JP6743688B2 - リモコン装置、カラオケシステム及びリモコン用プログラム - Google Patents

リモコン装置、カラオケシステム及びリモコン用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、楽曲を演奏するカラオケ装置に対して選曲等を行うことのできるリモコン装置、並びに、カラオケ装置とリモコン装置を含んで構成されるカラオケシステム、そして、情報処理装置で実行可能なリモコン用プログラムに関する。
現在、カラオケボックスやスナック等のナイト店で利用されるカラオケ装置は、選曲等、ユーザーの手元で操作する手段としてリモコン装置が使用されることが一般的である。カラオケ装置とリモコン装置は、無線環境下でお互いに対応付けられることで、カラオケボックスのように複数のカラオケ装置が利用される環境下においても適切に利用することが可能である。
特許文献1には、カラオケボックス等において、任意のカラオケ装置と適宜対応付けが可能な電子早見本装置(以下、リモコン装置という。)が開示されている。この特許文献1に開示されるリモコン装置では、所定の接続通知を赤外線によりカラオケ装置へ送信し、接続通知に応じて電波によりカラオケ装置から返信される識別通知に基づいてカラオケ装置との対応付けが行われている。対応付けられたリモコン装置とカラオケ装置との間では、無線LANにより、選曲指令の送受信など、各種通信が行われることになる。
特開2006−78759号公報
特許文献1に開示されるように、対応付けられたリモコン装置とカラオケ装置の間では、無線LANを使用して無線通信が実行されることになるが、無線LAN規格による通信では、ネットワーク間においてリモコン装置を識別するためのIPアドレスがリモコン装置に割り当てられる。従来、リモコン装置のIPアドレスは、各リモコン装置に対し、各リモコン装置間で重複しない固有のIPアドレスを割り当てて出荷していた。したがって、カラオケボックス等、リモコン装置が使用されるネットワーク環境では、各リモコン装置のIPアドレスは重複することなく、通信に支障を生じることはなかった。
しかしながら、市場に出荷される新たなリモコン装置が増加するにあたり、リモコン装置に割り当てることのできるIPアドレスは枯渇状態となっている。リモコン装置に同じIPアドレスを割り当てた場合、同じカラオケボックスに同じIPアドレスを有するリモコン装置が導入される可能性がある。このような場合、同じネットワーク内に同じIPアドレスを有するリモコン装置が加入することになるため、リモコン装置が正常に動作しなくなることが考えられる。
このようなIPアドレスの重複を避けるためには、無線LAN規格におけるDHCP機能を採用することも考えられる。しかしながら、従来のカラオケ装置、リモコン装置では、DHCP機能を使用しない仕様となっているため、新たにDHCP機能を採用する場合には、カラオケ装置、リモコン装置、無線ルータのプログラムを大幅に変更する必要がある。
本発明は、このような事情を鑑みたものであって、リモコン装置に使用するIPアドレスの使用範囲に自由度を持たせるとともに、もし、同じネットワーク内でリモコン装置のIPアドレスが同じネットワーク内で重複した場合であっても、リモコン装置とカラオケ装置間で通信可能とするリモコン装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係るリモコン装置は以下の構成を採用するものである。
LANネットワークに接続する通信部と、前記LANネットワークに接続するためのIPアドレスを記憶する記憶部と、リモコン装置の各種処理を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記LANネットワークに接続された通信対象となるカラオケ装置との対応付けをする対応付け処理と、前記記憶部に記憶している前記IPアドレスと、前記LANネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスとが重複しているか否かを検知する重複検知処理と、前記対応付け処理で対応付けが完了した状態を含む所定状態となっているか否か判断する状態判断処理と、前記重複検知処理においてIPアドレスが重複していると検知し、かつ、前記状態判断処理において前記所定状態となっていないと判断した場合、前記記憶に記憶される前記IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理と、を実行し、前記重複検知処理は、所定期間毎に実行され、前記重複検知処理の開始タイミングは、前記リモコン装置の固有情報を使用して算出されることを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置において、前記制御部は、前記記憶部が記憶するIPアドレスを、前記リモコン装置の固有情報から生成するIPアドレス生成処理を実行し、前記記憶に記憶させることを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置において、前記IPアドレス変更処理は、前記リモコン装置の機種毎に割り当てられた範囲内で前記IPアドレスを変更することを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン装置は、ユーザーの操作を受け付ける操作受付部を備え、前記制御部は、前記状態判断処理において、前記対応付け処理で対応付けが完了した状態に加え、対応付けされている前記カラオケ装置と通信可能な状態、所定期間内の前記操作受付部の操作頻度が閾値以上である状態、あるいは、最終操作からの経過時間が閾値以下である状態の何れかを前記所定状態として判断することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケシステムは、カラオケ装置、及び、リモコン装置を備えたカラオケシステムであって、前記リモコン装置は、LANネットワークに接続する通信部と、前記LANネットワークに接続するためのIPアドレスを記憶する記憶部と、リモコン装置の各種処理を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記LANネットワークに接続された通信対象となるカラオケ装置との対応付けをする対応付け処理と、前記記憶部に記憶している前記IPアドレスと、前記LANネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスと、が重複しているか否かを検知する重複検知処理と、前記対応付け処理で対応付けが完了した状態を含む所定状態となっているか否か判断する状態判断処理と、前記重複検知処理においてIPアドレスが重複していると検知し、かつ、前記状態判断処理において前記所定状態となっていないと判断した場合、前記記憶に記憶される前記IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理と、を実行し、前記重複検知処理は、所定期間毎に実行され、前記重複検知処理の開始タイミングは、前記リモコン装置の固有情報を使用して算出されることを特徴とする。
さらに本発明に係るリモコン用プログラムは、情報処理装置において実行可能なリモコン用プログラムであって、前記情報処理装置は、LANネットワークに接続する通信部と、前記LANネットワークに接続するためのIPアドレスを記憶する記憶部と、リモコン装置の各種処理を実行する制御部と、を備え、前記LANネットワークに接続された通信対象となるカラオケ装置との対応付けをする対応付け処理と、前記記憶部に記憶している前記IPアドレスと、前記LANネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスと、が重複しているか否かを検知する重複検知処理と、前記対応付け処理で対応付けが完了した状態を含む所定状態となっているか否か判断する状態判断処理と、前記重複検知処理においてIPアドレスが重複していると検知し、かつ、前記状態判断処理において前記所定状態となっていないと判断した場合、前記記憶に記憶される前記IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理と、を実行し、前記重複検知処理は、所定期間毎に実行され、前記重複検知処理の開始タイミングは、前記リモコン装置の固有情報を使用して算出されることを特徴とする。
本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、リモコン装置に対して重複可能にIPアドレスを使用することができるため、IPアドレス割り当ての自由度を拡大することが可能となる。また、リモコン装置のIPアドレスが同じLANネットワーク内で重複した場合であっても、IPアドレス変更処理でIPアドレスを変更することで、支障なくカラオケ装置との通信を行うことが可能となる。特に、このIPアドレス変更処理は、対応付け処理でカラオケ装置との対応付けが完了していないこと、あるいは、対応付け処理でカラオケ装置との対応付けが完了後の所定状態となっていないことをIPアドレス変更の条件としている。このような条件を設けることで、使用状態となっているリモコン装置のIPアドレスの変更をできるだけ避けることができ、IPアドレス変更に伴って使用できなくなる期間をできるだけ抑え、利用者に不便を感じさせることがない。また、DHCP機能を使用しないため、DHCP機能採用に伴う、カラオケ装置、無線ルータなどにおける各種プログラムの改変作業も必要とせず、リモコン装置側での簡易な修正で対応することが可能となっている。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、記憶部が記憶するIPアドレスを生成するIPアドレス生成処理を実行することとしている。このような構成によれば、例えば、IPアドレスをリモコン装置に割り当てられているシリアルナンバー等の識別情報から生成することが可能であり、重複をできるだけ抑えたIPアドレスを自動生成することが可能となる。また、リモコン装置の機種毎で異なる空間のIPアドレスを自動生成することも可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムによれば、IPアドレス変更処理は、IPアドレスが未割り当ての範囲内でIPアドレスを変更することとしている。このような構成によれば、IPアドレスを変更する際、変更後のIPアドレスが再度、重複してしまう可能性を抑えることが可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムにおいて、重複検出処理は、所定期間毎に実行されることとしている。このような場合、IPアドレスの変更タイミングが重複することが考えられる。そのような場合を想定し、初回に実行される前記重複検出処理の開始タイミングは、リモコン装置の固有情報を使用して算出することで、リモコン装置間でIPアドレスの変更タイミングが重複することを抑制することが可能となる。
さらに本発明に係るリモコン装置、カラオケシステム、リモコン用プログラムにおいて、IPアドレス変更処理の前記所定状態は、対応付けされているカラオケ装置に対する操作が行われている状態、リモコン装置の利用頻度が閾値以上である状態、あるいは、最終操作からの経過時間が閾値以下である状態の何れかを含むこととしている。このような構成により、使用されている、あるいは、使用頻度が高いリモコン装置のIPアドレス変更をできるだけ避けることが可能となる。よって、IPアドレス変更に伴って、リモコン装置が使用できなくなるという利用者にとっての不都合を抑制することが可能となる。
本実施形態のカラオケシステムを示す図 本実施形態のカラオケシステムで使用するIPアドレス範囲を説明する表 本実施形態のカラオケシステムの対応付け処理を説明するフロー図 本実施形態のリモコン装置で実行される対応付け処理を示すフロー図 本実施形態の対応付け処理時にリモコン装置に表示される画面 本実施形態のリモコン装置で実行されるネットワーク接続処理を示すフロー図 本実施形態のリモコン装置で実行されるIPアドレス管理処理を示すフロー図 他の実施形態についてリモコン装置のネットワーク接続処理を説明するフロー図
図1は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニター41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等を行う映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニター41以外に、タッチパネルモニター33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニター33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニター33は、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニター11などと同様、入力部として機能する。ユーザーは、タッチパネルモニター33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのRAM27を含んだ制御部を備えて構成されている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をRAM27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞表示処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞表示処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニター41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。
一方、リモコン装置1は、ユーザーからの指示に基づいて楽曲を検索する検索処理と、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバー装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザーから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニター11を備えている。タッチパネルモニター11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース、各種プログラム等を記憶する不揮発性の記憶部としてのNAND型記憶部14a、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するRAM14b、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニター11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニター11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、ネットワーク通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニター11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニター11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
ネットワークで接続されたカラオケ装置2、リモコン装置1等の各種装置には、ネットワーク内での通信を行うため、識別情報としてのIPアドレスが割り当てられることになる。本実施形態のカラオケシステムでは、図2に示すようにカラオケ装置2、リモコン装置1にIPアドレス範囲が割り当てられている。カラオケ装置2、リモコン装置1には、このIPアドレス範囲内の何れかのIPアドレスが割り当てられ、ネットワーク内で通信を行う。ところで、本実施形態のリモコン装置1は、仕様の異なる複数機種(機種A〜C)が存在しており、各機種に応じてIPアドレス範囲を異ならせている。リモコン装置1と対応付けられたカラオケ装置2は、リモコン装置1のIPアドレスに基づき、リモコン装置1の機種を判別し、リモコン装置1の機種に応じた処理を実行することが可能となっている。
本実施形態では、リモコン装置1のIPアドレスを、リモコン装置1のシリアル番号(固有情報)から生成することとしている。したがって、リモコン装置1のNAND型記憶部14aには、IPアドレスは予め記憶されていない。リモコン装置1では、NAND型記憶部14aに記憶されているシリアル番号(固有情報)からIPアドレスを生成するIPアドレス生成処理を適宜タイミングで実行し、NAND型記憶部14aに記憶させる。また、本実施形態では、リモコン装置1の機種毎にIPアドレスの範囲が決まっているため、IPアドレス生成処理では、シリアル番号と機種を示す識別情報に基づいてIPアドレスを生成する。ただし、IPアドレス生成処理は出荷前に実行され、出荷時にリモコン装置1のNAND型記憶部14aにIPアドレスが記憶されていてもよい。ちなみに、IPアドレス生成処理により生成されるIPアドレスはDHCPサーバーのような管理装置により生成されるのではなく、各リモコン装置1のCPU15の処理により生成される。
このように、本実施形態のリモコン装置1は、シリアル番号(固有情報)に基づいたIPアドレスが割り当てられることになるが、リモコン装置1の出荷台数が増加するに従って、リモコン装置1に割り当て可能なIPアドレスが枯渇することが考えられる。本実施形態のリモコン装置は、このようなIPアドレスの状況を鑑みたものであって、初期状態において、リモコン装置1に同じIPアドレスが割り当てられた場合であっても、ネットワークで使用するIPアドレスが重複することを避け、ネットワーク内で適切に通信を行うことを可能とすることを目的としている。
図3は、本実施形態のカラオケシステムの対応付け処理を説明するフロー図である。ここでは、ネットワーク内に1台のカラオケ装置2と、2台のリモコン装置1a、1bを接続する状況について考えてみる。なお、カラオケボックス等の店舗では、同じネットワークには複数台のカラオケ装置2が接続されている場合もある。このような場合、異なるカラオケ装置2に対して対応付けられるリモコン装置1間のIPアドレスの重複についても本実施形態を実行することで同様に対処することが可能である。リモコン装置1a、1bには、IPアドレス範囲の枯渇に伴い、同じIPアドレスが割り当てられている。本実施形態では、リモコン装置1a、1bのシリアル番号が異なっていても、利用可能なIPの範囲の都合上、同じIPアドレスが生成されている。一例として、シリアル番号1番からシリアル番号256番までで利用可能なIPアドレスの範囲が枯渇してしまった場合、シリアル番号257番については、いずれかのリモコン装置と同じIPアドレスが生成されてしまう。また、カラオケボックス等の店舗によっては、利用可能なIPアドレスの範囲に空きがあっても、同じIPアドレスが生成されるシリアル番号のリモコン装置が複数台納品されていた場合、同じIPアドレスが割り当てられてしまう。
まず、リモコン装置1aがネットワークに接続するため、アクセスポイント130に対して接続要求を送信する。本実施形態では、この接続要求には、リモコン装置1aと同じIPアドレスが既にネットワーク内で使用されていないかを確認する重複確認も含まれている。アクセスポイント130では、IPアドレスに重複が無いことを確認した場合、リモコン装置1aに接続許可を送信する。この接続許可はIPアドレスに重複が無かったことを示すことになる。
次に、リモコン装置1aをカラオケ装置2に対応付けるため、図3に示す対応付け処理Aを実行する。リモコン装置1aは、カラオケ装置2に対して対応付け要求を送信する。カラオケボックス等の店舗では、リモコン装置1aは、ネットワークに接続された状態で顧客に手渡され、指定された部屋に持ち込まれる。その後、カラオケ装置2が設置された部屋内で対応付け処理を実行することで、持ち込んだリモコン装置1aと部屋に設置されたカラオケ装置2との間で通信が可能となり、選曲処理等を実行することが可能となる。本実施形態の対応付け処理は、まず、図5に示すタッチパネルモニター11に表示される画面内のスタートボタン111を操作することで開始される。スタートボタン111が操作されると、リモコン装置1aは、赤外線通信部19を介した赤外線通信により、カラオケ装置2に対応付け要求を送信する。
対応付け要求を受信したカラオケ装置2は、自己の識別情報をアクセスポイント130に送信する。アクセスポイント130は、受信したカラオケ装置2の識別情報を無線通信でブロードキャストする。対応付け処理を実行中のリモコン装置1aは、ネットワーク通信部16を介して受信したカラオケ装置2の識別情報を受信し、RAM14b等の記憶部に記憶させ、対応付け処理が完了する。対応付け処理が完了したリモコン装置1aと、カラオケ装置2の間では、通信が可能となり、リモコン装置1aで実行された選曲処理に基づく予約情報は、対応付けされたカラオケ装置2に送信されることになる。
リモコン装置1aが対応付けられたカラオケ装置2に、更にリモコン装置1bを対応付ける。先に説明したように、ここでは、リモコン装置1aのIPアドレスとリモコン装置1bのIPアドレスが重複した状態となっている。このような状態でリモコン装置1bをネットワークに接続した場合、リモコン装置1a、1b、カラオケ装置2間で適切に通信ができなくなる。そのため、本実施形態では、重複が判断された場合、リモコン装置1a、1b、何れかのIPアドレスを変更することで適切に通信できるようにしている。特に、図3に示す例では、IPアドレス変更の対象となるリモコン装置1bは、カラオケ装置2との対応付けが完了したことを含む所定状態となっていない。具体的に所定状態とは、本実施形態では、対応付けが完了した状態である。
新たにカラオケ装置2に対応付けたいリモコン装置1bが接続要求をアクセスポイント130に送信する。この時、既にリモコン装置1bと同じIPアドレスのリモコン装置1aがネットワークに接続されているため、アクセスポイント130は、重複あり通知を含んだ接続拒否をリモコン装置1bに返信する。接続拒否を受信したリモコン装置1bは、IPアドレスを変更することで重複が回避される。本実施形態では、IPアドレスの変更は、リモコン装置1bの機種に応じたIPアドレス範囲内で行われる。IPアドレスの変更方法は、ランダムに変更する他、所定の規則(例えば、現在のIPアドレスに所定値を加える方法、あるいは予めシリアル番号から算出されないIP領域である予備IP領域からランダムに決定する方法等)に従って変更することが考えられる。IPアドレスの変更後、再度、アクセスポイント130に接続要求を送信する。アクセスポイント130は、IPアドレスの重複が解消したため、リモコン装置1bに対して接続許可を通知し、リモコン装置1bをネットワークに接続させる。
ネットワークに接続されたリモコン装置1bでは、その後、リモコン装置1aと同様に対応付け処理Aが実行され、対象となるカラオケ装置2に対応付けられる。なお、リモコン装置1bの対応付け処理の過程において、ブロードキャストされたカラオケ装置2の識別情報は、リモコン装置1aにおいても受信されることになるが、リモコン装置1aは、対応付け処理Aを実行中でないため、受信したカラオケ装置2の識別情報は無視されることになる。
ところで、対応付け処理Aが実行されたリモコン装置1a、1bでは、ネットワークに接続完了後、IPアドレスの重複が無いか否かを定期的に確認し、重複している場合、IPアドレスを変更するIPアドレス管理処理を実行する。図3に示すフロー図には、リモコン装置1aによるIPアドレス管理処理の一部が示されている。リモコン装置1aは、ネットワーク接続後、アクセスポイント130にIPアドレスの重複確認を定期的に問い合わせ(ポーリング)る。リモコン装置1bがネットワークへの接続を試みている状況下では、IPアドレスが重複している旨の通知を受信することになるが、所定状態(本実施形態では、カラオケ装置2と対応付けされていないこと)となっているため、IPアドレスの変更は行われない。
リモコン装置1bのIPアドレスが変更された状態では、ネットワーク内のIPアドレス重複が解消しているため、リモコン装置1aが重複確認を行った場合、アクセスポイント130は、問い合わせのあったリモコン装置1aに対して重複が無い旨を通知する。このように本実施形態では、カラオケ装置2と対応付けが完了した状態であって、所定状態となっていないリモコン装置1を、IPアドレスの変更対象としている。したがって、既に対応付けされているリモコン装置1は、IPアドレスが変更されることがない。対応付けされているリモコン装置1は、ユーザーによって使用環境下にあることが考えられる。このように使用中のリモコン装置1に対してIPアドレスを変更した場合、IPアドレス変更に伴う各種処理によってリモコン装置1が一時的に使用できない状態となることが考えられる。カラオケボックス等では、時間で利用料が課金されるため、一時的に使用できない場合であっても、ユーザーに対して不便を強いることとなる。本実施形態では、IPアドレスの重複を許すと共に、使用中のリモコン装置1がIPアドレス変更の対象となることを避けることを可能としている。
なお、本実施形態では、IPアドレスの変更可否を実行する所定状態として、カラオケ装置2と対応付けされている状態を採用しているが、所定状態には、リモコン装置1が使用中であることを示す、あるいは、使用頻度が高いことを示す各種所定状態を使用することが可能である。例えば、対応付けされているカラオケ装置と通信可能となっている状態、カラオケ装置2との対応付けは完了し、かつ、楽曲予約処理などの処理が実行された状態、所定期間内において、タッチパネルモニター11等、リモコン装置1の操作受付部の操作頻度が閾値以上である状態、あるいは、リモコン装置1に対する最終操作からの経過時間が閾値以下である状態、を所定状態としてもよい。
図4は、本実施形態のリモコン装置1で実行される対応付け処理を示すフロー図である。対応付け処理は、既にネットワークに接続されたリモコン装置1で実行される処理であり、使用対象となるカラオケ装置2に面して実行される。対応付け処理が開始されると、まず、図5に示す画面がタッチパネルモニター11に表示される。画面中に表示されたスタートボタン111がユーザーによって操作される(S101:Yes)と、リモコン装置1は、赤外線通信部19を介した赤外線通信により、カラオケ装置2に対応付け要求を送信する(S102)。その後、ブロードキャストされたカラオケ装置2の識別情報を受信した場合(S103:Yes)、RAM14b等の記憶部に記憶させ、対応付け処理が完了する。対応付け処理が完了したリモコン装置1aと、カラオケ装置2の間では、LAN100を介して通信が可能となり、リモコン装置1aで実行された選曲処理に基づく予約情報は、対応付けされたカラオケ装置2にLAN100を介して送信されることになる。
図6は、本実施形態のリモコン装置1で実行されるネットワーク接続処理を示すフロー図である。ネットワーク接続処理は、リモコン装置1をLAN100、アクセスポイント130等で構成されたネットワークに参加させ、ネットワーク内の各種機器と通信可能とさせる処理である。リモコン装置1の電源投入、あるいは、ユーザーの操作によってネットワーク接続処理が開始されると、リモコン装置1は、アクセスポイント130に対して重複確認を含む接続要求を送信する(S111)。アクセスポイント130からの返信が、接続許可である場合(S112:Yes)には、ネットワーク接続が開始される(S113)。
一方、IPアドレスがネットワーク内で重複している等の事情により、接続許可が下りなかった場合(S112:No)、リモコン装置1はIPアドレスを変更(S114)した後、再度、アクセスポイント130に接続要求を送信する(S111)。このようにネットワーク接続前のリモコン装置1は、まだ対応付けが完了していない、すなわち、ユーザーによる使用状態となっていないため、重複時におけるIPアドレス変更の対象とされる。
図7は、本実施形態のリモコン装置1で実行されるIPアドレス管理処理を示すフロー図である。IPアドレス管理処理は、ネットワーク接続が完了したリモコン装置1において実行される処理であって、所定時間経過する毎にネットワーク内のIPアドレスの重複状況を確認する。ネットワーク接続完了後、所定時間経過した場合(S121:Yes)、ネットワーク内で自己のIPアドレスとネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスとが重複しているか否かをアクセスポイント130に問い合わせ、IPアドレスの重複を検知する重複検知処理を実行する(S122)。アクセスポイント130からの返信により重複が無い場合(S123:No)は処理を抜け、再度所定時間の経過を待つ(S121)。一方、重複がある場合(S123:Yes)には、自己が所定状態であるか否かを確認し、IPアドレスの変更対象となるか否かを確認する状態判断処理を実行する。本実施形態では、所定状態でないこと、具体的には、カラオケ装置2と対応付けされていないことが条件となっている。カラオケ装置2と対応付けされていない場合(S124:No)には、IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理(S125)を実行し、ネットワーク内での重複の解消が図られる。一方、カラオケ装置2と対応付けされている場合(S124:Yes)には、IPアドレスの変更は行わず、処理を抜け、再度所定時間の経過を待つ(S121)。
以上、説明したように本実施形態のリモコン装置1は、初期状態においてIPアドレスが重複している場合であっても、ネットワーク内においてIPアドレスが重複して使用されることを避け、適切な通信を行うことを可能としている。特に、対応付けが完了したリモコン装置1をIPアドレス変更の対象から外すことで、ユーザーがリモコン装置1の使用中にIPアドレスの変更が行われ、一時的に使用できない状態となることを避けることが可能となっている。
ところで、リモコン装置1は、新規プログラムあるいは新規コンテンツのダウンロード等を行うため、定時起動行う機種が存在する。カラオケボックス等、複数のリモコン装置1を取り扱う店舗においては、このような機種のリモコン装置1が複数存在することがある。このような状況下では、同じIPアドレスが設定された複数のリモコン装置1が同時に起動し、ネットワークに接続する可能性がある。
図8(A)は、このような状況を示したものである。リモコン装置1a、1bは定時起動の機能によってほぼ同時に起動する。起動後、リモコン装置1a、1bでは、ネットワーク接続処理が開始され、時間T経過した時点でアクセスポイント130に接続要求が送信される。ほぼ同時に接続要求を受信したアクセスポイント130は、同じIPアドレスが設定された両方のリモコン装置1a、1bに対して接続拒否を送信する。両方のリモコン装置1a、1bは、まだカラオケ装置2との対応付けが完了していないため、IPアドレスの変更を実行する。このように、定時起動等に伴い、同時起動した場合、IPアドレスの変更処理に伴い、両方のリモコン装置1a、1bにおいて使用可能な状態となるには時間が必要となることが考えられる。
このような状況を鑑み、リモコン装置1における接続要求等、重複検出の開始タイミングは、リモコン装置1a、1b間でずらすことが好ましい。図8(B)は、本実施形態の重複検出の開始タイミングを示すフロー図である。本実施形態では、リモコン装置1a、1bのシリアルナンバー等の固有情報を使用して、起動から最初の接続要求(重複確認)が送信されるまでの時間T1、T2を制御している。固有情報を使用してリモコン装置1a、1bの時間T1、T2を異ならせることで、接続要求(重複確認)が、アクセスポイント130に送信されるタイミングをずらし、複数のリモコン装置1a、1bにおいてIPアドレスが変更されることを抑制している。時間T1、T2は、重複確認の周期よりも短くIPアドレス変更のための処理にかかる時間よりも長い時間に決定されるようにすると、複数台のリモコン装置でIPアドレスの重複が発生してもIPアドレス変更のための処理の回数を少なくすることができる。
図8(B)の場合、リモコン装置1aは、起動から時間T1経過後、アクセスポイント130に接続要求(重複確認)を送信する。このとき、ネットワーク上でIPアドレスは重複していないため、リモコン装置1aではIPアドレスの変更は行われない。一方、起動から時間T2経過後に接続要求(重複確認)をアクセスポイント130に送信する。その際、既に同じIPアドレスのリモコン装置1aがネットワークに接続されているため、アクセスポイント130は、リモコン装置1bに対して接続拒否を送信する。接続拒否を受信したリモコン装置1bは、IPアドレスを変更した後、再度、アクセスポイント130に接続要求を送信し、ネットワークへの接続を試みることになる。
ネットワークへの接続完了後、リモコン装置1a、1bでは、アクセスポイント130に対して、定期的にIPアドレスの重複を問い合わせることになるが、初回のIPアドレスの重複タイミングがずれているため、以後の重複問い合わせについても、複数のリモコン装置1a、1b、あるいは他のリモコン装置1間でタイミングをずらすことが可能となる。
以上、本発明の実施形態のカラオケシステムについて説明したが、近年、ユーザーが所持するスマートホン等の情報処理装置をカラオケ装置2のリモコン装置として使用することも可能となっている。情報処理装置において、本発明に係るリモコン装置1と同様の処理を実現するリモコン用プログラムについても本発明の範疇に属する。
1(1a、1b):リモコン装置 24:LAN通信部
2:カラオケ装置 25:音響制御部
5:サーバー装置 27:RAM
11:タッチパネルモニター 28:ビデオRAM
11a:表示部 29:映像再生部
11b:タッチパネル 30:CPU
12:ビデオRAM 31:映像制御部
13:映像制御部 32:ハードディスク
14a:NAND型記憶部 33:タッチパネルモニター
14b:RAM 34:タッチパネル
15:CPU 35:表示部
16:ネットワーク通信部 41:モニター
17:操作部 42:スピーカー
18:操作処理部 43a、43b:マイクロホン
19:赤外線通信部 111:スタートボタン
21:操作部 130:アクセスポイント
22:操作処理部

Claims (6)

  1. LANネットワークに接続する通信部と、
    前記LANネットワークに接続するためのIPアドレスを記憶する記憶部と、
    リモコン装置の各種処理を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記LANネットワークに接続された通信対象となるカラオケ装置との対応付けをする対応付け処理と、
    前記記憶部に記憶している前記IPアドレスと、前記LANネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスとが重複しているか否かを検知する重複検知処理と、
    前記対応付け処理で対応付けが完了した状態を含む所定状態となっているか否か判断する状態判断処理と、
    前記重複検知処理においてIPアドレスが重複していると検知し、かつ、前記状態判断処理において前記所定状態となっていないと判断した場合、前記記憶に記憶される前記IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理と、
    を実行し、
    前記重複検知処理は、所定期間毎に実行され、前記重複検知処理の開始タイミングは、前記リモコン装置の固有情報を使用して算出されることを特徴とする
    リモコン装置。
  2. 前記制御部は、前記記憶部が記憶するIPアドレスを、前記リモコン装置の固有情報から生成するIPアドレス生成処理を実行し、前記記憶に記憶させることを特徴とする
    請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記IPアドレス変更処理は、前記リモコン装置の機種毎に割り当てられた範囲内で前記IPアドレスを変更することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のリモコン装置。
  4. ユーザーの操作を受け付ける操作受付部を備え、
    前記制御部は、前記状態判断処理において、前記対応付け処理で対応付けが完了した状態に加え、対応付けされている前記カラオケ装置と通信可能な状態、所定期間内の前記操作受付部の操作頻度が閾値以上である状態、あるいは、最終操作からの経過時間が閾値以下である状態の何れかを前記所定状態として判断することを特徴とする
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のリモコン装置。
  5. カラオケ装置、及び、リモコン装置を備えたカラオケシステムであって、
    前記リモコン装置は、
    LANネットワークに接続する通信部と、
    前記LANネットワークに接続するためのIPアドレスを記憶する記憶部と、
    リモコン装置の各種処理を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記LANネットワークに接続された通信対象となるカラオケ装置との対応付けをする対応付け処理と、
    前記記憶部に記憶している前記IPアドレスと、前記LANネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスとが重複しているか否かを検知する重複検知処理と、
    前記対応付け処理で対応付けが完了した状態を含む所定状態となっているか否か判断する状態判断処理と、
    前記重複検知処理においてIPアドレスが重複していると検知し、かつ、前記状態判断処理において前記所定状態となっていないと判断した場合、前記記憶に記憶される前記IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理と、
    を実行し、
    前記重複検知処理は、所定期間毎に実行され、前記重複検知処理の開始タイミングは、前記リモコン装置の固有情報を使用して算出されることを特徴とする
    カラオケシステム。
  6. 情報処理装置において実行可能なリモコン用プログラムであって、
    前記情報処理装置は、
    LANネットワークに接続する通信部と、
    前記LANネットワークに接続するためのIPアドレスを記憶する記憶部と、
    リモコン装置の各種処理を実行する制御部と、を備え、
    前記LANネットワークに接続された通信対象となるカラオケ装置との対応付けをする対応付け処理と、
    前記記憶部に記憶している前記IPアドレスと、前記LANネットワークで使用されている他の機器のIPアドレスとが重複しているか否かを検知する重複検知処理と、
    前記対応付け処理で対応付けが完了した状態を含む所定状態となっているか否か判断する状態判断処理と、
    前記重複検知処理においてIPアドレスが重複していると検知し、かつ、前記状態判断処理において前記所定状態となっていないと判断した場合、前記記憶に記憶される前記IPアドレスを変更するIPアドレス変更処理と、を実行し、
    前記重複検知処理は、所定期間毎に実行され、前記重複検知処理の開始タイミングは、前記リモコン装置の固有情報を使用して算出されることを特徴とする
    リモコン用プログラム。
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