JP2009181020A - カラオケ用無線通信システム、カラオケ用通信方法、カラオケ用リモコン - Google Patents

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Abstract

【課題】他室のコマンダに対する誤動作を防止し、かつ、効率的にログイン情報を移動する。
【解決手段】くくりつけが成立している状態において、リモコンがユーザからの操作を受付けると、対応するコマンダに対し、赤外線通信によって、前記自機のリモコン識別番号を送信し、前記コマンダは、前記リモコン識別番号を受信したとき、電波通信によってコマンダ識別番号を送信し、前記リモコンは、前記コマンダ識別番号を受信したとき、該コマンダ識別番号と対応づけられているコマンダのコマンダ識別番号とを比較し、一致していない場合は、前記くくりつけを解除し、また、ログイン情報を効率的に移動させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、 赤外線及び電波を媒体とした無線通信システム、通信方法、リモコン等に関するものである。
従来、リモコンを用いてカラオケ装置(コマンダ)に種々の情報(例えば、選曲情報)を送信する技術が種々提案されている。カラオケ用のリモコンとしては、赤外線を媒体にしたものが一般的であったが、送信される情報量の増加に伴い、赤外線より情報伝送量が多い電波を媒体としたもの(例えば、IEEE802.11bなどの規格による無線LAN)が普及し始めている。
赤外線は、通信伝送路間に障害物があると通信できないという性質を有する。そのため、カラオケボックスで使用する場合、赤外線を用いたカラオケ装置を制御する命令信号(コマンド信号)は他室に到達することはなかった。ところが、電波は、一部の障害物(例えば、一般建築物の室の壁など)を透過する性質を有する。そのため、一般建築物と同様なカラオケボックスで使用する場合、電波を用いたカラオケ装置を制御する命令信号(コマンド信号)が他室に到達することがある。
そのため、カラオケにおけるリモコンの通信媒体として電波を用いる場合、リモコンからの信号の受信側に該当するコマンダとの間で、くくりつけ(対応付け)を行う必要性が生まれた。例えば、「リモコンA」を「1号室のコマンダ(1)」のリモコンとする場合、使用前にくくりつけ動作を行う必要がある。これにより、「2号室のコマンダ(2)」は、たとえ「リモコンA」からの信号を受信したとしても、自機に対する命令ではないとして、該信号を破棄することができる(下記特許文献1参照)。
特開2006−78759号公報
各部屋にリモコンを常設する形態を採用しているカラオケボックスが存在する一方で、リモコンをカウンタ(受付)で管理しておき、利用者に対し貸し出す形態を採用しているカラオケボックスも存在する。このような形態のカラオケボックスにおいては、利用者からリモコンが返却されると、カウンタ(受付)において、前記貸し出し後に行われたくくりつけを解除する(例えば、カウンタにいる受付者が、リモコンとコマンダの電源を切断するなどしてリセットを行う。)。これにより、次の利用者が同じリモコンを利用したとしても、新たなくくりつけ動作を行うので、他室のコマンダが制御されることはない。
この点について、図1及び図2に基いて説明する。
ここで、図1〜図6の受付に設置されているクレイドルは、リモコンの充電や、くくりつけ解除を行うためのアダプタである。カウンタにいる受付者がリモコンと接続することでリモコンの充電を行うことができる。また、例えば、電源オフによるリセットによってくくりつけ解除を行う。さらに、LAN(例えば、イーサネット(登録商標))を介してコマンダに対しくくりつけ解除(くくりつけ解除指示信号送信)を行うことができる。また、図示しないCPU、ROM、RAM、通信I/F、充電I/Fを有する場合もある。
また、ホストは、カラオケ楽曲を記憶し、コマンダに対しカラオケ楽曲を配信したり、リモコンやコマンダそれぞれに対し識別番号(例えば製造番号やIPアドレス)を付与したり、前記識別番号を記憶したりするサーバである。
ここで、ホスト、コマンダとリモコンは例えばIPアドレスを用いたLANを介した通信で情報交換できるよう設計されており、リモコンとコマンダとの無線LAN通信には図示しないアクセスポイントを用いたりする場合もある。
図1は、受付にあるリモコンが、くくりつけ解除された後に1号室に貸し出される様子を示した図である。このリモコンを1号室で使用する場合には、くくりつけ動作を行わないとリモコンとして機能しない。これにより、図2に示すように、1号室のリモコンが出力した電波が2号室のコマンダ2に到達しても、コマンダ2は、自機に対するコマンドではないとして、その信号を破棄する。したがって、コマンダ2は、1号室のリモコンの電波信号には反応せず、誤動作は起こらない。
しかしながら、1号室から返却されたリモコンが、上述したくくりつけ解除の動作を行うことなく、次の利用者に貸し出されて、その利用者が2号室を利用し、2号室から前記リモコンの操作を開始した場合、以前のくくりつけ(すなわち、1号室に設置されたコマンダとの対応関係)が解除されていないため、そのリモコンによる信号(コマンド信号)が、他室(1号室)のコマンダで受信されてしまうおそれがある。例えば、ボリュームを大きくするための操作信号が、他室(1号室)の前記くくりつけが継続中のコマンダで受信され、他室(1号室)のカラオケ装置のボリュームが大きくなるおそれがある。
この点について、図3及び図4に基いて説明する。図3は、1号室に貸し出されたリモコンが、受付に返却され、受付でくくりつけ解除が行われないまま、2号室に貸し出される様子を示した図である。この場合、2号室に貸し出されたリモコンは、既にくくりつけ動作が行われているので、コマンダを操作するリモコンとして機能する。
そのため、図4に示すように、2号室でリモコンが操作されると、その電波信号は、コマンダ(2)は自機のものではないとして破棄されるが、1号室のコマンダ(1)に到達した場合は、自機への信号であると認識して、その操作を受け付けてしまうことになる。すなわち、くくりつけ解除の動作が行われなかったリモコンから送信される信号は、他室のコマンダに誤動作を生じさせることになる。
また、コマンダに個人情報を登録(ログイン)することにより、歌唱履歴、採点履歴等の管理、歌唱環境(音場等)の自動設定等を行う機能を有するカラオケシステムが存在する。このログイン情報は、コマンダ側で管理され、また、リモコン側で表示される。すなわち、リモコンは、コマンダ側に記憶されるログイン情報のブラウザとして機能する。
上記ログイン機能を有するカラオケシステムにおいて、リモコンとコマンダとの通信を、電波を媒体として行う場合、上述した問題点に加え、さらに、以下の問題点が生じる。
ある客室を利用していた利用者が他室移動することが想定される(例えば、他の客室の客と合流する場合、客室を変更する場合等)。このとき、利用者は、リモコン自体にログイン情報が記憶されていると勘違いして、リモコンを持って移動することが考えられる。
例えば、図5に示すように、1号室を利用していた利用者が1号室のリモコンを持って2号室に移動した場合、該1号室のリモコンは、くくりつけが解除されずに2号室に直接移動されることになる。このとき、図6に示すように、2号室で該リモコンが操作されると、その電波信号は、コマンダ(2)は自機のものではないとして破棄するが、1号室のコマンダ(1)に到達した場合は、コマンダ(1)は自機への信号であると認識して、その操作を受け付けてしまうことになる。すなわち、くくりつけ解除の動作が行われなかったリモコンから送信される信号は、他室のコマンダに誤動作を生じさせることになる。
また、ログイン情報は、1号室のコマンダ(1)に残っているため、2号室でコマンダ(2)を利用してカラオケを行う場合は、コマンダ(2)に対して新たにログイン情報を登録する必要がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、誤動作を防止することができ、かつ、利用者が客室を移動したとしても、効率的にログイン情報を移動させることができる、赤外線及び電波を媒体とした無線通信システム等を提供することを目的とする。
本発明の一側面である請求項1に係る発明は、リモコンと複数のコマンダとから構成されるカラオケ用無線通信システムであって、前記リモコンは、赤外線を媒体として前記コマンダと通信を行う第1通信手段と、電波を媒体として前記コマンダと通信を行う第2通信手段と、ユーザからの各種指示を受付ける受付手段と、自機に対応づけられている対応コマンダの識別番号を記憶する対応コマンダ識別番号記憶手段と、自機のリモコン識別番号を記憶する自機リモコン識別番号記憶手段と、各種制御を行う制御手段と、を備え、前記コマンダは、赤外線を媒体として前記リモコンとの通信を行う第1通信手段と、電波を媒体として前記リモコンとの通信を行う第2通信手段と、自機のコマンダ識別番号を記憶する自機コマンダ識別番号記憶手段と、ログイン情報を記憶するログイン情報記憶手段と、各種制御を行う制御手段と、を備え、前記リモコンと前記コマンダとが対応づけられている状態において、前記リモコンの制御手段は、ユーザからの操作を受付けたとき、第1通信手段を用いて、前記対応コマンダに対し、前記自機のリモコン識別番号を含む第1リモコン信号を送信し、前記コマンダの制御手段は、前記第1リモコン信号を受信したとき、第2通信手段を用いて、前記自機のコマンダ識別番号を含む第1コマンダ信号を送信し、前記リモコンの制御手段は、前記第1コマンダ信号を受信したとき、該第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号と前記対応コマンダ識別番号とを比較し、一致していない状態において、前記リモコンの制御手段は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報を要求するための要求信号を送信し、前記コマンダの制御手段は、前記要求信号を受信したときに、前記ログイン情報記憶手段に記憶されているログイン情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンの制御手段は、受信したログイン情報を表示し、移動させるログイン情報を選択させ、該選択されたログイン情報は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダから前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに所定の手順に基づいて移動され、前記リモコンの制御手段は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報の消去及び対応づけの解除を指示する指示信号を含む第3リモコン信号を送信し、前記対応コマンダ識別番号記憶手段の内容を消去し、前記コマンダとの対応づけを解除し、前記コマンダ制御手段は、前記第3リモコン信号を受信したとき、記憶されているログイン情報を消去し、前記対応づけを解除することを特徴とする。
本発明の一側面である請求項2に係る発明は、請求項1のカラオケ用無線通信システムであって、前記所定の手順は、前記リモコンの制御手段が、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに移動させるための移動指示信号を送信し、 前記コマンダの制御手段が、前記移動指示信号を受信したときに、該移動指示信号に含まれる移動先のコマンダに対して、指示されたログイン情報を送信することからなることを特徴とする。
本発明の一側面である請求項3に係る発明は、請求項1のカラオケ用無線通信システムであって、前記所定の手順は、前記リモコンの制御手段が、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を送信することからなることを特徴とする。
本発明の一側面である請求項4に係る発明は、リモコンと複数のコマンダとから構成されるカラオケ用無線通信システムにおけるカラオケ用通信方法であって、前記リモコンは、赤外線を媒体として前記コマンダと通信を行う第1通信手段と、電波を媒体として前記コマンダと通信を行う第2通信手段と、自機に対応づけられている対応コマンダの識別番号を記憶する対応コマンダ識別番号記憶手段と、自機のリモコン識別番号を記憶する自機リモコン識別番号記憶手段と、を備え、前記コマンダは、赤外線を媒体として前記リモコンとの通信を行う第1通信手段と、電波を媒体として前記リモコンとの通信を行う第2通信手段と、自機のコマンダ識別番号を記憶する自機コマンダ識別番号記憶手段と、ログイン情報を記憶するログイン情報記憶手段と、を備え、前記リモコンと前記コマンダとが対応づけられている状態において、前記リモコンは、ユーザからの操作を受付けたとき、第1通信手段を用いて、前記対応コマンダに対し、前記自機のリモコン識別番号を含む第1リモコン信号を送信し、前記コマンダは、前記第1リモコン信号を受信したとき、第2通信手段を用いて、前記自機のコマンダ識別番号を含む第1コマンダ信号を送信し、前記リモコンは、前記第1コマンダ信号を受信したとき、該第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号と前記対応コマンダ識別番号とを比較し、一致していない状態において、前記リモコンは、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報を要求するための要求信号を送信し、前記コマンダは、前記要求信号を受信したときに、前記ログイン情報記憶手段に記憶されているログイン情報を前記リモコンに送信し、前記リモコンは、受信したログイン情報を表示し、移動させるログイン情報を選択させ、該選択されたログイン情報は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダから前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに所定の手順に基づいて移動され、前記リモコンは、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報の消去及び対応づけの解除を指示する指示信号を含む第3リモコン信号を送信し、前記対応コマンダ識別番号記憶手段の内容を消去し、前記コマンダとの対応づけを解除し、前記コマンダは、前記第3リモコン信号を受信したとき、記憶されているログイン情報を消去し、前記対応づけを解除することを特徴とする。
本発明の一側面である請求項5に係る発明は、請求項4のカラオケ用無線通信方法であって、前記所定の手順は、前記リモコンが、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに移動させるための移動指示信号を送信し、前記コマンダが、前記移動指示信号を受信したときに、該移動指示信号に含まれる移動先のコマンダに対して、指示されたログイン情報を送信することからなることを特徴とする。
本発明の一側面である請求項6に係る発明は、請求項4のカラオケ用無線通信方法であって、前記所定の手順は、前記リモコンが、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を送信することからなることを特徴とする。
本発明の一側面である請求項7に係る発明は、コマンダと通信可能なカラオケ用リモコンであって、赤外線を媒体として前記コマンダと通信を行う第1通信手段と、電波を媒体として前記コマンダと通信を行う第2通信手段と、ユーザからの各種指示を受付ける受付手段と、自機に対応づけられている対応コマンダの識別番号を記憶する対応コマンダ識別番号記憶手段と、自機のリモコン識別番号を記憶する自機リモコン識別番号記憶手段と、各種制御を行う制御手段と、を備え、前記リモコンと前記コマンダとが対応づけられている状態において、前記制御手段は、ユーザからの操作を受付けたとき、第1通信手段を用いて、前記対応コマンダに対し、前記自機のリモコン識別番号を含む第1リモコン信号を送信し、送信元のコマンダの識別番号前記第1コマンダ信号を受信したとき、該第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号と前記対応コマンダ識別番号とを比較し、一致していない状態において、前記制御手段は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報を要求するための要求信号を送信し、前記コマンダから送信されたログイン情報を受信し、受信したログイン情報を表示し、移動させるログイン情報を選択させ、該選択されたログイン情報は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダから前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに所定の手順に基づいて移動され、前記制御手段は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報の消去及び対応づけの解除を指示する指示信号を含む第3リモコン信号を送信し、前記対応コマンダ識別番号記憶手段の内容を消去し、前記コマンダとの対応づけを解除することを特徴とする。
本発明の一側面である請求項8に係る発明は、請求項7のカラオケ用リモコンであって、前記所定の手順は、前記制御手段が、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに移動させるための移動指示信号を送信することを含むことを特徴とする。
本発明の一側面である請求項9に係る発明は、請求項7のカラオケ用リモコンであって、前記所定の手順は、前記制御手段が、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を送信することからなることを特徴とする。
本発明によれば、赤外線通信を用いて、送信先のコマンダを認証し、認証できない場合に、リモコンとコマンダとの対応付けを解除するので、コマンダの誤動作を防止することができる。また、認証できない場合に、ユーザによって選択されたログイン情報を効率的に移動させることができる。
本発明の一実施形態であるカラオケ通信システムについて以下説明する。図7は、システム構成の一例である。図7に示すように、カラオケ通信システムは、リモコン1とコマンダ2とから構成される。なお、複数のリモコン1が、コマンダ2と通信可能となるように構成してもよい。
リモコン1は、赤外線通信I/F11、電波通信I/F12、CPU13、ROM14、RAM15、表示部16、操作部17、から基本的に構成される。
コマンダ2は、赤外線通信I/F21、電波通信I/F22、CPU23、ROM24、RAM25、補助記憶手段26、映像音声再生手段27、から基本的に構成される。
赤外線通信I/F11及び赤外線I/F21は、リモコン1とコマンダ2とが赤外線を媒体とする無線通信(以下、「赤外線通信」という。)を行うためのインタフェースである。本実施形態においては、例えば、リモコン1からコマンダ2に対し、リモコン1の識別番号を送信するために用いられる。
電波通信I/F12及び電波I/F22は、リモコン1とコマンダ2とが電波を媒体とする無線通信(以下、「電波通信」という。)を行うためのインタフェースである。本実施形態において、電波通信は、リモコン1からコマンダ2に対し、コマンダ2の操作指示信号等を送信するために用いられる。また、電波通信は、コマンダ2からリモコン1に対し、種々の信号を送信するために用いられる。また、図示しないアクセスポイントを介して情報の送受信を行ってもよい。
また、電波通信I/F12及び電波通信I/F22を用いることにより、図示しないホストとの間で種々の情報を送受信することも可能である。
ここで、それぞれのリモコン1及びコマンダ2がイーサネット(登録商標)等で接続されている場合は、それぞれの機器に対して固有のIPアドレスが付されている。また、IPアドレスは、後述する識別番号及び所定の生成式に基いて算出することができる。
CPU13及びCPU23は、本発明を実現するために必要なプログラムを含む種々のプログラムを実行する。ROM14及びROM24は、本発明を実現するために必要な情報を含む種々のデータを記憶する。RAM15及びRAM25は、本発明を実現するために必要な情報を含む種々のデータを一時的に記憶する。
リモコン1には、表示部16が設けられている。表示部16には、本発明の実現するために必要な情報を含む種々の情報を表示する。
リモコン1には、操作部17が設けられている。操作部17は、表示部16の表面にタッチパネルとして実現してもよい。
リモコン1は、RAM15の一部の領域を、対応コマンダ識別番号記憶部及びくくりつけ状態フラグ記憶部として用いる。対応コマンダ識別番号記憶部には、くくりつけが成立している(くくりつけ状態にある)コマンダの識別番号が記憶されている。
くくりつけ状態フラグ記憶部には、くくりつけ状態を示すフラグが記憶されている。例えば、該フラグが「1」のときは、くくりつけ状態にある(いずれかのコマンダとくくりつけ関係にある)ことを示し、該フラグが「0」のときはくくりつけが解除されている(いずれのコマンダともくくりつけ状態にない)ことを示すように構成してもよい。なお、フラグの値とくくりつけ状態との対応関係は適宜設定可能である。
また、くくり付け状態フラグを用いることなく、くくりつけ状態を判別するように構成してもよい。すなわち、対応コマンダ識別番号記憶部に、コマンダ識別番号が記憶されている場合は、くくりつけ状態にあると判断し、また、コマンダ識別番号が記憶されていない(クリアされている)場合は、くくりつけが解除されていると判断することもできる。このような態様においては、くくりつけ状態フラグ記憶部を用いる必要がない。
なお、以下においては、くくりつけ状態フラグ記憶部を用いた構成に基いて、本発明に係る実施形態を説明するが、本発明は、該実施形態に限定されるものではなく、くくりつけ状態フラグ記憶部を用いない構成についても包含する。
コマンダ2には、補助記憶手段26が設けられている。補助記憶手段26には、例えば、楽曲の再生に必要な音声データ及び映像データ等が記憶される。また、ゲーム等のアプリケーションデータが記憶される。
コマンダ2には、映像音声再生手段27が設けられている。映像音声再生手段27は、楽曲の再生及び映像の再生を行う。また、図示しないホストから送信されたデータに基いてストリーミング再生を行うことも可能である。
また、図示しない音声入力手段(マイク等)、映像表示手段(ディスプレイ等)が、コマンダ2に接続されている。また、コマンダ2は、採点機能を有してもよい。
コマンダ2は、RAM25の一部の領域を、対応リモコン識別番号記憶部及びくくりつけ状態フラグ記憶部として用いる。対応リモコン識別番号記憶部には、くくりつけが成立している(くくりつけ状態にある)リモコンの識別番号が記憶されている。
くくりつけ状態フラグ記憶部には、くくりつけ状態を示すフラグが記憶されている。例えば、該フラグが「1」のときは、くくりつけ状態にある(いずれかのリモコンとくくりつけ関係にある)ことを示し、該フラグが「0」のときはくくりつけが解除されている(いずれのリモコンともくくりつけ状態にない)ことを示すように構成してもよい。なお、フラグの値とくくりつけ状態との対応関係は適宜設定可能である。
また、くくり付け状態フラグを用いることなく、くくりつけ状態を判別するように構成してもよい。すなわち、対応リモコン識別番号記憶部に、リモコン識別番号が記憶されている場合は、くくりつけ状態にあると判断し、また、リモコン識別番号が記憶されていない(クリアされている)場合は、くくりつけが解除されていると判断することもできる。このような態様においては、くくりつけ状態フラグ記憶部を用いる必要がない。
なお、以下においては、くくりつけ状態フラグ記憶部を用いた構成に基いて、本発明に係る実施形態を説明するが、本発明は、該実施形態に限定されるものではなく、くくりつけ状態フラグ記憶部を用いない構成についても包含する。
コマンダ2は、RAM25の一部の領域を、ログイン情報記憶部として用いる。ログイン情報記憶部には、ユーザのログイン情報が記憶される。ログイン情報は、リモコン1を用いて登録することができる。また、通信網を介して接続される外部の歌唱者情報データベースに事前に記憶している歌唱者情報を、ログイン情報記憶部にダウンロードするように構成してもよい。
ここで、ログイン情報には、ユーザID、ニックネーム、歌唱情報、個人情報が含まれる。
ユーザIDは、コマンダ2等がユーザを特定するために用いられる情報である。ニックネームは、リモコン1や図示しない映像表示手段に表示されるユーザIDに対応した情報である。ニックネームは、ユーザにとって各個人を識別し易くするための情報である。
歌唱情報は、マイク音色、マイクエコー等の設定情報であり、カラオケ歌唱時の音声入力設定情報として用いられる。
個人情報は、生年月日、性別、声の大きさ等であり、採点やイベントに際に用いられるユーザ固有の情報である。
また、ニックネーム、歌唱情報、個人情報の内容は、ユーザが適宜変更することができる。第三者による不正防止のため、ユーザIDごとにパスワードを記憶している。
上述したとおり、ログイン情報は、利用するコマンダのログイン情報記憶部に記憶しているため、ユーザが客室を移動(すなわち、使用するコマンダを変更)した場合は、移動した客室のコマンダにログインを移動するか、または、移動した客室内のコマンダで再度ログイン情報を登録する必要がある。
[第1実施形態]
本発明の一実施形態である第1実施形態について説明する。
まず、くくりつけ動作及び種々の操作においてリモコン1とコマンダ2との間で送受信される情報について説明する。
図8は、リモコン1とコマンダ2との間で送受信される情報の一例について示した図である。
リモコン1に対しくくりつけが指示されると(1)、リモコン1は、リモコン1の識別番号を赤外線通信によって送信する(2)。
リモコン1からの識別番号を受信したコマンダ2は、受信したリモコン1の識別番号及びコマンダ2の識別番号からなる信号を電波通信によって送信する(3)。このとき、コマンダ2は、ブロードキャスト通信によって該信号を送信してもよい。
コマンダ2からの信号を受信したリモコン1は、受信した信号に含まれるコマンダ2の識別番号を対応コマンダ識別番号記憶部に記憶する(4)。また、対応コマンダ識別番号記憶部に記憶すると同時に、くくりつけ状態フラグ記憶部のフラグ値をくくりつけ状態にあることを示す値(例えば、「1」)に書き換える。
上記(1)〜(4)の処理によって、リモコン1とコマンダ2とのくくりつけが完了する。
(正常なくくりつけがなされている場合に送受信される情報)
くくりつけに係る処理の後、ユーザによりリモコン1で所定の操作(楽曲のリクエスト、ボリューム調整等)が行われると(5)、当該所定の操作に関する情報を一時的に記憶した後、リモコン1は、リモコン1の識別番号を赤外線通信によって送信する(6)。
リモコン1からの識別番号を受信したコマンダ2は、受信したリモコン1の識別番号及びコマンダ2の識別番号を電波通信によって送信する(7)。
コマンダ2からの信号を受信したリモコン1は、受信した信号に含まれるコマンダ2の識別番号と、上記(4)で記憶した識別番号とを比較する。この比較によって、リモコン1にくくりつけられているコマンダ2と、リモコン1からの赤外線信号を受信したコマンダ2とが一致するか否かを判断する。すなわち、リモコン1が、同じ室内にあるコマンダ2と正常にくくりつけられているか否かを判断する。
上記(8)において正常なくくりつけがなされていると判断した場合は、リモコン1は、コマンダ2に対して、上記(5)で受付けた操作に対応する操作信号を、電波通信によって送信する(9)。
操作信号を受信したコマンダ2は、該操作信号に基いて処理を実行する(10)。
上記(5)〜(10)までの処理は、ユーザによりリモコン1で所定の操作が行われる毎に繰り返し行われる。
(正常なくくりつけがなされていない場合に送受信される情報)
上記(8)で比較結果が一致していないと判断された場合(正常なくくりつけがなされていないと判断した場合)において、リモコン1とコマンダ2との間で送受信される情報について説明する。
図9は、正常なくくりつけがなされていない場合に、リモコン1とコマンダ2との間で送受信される情報の一例について示した図である。上記(8)で正常なくくりつけがなされていないと判断された場合は、上記(9)及び(10)に代えて、以下の(11)〜(21)の処理が行われる。また、図9に示す例においては、リモコン1の対応コマンダ識別番号記憶部には、コマンダAのコマンダ識別番号が記憶され(すなわち、コマンダAとくくりつけ状態にあり)、コマンダBに対し、上記(2)の赤外線信号を送信した(すなわち、リモコン1とコマンダBとが同じ部屋に存在する)ものとする。
リモコン1は、コマンダA(すなわち、現時点でくくりつけ状態にあるコマンダ)に対し、該コマンダが記憶しているログイン情報を要求するためのログイン情報要求信号を、電波通信を用いて送信する(11)。
コマンダAは、上記ログイン要求信号を受信すると、ログイン情報記憶手段に記憶されているログイン情報を、リモコン1に送信する(12)。
リモコン1は、受信したログイン情報の一部(例えば、ニックネーム)を表示する。また、ニックネームは、ユーザが選択可能な状態で表示される。また、移動させるログイン情報の選択を促すためのメッセージを表示してもよい。この状態において、ユーザは移動させるログイン情報を選択する。なお、ニックネームではなく、ユーザIDを表示するよう構成してもよい。
リモコン1は、ユーザよりログイン情報の移動指示を受け付けると(13)、コマンダAに対し、ログイン情報の移動を指示するログイン情報移動指示信号を、電波通信を用いて送信する(14)。ログイン情報移動指示信号には、(13)で選択されたログイン情報を識別するための情報、移動先のコマンダ識別番号が含まれている。移動先のコマンダ識別番号は、上記(7)で受信したコマンダの識別番号(図9の例においては、コマンダBの識別番号)である。
コマンダAは、ログイン情報移動指示信号を受信すると、該信号に含まれるログイン情報を、該信号に含まれるコマンダ識別番号に対応するコマンダ(図9の例においては、コマンダB)に対し、電波通信を用いて送信する(15)。
コマンダBは、ログイン情報を受信すると、該ログイン情報をコマンダBのログイン情報記憶部に記憶する(16)。
リモコン1は、コマンダAに対し、ログイン情報の削除を指示するログイン情報削除指示信号を、電波通信を用いて送信する(17)。
コマンダAは、ログイン情報削除指示信号を受信すると、ログイン情報記憶部に記憶されているログイン情報を削除する(18)。
リモコン1は、コマンダAに対し、くくりつけ解除を指示するくくりつけ解除指示信号を、電波通信を用いて送信する(19)。
コマンダAは、くくりつけ解除指示信号を受信すると、くくりつけ状態フラグ記憶部に記憶されているフラグを、くくりつけ解除を示す値(例えば、「0」)に設定する。また、対応リモコン識別番号記憶部の内容をクリアする。
リモコン1は、コマンダAとのくくりつけ状態を解除する。具体的には、くくりつけ状態フラグ記憶部に記憶されているフラグを、くくりつけ解除を示す値(例えば、「0」)に設定する。また、対応コマンダ識別番号記憶部の内容をクリアする。
上述した処理によれば、赤外線通信を用いて、送信先のコマンダを認証し、認証できない場合に、リモコンとコマンダとの対応付けを解除するので、コマンダの誤動作を防止することができる。また、認証できない場合に、ユーザによって選択されたログイン情報を効率的に移動させることができる。
(リモコン側の処理)
次に、リモコン側の処理の詳細について説明する。
図10乃至図12は、リモコン側の処理のフローチャートである。この処理を実行するためのプログラムは、リモコン1のCPU13によって実行される。
まず、S1において、スタート画面を表示部16に表示する。スタート画面では、「リモコンをコマンダに向けてスタートボタンを押下してください」等のメッセージが表示される。
その後、S2に移行する。
スタートボタンが押下されるまでS2で待機する。操作部17をタッチパネルで実現した場合は、スタートボタンをタッチパネルの所定領域に設けてもよい。また、リモコン1の所定領域に、物理的なボタンを設けてもよい。
スタートボタンが押下されると(S2:YES)、S3に移行する。
S3において、リモコン1のリモコン識別番号を赤外線通信によって送信する。該リモコン識別番号として、リモコン1の製造シリアル番号を用いてもよい。また、図示しないホストによって決定されたリモコン識別番号を用いてもよい。S3で送信されたリモコン識別番号は、リモコン1の周囲に存在するコマンダ2によって受信される。
その後、S4に移行する。
自機(リモコン1)宛の電波信号を受信するまでS4で待機する。ここで、S4での待機時間が所定時間を越えた場合は、周囲のコマンダに赤外線信号(リモコン識別番号)が送信できなかったものとしてS2に戻るように構成してもよい。
自機宛の電波信号を受信した場合は(S4:YES)、S5に移行する。ここで、受信した電波信号は、上記赤外線信号を受信したコマンダ2から送信されたものである。また、該電波信号には、コマンダ2が受信したリモコン識別番号と該コマンダ2のコマンダ識別番号が含まれている。
S5において、受信した電波信号に含まれるコマンダ識別番号は、RAM15(対応コマンダ識別番号記憶部)に記憶される。また、くくりつけ状態フラグ記憶部のフラグ値をくくりつけ状態にあることを示す値(例えば、「1」)に書き換える。これにより、リモコン1は、該コマンダ識別番号を有するコマンダ2とくくりつけが行われたことになる。
その後、S6に移行する。
S6において、操作メニューを表示部16に表示する。操作メニュー上では、楽曲の検索、リクエスト、ゲーム、ニュース等の情報提示、飲食の注文等が可能である。また、再生中の楽曲の早送り、ボリューム調整等の操作も可能である。
操作が行われるまでS7(図11)で待機する。
操作が行われると(S7:YES)、S8に移行する。S8において、リモコン1のリモコン識別番号を赤外線通信によって送信する。また、S7で操作された操作内容に関する情報は、RAM15に記憶される。
自機(リモコン1)宛の電波信号を受信するまでS9で待機する。ここで、S9での待機時間が所定時間を越えた場合は、周囲のコマンダに赤外線信号(リモコン識別番号)が送信できなかったものとしてS7に戻るように構成してもよい。
自機宛の電波信号を受信した場合は(S9:YES)、S10に移行する。ここで、受信した電波信号は、上記赤外線信号を受信したコマンダ2から送信されたものである。また、該電波信号には、コマンダ2が受信したリモコン識別番号と該コマンダ2のコマンダ識別番号が含まれている。
S10において、受信した電波信号に含まれるコマンダ識別番号を取得する。取得されたコマンダ識別番号はRAM15(対応コマンダ識別番号記憶部)に記憶される。
その後、S11に移行する。
S11において、S5で記憶された識別番号(すなわち、リモコン1にくくりつけされているコマンダ2の識別番号)と、S10で取得された識別番号とが一致しているか判断する。すなわち、くくりつけされているコマンダ2と、S8で送信したコマンダ識別番号を受信したコマンダ2とが一致しているか否かを判断する。この処理は、S7で操作された操作内容に対応する操作信号を送信するコマンダ2を認証するためのものである。
識別番号同士が一致している場合は(S11:YES)、正常なくくりつけの状態であると判断して、S12に移行する。
S12において、S7で操作された操作内容に対応する操作信号を、くくりつけの関係にあるコマンダ2に対して電波通信によって送信する。該操作信号には、リモコン識別番号を付加してもよい。
一方、識別番号同士が一致していない場合は(S11:NO)、正常なくくりつけの状態ではないと判断して、S13(図12)に移行する。
S13において、S5で記憶した識別番号に対応するコマンダ2(すなわち、リモコン1とくくりつけ状態にあるコマンダ2)に対し、該コマンダ2が有しているログイン情報の要求を示すログイン情報要求信号を電波通信で送信する。
S14において、現時点でくくりつけ状態にあるコマンダ2にログイン情報があるか否かを判断する。この判断は、S13で送信したログイン情報要求信号に応答してコマンダ2から送信された信号に基いて行われる。すなわち、該コマンダ2からログイン情報を受信した場合は、S14の条件判断は「YES」となる。また、該コマンダ2からログイン情報を記憶していないことを示す情報を受信した場合は、S14の条件判断は「NO」となる。
S14において、ログイン情報がないと判断した場合は(S14:NO)、S17に移行する。一方、ログイン情報があると判断した場合は(S14:YES)、S15に移行する。
S15において、受信したログイン情報の一部(例えば、ニックネーム)を表示する。また、移動すべきログイン情報が選択された場合は、そのニックネームに対応づけられているパスワード(ログイン情報に含まれるもの)を要求する。これにより、第三者等が不正にログイン情報を移動させることを防止することができる。移動させるログイン情報の移動指示を受け付けると、S16に移行する。
S16において、S5で記憶した識別番号に対応するコマンダ2(すなわち、リモコン1とくくりつけ状態にあるコマンダ2)に対し、ログイン情報の移動を指示するログイン情報移動指示信号を、電波通信を用いて送信する。ここで、ログイン情報移動指示信号には、移動先のコマンダを特定するための情報及び移動させるログイン情報を特定するための情報が含まれている。
S17において、S5で記憶した識別番号に対応するコマンダ2(すなわち、リモコン1とくくりつけ状態にあるコマンダ2)に対し、ログイン情報の削除を指示するログイン情報削除指示信号を、電波通信を用いて送信する。
S18において、S5で記憶した識別番号に対応するコマンダ2(すなわち、リモコン1とくくりつけ状態にあるコマンダ2)に対し、くくりつけ解除を指示するくくりつけ解除指示信号を、電波通信を用いて送信する。
S19において、対応コマンダ識別番号記憶部の内容をクリアし、また、くくりつけ情報記憶部の内容をクリアする。これにより、くくりつけ解除が完了する。
その後、S1に戻る。すなわち、新たなくくりつけを行うための動作をユーザに対し指示する。
(コマンダ側の処理)
次に、コマンダ側の処理の詳細について説明する。
図13は、コマンダ側の処理のフローチャートである。この処理を実行するためのプログラムは、コマンダ2のCPU23によって実行される。また、この処理は、コマンダ2の起動中、繰り返し実行されるものである。
まず、S21において、リモコン識別番号を赤外線通信で受信したか否かが判断される。上記S3または上記S8の処理でリモコン1により送信されたリモコン識別番号を受信したときに、S21の条件判断は「YES」となる。ここで、該リモコン識別番号を受信したコマンダ2は、S3の処理(くくりつけ動作の処理)で送信されたリモコン識別信号であるのか、S8の処理(コマンダ認証の処理)で送信されたリモコン識別信号であるのかについては認識していない。
リモコン識別番号を赤外線通信で受信したと判断した場合は(S21:YES)、S22に移行する。一方、リモコン識別番号を赤外線通信で受信していないと判断した場合は(S21:NO)、S23に移行する。
S22において、自機(コマンダ2)のコマンダ識別番号を電波通信で送信する。このとき、ブロードキャスト通信によって該コマンダ識別番号を送信してもよい。また、受信したリモコン識別番号を併せて送信してもよい。
S23において、ユーザの操作に対応する操作信号を電波通信で受信したか否かを判断する。上記S12の処理でリモコン1より送信された信号を受信したときに、S23の条件判断は「YES」となる。
ユーザの操作に対応する操作信号を電波通信で受信したと判断した場合は(S23:YES)、S24に移行する。
S24において、受信した操作信号に基づく処理を実行する。このとき、例えば、楽曲の検索、リクエスト、ゲームの実行、所定の情報の提示、飲食の注文等、種々の処理が実行される。
一方、ユーザの操作に対応する操作信号を電波通信で受信していないと判断した場合は(S23:NO)、S25に移行する。
S25において、ログイン情報の移動を指示する移動指示信号を電波通信で受信したか否かを判断する。上記S16の処理でリモコン1より送信された信号を受信したとき、S25の条件判断は「YES」となる。
移動指示信号を電波通信で受信したと判断した場合は(S25:YES)、S26に移行する。
S26において、移動指示信号に基いて、指示されたコマンダに対し、指示されたログイン情報を送信する。
一方、移動指示信号を電波通信で受信していないと判断した場合は(S25:NO)、S27に移行する。
S27において、ログイン情報の削除を指示するログイン情報削除指示信号を電波通信で受信したか否かを判断する。上記S17の処理でリモコン1より送信された信号を受信したとき、S27の条件判断は「YES」となる。
ログイン情報削除指示信号を電波通信で受信したと判断した場合は(S27:YES)、S28に移行する。
S28において、ログイン情報記憶部の内容をクリアする。
一方、ログイン情報削除指示信号を電波通信で受信していないと判断した場合は(S27:NO)、S29に移行する。
S29において、くくりつけ解除を指示するくくりつけ解除指示信号を電波通信で受信したか否かを判断する。上記S18の処理でリモコン1より送信された信号を受信したとき、S29の条件判断は「YES」となる。
くくりつけ解除指示信号を電波通信で受信したと判断した場合は(S29:YES)、S30に移行する。
S30において、くくりつけ状態フラグ記憶部の値をくくりつけ解除されていることを示す値(例えば、「0」)に設定する。また、対応リモコン識別番号記憶部の内容をクリアする。
一方、くくりつけ解除指示信号を電波通信で受信していないと判断した場合は(S29:NO)、S21に戻る。
以上説明した第1実施形態によれば、赤外線通信を用いて、送信先のコマンダを認証し、認証できない場合に、リモコンとコマンダとの対応付けを解除するので、コマンダの誤動作を防止することができる。また、認証できない場合に、ユーザによって選択されたログイン情報を効率的に移動させることができる。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態においては、ログイン情報は、コマンダ−コマンダ間で直接移動させていた。しかしながら、本発明において、ログイン情報の移動経路は、これに限定されるものではなく、ログイン情報の移動経路はどのようなものであってもよい。例えば、リモコン1からコマンダ2に対して、ログイン情報を直接送信してもよい。
本発明の一実施形態である第2実施形態について説明する。第2実施形態は、ログイン情報を直接送信する構成を有する。
図14は、第2実施形態において、正常なくくりつけがなされていない場合に、リモコン1とコマンダ2との間で送受信される情報の一例について示した図である。上記図8の(8)で正常なくくりつけがなされていないと判断された場合は、上記図8の(9)及び(10)に代えて、図14の(11)〜(20)の処理が行われる。また、図14に示す例においては、リモコン1の対応コマンダ識別番号記憶部には、コマンダAのコマンダ識別番号が記憶され(すなわち、コマンダAとくくりつけ状態にあり)、コマンダBに対し、上記(2)の赤外線信号を送信した(すなわち、リモコン1とコマンダBとが同じ部屋に存在する)ものとする。
第2実施形態においては、リモコン1は、移動指示を受け付けると(13)、コマンダBに対し、選択されたログイン情報を移動する(14)。
また、リモコン1の処理は、図12のS16に代えて、「ユーザより選択された移動させるログイン情報を、コマンダBに送信する」処理が行われる以外は、図10〜図12の処理と同じであるので、詳細な説明を省略する。
以上説明した第2実施形態によれば、赤外線通信を用いて、送信先のコマンダを認証し、認証できない場合に、リモコンとコマンダとの対応付けを解除するので、コマンダの誤動作を防止することができる。また、認証できない場合に、ユーザによって選択されたログイン情報を効率的に移動させることができる。
[第3実施形態]
上述した第2実施形態においては、コマンダから受信したログイン情報(図14の(12)で送受信される情報)の正当性を確認することなく、ユーザによって選択されたログイン情報を移動させていた。ここで、ログイン情報に対して、何らかのエラー(例えば、イーサネット(登録商標)がルータを介して外部ネットワークと接続されていた場合に想定される、外部からのコマンダAに対するハッキングによるログイン情報の改ざん、コマンダからリモコンへの送信中におけるデータエラー、など)が発生することが考えられる。このとき、エラーが発生しているログイン情報を新たなくくりつけ先のコマンダに転送してしまうと、コマンダの誤作動の原因となる。
以下説明する本発明の一実施形態である第3実施形態は、この点を考慮したものである。
以下、第3実施形態の詳細について説明する。第3実施形態においては、リモコン1の内部(例えば、RAM15)に、ログイン情報を記憶するよう構成される。このログイン情報は、コマンダへのログイン情報登録の際に、リモコン1を用いて入力されたものである。また、後述するフローチャートの処理を実行するためのプログラムが、リモコン1の所定の記憶領域(ROM14等)に記憶されているものとする。また、このプログラムは、CPU13によって実行される。また、コマンダにログイン情報が登録されるたびに、リモコン1が有するログイン情報も登録(アップデート)されるものとする。
図15は、第3実施形態において、正常なくくりつけがなされていない場合に、リモコン1とコマンダ2との間で送受信される情報の一例について示した図である。上記図8の(8)で正常なくくりつけがなされていないと判断された場合は、上記図8の(9)及び(10)に代えて、図15の(11)〜(23)の処理が行われる。また、図15に示す例においては、リモコン1の対応コマンダ識別番号記憶部には、コマンダAのコマンダ識別番号が記憶され(すなわち、コマンダAとくくりつけ状態にあり)、コマンダBに対し、上記(2)の赤外線信号を送信した(すなわち、リモコン1とコマンダBとが同じ部屋に存在する)ものとする。
図15の(11)〜(13)、(15)、(16)、(19)〜(23)の処理は、上述した図14の(11)〜(13)、(14)、(15)、(16)〜(20)と同じであるので説明を省略する。
第3実施形態においては、移動指示を受け付けた後、コマンダAから送信されたログイン情報とリモコン1が記憶しているログイン情報とが一致しているか否かを判断する(14)。なお、(14)の処理は、(13)の処理と並列に行ってもよく、また、(13)の処理の前に行ってもよい。
コマンダAに記憶されているログイン情報にエラーが発生しておらず、かつ、リモコン1への送信中においてもエラーが発生していない場合は、(14)の処理において、ログイン情報は一致する。また、ログイン情報に何らかのエラーが生じている場合は、ログイン情報は一致しない。
ログイン情報が一致する(すなわち、受信したログイン情報は正しい)と判断した場合は、コマンダBに対し、ログイン情報を送信する(15)。
ログイン情報が一致しない(すなわち、受信したログイン情報は正しくない)と判断した場合は、リモコン1の表示部16に、エラーを示すメッセージ等を表示する(17)。また、コマンダAに対し、上記エラーを通知するためのエラー通知信号を送信する(18)。また、コマンダBに対しては、ログイン情報を送信しない。
図16は、第3実施形態において、リモコン側で実行される処理の一部である。上述した図10及び図11の各処理は、第3実施形態においても同様に実行される。ただし、図11のS11の条件判断において「NO」と判断した場合は、図16に示すフローチャート(2’)の処理が実行される。すなわち、図12に示すフローチャートの処理に代えて、図16に示すフローチャートの処理が実行される。
図16のS41〜S43、S48〜S50の処理は、上述した図12のS13〜S15、S17〜S19の処理と同様であるので、説明を省略する。
図16のS44において、S42で受信したログイン情報と、リモコン1内部に記憶しているログイン情報とが一致しているか否かを判断する。このとき、複数のログイン情報がリモコン1内部に記憶されている場合は、少なくとも1つのログイン情報が一致しなければ、「NO」と判断するよう構成してもよい。これにより、リモコン1に記憶されているログイン情報の一部にエラーが発生している場合であっても、エラー処理を実行することになり、コマンダの誤動作を防止することができる。
S44において、ログイン情報が一致すると判断した場合は(S44:YES)、S45に移行する。S45において、ユーザより選択された移動させるログイン情報を、新たなくくりつけ先のコマンダに送信する。S45で送信されるログイン情報は、正当性が確認された情報である。
一方、ログイン情報が一致していないと判断した場合は(S44:NO)、S46に移行する。
S46において、リモコン1の表示部16に、エラーを示すメッセージ等を表示する。 S47において、S42で受信したログイン情報を送信したコマンダに対し、上記エラーを通知するためのエラー通知信号を送信する。その後、S48に移行する。
以上説明した第3実施形態によれば、赤外線通信を用いて、送信先のコマンダを認証し、認証できない場合に、リモコンとコマンダとの対応付けを解除するので、コマンダの誤動作を防止することができる。また、認証できない場合に、ユーザによって選択されたログイン情報を、ログイン情報の正当性を確認した後に、新たなくくりつけ先のコマンダに移動させることができる。これにより、コマンダの誤動作をさらに高度に防止することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
また、上述した各フローチャートは単なる一例であり、該各フローチャートの処理と同等の結果を得ることできるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
また、上述カラオケ用リモコンにおける処理方法、上述したカラオケ用通信方法及び/またはカラオケ用リモコンにおける処理方法を実現するためのプログラム、該プログラムが記録された記録媒体としても本発明は実現可能である。
受付にあるリモコンが、くくりつけ解除された後に1号室に貸し出される様子を示した図である。 1号室にあるリモコンが、1号室のコマンダのみ制御できる様子を示した図である。 1号室に貸し出されたリモコンが、受付に返却され、受付でくくりつけ解除が行われないまま、2号室に貸し出される様子を示した図である。 2号室にあるリモコンが、1号室のコマンダを制御してしまう様子を示した図である。 1号室にあるリモコンが、2号室に直接持ち出される(移動される)様子を示した図である。 2号室にあるリモコンが、1号室のコマンダを制御してしまう様子を示した図である。 システム構成の一例を示した図である。 リモコンとコマンダとの間で送受信される情報について示した図である。 リモコンとコマンダとの間で送受信される情報について示した図である。 リモコン側の処理のフローチャートである。 リモコン側の処理のフローチャートである。 リモコン側の処理のフローチャートである。 コマンダ側の処理のフローチャートである。 リモコンとコマンダとの間で送受信される情報について示した図である。 リモコンとコマンダとの間で送受信される情報について示した図である。 リモコン側の処理のフローチャートである。
符号の説明
1 リモコン
2 コマンダ

Claims (9)

  1. リモコンと複数のコマンダとから構成されるカラオケ用無線通信システムであって、
    前記リモコンは、
    赤外線を媒体として前記コマンダと通信を行う第1通信手段と、
    電波を媒体として前記コマンダと通信を行う第2通信手段と、
    ユーザからの各種指示を受付ける受付手段と、
    自機に対応づけられている対応コマンダの識別番号を記憶する対応コマンダ識別番号記憶手段と、
    自機のリモコン識別番号を記憶する自機リモコン識別番号記憶手段と、
    各種制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記コマンダは、
    赤外線を媒体として前記リモコンとの通信を行う第1通信手段と、
    電波を媒体として前記リモコンとの通信を行う第2通信手段と、
    自機のコマンダ識別番号を記憶する自機コマンダ識別番号記憶手段と、
    ログイン情報を記憶するログイン情報記憶手段と、
    各種制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記リモコンと前記コマンダとが対応づけられている状態において、
    前記リモコンの制御手段は、ユーザからの操作を受付けたとき、第1通信手段を用いて、前記対応コマンダに対し、前記自機のリモコン識別番号を含む第1リモコン信号を送信し、
    前記コマンダの制御手段は、前記第1リモコン信号を受信したとき、第2通信手段を用いて、前記自機のコマンダ識別番号を含む第1コマンダ信号を送信し、
    前記リモコンの制御手段は、前記第1コマンダ信号を受信したとき、該第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号と前記対応コマンダ識別番号とを比較し、
    一致していない状態において、
    前記リモコンの制御手段は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報を要求するための要求信号を送信し、
    前記コマンダの制御手段は、前記要求信号を受信したときに、前記ログイン情報記憶手段に記憶されているログイン情報を前記リモコンに送信し、
    前記リモコンの制御手段は、
    受信したログイン情報を表示し、
    移動させるログイン情報を選択させ、
    該選択されたログイン情報は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダから前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに所定の手順に基づいて移動され、
    前記リモコンの制御手段は、
    前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報の消去及び対応づけの解除を指示する指示信号を含む第3リモコン信号を送信し、
    前記対応コマンダ識別番号記憶手段の内容を消去し、
    前記コマンダとの対応づけを解除し、
    前記コマンダ制御手段は、前記第3リモコン信号を受信したとき、記憶されているログイン情報を消去し、前記対応づけを解除する、
    ことを特徴とするカラオケ用無線通信システム。
  2. 前記所定の手順は、
    前記リモコンの制御手段が、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに移動させるための移動指示信号を送信し、
    前記コマンダの制御手段が、前記移動指示信号を受信したときに、該移動指示信号に含まれる移動先のコマンダに対して、指示されたログイン情報を送信する、
    ことからなる請求項1のカラオケ用無線通信システム。
  3. 前記所定の手順は、
    前記リモコンの制御手段が、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を送信する、
    ことからなる請求項1のカラオケ用無線通信システム。
  4. リモコンと複数のコマンダとから構成されるカラオケ用無線通信システムにおけるカラオケ用通信方法であって、
    前記リモコンは、
    赤外線を媒体として前記コマンダと通信を行う第1通信手段と、
    電波を媒体として前記コマンダと通信を行う第2通信手段と、
    自機に対応づけられている対応コマンダの識別番号を記憶する対応コマンダ識別番号記憶手段と、
    自機のリモコン識別番号を記憶する自機リモコン識別番号記憶手段と、
    を備え、
    前記コマンダは、
    赤外線を媒体として前記リモコンとの通信を行う第1通信手段と、
    電波を媒体として前記リモコンとの通信を行う第2通信手段と、
    自機のコマンダ識別番号を記憶する自機コマンダ識別番号記憶手段と、
    ログイン情報を記憶するログイン情報記憶手段と、
    を備え、
    前記リモコンと前記コマンダとが対応づけられている状態において、
    前記リモコンは、ユーザからの操作を受付けたとき、第1通信手段を用いて、前記対応コマンダに対し、前記自機のリモコン識別番号を含む第1リモコン信号を送信し、
    前記コマンダは、前記第1リモコン信号を受信したとき、第2通信手段を用いて、前記自機のコマンダ識別番号を含む第1コマンダ信号を送信し、
    前記リモコンは、前記第1コマンダ信号を受信したとき、該第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号と前記対応コマンダ識別番号とを比較し、
    一致していない状態において、
    前記リモコンは、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報を要求するための要求信号を送信し、
    前記コマンダは、前記要求信号を受信したときに、前記ログイン情報記憶手段に記憶されているログイン情報を前記リモコンに送信し、
    前記リモコンは、
    受信したログイン情報を表示し、
    移動させるログイン情報を選択させ、
    該選択されたログイン情報は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダから前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに所定の手順に基づいて移動され、
    前記リモコンは、
    前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報の消去及び対応づけの解除を指示する指示信号を含む第3リモコン信号を送信し、
    前記対応コマンダ識別番号記憶手段の内容を消去し、
    前記コマンダとの対応づけを解除し、
    前記コマンダは、前記第3リモコン信号を受信したとき、記憶されているログイン情報を消去し、前記対応づけを解除する、
    ことを特徴とするカラオケ用通信方法。
  5. 前記所定の手順は、
    前記リモコンが、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに移動させるための移動指示信号を送信し、
    前記コマンダが、前記移動指示信号を受信したときに、該移動指示信号に含まれる移動先のコマンダに対して、指示されたログイン情報を送信する、
    ことからなる請求項4のカラオケ用通信方法。
  6. 前記所定の手順は、
    前記リモコンが、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を送信する、
    ことからなる請求項4のカラオケ用通信方法。
  7. コマンダと通信可能なカラオケ用リモコンであって、
    赤外線を媒体として前記コマンダと通信を行う第1通信手段と、
    電波を媒体として前記コマンダと通信を行う第2通信手段と、
    ユーザからの各種指示を受付ける受付手段と、
    自機に対応づけられている対応コマンダの識別番号を記憶する対応コマンダ識別番号記憶手段と、
    自機のリモコン識別番号を記憶する自機リモコン識別番号記憶手段と、
    各種制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記リモコンと前記コマンダとが対応づけられている状態において、
    前記制御手段は、
    ユーザからの操作を受付けたとき、第1通信手段を用いて、前記対応コマンダに対し、前記自機のリモコン識別番号を含む第1リモコン信号を送信し、
    送信元のコマンダの識別番号前記第1コマンダ信号を受信したとき、該第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号と前記対応コマンダ識別番号とを比較し、
    一致していない状態において、
    前記制御手段は、
    前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報を要求するための要求信号を送信し、
    前記コマンダから送信されたログイン情報を受信し、
    受信したログイン情報を表示し、
    移動させるログイン情報を選択させ、
    該選択されたログイン情報は、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダから前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに所定の手順に基づいて移動され、
    前記制御手段は、
    前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、ログイン情報の消去及び対応づけの解除を指示する指示信号を含む第3リモコン信号を送信し、
    前記対応コマンダ識別番号記憶手段の内容を消去し、
    前記コマンダとの対応づけを解除する、
    ことを特徴とするカラオケ用リモコン。
  8. 前記所定の手順は、
    前記制御手段が、前記対応コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに移動させるための移動指示信号を送信する、
    ことを含む請求項7のカラオケ用リモコン。
  9. 前記所定の手順は、
    前記制御手段が、前記第1コマンダ信号に含まれる前記コマンダ識別番号を有するコマンダに対し、前記選択されたログイン情報を送信する、
    ことからなる請求項7のカラオケ用リモコン。
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