JP6752121B2 - 連結構造及び連結方法 - Google Patents
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Description
図1は、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とが連結された連結構造1を示す断面図である。第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20は共にコンクリート製である。連結構造1は、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とを間詰材30を介して連結する構造を示している。図1に示されるように、第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20は、例えば、道路橋5の橋梁構造を成すプレキャスト床版である。
次に、第2実施形態に係る連結構造51について図7を参照しながら説明する。図7は、連結構造51を上から見た断面図である。連結構造51は、第1実施形態の第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20と同様、第1プレキャスト部材60と第2プレキャスト部材70とを備える。第1プレキャスト部材60は、第1プレキャストブロック61及び第1鉄筋62を備えており、第2プレキャスト部材70は第2プレキャストブロック71及び第2鉄筋72を備えている。
続いて、第3実施形態に係る連結構造81について図8を参照しながら説明する。連結構造81は、第1鉄筋12の第1部分12aと、第2鉄筋22の第2部分22aに定着体82が設けられる点で第1実施形態と異なっている。定着体82は、第1部分12a及び第2部分22aにおける最も突出した箇所であって鉛直方向D3に延びる部分に取り付けられている。
Claims (10)
- 第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材との間に充填される間詰材を介して前記第1プレキャスト部材と前記第2プレキャスト部材とを連結する連結構造であって、
前記第1プレキャスト部材は、前記第2プレキャスト部材に対向する第1端部を有する第1プレキャストブロックと、前記第1プレキャストブロックに埋め込まれると共に前記第1端部からU字状に突出する第1鉄筋と、を備え、
前記第2プレキャスト部材は、前記第1プレキャスト部材に対向する第2端部を有する第2プレキャストブロックと、前記第2プレキャストブロックに埋め込まれると共に前記第2端部からU字状に突出する第2鉄筋と、を備え、
前記第1プレキャスト部材と前記第2プレキャスト部材とが連結する連結方向において、前記第1鉄筋のU字状に突出する第1部分と、前記第2鉄筋のU字状に突出する第2部分とは重なっており、
前記第1端部における前記間詰材との界面、及び前記第2端部における前記間詰材との界面には、接着剤が設けられており、
前記間詰材は、高強度繊維補強モルタルを含んでおり、
前記接着剤は、前記間詰材の硬化速度と同等もしくは遅い遅延性を有する材料によって構成されている、
連結構造。 - 前記第1端部は、前記第2プレキャスト部材に向かって突出する第1突出部を有し、
前記第2端部は、前記第1プレキャスト部材に向かって突出すると共に前記第1突出部に対向する第2突出部を有する、
請求項1に記載の連結構造。 - 前記第1部分と前記第2部分とは、互いに接触している、
請求項1又は2に記載の連結構造。 - 前記第1部分と前記第2部分とは、互いに離間しており、
前記第1部分と前記第2部分とは、交互且つ略等間隔に配置されている、
請求項1又は2に記載の連結構造。 - 前記第1部分及び前記第2部分のそれぞれには、定着体が設けられている、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の連結構造。 - 前記第1プレキャストブロック及び前記第2プレキャストブロックは、超高強度繊維補強コンクリートによって構成されている、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の連結構造。 - 前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材は、プレキャスト床版である、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の連結構造。 - 第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材とを間詰材を介して連結する連結方法であって、
第1鉄筋を第1プレキャストブロックに埋め込むと共に第1端部から前記第1鉄筋がU字状に突出する第1プレキャスト部材、及び第2鉄筋を第2プレキャストブロックに埋め込むと共に第2端部から前記第2鉄筋がU字状に突出する第2プレキャスト部材を準備する工程と、
前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材が連結する連結方向において、前記第1端部からU字状に突出する第1部分と、前記第2端部からU字状に突出する第2部分とが重なるように前記第1端部と前記第2端部を突き合わせる工程と、
前記第1端部における前記第2端部に対向する面と、前記第2端部における前記第1端部に対向する面と、に接着剤を塗布する工程と、
前記第1端部と前記第2端部との間に間詰材を充填する工程と、
を備え、
前記間詰材を充填する工程では、前記間詰材として高強度繊維補強モルタルを充填し、
前記接着剤は、前記間詰材の硬化速度と同等もしくは遅延性を有する材料によって構成されている、
連結方法。 - 前記第1プレキャストブロック及び前記第2プレキャストブロックは、超高強度繊維補強コンクリートによって構成されており、
前記接着剤を塗布する工程の前に、前記第1端部における前記第2端部に対向する面と、前記第2端部における前記第1端部に対向する面と、に目荒らしを行う工程を備える、
請求項8に記載の連結方法。 - 前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材は、プレキャスト床版である、
請求項8又は9に記載の連結方法。
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