JP6752120B2 - 連結構造及び連結方法 - Google Patents
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Description
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る連結構造1を有する構造物は、例えば道路橋5の床版6である。道路橋5は、橋脚2と、橋脚2上に支承7を介して設置されると共に橋軸方向D1に連結される複数の主桁3と、を備えている。床版6は、主桁3上に設置されている。床版6上には、例えば防水層(不図示)及びアスファルト層(不図示)が設けられることにより、舗装が施される。
図7は、本発明の第2実施形態に係る第1鉄筋12及び第2鉄筋22の配筋状態を示す断面図である。以下では前述した内容と重複する説明を省略する。第2実施形態に係る第1部分12aと第2部分22aとは、橋軸直角方向D2において交互に配置されている。また、橋軸直角方向D2に沿って複数配列された第1部分12aと第2部分22aのそれぞれは、互いに離間している。第1部分12aと第2部分22aとは、橋軸直角方向D2に沿って略等間隔に配置されている。以上のように、第1部分12aと第2部分22aとは、互いに離間すると共に交互且つ略等間隔に配置されている。これにより、第1鉄筋12と第2鉄筋22とを千鳥配置とすることができる。
図8は、本発明の第3実施形態に係る第1鉄筋12及び第2鉄筋22の配筋状態を示す断面図である。第3実施形態に係る第1部分12a及び第2部分22aのそれぞれには、定着体15及び定着体25が設けられている。定着体15は、第1部分12aの先端側に取り付けられており、橋軸方向D1において中心線CLよりも第2プレキャストブロック21側に位置している。定着体25は、第2部分22aの先端側に取り付けられており、橋軸方向D1において中心線CLよりも第1プレキャストブロック11側に位置している。
Claims (10)
- 第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材との間に充填される間詰材を介して前記第1プレキャスト部材と前記第2プレキャスト部材とを連結する連結構造であって、
前記第1プレキャスト部材は、前記第2プレキャスト部材に対向する第1端部を有する第1プレキャストブロックと、前記第1プレキャストブロックに埋め込まれると共に前記第1端部から棒状に突出する第1鉄筋と、を備え、
前記第2プレキャスト部材は、前記第1プレキャスト部材に対向する第2端部を有する第2プレキャストブロックと、前記第2プレキャストブロックに埋め込まれると共に前記第2端部から棒状に突出する第2鉄筋と、を備え、
前記第1プレキャスト部材と前記第2プレキャスト部材とが連結する連結方向において、前記第1鉄筋の棒状に突出する第1部分と、前記第2鉄筋の棒状に突出する第2部分とは重なっており、
前記第1端部における前記間詰材との界面、及び前記第2端部における前記間詰材との界面には、接着剤が設けられており、
前記間詰材は、高強度繊維補強モルタルを含み、
前記接着剤は、前記間詰材の硬化速度と同等の硬化速度であるか、又は、前記間詰材の硬化速度よりも遅い硬化速度である遅延性を有する材料によって構成されている、
連結構造。 - 前記第1端部は、前記第2プレキャスト部材に向かって突出する第1突出部を有し、
前記第2端部は、前記第1プレキャスト部材に向かって突出すると共に前記第1突出部に対向する第2突出部を有する、
請求項1に記載の連結構造。 - 前記第1部分と前記第2部分とは、互いに接触している、
請求項1又は2に記載の連結構造。 - 前記第1部分と前記第2部分とは、互いに離間しており、
前記第1部分と前記第2部分とは、交互且つ略等間隔に配置されている、
請求項1又は2に記載の連結構造。 - 前記第1部分及び前記第2部分のそれぞれには、定着体が設けられている、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の連結構造。 - 前記第1プレキャストブロック及び前記第2プレキャストブロックは、超高強度繊維補強コンクリートによって構成されている、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の連結構造。 - 前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材は、プレキャスト床版である、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の連結構造。 - 第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材とを間詰材を介して連結する連結方法であって、
第1鉄筋を第1プレキャストブロックに埋め込むと共に第1端部から前記第1鉄筋が棒状に突出する第1プレキャスト部材、及び第2鉄筋を第2プレキャストブロックに埋め込むと共に第2端部から前記第2鉄筋が棒状に突出する第2プレキャスト部材を準備する工程と、
前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材が連結する連結方向において、前記第1端部から棒状に突出する第1部分と、前記第2端部から棒状に突出する第2部分とが重なるように前記第1端部と前記第2端部とを突き合わせる工程と、
前記第1端部における前記第2端部に対向する面と、前記第2端部における前記第1端部に対向する面と、に接着剤を塗布する工程と、
前記第1端部と前記第2端部との間に間詰材を充填する工程と、
を備え、
前記間詰材を充填する工程では、前記間詰材として高強度繊維補強モルタルを充填し、
前記接着剤は、前記間詰材の硬化速度と同等の硬化速度であるか、又は、前記間詰材の硬化速度よりも遅い硬化速度である遅延性を有する材料によって構成されている連結方法。 - 前記第1プレキャストブロック及び前記第2プレキャストブロックは、超高強度繊維補強コンクリートによって構成されており、
前記接着剤を塗布する工程の前に、前記第1端部における前記第2端部に対向する面と、前記第2端部における前記第1端部に対向する面と、に目荒らしを行う工程を備える、
請求項8に記載の連結方法。 - 前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材は、プレキャスト床版である、
請求項8又は9に記載の連結方法。
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