JP2019161143A - 位置確認方法、位置調整方法、位置確認装置及び位置調整装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記多孔質部材は、発塵防止処理が施されたクリーンペーパーである。
このようにすれば、多孔質部材はクリーンペーパーであるため、傷や凹凸が生じても安価かつ容易に取り換えることができる。また、使用環境基準の厳しいクリーンルームで使用することができる。
このようにすれば、位置確認のために複数の部品を用いる場合と比較して、部品の個体差により生じる搭載位置の誤差を抑制することができる。
このようにすれば、多孔質部材を吸着ブロック側に吸引することで多孔質部材の位置を保持することができるため、部品の位置確認の精度を高めることができる。
このようにすれば、簡素な構成で部品の搭載位置の精度を高めることができる。
実施形態1は、基板上に電子部品Eを実装可能な表面実装機10を例示している。
表面実装機10(「位置調整装置」の一例)は、空気中の塵や埃の数を一定値以下に抑えるように管理された例えばクリーンルーム内に設置されており、図1に示すように、基台11と、板状の搬送対象物20を搬送する搬送コンベア12(「搬送手段」の一例)と、搬送対象物20を下方側から支持するバックアップユニット50と、部品供給装置60から供給される部品23をバックアップユニット50に支持された搬送対象物20に移載する部品移載ユニット30と、を備えて構成されている。なお、以下の説明において、図1のX方向(基台11の長辺方向および搬送コンベア12の搬送方向)を前後方向とし、Y方向(基台11の短辺方向)を左右方向とし、図2のZ方向を上下方向として説明する。
表面実装機10は、制御部70によって全体が統括制御されており、制御部70は、演算処理部71(「算出手段」,「調整手段」の一例)を備えている。演算処理部71には、モータ制御部72、記憶部73、画像処理部74、外部入出力部75、部品供給装置通信部76、管理装置通信部77、操作部17、表示部18などが接続されている。
例えば、ロールに巻かれた状態のクリーンペーパー21に対して鋏やカッター等の切断工具を用いて所定の長さにカットする。そして、搬送コンベア12を駆動し、所定の長さのクリーンペーパー21を搬送コンベア12により搬送する。クリーンペーパー21がバックアップユニット50上の搬送停止位置まで搬送されたことを検出センサ46Aが検出すると(S2で「YES」)、演算処理部71は、搬送コンベア12を停止し(S3)、外部入出力部75を通じてエア供給装置47を作動させ、吸着ブロック51の負圧供給路53に負圧を供給する(S4)。これにより、負圧が吸着ブロック51の吸着穴52に供給され、搬送停止位置に配置されたクリーンペーパー21がバックアップユニット50の吸着ブロック51に吸引され、バックアップユニット50上のクリーンペーパー21が位置決めされる。
次に、ヘッドユニット38のヘッド部40は、部品供給装置60から供給された部品23を負圧により吸着ノズル45に吸着し、部品23を設定されている実装すべき位置に搭載する(S5)。搭載された部品23は、クリーンペーパ21を介して負圧により吸引される。
次に、搬送対象物認識カメラ49により、部品23が搭載されたクリーンペーパー21を上方側から撮像する(S6)。
(位置認識工程)
画像処理部74は、搬送対象物認識カメラ49で撮影した画像について、部品23の各搭載位置ごとに、4か所のマークMの座標を認識し、4か所のマークMの中心位置、及び、4か所のマークMの位置により、クリーンペーパー21上における部品23の搭載位置及び水平方向の回転を検出する(S7)。
次に、演算処理部71は、記憶部73に記憶されている部品23の実装すべき設定座標及び水平方向の回転角度と、画像処理部74により検出された部品23の中心位置の座標及び水平方向の回転角度との差(位置ずれ)を算出する(S8)。
(調整工程)
演算処理部71は、記憶部73に記憶されている設定座標及び水平方向の回転角度と、演算処理部71により算出された座標及び水平方向の回転角度とに基づいて、設定されている座標及び水平方向の回転角度を修正し(S9)、修正した新たな座標及び水平方向の回転角度を記憶部73に記憶する。なお、本実施形態では、演算処理部71は、設定座標及び回転角度に基づき修正した座標及び回転角度を記憶部73に記憶する構成としたが、これに限られず、例えば、設定座標のみに基づいて修正したり、修正した座標のみを記憶部73に記憶するようにしてもよい。
本実施形態の表面実装機10(位置確認装置)は、吸着穴52が形成され、多孔質材料を含む板状のクリーンペーパー21(多孔質部材)に対向して配される吸着ブロック51と、吸着ブロック51における吸着穴52内の空気を吸引するエア供給装置47(吸引手段)と、エア供給装置47により吸着穴52内の空気が吸引された状態の吸着ブロック51上に配されたクリーンペーパー21に部品23を複数回搭載するヘッド部40と、クリーンペーパー21に搭載された状態の部品23の位置を認識する搬送対象物認識カメラ49(位置認識手段)と、搬送対象物認識カメラ49により認識した部品23の位置と予め設定されている部品23の搭載位置とに基づいて搭載位置のずれを算出する算出する演算処理部71(算出手段)と、を備える。また、位置確認方法は、多孔質材料を含む板状のクリーンペーパー21(多孔質部材)に部品23を複数回搭載する搭載工程と、クリーンペーパー21に搭載された状態の部品23の位置を認識する位置認識工程と、を備える。
このようにすれば、クリーンペーパー21を吸着ブロック51側に吸引することでクリーンペーパー21の位置を保持することができるため、部品23の位置確認の精度を向上させることができる。
このようにすれば、鋏やカッターを用いてクリーンペーパー21を吸着ブロック51に応じた大きさにカットして使用することができる。
このようにすれば、クリーンペーパー21に傷や凹凸が生じても安価に取り換えることができる。また、位置の確認時に容易に新品に取り替えて使用することができる。また、使用環境基準の厳しいクリーンルームで使用することができる。
このようにすれば、位置確認のために複数の部品を用いる場合と比較して、部品23の個体差により生じる位置の誤差を抑制することができる。
このようにすれば、搬送停止位置におけるクリーンペーパー21の位置ずれを抑制することができる。
このようにすれば、簡素な構成で部品23の搭載位置の精度を高めることができる。
このようにすれば、実装位置の誤差を修正することができる。
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、クリーンペーパー21を搬送コンベア12で搬送する構成としたが、これに限られず、例えば、クリーンペーパー21を搬送コンベア12で搬送せず、作業者がクリーンペーパー21を吸着ブロック51上の所定位置に重ね、この状態でエア供給装置47を作動させて吸着ブロック51の負圧供給路53に負圧を供給し、クリーンペーパー21を位置決めするようにしてもよい。
また、上記実施形態では、部品23の位置調整が終了したら、搬送コンベア12により(部品23が実装されていない)クリーンペーパー21を搬出する構成としたが、これに限られず、作業者がクリーンペーパー21を吸着ブロック51上から取り除いてもよい。
Claims (8)
- 多孔質材料を含む板状の多孔質部材に部品を複数回搭載する搭載工程と、
前記多孔質部材に搭載された状態の前記部品の位置を認識する位置認識工程と、を備える位置確認方法。 - 前記多孔質部材は、発塵防止処理が施されたクリーンペーパーである請求項1に記載の位置確認方法。
- 一つの前記部品が前記多孔質部材上の複数の位置に順番に搭載される請求項1又は請求項2に記載の位置確認方法。
- 前記搭載工程は、所定位置で固定された前記多孔質部材に対して前記部品を複数回搭載し、
前記位置認識工程は、前記多孔質部材に搭載された状態の前記部品の位置を認識する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の位置確認方法。 - 前記多孔質部材は、厚み方向に通気可能とされており、
前記搭載工程では、吸着穴が形成された吸着ブロック上に配された前記多孔質部材に対して前記吸着穴内の空気の吸引により前記多孔質部材を前記吸着ブロック側に吸引した状態で前記多孔質部材に前記部品を搭載し、
前記位置認識工程で認識した前記部品の位置と予め設定されている前記部品の搭載位置とに基づいて前記搭載位置のずれを算出する算出工程と、を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の位置確認方法。 - 請求項5に記載の位置確認方法の前記位置認識工程で認識した前記部品の位置と予め設定されている前記部品の搭載位置とに基づいて前記設定されている前記部品の位置を調整する調整工程を備える位置調整方法。
- 吸着穴が形成され、多孔質材料を含む板状の多孔質部材に対向して配される吸着ブロックと、
前記吸着ブロックにおける吸着穴内の空気を吸引する吸引手段と、
前記吸引手段により前記吸着穴内の空気が吸引された状態の前記吸着ブロック上に配された前記多孔質部材に部品を複数回搭載するヘッド部と、
前記多孔質部材に搭載された状態の前記部品の位置を認識する位置認識手段と、
前記位置認識手段により認識した前記部品の位置と予め設定されている前記部品の搭載位置とに基づいて前記搭載位置のずれを算出する算出手段と、
を備える位置確認装置。 - 請求項7に記載の位置確認装置の位置認識手段で認識した前記部品の位置と予め設定されている前記部品の搭載位置とに基づいて前記設定されている前記部品の搭載位置を調整する調整手段を備える位置調整装置。
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JP2007098619A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Denso Corp | フィルムのラミネート加工方法及びラミネート加工装置 |
JP2008251588A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品搭載装置および部品搭載装置における搭載位置精度測定方法 |
JP2016162920A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 東レエンジニアリング株式会社 | 実装装置および実装方法 |
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