JP6754242B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
このような複合型の照明装置においては、ワーク表面に生じる影を排除してワーク表面の異物や印字等を精度良く観察するために、ワーク表面にあらゆる方向から均一に光を照射することが求められる。
観察孔をこのような形状にすることで、周囲より暗い観察孔の側周面がワーク側から見えなくなるので、観察孔の側周面に起因するワーク表面への照射ムラについては低減することができる。
このように前記内側部分と外側部分との接続部分がなめらかに接続されていない場合、この接続部分において明るさが不連続となるので、ワーク表面にあらゆる方向から均一な光を照射することができないという問題がある。
そのため、特に、照明装置を大型化する場合においては、前記導光部材の製造コストを大幅に削減することができるので有利である。
そのため、特に、照明装置を大型化する場合においては、前記導光部材の製造コストを大幅に削減することができるので有利である。
本発明に係る照明装置1は、例えば、製品等のワークW表面の異物検査や印字検査等に用いられるものである。
前記照明装置1は、例えば、図1に示すように、中央部に、例えば、カメラ等の観察部Mから前記ワークWを観察するための観察孔2が形成されており、ワークW側の面から該ワークWに対して光を照射する面照明ユニット11と、前記観察孔2を通して前記ワークWに光を照射する同軸照明ユニット12とを具備するものである。
前記第1光源部111は、前記導光部材112の側周囲に配置された、例えば、LED等の光源111Aを備えるものである。
前記導光部材112は、前記第1光源部111から射出された光をその内部又は表面で反射又は拡散させることにより、該導光部材112の前記ワークW側の面から前記ワークWに対して光を照射するものである。
該導光部材112は、例えば、アクリルやガラス等からなる透明板の反ワークW側の面に光を反射する反射部を設け、ワークW側の面に光を拡散する拡散部を設けた導光拡散板である。
前記導光部材112のうち、ワークWに対して光を射出する部分である発光領域112Aは、図1に示すように、前記観察孔2の部分において最も厚みが小さくなっており、外側に向かって徐々に厚みが大きくなっている内側部分112A1とこの内側部分112A1の外側に連続して設けられ厚みが一定の外側部分112A2とを具備する。
前記導光部材112は、前記内側部分112A1が前記観察孔2の近傍の一部分のみを占めるものであり、該内側部分の外側は厚みが一定の前記外側部分112A2となるように構成されている。
前記内側部分112A1の最も厚みが小さい部分は、例えば、厚みがおよそ2mmとなるように切削されている。
前記内側部分112A1の前記観察孔2側の端から前記外側部分112A2との接続部分までのワークW側の面は、全体が光を射出する有効発光面となっている。
前記ケーシング113には、前記観察孔2の前記観察部M側にあたる部分に開口部3が形成されている。
該開口部3における前記ケーシング113の厚みは、前記内側部分112A1の最も厚みが小さい部分と同程度に薄いものであり、例えば、前記開口部3における前記ケーシング113の厚みはおよそ2mmである。
特に、前記観察孔2の直径が90mm程度の大型の照明装置を製造する場合には、より小さい照明装置を製造する場合よりも製造コストを大きく削減することができるので有利である。
例えば、図2に示すように、前記内側部分112A1の形状が、例えば、前記観察部M側の面が平坦で、前記ワークW側に凸な形状となっており、前記内側部分112A1の厚みが直線的に大きくなっており、前記内側部分112A1と外側部分112A2との接続部分が滑らかに接続されているものが挙げられる。
また、前記観察孔2部分における前記導光部材112の厚みを小さくすると、この部分からワークW表面に届く光がより明るくなり、厚みを大きくするとこの部分からワークW表面に届く光が暗くなる。
そのため、例えば、ワークW表面に照射する光のうち同軸照明ユニット12から照射される光と面照明ユニット11から照射される光の間に強度の差がある場合、前記内側部分112A1の厚みを調節して、前記同軸照明ユニット12からワークW表面に照射される光と面照明ユニット11からワークW表面に照射される光との間に明るさの差が存在することに起因するワークW表面への照射ムラを低減することができる。
また、図4(b)に示すように、前記ケーシング113について、前記開口部3の外縁部3Eが前記観察孔2の前記観察部M側の外縁2Eよりも外側にあるものとしても、前記開口部3の側周面による前記ワークW表面への照射ムラを低減することができる。
さらに、前述した前記導光部材112の様々な形状と前記ケーシング113の形状については、前記実施例及び図1、2、及び4に記載された組み合わせに限らず、どのように組み合わせてもかまわない。
また前記導光部材112は、円板状のものに限らず、矩形状や他の多角形状などでも良い。
また、前記面照明ユニット11は、ドーム型照明であっても良い。
前記観察孔2の形状についても、円形状のものに限らず、矩形状や他の多角形状のものでも良い。
前記内側部分112A1の最も厚みが小さい部分の厚みは、2mmに限らず、より小さくても大きくても良いが、およそ5mm以下となっていることが好ましい。
特に大型の面照明ユニット11とする場合には、前記導光部材112を製造する時に、一定の厚みの材料から、前記観察孔2近傍の内側部分112A1だけを切削すればいいので、前記導光部材112の製造コストを大幅に削減することができて有利である。
その他、本発明は、前記図示例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
W・・・ワーク
2・・・観察孔
3・・・開口部
11・・・面照明ユニット
12・・・同軸照明ユニット
112・・・導光部材
112A・・・導光部材の発光領域
112A1・・・内側部分
112A2・・・外側部分
113・・・ケーシング
Claims (4)
- 中央部に観察孔が形成されており、ワーク側の面から該ワークに対して光を照射する面照明ユニットと、前記観察孔を通して前記ワークに光を照射する同軸照明ユニットとを具備する照明装置であって、
前記面照明ユニットが光源からの光を前記ワーク側へと導く導光部材を具備し、該導光部材の発光領域が、前記観察孔の部分において最も厚みが小さく、外側に向かって徐々に厚みが大きくなった内側部分と、該内側部分の外側に該内側部分に連続して設けられた厚みが一定の外側部分とを具備するものであり、前記内側部分と外側部分とが滑らかに接続されており、
前記導光部材には、前記光源からの光が外側の側周面から入射するようになっており、
前記内側部分が、前記ワーク側に凸な形状になっていることを特徴とする照明装置。 - 前記内側部分の厚み方向の断面形状全体がワーク側に凸な曲面となっていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 前記面照明ユニットがさらにケーシングを具備するものであり、該ケーシングの前記観察孔の反ワーク側に開口部が形成されており、前記ケーシングの該開口部の部分における厚みが前記導光部材の最も薄い部分と同程度に薄い又は、前記開口部の部分において前記ケーシングの厚みが最も薄く、外側に向かって徐々に厚みが大きくなっていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の照明装置。
- 前記面照明ユニットがさらにケーシングを具備するものであり、該ケーシングの前記観察孔の反ワーク側に開口部が形成されており、前記開口部の縁部が前記観察孔の反ワーク側の縁部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の照明装置。
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JP2016146539A JP6754242B2 (ja) | 2016-07-26 | 2016-07-26 | 照明装置 |
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