数の最適化法としては、例えばガウス・ニュートン法(Gauss−Newton法)やレーベンバーグ・マルカート法(Levenberg−Marquardt法)を用いることができるが、図3に示す動作フローチャートでは、同図中の破線に示すようにレーベンバーグ・マルカート法により係数a〜gが決定される。さらに、制御部8は、決定された係数a〜gのうち係数cを線分図形L1の中心座標xcとして設定する。以下、それらの動作に詳細について図3を参照しつつ説明する。
最初のステップS31で係数a〜gがそれぞれ設定される。各係数a〜gの初期値a0〜g0は例えばステップS2で取得した原画像IMのプロファイルデータや設計値に基づいて定められる。その一例を以下に説明する。
まず、原画像IMを所定の閾値にて二値化することにより、線分図形像IL1と輪郭部像IA、IBと背景とが暫定的に(低精度にて)特定される。なお、当該閾値は、輪郭部像IA、IBの明るさ(後述の画素値の代表値)と背景の明るさとの間の画素値である。そして、原画像IMにおいて、輪郭部像IA、IBに挟まれた領域の画素値の代表値が係数aの初期値a0として求められる。また、輪郭部像IA、IBのうちの一方の画素値の代表値、あるいは両者の平均値が係数eの初期値e0として求められる。さらに、背景の画素値の代表値が係数gの初期値g0として求められる。ここで、輪郭部像IA、IBに挟まれた領域の画素値の代表値は、当該輪郭部像IA、IBにおける画素値のヒストグラムにおける中央近傍を示す画素値であり、例えば、平均値または最頻値である。
また、係数bの初期値b0はx座標軸上での輪郭部像IAのx座標から輪郭部像IBのx座標までの距離であり、係数cの初期値c0はx座標軸上での輪郭部像IAのx座標と輪郭部像IBのx座標との中点座標である。また、係数fの初期値f0はx座標軸上での輪郭部像IAのx座標から輪郭部像IBのx座標までの距離にx座標軸上での輪郭部像IA(またはIB)の幅を加算した値である。
係数dの初期値d0の算出では、まず、原画像IMにおいて暫定的な線分図形像IL1のx座標軸に平行な線上における画素値プロファイルが求められる。また、当該画素値プロファイルにおいて、暫定的な線分図形像IL1における画素値の最小値m1、および、背景における画素値の最頻値m2が求められる。続いて、上記画素値プロファイルの各画素値からm2を引き、さらに(m1−m2)にて割ることにより、振幅が1となる(正規化された)トップハット形状のプロファイルが得られる。そして、当該プロファイルにおいて、x方向に並ぶ画素位置の間が線分にて接続され、(画素値を示す軸の)値が0.25となる2つの位置間のx方向の距離の半分がw1として求められ、値が0.75となる2つの位置間のx方向の距離の半分がw2として求められる。
ここで、上記プロファイルは、暫定的な線分図形像IL1のx座標軸上における画素値プロファイルを正規化したものである。したがって、上記プロファイルは、式1において係数aに1、係数e、gに0を代入した関数にて表現され、当該関数において(x−c)がw1である時にF(x)が0.25となることから(式2)が導かれ、(x−c)がw2である時にF(x)が0.75となることから(式3)が導かれる。
そして、(式2)および(式3)を変形してbを消去することにより、(式4)が得られる。
(式4)に上記プロファイルから得られるw1およびw2の値を代入することにより、係数dの初期値d0が求められる。このとき、(式4)中における(w2/w1)は、実質的に線分図形像IL1の画素値プロファイルにおける外縁部での傾きを示すといえ、係数dの初期値d0は当該外縁部での傾きに依存する値である。
また、上記係数a〜gの初期値a0〜g0を設定すると、係数hを適宜の値、例えば0.0001に設定する(ステップS32)。そして、制御部8が以下のステップS33〜S39を実行することでレーベンバーグ・マルカート法による係数a〜gの最適化を行う。すなわち、(式1)を係数a〜gによりそれぞれ偏微分した(式5)を使用して7元一次方程式(式6)を解くことにより、係数a〜gの1回目の変更の際の変更量である差分値Δa0〜Δg0を求める(ステップS33)。
(式6)において、角括弧を用いて表記される演算子[Q]は、画素ごとに求められる関数Qの値を全画素について合計した値を表すものとする。また右辺において、
Fi=F(xi)
である。(式6)中の偏微分係数の値は、初期値a0〜g0と各点の座標値(xi)とを(式2)に代入することで数値的に求められる。なお、(式6)左辺をなす7行7列の行列の各成分において、一次微分値同士の乗算の順序は入れ換え可能であり、したがって当該行列は対称行列である。
(式6)で示される方程式を解くことで求められた差分値Δa0、Δb0、Δc0、Δd0、Δe0、Δf0、Δg0をそれぞれ係数a、b、c、d、e、f、gの現在の設定値から加算または減算して、新たな係数セット(a,b,c,d,e,f,g)を作成する(ステップS34)。これによって、モデル関数が更新される。そして、レーベンバーグ・マルカート法による反復計算の実行回数が所定値に達していなければ(ステップS35で「NO」)、ステップS34で更新された直近のモデル関数により示される一次元画素値分布と、実測された一次元画素値分布(図4(b)欄の下段グラフ)との差を残差として計算する(ステップS36)。そして、残差が前回の計算で求められた値より小さければ(式1)が収束に近づいていると判断され(ステップS37で「YES」)、1回の計算で係数が大きく変動するのを避けるために、係数hを現在の値の10分の1に減少させた(ステップS38)後でステップS33に戻る。一方、残差が前回の計算で求められた値より大きければ式が収束から遠ざかっていると判断され(ステップS37で「NO」)、係数hを現在の値の10倍に増加させた(ステップS39)後でステップS33に戻る。
一方、反復計算の実行回数が所定値に達していれば(ステップS35で「YES」)、ステップS34で更新された直近のモデル関数の係数セット(a,b,c,d,e,f,g)が最適化されたものであり、これらの係数が代入された(式1)により表されるモデル関数が、実際に取得された一次元画素値分布によくフィティングしていると判断する。そこで、反復計算のループから抜け出し、係数cを線分図形の中心座標xcとして設定し(ステップS40)、中心座標の計測を終了する。
図2に戻って説明を続ける。上記のようにしてアライメントマークARを構成する各線分図形L1の中心座標xcが求まると、制御部8はそれらの中心座標xcに基づいてアライメントマークARの位置情報を演算し、さらにそれらに基づいて基板2全体の歪み分布を示す歪み分布データを算出する(ステップS4)。また、この歪み分布データに基づいて、制御部8は基板2上に描画されるパターンの設計データを補正し、それによって補正設計データを作成する(ステップS5)。そして、補正後の補正設計データに基づいて、制御部8は、メカ制御部86を介して駆動機構9を駆動させ、基板2上の感光材料にパターンを描画する(ステップS6)。
ステップS6において、基板2がステージ4とともに搬送方向に走査されつつ、各描画ヘッド31から空間変調されたレーザ光が基板2へ照射される。1回の走査が完了すると、各描画ヘッド31の位置が幅方向に移動する。その後、基板2が前回の移動とは逆方向に走査されつつ、各描画ヘッド31から空間変調されたレーザ光が基板2へ照射される。
描画装置1は、このような主走査を繰り返すことによって、基板2の全体にパターンを描画する。描画が完了すると、基板2は、図示を省略する搬送ロボットによってステージ4からアンローディングされる(ステップS7)。このようにして、基板2上にパターンが形成される。
以上のように、第1実施形態では、2種類のガウス関数を組み合わせたモデル関数F(x)を用いて線分図形L1の中心座標xcを求め、これを線分図形L1の位置としている。このため、従来技術では計測が困難であった線分図形についても位置を高精度に計測することができる。そして、設計データを適正に補正し、その補正設計データに基づいてパターンを描画しているため、所望パターンを高精度に描画することができる。
このように第1実施形態においては、CPU81および画像メモリ84がそれぞれ本発明の「演算部」および「画像記憶部」の一例に相当している。また、本実施形態では、原画像のx座標軸は、図4に示すように、線分の長手方向と略直交するx方向と平行に設定されているが、線分と交差する方向であれば任意であり、例えば線分に対して45゜傾いた方向と平行な座標軸を本発明の「x座標軸」の一例としてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記第1実施形態では、トップハット形状のプロファイルを有する偏微分可能な第1ガウス関数と、第1ガウス関数の頂点を共有するとともに第1ガウス関数の振幅と逆極性の振幅を持つ第2ガウス関数とを組み合わせているが、ガウス関数の組み合わせはこれに限定されるものではない。例えば(式7)のモデル関数F(x)を使用することができる(第2実施形態)。
この第2実施形態では、使用するモデル関数F(x)が相違する点を除き、基本的には第1実施形態と同様にして線分図形L1の中心座標xcを計測する。すなわち、第2実施形態で使用するモデル関数F(x)は(式7)である。
このモデル関数F(x)は、例えば図7に示すように、x座標軸における線分図形の一方の輪郭部IAの一次元画素値分布をトップハット形状のプロファイルにモデル化するガウス関数(a・Z)と、x座標軸における線分図形の他方の輪郭部IBの一次元画素値分布をトップハット形状のプロファイルにモデル化するガウス関数(e・Y)とを組み合わせたものであり、未知の係数a,b,c,d,e,f,g,h,iのそれぞれにより偏微分可能な関数である。これらの係数は、
a:線分図形の一方の輪郭部と線分図形の背景との明るさの差、
b:x座標軸の方向における一方の輪郭部の幅、
c:一方の輪郭部の中心のx座標、
d:一方の輪郭部のトップハット度、
e:線分図形の他方の輪郭部と線分図形の背景との明るさの差、
f:x座標軸の方向における他方の輪郭部の幅、
g:他方の輪郭部の中心のx座標、
h:他方の輪郭部のトップハット度、
i:線分図形の周囲の明るさ、
を示している。
また、レーベンバーグ・マルカート法により係数a〜iを決定するために、制御部8は、(式7)を係数a〜iによりそれぞれ偏微分した(式8)を使用して9元一次方程式(式9)を解くことにより、係数a〜gの1回目の変更の際の変更量である差分値Δa0〜Δh0を求める。
また、最適化された係数a〜iのうち係数c、gはそれぞれ輪郭部IA、IBの中心座標を意味する。したがって、これらの中点を求めることで線分図形L1の中心座標xcを計測することができる。なお、その他の点については、第1実施形態と同一であり、2種類のガウス関数を組み合わせたモデル関数F(x)を用いて線分図形L1の中心座標xcを求め、これを線分図形L1の位置としている。このため、従来技術では計測が困難であった線分図形についても位置を高精度に計測することができる。
また、上記実施形態では、レーベンバーグ・マルカート法による最適化処理によって各係数を決定しているが、最適化法としてガウス・ニュートン法を用いてもよい。ガウス・ニュートン法を用いた場合も、基本的にはレーベンバーグ・マルカート法と同様にモデル関数によりモデル化された線分図形の画像値分布が実際の画素値分布に最も精度良くフィットする場合の係数が反復計算により求められる。当該反復計算では、モデル関数により示される一次元画素値分布と、実測された一次元画素値分布(図4(b)欄の下段グラフ)との差の二乗を原画像IMのx座標軸上について合計した値(すなわち、残差の平方和)が最小値に収束するように、各係数を変更しつつ残差の平方和が繰り返し計算される。
また、上記実施形態では、線分の長手方向における特定位置での一次元画素値分布に基づいて線分図形の位置を計測しているが、もちろん特定位置の数は「1」に限定されるものではなく、「2」以上であってもよい。例えば、線分の長手方向における第1の特定位置での一次元画素値分布に基づいて線分図形の位置(第1の位置)を計測するとともに、上記第1の特定位置と異なる第2の特定位置での一次元画素値分布に基づいて線分図形の位置(第2の位置)を計測し、それら第1の位置および第2の位置の平均値を線分図形の位置としてもよく、これによって位置の計測精度をさらに高めることができる。
また、上記実施形態では、位置計測装置が描画装置に搭載されたが、本発明はこの限りではなく、位置計測装置は単独で用いられてもよい。
また、上記実施形態では、基板上に印刷されたアライメントマークを構成する線分図形であったが、本発明はこれに限られない。位置計測の対象となる線分図形は、基板上に形成されたパターンの一部であってもよい。
また、解析対象となる対象物は、基板以外のものであってもよい。対象物は、シート状板状体、その他様々な形状の部材であっても、その表面に解析対象となる図形が現れているものであればよい。
また、このような位置計測装置が、例えば、印刷用紙等のシート状の被搬送物を搬送する搬送装置に備えられていてもよい。これにより、被搬送物に付与されたアライメントマークを読み込むことにより、被搬送物が歪みなく搬送されているか否かを判断できる。
また、上記第2実施形態では、線分図形の中心座標xcを直接的に計測するものではなく、輪郭部IA,IBのx座標を求めている。ここで、中心座標xcの代わりに、輪郭部IA,IBのx座標を線分図形L1の位置、つまり係数c、gをそれぞれ本発明の「図形の位置」としてもよい。また、上記実施形態では、1本の線分図形L1の中心座標xcを計測しているが、複数本の線分図形L1の中心座標を一括して計測するように構成してもよい。例えば2本の線分図形L1を含む場合には、4つのガウス関数を組み合わせたモデル関数を使用すればよい。
また、上記実施形態の描画装置は、プリント配線基板である回路基板に対してパターンを描画するものであったが、本発明はこの限りではない。描画装置は、液晶表示装置等のフラットパネル表示装置用のガラス基板、フォトマスク用のガラス基板、あるいは、半導体基板等の他の種類の基板にパターンを描画するものであってもよい。描画装置がデータ補正装置を有する事により、様々な種類の基板上に描画されるパターンの設計データの補正に利用可能である。
本発明は、線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて前記図形の位置を計測する位置計測技術全般に適用することができる。
2…基板(対象物)
8…制御部
81…CPU(演算部)
84…画像メモリ(画像記憶部)
AR…アライメントマーク
IA,IB…(輪郭部の)画像
IL1…(線分図形の)像
IM…原画像
L1…線分図形

Claims (9)

  1. 線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて前記図形の位置を計測する位置計測装置であって、
    前記原画像を記憶する画像記憶部と、
    前記原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布から前記図形の位置を算出する演算部と、を備え、
    前記演算部は、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にて前記一次元画素値分布をモデル化し、前記モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、前記決定された複数の係数の一部に基づいて前記x座標軸での図形の座標を前記図形の位置として求め
    前記第2ガウス関数は前記第1ガウス関数の頂点を共有し、前記第1ガウス関数の振幅と逆極性の振幅を持つ関数である
    ことを特徴とする位置計測装置。
  2. 請求項1に記載の位置計測装置であって、
    前記最適化法が、ガウス・ニュートン法またはレーベンバーグ・マルカート法である位置計測装置。
  3. 請求項1または2に記載の位置計測装置であって、
    前記第1ガウス関数はトップハット形状のプロファイルを有する偏微分可能な関数であ位置計測装置。
  4. 請求項3に記載の位置計測装置であって、
    前記演算部は、前記原画像の前記x座標軸における座標をxとすると、
    第1ガウス関数は、
    a・exp(−b((x−c)2
    であり、第2ガウス関数Yは、
    e・exp(−f((x−c)2
    であり、前記モデル関数は、
    F(x)=a・exp(−b((x−c)2)+e・exp(−f((x−c)2)+g
    であり、
    前記複数の係数a〜fの初期値を、
    a:前記図形と前記図形の背景との明るさの差、
    b:前記x座標軸の方向における前記図形の幅、
    c:前記図形中心のx座標、
    d:前記図形の輪郭部のトップハット度、
    e:前記第2ガウス関数のガウス振幅、
    f:前記第2ガウス関数の幅、
    g:前記図形の周囲の明るさ、
    とする位置計測装置。
  5. 線分形状の図形を含む対象物を撮像した原画像に基づいて前記図形の位置を計測する位置計測装置であって、
    前記原画像を記憶する画像記憶部と、
    前記原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布から前記図形の位置を算出する演算部と、を備え、
    前記演算部は、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にて前記一次元画素値分布をモデル化し、前記モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、前記決定された複数の係数の一部に基づいて前記x座標軸での図形の座標を前記図形の位置として求め
    前記第1ガウス関数は前記x座標軸における前記図形の一方の輪郭部の一次元画素値分布を前記一方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数であり、
    前記第2ガウス関数は前記x座標軸における前記図形の他方の輪郭部の一次元画素値分布を、前記他方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数である
    ことを特徴とする位置計測装置。
  6. 請求項に記載の位置計測装置であって、
    前記第1ガウス関数は前記x座標軸における前記図形の一方の輪郭部の一次元画素値分布をトップハット形状のプロファイルにモデル化する関数であり、
    前記第2ガウス関数は前記x座標軸における前記図形の他方の輪郭部の一次元画素値分布をトップハット形状のプロファイルにモデル化する関数である位置計測装置。
  7. 請求項に記載の位置計測装置であって、
    前記演算部は、前記原画像の前記x座標軸における座標をxとすると、
    前記第1ガウス関数は、
    a・exp(−b((x−c)2
    であり、前記第2ガウス関数は、
    e・exp(−f((x−g)2
    であり、前記モデル関数は、
    F(x)=a・exp(−b((x−c)2)+e・exp(−f((x−g)2)+i
    であり、
    前記複数の係数a〜iの初期値を、
    a:前記図形の一方の輪郭部と前記図形の背景との明るさの差、
    b:前記x座標軸の方向における前記一方の輪郭部の幅、
    c:前記一方の輪郭部の中心のx座標、
    d:前記一方の輪郭部のトップハット度、
    e:前記図形の他方の輪郭部と前記図形の背景との明るさの差、
    f:前記x座標軸の方向における前記他方の輪郭部の幅、
    g:前記他方の輪郭部の中心のx座標、
    h:前記一方の輪郭部のトップハット度、
    i:前記図形の周囲の明るさ、
    とする位置計測装置。
  8. 対象物を撮像した原画像に含まれる線分形状の図形の位置を計測する位置計測方法であって、
    前記原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布を、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にてモデル化し、
    前記モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、
    前記決定された前記複数の係数の一部に基づいて前記x座標軸での図形の座標を前記図形の位置として求め
    前記第2ガウス関数は前記第1ガウス関数の頂点を共有し、前記第1ガウス関数の振幅と逆極性の振幅を持つ関数である
    ことを特徴とする位置計測方法。

  9. 対象物を撮像した原画像に含まれる線分形状の図形の位置を計測する位置計測方法であって、
    前記原画像のx座標軸上での画素値の分布を示す一次元画素値分布を、偏微分可能な互いに異なる第1ガウス関数と第2ガウス関数とを組み合わせたモデル関数にてモデル化し、
    前記モデル関数に含まれる複数の係数を最適化法にて決定し、
    前記決定された前記複数の係数の一部に基づいて前記x座標軸での図形の座標を前記図形の位置として求め
    前記第1ガウス関数は前記x座標軸における前記図形の一方の輪郭部の一次元画素値分布を前記一方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数であり、
    前記第2ガウス関数は前記x座標軸における前記図形の他方の輪郭部の一次元画素値分布を、前記他方の輪郭部の位置に頂点を有するプロファイルにモデル化する関数である
    ことを特徴とする位置計測方法。
JP2016188637A 2016-09-27 2016-09-27 位置計測装置および位置計測方法 Active JP6755764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188637A JP6755764B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 位置計測装置および位置計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188637A JP6755764B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 位置計測装置および位置計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018054757A JP2018054757A (ja) 2018-04-05
JP6755764B2 true JP6755764B2 (ja) 2020-09-16

Family

ID=61836540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016188637A Active JP6755764B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 位置計測装置および位置計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6755764B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1850270B1 (en) * 2006-04-28 2010-06-09 Toyota Motor Europe NV Robust interest point detector and descriptor
JP2013041565A (ja) * 2011-07-21 2013-02-28 Sharp Corp 画像処理装置、画像表示装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP2013232531A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Canon Inc 描画装置及び物品の製造方法
JP2015015318A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 キヤノン株式会社 処理方法、処理装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法
JP6114151B2 (ja) * 2013-09-20 2017-04-12 株式会社Screenホールディングス 描画装置、基板処理システムおよび描画方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018054757A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4554691B2 (ja) 補正パターン画像生成装置、パターン検査装置および補正パターン画像生成方法
JP6519265B2 (ja) 画像処理方法
US8886350B2 (en) Displacement calculation method, drawing data correction method, substrate manufacturing method, and drawing apparatus
TWI448839B (zh) 描繪資料之補正裝置及描繪裝置
JP2010135642A (ja) 基板検査方法及び記憶媒体
US8442320B2 (en) Pattern inspection apparatus and pattern inspection method
TWI547973B (zh) 描繪方法以及描繪裝置
US20220301136A1 (en) Defect Inspection Method and Defect Inspection Device
JP5049246B2 (ja) 物体形状評価装置
JPWO2018168757A1 (ja) 画像処理装置、システム、画像処理方法、物品の製造方法、プログラム
JP2015184315A (ja) データ補正装置、描画装置、データ補正方法および描画方法
KR101689964B1 (ko) 데이터 보정 장치, 묘화 장치, 검사 장치, 데이터 보정 방법, 묘화 방법, 검사 방법 및 프로그램을 기록한 기록 매체
JP6755764B2 (ja) 位置計測装置および位置計測方法
KR101653861B1 (ko) 묘화 데이터 생성 방법, 묘화 방법, 묘화 데이터 생성 장치, 및 묘화 장치
JP6777488B2 (ja) 位置計測装置および位置計測方法
JP6580407B2 (ja) 位置計測装置、データ補正装置、位置計測方法、およびデータ補正方法
JP2009192483A (ja) 三次元形状計測方法および三次元形状計測装置
JP2016035542A (ja) 位置測定方法、位置ずれマップの作成方法および検査システム
JP5336301B2 (ja) パターン描画方法、パターン描画装置および描画データ生成方法
JP7237872B2 (ja) 検査装置、検査方法、及びプログラム
JP5762072B2 (ja) 位置検出方法、パターン描画方法、パターン描画装置およびコンピュータプログラム
KR101665764B1 (ko) 묘화 장치, 기판 처리 시스템 및 묘화 방법
CN105372946B (zh) 光学特性取得、位置测定和数据修正的装置及方法
JP2013148840A (ja) 露光描画装置、露光描画システム、プログラム及び露光描画方法
JP6359378B2 (ja) 光学特性取得装置、位置測定装置、光学特性取得方法および位置測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170725

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6755764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250