JP6755143B2 - マスククリーニング装置、印刷機、マスククリーニング方法 - Google Patents

マスククリーニング装置、印刷機、マスククリーニング方法 Download PDF

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Description

本発明は、開口部を有するマスクの表面でペーストを広げることでマスクの裏面に重ねられた基板へペーストを印刷する印刷機で用いられるマスクをクリーニングする技術に関する。
従来、マスクを用いてペーストを基板に印刷する印刷機では、マスクの裏面や開口部の壁面に付着したペーストを除去するために、マスクのクリーニングが適宜実行される。例えば特許文献1の印刷機は、マスクを挟んで配置されたエアー噴射機構とエアー吸引機構とを備え、エアー噴射機構が噴射したエアーをエアー吸引機構が吸引することで、気流を生成する。そして、この印刷機は、エアー噴射機構とエアー吸引機構とで挟まれた吸引対象範囲からこの気流によってペーストを除去しながら、エアー噴射機構とエアー吸引機構とをマスクに沿って移動させることで、マスクをクリーニングする。
特に特許文献1は、微小な開口部が集中している部分からペーストを確実に除去することを課題としており、これに対応するために気流の流量を制御する。具体的には、エアー噴射機構とエアー吸引機構とで挟まれる吸引対象範囲に、微小な開口部が集中する部分が存在する場合には、気流の流量を多くする制御が実行される。
特開平6−238866号公報
ところで、近年はマスクの厚みが薄くなる傾向にあるのに対して、特許文献1に記載の上記の制御は、薄いマスクに対しては必ずしも適切でない場合があった。つまり、上記の制御は、微小な開口部が集中する部分が吸引対象範囲に存在すると、気流の流量を増大させる。しかしながら、微小な開口部が集中する部分が存在するとしても、吸引対象範囲の全体のうちで開口部が占める面積が小さいと、このような気流の流量の増大に伴って、マスクに作用する負圧が過大となる場合があった。そして、このような過大な負圧が薄いマスクに作用すると、マスクが劣化するおそれがあった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、マスクの吸引によってマスクをクリーニングするにあたり、マスクに作用する過大な負圧によってマスクが劣化するのを抑制可能とする技術の提供を目的とする。
本発明の第1態様に係るマスククリーニング装置は、開口部を有するマスクに対向する吸引口を有するクリーニングヘッドと、マスクに対してクリーニングヘッドを相対的に移動させる駆動部と、吸引口に連通するクリーニングヘッドの内部を排気することで、マスクのうち吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する排気部と、クリーニングヘッドの内部の圧力の変化を検出する検出部と、クリーニングヘッドの内部の圧力が目標圧力に近づくように、排気部がクリーニングヘッドの内部を排気する排気速度を、検出部の検出結果に基づきフィードバック制御する制御部とを備える。
本発明の第1態様に係るマスククリーニング方法は、開口部を有するマスクにクリーニングヘッドの吸引口を向けつつマスクに対してクリーニングヘッドを相対的に移動させる工程と、吸引口に連通するクリーニングヘッドの内部の圧力の変化を検出部が検出した結果に応じた排気速度でクリーニングヘッドの内部を排気することで、マスクのうち吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する工程とを備え、排気速度は、クリーニングヘッドの内部の圧力が目標圧力に近づくように、検出部の検出結果に基づきフィードバック制御される。
このように構成された発明(マスククリーニング装置、マスククリーニング方法)では、マスクに対向する吸引口を有するクリーニングヘッドの内部が排気されることで、マスクのうち吸引口が対向する吸引対象範囲が吸引される。そして、クリーニングヘッドに伴って吸引対象範囲がマスクに対して相対的に移動することで、マスクがクリーニングされる。この際、クリーニングヘッドの内部の圧力の変化が検出部により検出され、クリーニングヘッドの内部の排気速度は、クリーニングヘッドの内部の圧力が目標圧力に近づくように、検出部の検出結果に基づきフィードバック制御される。したがって、吸引対象範囲のうち開口部が占める面積が小さい場合でも、マスクに作用する負圧を抑えることができ、マスクの劣化を抑制することが可能となっている。
また、制御部は、マスクの厚みに応じて目標圧力を変更するように、マスククリーニング装置を構成しても良い。これによって、マスクに作用する負圧をマスクの厚みに応じて適切に制御することができ、マスクの劣化をより効果的に抑制することが可能となる。
本発明の第2態様に係るマスククリーニング装置は、開口部を有するマスクに対向する吸引口を有するクリーニングヘッドと、マスクに対してクリーニングヘッドを相対的に移動させる駆動部と、吸引口に連通するクリーニングヘッドの内部を排気することで、マスクのうち吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する排気部と、マスクに対するクリーニングヘッドの相対移動に伴って吸引対象範囲内に対する開口部の面積比が減少するのに応じて、排気部がクリーニングヘッドの内部を排気する排気速度を減少させる排気パターンを記憶する記憶部と、排気部の排気速度を排気パターンに従って制御する制御部とを備える。
本発明の第2態様に係るマスククリーニング方法は、開口部を有するマスクにクリーニングヘッドの吸引口を向けつつマスクに対してクリーニングヘッドを相対的に移動させる工程と、吸引口に連通するクリーニングヘッドの内部を記憶部に記憶された排気パターンが示す排気速度で排気することで、マスクのうち吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する工程とを備え、排気パターンは、マスクに対するクリーニングヘッドの相対移動に伴って吸引対象範囲に対する開口部の面積比が減少するのに応じて、排気部がクリーニングヘッドの内部を排気する排気速度を減少させる。
このように構成された発明(マスククリーニング装置、マスククリーニング方法)では、マスクに対向する吸引口を有するクリーニングヘッドの内部が排気されることで、マスクのうち吸引口が対向する吸引対象範囲が吸引される。そして、クリーニングヘッドに伴って吸引対象範囲がマスクに対して相対的に移動して、マスクがクリーニングされる。この際、クリーニングヘッドの内部の排気は、記憶部に記憶された排気パターンに従って実行される。そのため、マスクに対するクリーニングヘッドの相対移動に伴って吸引対象範囲に対する開口部の面積比が減少するのに応じて、排気部がクリーニングヘッドの内部を排気する排気速度が減少する。したがって、吸引対象範囲のうち開口部が占める面積が小さい場合でも、マスクに作用する負圧を抑えることができ、マスクの劣化を抑制することが可能となっている。
本発明にかかる印刷機は、開口部を有するマスクの表面でペーストを広げることで、マスクの裏面に重ねられた基板へペーストを印刷する印刷機であって、上記のマスククリーニング装置を備え、マスククリーニング装置によってマスクの裏面をクリーニングする。したがって、吸引対象範囲のうち開口部が占める面積が小さい場合でも、マスクに作用する負圧を抑えることができ、マスクの劣化を抑制することが可能となっている。
以上のように、本発明によれば、マスクの吸引によってマスクをクリーニングするにあたり、マスクに作用する過大な負圧によってマスクが劣化するのを抑制することが可能となっている。
図1は本発明を適用した印刷機の一例を模式的に示す正面図。 第1実施形態に係るマスククリーニング装置を装備した図1の印刷機が備える電気的構成を示すブロック図。 クリーニングユニットが有するクリーニングヘッドの構成の一例を部分的に示す断面図。 クリーニングユニットが有するクリーニングヘッドの構成の一例を部分的に示す平面図。 第1実施形態でのクリーニング動作の一例を示すフローチャート。 第2実施形態に係るマスククリーニング装置を装備した図1の印刷機が備える電気的構成を示すブロック図。 吸引対象範囲に対する開口部の面積比と排気速度との関係を規定する排気速度特性の一例を示す図。 図7の排気速度特性を用いて設定された排気パターンの一例を示す図。 第2実施形態でのクリーニング動作の一例を示すフローチャート。
図1は本発明を適用した印刷機の一例を模式的に示す正面図である。図2は第1実施形態に係るマスククリーニング装置を装備した図1の印刷機が備える電気的構成を示すブロック図である。図1および以下の図では、Z方向を鉛直方向とし、X方向およびY方向を水平方向とするXYZ直交座標軸を適宜示す。この印刷機1は、マスクMを保持するマスク保持ユニット2と、マスクMの下方に配置された基板保持ユニット4と、マスクMの上方に配置されたスキージユニット6と、基板保持ユニット4とY方向に並んで配置されたクリーニングユニット8とを備える(図1)。
また、印刷機1は、CPU(Central Processing Unit)およびRAM(Random Access Memory)等で構成されたコンピューターである主制御部10と、HDD(Hard Disk Drive)等で構成された記憶部11とを備える(図2)。そして、主制御部10が記憶部11に記憶される印刷プログラムに従って各ユニット4、6を制御することで、基板保持ユニット4により基板Bの上面をマスクMの下面に対向させつつスキージユニット6のスキージ60の先端をマスクMの上面にY方向へ摺動させる(印刷動作)。これによって、マスクMの上面に供給された半田SP(ペースト)が、マスクMを貫通する開口部A(図4)を介して基板Bの上面に印刷される。また、主制御部10が記憶部11に記憶されるクリーニングプログラムに従って各ユニット4、8を制御することで、クリーニングユニット8をY方向へ移動させつつクリーニングユニット8にマスクMからの半田SPの除去を実行させる(クリーニング動作)。
ちなみに、印刷機1は、装置に設けられた各可動部の駆動を制御するために駆動制御部12(図2)を備え、主制御部10は駆動制御部12によりユニット4、6、8の各可動部を制御することで、上述の印刷動作やクリーニング動作を実行する。また、印刷機1は、例えば液晶ディスプレイ等で構成された表示ユニット14と、キーボードやマウスといった入力機器で構成された入力ユニット15とを備える。したがって、作業者は、表示ユニット14の表示内容を確認することで印刷機1の稼働状況を確認したり、入力ユニット15を操作することで印刷機1に指令を入力したりできる。なお、表示ユニット14および入力ユニット15はタッチパネルにより一体的に構成しても構わない。
図1に示すように、マスク保持ユニット2はクランプ部材21を有し、マスクMはクランプ部材21により着脱可能に保持される。これによって、平板形状を有するマスクMがマスク保持ユニット2により水平に保持される。このマスクMには、基板Bへの印刷パターンに応じた形状の開口部Aが貫通している。
スキージユニット6は、スキージ60を有する印刷ヘッド61と、印刷ヘッド61をZ方向に昇降可能に保持するユニット本体62とを有する。このユニット本体62は、Y方向に平行に延びるY軸ガイドレール621に沿って、印刷ヘッド61とともにY方向に移動可能である。さらに、スキージユニット6は、印刷ヘッド61をZ方向に駆動するZ軸駆動部M61と、ユニット本体62をY方向に駆動するY軸駆動部M62とを有する。これらZ軸駆動部M61およびY軸駆動部M62は、例えばボールネジとこれを駆動するモーターで構成される。そして、駆動制御部12はZ軸駆動部M61を制御することで、スキージ60をマスクMの上面に押圧する。さらに、駆動制御部12はY軸駆動部M62を制御することで、マスクMに押圧されたスキージ60をY方向に移動させる。これによって、基板保持ユニット4に保持される基板Bに対して印刷動作が実行される。
基板保持ユニット4は、マスク保持ユニット2に保持されたマスクMの下方に配置され、マスクMに対して基板Bの位置を合わせる機能を担う。この基板保持ユニット4は、基板Bを搬送する一対のコンベア41と、コンベア41から受け取った基板Bを保持する基板保持部42と、コンベア41および基板保持部42を支持するテーブル駆動機構43とを有する。
一対のコンベア41はY方向に間隔を空けつつX方向に平行に配置されており、それぞれの上面で基板BのY方向の両端を下方から支持する。そして、各コンベア41がX方向に基板Bを搬送することで、印刷機1に対する基板Bの搬入あるいは搬出を実行する。
基板保持部42は、平板形状の昇降テーブル421と、テーブル駆動機構43のZ軸テーブル47に対してZ方向にスライド可能なスライド支柱422とを有し、昇降テーブル421がスライド支柱422の上端に支持されている。また、昇降テーブル421の上面にはZ方向に立設された複数のバックアップピン423がX方向およびY方向に間隔を空けて並ぶ。そして、スライド支柱422が昇降すると、昇降テーブル421とともにバックアップピン423が昇降する。例えばコンベア41による基板Bの搬入時は、各バックアップピン423の上端がコンベア41の上面より下方に位置する。そして、コンベア41がバックアップピン423の直上に基板Bを搬入すると、スライド支柱422が上昇して、バックアップピン423の上端がコンベア41の上面より上方へ突出する。これによって、コンベア41の上面から各バックアップピン423の上端へ基板Bが受け渡される。一方、これと逆の手順を実行することで、各バックアップピン423の上端からコンベア41に基板Bを受け渡して、コンベア41によりこの基板Bを搬出することができる。
また、基板保持部42は、一対のコンベア41の上方でX方向に間隔を空けて配置された一対のクランププレート424を有する。各クランププレート424の上面はX方向およびY方向に平行な平面であり、同じ高さに位置する。そして、バックアップピン423上の基板Bが一対のクランププレート424の間にまで上昇すると、2個のクランププレート424の一方が他方へ近づいて、基板Bがこれらクランププレート424によりY方向(水平方向)からクランプされる。
このような基板保持部42を支持するテーブル駆動機構43は、Y軸テーブル44と、Y軸テーブル44に取り付けられたX軸テーブル45と、X軸テーブル45に取り付けられたR軸テーブル46と、R軸テーブル46に取り付けられたZ軸テーブル47とを有する。さらに、テーブル駆動機構43は、Y方向に平行に延びるY軸ガイドレール441に沿ってY軸テーブル44を駆動するY軸駆動部M44と、Y軸テーブル44の上面でX方向に平行に延びるX軸ガイドレール451に沿ってX軸テーブル45を駆動するX軸駆動部M45と、X軸テーブル45に対してR軸テーブル46をR方向(Z方向に平行な軸を中心とする回転方向)に駆動するR軸駆動部M46と、R軸テーブル46に対してZ軸テーブル47をZ方向に駆動するZ軸駆動部M47を有する。Y軸駆動部M44、X軸駆動部M45およびZ軸駆動部M47は例えばボールネジとこれを駆動するモーターで構成され、R軸駆動部M46は例えばモーターで構成される。
したがって、駆動制御部12は、各駆動部M44〜M47を制御することで、Z軸テーブル47に配置されたコンベア41および基板保持部42をX、Y、Z、R方向に駆動することができる。例えば搬入された基板BをマスクMに対して位置決めする際には、駆動制御部12は、クランププレート424にクランプされた基板Bの位置を、Y・X・R軸駆動部M44〜M46によりXY面内で調整するとともに、Z軸駆動部M47によりZ方向に調整する。これによって、クランププレート424および基板Bそれぞれの上面がマスクMの下面に当接する。
続いて、図3および図4を併用して、クリーニングユニット8に関する構成について詳述する。ここで、図3はクリーニングユニットが有するクリーニングヘッドの構成の一例を部分的に示す断面図であり、図4はクリーニングユニットが有するクリーニングヘッドの構成の一例を部分的に示す平面図である。なお、図3および図4では、クリーニングヘッド以外にマスクM等の構成が示され、特に図4では、クリーニングヘッドのうちマスクMに隠れた部分が破線で示されている。
クリーニングユニット8は、X方向に長尺なユニット本体81を有する。このユニット本体81は、特開2008−265153号公報に記載のクリーナーユニットと同様に、基板保持ユニット4のテーブル駆動機構43に係脱可能に係合する。したがって、ユニット本体81がテーブル駆動機構43に係合した状態では、駆動制御部12は、Y軸駆動部M44によりテーブル駆動機構43をY方向に駆動することで、クリーニングユニット8をY方向に駆動することができる。
また、クリーニングユニット8は、X方向に長尺なクリーニングヘッド82と、クリーニングヘッド82をZ方向に昇降させるZ軸駆動部M82とを有する。Z軸駆動部M82は、例えばシリンダーやソレノイド等のアクチュエーターで構成され、ユニット本体81内に収容されている。一方、クリーニングヘッド82はZ軸駆動部M82の上側に配置され、Z軸駆動部M82がクリーニングヘッド82を上昇させると、クリーニングヘッド82がユニット本体81から上方に進出し、Z軸駆動部M82がクリーニングヘッド82を下降させると、クリーニングヘッド82がユニット本体81内に収容される。
さらに、クリーニングユニット8はクリーニングヘッド82の上面にクリーニングシートSを供給するシート供給機構83を有する。シート供給機構83は、クリーニングシートSを供給する供給ローラー831と、クリーニングシートSを回収する回収ローラー832と、供給ローラー831と回収ローラー832との間でクリーニングシートSを支持する複数のローラー833〜836とを有する。こうして、供給ローラー831からクリーニングヘッド82の上面を経由して回収ローラー832に至る供給経路に沿ってクリーニングシートSが張架される。かかる構成では、駆動制御部12がZ軸駆動部M82に上昇指令を出すと、図3に示すように、上方に進出したクリーニングヘッド82の上面がクリーニングシートSを挟んでマスクMの下面に当接する。
図3および図4に示すように、クリーニングヘッド82の上面には、X方向に平行に延びる複数の吸引口821が貫通しており、Y方向に並ぶ複数の吸引口821のそれぞれがクリーニングヘッド82の内部822に連通している。また、クリーニングヘッド82のX方向の一端には、クリーニングヘッド82の内部822に連通する排気口823が設けられており、クリーニングヘッド82の内部822を排気口823から排気することで、吸引口821に負圧を発生することができる。また、クリーニングヘッド82の内部822には圧力センサー824(気圧センサー)が配置されており、圧力センサー824によってクリーニングヘッド82の内部822の圧力(気圧)を計測することが可能となっている。
さらに、印刷機1には、クリーニングヘッド82の内部822を排気する排気部9と、排気部9による排気を制御する排気制御部16とが具備されている。排気部9は、クリーニングヘッド82の排気口823にダクト等の配管を介して接続されたブロワー91と、ブロワー91の回転数を調整するインバーター92とを有する。これに対して、排気制御部16は、記憶部11に記憶される目標圧力Pt(目標負圧)と、圧力センサー824が検出した検出圧力Pd(検出負圧)との偏差Δ(=Pt−Pd)に基づきブロワー91の排気速度をフィードバック制御する。つまり、排気制御部16は、偏差Δにゲインを乗じて算出した排気信号Eをインバーター92に送信し、インバーター92は排気制御部16から受信した排気信号Eに応じた回転数でブロワー91を回転させる。これによって、クリーニングヘッド82の内部822が排気信号Eに応じた排気速度(リットル/秒)で排気される。こうして、検出圧力Pdが目標圧力Ptに近づくようにクリーニングヘッド82の内部822を排気する排気速度がフィードバック制御される。
ちなみに、記憶部11には、マスクMの厚みMtに応じて異なる複数の目標圧力Ptが記憶されている。そして、排気制御部16には、入力ユニット15を介して設定されたマスクMの厚みMtに応じた目標圧力Ptが主制御部10により設定される。これによって、マスクMの厚みMtが薄いほど高い目標圧力Pt(すなわち、弱い目標負圧)が設定され、排気制御部16は設定された目標圧力Ptに圧力センサー824の検出圧力Pdが近づくようにフィードバック制御を実行する。
このような構成では、クリーニングヘッド82がクリーニングシートSを介してマスクMの下面に当接する状態では(図3)、マスクMの下面のうち、各吸引口821に対向する吸引対象範囲Rが排気部9により吸引される。そして、クリーニングユニット8がY方向に平行なクリーニング方向Dc移動することで、吸引対象範囲Rをクリーニング方向Dcに移動させつつ吸引対象範囲Rの半田SPを吸引・除去する(クリーニング動作)。続いては、このクリーニング動作について説明する。
図5は第1実施形態でのクリーニング動作の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、主制御部10が記憶部11に記憶されるクリーニングプログラムに従って駆動制御部12および排気制御部16を制御することで実行される。ステップS101では、マスクMの下面のうち開口部Aが形成された領域よりクリーニング方向Dcの上流側に設定されたクリーニング開始位置Lsに、クリーニングヘッド82が移動される。具体的には、駆動制御部12がY軸駆動部M44を制御することで、クリーニングヘッド82をクリーニング開始位置Lsの下方に移動させてから、駆動制御部12がZ軸駆動部M82を制御することでクリーニングヘッド82を上昇させる。これによって、クリーニングヘッド82の上面がマスクMの下面のクリーニング開始位置LsにクリーニングシートSを介して当接する。
続いて排気制御部16が回転開始指令をインバーター92に送信し、回転開始指令を受信したインバーター92がブロワー91の回転を開始する(ステップS102)。これに伴って、クリーニングヘッド82の内部822の圧力が大気圧から目標圧力Ptへ向けて減少し始める。そして、検出圧力Pdと目標圧力Ptとの差が所定値以下となると、駆動制御部12がY軸駆動部M44を制御して、クリーニングヘッド82のクリーニング方向Dcへの移動を開始する(ステップS103)。
ステップS104では、マスクMの下面のうち開口部Aが形成された領域よりクリーニング方向Dcの下流側に設定されたクリーニング終了位置Leにクリーニングヘッド82が到達したかが判断される。そして、クリーニングヘッド82がクリーニング終了位置Leに到達していない場合(ステップS104で「NO」の場合)は、排気制御部16が圧力センサー824から検出圧力Pdを取得し(ステップS105)、この検出圧力Pdに応じた排気信号Eをインバーター92に送信することで、ブロワー91による排気速度をフィードバック制御する(ステップS106)。そして、クリーニングヘッド82がクリーニング終了位置Leに到達するまでステップS105、S106のフィードバック制御が繰り返し実行され、クリーニングヘッド82がクリーニング終了位置Leに到達すると、ブロワー91による排気が終了し(ステップS107)、図5のフローチャートが終了する。こうして、クリーニング開始位置Lsからクリーニング終了位置Leの範囲に渡って、マスクMの下面や、開口部Aの壁面に付着していた半田SPを除去することができる。
このように、クリーニングヘッド82の内部822の圧力を圧力センサー824で検出した結果に基づき、クリーニングヘッド82の内部822を排気する排気速度をフィードバック制御する理由は次の通りである。上述のとおり、マスクMのクリーニングは、吸引口821の吸引対象範囲Rをクリーニング方向Dcに移動させつつ実行される。この際、図4から判るように、吸引対象範囲Rがクリーニング方向Dcに移動するのに伴って、吸引対象範囲R内に存在する開口部Aの面積(総面積)が変動する。したがって、一定の排気速度でクリーニングヘッド82の内部822を排気する制御では、吸引対象範囲Rのうち開口部Aが占める面積が小さいと、クリーニングヘッド82の内部822の圧力が低下して、マスクMに強い負圧が加わり、マスクMを劣化させる場合があった。
これに対して、第1実施形態では、クリーニングヘッド82の内部822の排気速度は、圧力センサー824による検出圧力Pdが目標圧力Ptに近づくようにフィードバック制御される。したがって、吸引対象範囲Rのうち開口部Aが占める面積が小さい場合でも、マスクMに作用する負圧を抑えることができ、マスクMの劣化を抑制することが可能となっている。
また、この実施形態では、吸引対象範囲R内の開口部Aの面積に応じて排気速度を適切に抑えているため、電力を節約して、環境負荷の軽減を図ることが可能となっている。
また、主制御部10は、マスクMの厚みMtに応じて目標圧力Ptを変更している。これによって、マスクMに作用する負圧をマスクMの厚みMtに応じて適切に制御することができ、マスクMの劣化をより効果的に抑制することが可能となっている。
図6は第2実施形態に係るマスククリーニング装置を装備した図1の印刷機が備える電気的構成を示すブロック図である。第2実施形態が第1実施形態と異なるのは、主として排気制御部16による排気速度の制御であるため、以下では差異点を中心に説明を行い、共通点については相当符号を付して適宜説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態では第1実施形態のようなフィードバック制御を行う代わりに、記憶部11に記憶される排気パターンPeに基づく排気速度の制御が実行される。したがって、圧力センサー824は要しない。この排気パターンPeは、吸引対象範囲Rに対する開口部Aの面積比の変化に応じてブロワー91による排気速度を調整するパターンである。ここで、吸引対象範囲Rおよび開口部Aの面積は、マスクMの法線方向からの平面視におけるそれぞれの面積である。
図7は吸引対象範囲に対する開口部の面積比と排気速度との関係を規定する排気速度特性の一例を示す図であり、図8は図7の排気速度特性を用いて設定された排気パターンの一例を示す図である。図7の排気速度特性Ceは、吸引対象範囲Rに対する開口部Aの面積比Fが大きいほど、排気速度Vを高く設定し、吸引対象範囲Rに対する開口部Aの面積比Fが小さいほど排気速度Vを低く設定することを示す。第2実施形態では、この排気速度特性Ceと、マスクMでの開口部Aの位置を示すマスクデータDmとが記憶部11に記憶されている。なお、マスクデータDmとしては、ガーバーデータや、マスクMを撮像した画像データ等が利用できる。
そして、主制御部10が、排気速度特性CeとマスクデータDmとに基づいて排気パターンPeを生成する。具体的には、クリーニングヘッド82の吸引口821をクリーニング方向Dcに移動させた際に、吸引対象範囲Rに対する開口部Aの面積比Fがどのように変化するのかを示す面積比変化曲線が演算により求められる。そして、この面積比変化曲線の面積比Fを、図7の排気速度特性Ceを用いて排気速度Vに変換することで、図8の排気パターンPeが得られる。こうして得られた排気パターンPeは、クリーニング方向Dcにおけるクリーニングヘッド82の位置(横軸)と、クリーニングヘッド82の内部822を排気する排気速度V(縦軸)との関係を規定する。つまり、排気パターンPeは、クリーニング方向Dcにおけるクリーニングヘッド82の位置に応じた排気速度Vを規定するものであり、主制御部10がこの排気パターンPeに従って排気速度Vを制御することで、クリーニング方向Dcへのクリーニングヘッド82の移動に伴って吸引対象範囲Rに対する開口部Aの面積比Fが変化するのに応じて排気速度Vが調整される。そして、第2実施形態では、この排気パターンPeに従って排気速度Vを制御しつつ、クリーニング動作が実行される。
図9は第2実施形態でのクリーニング動作の一例を示すフローチャートである。ステップS101〜S104は、第1実施形態と同様に実行される。そして、クリーニングヘッド82がクリーニング終了位置Leに到達していない場合(ステップS104で「NO」の場合)には、排気制御部16はクリーニング方向Dcにおけるクリーニングヘッド82の位置を取得する(ステップS202)。具体的には、排気制御部16は、Y軸駆動部M44を構成するモーターのエンコーダーの出力値を、クリーニングヘッド82の位置を示す情報として取得する。そして、排気制御部16は、取得されたクリーニングヘッド82の位置に応じた排気速度Vを排気パターンPeに基づき求めて、この排気速度Vで排気を行うように排気信号Eをインバーター92に送信する(ステップS202)。そして、クリーニングヘッド82がクリーニング終了位置Leに到達するまでステップS201、202の制御が繰り返し実行され、クリーニングヘッド82がクリーニング終了位置Leに到達すると、ブロワー91による排気が終了し(ステップS107)、図9のフローチャートが終了する。こうして、クリーニング開始位置Lsからクリーニング終了位置Leの範囲に渡って、マスクMの下面や、開口部Aの壁面に付着していた半田SPを除去することができる。
このように構成された第2実施形態では、マスクMに対するクリーニングヘッド82の相対移動に伴って吸引対象範囲R内の開口部Aの面積が減少するのに応じて、排気部9がクリーニングヘッド82の内部822を排気する排気速度Vが減少する。したがって、吸引対象範囲Rのうち開口部Aが占める面積が小さい場合でも、マスクMに作用する負圧を抑えることができ、マスクMの劣化を抑制することが可能となっている。
また、この実施形態においても、吸引対象範囲R内の開口部Aの面積に応じて排気速度Vを適切に抑えているため、電力を節約して、環境負荷の軽減を図ることが可能となっている。
このように上記実施形態では、マスクMが本発明の「マスク」の一例に相当し、開口部Aが本発明の「開口部」の一例に相当し、印刷機1が本発明の「印刷機」の一例に相当し、クリーニングユニット8、排気部9、Y軸駆動部M44、主制御部10、記憶部11、駆動制御部12および排気制御部16で構成されるマスククリーニング装置MCが本発明の「マスククリーニング装置」の一例に相当し、クリーニングヘッド82が本発明の「クリーニングヘッド」の一例に相当し、吸引口821が本発明の「吸引口」の一例に相当し、クリーニングヘッド82の内部822が本発明の「クリーニングヘッドの内部」の一例に相当し、Y軸駆動部M44が本発明の「駆動部」の一例に相当し、排気部9が本発明の「排気部」の一例に相当し、吸引対象範囲Rが本発明の「吸引対象範囲」の一例に相当し、圧力センサー824が本発明の「検出部」の一例に相当し、目標圧力Ptが本発明の「目標圧力」の一例に相当し、排気制御部16が本発明の「制御部」の一例に相当し、記憶部11が本発明の「記憶部」の一例に相当し、排気パターンPeが本発明の「排気パターン」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば排気部9はブロワー91とインバーター92により構成されていた。しかしながら、排気部9の具体的な構成はこれに限られず、例えばエジェクターと電空レギュレーターにより排気部9を構成しても良い。
また、クリーニングヘッド82の吸引口821の個数、形状あるいはサイズについても適宜変更が可能である。
また、圧力センサー824を配置する位置もクリーニングヘッド82の内部822に限られない。つまり、吸引口821からブロワー91までの排気経路のいずれかに圧力センサー824を配置することができる。
また、クリーニングヘッド82の内部822の圧力変化を検出するのに利用できる測定器は、圧力センサー824に限られない。例えば吸引口821からブロワー91までの排気経路のいずれかに設けられた流量計によって、クリーニングヘッド82の内部822の圧力変化を検出しても良い。
また、印刷機1の主制御部10で排気パターンPeを作成する必要は必ずしも無く、印刷機1の外部に設けられた演算装置で作成した排気パターンPeを印刷機1の記憶部11に記憶しても良い。
また、Y軸駆動部M44等の直動系の駆動部は、例えばリニアモーターにより構成しても良い。
1…印刷機、
10…主制御部、
11…記憶部、
12…駆動制御部、
16…排気制御部、
8…クリーニングユニット、
82…クリーニングヘッド、
821…吸引口、
822…クリーニングヘッドの内部、
824…圧力センサー(検出部)、
9…排気部、
91…ブロワー、
92…インバーター、
M44…Y軸駆動部(駆動部)、
R…吸引対象範囲、
Pt…目標圧力、
Pd…検出圧力、
Pe…排気パターン、
M…マスク、
Mt…(マスクの)厚み、
A…開口部、
B…基板、
SP…半田(ペースト)、
MC…マスククリーニング装置、
V…排気速度、
F…(吸引対象範囲に対する開口部の)面積比

Claims (6)

  1. 開口部を有するマスクに対向する吸引口を有するクリーニングヘッドと、
    前記マスクに対して前記クリーニングヘッドを相対的に移動させる駆動部と、
    前記吸引口に連通する前記クリーニングヘッドの内部を排気することで、前記マスクのうち前記吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する排気部と、
    前記クリーニングヘッドの前記内部の圧力の変化を検出する検出部と、
    前記クリーニングヘッドの前記内部の圧力が目標圧力に近づくように、前記排気部が前記クリーニングヘッドの前記内部を排気する排気速度を、前記検出部の検出結果に基づきフィードバック制御する制御部と
    を備えるマスククリーニング装置。
  2. 前記制御部は、前記マスクの厚みに応じて前記目標圧力を変更する請求項1に記載のマスククリーニング装置。
  3. 開口部を有するマスクに対向する吸引口を有するクリーニングヘッドと、
    前記マスクに対して前記クリーニングヘッドを相対的に移動させる駆動部と、
    前記吸引口に連通する前記クリーニングヘッドの内部を排気することで、前記マスクのうち前記吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する排気部と、
    前記マスクに対する前記クリーニングヘッドの相対移動に伴って前記吸引対象範囲に対する前記開口部の面積比が減少するのに応じて、前記排気部が前記クリーニングヘッドの前記内部を排気する排気速度を減少させる排気パターンを記憶する記憶部と、
    前記排気部の前記排気速度を前記排気パターンに従って制御する制御部と
    を備えるマスククリーニング装置。
  4. 開口部を有するマスクの表面でペーストを広げることで、前記マスクの裏面に重ねられた基板へペーストを印刷する印刷機であって、
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載のマスククリーニング装置を備え、
    前記マスククリーニング装置によって前記マスクの裏面をクリーニングする印刷機。
  5. 開口部を有するマスクにクリーニングヘッドの吸引口を向けつつ前記マスクに対して前記クリーニングヘッドを相対的に移動させる工程と、
    前記吸引口に連通する前記クリーニングヘッドの内部の圧力の変化を検出部が検出した結果に応じた排気速度で前記クリーニングヘッドの前記内部を排気することで、前記マスクのうち前記吸引口に対向する吸引対象範囲を吸引する工程と
    を備え、
    前記排気速度は、前記クリーニングヘッドの前記内部の圧力が目標圧力に近づくように、前記検出部の検出結果に基づきフィードバック制御されるマスククリーニング方法。
  6. 開口部を有するマスクにクリーニングヘッドの吸引口を向けつつ前記マスクに対して前記クリーニングヘッドを相対的に移動させる工程と、
    前記吸引口に連通する前記クリーニングヘッドの内部を記憶部に記憶された排気パターンが示す排気速度で排気することで、前記マスクのうち前記吸引口に対向する吸引対象範囲を排気部が吸引する工程と
    を備え、
    前記排気パターンは、前記マスクに対する前記クリーニングヘッドの相対移動に伴って前記吸引対象範囲に対する前記開口部の面積比が減少するのに応じて、前記排気部が前記クリーニングヘッドの前記内部を排気する排気速度を減少させるマスククリーニング方法。
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