JP6277907B2 - カラオケ装置、カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の操作受付手段を介して操作が可能なカラオケ装置に関する。
従来、カラオケの選曲等の操作に用いられるリモコン端末と、リモコン端末にて受付けられた操作に対応する機能を実行するカラオケ装置本体とを備えるカラオケシステムが知られている。また、カラオケ装置本体に、表示装置の表示面上で接触入力操作が可能なタッチパネルを備えるカラオケシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のカラオケシステムでは、リモコン端末だけでなく、カラオケ装置本体に備えられたタッチパネルからも、各種操作を行うことができるようになっているものがある。
特開2013−73219号公報
上述のようなカラオケシステムが設置される環境の1つとして、酒類の提供と共に従業員が接客を行うスナックバー等のナイト市場(酒場市場)がある。ナイト市場に設置されるカラオケシステムにおいては、カラオケ装置本体に備えられたタッチパネルを従業員(管理者)が専用して、利用客から伝えられた操作を代行する利用形態が採られることがある。一方、利用客は、カラオケ装置に付属のリモコン端末を使用して、自ら所望する操作を行うこともできる。
また、1台のカラオケ装置につき、複数台のリモコン端末が使用できるカラオケシステムでは、複数台のリモコン端末のうちの特定の1台を従業員が専用し、他のリモコン端末を利用客が使用するといった利用形態が採られることがある。
上述のように、複数の操作受付手段を従業員と利用客とで使い分ける利用形態においては、次のような問題がある。例えば、利用客が、ある楽曲の選曲を所望する意図を表明したと想定する。このとき、従業員は、利用客の意図を汲んでタッチパネル又は専用のリモコン端末を用いて選曲操作を代行すると考えられる。
しかしながら、従業員がカラオケ装置の操作状況を確認できる場所から一時的に離れている間に、利用客がリモコン端末を使用して自ら選曲操作を行ってしまうことがある。このとき、利用客が所望の選曲操作を行った後、従業員は利用客が行った操作内容に気が付かないまま、利用客が選曲済みの楽曲を重複して予約してしまうおそれがある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。その目的は、複数の操作受付手段を管理者と利用客とで使い分けるカラオケシステムの利用形態において、利用客が行った操作を管理者が重複して行うことを防止するための技術を提供することである。
本発明のカラオケ装置は、管理者からの操作指示を受付ける第1操作受付手段、及び、利用客からの操作指示を受付ける第2操作受付手段によって受付けられた操作指示に従って、操作指示に対応する処理を実行するものである。本発明のカラオケ装置は、取得手段と、履歴記録手段と、期間特定手段と、操作特定手段と、表示制御手段とを備える。
取得手段は、第2操作受付手段において受付けられた操作指示を表す操作履歴情報を取得する。履歴記録手段は、取得手段により取得された操作履歴情報を、当該操作指示に関連する時刻を表す時刻情報と対応付けて所定の記憶手段に記録する。期間特定手段は、第1操作受付手段において操作指示が受付けされていない期間である無操作期間を特定する。操作特定手段は、記憶手段に記憶されている操作履歴情報の中から、期間特定手段により特定された無操作期間に該当する時刻情報に対応付けられた操作履歴情報を特定する。ここでは、特に、当該操作履歴情報で表される操作指示に対応する処理が完了している操作履歴情報を特定する。表示制御手段は、操作特定手段によって特定された操作履歴情報で表される操作指示に関する情報を、所定の表示手段に表示させる。
本発明によれば、管理者による操作が行われていない無操作期間に行われた利用客による操作指示に関する情報を表示することができる。このようにすることで、たとえ管理者がカラオケ装置の操作状況を確認できる場所から一時的に離れていたとしても、その無操作期間中に利用客によって行われた操作の内容を、管理者が戻ってきたときに確認することができる。これにより、利用客が既に行った操作を管理者が重複して行うことを防止できる。
ところで、利用客による操作指示の内容を管理者に提示する際、その操作指示を誰が行ったかを、管理者が把握できるようになっているとよい。そこで、請求項2に記載のように構成することが考えられる。すなわち、取得手段は、操作履歴情報に対応する操作者である利用客を識別する第1識別情報を更に取得する。履歴記録手段は、第1識別情報を操作履歴情報と対応付けて記憶手段に記録する。表示制御手段は、操作特定手段によって特定された操作履歴情報に対応する第1識別情報を、操作履歴情報で表される操作指示に関する情報と対応付けて、表示手段に表示させる。
あるいは、利用客が操作する第2操作受付手段が複数用意されているような場合、どの第2操作受付手段から操作指示が行われたかを、管理者が把握できるようになっているとよい。そこで、請求項3に記載のように構成することが考えられる。すなわち、取得手段は、操作履歴情報の提供元である第2操作受付手段を識別する第2識別情報を更に取得する。履歴記録手段は、第2識別情報を操作履歴情報と対応付けて記憶手段に記録する。表示制御手段は、操作特定手段によって特定された操作履歴情報対応する第2識別情報を、操作履歴情報で表される操作指示に関する情報と対応付けて、表示手段に表示させる。
ところで、利用客の操作履歴情報を表示させる場所については、請求項4に記載のように、管理者が使用することを前提とした第1操作受付手段に設けられた表示手段とすることが考えられる。このようにすることで、管理者が利用客により行われた操作指示の内容を速やかに確認して、必要な対処を行うことができる。
なお、本発明は、請求項5に記載のように、上述のカラオケ装置を構成する各手段と、管理者からの操作指示を受付ける第1操作受付手段と、利用客からの操作指示を受付ける第2操作受付手段とを備えるカラオケシステムとして実現することもできる。このようなカラオケシステムによれば、請求項1について記載した上述の効果と同様の効果が得られる。
カラオケシステムの構成を表すブロック図。 操作履歴送信処理の手順を表すフローチャート。 操作履歴情報の一例を表す説明図。 操作履歴記録処理の手順を表すフローチャート。 操作履歴報知処理の手順を表すフローチャート。 操作履歴情報の表示例を表す説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケシステムの構成の説明]
図1に示すように、実施形態のカラオケシステムは、カラオケ装置1と、カラオケ装置1と通信可能に対応付けられた複数台のリモコン端末2とを有する。なお、図1では、2台のリモコン端末2を記載しているが、これより多くのリモコン端末2がカラオケ装置1に通信可能に対応付けられていてもよいし、1台だけであってもよい。
カラオケ装置1は、カラオケ装置1全体の制御を司るメイン制御部14、及び、メイン制御部14に接続された各部である操作パネル10、入力表示部11、入力表示制御部12、記憶部13、映像処理部15、音声処理部17、通信インタフェース18を備える。このカラオケ装置1は、ユーザにより選曲されたカラオケの楽曲を演奏する機能を有する。また、楽曲の演奏中に、背景画像上に歌詞テロップを重畳した演奏中画像をメインモニタ30に表示させる。
操作パネル10は、カラオケ装置1に対する各種操作を行うための入力装置であり、カラオケ装置1本体の外装パネルに配置されたスイッチ類により構成される。
入力表示部11は、カラオケ装置1の本体に組込まれた表示パネル11aと、表示パネル11aの表示面上に一体に設置されたタッチパネル11bとからなる表示と入力との2つの機能を兼ね備えた電子装置である。カラオケ装置1は、この入力表示部11を用いて、演奏する楽曲を指定する選曲操作や、音量やキーを調節する等の各種操作を受付ける機能を有する。なお、本カラオケ装置1は、ナイト市場で利用されるものであり、カラオケ装置1の管理者である従業員が入力表示部11を用いて利用客の所望する操作を行うことを想定している。
表示パネル11aは、例えば、液晶パネル(LCD)等で構成され、入力表示制御部12から入力される画像情報によって各種情報提示画像やGUIを構成するアイコン画像等が表示される。タッチパネル11bは、表示パネル11aの表示面の形状に合わせて薄板状に形成された透過性を有する樹脂材料により構成されており、操作者の指先等でタッチすることで、タッチされた画面位置の情報を感知して入力表示制御部12に入力する。入力表示制御部12では、タッチパネル11bから入力された位置情報に割当てられているイベント情報がメイン制御部14に通知される。そして、メイン制御部14において、入力表示制御部12から通知されたイベント情報に該当の機能が実行される。
入力表示制御部12は、例えば、マイクロコンピュータ等からなる制御用デバイスであり、入力表示部11の作動を制御する。この入力表示制御部12は、メイン制御部14から入力される画像情報に基づき、情報提示画像や、種々の機能選択を行うためのアイコン画像を描画する。そして、その合成画像を入力表示部11の表示パネル11aに表示させると共に、表示パネル11aに表示されたアイコンに対するタッチ操作をタッチパネル11bにおいて受付可能に設定する。
記憶部13は、カラオケの楽曲データを多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置1の動作を制御するプログラム、プログラムの実行時に用いられるデータ等を記憶する記憶装置である。この記憶部13は、例えばハードディスクドライブや、不揮発性の半導体メモリ等により具現化される。
映像処理部15は、画像情報を映像化する映像処理装置であり、ビデオ出力端子に接続される外付けのメインモニタ30における表示画像を処理する。メインモニタ30には、カラオケ装置1が実行中のサービス(カラオケ演奏や演奏待ち期間における情報提示)に対応したコンテンツ画像が表示される。音声処理部17は、楽曲データに基づく演奏再生を行うと共に、演奏再生音とオーディオ入力端子に接続されるマイク(非図示)から入力される歌唱者の歌声とをミキシングする音声処理を施し、音声処理された音声信号をオーディオ出力端子から出力する。オーディオ出力端子から出力された音声信号は、オーディオ出力端子に接続されたアンプ(図示省略)を経由してスピーカ(非図示)から放音される。通信インタフェース18は、カラオケ装置1を通信ネットワークに接続して、その通信ネットワークを介した通信を制御する通信装置である。カラオケ装置1は、無線LANアクセスポイント100を経由して、各リモコン端末2と通信する。
メイン制御部14は、CPU,ROM,RAM等を備え、所定のプログラムに従って動作することにより、カラオケ装置1を総合的に制御する。メイン制御部14は、入力表示部11やリモコン端末2を介してユーザにより選曲された楽曲を予約リストに登録し、予約リストに従って楽曲を演奏する処理を行う。このとき、映像処理部15を通じて、演奏対象の楽曲に対応する背景画像や歌詞テロップをメインモニタ30に表示する。なお、カラオケ装置1のその他の機能や構成については公知技術に従っているので、ここでは詳細な説明を省略する。
リモコン端末2は、カラオケ装置1専用の遠隔操作機器であり、操作部21、表示部22、記憶部23、通信部24、制御部25を備える。このリモコン端末2では、カラオケ装置1へのログインや、カラオケサービスに関する情報の検索や閲覧、楽曲の演奏に関する各種操作等を行うことができるようになっている。
操作部21は、ユーザからの操作指示を入力するための入力装置であり、表示部22の表示領域に沿って設置されるタッチパネルや、キー・スイッチ等によって構成される。表示部22は、画像を表示するための表示装置であり、例えば液晶ディスプレイ等によって構成される。記憶部23は、各種情報を記憶する記憶装置である。記憶部23には、リモコン端末2の動作を制御するプログラムや、プログラムの実行時に用いられるデータ等が記憶されている。
通信部24は、周知の無線LAN通信規格に則った無線通信機能を有し、無線LANアクセスポイント100を経由してカラオケ装置1との間で通信を行う通信装置である。なお、カラオケ装置1をリモコン端末2で操作する前提として、操作対象のカラオケ装置1とリモコン端末2とを特定の通信相手として対応付ける、いわゆる「括り付け」がなされるものとする。括り付けは、操作対象となるカラオケ装置1とリモコン端末2との間で、各自の識別情報を(例えば、IPアドレスやシリアル番号)を互いに通知し、特定の通信相手として登録することで成立する。
制御部25は、CPU,ROM,RAM等を備え、所定のプログラムに従って動作することにより、リモコン端末2を総合的に制御する。制御部25は、括り付けされたカラオケ装置1に対する操作指示を操作部21を介して受付け、その受付けた操作指示を表す操作信号を通信部24を介して当該カラオケ装置1に送信する。これに対し、カラオケ装置1は、リモコン端末2から受信した操作指示に対応する処理を実行する。また、制御部25は、ユーザによって入力された操作指示の履歴を表す操作履歴情報を、カラオケ装置1に送信する。
なお、リモコン端末2は、ナイト市場で利用されるものであり、利用客が自ら選曲操作を行う際に用いられることを想定している。リモコン端末2のその他の構成や機能については公知技術に従っているので、ここでは詳細な説明を省略する。
カラオケ装置1及びリモコン端末2は、ユーザがログイン可能な機能を有する。カラオケ装置1は、本体の操作部やリモコン端末2を介してユーザから入力されたユーザ識別情報及びパスワードに対する所定の認証処理を行う。なお、ユーザから入力されたユーザ識別情報及びパスワードに対する認証処理は、リモコン端末2により実行されてもよい。あるいは、認証処理は、カラオケ装置1及びリモコン端末2と通信可能なサーバ(不図示)により実行されてもよい。ログインの認証が成立した場合、カラオケ装置1及びリモコン端末2は、認証されたユーザの識別情報をログインユーザとして登録する。このログインが成立することで、カラオケ装置1及びリモコン端末2は、選曲指示の受付や楽曲の演奏等の処理を、ログインユーザごとに対応付けて実行する。
[操作履歴送信処理の説明]
リモコン端末2の制御部25が実行する操作履歴送信処理の手順について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、リモコン端末2が稼働中において所定の制御周期で繰返し実行される。
S100では、制御部25は、操作部21においてユーザによる操作を検知したか否かを判定する。操作を検知していない場合(S100:NO)、制御部25はS100を繰返す。一方、操作を検知した場合(S100:YES)、制御部25はS102に進む。S102では、制御部25は、検知された操作の履歴を表す操作履歴情報を作成し、作成した操作履歴情報をカラオケ装置1に送信する。上記送信処理に対応するカラオケ装置1側の受信処理は、後述のS200(図4参照)が該当する。
ここで、リモコン端末2からカラオケ装置1に送信される操作履歴情報の具体的な内容について、図3を参照しながら説明する。図3に例示されるとおり、操作履歴情報は、「時刻情報」、「リモコン識別情報」、「ユーザ識別情報」、「操作識別情報」の各情報項目に対応する情報からなる。
時刻情報は、操作が入力された時刻を表す情報である。リモコン識別情報は、自リモコン端末2を識別する識別情報である。具体的には、カラオケ装置1との括り付けに用いた識別情報(例えば、IPアドレスやシリアル番号)を用いることが考えられる。ユーザ識別情報は、入力された操作に対応付けられたログインユーザの識別情報である。操作識別情報は、入力された操作の内容を表す情報である。例えば、情報の検索、選曲、音量やキーの調節、ログイン/ログアウト等といった具合に、選択された情報項目や機能の種類を表す情報が挙げられる。
[操作履歴記録処理の説明]
カラオケ装置1のメイン制御部14が実行する操作履歴記録処理の手順について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、カラオケ装置1が稼働中において所定の制御周期で繰返し実行される。
S200では、メイン制御部14は、リモコン端末2から操作履歴情報(図3参照)を受信したか否かを判定する。操作履歴情報を受信していない場合(S200:NO)、メイン制御部14はS200を繰返す。一方、操作履歴情報を受信した場合(S200:YES)、メイン制御部14はS202に進む。S202では、メイン制御部14は、受信した操作履歴情報に含まれる時刻情報、リモコン識別情報、ユーザ識別情報、及び、操作識別情報を対応付けて所定の記憶先(例えば、メイン制御部14のRAMや、記憶部13)に記録する。
[操作履歴報知処理の説明]
カラオケ装置1のメイン制御部14が実行する操作履歴報知処理の手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、カラオケ装置1が稼働中において所定の制御周期で繰返し実行される。
S300では、メイン制御部14は、入力表示部11のタッチパネル11bに対する操作が所定時間以上行われていない無操作状態を検知したか否かを判定する。無操作状態を検知していない場合(S300:NO)、メイン制御部14はS300を繰返す。一方、無操作状態を検知した場合(S300:YES)、メイン制御部14はS302に進む。
S302では、メイン制御部14は、タッチパネル11bにおいて前回に操作が検知された時点から現時点までの期間に相当する無操作期間に該当する操作履歴情報を特定する。具体的には、記憶されている操作履歴情報(図3参照)の中から、操作履歴情報に含まれる時刻情報で表される時刻が無操作期間に含まれるもの特定する。
次のS304では、メイン制御部14は、S302で特定した操作履歴情報の中に、確定情報に該当する操作履歴情報があるか否かを判定する。ここでいう確定情報とは、操作履歴情報に対応する操作指示のイベントについて、カラオケ装置1側が実行すべき処理が完了している操作履歴情報である。例えば、リモコン端末2から選曲操作が入力された場合、カラオケ装置1において選曲された楽曲の演奏予約処理が完了したものが該当する。また、リモコン端末2から音量やキーを調節する操作が入力された場合、カラオケ装置1において音量やキーの変更が完了したものが該当する。
確定情報がない場合(S304:NO)、メイン制御部14はS308に進む。一方、確定情報がある場合(S304:YES)、メイン制御部14はS306に進む。S306では、メイン制御部14は、S304において判定された確定情報に該当する操作履歴情報に関する情報提示画像を、入力表示部11の表示パネル11aに表示する。ここで表示される情報提示画像には、例えば、表示対象となる操作履歴情報に含まれるリモコン識別情報や、ユーザ識別情報、操作識別情報に関連する情報が含まれる。
ここで、S306でメイン制御部14が表示する情報提示画像の表示例について、図6を参照しながら説明する。図6に例示されるとおり、表示パネル11aの表示面は、複数の表示領域41〜45に分割されており、カラオケ装置1の管理者である従業員向けに、様々な情報が表示されている。このうち、画面右側上部にレイアウトされた表示領域41に、操作履歴情報に関する情報提示画像が表示されている。
表示領域41の情報提示画像には、例えば、ユーザAがリモコンAを使用してログインの操作を行った操作履歴に関する情報として、「ユーザA」、「リモコンA」「ログインしました」といったメッセージが表示されている。この情報提示画像により、誰が、どのリモコン端末2から、何の操作を行ったかを、管理者が確認できるようになっている。この他にも、情報提示画像には、カラオケの選曲をした操作履歴に関する情報や、音量やマイクエコーを調節した操作履歴に関する情報が表示されている。
また、表示領域42には、PIP(Picture In Picture)機能により、メインモニタ30に表示されている画面の縮小画像が表示されている。表示領域43には、スピードコントロール、キーコントロール、音量、マイクエコーといった、カラオケの演奏条件に関する設定情報が表示されている。表示領域44には、表示中の操作履歴情報を消去する操作指示を入力する機能が割当てられたアイコンが表示されている。表示領域45には、操作履歴情報に関する情報提示画像が表示されている表示領域41を閉じる操作指示を入力する機能が割当てられたアイコンが表示されている。
図5のフローチャートの説明に戻る。次のS308では、メイン制御部14は、タッチパネル11bに対する操作を検知したか否かを判定する。タッチパネル11bに対する操作を検知していない場合(S308:NO)、メイン制御部14はS302に戻る。一方、タッチパネル11bに対する操作を検知した場合(S308:YES)、メイン制御部14はS300に戻る。
[効果]
実施形態のカラオケシステムによれば、次の効果を奏する。
従業員が使用する入力表示部11において操作が行われていない無操作期間に、利用客が使用するリモコン端末2において行われた操作履歴に関する情報を、入力表示部11に設けられた表示パネル11aに表示することができる。これにより、たとえ従業員がカラオケ装置1の操作状況を確認できる場所から一時的に離れていたとしても、その無操作期間中にリモコン端末2を介して利用客によって行われた操作の内容を、従業員が戻ってきたときに確認することができる。このようにすることで、利用客が既に行った操作を従業員が重複して行うことを防止できる。
また、リモコン端末2による操作履歴情報を表示する際、操作を行ったログインユーザや、リモコン端末2の識別情報を併せて表示することで、誰がどのリモコン端末2を使用して操作指示を誰が行ったかを、従業員が把握できる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態のカラオケシステムの各構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
カラオケ装置1の入力表示部11が、第1操作受付手段に相当する。リモコン端末2が、第2操作受付手段に相当する。カラオケ装置1のメイン制御部14及び通信インタフェース18が、取得手段に相当する。図4のS202が、履歴記録手段に相当する。図5のS300が期間特定手段に相当する。図5のS302及びS304が、操作特定手段に相当する。図5のS306が、表示制御手段に相当する。カラオケ装置1の表示パネル11aが、表示手段に相当する。
[変形例]
上述の実施形態では、カラオケ装置1の本体に備えられた入力表示部11を従業員が専用し、リモコン端末2を利用客が専用する事例について説明した。これとは別に、1台のカラオケ装置1に括付けされた複数台のリモコン端末2のうち、特定の1台を従業員が専用し、残りを利用客が使用するような利用形態であってもよい。このような利用形態では、従業員が専用するリモコン端末2には、カラオケ装置1において管理者権限が付与され、他のリモコン端末2と機能的に区別される。
その場合、カラオケ装置1は、管理者権限のないリモコン端末2における操作履歴情報を記憶し、記憶した操作履歴情報の中から、管理者権限のあるリモコン端末2の無操作期間に該当する操作履歴情報を特定する。そして、カラオケ装置1は、特定した操作履歴情報を、管理者権限のあるリモコン端末2に送信する。管理者権限のあるリモコン端末2は、カラオケ装置1から受信した操作履歴情報に関する情報提示画像を、表示部22に表示する。このようにすることで、従業員は、管理者権限のあるリモコン端末2に表示された情報提示画像を見ることで、利用客によって行われた操作の内容を確認できる。
上述の実施形態では、操作履歴情報(図3参照)の時刻情報をリモコン端末2側で付与して、時刻情報を含む操作履歴情報をリモコン端末2からカラオケ装置1に送信する事例について説明した。これとは別に、リモコン端末2が時刻情報を含まない操作履歴情報をカラオケ装置1に送信し、その操作履歴情報を受信したカラオケ装置1が、その操作指示に関する時刻を操作履歴情報と対応付けて記憶する構成であってもよい。
1…カラオケ装置、10…操作パネル、11…入力表示部、11a…表示パネル、11b…タッチパネル、12…入力表示制御部、13…記憶部、14…メイン制御部、15…映像処理部、17…音声処理部、18…通信インタフェース、2…リモコン端末、21…操作部、22…表示部、23…記憶部、24…通信部、25…制御部、30…メインモニタ、100…無線LANアクセスポイント。

Claims (5)

  1. 管理者からの操作指示を受付ける第1操作受付手段、及び、利用客からの操作指示を受付ける第2操作受付手段によって受付けられた操作指示に従って、前記操作指示に対応する処理を実行するカラオケ装置であって、
    前記第2操作受付手段において受付けられた操作指示を表す操作履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された操作履歴情報を、当該操作指示に関連する時刻を表す時刻情報と対応付けて所定の記憶手段に記録する履歴記録手段と、
    前記第1操作受付手段において操作指示が受付けされていない期間である無操作期間を特定する期間特定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている操作履歴情報の中から、前記期間特定手段により特定された無操作期間に該当する時刻情報に対応付けられた操作履歴情報であって、当該操作履歴情報で表される操作指示に対応する処理が完了している操作履歴情報を特定する操作特定手段と、
    前記操作特定手段によって特定された操作履歴情報で表される操作指示に関する情報を、所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記取得手段は、前記操作履歴情報に対応する操作者である利用客を識別する第1識別情報を更に取得し、
    前記履歴記録手段は、前記第1識別情報を前記操作履歴情報と対応付けて前記記憶手段に記録し、
    前記表示制御手段は、前記操作特定手段によって特定された操作履歴情報に対応する第1識別情報を、前記操作履歴情報で表される操作指示に関する情報と対応付けて、前記表示手段に表示させること、
    を特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカラオケ装置において、
    前記取得手段は、前記操作履歴情報の提供元である前記第2操作受付手段を識別する第2識別情報を更に取得し、
    前記履歴記録手段は、前記第2識別情報を前記操作履歴情報と対応付けて前記記憶手段に記録し、
    前記表示制御手段は、前記操作特定手段によって特定された操作履歴情報対応する第2識別情報を、前記操作履歴情報で表される操作指示に関する情報と対応付けて、前記表示手段に表示させること、
    を特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のカラオケ装置において、
    前記第1操作受付手段には、情報を表示する表示手段が備えられており、
    前記表示制御手段は、前記第1操作受付手段に備えられた表示手段に、前記操作履歴情報で表される操作指示に関する情報を表示させること、
    を特徴とするカラオケ装置。
  5. 管理者からの操作指示を受付ける第1操作受付手段と、
    利用客からの操作指示を受付ける第2操作受付手段と、
    前記第1操作受付手段及び前記第2操作受付手段によって受付けられた操作指示に従って、前記操作指示に対応する処理を実行する実行手段と、
    前記第2操作受付手段において受付けられた操作指示を表す操作履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された操作履歴情報を、当該操作指示に関連する時刻を表す時刻情報と対応付けて所定の記憶手段に記録する履歴記録手段と、
    前記第1操作受付手段において操作指示が受付けされていない期間である無操作期間を特定する期間特定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている操作履歴情報の中から、前記期間特定手段により特定された無操作期間に該当する時刻情報に対応付けられた操作履歴情報であって、当該操作履歴情報で表される操作指示に対応する処理が完了している操作履歴情報を特定する操作特定手段と、
    前記操作特定手段によって特定された操作履歴情報で表される操作指示に関する情報を、所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
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