JP6748776B2 - 伸縮性配線体及び伸縮性基板 - Google Patents

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Description

本発明は、伸縮性配線体及び伸縮性基板に関するものである。
文献の参照による組み込みが認められる指定国については、2017年3月9日に日本国に出願された特願2017−044581に記載された内容を参照により本明細書に組み込み、本明細書の記載の一部とする。
伸縮性基板として、伸縮性基材と、この伸縮性基材上に形成され、導電性微粒子及びエラストマーを含む導電パターンとを備え、エラストマーを架橋剤により架橋していないものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−236103号公報
一般に伸縮性基板では、伸縮性基材の変形に対して導電パターンが追従できなくなると、当該導体パターンにクラックが生じてしまい、当該導体パターンの導電性が低下してしまうという問題がある。
一方で、上記伸縮性基板のように、エラストマーを架橋剤により架橋せず高い柔軟性を付与することで、伸縮性基材の変形によって導体パターンにクラックが発生するのを抑制することが考えられるが、この場合、エラストマーのヤング率が低下してしまうため、耐久性に劣るという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、導電性の低下を抑えつつ、耐久性を向上できる伸縮性配線体及び伸縮性基板を提供することである。
[1]本発明に係る伸縮性配線体は、バインダ及び前記バインダ中に分散された導電性粒子を含む導体部と、前記バインダに埋設され、前記バインダよりも相対的に軟らかい軟質樹脂と、を備え、前記導電性粒子は、前記軟質樹脂によって覆われていない伸縮性配線体である。
[2]上記発明において、下記(1)式を満たしてもよい。
D>L … (1)
但し、上記(1)式において、Dは前記導電性粒子の粒径であり、Lは前記軟質樹脂の長さである。
[3]上記発明において、前記軟質樹脂の形状は、粒状であってもよい。
[4]上記発明において、前記軟質樹脂は、前記バインダ中に分散されていてもよい。
[5]本発明に係る伸縮性基板は、上記伸縮性配線体と、前記導体部が設けられた伸縮性基材と、を備える伸縮性基板である。
[6]上記発明において、前記軟質樹脂の少なくとも一部は、前記伸縮性基材の一部が突出した突起であってもよい。
本発明によれば、配線体の変形に対して軟質樹脂が追従できるため、導体部にクラックが生じるのを抑制できる。これにより、導体部の導電性の低下を抑えることができる。
また、軟質樹脂はバインダに埋設されているため、外部に露出し難い。このため、軟質樹脂の劣化を抑えることができ、伸縮性基板全体の耐久性の向上を図ることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る外部回路同士を接続する伸縮性基板を示す斜視図である。 図2は、その伸縮性基板をその延在方向に沿って高さ方向に切断した断面図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る導体部及び軟質樹脂の部分拡大図である。 図4は、粒子の粒径を説明するための図である。 図5(A)は、比較例に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させる前の状態を示し、図5(B)は、比較例に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させた後の状態を示す。 図6(A)は、本発明の一実施の形態に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させる前の状態を示し、図6(B)は、本発明の一実施の形態に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させた後の状態を示す。 図7は、本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を高さ方向に切断した断面図である。 図8(A)は、本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を示す平面図であり、図8(B)は、本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板の変形例を示す平面図である。 図9は、本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を高さ方向に切断した断面図である。 図10(A)は、本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を示す平面図であり、図10(B)は、本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板の変形例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る外部回路同士を接続する伸縮性基板を示す斜視図、図2はその伸縮性基板をその延在方向に沿って高さ方向に切断した断面図、図3は本発明の一実施の形態に係る導体部及び軟質樹脂の部分拡大図、図4は粒子の粒径を説明するための図である。
図1に示す伸縮性基板10は、例えば、リジッド基板やフレキシブルプリント配線板(FPC)等の外部回路100同士を電気的に接続する伸縮性を有する配線基板である。このような伸縮性基板10は、特に限定しないが、例えば、産業用ロボット等の可動部、屈曲部や、ラップトップ型のパーソナルコンピュータの内部配線といった屈曲性、伸縮性が必要な箇所に適用される。この伸縮性基板10は、図2に示すように、伸縮性基材20と、伸縮性配線体30と、を備えている。
伸縮性基材20は、伸縮性を有する矩形状に形成された板状部材である。この伸縮性基材20は、例えば、弾性体シート(エラストマーシート)や繊維からなる布帛を用いることができる。エラストマーとしては、例えば、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等を用いることができる。なお、その他のエラストマー材料を用いてもよい。繊維としては、例えば、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリウレタン、ビニロン、ポリエチレン、ナフィオン(登録商標)、アラミド、綿等を用いることができる。
伸縮性基材20のヤング率としては、0.1〜35MPaであることが好ましい。また、伸縮性基材20の最大伸度としては、5〜50%であることが好ましい。なお、最大伸度とは、各構成において弾性変形可能な伸び率の最大値のことを言う。また、伸縮性基材20の破断伸度としては、50%以上であることが好ましい。また、伸縮性基材20の厚みとしては、20〜300μmであることが好ましい。
伸縮性配線体30は、伸縮性を有しており、図2に示すように、伸縮性基材20上に設けられている。この伸縮性配線体30は、図3に示すように、導体部40と、軟質樹脂50と、を備えている。
導体部40は、直線状パターンや曲線状パターン等の任意のパターンから構成されており、伸縮性基材20(具体的には、主面21)上に設けられている。この導体部40は、バインダ41と、導電性粒子42とを含んでいる。バインダ41は、バインダ樹脂であり、導体部40に含まれる複数の導電性粒子42同士を結着させ、伸縮性基板10が変形した際に、導電性粒子42同士が再凝縮しないように安定化させるために導体部40に含有されている。導体部40は、伸縮性基材20と同様、伸縮性を有することが好ましく、この場合、バインダ41としては、合成樹脂やエラストマーを用いることが好ましい。これによって、伸縮性基板10に対して伸張や折り曲げといった外力による変形が加わっても、外力を除去することで元の形状に戻る性質が得られる。
バインダ41としては、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、これらの2種以上の複合体等を用いることができる。このようなバインダ41は、架橋性樹脂組成物であってもよいし、未架橋性樹脂組成物であってもよい。
バインダ41のヤング率としては、1〜35MPaであることが好ましい。また、バインダ41の最大伸度としては、5〜50%であることが好ましい。また、バインダ41の破断伸度としては、50%以上であることが好ましい。
導電性粒子42は、バインダ41中に分散されている。この導電性粒子42としては、金、銀、白金、ルテニウム、鉛、錫、亜鉛、ビスマス等の金属又はこれらの合金からなる金属材料、若しくは、カーボン等の非金属材料を用いることができる。導電性粒子42の形状としては、片鱗状又は不定状とされた形状であることが好ましい。伸縮性配線体30における導電性粒子42の存在割合は50%以上であることが好ましい。なお、伸縮性配線体30における存在割合とは、伸縮性配線体30を高さ方向に沿って切断した断面において、伸縮性配線体30の総断面積に対して占める面積の割合のことを言う。
導電性粒子42の粒径Dとしては、0.5〜20μmであることが好ましい。なお、導電性粒子42の粒径とは、平均粒径のことであり、図4に示すように、導電性粒子42に外接する仮想円Cの直径Dの平均値のことを言う。
軟質樹脂50は、バインダ41よりも相対的に軟らかい樹脂組成物である。この軟質樹脂50は、伸縮性基材20の変形に導体部40が追従できるように、導体部40の伸縮性を向上するために設けられている。
この軟質樹脂50は、エラストマーであり、伸縮性を有している。このような軟質樹脂50としては、上述のバインダ41と同様の材料を用いることができる。例えば、バインダ41と軟質樹脂50とを同一の材料により構成してもよい。この場合には、軟質樹脂50に可塑剤等を添加して、軟質樹脂50をバインダ41に比べて軟らかくする。
この軟質樹脂50のヤング率は、バインダ41のヤング率よりも相対的に低いことが好ましい。このような軟質樹脂50のヤング率としては、0.1〜20MPaであることが好ましい。
この軟質樹脂50は、バインダ41に埋設されている。本実施形態では、軟質樹脂50の形状は、粒状とされている。このような粒状とされた軟質樹脂50がバインダ中に分散されて存在している。この粒状の軟質樹脂50の形状としては、例えば、導電性粒子42と同様、片鱗状又は不定状とされた形状であってもよい。このような軟質樹脂50の長さLとしては、無負荷状態において、0.5〜10μmであることが好ましい。なお、軟質樹脂50の長さLとは、軟質樹脂50の最長長さの平均値のことを言う。本実施形態では、軟質樹脂50が粒状であるため、軟質樹脂50の長さLとしては、軟質樹脂粒子の粒径を用いる。
導体部40でのクラックの発生や、発生したクラックの伝搬、進展を抑える観点から、導電性粒子42の粒径Dと、軟質樹脂50の長さLとの関係が、下記(2)式を満たすように設定されていることが好ましい。
D>L … (2)
バインダ41中においては、導電性粒子42と軟質樹脂50とが互いに凝集することなく分離して分散されている。このため、導電性粒子42は、軟質樹脂50によって覆われていない。導電性粒子42と軟質樹脂50とは相互に接していてもよいが、導電性粒子42の外周は、軟質樹脂50によって完全に覆われていない。なお、導体部40の伸縮性を向上しつつ、導体部40の導電性の低下を抑制する観点から、伸縮性配線体30における軟質樹脂50の存在割合は、1〜50%であることが好ましい。
このような導体部40は、導電性ペーストを伸縮性基材20の主面21上に塗布して硬化させることで形成されている。このような導電性ペーストの具体例としては、上述のバインダ41、導電性粒子42、及び軟質樹脂50を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤(例えば、老化防止剤、難燃剤、軟化剤等)に混合して構成される導電性ペーストを例示することができる。導電性ペーストに含まれる溶剤としては、例えば、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、シクロヘキサノン、イソホロン、テルピネオール等を用いることができる。
なお、導電性ペーストの塗布方法としては、ディスペンス法、インクジェット法、スクリーン印刷法を挙げることができる。もしくはスリットコート法、バーコート法、ブレードコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スピンコート法等を挙げることができる。また、導電性ペーストの硬化方法としては、加熱処理、赤外線、紫外線、レーザ光等のエネルギー線の照射等を挙げることができる。また導電性ペーストの硬化処理として、乾燥のみを行ってもよい。
本実施形態の伸縮性配線体30及び伸縮性基板10の作用を説明する。図5(A)は比較例に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させる前の状態を示し、図5(B)は比較例に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させた後の状態を示す。また、図6(A)は本発明の一実施の形態に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させる前の状態を示し、図6(B)は本発明の一実施の形態に係る導体部の部分拡大図であり、伸縮性基板を伸張させた後の状態を示す。
第1の比較例に係る伸縮性基板110では、図5(A)に示すように、導体部140にバインダ樹脂141と、導電性粒子142とが含まれている。この伸縮性基板110に外力が加えられた場合、導体部140においては、伸縮性基板110の変形に追従してバインダ樹脂141が伸縮することで、導体部140にクラックの発生を抑制することが可能となる。
ここで、バインダ等の樹脂組成物は、ヤング率が高くなると、これに応じて、最大伸度及び破断伸度が低下する傾向にあり、また、剛性が向上する傾向にあり、一方、ヤング率が低くなると、これに応じて、最大伸度及び破断伸度が向上する傾向にあり、また、剛性が低下する傾向にある。導体部140を伸縮性基板110の変形に追従し易くするため、バインダ141のヤング率を低くして、導体部140の伸縮性を向上させると、バインダ141の剛性が下り、延いては、導体部140全体の耐久性が低下してしまう。一方で、伸縮性基板110全体の耐久性を向上させるために、バインダ141のヤング率を高くして、バインダ141の剛性を向上させると、バインダ141の伸縮性が損なわれてしまい、図5(B)に示すように、導体部140が伸縮性基板110の変形に追従できず、導体部140にクラックが生じてしまう。
また、導体部140を伸縮性基板110の変形に追従し易くするため、バインダ141のヤング率を低くして導体部140の伸縮性を向上させた場合、導体部140の伸張は、その全域で均等に生じる。このため、伸縮性基板110が変形した状態では、導電性粒子142同士が離れたり、導電性粒子142同士間の接触抵抗が増大したりして、導体部140の導電性が低下してしまう。
この比較例に対し、本実施形態では、図6(A)に示すように、バインダ41よりも相対的に軟らかい軟質樹脂50を、当該バインダ41に埋設している。この場合、軟質樹脂50は、伸縮性基板10の変形に対して追従できるため、導体部40の伸縮性の向上を図ることができる。一方で、軟質樹脂50をバインダ41に埋設することで、軟質樹脂50が伸縮性基板10の外部に露出し難くなっている。このため、耐久性に劣る軟質樹脂50の劣化を抑えることができるので、伸縮性配線体30全体の耐久性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、図6(B)に示すように、伸縮性基板10の変形に対して、軟質樹脂50がバインダ41に対して優先して変形することで、導体部40の全域が均等に伸張するのを抑えることができる。これによって、伸縮性基板10を変形させた際に、導体部40の導電性が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、導電性粒子42は、軟質樹脂50によって覆われていない。このため、伸縮性基板10に外力が加えられ、導体部40が変形し、導電性粒子42同士の配列が組み変わっても、導電性粒子42同士が接触し合うことができる。この場合、導体部40において、新たな導通経路が生じるため、導体部40の導電性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、導電性粒子42の直径Dと、軟質樹脂50の直径Lとの関係が、上記(2)式を満たしている。このため、軟質樹脂50の表面に沿った導体部40でのクラックの発生や、発生したクラックの伝搬、進展を抑えることができる。
また、本実施形態では、軟質樹脂50が粒状であるため、伸縮性配線体30に対して印加される外力の向きに因らず、導体部40の伸縮性を発揮し易くすることができる。
また、本実施形態では、粒状の軟質樹脂50がバインダ41中に分散されている。この場合、導体部40の全体に粒状の軟質樹脂50が存在しているため、伸縮性配線体30の全体に伸縮性を付与することができる。
本実施形態における「伸縮性基板10」が本発明における「伸縮性基板」の一例に相当し、本実施形態における「伸縮性基材20」が本発明における「伸縮性基材」の一例に相当し、本実施形態における「伸縮性配線体30」が本発明における「伸縮性配線体」の一例に相当し、本実施形態における「導体部40」が本発明における「導体部」の一例に相当し、本実施形態における「バインダ41」が本発明における「バインダ」の一例に相当し、本実施形態における「導電性粒子42」が本発明における「導電性粒子」の一例に相当し、本実施形態における「軟質樹脂50」が本発明における「軟質樹脂」の一例に相当する。
図7は本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を高さ方向に切断した断面図、図8(A)は本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を示す平面図、図8(B)は本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板の変形例を示す平面図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。
図7に示す伸縮性基板10Bでは、伸縮性配線体30Bは、軟質樹脂50が存在する第1の領域301と、第1の領域301と比較して、軟質樹脂50の存在割合が低い第2の領域302と、を含んでいる。
第1の領域301は、例えば、伸縮性基材20の主面21近傍等の伸縮性基材20と導体部40との間で伸縮性に差が生じ易い領域(例えば、伸縮性基材20と導体部40との界面)に対応して配されている。第2の領域302は、導体部40において第1の領域301以外の領域で伸縮性に差が生じ難い領域に対応して配されている。本実施形態では、伸縮性配線体30Bの高さ方向に沿って、伸縮性基材20に近い側から順に第1の領域301と第2の領域302とが積層されている。
特に、本実施形態では、第2の領域302における軟質樹脂50の存在割合を0%としたことにより、すなわち、第2の領域302に軟質樹脂50が存在しないことにより、第2の領域302における軟質樹脂50の存在割合が、第1の領域301における軟質樹脂50の存在割合と比較して低くなっている。なお、第2の領域302における軟質樹脂50の存在割合を0%よりも高く、且つ、第1の領域301における軟質樹脂50の存在割合よりも低くなるように設定してもよい。
この軟質樹脂50は、伸縮性基材20の主面21上に分散されている。本実施形態では、図8(A)に示すように、複数の軟質樹脂50が伸縮性基材20の主面21の全域において均等に配されているが、特にこれに限定されず、複数の軟質樹脂50は、図8(B)に示す伸縮性基板10C(伸縮性配線体30C)のように、伸縮性基材20の主面21において導体部40が設けられる領域にのみに対応して配されていてもよい。
このような伸縮性基板10Bは、以下の方法により製造することができる。すなわち、まず、伸縮性基材20の主面21上に、軟質樹脂50を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤に混合して構成される溶液を塗布して、当該溶液を乾燥させる。そして、軟質樹脂50が残存した主面21上に、上述の導電性ペーストを塗布して、当該導電性ペーストを硬化させ、導体部40を形成する。以上により、伸縮性基板10Bを得ることができる。
このように本実施形態では、導体部40を形成する導電性ペーストとしては、軟質樹脂50が分散されていない導電性ペーストを用いることができるので、伸縮性基板10への要請に応じた種々広範な導電性ペーストを容易に使用することができる。
また、本実施形態では、伸張性に差が生じ易い伸縮性基材20と導体部40との界面に対応して軟質樹脂50を配しているため、これらの界面において、伸張性の差に起因したクラックが生じ難にくくなる。これによって、伸縮性基板10Bの耐久性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、導体部40のバインダ41中に軟質樹脂が分散されていないが、特にこれに限定されない。すなわち、伸縮性基材20と導体部40との界面に対応して軟質樹脂50を配すると共に、導体部40のバインダ41中に粒状の軟質樹脂を分散していてもよい。
図9は本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を高さ方向に切断した断面図、図10(A)は本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板を示す平面図、図10(B)は本発明の他の実施の形態に係る伸縮性基板の変形例を示す平面図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。
図9に示す伸縮性基板10Dでは、伸縮性配線体30Dの軟質樹脂50Bは、略正方形の断面形状を有する角柱状に形成されている。この軟質樹脂50Bは、伸縮性基材20の主面21上に直接設けられており、主面21から離れる側に向かって突出している。
複数の軟質樹脂50Bは、図10(A)に示すように、平面視において、千鳥状(ジグザグ状)に配列されている。なお、複数の軟質樹脂50Bの配列方法は、特に上述に限定されず、格子状に配列されていてもよいし、ランダムに配列されていてもよい。また、本実施形態では、複数の軟質樹脂50Bは、上面21(主面21)の全域に均等に配されているが、特にこれに限定されず、複数の軟質樹脂50は、図10(B)に示す伸縮性基板10E(伸縮性配線体30E)のように、伸縮性基材20の主面21において導体部40が設けられる領域にのみに対応して配されていてもよい。また、上面21上において、軟質樹脂50Bの配置密度の異なる領域が混在して配列されていてもよい。
導体部40は、この軟質樹脂50Bを覆うように、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。これによって、角柱状とされた軟質樹脂50Bが、バインダ41中に埋設されている。なお、図9に示すように、軟質樹脂50Bの長さLは、導体部40の高さH(図2参照)に比べて小さいことが好ましい(H>L)。また、軟質樹脂50Bの長さLは、導電性粒子42の粒径D(図4参照)よりも小さいことが好ましい(D>L)。なお、本実施形態の軟質樹脂50Bは、アスペクト比が十分に大きいため、高さ方向における軟質樹脂50Bの長さを、軟質樹脂50Bの長さLに近似している。
このような軟質樹脂50Bは、ディスペンス法、インクジェット法、スクリーン印刷法等の方法を用いて主面21上に軟質樹脂組成物を塗布して硬化させることで形成してもよい。或いは、インプリント法を用いて、伸縮性基材20の主面21に版(不図示)を押し付けて、軟質樹脂50Bを形成してもよい。この場合、軟質樹脂50Bは、伸縮性基材20の一部が突出する突起となっており、伸縮性基材20と軟質樹脂50Bとは、一体的となっている。
このような伸縮性基板10Dでは、複数の軟質樹脂50Bの配列を予め設定することができる。ここで、伸縮性配線体30Dにおける軟質樹脂50の存在割合を増加させると、それに応じて、導体部40の伸縮性は向上する傾向にあり、また、導体部40の耐久性は低下する傾向にあり、一方で、バインダ41中の軟質樹脂50の存在割合を減少させると、それに応じて、導体部40の伸縮性は低下する傾向にあり、また、導体部40の耐久性は向上する傾向にある。この場合、例えば、伸縮性基板10Dの変形量が大きい領域では、導体部40に高い伸縮性が求められるので、軟質樹脂50Bを多く存在させる一方で、伸縮性基板10Dの変形量の小さい領域では、導体部40には伸縮性よりも高い耐久性が求められるので、軟質樹脂50Bを少なく存在させる。これにより、伸縮性基板10Dにおいて、要求に応じて導体部40の伸縮性と耐久性との両方を向上させることができる。
なお、本実施形態では、導体部40のバインダ41中に軟質樹脂が分散されていないが、特にこれに限定されない。すなわち、伸縮性基材20の主面21上に軟質樹脂50Bを直接設けると共に、導体部40のバインダ41中に粒状の軟質樹脂を分散していてもよい。この場合、軟質樹脂の少なくとも一部である軟質樹脂50Bは、伸縮性基材20の一部が突出する突起であってもよい。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態では、伸縮性基材20上に導体部40が直接設けられていたが、特にこれに限定されず、伸縮性基材20と導体部40との間に介在層が存在していてもよい。この介在層を構成する材料としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコン樹脂等を用いることができる。このような介在層は、伸縮性基材20と導体部40との間に一又は複数積層されていてもよい。
10…伸縮性基板
20…伸縮性基材
21…主面
30…伸縮性配線体
301…第1の領域
302…第2の領域
40…導体部
41…バインダ
42…導電性粒子
50…軟質樹脂

Claims (6)

  1. バインダ及び前記バインダ中に分散された導電性粒子を含む導体部と、
    前記バインダに埋設され、前記バインダよりも相対的に軟らかい軟質樹脂と、を備え、
    前記導電性粒子は、前記軟質樹脂によって覆われていない伸縮性配線体。
  2. 請求項1に記載の伸縮性配線体であって、
    下記(1)式を満たす伸縮性配線体。
    D>L … (1)
    但し、上記(1)式において、Dは前記導電性粒子の粒径であり、Lは前記軟質樹脂の長さである。
  3. 請求項1又は2に記載の伸縮性配線体であって、
    前記軟質樹脂の形状は、粒状である伸縮性配線体。
  4. 請求項3に記載の伸縮性配線体であって、
    前記軟質樹脂は、前記バインダ中に分散されている伸縮性配線体。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の伸縮性配線体と、
    前記導体部が設けられた伸縮性基材と、を備える伸縮性基板。
  6. 請求項5に記載の伸縮性基板であって、
    前記軟質樹脂の少なくとも一部は、前記伸縮性基材の一部が突出した突起である伸縮性基板。
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