JP6066740B2 - ネットワークシステム及びサーバ - Google Patents

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Description

この発明は、ネットワークに接続されている端末を管理するネットワークシステム及びサーバに関するものである。
以下の特許文献1には、ネットワーク機器(端末)の管理方法を明示しているネットワークシステムが開示されている。
このネットワークシステムでは、ネットワークに接続されているネットワーク機器の識別情報を管理しており、その識別情報を参照することで、ネットワークに接続されているネットワーク機器を特定できるようにしている。
しかし、ネットワーク機器の設置場所に関する情報は管理されていないため、ネットワーク機器が設置されている場所を把握することができない。
また、特許文献2には、IP端末の管理方法が開示されており、特許文献3には、端末識別番号の取得方法が開示されているが、特許文献1と同様に、IP端末等の設置場所に関する情報は管理されていないため、IP端末等が設置されている場所を把握することができない。
特開2002−157177号公報(段落番号[0017]) 特開2005−311922号公報(段落番号[0009]) 特開平11−127175号公報(段落番号[0004])
従来のネットワークシステムは以上のように構成されているので、ネットワークに接続されているネットワーク機器を特定することができるが、ネットワーク機器が設置されている場所を把握することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザが面倒な設定操作を行うことなく、ネットワークに接続されている端末の設置場所を把握することができるネットワークシステム及びサーバを得ることを目的とする。
この発明に係るネットワークシステムは、1台以上の端末とサーバがネットワークに接続される構成において、サーバは、設置場所が関連付けられている端末名称の登録を受け付けるとともに、端末名称に対応する操作の登録を受け付ける端末名称操作登録受付手段と、ネットワークに接続されている端末と端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられた端末名称との対応関係を管理する端末管理手段と、端末管理手段により管理されている対応関係を参照して、ネットワークに接続されている端末の中で、未だ端末名称が選択されていない端末を特定し、端末に対して、端末名称の選択指令を発行する選択指令発行手段と、選択指令発行手段により端末名称の選択指令が発行された端末で行われた操作を検知し、操作が端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられている操作であれば、操作に対応する端末名称を端末管理手段に通知する端末操作検知手段とを備え、ネットワークに接続されている端末は、サーバの選択指令発行手段から端末名称の選択指令が発行されると、端末に既存する操作のうち予め設定されている複数の操作の中から、任意の操作の選択を受け付ける操作選択受付手段とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、1台以上の端末とサーバがネットワークに接続される構成において、サーバは、設置場所が関連付けられている端末名称の登録を受け付けるとともに、端末名称に対応する操作の登録を受け付ける端末名称操作登録受付手段と、ネットワークに接続されている端末と端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられた端末名称との対応関係を管理する端末管理手段と、端末管理手段により管理されている対応関係を参照して、ネットワークに接続されている端末の中で、未だ端末名称が選択されていない端末を特定し、端末に対して、端末名称の選択指令を発行する選択指令発行手段と、選択指令発行手段により端末名称の選択指令が発行された端末で行われた操作を検知し、操作が端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられている操作であれば、操作に対応する端末名称を端末管理手段に通知する端末操作検知手段とを備え、ネットワークに接続されている端末は、サーバの選択指令発行手段から端末名称の選択指令が発行されると、端末に既存する操作のうち予め設定されている複数の操作の中から、任意の操作の選択を受け付ける操作選択受付手段とを備えるように構成したので、ユーザが面倒な設定操作を行うことなく、サーバ側で、ネットワークに接続されている端末の設置場所を把握することができる効果がある。
この発明の実施の形態1によるネットワークシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムに適用されるサーバ1を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムに適用される表示端末2−1〜2−3を示す構成図である。 サーバ1が端末名称の一覧表を表すコンテンツを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。 サーバ1が端末名称未登録の表示端末2の端末情報を示す未登録端末テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。 サーバ1が表示端末2と端末名称の対応関係を示す端末管理テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。 端末名称テーブルの格納例を示す説明図である。 端末情報の一例を示す説明図である。 未登録端末テーブルの一例を示す説明図である。 端末管理テーブルの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による他のネットワークシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるネットワークシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるネットワークシステムに適用されるサーバ31を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるネットワークシステムに適用されるエアコン32−1〜32−3を示す構成図である。 サーバ31が端末名称未登録のエアコン32の端末情報を示す未登録端末テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。 サーバ31がエアコン32と端末名称の対応関係を示す端末管理テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。 端末名称テーブルの格納例を示す説明図である。 端末管理テーブルの一例を示す説明図である。 端末名称テーブルの格納例を示す説明図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるネットワークシステムを示す構成図である。
図1のネットワークシステムでは、3階建のビルの各階に表示端末2−1〜2−3が設置され、1階に設置されているサーバ1がネットワーク3を通じて表示端末2−1〜2−3と接続されている例を示している。
図1において、サーバ1はネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3の端末名称や設置場所を管理し、例えば、表示端末2−1〜2−3に対して、各種の情報を送信するなどの処理を実施する装置である。
表示端末2−1〜2−3は例えばサーバ1から送信された情報を表示する一方、ユーザの操作を受け付けて、その操作内容をサーバ1に通知するなどの処理を実施する。
ここでは、ネットワーク3に接続されている表示端末2の台数が3台である例を示しているが、これは一例に過ぎず、4台以上の表示端末2がネットワーク3に接続されていてもよい。
ルータ4は例えばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)と呼ばれるIPアドレス発行機能を備えており、同一の通信回線上の機器(ネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3)に対して、異なるIPアドレスを割り振る処理を実施する。
ここでは、ルータ4がネットワーク3に接続されている例を示しているが、ルータ4がネットワーク3に接続されている理由は、IPアドレスを同一の通信回線上の機器に割り振る機能が、一般に普及しているブロードバンドルータに内包されており、多くは、このようなシステム構成になると想定しているためである。したがって、ネットワーク3としては、有線LANや無線LANによる構成を想定しているが、広義にはIP接続を想定している。
なお、図1では、ルータ4がネットワーク3に接続されている例を示しているが、ルータ4の代わりに、スイッチングハブと呼ばれる通信機器をネットワーク3に接続して、スイッチングハブが通信回線を接続するようにしてもよい。この場合、サーバ1がIPアドレス発行機能を備えるようにしてもよい。
図2はこの発明の実施の形態1によるネットワークシステムに適用されるサーバ1を示す構成図である。
図1のネットワークシステムは、様々な用途のシステムに利用可能である。このため、図2のサーバ1では、個別のシステムの役割を果たすために必要な処理部の記載を割愛しており、本願発明に係る処理部だけを記載している。
図2において、端末名称登録受付部11は例えばキーボード、マウス、タッチパネルやディスプレイなどのマンマシンインタフェースなどから構成されており、設置場所が関連付けられている端末名称(例えば、1階モニタ、2階モニタ、3階モニタ)の登録を受け付ける処理を実施する。なお、端末名称登録受付部11は端末名称登録受付手段を構成している。
コンテンツ生成部12は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、端末名称登録受付部11により登録が受け付けられた端末名称の一覧表を表すコンテンツを生成する処理を実施する。なお、コンテンツ生成部12はコンテンツ生成手段を構成している。
端末管理部13は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3と端末名称登録受付部11により登録が受け付けられた端末名称との対応関係を管理する処理を実施する。
対応関係格納部14は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、表示端末2−1〜2−3と端末名称の対応関係を示すテーブルなど、各種のテーブルを記憶している。
なお、端末管理部13及び対応関係格納部14から端末管理手段が構成されている。
表示指令発行部15は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、対応関係格納部14により記憶されている対応関係を示すテーブルを参照して、ネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3の中で、未だ端末名称が選択されていない表示端末2を特定し、その表示端末2に対して、コンテンツ生成部12により生成されたコンテンツの表示指令を発行する処理を実施する。
ネットワークインタフェース16は例えばLANカードなどのネットワーク接続機器から構成されており、表示指令発行部15により発行されたコンテンツの表示指令をネットワーク3を通じて当該表示端末2に通知する処理を実施する。
なお、表示指令発行部15及びネットワークインタフェース16から表示指令発行手段が構成されている。
端末名称検知部17は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース16を通じて、表示指令発行部15によりコンテンツの表示指令が発行された表示端末2で選択された端末名称を検知して、その端末名称を端末管理部13に通知する処理を実施する。
なお、端末名称検知部17及びネットワークインタフェース16から端末名称検知手段が構成されている。
図2の例では、サーバ1の構成要素である端末名称登録受付部11、コンテンツ生成部12、端末管理部13、対応関係格納部14、表示指令発行部15、ネットワークインタフェース16及び端末名称検知部17のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、サーバ1がコンピュータで構成されていてもよい。
サーバ1がコンピュータで構成されている場合、対応関係格納部14をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、端末名称登録受付部11、コンテンツ生成部12、端末管理部13、表示指令発行部15、ネットワークインタフェース16及び端末名称検知部17の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図3はこの発明の実施の形態1によるネットワークシステムに適用される表示端末2−1〜2−3を示す構成図である。
図1のネットワークシステムは、様々な用途のシステムに利用可能である。このため、図3の表示端末2−1〜2−3では、個別のシステムの役割を果たすために必要な処理部の記載を割愛しており、本願発明に係る処理部だけを記載している。
ネットワークインタフェース21は例えばLANカードからなるネットワーク接続機器である。
端末情報格納部22は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、表示端末固有のMACアドレスや、ルータ4により割り振られたIPアドレスなどを端末情報として格納している。
端末情報送信部23は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース21を通じて、端末情報格納部22により格納されている端末情報を所定のタイミングでサーバ1に送信する処理を実施する。
指令実行部24は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース21がサーバ1の表示指令発行部15から発行されたコンテンツの表示指令を受信すると、そのコンテンツをモニタ25に表示する処理を実施する。
なお、ネットワークインタフェース21、指令実行部24及びモニタ25からコンテンツ表示手段が構成されている。
端末名称選択受付部26は例えばキーボード、マウス、タッチパネルやディスプレイなどのマンマシンインタフェースから構成されており、指令実行部24により表示されたコンテンツが表している端末名称の一覧表の中から、任意の端末名称の選択を受け付ける処理を実施する。
選択結果送信部27は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース21を通じて、端末名称選択受付部26による端末名称の選択結果をサーバ1に送信する処理を実施する。
なお、ネットワークインタフェース21、端末名称選択受付部26及び選択結果送信部27から端末名称選択受付手段が構成されている。
図3の例では、表示端末2−1〜2−3の構成要素であるネットワークインタフェース21、端末情報格納部22、端末情報送信部23、指令実行部24、モニタ25、端末名称選択受付部26及び選択結果送信部27のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、表示端末2−1〜2−3がコンピュータで構成されていてもよい。
表示端末2−1〜2−3がコンピュータで構成されている場合、端末情報格納部22をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、ネットワークインタフェース21、端末情報送信部23、指令実行部24、モニタ25、端末名称選択受付部26及び選択結果送信部27の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図4はサーバ1が端末名称の一覧表を表すコンテンツを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。
図5はサーバ1が端末名称未登録の表示端末2の端末情報を示す未登録端末テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。
図6はサーバ1が表示端末2と端末名称の対応関係を示す端末管理テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、3台の表示端末2−1〜2−3がネットワーク3に接続される例を説明する。
3台の表示端末2−1〜2−3の端末名称(設置場所が関連付けられている端末名称)を設定する場合、例えば、ネットワークシステムの管理者などが、サーバ1の端末名称登録受付部11を操作して、表示端末2−1〜2−3の端末名称を入力する(図4のステップST1)。
端末名称登録受付部11は、ネットワークシステムの管理者などが表示端末2−1〜2−3の端末名称を入力すると、その端末名称の登録を受け付けて、その端末名称を示す端末名称情報をコンテンツ生成部12及び端末管理部13に出力する。
サーバ1のコンテンツ生成部12は、端末名称登録受付部11から端末名称情報を受けると、対応関係格納部14に記憶されている端末名称テーブルに対して、その端末名称情報が示す端末名称を格納する(ステップST2)。
ここで、図7は端末名称テーブルの格納例を示す説明図である。
図7の例では、端末名称として、1階モニタ、2階モニタ、3階モニタが端末名称テーブルに格納されている。
なお、端末名称テーブルに格納する端末名称の個数は、ネットワーク3に接続される表示端末2−1〜2−3の個数に限るものではなく、それ以上に格納するようにしてもよい。
コンテンツ生成部12は、端末名称を端末名称テーブルに格納すると、その端末名称の一覧表を表すコンテンツを生成する(ステップST3)。
なお、コンテンツは、端末名称の一覧表を表す画像データを意味し、表示端末2−1〜2−3が当該画像データにしたがって描画処理を実行することで、端末名称の一覧表がモニタ25に表示される。
一方、表示端末2−1〜2−3の端末情報送信部23は、ネットワークインタフェース21を通じて、端末情報格納部22により格納されている端末情報を所定のタイミングでサーバ1に送信する。
ここで、端末情報は、表示端末固有のMACアドレスや、ルータ4により割り振られたIPアドレスなどが該当する。
ただし、端末情報は、MACアドレスやIPアドレスに限るものではなく、表示端末固有のシリアル番号、表示中のコンテンツを示すコンテンツ情報(コンテンツ情報は、コンテンツのID、名称、URLなどが該当する)、表示端末の状態を示す情報、通信規格、コマンドセットのバージョンなどが該当する。
図8は端末情報の一例を示す説明図である。
なお、端末情報を送信する所定のタイミングであるが、定期的でもよいし、表示端末2の起動時でもよいし、状態変更時などのタイミングでもよい。
サーバ1のネットワークインタフェース16は、表示端末2−1〜2−3が端末情報を送信すると、その端末情報を受信して、その端末情報を端末管理部13に出力する(図5のステップST11)。
サーバ1の端末管理部13は、ネットワークインタフェース16から端末情報を受けると、既に、その端末情報が、対応関係格納部14に記憶されている未登録端末テーブル(端末名称未登録の表示端末2の端末情報を示すテーブル)、または、端末管理テーブル(表示端末2と端末名称の対応関係を示すテーブル)に登録されているか否かを判定する(ステップST12)。
例えば、ネットワークインタフェース16から出力された端末情報に含まれているMACアドレスと、未登録端末テーブル(端末管理テーブル)に登録されているMACアドレスとを照合することで、その端末情報が既に登録されているか否かを判定することができる。ただし、照合対象の端末情報はMACアドレスに限るものではなく、IPアドレスやシリアル番号などを照合するようにしてもよい。
ここで、図9は未登録端末テーブルの一例を示す説明図である。
図9の例では、表示端末2−1〜2−3の端末情報として、MACアドレスとIPアドレスを格納している。
図10は端末管理テーブルの一例を示す説明図である。
図10の例では、表示端末2−1〜2−3の端末情報として、MACアドレスとIPアドレスを格納するとともに、その表示端末2−1〜2−3の端末名称などを格納している。
端末管理部13は、ネットワークインタフェース16から出力された端末情報が、未登録端末テーブル及び端末管理テーブルのいずれにも登録されていなければ、その端末情報を図9の未登録端末テーブルに登録する(ステップST13)。
端末管理部13は、端末情報を未登録端末テーブルに登録すると、新たな端末情報を未登録端末テーブルに登録した旨を表示指令発行部15に通知する。
端末管理部13は、ネットワークインタフェース16から出力された端末情報が、未登録端末テーブル又は端末管理テーブルのいずれかに登録されている場合、その端末情報において、情報の追加部分、あるいは、情報の変更部分があれば、情報の追加部分、あるいは、情報の変更部分を未登録端末テーブル又は端末管理テーブルに追記する(ステップST14)。
例えば、IPアドレスは、一旦、ルータ4により割り当てられた後に変更されることがあるため、変更後のIPアドレスを未登録端末テーブル又は端末管理テーブルに上書きする。
また、当初は、端末情報として、例えば、MACアドレスとIPアドレスを登録していたが、シリアル番号やコンテンツ情報などが追加された場合には、シリアル番号やコンテンツ情報などを追記する。
サーバ1の表示指令発行部15は、端末管理部13から新たな端末情報を未登録端末テーブルに登録した旨の通知を受けると、対応関係格納部14に記憶されている未登録端末テーブルを参照して、新たな端末情報を取得する。
図9の例では、表示端末2−1〜2−3の端末情報が登録されているので、新たな端末情報として、表示端末2−1〜2−3の端末情報を取得する。
表示指令発行部15は、表示端末2−1〜2−3の端末情報を取得すると、その端末情報を参照することで、表示端末2−1〜2−3に対して、コンテンツ生成部12により生成されたコンテンツの表示指令を発行する(図6のステップST21)。
表示端末2−1〜2−3のネットワークインタフェース21は、サーバ1がコンテンツの表示指令を発行すると、コンテンツの表示指令を受信する(ステップST22)。
表示端末2−1〜2−3の指令実行部24は、ネットワークインタフェース21がコンテンツの表示指令を受信すると、そのコンテンツ(端末名称の一覧表)をモニタ25に表示する(ステップST23)。
これにより、例えば、表示端末2−1〜2−3の設置担当者などは、設置場所が関連付けられている端末名称(例えば、1階モニタ、2階モニタ、3階モニタ)を確認することができる。
例えば、表示端末2−1〜2−3の設置担当者などが、端末名称選択受付部26を操作して、端末名称の一覧表の中から、当該設置場所に見合う端末名称を選択すると、その選択が受け付けられて、その選択結果が選択結果送信部27に出力される。
図7の例では、ビルの1階に設置される表示端末2−1の端末名称としては「1階モニタ」、ビルの2階に設置される表示端末2−2の端末名称としては「2階モニタ」、ビルの3階に設置される表示端末2−3の端末名称としては「3階モニタ」が選択されることが想定される。
表示端末2−1〜2−3の選択結果送信部27は、端末名称選択受付部26から端末名称の選択結果を受けると、ネットワークインタフェース21を通じて、その端末名称の選択結果をサーバ1に送信する(ステップST24)。
なお、この選択結果には、当該表示端末2の端末情報も含んでいるものとする。
サーバ1のネットワークインタフェース16は、表示端末2−1〜2−3が端末名称の選択結果を送信すると、その選択結果を受信して、その選択結果を端末名称検知部17に出力する。
サーバ1の端末名称検知部17は、ネットワークインタフェース16から端末名称の選択結果を受けると、その選択結果が示す端末名称と、その選択結果に含まれている端末情報とを端末管理部13に通知する(ステップST25)。
ここでは、ネットワークインタフェース16が端末名称の選択結果を受信して、端末名称検知部17がネットワークインタフェース16により受信された選択結果が示す端末名称を端末管理部13に通知する例を示したが、表示指令発行部15が発行する表示指令のコンテンツがWebコンテンツである場合、端末名称検知部17は、Webアプリケーション等によって、端末名称の選択結果を検知することが可能である。この場合、どの表示端末2が、端末名称の選択操作を行ったかも特定することができる。
サーバ1の端末管理部13は、端末名称検知部17から表示端末2−1〜2−3で選択された端末名称と端末情報を受けると、その端末情報と、対応関係格納部14に記憶されている未登録端末テーブル(図9の未登録端末テーブル)内の端末情報とを照合して(例えば、MACアドレスや、IPアドレスを照合する)、未登録端末テーブル内で一致している端末情報を特定する。
端末管理部13は、未登録端末テーブル内で一致している端末情報を特定すると、その端末情報を端末管理テーブルに転記して、未登録端末テーブル内から当該端末情報を削除する。これにより、図9の未登録端末テーブルに登録されている端末情報は空になる。
また、端末管理部13は、端末管理テーブル内で、その端末情報と対にして、端末名称検知部17から出力された端末名称を追記するとともに、図7の端末名称テーブルから当該端末名称を削除する(ステップST26)。これにより、図7の端末名称テーブルに格納されている端末名称は空になる。
図10の例では、表示端末2−1の端末情報と端末名称である「1階モニタ」が対応付けられ、表示端末2−2の端末情報と端末名称である「2階モニタ」が対応付けられ、表示端末2−3の端末情報と端末名称である「3階モニタ」が対応付けられている。
これにより、表示端末2−1〜2−3の端末名称の設定処理が完了し、サーバ1において、表示端末2−1〜2−3と端末名称の対応関係を管理することが可能になる。
この実施の形態1では、表示指令発行部15が、表示端末2−1〜2−3に対して、コンテンツの表示指令を発行することで、3台の表示端末2−1〜2−3の端末名称を同時に設定する例を示したが、1台の表示端末2毎に、コンテンツの表示指令を順番に発行して、当該表示端末2の端末名称を設定するようにしてもよい。
この場合、1台の表示端末2の端末名称の設定処理が完了する毎に、その端末名称が削除された端末名称テーブル(最新の端末名称テーブル)を参照して、コンテンツを再生成し、次の設定対象の表示端末2に対して、そのコンテンツの表示指令を発行する必要がある。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、ネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3と端末名称登録受付部11により登録が受け付けられた設置場所が関連付けられている端末名称との対応関係を管理する端末管理部13と、端末管理部13により管理されている対応関係を参照して、ネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3の中で、未だ端末名称が選択されていない表示端末2を特定し、その表示端末2に対して、コンテンツ生成部12により生成されたコンテンツの表示指令を発行する表示指令発行部15とを設け、端末名称検知部17が、表示指令発行部15によりコンテンツの表示指令が発行された表示端末2で選択された端末名称を検知して、その端末名称を端末管理部13に通知するように構成したので、例えば、表示端末2−1〜2−3の設置担当者などが、面倒な設定操作を行うことなく、サーバ1側で、ネットワーク3に接続されている表示端末2−1〜2−3の設置場所を把握することができる効果を奏する。
なお、多数の表示端末2を設置する場合であっても、各々の表示端末2での設定操作は同一でよく、表示端末2を出荷する前に、各種の設定や、設置先(顧客)毎の特別な設定を行う必要がないため、同一の設定で量産することが可能である。したがって、設置コストや製造コストを低減することが可能である。
この実施の形態1では、モニタが一体化されている表示端末2−1〜2−3について示したが、図11に示すように、表示端末2は、必ずしもモニタが一体化されている端末に限るものではない。
図11において、5は表示端末専用のセットトップボックス (STB:Set Top Box)であり、STB5は映像ケーブル7を介してモニタ6と接続されている。
なお、STB5、モニタ6及び映像ケーブル7から表示端末2が構成されており、STB5は、STBの一般的な機能を実現する処理部の他に、図3のネットワークインタフェース21、端末情報格納部22、端末情報送信部23、指令実行部24、端末名称選択受付部26及び選択結果送信部27に相当する処理部を備えている。
8はパーソナルコンピュータであり、パーソナルコンピュータ8は映像ケーブル7を介してモニタ6と接続されている。
なお、パーソナルコンピュータ8、モニタ6及び映像ケーブル7から表示端末2が構成されており、パーソナルコンピュータ8は、パーソナルコンピュータの一般的な機能を実現する処理部の他に、図3のネットワークインタフェース21、端末情報格納部22、端末情報送信部23、指令実行部24、端末名称選択受付部26及び選択結果送信部27に相当する処理部を備えている。
また、表示端末2には、STB5やパーソナルコンピュータ8の他に、制御機能を持ったボードも含まれる。制御機能を持ったボードは、STB5に内包されることもあるし、表示端末2のモニタ25に内包される場合もある。モニタ25に制御ボードが内包される代表的な例は液晶テレビである。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、端末名称を設定する対象が表示端末2−1〜2−3であるものを示したが、端末名称を設定する対象が、モニタを備えていない端末(例えば、エアコンや冷蔵庫などの家電機器)であってもよい。
この実施の形態2では、端末名称を設定する対象が、モニタを備えていない端末について説明するが、エアコンや冷蔵庫などの家電機器であっても、小さな液晶モニタが取り付けられている場合には、上記実施の形態1で示した方法で、端末名称を設定することができる。
図12はこの発明の実施の形態2によるネットワークシステムを示す構成図であり、図12において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図12のネットワークシステムでは、3階建のビルの各階にエアコン32−1〜32−3(モニタを備えていない端末)が設置され、1階に設置されているサーバ31がネットワーク3を通じてエアコン32−1〜32−3と接続されている例を示している。
サーバ31はネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3の端末名称や設置場所を管理し、例えば、エアコン32−1〜32−3に対して、各種の制御信号を送信するなどの処理を実施する装置である。
エアコン32−1〜32−3は例えばサーバ31から送信された制御信号にしたがって所定の処理(例えば、風量の増減、設定温度の上下)を実施する一方、ユーザの操作を受け付けて、その操作内容をサーバ31に通知するなどの処理を実施する。
ここでは、ネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3の台数が3台である例を示しているが、これは一例に過ぎず、4台以上のエアコン32−1〜32−3がネットワーク3に接続されていてもよい。また、エアコン32と異なる種類の家電機器(モニタを備えていない端末)が混在していてもよい。
図13はこの発明の実施の形態2によるネットワークシステムに適用されるサーバ31を示す構成図である。
図12のネットワークシステムは、様々な用途のシステムに利用可能である。このため、図13のサーバ31では、個別のシステムの役割を果たすために必要な処理部の記載を割愛しており、本願発明に係る処理部だけを記載している。
図13において、端末名称操作登録受付部41は例えばキーボード、マウス、タッチパネルやディスプレイなどのマンマシンインタフェースなどから構成されており、設置場所が関連付けられている端末名称(例えば、1階モニタ、2階モニタ、3階モニタ)の登録を受け付けるとともに、その端末名称に対応する操作(エアコン32−1〜32−3において、予め設定されている操作)の登録を受け付ける処理を実施する。なお、端末名称操作登録受付部41は端末名称操作登録受付手段を構成している。
端末管理部42は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3と端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられた端末名称との対応関係を管理する処理を実施する。
対応関係格納部43は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、端末管理部42により管理されているエアコン32−1〜32−3と端末名称の対応関係を示すテーブルなど、各種のテーブルを記憶している。
なお、端末管理部42及び対応関係格納部43から端末管理手段が構成されている。
選択指令発行部44は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、対応関係格納部43により格納されている対応関係を示すテーブルを参照して、ネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3の中で、未だ端末名称が選択されていないエアコン32を特定し、そのエアコン32に対して、端末名称の選択指令を発行する処理を実施する。
ネットワークインタフェース45は例えばLANカードなどのネットワーク接続機器から構成されており、選択指令発行部44により発行された端末名称の選択指令をネットワーク3を通じて当該エアコン32に通知する処理を実施する。
なお、選択指令発行部44及びネットワークインタフェース45から選択指令発行手段が構成されている。
端末操作検知部46は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース45を通じて、選択指令発行部44により端末名称の選択指令が発行されたエアコン32で行われた操作を検知し、その操作が端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられている操作であれば、その操作に対応する端末名称を端末管理部42に通知する処理を実施する。
なお、端末操作検知部46及びネットワークインタフェース45から端末操作検知手段が構成されている。
図13の例では、サーバ31の構成要素である端末名称操作登録受付部41、端末管理部42、対応関係格納部43、選択指令発行部44、ネットワークインタフェース45及び端末操作検知部46のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、サーバ31がコンピュータで構成されていてもよい。
サーバ31がコンピュータで構成されている場合、対応関係格納部43をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、端末名称操作登録受付部41、端末管理部42、選択指令発行部44、ネットワークインタフェース45及び端末操作検知部46の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図14はこの発明の実施の形態2によるネットワークシステムに適用されるエアコン32−1〜32−3を示す構成図であり、図14において、図3と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図12のネットワークシステムは、様々な用途のシステムに利用可能である。このため、図14のエアコン32−1〜32−3では、個別のシステムの役割を果たすために必要な処理部の記載を割愛しており、本願発明に係る処理部だけを記載している。
指令実行部51は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース21がサーバ31の選択指令発行部44から発行された端末名称の選択指令を受信すると、エアコン32−1〜32−3の処理モードを通常の温度制御処理から、端末名称の選択処理に切り換える処理を実施する。
端末操作選択受付部52は例えばキーボード、マウス、タッチパネルやディスプレイなどのマンマシンインタフェースから構成されており、指令実行部51により処理モードが端末名称の選択処理に切り換えられると、予め設定されている複数の操作(サーバ31の端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられる操作)の中から、任意の操作の選択を受け付ける処理を実施する。
選択結果送信部53は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、ネットワークインタフェース21を通じて、端末操作選択受付部52による操作の選択結果をサーバ31に送信する処理を実施する。
なお、ネットワークインタフェース21、指令実行部51、端末操作選択受付部52及び選択結果送信部53から操作選択受付手段が構成されている。
図14の例では、エアコン32−1〜32−3の構成要素であるネットワークインタフェース21、端末情報格納部22、端末情報送信部23、指令実行部51、端末操作選択受付部52及び選択結果送信部53のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、エアコン32−1〜32−3の処理部がコンピュータで構成されていてもよい。
エアコン32−1〜32−3の処理部がコンピュータで構成されている場合、端末情報格納部22をコンピュータのメモリ上に構成するとともに、ネットワークインタフェース21、端末情報送信部23、指令実行部51、端末操作選択受付部52及び選択結果送信部53の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
次に動作について説明する。
図15はサーバ31が端末名称未登録のエアコン32の端末情報を示す未登録端末テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。
図16はサーバ31がエアコン32と端末名称の対応関係を示す端末管理テーブルを生成する際の処理内容を示すフローチャートである。
この実施の形態1では、3台のエアコン32−1〜32−3がネットワーク3に接続される例を説明する。
3台のエアコン32−1〜32−3の端末名称(設置場所が関連付けられている端末名称)を設定する場合、例えば、ネットワークシステムの管理者などが、サーバ31の端末名称操作登録受付部41を操作して、エアコン32−1〜32−3の端末名称を入力する。
例えば、設置場所が関連付けられている端末名称として、1階エアコン、2階エアコン、3階エアコンのほか、リビングエアコン、寝室エアコン、浴室エアコンなどが考えられる。
また、ネットワークシステムの管理者などが、サーバ31の端末名称操作登録受付部41を操作して、その端末名称に対応する操作(エアコン32−1〜32−3において、予め設定されている操作)を入力する。
端末名称に対応する操作であるが、例えば、1階エアコンに対応する操作として「設定温度を最大にする操作」、2階エアコンに対応する操作として「設定温度を最小にする操作」、3階エアコンに対応する操作として「風量を最大にする操作」などが考えられる。
なお、これらの操作と端末名称の関係は、予め、エアコン32−1〜32−3の出荷前に設定されており、その関係は、例えば、エアコン32−1〜32−3の取扱説明書や、簡単な設置マニュアル等に記述されているものとする。
端末名称登録受付部11は、ネットワークシステムの管理者などがエアコン32−1〜32−3の端末名称と、その端末名称に対応する操作とを入力すると、その端末名称と操作の登録を受け付けて、その端末名称と操作を端末名称テーブルに格納する。
ここで、図17は端末名称テーブルの格納例を示す説明図である。
なお、端末名称テーブルに格納する端末名称の個数は、ネットワーク3に接続されるエアコン32−1〜32−3の個数に限るものではなく、それ以上に格納するようにしてもよい。
一方、エアコン32−1〜32−3の端末情報送信部23は、上記実施の形態1における表示端末2−1〜2−3の端末情報送信部23と同様に、ネットワークインタフェース21を通じて、端末情報格納部22により格納されている端末情報を所定のタイミングでサーバ31に送信する。
サーバ31のネットワークインタフェース45は、エアコン32−1〜32−3が端末情報を送信すると、その端末情報を受信して、その端末情報を端末管理部42に出力する(図15のステップST31)。
サーバ31の端末管理部42は、ネットワークインタフェース45から端末情報を受けると、既に、その端末情報が、対応関係格納部43に記憶されている未登録端末テーブル(端末名称未登録のエアコン32の端末情報を示すテーブル)、または、端末管理テーブル(エアコン32と端末名称の対応関係を示すテーブル)に登録されているか否かを判定する(ステップST32)。未登録端末テーブルは、上記実施の形態1と同様に、図9のようなテーブルであるため説明を省略する。
図18は端末管理テーブルの一例を示す説明図である。
図18の例では、エアコン32−1〜32−3の端末情報として、MACアドレスとIPアドレスを格納するとともに、そのエアコン32−1〜32−3の端末名称などを格納している。
端末管理部42は、ネットワークインタフェース45から出力された端末情報が、未登録端末テーブル及び端末管理テーブルのいずれにも登録されていなければ、その端末情報を図9の未登録端末テーブルに登録する(ステップST33)。
端末管理部42は、端末情報を未登録端末テーブルに登録すると、新たな端末情報を未登録端末テーブルに登録した旨を選択指令発行部44に通知する。
端末管理部42は、ネットワークインタフェース45から出力された端末情報が、未登録端末テーブル又は端末管理テーブルのいずれかに登録されている場合、その端末情報において、情報の追加部分、あるいは、情報の変更部分があれば、情報の追加部分、あるいは、情報の変更部分を未登録端末テーブル又は端末管理テーブルに追記する(ステップST34)。
サーバ31の選択指令発行部44は、端末管理部42から新たな端末情報を未登録端末テーブルに登録した旨の通知を受けると、対応関係格納部43に記憶されている未登録端末テーブルを参照して、新たな端末情報を取得する。
図9の例では、エアコン32−1〜32−3の端末情報が登録されているので、新たな端末情報として、エアコン32−1〜32−3の端末情報を取得する。
選択指令発行部44は、エアコン32−1〜32−3の端末情報を取得すると、その端末情報を参照することで、エアコン32−1〜32−3に対して、端末名称の選択指令を発行する(図16のステップST41)。
エアコン32−1〜32−3のネットワークインタフェース21は、サーバ31が端末名称の選択指令を発行すると、その選択指令を受信する(ステップST42)。
エアコン32−1〜32−3の指令実行部51は、ネットワークインタフェース21が端末名称の選択指令を受信すると、エアコン32−1〜32−3の処理モードを通常の温度制御処理から、端末名称の選択処理に切り換える(ステップST43)。
このとき、エアコン32−1〜32−3において、処理モードが端末名称の選択処理に切り換えられた旨を示すLEDを点灯するようにしてもよいし、その旨を示す音声メッセージを出力するようにしてもよい。
例えば、エアコン32−1〜32−3の設置担当者などが、端末操作選択受付部52を操作して、予め設定されている複数の操作(サーバ31の端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられる操作)の中から、当該設置場所に見合う操作を選択(当該操作を実行)すると、その選択が受け付けられて、その選択結果が選択結果送信部53に出力される。
図17のように、端末名称と操作が対応付けられている場合、ビルの1階に設置されるエアコン32−1では「設定温度を最大にする操作」、ビルの2階に設置されるエアコン32−2では「設定温度を最小にする操作」、ビルの3階に設置されるエアコン32−3では「風量を最大にする操作」が選択されることが想定される。
エアコン32−1〜32−3の選択結果送信部53は、端末操作選択受付部52から操作の選択択結果を受けると、ネットワークインタフェース21を通じて、その操作の選択結果をサーバ31に送信する(ステップST44)。
なお、この選択結果には、当該エアコン32の端末情報も含んでいるものとする。
サーバ31のネットワークインタフェース45は、エアコン32−1〜32−3が操作の選択結果を送信すると、その選択結果を受信して、その選択結果を端末操作検知部46に出力する。
サーバ31の端末操作検知部46は、ネットワークインタフェース45から操作の選択結果を受けると、図17の端末名称テーブルを参照して、その選択結果が示す操作が端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられている操作であるか否かを確認し、その選択結果が示す操作が端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられている操作であれば、その操作に対応する端末名称と、その選択結果に含まれている端末情報とを端末管理部42に通知する(ステップST45)。
サーバ31の端末管理部42は、端末操作検知部46から端末名称と端末情報を受けると、その端末情報と、対応関係格納部42に記憶されている未登録端末テーブル(図9の未登録端末テーブル)内の端末情報とを照合して(例えば、MACアドレスや、IPアドレスを照合する)、未登録端末テーブル内で一致している端末情報を特定する。
端末管理部42は、未登録端末テーブル内で一致している端末情報を特定すると、その端末情報を端末管理テーブルに転記して、未登録端末テーブル内から当該端末情報を削除する。これにより、図9の未登録端末テーブルに登録されている端末情報は空になる。
また、端末管理部42は、端末管理テーブル内で、その端末情報と対にして、端末操作検知部46から出力された端末名称を追記するとともに、図17の端末名称テーブルから当該端末名称と操作を削除する(ステップST46)。これにより、図17の端末名称テーブルに格納されている端末名称と操作は空になる。
図18の例では、エアコン32−1の端末情報と端末名称である「1階エアコン」が対応付けられ、エアコン32−2の端末情報と端末名称である「2階エアコン」が対応付けられ、エアコン32−3の端末情報と端末名称である「3階エアコン」が対応付けられている。
これにより、エアコン32−1〜32−3の端末名称の設定処理が完了し、サーバ31において、エアコン32−1〜32−3と端末名称の対応関係を管理することが可能になる。
この実施の形態2では、選択指令発行部44が、エアコン32−1〜32−3に対して、端末名称の選択指令を発行することで、3台のエアコン32−1〜32−3の端末名称を同時に設定する例を示したが、1台のエアコン32毎に、端末名称の選択指令を順番に発行して、当該エアコン32の端末名称を設定するようにしてもよい。
この場合、1台のエアコン32の端末名称の設定処理が完了する毎に、その端末名称が削除された端末名称テーブル(最新の端末名称テーブル)を参照しながら、次の設定対象のエアコン32に対して、その端末名称の選択指令を発行する必要がある。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、ネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3と端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられた設置場所が関連付けられている端末名称との対応関係を管理する端末管理部42と、端末管理部42により管理されている対応関係を参照して、ネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3の中で、未だ端末名称が選択されていないエアコン32を特定し、そのエアコン32に対して、端末名称の選択指令を発行する選択指令発行部44とを設け、端末操作検知部46が、選択指令発行部44により端末名称の選択指令が発行されたエアコン32で行われた操作を検知し、その操作が端末名称操作登録受付部41により登録が受け付けられている操作であれば、その操作に対応する端末名称と端末情報を端末管理部42に通知するように構成したので、エアコン32−1〜32−3がモニタを備えていない端末であっても、例えば、エアコン32−1〜32−3の設置担当者などが、面倒な設定操作を行うことなく、サーバ31側で、ネットワーク3に接続されているエアコン32−1〜32−3の設置場所を把握することができる効果を奏する。
この実施の形態2では、端末名称を設定する対象が、モニタを備えていないエアコン32−1〜32−3である例を示したが、モニタを備えている端末と、モニタを備えていない端末とがネットワーク3に接続されていてもよい。
この場合、図19に示すように、端末名称テーブルにおいて、モニタを備えている端末である表示端末2−1〜2−3の設定操作を「画面操作」とし、表示端末2−1〜2−3の端末名称を設定する場合、図19の端末名称テーブルを参照して、表示端末2−1〜2−3の設定操作が「画面操作」であることを確認すると、上記実施の形態1と同様に、コンテンツの表示指令を発行するようにして、表示端末2−1〜2−3の端末名称を設定すればよい。
一方、モニタを備えていないエアコン32−1〜32−3の端末名称を設定する場合、図19の端末名称テーブルを参照して、エアコン32−1〜32−3の設定操作が「画面操作」以外の操作であることを確認すると、この実施の形態2のように、端末名称の選択指令を発行するようにして、エアコン32−1〜32−3の端末名称を設定すればよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 サーバ、2−1〜2−3 表示端末、3 ネットワーク、4 ルータ、5 STB、6 モニタ、7 映像ケーブル、8 パーソナルコンピュータ、11 端末名称登録受付部(端末名称登録受付手段)、12 コンテンツ生成部(コンテンツ生成手段)、13 端末管理部(端末管理手段)、14 対応関係格納部(端末管理手段)、15 表示指令発行部(表示指令発行手段)、16 ネットワークインタフェース(表示指令発行手段、端末名称検知手段)、17 端末名称検知部(端末名称検知手段)、21 ネットワークインタフェース(コンテンツ表示手段、端末名称選択受付手段、操作選択受付手段)、22 端末情報格納部、23 端末情報送信部、24 指令実行部(コンテンツ表示手段)、25 モニタ(コンテンツ表示手段)、26 端末名称選択受付部(端末名称選択受付手段)、27 選択結果送信部(端末名称選択受付手段)、31 サーバ、32−1〜32−3 エアコン(端末)、41 端末名称操作登録受付部(端末名称操作登録受付手段)、42 端末管理部(端末管理手段)、43 対応関係格納部(端末管理手段)、44 選択指令発行部(選択指令発行手段)、45 ネットワークインタフェース(選択指令発行手段、端末操作検知手段)、46 端末操作検知部(端末操作検知手段)、51 指令実行部(操作選択受付手段)、52 端末操作選択受付部(操作選択受付手段)、53 選択結果送信部(操作選択受付手段)。

Claims (3)

  1. 1台以上の端末とサーバがネットワークに接続されているネットワークシステムにおいて、
    上記サーバは、設置場所が関連付けられている端末名称の登録を受け付けるとともに、上記端末名称に対応する操作の登録を受け付ける端末名称操作登録受付手段と、上記ネットワークに接続されている端末と上記端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられた端末名称との対応関係を管理する端末管理手段と、上記端末管理手段により管理されている対応関係を参照して、上記ネットワークに接続されている端末の中で、未だ端末名称が選択されていない端末を特定し、上記端末に対して、端末名称の選択指令を発行する選択指令発行手段と、上記選択指令発行手段により端末名称の選択指令が発行された端末で行われた操作を検知し、上記操作が上記端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられている操作であれば、上記操作に対応する端末名称を上記端末管理手段に通知する端末操作検知手段とを備え、
    上記ネットワークに接続されている端末は、上記サーバの選択指令発行手段から端末名称の選択指令が発行されると、上記端末に既存する操作のうち予め設定されている複数の操作の中から、任意の操作の選択を受け付ける操作選択受付手段とを備えている
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. サーバの端末管理手段は、ネットワークに接続されている端末を示す端末情報として、上記端末のIPアドレスを管理し、上記IPアドレスが変更された場合には、管理しているIPアドレスを更新することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 設置場所が関連付けられている端末名称の登録を受け付けるとともに、上記端末名称に対応する操作の登録を受け付ける端末名称操作登録受付手段と、
    ネットワークに接続されている端末と上記端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられた端末名称との対応関係を管理する端末管理手段と、
    上記端末管理手段により管理されている対応関係を参照して、上記ネットワークに接続されている端末の中で、未だ端末名称が選択されていない端末を特定し、上記端末に対して、端末名称の選択指令を発行する選択指令発行手段と、
    上記選択指令発行手段により端末名称の選択指令が発行された端末で行われた操作を検知し、上記操作が上記端末に既存する操作のうち上記端末名称操作登録受付手段により登録が受け付けられている操作であれば、上記操作に対応する端末名称を上記端末管理手段に通知する端末操作検知手段と
    を備えたサーバ。
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