JP6743965B2 - エレベータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータシステムに関する。
従来のエレベータシステムの例として、例えば特許文献1では、荷物の配達人がエントランスにて住人を呼び出して入室許可を受けると、エレベータにて目的階の呼びを自動登録するためのバーコードを発行するエレベータの制御システムが提案されている。
日本特開2011―51718号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエレベータの制御システムは、配達人が荷物を届けるために配達先の住人を訪ねたとき、その住人がバーコードを発行する手間が生じる。また、配達人を装った不審者が配達先に進入することを防止することができない。本発明の目的は、上記のような問題を鑑み、住人の手間を省き、かつ防犯効果の高いエレベータシステムを提供することである。
本発明に係るエレベータシステムでは、荷物に備え付けられた配達伝票を読み取らせる配達伝票読取装置と、それぞれの配達伝票の様式データを予め記憶されている伝票パターン記憶部と、前記配達伝票読取装置が読み取った前記配達伝票と前記伝票パターン記憶部に記憶されている前記様式データとを比較することで、前記配達伝票読取装置が読み取った前記配達伝票が所定の様式であるか否かを判断する様式判断部と、前記様式判断部が、前記配達伝票が前記所定の様式であると判断した場合に前記配達伝票に記載の宛先を認識する宛先判断部と、前記宛先判断部が認識した前記宛先に基づき呼びを登録する呼び登録部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るエレベータシステムは、上記の様に構成したので、住人に対する手間がかからず、かつ防犯効果の高いエレベータシステムが得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの外観図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの内部構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの動作を表すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるエレベータシステムの内部構成図である。 本発明の実施の形態2におけるエレベータシステムの動作を表すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるエレベータシステムの動作を表すフローチャートである。 本発明の実施の形態1及び実施の形態2におけるエレベータシステムのハードウエア構成図である。
実施の形態1
以下、本実施の形態におけるエレベータシステムの構成及び動作を図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態におけるエレベータシステムの外観図である。建物1は複数の階床を備える。建物1はエレベータを備える。建物1は例えば住人52が居住しているマンションである。建物1はマンションに限定されず、複数のテナントを有するビルなどにも適用できる。本実施の形態では住人52が居住しているマンションとして説明する。
エレベータの昇降路2は建物1内に設置されている。かご20はかごドア装置23を備え、昇降路2内を昇降している。機械室3は昇降路2の上部に設置され、エレベータ制御装置30が設置されている。なお、機械室3の無いタイプのエレベータの場合、エレベータ制御装置30は例えば昇降路2内に設置されている。エレベータ制御装置30はかご20の昇降制御、呼び登録及びかごドア装置23の開閉制御などを行う。
エントランスドア14は建物1内に出入りするためのドアであり、例えば1階に設置されている。エントランスドア14が設置されている階床を玄関階と呼称する。エレベータ乗場10は玄関階に備えられている。エレベータ乗場10には配達伝票読取装置11、報知装置12及び乗場ドア装置13が設置されている。エレベータ乗場15は玄関階以外の階床に備えられている。エレベータ乗場15には報知装置12及び乗場ドア装置13が備えられている。
かご20が各階床に到着したとき、エレベータ制御装置30の指令により、かごドア装置23とかご20が到着した階床の乗場ドア装置13は連動して戸開する。乗客がかご20に乗り込んだ後、エレベータ制御装置30の指令により、かごドア装置23と現在かご20が停止している階床の乗場ドア装置13が連動して戸閉する。その後エレベータ制御装置30の指令により、かご20は昇降する。
居室50は、各階床に備えられている。居室ドア51は居室50に出入りするためのドアである。住人52は居室50に居住している。居室50内にはインターホン装置60が設置されている。インターホン装置60の構成及び動作については後述する。管理室54は建物1を管理するための部屋である。管理サーバ40は例えば管理室54に設置されている。管理サーバ40の構成及び動作については後述する。
配達人4は、配達業者(郵便業者含む)に所属している。配達人4は、配達業者が配達を請け負った荷物5を、その荷物5に貼付された配達伝票6に記載の宛先に基づき配達する。荷物5は、建物1に居住している住人52宛の荷物である。配達伝票6は荷物5に貼付され、配達業者毎に決められた様式(デザイン、荷物追跡番号(バーコードや2次元識別コード等も含む)の位置、宛先、氏名、配達元等の記載事項の場所)を備える。配達伝票6には、住人52の宛先が記載されている。
荷物5を携えた配達人4は、建物1に到着すると、エントランスドア14を通って建物1内に入場する。次に配達人4はエレベータ乗場10に移動する。配達人4は、エレベータ乗場10に到着すると、配達伝票読取装置11に配達伝票6を読み取らせる。
図2は、本実施の形態におけるエレベータシステムの内部構成図である。かご20はかごドア装置23、及びドア制御部22を有する。ドア制御部22はかごドア装置23の開閉制御を後述のかご動作制御部32の指令に基づき行う。
エレベータ制御装置30は、呼び登録部31、かご動作制御部32、及び乗場報知制御部33を有する。呼び登録部31は、エレベータ乗場10及びエレベータ乗場15に設置されている図示しない乗場操作盤からの操作、及びかご20内の図示しないかご操作盤の操作による通常の呼び登録及び行先階登録の他に、後述の在宅状況判断部46からの指令により呼び登録及び行先階登録を行う。
かご動作制御部32は、かご20の走行制御指令、及びドア制御部22に対するかごドア装置23の戸開閉指令を行う。かご20の走行制御指令は呼び登録部31の行先階登録状況に基づき行われる。乗場報知制御部33は、エレベータ乗場10及びエレベータ乗場15の報知装置12にエレベータの運行に関する(現在かご20が走行中或いは停止中の階床)報知を行うとともに、後述の読取履歴判断部44及び在宅状況判断部46からの指令に基づき報知を行う。
管理サーバ40は、様式判断部41、伝票パターン記憶部42、宛先判断部43、読取履歴判断部44、読取履歴記憶部45、在宅状況判断部46及び在宅状況記憶部47を備える。エレベータ乗場10に設置された配達伝票読取装置11は配達伝票6を読み取り、その配達伝票6の画像データを様式判断部41に送信する。配達伝票読取装置11は例えばカメラやスキャナー等の撮像装置である。
伝票パターン記憶部42は、配達業者毎の決められた配達伝票の様式を記憶する。配達伝票6の様式とは、例えば配達伝票の画像データである。様式判断部41は、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものがあるか否かを判断する。様式判断部41が、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものがあると判断した場合、様式判断部41は配達伝票6の画像データを宛先判断部43に送信する。様式判断部41が、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものが無いと判断した場合、様式判断部41は、乗場報知制御部33に対し、報知装置12に所定の報知(例えば「読み取った配達伝票6は登録されていない様式です」等)をさせるように指令する。
配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものがあるか否かの判断は、周知技術である画像データ同志のパターンマッチング技術による類似度判定によって実現可能である。先述したとおり、配達伝票6は配送業者によって定められた様式であることが一般的であるため、その画像データが真に配達伝票であるか否かは様式判断部41によって判断可能である。
宛先判断部43は、様式判断部41が送信した配達伝票6の画像データの文字認識を行うことで、配達伝票6に記載されている宛先を特定する。特定する方法としては、配達伝票6の様式毎に住所氏名等を記載する箇所は予め決まっているので、その住所が記載されている決められた箇所の記載内容を文字認識すればよい。別の方法としては、配達伝票6の画像データ全体の文字認識を行った結果出力される文字データ内に、建物1内の住人52の住所氏名の記載が有るか否かを判断してもよい。
宛先判断部43は、特定した宛先が建物1内の居室50の住人52の宛先であるか否かを判断する。宛先判断部43が判断した宛先が、建物1内の居室50の住人52の宛先である場合、特定した宛先、及び配達伝票6を識別するデータを後述の読取履歴判断部44に送信する。配達伝票6を識別するデータとは、例えば配達伝票の画像データである。宛先判断部43は、特定した宛先が、建物1内の居室50の住人52の宛先で無いと判断した場合、宛先判断部43は、乗場報知制御部33に対し、報知装置12に所定の報知(例えば「宛先不明」等)をさせるように指令する。
読取履歴記憶部45は、配達伝票読取装置11が過去に読み取った配達伝票6を識別するデータを記憶している。
読取履歴判断部44は、宛先判断部43が送信した配達伝票6を識別するデータと、読取履歴記憶部45に記憶している過去の配達伝票6を識別するデータを基に、その配達伝票6が過去に配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票であるか否かを判断する。具体的には読取履歴記憶部45に記憶されている過去の配達伝票6の画像データの中に、宛先判断部43から送付された配達伝票6の画像データと一致するものがあるか否かを判断する。
読取履歴判断部44が、読取履歴記憶部45に記憶されている過去の配達伝票の画像データの中に、宛先判断部43から送付された配達伝票6の画像データと一致するものがあると判断した場合、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6は、過去にすでに読取済みの配達伝票であることを意味する。その場合、読取履歴判断部44は、後述の乗場報知制御部33に対し、報知装置12に所定の報知(例えば「配達伝票6は過去に読取済みである」等)をさせるように指令する。
読取履歴判断部44が、読取履歴記憶部45に記憶されている過去の配達伝票6の画像データの中に、宛先判断部43から送付された配達伝票6の画像データと一致するものが無いと判断した場合、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6は、初めて読み取られたものである。その場合、読取履歴判断部44は、後述の在宅状況判断部4に宛先判断部43から受信した宛先を送信する。
在宅状況記憶部47は、表1のように、建物1に居住している住人52がそれぞれ「在宅」中か「不在」を記憶している。表1によると、201号室と302号室の住人は現在「在宅」中であることを示しており、202号室と301号室の住人は現在「不在」であることを示している。それぞれの居室に居住している住人52が「在宅」中か「不在」を切り替えるのは、住人52がそれぞれ居住している居室50に設置されているインターホン装置60に備えられた在宅状況設定部61によってそれぞれの住人52自身が切り替える。
Figure 0006743965
在宅状況判断部46は在宅状況記憶部47を参照し、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が在宅中か否かを判断する。在宅状況判断部46が、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が在宅中であると判断した場合、後述のエレベータ制御装置30の呼び登録部31にその宛先に基づく呼びを登録する指令を送信するとともに、後述の荷物入着報知指示部62に対し、後述の出力部65に所定の報知(例えば「荷物が届いた」)旨連絡させる指令を送信する。例えば基準階が1階であり宛先が201号室である場合、後述のエレベータ制御装置30の呼び登録部31に上方向の基準階の乗場呼びを登録する指令を送信してもよいし、上記乗場呼びに加えて2階への行先階を登録する指令を送信するようにしてもよい。
在宅状況判断部46が、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が不在であると判断した場合、後述の荷物入着報知指示部62に対し、後述の出力部65に所定の報知(例えば「不在中に荷物が届けられた」)旨連絡させる指令を送信する。また、在宅状況判断部46は、乗場報知制御部33に対し、報知装置12に所定の報知(例えば「宛先の住人は現在不在である」等)をさせるように指令する。
インターホン装置60は、在宅状況設定部61、荷物入着報知指示部62、不在報知指示部63、操作部64及び出力部65から構成される。操作部64は住人52が操作することによって、住人52が居室50に「在宅」中か「不在」を入力する。住人52は外出するときに操作部64に「不在」と入力する。住人52は外出先から帰宅したときに操作部6に「在宅」と入力する。操作部64は、インターホン装置60上に備えられた物理的に操作可能な切替スイッチ(スライドスイッチ、ボタンスイッチ)でもよいし、後述の出力部65に表示されたタッチパネルでもよい。タッチパネルの場合、出力部65は操作部64を兼ねることも可能である。
出力部65は、在宅状況設定部61、荷物入着報知指示部62、及び不在報知指示部63からの指令により後述の出力を行う。出力部65は例えば液晶画面であり、その場合、出力とは液晶画面に表示することである。また、出力部65は印刷機能を備えていてもよく、在宅状況設定部61、荷物入着報知指示部62、及び不在報知指示部63から指示された出力の一部或いは全部は紙に印刷することとしてもよい。
在宅状況設定部61は、操作部64の入力に応じて、住人52が「在宅」中か「不在」を在宅状況記憶部47に記憶させる。また、在宅状況設定部61は、在宅状況記憶部47に記憶されている、現在の住人52の在宅状況(「在宅」中か「不在」)を出力部65に出力させるようにしてもよい。
荷物入着報知指示部62は、在宅状況判断部4が送信した「荷物が届いた」旨出力させる指令に基づき、出力部65にその旨出力させる。不在報知指示部63は、在宅状況判断部4が送信した「不在中に荷物が届けられた」旨出力させる指令に基づき、その旨出力部65に出力させる。
次に本実施の形態の動作について説明する。図3は、本実施の形態のエレベータシステムの動作を表すフローチャートである。配達伝票読取装置11は配達伝票6の読み取りを行う(S101)。配達伝票読取装置11が配達伝票6を読み取ってない場合(S101のNO)、S101の処理を繰り返す。配達伝票読取装置11が配達伝票6を読み取った場合(S101のYES)、様式判断部41に配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6の画像データを送信し、S102の処理へ進む。
様式判断部41は、受信した配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものがあるか否かを判断する(S102)。受信した配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものが無い場合(S102のNO)、様式判断部41は「読み取った配達伝票6は登録されていない様式です」という旨、報知装置12に報知させる指令を乗場報知制御部33に送信する(S108)。その後、S101の処理に戻る。受信した配達伝票6の画像データが伝票パターン記憶部42に予め記憶された様式の画像データの中に一致するものがあった場合(S102のYES)、S103の処理へ進む。
宛先判断部43は、配達伝票6に記載されている宛先を特定し、特定した宛先が建物1内の居室50の住人52の宛先であるか否かを判断する(S103)。宛先判断部43が判断した宛先が、建物1内の居室50の住人52の宛先であると判断した場合(S103のYES))、特定した宛先と、配達伝票6の画像データを後述の読取履歴判断部44に送信する。その後、S104の処理に進む。宛先判断部43が、特定した宛先が、建物1内の居室50の住人52の宛先で無いと判断した場合(S103のNO)、宛先判断部43は、乗場報知制御部33に対し、報知装置12に所定の報知(例えば「宛先不明」等)をさせるように指令する(S109)。その後、S101の処理に戻る。
読取履歴判断部44は、宛先判断部43が送信した配達伝票6の画像データと、読取履歴記憶部45に記憶されている過去の配達伝票6を基に、その配達伝票6が過去に配達伝票読取装置11が読み取ったものであるか否かを判断する(S104)。読取履歴判断部44が、その配達伝票6が過去に配達伝票読取装置11が読み取ったものであると判断した場合(S104のNO)、読取履歴判断部44は「配達伝票6は過去に読取済みである」旨、報知装置12に報知させる指令を乗場報知制御部33に送信する(S109)。その後、S101の処理に戻る。一方、読取履歴判断部44が、その配達伝票6が過去に配達伝票読取装置11が読み取ったものでないと判断した場合(S104のYES)、読取履歴判断部44は、宛先判断部43から受信した宛先を在宅状況判断部45に送信する。その後、S105の処理へ進む。
在宅状況判断部46は、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が在宅中か否かを判断する(S105)。在宅状況判断部46が、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が在宅中であると判断した場合(S105のYES)、在宅状況判断部46はエレベータ制御装置30の呼び登録部31にその宛先に基づく呼びを登録する指令を送信し(S106)、次に在宅状況判断部46は荷物入着報知指示部62に「荷物が届いた」旨、出力部65に出力させる指令を送信し(S107)、処理を終了する。
在宅状況判断部46が、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が不在であると判断した場合(S105のNO)、在宅状況判断部46「宛先の住人は現在不在である」旨、報知装置12に報知させる指令をエレベータ制御装置30の乗場報知制御部33に送信する(S110)。次に、在宅状況判断部46は、荷物入着報知指示部62に「不在中に荷物が届けられた」旨、出力部65に出力させる指令を送信し(S111)、処理を終了する。
上述したとおり、本実施の形態では、配達伝票読取装置11に配達伝票6を読み取らせることによって呼び登録部31に呼びを登録、及び行先階を登録することができるので、住人の手間を省くことができ、またその配達伝票6が様式判断部41によって配送業者によって定められた様式であることが判断されるので、配達人を装った不審者が配達先に進入することに対する抑止効果を有し、防犯効果の高いエベータシステムが得られるという効果を奏する。
なお、配達先の住人52の不在の場合に呼び登録部31に呼び及び行先階が登録されず、また不在の旨報知装置12により報知されるので、配達人4の無駄移動を減少することが可能となるというさらなる効果を奏する。
また、配達先の住人52が不在の場合、インターホン装置60の出力部65より「不在時に荷物が届いた」旨表示されるので、通常は住人52が不在の際に配達人4が紙で発行し、住人52の居室50に書置きされる不在連絡票の紛失を抑制することが可能となるというさらなる効果を奏する。
実施の形態2
以下、本実施の形態におけるエレベータシステムの構成及び動作を図4〜図6を用いて説明する。図4は、本実施の形態におけるエレベータシステムの内部構成図である。本実施の形態におけるエレベータシステムでは、実施の形態1のエレベータシステムに加えて以下の構成を有する。
本実施の形態のかご20は、実施の形態1のかご20に加えて配達伝票読取装置21を有する。配達伝票読取装置21は、配達伝票読取装置11と同様、例えばカメラやスキャナー等の撮像装置である。
本実施の形態のエレベータ制御装置30は、実施の形態1のエレベータ制御装置30に加えて、サービス終了判断部34を有し、また実施の形態1のかご動作制御部32の代わりにかご動作制御部321を有する。
サービス終了判断部34は、かご動作制御部321を監視することによって、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6に記載の宛先に居住している住人52が、在宅状況判断部46によって「在宅」中と判断されたときに、かご20がサービス中(乗客を乗せて走行中、また他の乗場呼びに応答中等)であるか否かを判断する。サービス終了判断部34がかご20のサービスを終了したと判断した場合、かご動作制御部321はかご20を荷物専用運転に切り替える。複数のかご20を有するエレベータの場合は、そのかご20の中の1つのかご20がサービス終了した場合にそのかご20のかご動作制御部321はかご20を荷物専用運転に切り替えればよい。
本実施の形態の管理サーバ40は、実施の形態1の管理サーバ40に加えて在宅者記憶部48及び在宅者伝票判断部49を有する。在宅者記憶部48は、在宅状況判断部46が配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6に記載の宛先の住人52が「在宅」中である判断した場合、その住人52の宛先とその住人52の宛先が記載されている配達伝票6を識別するデータ、例えば配達伝票6の画像データを関連付けて記憶する。
在宅伝票判断部49は、配達人4が、かご20で運搬中の荷物5に貼付されている配達伝票6を配達伝票読取装置21に読み取らせた場合に、在宅者記憶部48に記憶されている配達伝票6の画像データの中に、配達伝票読取装置21が読み取った配達伝票6の画像データと一致するものがあるかどうか判断する。
かご動作制御部321は、かご20を荷物専用運転に切り替えた場合、まずかご20を玄関階に走行させ、かご20が玄関階に到着させると、ドア制御部22にかごドア装置23を戸開するように指令する。次に、呼び登録部31は在宅者記憶部48に記憶されている住人52の宛先に基づき、行先階を登録する。例えば、在宅者記憶部48に記憶されている宛先が「201号室」「302号室」の2つであった場合、呼び登録部31は行先階として2階と3階を登録する。
また、かご動作制御部321は、かご20が行先階に到着したとき、ドア制御部22にかごドア装置23を戸開するように指令する。かご20のかごドア装置23が戸開しているとき、配達人4は荷物5に貼付されている配達伝票6を配達伝票読取装置21に読み取らせる。
在宅伝票判断部49が、配達人4が配達伝票読取装置21に読み取らせた配達伝票6の画像データが、在宅者記憶部48に記憶されている配達伝票6の画像データの中に、配達伝票読取装置21が読み取った配達伝票6の画像データと一致するものがあると判断した場合、かご動作制御部321は、呼び登録部31に登録されている行先階の有無を確認する。
呼び登録部31に登録されている行先階が有る場合、ドア制御部22にかごドア装置23を戸閉するように指令する。かご動作制御部321は、かご20を次の行先階に走行させる。呼び登録部31に登録されている行先階が無い場合、かご動作制御部321は、かご20を通常運転に切り替える。
図5、図6は本実施の形態のエレベータシステムの動作を表すフローチャートである。図5、図6のフローチャートにおいて、実施の形態1の図3のフローチャートと同じ符号の箇所は同一の動作であることを示している。実施の形態1との相違点についてのみ説明する。なお、図5のフローチャートの処理は、配達伝票読取装置11が配達伝票6を読み取る度に実行される。配達人4は配達すべき荷物5が複数ある場合は、それぞれの荷物5に貼付されている配達伝票6を配達伝票読取装置11に読み取らせる。
在宅状況判断部46が、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が在宅中であると判断した場合(S105のYES)、在宅状況判断部46は在宅中と判断された住人の宛先及び配達伝票6の画像データを在宅者記憶部48に記憶させ(S113)、次に在宅状況判断部46は荷物入着報知指示部62に「荷物が届けられた」旨連絡させる指令を送信し(S107)、S201の処理に進む。
また、在宅状況判断部46が、読取履歴判断部44が送信した宛先に居住している住人52が不在であると判断した場合(S105のNO)、は実施の形態1のS110及びS112と同様の処理を行ったあと、S201の処理に進む。
サービス終了判断部34は、かご動作制御部321を監視する(S201)。サービス終了判断部34が、かご20がサービス中であると判断した場合(S201のYES)はS201への処理へと戻る。サービス終了判断部34が、かご20がサービスを終了したと判断した場合(S201のNO)、S202の処理へと進む。
かご動作制御部321は、サービス終了したかご20を荷物専用運転に切り替え、呼び登録部31は、かご20に対しエレベータ乗場10及びエレベータ乗場15に設置された図示しない乗場操作盤及びかご20内に設置された図示しないかご操作盤からの呼びを登録しないようにする(S202)。その後S203の処理に進む。
配達人4はかごドア装置23が戸閉する前に、配達すべき荷物5をかご20に運搬し、配達人4はかご20に乗車する。かご動作制御部321は、ドア制御部22にかごドア装置23を戸閉する指令を送信する。かご動作制御部321は、かご20を玄関階に走行させる。かご20が玄関階に到着後、ドア制御部22にかごドア装置23を戸開する指令を送信する(S203)。その後S204の処理に進む。
呼び登録部31は、在宅者記憶部48に記憶されている在宅中の住人の宛先に対応した全ての階床の行先階を登録する(S204)。その後S205の処理に進む。
かご動作制御部321は、かご20のドア制御部22にかごドア装置2を戸閉する指令を送信し、戸閉後、呼び登録部31によって登録された行先階の1つ(通常は停止していた階床に一番近い階床)に向けてかご20を走行させる(S205)。その後S206の処理に進む。
かご動作制御部321は、かご20が行先階の1つに到着後、ドア制御部22にかごドア装置23を戸開する指令を送信する。その後、到着した階の行先階の登録は、呼び登録部31から消去される(S206)。その後S207の処理に進む。このときに配達人4はこの階の住人に届けられた荷物5の少なくとも1つを配達し、その後配達人4はかご20に戻る。
配達人4は、かご20内の配達伝票読取装置21にまだ配達されていない荷物5の配達伝票6を読み取らせる。在宅者伝票判断部49は、その配達伝票6の画像データが在宅者記憶部48に記憶されている配達伝票6の画像データの中に、配達伝票読取装置21が読み取った配達伝票6の画像データと一致するものがあるかどうか判断する(S207)。
その配達伝票6の画像データが在宅者記憶部48に記憶されている配達伝票6の画像データの中に、配達伝票読取装置21が読み取った配達伝票6の画像データと一致するものがある場合(S207のYES)、S208の処理に進む。その配達伝票6の画像データが在宅者記憶部48に記憶されている配達伝票6の画像データの中に、配達伝票読取装置21が読み取った配達伝票6の画像データと一致するものが無い場合(S207のNO)、かご20は戸開待機したままS207の処理を継続する。
かご動作制御部321は、呼び登録部31に登録されている行先階が無いか否かを確認する(S208)。呼び登録部31に登録されている行先階が有る場合(S208のNO)、S205の処理に戻り、かご動作制御部321は、ドア制御部2かごドア装置2を戸閉する指令を送信し、戸閉後、呼び登録部31によって登録された他の行先階の1つに向けてかご20を走行させる。その後、S205の処理に戻る。
呼び登録部31に登録されている行先階が無い場合(S208のYES)、かご動作制御部321は、在宅者記憶部48に記憶されている在宅中の住人の宛先及びその住人の宛先が記載されている配達伝票6の画像データを、在宅者記憶部48から全て消去させる(S209)。その後S210の処理に進む。次にかご動作制御部321は、かご20の荷物専用運転を終了して通常運転に切り替え(S210)、処理を終了する。
上述したとおり、本実施の形態でも、実施の形態1と同様、配達伝票読取装置11に配達伝票6を読み取らせることによって呼び登録部31に呼びを登録、及び行先階を登録することができるので、住人の手間を省くことができ、またその配達伝票6が様式判断部41によって配送業者によって定められた様式であることが判断されるので、配達人を装った不審者が配達先に進入することに対する抑止効果を有し、防犯効果の高いエベータシステムが得られるという効果を奏する。
なお、本実施の形態でも、実施の形態1と同様、配達先の住人52の不在の場合に呼び登録部31に呼び及び行先階が登録されず、また不在の旨報知装置12により報知されるので、配達人4の無駄移動を減少することが可能となるというさらなる効果を奏する。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様、配達先の住人52が不在の場合、インターホン装置60の出力部65より「不在時に荷物が届いた」旨表示されるので、通常は住人52が不在の際に配達人4が紙で発行し、住人52の居室50に書置きされる不在連絡票が不要になるため、不在連絡票の紛失を抑制することが可能となるというさらなる効果を奏する。
また、本実施の形態では、在宅者記憶部48に、複数の在宅中の住人の荷物5の宛先を記憶し、呼び登録部31は、その宛先に対応した階床の行先階を登録することが出来るので、配達人4が複数の荷物5を配達する場合においてもより利便性の高いエレベータシステムが得られるというさらなる効果を奏する。
また、本実施の形態では、かご動作制御部321は、荷物専用運転時にはそれぞれの行先階に停止時に、配達未の荷物5に貼付された配達伝票6をかご20内に設置された配達伝票読取装置21に読み取らせるまで、かご20は停止中の階床にかごドア装置23が戸開したまま停止を維持し、その配達伝票読取装置21を読み取らせたときにかごドア装置23は戸閉してかご20は次の行先階に走行するため、荷物専用運転時には複数の荷物5を配達するのにより便利な、より利便性の高いエレベータシステムが得られるというさらなる効果を奏する。
また、本実施の形態では、図6のフローチャートのS207の処理のとき、戸開して待機しているかご20においてたまたま他の住人がかご20に乗り込んで、図示しないかご20内に設置されたかご操作盤にて行先階を入力することが充分に考えられる。その場合、呼び登録部31はそのような行先階の入力は無効にしてもよい。また、乗場報知制御部33はその住人に対し、図示しないかご内の報知装置(例えばかご内に設置されたスピーカー、液晶画面等)に、かご20は荷物専用運転中である旨発報させるようにしてもよい。
なお、実施の形態1及び実施の形態2における配達伝票読取装置11及び配達伝票読取装置21は、配達人が所持する携帯情報端末であってもよい。また、様式判断部41、伝票パターン記憶部42及び宛先判断部43の機能を管理サーバ40の代わりに携帯情報端末が行ってもよい。
また、実施の形態1及び実施の形態2における配達伝票読取装置11はエレベータ乗場10の近傍ではなく、エントランス用ドア14の建物1の外側近傍に設置してもよい。またその場合、在宅状況判断部46によって配達人配達伝票読取装置11に読み取らせた宛先に居住する住人52が不在の場合は、エントランス用ドア14から入場できないようにしてもよい(エントランス用ドア14に設置された図示しない電子錠の施錠を維持、或いはエントランス用ドア14が自動ドアの場合は、エントランス用ドア14の戸閉を維持する等)。
また、実施の形態1及び実施の形態2において、在宅状況判断部46によって配達人配達伝票読取装置11に読み取らせた宛先が玄関階と同一の階床である場合は、エレベータの呼び及び行先階を登録する必要は無いことは言うまでもない。
また、実施の形態1及び実施の形態2における読取履歴記憶部45、及び実施の形態2における在宅者記憶部48に記憶する配達伝票6を識別するデータは配達伝票6の画像データでなくてもよく、配達伝票6の記載内容含めて特定できればよい。例えば一般的な配達伝票は、配達業者毎に決められた様式であり、配達伝票毎にユニークな追跡番号(バーコード等で表現されている場合も含む)などが記載されているので、様式判断部41に配達伝票6の配達業者を特定させ、宛先判断部43でその追跡番号を認識させ、読取履歴記憶部45は、その配達伝票6の配達業者、配達伝票6の追跡番号、及びその配達伝票6に記載の宛先と住人の氏名を紐つけて記憶するようにしてもよい。上記の場合、実施の形態1及び実施の形態2における読取履歴判断部44、及び実施の形態2の在宅者伝票判断部49はその配達伝票6の配達業者、配達伝票6の追跡番号、及びその配達伝票6に記載の宛先を比較対象とすればよい。

また、実施の形態1及び実施の形態2における不在報知指示部63は、配達伝票読取装置11が読み取った配達伝票6の画像データを出力部65に出力するようにしてもよい。また配達伝票6の画像データを宛先判断部43に文字認識させ、配達伝票6に記載されている荷物5の内容物を示すデータを出力部65に出力させるようにしてもよい。配達伝票読取装置11が携帯情報端末である場合は、配達人4が携帯情報端末に荷物5の内容物を入力して、その内容物を示すデータを管理サーバ40に無線通信で送信し、出力部65に出力させてもよい。
実施の形態1〜2の符号41〜49、61〜63に示す各部は、管理サーバ40及びインターホン装置60が有する機能を示す。図7は、実施の形態1〜2の管理サーバ40及びインターホン装置60のハードウエア構成図である。管理サーバ40及びインターホン装置60は、ハードウエア資源として、例えばプロセッサ1001とメモリ1002とを含む処理回路を備える。伝票パターン記憶部42、読取履歴記憶部45、在宅状況記憶部47、在宅者記憶部48が有する機能はメモリ1002によって実現される。管理サーバ40及びインターホン装置60は、メモリ1002に記憶されたプログラムをプロセッサ1001によって実行することにより、様式判断部41、宛先判断部43、読取履歴判断部44、在宅状況判断部46、在宅者伝票判断部49、在宅状況設定部61、荷物入着報知指示部62、不在報知指示部63に示す機能を実現する。
プロセッサ1001は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ1002として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用してもよい。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
管理サーバ40及びインターホン装置60が有する各機能の一部又は全部をハードウエアによって実現してもよい。管理サーバ40及びインターホン装置60の機能を実現するハードウエアとして、単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用してもよい。
1 建物
2 エレベータの昇降路
3 エレベータの機械室
4 配達人
5 荷物
6 配達伝票
10 エレベータ乗場
11 配達伝票読取装置
12 報知装置
13 乗場ドア装置
14 エントランス用ドア
15 エレベータ乗場
20 かご
21 配達伝票読取装置
22 ドア制御部
23 かごドア装置
30 エレベータ制御装置
31 呼び登録部
32 かご動作制御部
33 乗場報知制御部
34 サービス終了判断部
40 管理サーバ
41 様式判断部
42 伝票パターン記憶部
43 宛先判断部
44 読取履歴判断部
45 読取履歴記憶部
46 在宅状況判断部
47 在宅状況記憶部
48 在宅者記憶部
49 在宅者伝票判断部
50 居室
51 居室用ドア
52 住人
54 管理室
60 インターホン装置
61 在宅状況設定部
62 荷物入着報知指示部
63 不在報知指示部
64 操作部
65 出力部

Claims (8)

  1. 荷物に備え付けられた配達伝票を読み取らせる配達伝票読取装置と、
    それぞれの配達伝票の様式データを予め記憶されている伝票パターン記憶部と、
    前記配達伝票読取装置が読み取った前記配達伝票と前記伝票パターン記憶部に記憶されている前記様式データとを比較することで、前記配達伝票読取装置が読み取った前記配達伝票が所定の様式であるか否かを判断する様式判断部と、
    前記様式判断部が、前記配達伝票が前記所定の様式であると判断した場合に前記配達伝票に記載の宛先を認識する宛先判断部と、
    前記宛先判断部が認識した前記宛先に基づき呼びを登録する呼び登録部と、を備えたエレベータシステム。
  2. 各部屋の住人が在宅か不在かを記憶する在宅状況記憶部と、
    前記各部屋内に設けられ、前記在宅状況記憶部に記憶されている各部屋の住人の在宅及び不在を設定する在宅状況設定部を更に備え、
    前記呼び登録部は、前記在宅状況記憶部に前記宛先の住人が在宅と記憶されている場合は呼びを登録し、前記在宅状況記憶部に前記宛先の住人が不在と記憶されている場合は呼びを登録しないことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記在宅状況記憶部に前記宛先の住人が不在と記憶されている場合に、前記宛先の住人に前記荷物に関する不在時の所定の内容を各部屋に設置された出力部に報知させる不在報知指示部を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 前記在宅状況記憶部に前記宛先の住人が在宅と記憶されている場合に、前記宛先の住人に前記荷物に関する在宅時の所定の内容を各部屋に設置された出力部に報知させる荷物入着報知指示部を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータシステム。
  5. 前記配達伝票が、前記配達伝票読取装置に過去に読み取られたか否か判断する読取履歴判断部を更に備え、
    前記読取履歴判断部が、前記配達伝票が過去に読み取られたと判断した場合、前記呼び登録部は呼びを登録しないことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエレベータシステム。
  6. 前記呼び登録部は、前記宛先判断部が認識した前記宛先に基づき行先階を登録することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエレベータシステム。
  7. 前記配達伝票読取装置によって読み取られた配達伝票に記載の宛先の内、在宅中の住人の宛先を記憶する在宅者記憶部を更に備え、
    前記呼び登録部は、前記在宅者記憶部が記憶している前記宛先に基づき行先階を登録することを特徴とする請求項6に記載のエレベータシステム。
  8. 前記在宅者記憶部は前記配達伝票を識別するデータを前記住人の宛先と紐つけてさらに記憶し、
    エレベータのかごのサービスが終了しているか否かを判断するサービス終了判断部と、
    前記かごの昇降制御及びかごドア装置の戸開閉制御を行うかご動作制御部と、
    前記かご内に設置された前記配達伝票読取装置と、
    前記かご内に設置された前記配達伝票読取装置によって読み取られた前記配達伝票が、前記在宅者記憶部に記憶されている宛先の配達伝票であるか否かを判断する在宅者伝票判断部と、を更に備え
    前記呼び登録部は、前記サービス終了判断部が前記かごのサービスが終了していると判断した場合に前記在宅者記憶部が記憶している前記宛先に基づき行先階を登録するとともに、前記かごに設置されたかご制御盤及びエレベータの各階床に設置された乗場操作盤からの呼び及び行先階入力を無効とし、
    前記かご内に設置された配達伝票読取装置によって読み取られた前記配達伝票が、在宅者記憶部に記憶されている宛先の配達伝票であると在宅者伝票判断部によって判断された場合において、前記呼び登録部に前記かごの行先階の登録が無い場合は、前記かごに設置されたかご制御盤及びエレベータの各階床に設置された乗場操作盤からの呼び及び行先階入力を有効とすることを特徴とする請求項7に記載のエレベータシステム。
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