JP2020205311A - キャリアおよび検査用基板並びに部品実装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】少ないスペースでより多くの検査用部品を収容する。【解決手段】キャリアは、検査用部品を装着すると共に装着した検査用部品の装着精度を検査する部品実装機に用いられ、検査用部品が装着される検査用基板を保持する。このキャリアは、複数の検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える。【選択図】図6

Description

本明細書は、キャリアおよび検査用基板並びに部品実装システムについて開示する。
従来より、構成部品を取り出して基板に装着する部品実装機において、生産に先立って、検査用部品を検査用基板(試験器具)に装着して装着の正確さを検査するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。検査用基板は、装着面の外周の周りに、検査用部品が配置される複数のポケットが設けられている。装着検査は、検査用基板のポケットに収容された検査用部品を取り出して検査用基板に装着し、装着の正確さを検査および確認した後、検査用基板から検査用部品を取り除くことにより行なう。
特表2017−517898号公報
しかしながら、検査用基板に対して多数の検査用部品を装着して各検査用部品の装着精度を検査しようとする場合、検査用部品を収容するためのスペースが足りなくなるという問題が生じる。
本開示は、少ないスペースでより多くの検査用部品を収容することが可能なキャリアおよび検査用基板を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示のキャリアは、
検査用部品を装着すると共に装着した検査用部品の装着精度を検査する部品実装機に用いられ、前記検査用部品が装着される検査用基板を保持するキャリアであって、
複数の前記検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える、
ことを要旨とする。
この本開示のキャリアは、複数の検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える。したがって、1つの部品収容ポケットに1つの検査用部品しか収容しないものに比して、少ないスペースでより多くの検査用部品を収容することが可能となる。
こうした本開示のキャリアにおいて、前記検査用基板を上面に保持するキャリア本体と、前記キャリア本体の外周の上面に着脱可能に取り付けられるトレイと、を備え、前記部品収容ポケットは、前記トレイに形成されているものとしてもよい。この場合、前記トレイは、前記検査用基板の外周縁と部分的に重なるように前記キャリア本体に取り付けられるものとしてもよい。検査用基板の外周縁は、検査用部品が配置されない領域であり、検査用基板の外周縁と部分的に重なるようにトレイをキャリア本体に取り付けることで、検査用基板が比較的大きく、キャリアの外周に十分なスペースがない場合であっても、十分な数の検査用部品を収容することが可能となる。
本開示の検査用基板は、
検査用部品を装着すると共に装着した検査用部品の装着精度を測定する部品実装機に用いられ、前記検査用部品が装着される検査用基板であって、
複数の前記検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える、
ことを要旨とする。
この本開示の検査用基板は、複数の検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える。したがって、1つの部品収容ポケットに1つの検査用部品しか収容しないものに比して、少ないスペースでより多くの検査用部品を収容することが可能となる。
本開示の部品実装システムは、
基板搬送方向に並ぶ複数の部品実装機を備える部品実装システムであって、
各部品実装機は、
ヘッドと、
前記ヘッドに設けられた撮像装置と、
検査用部品を収容する部品収容ポケットを有する検査用基板または前記部品収容ポケットを有すると共に検査用基板を保持するキャリアを前記基板搬送方向に搬送する搬送装置と、
前記検査用基板または前記キャリアを基板搬送方向における上流側から搬入するよう前記搬送装置を制御し、前記部品収容ポケットから前記検査用部品を採取すると共に採取した検査用部品を前記検査用基板に装着するよう前記ヘッドを制御し、前記検査用部品を装着した前記検査用基板を撮像するよう前記撮像装置を制御し、得られた撮像画像に基づいて前記検査用部品の装着精度を判定すると共に前記検査用基板に装着した検査用部品を前記部品収容ポケットに返却するよう前記ヘッドを制御し、前記検査用基板または前記キャリアを基板搬送方向における下流側へ搬出するよう前記搬送装置を制御する制御装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装システムでは、各部品実装機の制御装置は、検査用部品を収容する部品収容ポケットを有する検査用基板または部品収容ポケットを有すると共に検査用基板を保持するキャリアを基板搬送方向における上流側から搬入する。続いて、制御装置は、部品収容ポケットから検査用部品を採取すると共に採取した検査用部品を検査用基板に装着する。次に、制御装置は、検査用部品を装着した検査用基板を撮像し、得られた撮像画像に基づいて検査用部品の装着精度を判定すると共に検査用基板に装着した検査用部品を部品収容ポケットに返却する。そして、制御装置は、基板搬送方向における下流側へ検査用基板またはキャリアを搬出する。これにより、部品実装ラインを構成する全ての部品実装機の検査を効率良く行なうことができる。
本実施形態の部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。 部品実装機10の外観斜視図である。 部品実装機10の上面図である。 部品実装機10の制御装置60と管理装置80との電気的な接続関係を示す説明図である。 キャリア50の外観斜視図である。 キャリア50の分解斜視図である。 図5のA−A断面図である。 実装精度検査処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本開示の発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。図2は、部品実装機10の外観斜視図である。図3は、部品実装機10の上面図である。図4は、部品実装機10の制御装置60と管理装置80との電気的な接続関係を示す説明図である。なお、図1,2中、左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
部品実装システム1は、図1に示すように、印刷機2と、印刷検査機3と、複数の部品実装機10と、実装検査機(図示せず)と、システム全体を管理する管理装置80と、を備える。印刷機2は、基板S上にはんだを印刷して回路パターンを形成する。印刷検査機3は、印刷機2で印刷されたはんだの状態を検査する。複数の部品実装機10は、部品を基板に実装する。実装検査機は、部品実装機10で実装された部品の実装状態を検査する。印刷機2と印刷検査機3と複数の部品実装機10と実装検査機は、基板Sの搬送方向に並べて設置されて生産ラインを構成する。
部品実装機10は、図2に示すように、部品を供給する部品供給装置21と、基板を搬送する基板搬送装置22と、部品を吸着する吸着ノズルを有するヘッド40と、ヘッド40をX軸方向およびY軸方向に移動させるヘッド移動装置30と、実装機全体をコントロールする制御装置60(図4参照)と、を備える。また、部品実装機10は、これらの他に、吸着ノズルに吸着させた部品の吸着姿勢を撮像するためのパーツカメラ23や、交換用の吸着ノズルを収容するノズルステーション24、ヘッド40に設けられ基板に付された位置決め基準マークを撮像するためのマークカメラ43なども備えている。
部品供給装置21は、例えば、所定間隔で部品を収容したキャリアテープが巻回されたテープリールと、駆動モータの駆動によりテープリールからキャリアテープを引き出して部品供給位置まで送り出すテープ送り機構と、を備えるテープフィーダとして構成される。この部品供給装置21(テープフィーダ)は、部品実装機10が備える図示しないフィーダ台に着脱可能に取り付けられる。
基板搬送装置22は、Y軸方向に間隔を空けて配置される一対のコンベアレールを備えており、一対のコンベアレールを駆動することにより基板を図1の左から右(基板搬送方向)へと搬送する。
ヘッド移動装置30は、図1に示すように、一対のX軸ガイドレール31と、X軸スライダ32と、X軸アクチュエータ33(図4参照)と、一対のY軸ガイドレール35と、Y軸スライダ36と、Y軸アクチュエータ37(図4参照)と、を備える。一対のY軸ガイドレール35は、Y軸方向に互いに平行に延在するように筐体11の上段に設置される。Y軸スライダ36は、一対のY軸ガイドレール35に架け渡され、Y軸アクチュエータ37の駆動によりY軸ガイドレール35に沿ってY軸方向に移動する。一対のX軸ガイドレール31は、X軸方向に互いに平行に延在するようにY軸スライダ36の前面に設置される。X軸スライダ32は、一対のX軸ガイドレール31に架け渡され、X軸アクチュエータ33の駆動によりX軸ガイドレール31に沿ってX軸方向に移動する。X軸スライダ32にはヘッド40が取り付けられており、ヘッド移動装置30は、X軸スライダ32とY軸スライダ36とを移動させることで、ヘッド40をX軸方向とY軸方向とに移動させる。
ヘッド40は、吸着ノズルをZ軸(上下)方向に移動させるZ軸アクチュエータ41(図4参照)と、吸着ノズルをZ軸周りに回転させるθ軸アクチュエータ42(図4参照)とを備える。ヘッド40は、吸着ノズルの吸引口に負圧源を連通させることで、吸引口に負圧を作用させて部品を吸着することができる。また、ヘッド40は、吸着ノズルの吸引口に正圧源を連通させることで、吸引口に正圧を作用させて部品の吸着を解除することができる。
制御装置60は、図4に示すように、CPU61を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU61の他に、ROM62と、HDD63と、RAM64と、入出力インタフェース65とを備える。これらは、バス66を介して電気的に接続されている。制御装置60には、X軸スライダ32の位置を検知するX軸位置センサ34からの位置信号や、Y軸スライダ36の位置を検知するY軸位置センサ38からの位置信号、マークカメラ43からの画像信号、パーツカメラ23からの画像信号などが入出力インタフェース65を介して入力されている。一方、制御装置60からは、部品供給装置21への制御信号や、基板搬送装置22への制御信号、X軸アクチュエータ33への駆動信号、Y軸アクチュエータ37への駆動信号、Z軸アクチュエータ41への駆動信号、θ軸アクチュエータ42への駆動信号などが入出力インタフェース75を介して出力されている。また、制御装置60は、管理装置80と双方向通信可能に接続されており、互いにデータや制御信号のやり取りを行っている。
管理装置80は、例えば、汎用のコンピュータであり、図4に示すように、CPU81とROM82とHDD83とRAM84と入出力インタフェース85などを備える。これらは、バス86を介して電気的に接続されている。この管理装置80には、マウスやキーボード等の入力デバイス87から入力信号が入出力インタフェース85を介して入力されている。また、管理装置80からは、ディスプレイ88への画像信号が入出力インタフェース85を介して出力されている。HDD83は、基板Sの生産ジョブを記憶している。ここで、基板Sの生産ジョブには、各部品実装機10においてどの部品をどの順番で基板Sへ実装するか、また、そのように部品を実装した基板Sを何枚作製するかなどの生産スケジュールが含まれる。管理装置80は、オペレータが入力デバイス87を介して入力したデータに基づいて生産ジョブを生成し、生成した生産ジョブを各部品実装機10へ送信することで、各部品実装機10に対して生産の開始を指示する。
次に、こうして構成された本実施形態の部品実装システム1における部品実装機10の動作について説明する。特に、生産の開始に先立って各部品実装機10において行なわれる実装精度検査について説明する。ここで、実装精度検査は、検査用部品Pと検査用基板Sとを保持するキャリア50を基板搬送装置22により搬送し、各部品実装機10において検査用部品Pを吸着して検査用基板Sに実装し、その実装状態を確認することにより行なわれる。図5は、キャリア50の外観斜視図である。図6は、キャリア50の分解斜視図である。図7は、図5のA−A断面図である。
キャリア50は、図5および図6に示すように、キャリア本体51と、部品収容トレイ55と、を備える。
キャリア本体51は、矩形状に形成された平板部材である。キャリア本体51の表面中央部には、図6に示すように、矩形状の凹部51aが形成されている。また、キャリア本体51の表面外周部の2つの短辺部には、留め具52がそれぞれ設けられている。検査用基板Sは、キャリア本体51の凹部51aに収容され、留め具52によってキャリア本体51に保持される。また、キャリア本体51の表面外周部の四隅には、表面から上方に突出する取付ピン51bがそれぞれ設けられている。さらに、キャリア本体51の表面外周部の2つの長辺部には、永久磁石53がそれぞれ取り付けられている。
部品収容トレイ55は、長尺かつ矩形状の平板部材であり、底面が金属材料により形成されている。この部品収容トレイ55は、キャリア本体51の表面外周部の2つの長辺部にそれぞれ長手方向が当該長辺部に沿うように取り付けられる。部品収容トレイ55の長手方向における両端部には、それぞれ取付穴55bが形成されている。部品収容トレイ55は、取付穴55bをキャリア本体51の表面外周部の四隅に設けられた取付ピン51bと嵌合させることで、キャリア本体51に取り付けられる。そして、部品収容トレイ55は、キャリア本体51の表面外周部の2つの長辺部に設けられた永久磁石53の磁気吸引力によってキャリア本体51に固定される。
また、部品収容トレイ55の表面には、複数の部品収容ポケット55aが長手方向に並ぶように形成されている。複数の部品収容ポケット55aのそれぞれには、図6および図7に示すように、複数(図の例では、3つ)の検査用部品Pが重ねられた状態で収容される。これにより、1つの部品収容ポケット55aにつき1つの検査用部品Pしか収容しないものに比して、少ないスペースでより多くの検査用部品Pを収容することが可能となる。
さらに、部品収容トレイ55は、図7に示すように、検査用基板Sの外周縁と部分的に重なるように、キャリア本体51の表面外周部に取り付けられる。検査用基板Sの外周縁は、検査用部品Pが配置されない領域であり、検査用基板Sの外周縁と部分的に重なるように部品収容トレイ55をキャリア本体51に取り付けることで、検査用基板Sが比較的大きく、キャリア50の表面外周部に十分なスペースがない場合であっても、十分な数の検査用部品Pを収容することが可能となる。
次に、キャリア50を用いて各部品実装機10において行なわれる実装精度検査の詳細について説明する。図8は、各部品実装機10の制御装置60により実行される実装精度検査処理の一例を示すフローチャートである。
実装精度検査処理が実行されると、制御装置60のCPU61は、まず、検査用基板Sと検査用部品Pとを収容したキャリア50が搬入されるよう基板搬送装置22を制御する(S100)。続いて、CPU61は、吸着ノズルが部品収容ポケット55aの上方へ来るようにヘッド移動装置30を制御し(S110)、部品収容ポケット55aに収容されている検査用部品Pが吸着ノズルに吸着されるようヘッド40を制御する(S120)。CPU61は、吸着ノズルに検査用部品Pを吸着すると、吸着した検査用部品Pが検査用基板Sの目標実装位置の上方へ来るようヘッド移動装置30を制御し(S130)、吸着した検査用部品Pが目標実装位置に実装されるようヘッド40を制御する(S140)。
そして、CPU61は、未実装の検査用部品Pがあるか否かを判定し(S150)、未実装の検査用部品Pがあると判定すると、S110に戻って、検査用部品Pを部品収容ポケット55aから取り出して検査用基板Sの次の目標実装位置に実装するS110〜S140の処理を繰り返す。
一方、CPU61は、未実装の検査用部品Pがないと判定すると、マークカメラ43が検査用基板Sの上方に来るようにヘッド移動装置30を制御してマークカメラ43で検査用基板Sを撮像する(S160)。続いて、CPU61は、得られた撮像画像に画像処理を施し(S170)、検査用基板Sの目標実装位置に対する検査用部品Pの位置ずれ量を測定することにより実装精度を検査する(S180)。
CPU61は、実装精度の検査が終了すると、吸着ノズルが検査用基板Sに実装した検査用部品Pの上方に来るようにヘッド移動装置30を制御し(S190)、検査用部品Pが吸着ノズルに吸着されるようヘッド40を制御する(S200)。CPU61は、吸着ノズルに検査用部品Pを吸着すると、吸着した検査用部品Pが複数の部品収容ポケット55aのうち空きのあるポケットの上方に来るようにヘッド移動装置30を制御し(S210)、検査用部品Pが部品収容ポケット55aに返却・回収されるようヘッド40を制御する(S220)。
そして、CPU61は、検査用基板S上に未回収の検査用部品Pがあるか否かを判定し(S230)、未回収の検査用部品Pがあると判定すると、S190に戻って、検査用部品Pを検査用基板Sから取り出して部品収容ポケット55aに返却・回収するS190〜S220の処理を繰り返す。
一方、CPU61は、検査用基板S上に未回収の検査用部品Pがないと判定すると、キャリア50が搬出されるよう基板搬送装置22を制御して(S240)、本処理を終了する。生産ラインに含まれる各部品実装機10が上述した実装精度検査処理を上流側から下流側にかけて順次実行することで、各部品実装機10の実装精度検査を効率良く行なうことができる。
ここで、実施形態の主要な要素と発明の開示の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、キャリア50がキャリアに相当し、部品収容ポケット55aが部品収容ポケットに相当する。また、キャリア本体51がキャリア本体に相当し、部品収容トレイ55がトレイに相当する。また、部品実装機10が部品実装機に相当し、ヘッド40がヘッドに相当し、基板搬送装置22が搬送装置に相当し、制御装置60が制御装置に相当する。
以上説明した本実施形態のキャリア50は、キャリア本体51に固定される部品収容トレイ55に、複数の検査用部品Pを重ねて収容可能な部品収容ポケット55aを備える。したがって、1つの部品収容ポケット55aにつき1つの検査用部品Pしか収容しないものに比して、少ないスペースでより多くの検査用部品Pを収容することが可能となる。
また、部品収容トレイ55は、検査用基板Sの外周縁と部分的に重なるように、キャリア本体51に取り付けられる。検査用基板Sの外周縁は、検査用部品Pが配置されない領域であり、検査用基板Sの外周縁と部分的に重なるように部品収容トレイ55をキャリア本体51に取り付けることで、検査用基板Sが比較的大きく、キャリア50の表面外周部に十分なスペースがない場合であっても、十分な数の検査用部品Pを収容することが可能となる。
また、本実施形態の部品実装システム1の部品実装ラインを構成する各部品実装機10は、基板搬送方向における上流側からキャリア50を搬入し、検査用部品Pを部品収容ポケット55aから取り出して検査用基板Sに実装し、検査用部品Pを実装した検査用基板Sを撮像して実装精度を検査する。そして、各部品実装機10は、実装精度の検査が終了すると、検査用部品Pを検査用基板Sから取り出して部品収容ポケット55aに回収し、キャリア50を基板搬送方向における下流側へ搬出する。これにより、部品実装ラインを構成する全ての部品実装機の実装精度検査を効率良く行なうことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、キャリア50は、部品収容ポケット55aが形成された部品収容トレイ55がキャリア本体51に取り付けられて構成されるものとした。しかし、キャリア50は、キャリア本体51の表面外周部に直接に部品収容ポケットが形成されて構成されるものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、検査用基板Sは、キャリア50に保持されるものとした。しかし、検査用基板Sは、キャリアと一体とされてもよい。すなわち、検査用基板Sが、複数の検査用部品Pを重ねて収容する部品収容ポケットを備えてもよい。
本開示は、部品実装機や部品実装システムの製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、2 印刷機、3 印刷検査機、10 部品実装機、11 筐体、21 部品供給装置、22 基板搬送装置、23 パーツカメラ、24 ノズルステーション、30 ヘッド移動装置、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 X軸アクチュエータ、34 X軸位置センサ、35 Y軸ガイドレール、36 Y軸スライダ、37 Y軸アクチュエータ、38 Y軸位置センサ、40 ヘッド、41 Z軸アクチュエータ、42 θ軸アクチュエータ、43 マークカメラ、50 キャリア、51 キャリア本体、51a 凹部、51b 取付ピン、52 留め具、53 永久磁石、55 部品収容トレイ、55a 部品収容ポケット、55b 取付穴、60 制御装置、61 CPU、62 ROM、63 HDD、64 RAM、65 入出力インタフェース、66 バス、80 管理装置、81 CPU、82 ROM、83 HDD、84 RAM、85 入出力インタフェース、86 バス、S 検査用基板、P 検査用部品。

Claims (5)

  1. 検査用部品を装着すると共に装着した検査用部品の装着精度を検査する部品実装機に用いられ、前記検査用部品が装着される検査用基板を保持するキャリアであって、
    複数の前記検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える、
    キャリア。
  2. 請求項1に記載のキャリアであって、
    前記検査用基板を上面に保持するキャリア本体と、
    前記キャリア本体の外周の上面に着脱可能に取り付けられるトレイと、
    を備え、
    前記部品収容ポケットは、前記トレイに形成されている、
    キャリア。
  3. 請求項2に記載のキャリアであって、
    前記トレイは、前記検査用基板の外周縁と部分的に重なるように前記キャリア本体に取り付けられる、
    キャリア。
  4. 検査用部品を装着すると共に装着した検査用部品の装着精度を検査する部品実装機に用いられ、前記検査用部品が装着される検査用基板であって、
    複数の前記検査用部品を重ねて収容可能な部品収容ポケットを備える、
    検査用基板。
  5. 基板搬送方向に並ぶ複数の部品実装機を備える部品実装システムであって、
    各部品実装機は、
    ヘッドと、
    前記ヘッドに設けられた撮像装置と、
    検査用部品を収容する部品収容ポケットを有する検査用基板または前記部品収容ポケットを有すると共に検査用基板を保持するキャリアを前記基板搬送方向に搬送する搬送装置と、
    前記検査用基板または前記キャリアを基板搬送方向における上流側から搬入するよう前記搬送装置を制御し、前記部品収容ポケットから前記検査用部品を採取すると共に採取した検査用部品を前記検査用基板に装着するよう前記ヘッドを制御し、前記検査用部品を装着した前記検査用基板を撮像するよう前記撮像装置を制御し、得られた撮像画像に基づいて前記検査用部品の装着精度を判定すると共に前記検査用基板に装着した検査用部品を前記部品収容ポケットに返却するよう前記ヘッドを制御し、前記検査用基板または前記キャリアを基板搬送方向における下流側へ搬出するよう前記搬送装置を制御する制御装置と、
    を備える部品実装システム。
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